JPWO2017216875A1 - ロータリー圧縮機 - Google Patents

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Abstract

ロータリー圧縮機は、密閉容器と、冷媒を圧縮する圧縮要素と、圧縮要素の駆動源となる電動要素と、を備えている。圧縮要素は、密閉容器に固定されたシリンダーと、電動要素の回転子に固定されたクランク軸と、冷媒を圧縮するローリングピストンと、クランク軸を回転自在に支持する上軸受けと、上軸受けを覆う筒状体からなり、外方へ延びるフランジ部が端縁に沿って形成された吐出マフラーと、クランク軸を挟んで対向する位置に設けられ、吐出マフラーのフランジ部と上軸受けとを締結して圧接する一対の締結部材と、を有している。吐出マフラーのフランジ部の下面には、クランク軸の回転軸心を通り、且つ一対の締結部材を結ぶ軸線に直交する基準軸から、クランク軸の回転軸心を中心として左右にそれぞれ40°回転させた範囲内において、上軸受けに向かって突き出した圧接部が、軸線を挟んで両側にそれぞれ設けられている。

Description

本発明は、吐出マフラーを備えたロータリー圧縮機に関するものである。
一般に、ロータリー圧縮機では、圧縮機で圧縮された冷媒が吐出される吐出孔を有する上軸受けが設けられており、その吐出孔を覆うように吐出マフラーが取り付けられている。吐出マフラーは、内部にマフラー空間が形成されており、吐出孔から吐出された高温高圧の冷媒ガスの脈動により発生する騒音を低減させている。吐出マフラーは、上軸受けに取り付ける側に開口を有する筒状からなり、端縁に沿ってフランジ部が形成されている。吐出マフラーは、フランジ部が複数本のボルト等からなる締結部材で上軸受けに締結されて固定されている。例えば、特許文献1には、吐出マフラーが、固定スクロール部材に可能な限り多い本数のボルトで締結されることにより密着性を確保した構成の圧縮機が開示されている。
ところで、ロータリー圧縮機では、密閉容器の外面に布状の遮音材が取り付けられている。この遮音材は、例えば4kHz超である高い周波数に対しては減衰効果を奏するが、4kHz以下である低い周波数に対しては減衰効果が低下する特徴を有している。そのため、ロータリー圧縮機では、締結部材の本数を多くして、4kHz以下に吐出マフラーの共振周波数を有さない構成としている。
特開2011−149299号公報
特許文献1に開示された圧縮機のように、一般的には、締結部材を複数本設けて、吐出マフラーと上軸受けとが圧接する部分を4箇所以上備え、4kHz以下に吐出マフラーの共振周波数を有さない構成としている。しかし、締結部材の本数が多いと、部品点数が増えるし、製造過程における作業工数が増えるので、製造コストがかかる。また、複数の締結部材を強く締め付けることにより、吐出マフラーや上軸受けに歪みが生じ、圧縮機の性能に影響を及ぼす虞がある。そのため、ロータリー圧縮機では、締結部材の本数を減らすことが望まれている。しかし、ロータリー圧縮機では、締結部材の本数を減らすと、吐出マフラーと上軸受けの圧接箇所が減り、4kHz以下に吐出マフラーの共振周波数を有することとなるため、遮音材による減衰効果が低下し、吐出孔から吐出された冷媒ガスの脈動により騒音が発生してしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、吐出マフラーと上軸受けとを締結する締結部材の本数を減らした構成で、4kHz以下に吐出マフラーの共振周波数を有さないロータリー圧縮機を提供することを目的とする。
本発明に係るロータリー圧縮機は、密閉容器と、前記密閉容器内に収容され、冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記密閉容器内に収容され、固定子と前記固定子の内部に配置された回転子とを有し、前記圧縮要素の駆動源となる電動要素と、を備え、前記圧縮要素は、前記密閉容器に固定されたシリンダーと、前記シリンダーのシリンダー室を貫通し前記電動要素の前記回転子に固定されたクランク軸と、前記クランク軸の偏心軸部に嵌合され、前記シリンダー室内で偏心回転して前記冷媒を圧縮するローリングピストンと、前記シリンダーの上端面を閉塞し、前記クランク軸を回転自在に支持する上軸受けと、前記上軸受けを覆う筒状体からなり、外方へ延びるフランジ部が端縁に沿って形成された吐出マフラーと、前記クランク軸を挟んで対向する位置に設けられ、前記吐出マフラーの前記フランジ部と前記上軸受けとを締結して圧接する一対の締結部材と、を有し、前記吐出マフラーの前記フランジ部の下面には、前記クランク軸の回転軸心を通り、且つ一対の前記締結部材を結ぶ軸線に直交する基準軸から、前記クランク軸の回転軸心を中心として左右にそれぞれ40°回転させた範囲内において、前記上軸受けに向かって突き出した圧接部が、前記軸線を挟んで両側にそれぞれ設けられているものである。
本発明に係るロータリー圧縮機によれば、吐出マフラーのフランジ部に、クランク軸の回転軸心を通り、且つ一対の締結部材を結ぶ軸線に直交する基準軸から、クランク軸の回転軸心を中心として左右にそれぞれ40°回転させた、特に効果が得られる範囲内において、上軸受けに向かって突き出した圧接部が、軸線を挟んで両側にそれぞれ設けられているので、締結部材による圧接部分と共に、吐出マフラーと上軸受けとが4箇所で圧接される。つまり、本実施の形態に係るロータリー圧縮機は、締結部材の本数を減らして、吐出マフラーと上軸受けの圧接箇所を増やすことができるので、4kHz以下に吐出マフラーの共振周波数を有することがなく、上軸受けの吐出孔から吐出された高温・高圧の冷媒ガスの脈動による騒音を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るロータリー圧縮機の内部構造を示した断面図である。 本発明の実施の形態に係るロータリー圧縮機の吐出マフラーを示した平面図である。 図2に指示したA−A線矢視拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係るロータリー圧縮機の吐出マフラーの異なる形態を示した断面図である。 ハンマリング試験による吐出マフラーの共振周波数を示したグラフである。 ハンマリング試験による吐出マフラーの共振周波数を示したグラフである。 ハンマリング試験による吐出マフラーの共振周波数を示したグラフである。 CAE解析における試験体Aを示した説明図である。 試験体AのCAE解析において圧接箇所を変化させた際の吐出マフラーの1次の共振周波数を示したグラフである。 CAE解析における試験体Bを示した説明図である。 試験体BのCAE解析において圧接箇所を変化させた際の吐出マフラーの1次の共振周波数を示したグラフである。 CAE解析における試験体Cを示した説明図である。 試験体CのCAE解析において圧接箇所を変化させた際の吐出マフラーの1次の共振周波数を示したグラフである。
実施の形態.
以下、本発明に係るロータリー圧縮機の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図1を含め、以下の図面は模式的に表したものであり、各構成部材の大きさの関係についても実際のものと異なる場合がある。また、以下の実施の形態では、縦置き型のロータリー圧縮機を例にとって説明するが、横置き型のロータリー圧縮機にも本発明を同様に適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るロータリー圧縮機の内部構造を示した断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るロータリー圧縮機の吐出マフラーを示した平面図である。図3は、図2に指示したA−A線矢視拡大断面図である。本実施の形態に係るロータリー圧縮機100は、冷凍装置、空気調和機、ヒートポンプ式給湯器、冷蔵庫等における冷凍サイクルを形成する冷凍回路の一要素として使用するものである。図1に基づいて、このロータリー圧縮機100の構成および動作について説明する。
ロータリー圧縮機100は、密閉容器1と、密閉容器1内に収容された圧縮要素4および電動要素3と、を備えている。密閉容器1の底部には、主に圧縮要素4の摺動部を潤滑する冷凍機油40が貯留されている。密閉容器1の側方部にはアキュームレーター2が設けられている。アキュームレーター2は、冷媒ガスを圧縮要素4に吸入する吸入管9を備えている。アキュームレーター2と連通する吸入管9は、密閉容器1の下部に接続されている。また、密閉容器1の上部には、吐出管1aが接続されており、圧縮された冷媒ガスが排出される。アキュームレーター2は、冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、液冷媒がなるべく圧縮要素4内に吸入されないようにするために設けられている。
圧縮要素4は、例えばCO冷媒を圧縮する機構を有するものであり、シリンダー7、ローリングピストン11、ベーン(図示せず)、クランク軸10、上軸受け5、下軸受け8、吐出マフラー6等を備えている。なお、冷媒はCO冷媒に限定するものではない。
内部に圧縮室が形成されるシリンダー7は、内部に平面視略円形の空間であるシリンダー室7aを有し、外周部が図示しないボルト等により密閉容器1に固定されている。シリンダー室7aは軸方向の両端が開口している。このシリンダー室7aには、クランク軸10によって偏心回転するローリングピストン11が設けられている。ローリングピストン11は、クランク軸10の偏心軸部10aに摺動自在に嵌合されている。シリンダー7のシリンダー室7aの内周面とローリングピストン11の外周面とベーン(図示せず)によって囲まれた空間がローリングピストン11の偏心回転運動によって体積を変化する圧縮室(図示せず)となる。
また、シリンダー7には、シリンダー室7aに連通し、半径方向に延びる並行なベーン溝(図示せず)が軸方向に貫通して設けられている。ベーン溝の背面(外側)には、ベーン溝に連通する平面視略円形の空間である背圧室(図示せず)が設けられている。
ベーンは、シリンダー7のベーン溝内に収納され、背圧室に設けられるベーンスプリング(図示せず)で、ベーンが常にローリングピストン11に押付けられている。ロータリー圧縮機100は、密閉容器1内が高圧であるから、運転を開始するとベーンの背面(背圧室側)に密閉容器1内の高圧とシリンダー室7aの圧力との差圧による力が作用するので、ベーンスプリングは主にロータリー圧縮機100の起動時(密閉容器1内とシリンダー室7aの圧力に差がない状態)に、ベーンをローリングピストン11に押付ける目的で使用される。ベーンの形状は、平たい(周方向の厚さが、径方向及び軸方向の長さよりも小さい)略直方体である。
シリンダー7には、アキュームレーター2の吸入管9が接続されている。吸入管9からの冷媒ガスが通る吸入ポート(図示せず)が、シリンダー7の外周からシリンダー室7aに貫通している。
シリンダー7には、略円形の空間であるシリンダー室7aを形成する円の縁部付近を切り欠いた吐出ポート(図示せず)が設けられている。吐出ポートは、逆止弁である吐出弁5bを備える吐出孔5aに通じている。
電動要素3は、電動機回転子30と電動機固定子31とを備えている。電動機回転子30は、クランク軸10に焼き嵌め等により固定されている。電動機固定子31は、密閉容器1に固定されている。また、電動機固定子31には、電動機固定子31に電力を供給するために、密閉容器1の上部に設置されたガラス端子がリード線を介して接続されている。
クランク軸10は、シリンダー室7aを貫通して設けられている。そして、シリンダー7の上面には、主軸部10bを回転自在に支持する上軸受け5が設けられている。シリンダー7の下面には、副軸部10cを回転自在に支持する下軸受け8が設けられている。上軸受け5は、側面視略逆T字状であり、シリンダー7に設置される上面を閉塞している。下軸受け8は、側面視略T字状であり、シリンダー7に設置される下面を閉塞している。また、上軸受け5には、シリンダー7の吐出ポート(図示せず)と平面視略同位置に吐出孔5aが設けられ、吐出孔5aには吐出弁5bが設けられている。
吐出弁5bは、シリンダー室7a内の圧力と密閉容器1内の圧力を受け、シリンダー室7a内の圧力が密閉容器1内の圧力より低い時は、吐出孔5aに押し付けられることで吐出孔5aを閉塞する。一方、シリンダー室7a内の圧力が密閉容器1内の圧力より高くなった時に、吐出弁5bは、シリンダー室7a内の圧力により上方向へ押し上げられ、吐出孔5aを開き、圧縮した冷媒をシリンダー室7a外へ導く。
上軸受け5の上面には、上面に覆う吐出マフラー6が締結部材60、60によって固定されている。図2に示した吐出マフラー6は、上軸受け5へ取り付ける前の状態である。吐出マフラー6は、図2に示すように、上軸受け5に取り付ける側に開口を有する筒状体からなり、外方へ延びるフランジ部6bが端縁に沿って形成されている。吐出マフラー6は、フランジ部6bがボルト等からなる一対の締結部材60、60で上軸受け5の上面に締結されて固定されている。吐出マフラー6は、締結部材60、60により圧接された圧接部a、cを有している。一対の締結部材60、60は、図2に示すように、クランク軸10を挟んで対向する位置に設けられている。
吐出マフラー6は、平面視略中心に上軸受け5のボス部5cに挿入される中心穴6cを有している。また、吐出マフラー6の内部は、吐出弁5bを介して吐出孔5aに連通するマフラー空間61となっており、さらに吐出穴6aが吐出マフラー6の上部に開口されている。上軸受け5の吐出孔5aから吐出される高温・高圧の冷媒ガスは、一旦マフラー空間61に入り、その後吐出マフラー6の吐出穴6aから密閉容器1内に放出される。
吐出マフラー6のフランジ部6bには、図2に示すように、クランク軸10の回転軸心Pを通り、且つ一対の締結部材60、60を結ぶ軸線Yに直交する基準軸Xから、クランク軸10の回転軸心Pを中心として左右にそれぞれ40°回転させた範囲S内において、上軸受け5に向かって下方へ突き出した圧接部b、dが、軸線Yを挟んで両側に設けられている。圧接部b、dは、例えば基準軸Xを境にしてフランジ部6bの一方側にのみ設けた構成としてもよい(図7Aを参照)。または、圧接部b、dは、基準軸Xからクランク軸10の回転軸心Pを中心として一側に40°回転させた範囲内において、軸線Yを挟んで両側にそれぞれ設けた構成としてもよい(図8Aを参照)。つまり、本実施の形態に係るロータリー圧縮機100は、締結部材60、60による吐出マフラー6と上軸受け5の圧接部a、cを有しているので、吐出マフラー6と上軸受け5とが、4箇所で圧接していることになる。
圧接部b、dは、図3に示すように、吐出マフラー6のフランジ部6bをV字状に折り曲げて屈曲させた屈曲部6dが形成され、屈曲部6dを上軸受け5の上面に圧接させた構成である。フランジ部6bをV字形状に折り曲げる加工は容易であり、技術的な熟練と多くの加工手間及び加工費を必要としない。
屈曲部6dが上軸受け5に向かって突き出す高さ寸法Lは、フランジ部6bの下面から50μm以上300μm以下であることが望ましい。屈曲部6dの高さ寸法Lを小さくし過ぎると、圧接部b、dにおいてフランジ部6bを上軸受け5に圧接させることができない。一方、屈曲部6dの高さ寸法Lを大きくし過ぎると、圧接部a、cにおいてフランジ部6bを上軸受け5に圧接させることができない。つまり、フランジ部6bと上軸受け5とを、確実に4箇所で圧接させることできる高さ寸法Lとして、50μm以上300μm以下としている。但し、上記した高さ寸法Lは一例であって、50μm以上300μm以下に限るものではない。
また、吐出マフラー6は、板厚が1mm以上2mm以下であることが望ましい。吐出マフラー6は、板厚を薄くし過ぎると剛性が低下してしまい、締結部材60を締め付けた際に撓む虞があるからである。また、吐出マフラー6の板厚を2mm以下としたのは、吐出マフラー6を製造する際の絞り加工を考慮したものである。但し、上記寸法は一例であって、吐出マフラー6の板厚を1mm以上2mm以下に限るものではない。
因みに、吐出マフラー6は、板厚を厚くすると締結部材60、60による締結時に変形し難くなり、柔軟に上軸受け5へ圧接させることができず、上軸受け5との間に僅かな隙間が生じるため、4kHz以下に共振周波数を有してしまう。しかし、冷媒流量の増加、及び冷媒密度の増加等より、吐出マフラーの信頼性を確保するため板厚を厚くすることが一般的となっている。
図4は、本発明の実施の形態に係るロータリー圧縮機の吐出マフラーの異なる形態を示した断面図である。図4に示す圧接部b、dは、吐出マフラー6のフランジ部6bに突起部6eが設けられ、突起部6eを上軸受け5の上面に圧接させた構成である。突起部6eとしては、例えばフランジ部6bの板厚を部分的に厚くした構成、ダボ形状とした構成、或いはリブを設けた構成等である。突起部6eは、一例として締結部材60の軸径と同程度の大きさとする。また、突起部6eが上軸受け5に向かって突き出す高さ寸法Lは、屈曲部6dと同様に一例として50μm以上100μm以下とする。なお、突起部6eは、前記の構成に限定されず、上軸受け5に向かって突き出す構成であれば、種々の態様で実施することができる。
ここで、ロータリー圧縮機100の動作について説明する。このロータリー圧縮機100では、アキュームレーター2の冷媒を吸入管9および吸入ポートを通じてシリンダー室7aの圧縮室に導入してから、電動要素3を駆動する。電動要素3を駆動すると、クランク軸10の偏心軸部10aに嵌合されたローリングピストン11が偏心回転するので、シリンダー室7a内において冷媒が圧縮される。シリンダー室7aで圧縮された冷媒は、上軸受け5の吐出孔5aからマフラー空間61内に吐出された後、吐出マフラー6の吐出穴6aから密閉容器1内に吐出される。吐出された冷媒は電動要素3の隙間(電動機回転子30と電動機固定子31間の隙間、電動機固定子31の外周面に設けた溝等)を通過した後、吐出管1aから冷凍回路(図示せず)へ排出される。
次に、ロータリー圧縮機100の動作時における吐出マフラーの共振周波数について説明する。図5A〜Cは、ハンマリング試験による吐出マフラーの共振周波数を示したグラフである。図5A〜Cにおいて、横軸は周波数、縦軸は応答レベルである。先ず、図5Aは、吐出マフラー6と上軸受け5とが、図2に示す圧接部a及び圧接部cの2箇所で圧接された場合における共振周波数の発生を示している。図5Aに示す試験結果によれば、4kHz以下の周波数において、周波数が1.19kHzと、3.2kHzの場合に共振周波数を有することが確認された。
次に、図5Bは、吐出マフラー6と上軸受け5とが、図2に示す圧接部a及び圧接部cの2箇所で圧接され、更に圧接部b又は圧接部dの1箇所で圧接された合計3箇所の圧接箇所を有する場合における共振周波数の発生を示している。図5Bに示す試験結果によれば、4kHz以下の周波数において、周波数が2.51kHzの場合に共振周波数を有することが確認された。
次に、図5Cは、吐出マフラー6と上軸受け5とが、図2に示す圧接部a及び圧接部cの2箇所で圧接され、更に圧接部b及び圧接部dの2箇所で圧接された合計4箇所の圧接箇所を有する場合における共振周波数の発生を示している。図5Cに示す試験結果によれば、吐出マフラー6と上軸受け5とを4箇所で圧接させることにより、4kHz以下の周波数において、共振周波数を有さないことが確認された。
次に、図6〜8に基づいて、ロータリー圧縮機100の動作時における圧接箇所と共振周波数との関係について説明する。先ず、図6Aは、CAE解析における試験体Aを示した説明図である。図6Bは、試験体AのCAE解析において圧接箇所を変化させた際の吐出マフラーの1次の共振周波数を示したグラフである。図6Bにおいて、横軸は基準軸Xからの回転角度θ、縦軸は共振周波数である。図6Aに示す試験体Aでは、基準軸Xからクランク軸10の回転軸心Pを中心として角度θだけ回転させた位置において、軸線Yを境にしてフランジ部6bの一方側(図示例では左側)にのみ圧接部bを設けた構成である。角度θは、0°から90°の範囲において、10°刻みで変化させる。図6Bに示す解析結果によれば、すべての回転角度θにおいて、共振周波数が3kHz以下であることが確認された。
次に、図7Aは、CAE解析における試験体Bを示した説明図である。図7Bは、試験体BのCAE解析において圧接箇所を変化させた際の吐出マフラーの1次の共振周波数を示したグラフである。図7Bにおいて、横軸は基準軸Xからの回転角度θ、縦軸は共振周波数である。図7Aに示す試験体Bでは、基準軸Xからクランク軸10の回転軸心Pを中心として角度θだけ回転させた位置において、軸線Yを挟んでフランジ部6bの両側に圧接部b、dをそれぞれ設けた構成である。圧接部bと圧接部dは、軸線Yに対して対称となる位置に設けている。角度θは、0°から90°の範囲において、10°刻みで変化させる。図7Bに示す解析結果によれば、領域Rに示すように、基準軸Xからの回転角度θが40°以下の場合において、4kHz以下に共振周波数を有さないことが確認された。
次に、図8Aは、CAE解析における試験体Cを示した説明図である。図8Bは、試験体CのCAE解析において圧接箇所を変化させた際の吐出マフラーの1次の共振周波数を示したグラフである。図8Bにおいて、横軸は基準軸Xの回転角度θ、縦軸は共振周波数である。図8Aに示す試験体Cでは、基準軸Xからクランク軸10の回転軸心Pを中心として角度θだけ回転させた位置において、軸線Yを挟んでフランジ部6bの両側に圧接部b、dをそれぞれ設けた構成である。圧接部bと圧接部dは、回転軸心Pに対して対称となる位置に設けている。角度θは、0°から90°の範囲において、10°刻みで変化させる。図8Bに示す解析結果によれば、領域Rに示すように、基準軸Xからの回転角度θが40°以下の場合において、4kHz以下に共振周波数を有さないことが確認された。
したがって、本実施の形態に係るロータリー圧縮機100によれば、吐出マフラー6のフランジ部6bに、クランク軸10の回転軸心Pを通り、且つ一対の締結部材60、60を結ぶ軸線Yに直交する基準軸Xから、クランク軸10の回転軸心Pを中心として左右にそれぞれ40°回転させた、特に効果が得られる範囲S内において、上軸受け5に向かって突き出した圧接部b、dが、軸線Yを挟んで両側にそれぞれ設けられているので、締結部材60、60による圧接部a、cと共に、吐出マフラー6と上軸受け5とが4箇所で圧接される。つまり、本実施の形態に係るロータリー圧縮機100は、締結部材60の本数を減らして、吐出マフラー6と上軸受け5の圧接箇所を増やすことができるので、4kHz以下に吐出マフラー6の共振周波数を有することがなく、上軸受け5の吐出孔5aから吐出された高温・高圧の冷媒ガスの脈動による騒音を抑制することができる。
なお、図1に示すように、一般的に、冷凍機油40の油面は、吐出マフラー6のフランジ部6bよりも上面となるように封入されている。つまり、吐出マフラー6は、フランジ部6bと上軸受け5との隙間が冷凍機油40によってシールされているため、フランジ部6bと上軸受け5とが完全に密着していなくても、シール性が十分確保されている。
また、図2に示した吐出マフラー6は、一対の締結部材60、60と直交する配置に、中心穴6cを挟んで対向する一対の補強用リブ62、62を設けて、剛性を確保した構成である。そのため、吐出マフラー6は、基準軸Xからクランク軸10の回転軸心Pを中心として左右にそれぞれ5°回転させた範囲において剛性が高く、変形し難い。つまり、吐出マフラー6は、圧接部b、dを設ける位置を、基準軸Xからクランク軸10の回転軸心Pを中心として左右にそれぞれ5°回転させた位置と、40°回転させた位置とで囲まれた範囲内とすると、変形に要する力を小さくすることができ、組立歪みが小さくなる。
また、圧接部b、dは、吐出マフラー6のフランジ部6bをV字状に屈曲させた屈曲部6dが形成され、屈曲部6dを上軸受け5に圧接させた構成なので、加工が容易であり、技術的な熟練と多くの加工手間及び加工費を必要としない。また、圧接部b、dは、吐出マフラー6のフランジ部6bに突起部6eが設けられ、突起部6eを上軸受け5に圧接させた構成とすることもできるので、吐出マフラー6の形状、大きさ及び厚さ等に応じて種々の態様で実施することができる。
また、圧接部b、dが上軸受け5に向かって突き出す高さ寸法Lは、フランジ部6bの下面から50μm以上300μm以下なので、上記したようにフランジ部6bと上軸受け5とを、確実に4箇所で圧接させることできる。
更に、吐出マフラー6のフランジ部6bの板厚は、1mm以上2mm以下なので、締結部材60、60を締め付けた際に生じる撓みを防止できる剛性を備え、更に吐出マフラー6を製造する際の絞り加工を容易に行うことができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、図示したロータリー圧縮機100の内部構成は、一例であって、上述した内容に限定されるものではなく、他の構成要素を含んだロータリー圧縮機であっても同様に実施することができる。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 密閉容器、 1a 吐出管、2 アキュームレーター、3 電動要素、4 圧縮要素、5 上軸受け、5a 吐出孔、5b 吐出弁、5c ボス部、6 吐出マフラー、6a 吐出穴、6b フランジ部、6c 中心穴、6d 屈曲部、6e 突起部、7 シリンダー、7a シリンダー室、8 下軸受け、9 吸入管、10 クランク軸、10a 偏心軸部、10b 主軸部、10c 副軸部、11 ローリングピストン、30 電動機回転子、31 電動機固定子、40 冷凍機油、60 締結部材、61 マフラー空間、62 補強用リブ、100 ロータリー圧縮機、a、b、c、d 圧接部、X 基準軸、Y 軸線。
本発明に係るロータリー圧縮機は、密閉容器と、前記密閉容器内に収容され、冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記密閉容器内に収容され、固定子と前記固定子の内部に配置された回転子とを有し、前記圧縮要素の駆動源となる電動要素と、を備え、前記圧縮要素は、前記密閉容器に固定されたシリンダーと、前記シリンダーのシリンダー室を貫通し前記電動要素の前記回転子に固定されたクランク軸と、前記クランク軸の偏心軸部に嵌合され、前記シリンダー室内で偏心回転して前記冷媒を圧縮するローリングピストンと、前記シリンダーの上端面を閉塞し、前記クランク軸を回転自在に支持する上軸受けと、前記上軸受けを覆う筒状体からなり、外方へ延びるフランジ部が端縁に沿って形成された吐出マフラーと、前記クランク軸を挟んで対向する位置に設けられ、前記吐出マフラーの前記フランジ部と前記上軸受けとを締結して圧接する一対の締結部材と、を有し、前記吐出マフラーの前記フランジ部の下面には、前記クランク軸の回転軸心を通り、且つ一対の前記締結部材を結ぶ軸線に直交する基準軸から、前記クランク軸の回転軸心を中心として左右にそれぞれ40°回転させた範囲内において、前記上軸受けに向かって突き出した圧接部が、前記軸線を挟んで両側にそれぞれ設けられており、前記吐出マフラーの前記フランジ部が、前記圧接部と前記締結部材によって前記上軸受けに4箇所で圧接されているものである。

Claims (7)

  1. 密閉容器と、
    前記密閉容器内に収容され、冷媒を圧縮する圧縮要素と、
    前記密閉容器内に収容され、固定子と前記固定子の内部に配置された回転子とを有し、前記圧縮要素の駆動源となる電動要素と、を備え、
    前記圧縮要素は、
    前記密閉容器に固定されたシリンダーと、
    前記シリンダーのシリンダー室を貫通し前記電動要素の前記回転子に固定されたクランク軸と、
    前記クランク軸の偏心軸部に嵌合され、前記シリンダー室内で偏心回転して前記冷媒を圧縮するローリングピストンと、
    前記シリンダーの上端面を閉塞し、前記クランク軸を回転自在に支持する上軸受けと、
    前記上軸受けを覆う筒状体からなり、外方へ延びるフランジ部が端縁に沿って形成された吐出マフラーと、
    前記クランク軸を挟んで対向する位置に設けられ、前記吐出マフラーの前記フランジ部と前記上軸受けとを締結して圧接する一対の締結部材と、を有し、
    前記吐出マフラーの前記フランジ部の下面には、前記クランク軸の回転軸心を通り、且つ一対の前記締結部材を結ぶ軸線に直交する基準軸から、前記クランク軸の回転軸心を中心として左右にそれぞれ40°回転させた範囲内において、前記上軸受けに向かって突き出した圧接部が、前記軸線を挟んで両側にそれぞれ設けられているロータリー圧縮機。
  2. 前記圧接部は、前記基準軸を境にして前記フランジ部の一方側にのみ設けられている請求項1に記載のロータリー圧縮機。
  3. 前記圧接部は、前記基準軸から前記クランク軸の回転軸心を中心として一側に40°回転させた範囲内において、前記軸線を挟んで両側にそれぞれ設けられている請求項1に記載のロータリー圧縮機。
  4. 前記圧接部として、前記吐出マフラーの前記フランジ部をV字状に屈曲させた屈曲部が形成された請求項1〜3のいずれか一項に記載のロータリー圧縮機。
  5. 前記圧接部として、前記吐出マフラーの前記フランジ部に突起部が設けられた請求項1〜3のいずれか一項に記載のロータリー圧縮機。
  6. 前記圧接部が前記上軸受けに向かって突き出す寸法は、前記フランジ部の下面から50μm以上300μm以下である請求項1〜5のいずれか一項に記載のロータリー圧縮機。
  7. 前記吐出マフラーの前記フランジ部の板厚は、1mm以上2mm以下である請求項1〜6のいずれか一項に記載のロータリー圧縮機。
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