JPH08240619A - 電気的変量センサおよびこれを用いた通電検知装置 - Google Patents

電気的変量センサおよびこれを用いた通電検知装置

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JPH08240619A
JPH08240619A JP7045518A JP4551895A JPH08240619A JP H08240619 A JPH08240619 A JP H08240619A JP 7045518 A JP7045518 A JP 7045518A JP 4551895 A JP4551895 A JP 4551895A JP H08240619 A JPH08240619 A JP H08240619A
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coil
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circuit board
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saturable core
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JP7045518A
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Koichi Yomogihara
弘一 蓬原
Norihiro Asada
規裕 浅田
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化,コストダウンの容易な電気的変量セ
ンサ、このセンサを用いたフェールセーフな構成にでき
る通電検知装置を提供する。 【構成】 絶縁板2に穴5をあけ、可飽和アモルファス
コア4を埋め込み、絶縁板2の一部6を埋めもどし、こ
のように加工した絶縁板2の両面に、片面プリント基板
1,3を接着する。基板1の上面および基板3の下面
に、入力コイル7,出力コイル8を構成するプリントパ
ターンを形成する。このプリントパターンをスルーホー
ル10で接続して、コイル7,コイル8を構成する。コ
ア4の内側を貫通する導体9を設け、これをワンターン
の検知用コイルとする。導体9に負荷を直列接続する。
負荷が通電されているときは、その電流によりコア4が
飽和し、コイル7に電圧が発生せず、これにより通電を
検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板状の可飽和コアを
有する電気的変量センサおよびこれを用いたランプ等の
通電検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、交通信号機において、各ランプに
通電されているか否かを検知する通電検知装置として図
6に示す装置がある。図6において、60は通電検知対
象のランプであり、61は電圧センサとしてのトランス
である。トランス61の1次コイル62はランプ60に
並列に接続されており、2次コイル63より検知信号が
得られる。すなわちランプ60に通電されていると、ラ
ンプ60の入力端に電圧が発生し、1次コイル62に印
加され、2次コイル63には、ランプ60の電圧×巻線
比の電圧が発生し、出力端子64に供給される。ランプ
60に通電されていないと、ランプ60の入力端に電圧
がなく、2次コイル63にも電圧が発生せず、出力端子
64に電圧が供給されない。よって2次コイル63の電
圧発生,出力端子64の電圧の有無により通電が検知で
きる。
【0003】他に、ランプ電流によって発生する磁束を
ホール素子で検知する、電流センサ形の通電検知装置が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す装置では、トランス61の1次側あるいは2次側の
いずれかの箇所で断線が生じると、ランプ60に通電さ
れていても出力端子64に電圧は供給されず、ランプ6
0に通電されていない、あるいはランプ60が点灯して
いないと判別することになる。もしこのランプ60がG
灯(青信号灯)であった場合は、G灯が誤って点灯して
もトランス61に断線故障があれば、G−G検出(交差
する通路のG灯の同時点灯検出)ができず、フェールセ
ーフな構成にできない。
【0005】前述の電流センサ形の通電検知装置におい
ても、ホール素子の回路に断線が生じると、ランプに通
電されていても、通電されていないと判別することにな
り、G−G検出でフェールセーフな構成にできない。
【0006】また、図6に示す装置では、センサにトラ
ンスを用いているので、小型化が困難であり、また巻線
作業を要するのでコストダウンも困難である。
【0007】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、小型化,コストダウンが容易な電気的変量セ
ンサ、この電気的変量センサを用いた、フェールセーフ
な構成にできる通電検知装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、平板状の可飽和コアと、プリント基板の
プリントパターンからなるコイルと組み合せてセンサを
構成するもので、詳しくは、電気的変量センサを次の
(1)〜(4)のとおりに、また通電検知装置を次の
(5),(6)のとおりに構成するものである。
【0009】(1)磁気的閉回路を構成する平板状の可
飽和コアと、この可飽和コアをその両面から挾み込み、
プリントパターンとスルーホールにより入力用コイル,
出力用コイルを構成する2枚の片面プリント基板と、前
記可飽和コアの内側を貫通する導体よりなる検知用コイ
ルとを備えた電気的変量センサ。
【0010】(2)磁気的閉回路を構成する平板状の可
飽和コアと、この可飽和コアをその両面から挾み込み、
プリントパターンとスルーホールにより入力用コイル,
出力用コイル,検知用コイルを構成する2枚の片面プリ
ント基板とを備えた電気的変量センサ。
【0011】(3)プリントパターンとスルーホールに
より入力用コイル,出力用コイルの各一部を構成する片
面プリント基板と、この片面プリント基板の前記プリン
トパターンが形成されていない面上に配置された、磁気
的閉回路を構成する平板状の可飽和コアと、この可飽和
コアの一部分にまたがって前記片面プリント基板のスル
ーホールに実装され、前記入力用コイルの他部を構成す
るDIPパッケージ形の第1のコイル部材と、前記可飽
和コアの他の一部分にまたがって前記片面プリント基板
のスルーホールに実装され、前記出力用コイルの他部を
構成するDIPパッケージ形の第2のコイル部材と、前
記可飽和コアの内側を貫通する導体よりなる検知用コイ
ルとを備えた電気的変量センサ。
【0012】(4)プリントパターンとスルーホールに
より入力用コイル,出力用コイル,検出用コイルの各一
部を構成する片面プリント基板と、このプリント基板の
前記プリントパターンが形成されていない面上に配置さ
れた、磁気的閉回路を構成する平板状の可飽和コアと、
この可飽和コアの一部分にまたがって前記片面プリント
基板のスルーホールに実装され、前記入力用コイルの他
部を構成するDIPパッケージ形の第1のコイル部材
と、この第1のコイル部材と同様の構成の、前記出力用
コイルの他部を構成する第2のコイル部材と、前記第1
のコイル部材と同様の構成の、前記検知用コイルの他部
を構成する第3のコイル部材とを備えた電気的変量セン
サ。
【0013】(5)前記(1)または前記(3)記載の
電気的変量センサの検知用コイルを負荷に直列に接続し
た通電検知装置。
【0014】(6)前記(1)または前記(3)記載の
電気的変量センサ複数個と、この複数個の電気的変量セ
ンサの夫々の出力用コイルからの信号により論理演算を
行う論理回路とを備えた通電検知装置。
【0015】
【作用】前記(1)〜(4)の構成により、検知用コイ
ルに電流が流れると可飽和コアが飽和し、入力用コイル
と出力用コイル間の電磁結合がなくなり、出力用コイル
に電圧が発生しなくなり、またセンサを小型化,コスト
ダウンできる。
【0016】前記(5),(6)の構成では、フェール
セーフに通電検知ができ、前記(6)の構成では、更
に、所要の論理出力が得られる。
【0017】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0018】(実施例1)図1は、実施例1である“電
気的変量センサ”の構成を示す図であり、(a)は各要
素を分離して示し、(b)は結線を示している。図1
(a)において、1,3は片面プリント基板、2は絶縁
板、4は磁気的閉回路を構成する平板状の可飽和アモル
ファスコアである。図1(b)において、7は入力用コ
イル、8は出力用コイル、9は可飽和アモルファスコア
4の内側を貫通する導体であり、この導体9はワンター
ンの検知用コイルを構成している。10は片面プリント
基板1,3、絶縁板2に設けたスルーホールである。
【0019】本実施例センサ100は、絶縁板2に穴5
をあけ、可飽和アモルファスコア4をこの穴5内に埋め
込み、可飽和アモルファスコア4の内側に、絶縁板2の
一部6を埋めもどし、このように加工した絶縁板2の両
側に片面プリント基板1,3をその銅張り面を外側にし
て接着し、片面プリント基板1,3に、入力用コイル
7,出力用コイル8を形成するプリンタパターンを形成
し、片面プリント基板1,絶縁板2,片面プリント基板
3の積層体を貫通するスルーホールを設けて、これによ
り片面プリント基板1のプリントパターンと片面プリン
ト基板3のプリントパターンを接続し、入力用コイル
7,出力用コイル8を構成して出来上る。
【0020】前記積層体における、片面プリント基板1
側には、図1(b)の入力用コイル7,出力用コイル8
の実線部分がプリントパターンで形成され、片面プリン
ト基板3側には、図1(b)の入力用コイル7,出力用
コイル8の破線部分が形成されており、この実線部分と
破線部分はスルーホール10を介して接続されている。
【0021】なお、可飽和アモルファスコア4は、スパ
タリング,真空蒸着,めっき等、公知の手法で製造す
る。プリントパターン,スルーホールもプリント基板の
加工に用いる公知の手法で形成する。
【0022】図2に、可飽和アモルファスコア21にコ
イル22を巻き、コア21に導体23を貫通させた可飽
和リアクトル20の構成と、その特性を示す。Zoは導
体23に流れる電流iが零のときのコイル22のインピ
ーダンス、Ziは導体23に流れる電流iが0.1A,
0.2A,0.5Aのときのインピーダンスである。
【0023】図2(b)に示すように、i=0.1A以
上では、コイル22のインピーダンスは、広い周波数範
囲にわたり1/10に低下する。すなわち導体23に流
れる電流iにより可飽和アモルファスコア21が飽和
し、コア21の比透磁率が1近くに低下することが分
る。
【0024】図1に示す本実施例センサ100において
も、図2の可飽和リアクトル20と同様に、導体9にあ
る程度電流が流れると、可飽和アモルファスコア4が飽
和し、コア4の比透磁率が1近くまで低下し、入力用コ
イル7と出力用コイル8の電磁結合が弱まる。よって、
入力用コイル7に交流信号を印加し、出力用コイル8に
電磁結合による電圧が発生している状態で、導体9に電
流が流れると、電磁結合が弱まり出力用コイル8の電圧
は零近くまで低下する。すなわち、本実施例は電流セン
サとして動作する。
【0025】以上説明したように、本実施例では、平板
状のコアと、プリント基板を用いているので、小型化が
容易であり、また巻線作業を要せず、公知のプリント基
板の加工技術で製造できるのでコストダウンが容易であ
る。
【0026】本実施例では、導体9により検知用コイル
を構成しているが、この変形として、検知用コイルも、
入力用コイル7,出力用コイル8と同様にプリント基板
1,3のプリントパターン,スルーホールから構成する
ことができる。このようにして得られた電気的変量セン
サは、検知用コイルのターン数を大きくできるので、小
電流用の電流センサあるいは電圧センサとして利用でき
る。
【0027】(実施例2)図3は、実施例3である“電
気的変量センサ”の構成を示す図である。図3(a)に
示すように、本実施例の電気的変量センサ300は、片
面プリント基板30と、この片面プリント基板30上に
配置された可飽和アモルファスコア31と、この可飽和
アモルファスコア31の一部分にまたがり、片面プリン
ト基板30に実装されるコイル部材32,33と、可飽
和アモルファスコア31の内側および片面プリント基板
30を貫通する導体34とから構成されている。導体3
4はワンターンの検知用コイルを構成している。
【0028】図3(b)は、コイル部材32,33の平
面図、図3(c)は、片面プリント基板30、コイル部
材32,33、可飽和アモルファスコア31の位置関係
を示す図、図3(d)は片面プリント基板30の下面に
形成したプリントパターン,スルーホールを、上面から
透視して示す図である。
【0029】コイル部材32とこれに接続される片面プ
リント基板30のプリントパターンにより入力用コイル
が構成され、コイル部材33とこれに接続される片面プ
リント基板30のプリントパターンにより出力用コイル
が構成されている。
【0030】コイル部材32,33は、5本ずつ2層に
配置された導体群を合成樹脂で固め、ICのDIPパッ
ケージ形としたものである。このDIPパッケージ形コ
イル部材32,33を図3(c)に示すように、可飽和
アモルファスコア31にまたがるように乗せ、片面プリ
ント基板のスルーホール40〜59に接続(実装)し、
入力用コイルと出力用コイルを構成する。
【0031】本実施例も、実施例1と同様に、導体34
に流れる電流の有,無により入力用コイルと出力用コイ
ル間の電磁結合の強さが変化し、電流センサとして動作
する。
【0032】以上説明したように、本実施例では、平板
状のコアと、プリント基板と、DIPパッケージ形のコ
イル部材を用いているので小型化が容易であり、また、
巻線作業を要せず、公知のプリント基板の加工技術,I
C実装技術で製造できるのでコストダウンが容易であ
る。
【0033】本実施例では、導体34により検知用コイ
ルを構成しているが、この変形として検知用コイルを、
入力用コイル,出力用コイルと同様に、片面プリント基
板30のプリントパターン,スルーホールおよびDIP
パッケージ形のコイル部材から構成することができる。
このようにして得られた電気的変量センサは、検知用コ
イルのターン数を大きくできるので、小電流用の電流セ
ンサあるいは電圧センサとして利用できる。
【0034】(実施例3)図4は、実施例3である“通
電検知装置”の構成を示す図である。図4において、4
0は10〜100KHzの信号源、41はこの信号源4
0に接続された入力用コイル、42は可飽和アモルファ
スコア、43はG灯45に直列接続された導体、44は
出力用コイル、46は出力端子である。導体43はワン
ターンの検知用コイルを構成している。
【0035】本実施例の通電検知装置400に、実施例
1また実施例2の電気的変量センサ(電流センサ)を用
いることができる。G灯45には、導体43を介して、
直流また商用周波数の交流が供給される。
【0036】G灯45が点灯していないとき、すなわち
G灯45が通電されていないときは、可飽和アモルファ
スコア42は飽和せず、入力用コイル41,可飽和アモ
ルファスコア42,出力用コイル44はトランスとして
機能するので、出力端子46に出力電圧が供給される。
G灯45が点灯し、導体43に電流が流れると、可飽和
アモルファスコア42は飽和し、入力用イル41と出力
用コイル44間の電磁結合が弱まり、出力端子46への
出力電圧はなくなる。
【0037】ここで、入力用コイル41,出力用コイル
44の断線、信号源40と入力用コイル41の接続ライ
ンの断線、出力用コイル44と出力端子46の接続ライ
ンの断線の故障があると、導体43に電流が流れている
か否かに関係なく、出力端子46への出力電圧供給はな
い。この出力状態は、G灯45が点灯しているときの出
力状態と同じである。これにより前記断線故障によりG
灯の点灯を見逃すということがなく、G−G検出をフェ
ールセーフに行うことができる。
【0038】なお、G灯の断芯検出は、点灯命令とセン
サ出力の照合により行うことができる。
【0039】(実施例4)図5は実施例4である“通電
検知装置”の構成を示す図である。本実施例は、実施例
1また実施例2の電気的変量センサを複数集中し、各セ
ンサの出力用コイルの信号を論理演算して出力するもの
である。
【0040】図6において、(a)は各センサの検知用
端子の配置およびその結線を示す図、(b),(c)は
プリント基板における各センサと検知用端子との配置関
係を示す図である。(a)に示すように、検知用端子5
1,52を結ぶ導体53は可飽和アモルファスコア54
を貫通しており、導体53はワンターンの検知用コイル
を構成している。コア54に巻回されている入力用コイ
ル,出力用コイルは図示を省略している。この構成のセ
ンサが10個図示のように集中配置されている。この1
0個のセンサは、プリント基板上では(c)に示すよう
に配置され、端子板、あるいは検知用端子に対して、
(b)の矢印に示す対応関係となっている。
【0041】通電検知対象の各負荷は、(a)の検知用
端子52およびこの側の各検知用端子に直列接続され、
検知用端子51およびこの側の各検知用端子に、前記各
負荷への駆動電源が接続される。
【0042】各センサの出力用コイルの信号は、不図示
の論理回路に入力され、この論理回路の出力は、出力端
子55,56に出力される。
【0043】論理回路は、いずれかの負荷の通電を検知
するときは、論理和回路とし、複数負荷の同時通電を検
知するときは、論理積回路とする等、要求に応じた適宜
の回路とする。
【0044】本実施例では、実施例1,実施例2のセン
サを用いているので、センサを複数集中配置しているに
もかかわらず、小型化,コストダウンが容易であり、フ
ェールセーフな構成にでき、また、適宜の論理回路によ
り所望の通電条件の検知ができる。
【0045】(変形)以上の各実施例では、通常のプリ
ント基板を用いているが、本発明はこれに限らず、フレ
キシブル基板を用いる形で実施することができる。ま
た、各実施例では、可飽和アモルファスコアを用いてい
るが、これに限らず、適宜の材料の可飽和コアを用いる
形で実施することができる。
【0046】電圧センサとする際、検知用コイルに直列
接続する電流制限素子としては、抵抗に限らず、インダ
クタンス、コンデンサあるはトランジスタ定電流回路等
の適宜の素子を用いることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型化,コストダウンが容易な電気的変量センサ、およ
びこの電気的変量センサを用いた、フェーヘルセーフな
構成にできる通電検知装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示す図
【図2】 可飽和アモルファスを用いた可飽和リアクト
ルの構成および特性を示す図
【図3】 実施例2の構成を示す図
【図4】 実施例3の構成を示す図
【図5】 実施例4の構成を示す図
【図6】 従来例の構成を示す図
【符号の説明】
1,3 片面プリント基板 4 可飽和アモルファスコア 9 導体 10 スルーホール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気的閉回路を構成する平板状の可飽和
    コアと、この可飽和コアをその両面から挾み込み、プリ
    ントパターンとスルーホールにより入力用コイル,出力
    用コイルを構成する2枚の片面プリント基板と、前記可
    飽和コアの内側を貫通する導体よりなる検知用コイルと
    を備えたことを特徴とする電気的変量センサ。
  2. 【請求項2】 磁気的閉回路を構成する平板状の可飽和
    コアと、この可飽和コアをその両面から挾み込み、プリ
    ントパターンとスルーホールにより入力用コイル,出力
    用コイル,検知用コイルを構成する2枚の片面プリント
    基板とを備えたことを特徴とする電気的変量センサ。
  3. 【請求項3】 プリントパターンとスルーホールにより
    入力用コイル,出力用コイルの各一部を構成する片面プ
    リント基板と、この片面プリント基板の前記プリントパ
    ターンが形成されていない面上に配置された、磁気的閉
    回路を構成する平板状の可飽和コアと、この可飽和コア
    の一部分にまたがって前記片面プリント基板のスルーホ
    ールに実装され、前記入力用コイルの他部を構成するD
    IPパッケージ形の第1のコイル部材と、前記可飽和コ
    アの他の一部分にまたがって前記片面プリント基板のス
    ルーホールに実装され、前記出力用コイルの他部を構成
    するDIPパッケージ形の第2のコイル部材と、前記可
    飽和コアの内側を貫通する導体よりなる検知用コイルと
    を備えたことを特徴とする電気的変量センサ。
  4. 【請求項4】 プリントパターンとスルーホールにより
    入力用コイル,出力用コイル,検出用コイルの各一部を
    構成する片面プリント基板と、このプリント基板の前記
    プリントパターンが形成されていない面上に配置され
    た、磁気的閉回路を構成する平板状の可飽和コアと、こ
    の可飽和コアの一部分にまたがって前記片面プリント基
    板のスルーホールに実装され、前記入力用コイルの他部
    を構成するDIPパッケージ形の第1のコイル部材と、
    この第1のコイル部材と同様の構成の、前記出力用コイ
    ルの他部を構成する第2のコイル部材と、前記第1のコ
    イル部材と同様の構成の、前記検知用コイルの他部を構
    成する第3のコイル部材とを備えたことを特徴とする電
    気的変量センサ。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3記載の電気的変
    量センサの検知用コイルを負荷に直列に接続したことを
    特徴とする通電検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項3記載の電気的変
    量センサ複数個と、この複数個の電気的変量センサの夫
    々の出力用コイルからの信号により論理演算を行う論理
    回路とを備えたことを特徴とする通電検知装置。
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