JPWO2015098245A1 - ハサミ - Google Patents

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Abstract

【課題】 二本の刃部が交差する位置より更に外側にカシメ位置を設けて、対象物をより軽い力で効率良く切断でき、更に厚紙等を切る際にカシメが邪魔にならなく切り易いハサミを提供する。【解決手段】 親指で操作する第1のハンドル部(3a)と、親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部(3b)と、第1のハンドル部(3a)が接続する第1の刃部(1a)と、第2のハンドル部(3b)が接続する第2の刃部(1b)とを有し、第1の刃部(1a)と第2の刃部(1b)が交差する位置Pから第2のハンドル部(3b)側に第1の刃部(1a)及び第2の刃部(1b)を突出させる第1の突出部と第2の突出部を設け、第1の突出部と第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメ(2)を設けたハサミである。【選択図】 図1

Description

本発明は、ハサミに係り、特に、カシメの位置をずらして、小さい力で効率よく、厚紙等を切り易くするハサミに関する。
[従来の技術]
従来のハサミは、二つの刃体が交差する位置に、二つの刃体を回転可能に連結するカシメが形成される構成となっている。
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開平10−155363号公報「剪定鋏」(石原正俊)[特許文献1]、特開2010−115217号公報「ハサミ」(池原鈴夫)[特許文献2]、特開2005−000243号公報「ハサミ及びその製造方法」(長谷川刃物株式会社)[特許文献3]がある。
特許文献1には、剪定鋏において、支点を両刃からそれぞれ延長する二本の柄の中間と、両刃の交点とを結んだ線から偏心させた位置に設けることが示されている。
特許文献2には、ハサミにおいて、静刃と動刃の軸支をヘリカルギアとスペーサーで構成することで、静刃と動刃の支点を予め別々の位置に設定できることが示されている。
特許文献3には、両面テープの剥離紙をハーフカットするハサミにおいて、一方のハサミ体をL字型に屈曲させ、その屈曲したハサミ体と他のハサミ体が交差する部分に軸支点を設けたことが示されている。
特開平10−155363号公報 特開2010−115217号公報 特開2005−000243号公報
しかしながら、上記従来のハサミでは、単純に刃を擦り合わせて対象物を切る構成であって、対象物を切る際により軽い力で効率の良い切断が実現できないという問題点があった。
また、厚紙等を切る場合に、カシメの位置が刃部の交差する位置にあると、カットした厚紙がカシメに当たって切り進めることが難しくなるという問題点があった。
また、特許文献1〜3には、カシメ位置を若干ずらす構成ではあるが、二つの刃が交差する位置より更に外側の位置にカシメの位置を形成するものとはなっていないものである。
引用文献1では、支点を偏心させているものの、切刃16の幅の範囲内で支点をずらした程度に過ぎず、切刃の幅を超えた外にカシメを設けるものではない。特に、引用文献1の図2に示すように、支点20側の切刃16が固定で、受刃18が切刃16に近づいてカットする仕組みとなっている。
また、剪定鋏であるため、ダンボール等の厚紙を奥方向に切ることは想定されておらず、厚紙を切る場合に、支点20及びピン24が邪魔になるものである。
引用文献2では、二本の刃が交差する範囲内で支点をずらせるに留まる程度のものである。
引用文献3では、両面テープの剥離紙をハーフカットするものであるから、軸支点が上側に向くようにカットするものであり、厚紙を奥方向にカットするためには、カシメが邪魔になって切りづらいものとなる。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、二本の刃部が交差する位置より更に外側にカシメ位置を設けて、対象物をより軽い力で効率の良い切断を実現でき、更に厚紙等を切る際にカシメが邪魔にならなく切り易いハサミを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、親指で操作する第1のハンドル部と、親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部と、第1のハンドル部が接続する第1の刃部と、第2のハンドル部が接続する第2の刃部とを有するハサミであって、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第1の刃部を突出させる第1の突出部と、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第2の刃部を突出させる第2の突出部と、第1の突出部と第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメとを設けている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1の突出部は、刃線を有する第1の刃部の幅より第2のハンドル部側に突出しており、第2の突出部は、刃線を有する第2の刃部の幅より第2のハンドル部側に突出している。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1の刃部の刃線は、第2の刃部の刃線より長くしている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1の刃部の刃線は、第2の刃部の刃線に対して、根元側に凹形状の谷部が形成されている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1の刃部の刃線は、谷部に続いて刃先に向かって凸形状の山部が形成されている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1の刃部の刃線は、山部に続いて刃先に向かって開くように傾斜している。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1のハンドル部の端部と第2のハンドル部の端部は、指を挿入するためにループ形状の第1の指環と第2の指環が形成されている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1のハンドル部に設けられた第1の指環は、第2のハンドル部に設けられた第2の指環より小さいループ形状としている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1の指環の指が接触する側に形成される第1の接触部と第2の指環の指が接触する側に形成される第2の接触部は、第1のハンドル部又は第2のハンドル部の素材より柔らかい素材を用いている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1のハンドル部において、第2のハンドル部と接触する部分にヒットポイントの凸部を形成し、当該凸部に対応して第2のハンドル部に凸部より柔らかい素材の凹部を設けている。
本発明によれば、親指で操作する第1のハンドル部と、親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部と、第1のハンドル部が接続する第1の刃部と、第2のハンドル部が接続する第2の刃部とを有し、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第1の刃部を突出させる第1の突出部と、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第2の刃部を突出させる第2の突出部と、第1の突出部と第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメとを設けたハサミとしているので、二本の刃部が交差する位置より更に外側にカシメを設けて、対象物をより軽い力で効率的に切断を実現でき、更に厚紙等を切る際にカシメが邪魔にならず、切り易いという効果がある。
本ハサミの平面図である。 本ハサミの側面図である。 本ハサミの底面図である。 本ハサミの背面図である。 カットの様子(1)を示す図である。 カットの様子(2)を示す図である。 カットの様子(3)を示す図である。 第1の刃部1aの刃線の形状を示す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るハサミは、親指で操作する第1のハンドル部と、親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部と、第1のハンドル部が接続する第1の刃部と、第2のハンドル部が接続する第2の刃部とを有するハサミであって、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第1の刃部を突出させる第1の突出部と、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第2の刃部を突出させる第2の突出部と、第1の突出部と第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメとを設けたものとしているので、二本の刃部が交差する位置より更に外側にカシメを設けて、対象物をより軽い力で効率的に切断を実現でき、更に厚紙等を切る際にカシメ部分が邪魔にならず、切り易いハサミを実現できる。
[本ハサミ:図1〜4]
本発明の実施の形態に係るハサミ(本ハサミ)について図1〜4を参照しながら説明する。図1は、本ハサミの平面図であり、図2は、本ハサミの側面図であり、図3は、本ハサミの底面図であり、図4は、本ハサミの背面図である。尚、図2では、左側面を示している。
本ハサミは、図1〜4に示すように、刃部1と、カシメ2と、ハンドル部3とを基本的に備えている。
[本ハサミの各部]
[第1,2の刃部1a,1b]
第1の刃部1aと第2の刃部1bは、刃物用ステンレス鋼で構成されており、アームを備えている。アームは、カシメ2を中心として刃先とは反対側に延び、第1のハンドル部3aと第2のハンドル部3bに接続するようになっている。
本ハサミでは、図1と図4を比較して分かるように、第1の刃部1aの刃線が第2の刃部1bの刃線より長く形成されている。図1では、カシメ2の中心点から右横方向に第1の刃部1aの刃線における根元側の開始位置となっており、図4では、カシメ2より刃先側が第2の刃部1bの刃線における根元側の開始位置となっている。これは、後述するように、第2の刃部1bの刃線に対して、第1の刃部1aが大きくスイングして、あたかも包丁で引き切りするかのように刃線が対象物に接した状態を長く保ちながら切ることになるので、第1の刃部1aの刃線を長くしている。
尚、第1,2の刃部1a,1bをフッ素コートしてもよく、チタンコートしてもよい。
フッ素コートした場合には、粘着テープを切ってもベタつきにくいものである。
チタンコートした場合には、耐久性が高くなり、シャープな切れ味が持続できるものである。
[第1,2のハンドル部3a,3b]
第1のハンドル部3aと第2のハンドル部3bは、ABS樹脂(アクリロニトリル[Acrylonitrile]、ブタジエン[Butadiene]、スチレン[Styrene]共重合合成樹脂)等で形成される。
親指で操作する第1のハンドル部3aは、第1の刃部1aに接続している。具体的には、第1の刃部1aのアーム端部が第1のハンドル部3aに挿入されて固定される。
親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部3bは、第2の刃部1bに接続している。具体的には、第2の刃部1bのアーム端部が第2のハンドル部3bに挿入されて固定される。
第1のハンドル部3aの刃先とは反対側の端部は、ループ形状となっており、親指が挿入される第1の指環が形成されている。第1の指環は、親指が挿入されるので、円形又はたまご形をしている。
そして、第1の指環の指が接触する側の部分(第1の接触部分)4aは、第1のハンドル部3aに比べて柔らかい素地で形成されている。第1の接触部分4aは、例えば、エラストマー樹脂等を用いている。
更に、第1のハンドル部3aには、第2のハンドル部3bと接触する部分にヒットポイント5が形成されている。ここで、第1のハンドル部3a側のヒットポイント5は、ABS樹脂の凸部になっており、当該凸部が接触する第2のハンドル部3b側におけるヒットポイントの受け部は、エラストマー樹脂等で凹部になっている。
また、第2のハンドル部3bの刃先とは反対側の端部は、ループ形状となっており、親指を除く他の指が挿入される第2の指環が形成されている。尚、第2の指環は、第1の指環に比べて複数の指が挿入されるため、第1の指環より大きく、楕円形状で第1のハンドル部3a側が引っ込んだ形状となっている。
そして、第2の指環の指が接触する側の部分(第2の接触部分)4bは、第2のハンドル部3bに比べて柔らかい素地で形成されている。第2の接触部分4bは、例えば、エラストマー樹脂等を用いている。
本ハサミでは、第1のハンドル部3aを表と裏でカシメ2まで延長してアームを覆うように形成しているが、アームを覆わない形状であってもよい。
また、図1では、第1の刃部1aが手前側となり、第2の刃部1bが奥側になっているので、図1の表側において第1のハンドル部3aがカシメ2まで延びてアームを覆うような形状とすると共に、図1の裏側において第2のハンドル部3bがカシメ2まで延びてアームを覆うような形状としてもよい。
[カシメ2]
第1の刃部1aと第2の刃部1bとが交差する位置Pに対して、第2のハンドル部3b側の横方向に第1の刃部1aを突出させた第1の突出部を形成する。第1の突出部は、第1の刃部1aの刃線(カッティングエッジ)を有する部分の幅より峰の外側に突出して形成される。
また、第1の刃部1aと第2の刃部1bとが交差する位置Pに対して、第2のハンドル部3b側の横方向に第2の刃部1bを突出させた第2の突出部を形成する。第2の突出部は、第2の刃部1bの刃線(カッティングエッジ)を有する部分の幅より刃線の外側に突出して形成される。
第1の突出部と第2の突出部を重ね合わせた状態で、第1の突出部と第2の突出部に貫通孔が形成されており、その貫通孔に軸を貫通させ、両端を固定して第1の突出部と第2の突出部が回転可能になるようカシメ2が形成される。
カシメ2により、その位置を中心軸として第1の刃部1aと第2の刃部1bが動作することになる。
尚、カシメ2の固定部を覆うように樹脂で蓋をしている。樹脂としては、例えば、POM樹脂(ポリオキシメチレン/ポリアセタール樹脂:polyoxymethylene / polyacetal)を用いている。
[本ハサミの動作:図5〜7]
次に、本ハサミの動作について図5〜7を参照しながら説明する。図5は、カットの様子(1)を示す図であり、図6は、カットの様子(2)を示す図であり、図7は、カットの様子(3)を示す図である。様子(1)が、厚紙10をきり始めの状態で、様子(2)が、厚紙10を切り進めた状態で、様子(3)が、厚紙10を先(奥)まで切った状態を表している。
図5に示すように、本ハサミを開いた場合に、カシメ2の位置を下側にずらしているため、第1の刃部1aは根元まで開いた状態となる。そのため、本ハサミでは、第1の刃部1aの刃線を根元まで形成するようにし、第2の刃部1bの刃線より長くしている。
尚、図5の状態では、厚紙10を切っても図の手前と奥の前後方向に出っ張っている(突出している)カシメ2が邪魔になることはない。
図6に示すように、厚紙10を切り進めた場合に、カシメ2は厚紙10の下側に位置する。本ハサミの利用者は通常上からカット部分を見ながらカット動作を行うため、図6の手前と奥の前後方向に出っ張っているカシメ2が邪魔にならずに、厚紙10のカット部分を見ることができ、切り易い。
また、薄紙であれば、切り進めるに従って、切れた紙が下側に垂れ、カシメ2の下側に位置するようになるため、カット部分を更に見易くなり、切り易くなるものである。
更に、図7に示すように、厚紙10を奥方向(図の左方向)に切り進めると、カシメ2は完全にカットされた厚紙10の下側に位置することになるため、カットした厚紙10が、図7の手前と奥の前後方向に出っ張っているカシメ2に当たることがなく、厚紙10を容易に切ることができる。
また、通常のハサミでは、上刃と下刃がほぼ上下対称の動きをして紙を切り進むが、本ハサミでは、上刃となる第2の刃部1bはあまり動かず、下刃となる第1の刃部1aが大きく動いて、紙を切り進む。
そのため、本ハサミでは、第2のハンドル部3bよりも第1のハンドル部3aを多く動かすことになるが、カシメ2の位置を下側にずらしたことにより、力点となる第1のハンドル部3aと支点となるカシメ2との間の距離を長くして、これによって小さい力で第1の刃1aを大きく動かすことができるようにしている。
加えて、本ハサミでは、第1のハンドル部3aに親指を入れ、第2のハンドル部3bにその他の指を入れて、第1及び第2のハンドル部3a,3bを動かしてカット動作を行うものであるが、指を動かす範囲(掌を開いたり閉じたりする範囲の長さ)内で、第1のハンドル部3aの長さを長くするには、カシメ2の位置を図7において刃部の幅より更に下側にずらすのが最適となる。
第1の刃部1aの動きとしては、図5〜7において、カシメ2の中心点に対して垂直方向の線(垂直線)を想定すると、刃線の根元が、図5では垂直線より前方に位置し、図6では垂直線に近づいて位置し、図7では垂直線に更に接近して位置している。つまり、刃線の根元と垂直線との距離は、図5の例、図6の例、図7の例の順で短くなっている。これは、第1の刃部1aにおける刃線の根元が、カシメ2を中心として回転し、弧を描くためで、あたかも第2の刃部1bに対して第1の刃部1aを引いているかのように動作している。
第1の刃部1aを大きく広げた状態で、切断対象となる紙を第1の刃部1aの根元近くに当てて切り始めると、ハンドル部3aを閉じる動作によって作用点(切断を行う点)が第1の刃部1aの刃元から刃先に向かって移動していく。本ハサミでは、第1の刃部1aにおける刃線の根元が、カシメ2を中心として回転することで、カット動作において第2の刃部1bにおける作用点が移動する距離に対して第1の刃部1aにおける作用点が移動する距離を通常のハサミより長くすることができる。
更に、本ハサミでは、ハンドル部3aからの力を効率よく第1の刃部1aに伝達することができるため、通常のハサミに比べて、刃元から刃先まで刃全体を使って紙を容易に切断できるものである。
例えば、通常のハサミで厚紙10を切ろうとすると、力が十分伝わる刃元部分のみを使って、少し切り進んでは再び刃を広げ、紙を刃元に当ててまた少し切り進む、といった動作を繰り返して、ハサミ全体を押すようにして切断しなければならない。
これに対して、本ハサミでは、小さい力による1回の動作で、作用点を刃元から刃先に向かってスムーズに移動させて、第2の刃部1bに対して、第1の刃部1を大きくスイングするよう動作させ、刃元に当てた厚紙10を大きなストロークで一気に長く切ることができる。
つまり、本ハサミでは、第1の刃部1aを細かく開けたり閉じたりしなくても、図5〜図7に示すように、第1の刃部1aを下から上に大きく動かす(スイングさせる)ことで、第1の刃部1aが厚紙10を下側から引くように楽にカットすることができるものである。
このように、本ハサミは、カシメ2の位置を下側にずらすことによって、カット動作において第2の刃部1bにおける作用点が移動する距離に対して第1の刃部1aにおける作用点が移動する距離が長くなるため、第2の刃部1bの刃線に対して第1の刃部1aの刃線が長く接することになり、あたかも包丁で引き切りするように刃線を長く使って切る動作(引き切り動作)を可能とし、通常のハサミに比べて、厚紙10を軽い力で効率的にカットできる引き切り効果を実現できるものである。
[第1の刃部の形状:図8]
次に、第1の刃部1aの刃線の形状について、図8を用いて具体的に説明する。図8は、第1の刃部1aの刃線の形状を示す説明図である。
図5〜7に示したように、本ハサミを使用する場合には、第1の刃部1aが下刃となり、第2の刃部1bが上刃となっている。
そして、第2の刃部1b(上刃)の刃線に対して第1の刃部1a(下刃)の刃線は、図8に示すように、使用状態において、根元から刃先に向かって下側に凹形状に緩やかにカーブする曲線の谷部1xを形成し、そして、なだらかな凸形状の山部1yを形成して、更に、刃先に向けて下がって行く形状(開くよう傾斜する形状)を備えた傾斜部1zを形成している。
第1の刃部1a(下刃)の刃線において、山部1xから刃先に向かっての形状は、直線であってもよいし、曲線であってもよい。
第1の刃部1a(下刃)をこのような形状とすることにより、紙を切る場合、対象の紙が逃げるのを谷部1yに引き込み、山部1xの根元側の斜辺で紙を押さえ込んで切り(図6参照)、更に、それに続いて、山部1xから刃先まで使って長いストロークで一気に切る(図7参照)ことができるようになっている。
つまり、本ハサミの第1の刃部1aの形状は、カット対象の紙を逃さず、押さえ込んで保持することにより、紙を小さい力で安定して切ることができるものである。
[実施の形態の効果]
本ハサミによれば、親指で操作する第1のハンドル部3aと、親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部3bと、第1のハンドル部3aが接続する第1の刃部1aと、第2のハンドル部3bが接続する第2の刃部1bとを有し、第1の刃部1aと第2の刃部1bが交差する位置Pから第2のハンドル部3b側に第1の刃部1aを突出させる第1の突出部と、第1の刃部1aと第2の刃部1bが交差する位置Pから第2のハンドル部3b側に第2の刃部1bを突出させる第2の突出部と、第1の突出部と第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメ2とを設けたものとしているので、二本の刃部1a,1bが交差する位置Pより更に外側にカシメ2を設けて、第2の刃部1bの刃線に対して第1の刃部1aの刃線が長く接してカット動作を行うことで、対象物をより軽い力で効率的に切断を実現でき、更に厚紙10等を切る際にカシメ2が邪魔にならず、切り易いという効果がある。
本発明は、二本の刃部が交差する位置より更に外側にカシメ位置を設けて、厚紙等をより軽い力で効率よく切断でき、更に厚紙等を切る際にカシメが邪魔にならなく切り易いハサミに好適である。
1a 第1の刃部
1b 第2の刃部
1x 谷部
1y 山部
1z 傾斜部
2 カシメ
3a 第1のハンドル部
3b 第2のハンドル部
4a 第1の接触部
4b 第2の接触部
5 ヒットポイント
10 厚紙
特許文献1では、支点を偏心させているものの、切刃16の幅の範囲内で支点をずらした程度に過ぎず、切刃の幅を超えた外にカシメを設けるものではない。特に、特許文献1の図2に示すように、切刃16と受刃18が支点20によって回転可能に固定され、受刃18が切刃16に近づいてカットする仕組みとなっている。
また、剪定鋏であるため、ダンボール等の厚紙を奥方向に切ることは想定されておらず、厚紙を切る場合に、支点20及びピン24が邪魔になるものである。
特許文献2では、二本の刃が交差する範囲内で支点をずらせるに留まる程度のものである。
特許文献3では、両面テープの剥離紙をハーフカットするものであるから、軸支点が上側に向くようにカットするものであり、厚紙を奥方向にカットするためには、カシメが邪魔になって切りづらいものとなる。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、親指で操作する第1のハンドル部と、親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部と、第1のハンドル部が接続する第1の刃部と、第2のハンドル部が接続する第2の刃部とを有するハサミであって、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第1の刃部を突出させる第1の突出部と、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第2の刃部を突出させる第2の突出部と、第1の突出部と第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメとを設け、第1の突出部は、刃線を有する第1の刃部の幅より第2のハンドル部側に突出しており、第2の突出部は、刃線を有する第2の刃部の幅より第2のハンドル部側に突出しており、カシメは、刃線を有する第1の刃部の幅及び刃線を有する第2の刃部の幅にかからないよう設けられ、第1の刃部の刃線は、第2の刃部の刃線と比較して、根元側に凹形状の谷部が形成され、谷部に続いて刃先に向かって凸形状の山部が形成され、山部に続いて刃先に向かって峰側に傾斜する傾斜部を備えている。
本発明は、上記ハサミにおいて、第1のハンドル部の端部には、指が挿入されるループ形状の第1の指輪が設けられ、第2のハンドル部の端部は、指挿入されるループ形状の第2の指環が設けられている。
本発明によれば、親指で操作する第1のハンドル部と、親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部と、第1のハンドル部が接続する第1の刃部と、第2のハンドル部が接続する第2の刃部とを有するハサミであって、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第1の刃部を突出させる第1の突出部と、第1の刃部と第2の刃部が交差する位置から第2のハンドル部側に第2の刃部を突出させる第2の突出部と、第1の突出部と第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメとを設け、第1の突出部は、刃線を有する第1の刃部の幅より第2のハンドル部側に突出しており、第2の突出部は、刃線を有する第2の刃部の幅より第2のハンドル部側に突出しており、カシメは、刃線を有する第1の刃部の幅及び刃線を有する第2の刃部の幅にかからないよう設けられ、第1の刃部の刃線は、第2の刃部の刃線と比較して、根元側に凹形状の谷部が形成され、谷部に続いて刃先に向かって凸形状の山部が形成され、山部に続いて刃先に向かって峰側に傾斜する傾斜部を備えたハサミとしているので、二本の刃部が交差する位置より更に外側にカシメを設けて、対象物をより軽い力で効率的に切断を実現でき、更に厚紙等を切る際にカシメが邪魔にならず、切り易いという効果がある。
[本ハサミの各部]
[第1,2の刃部1a,1b]
第1の刃部1aと第2の刃部1bは、刃物用ステンレス鋼で構成されており、アームを備えている。アームは、カシメ2を中心として刃先とは反対側に延び、第1のハンドル部3aと第2のハンドル部3bに接続するようになっている。
本ハサミでは、図1と図4を比較して分かるように、第1の刃部1aの刃線が第2の刃部1bの刃線より長く形成されている。図1では、カシメ2の中心点から右横方向の位置が第1の刃部1aの刃線における根元側の開始位置となっており、図4では、カシメ2より刃先側が第2の刃部1bの刃線における根元側の開始位置となっている。これは、後述するように、第2の刃部1bの刃線に対して、第1の刃部1aが大きくスイングして、あたかも包丁で引き切りするかのように刃線が対象物に接した状態を長く保ちながら切ることになるので、第1の刃部1aの刃線を長くしている。
[カシメ2]
第1の刃部1aと第2の刃部1bとが交差する位置Pに対して、第2のハンドル部3b側の横方向に第1の刃部1aを突出させた第1の突出部を形成する。第1の突出部は、第1の刃部1aの刃線(カッティングエッジ)を有する部分の幅を超えて峰の外側に突出して形成される。
また、第1の刃部1aと第2の刃部1bとが交差する位置Pに対して、第2のハンドル部3b側の横方向に第2の刃部1bを突出させた第2の突出部を形成する。第2の突出部は、第2の刃部1bの刃線(カッティングエッジ)を有する部分の幅を超えて刃線の外側に突出して形成される。
加えて、本ハサミでは、第1のハンドル部3aに親指を入れ、第2のハンドル部3bにその他の指を入れて、第1及び第2のハンドル部3a,3bを動かしてカット動作を行うものであるが、指を動かす範囲(掌を開いたり閉じたりする範囲の長さ)内で、第1のハンドル部3aの長さを長くするには、カシメ2の位置を図7において、第1及び第2の刃部の刃線が設けられている部分の幅より更に下側にずらすのが最適となる。
第1の刃部1aの動きとしては、図5〜7において、カシメ2の中心点を通る垂直方向の線(垂直線)を想定すると、刃線の根元が、図5では垂直線より前方に位置し、図6では垂直線に近づいて位置し、図7では垂直線に更に接近して位置している。つまり、刃線の根元と垂直線との距離は、図5の例、図6の例、図7の例の順で短くなっている。これは、第1の刃部1aにおける刃線の根元が、カシメ2を中心として回転し、弧を描くためで、あたかも第2の刃部1bに対して第1の刃部1aを引いているかのように動作している。
第1の刃部1aを大きく広げた状態で、切断対象となる紙を第1の刃部1aの根元近くに当てて切り始めると、第1のハンドル部3aを閉じる動作によって作用点(切断を行う点)が第1の刃部1aの刃元から刃先に向かって移動していく。本ハサミでは、第1の刃部1aにおける刃線の根元が、カシメ2を中心として回転することで、カット動作において第2の刃部1bにおける作用点が移動する距離に比べ、第1の刃部1aにおける作用点が移動する距離を長くすることができる。
更に、本ハサミでは、第1のハンドル部3aの力点からの力を効率よく第1の刃部1aの作用点に伝達することができるため、通常のハサミに比べて、刃元から刃先まで刃全体を使って紙を容易に切断できるものである。
[第1の刃部の形状:図8]
次に、第1の刃部1aの刃線の形状について、図8を用いて具体的に説明する。図8は、第1の刃部1aの刃線の形状を示す説明図である。
図5〜7に示したように、本ハサミを使用する場合には、第1の刃部1aが下刃となり、第2の刃部1bが上刃となっている。
そして、第2の刃部1b(上刃)の刃線に対して第1の刃部1a(下刃)の刃線は、図8に示すように、使用状態において、根元から刃先に向かって下側に凹形状に緩やかにカーブする曲線の谷部1xを形成し、そして、なだらかな凸形状の山部1yを形成して、更に、刃先に向けて峰側に下がって行く形状(開くよう傾斜する形状)を備えた傾斜部1zを形成している。
第1の刃部1a(下刃)の刃線において、山部1から刃先に向かっての形状は、直線であってもよいし、曲線であってもよい。
第1の刃部1a(下刃)をこのような形状とすることにより、紙を切る場合、対象の紙が逃げるのを谷部1に引き込み、山部1の根元側の斜辺で紙を押さえ込んで切り(図6参照)、更に、それに続いて、山部1から刃先まで使って長いストロークで一気に切る(図7参照)ことができるようになっている。
つまり、本ハサミの第1の刃部1aの形状は、カット対象の紙を逃さず、押さえ込んで保持することにより、紙を小さい力で安定して切ることができるものである。

Claims (10)

  1. 親指で操作する第1のハンドル部と、
    親指を除く他の指で操作する第2のハンドル部と、
    前記第1のハンドル部が接続する第1の刃部と、
    前記第2のハンドル部が接続する第2の刃部とを有するハサミであって、
    前記第1の刃部と前記第2の刃部が交差する位置から前記第2のハンドル部側に前記第1の刃部を突出させる第1の突出部と、
    前記第1の刃部と前記第2の刃部が交差する位置から前記第2のハンドル部側に前記第2の刃部を突出させる第2の突出部と、
    前記第1の突出部と前記第2の突出部において、当該両突出部を回転可能に連結するカシメとを設けたハサミ。
  2. 第1の突出部は、刃線を有する第1の刃部の幅より第2のハンドル部側に突出しており、
    第2の突出部は、刃線を有する第2の刃部の幅より前記第2のハンドル部側に突出している請求項1記載のハサミ。
  3. 第1の刃部の刃線は、第2の刃部の刃線より長くした請求項1又は2記載のハサミ。
  4. 第1の刃部の刃線は、第2の刃部の刃線に対して、根元側に凹形状の谷部が形成されている請求項1乃至3のいずれか記載のハサミ。
  5. 第1の刃部の刃線は、谷部に続いて刃先に向かって凸形状の山部が形成されている請求項4記載のハサミ。
  6. 第1の刃部の刃線は、山部に続いて刃先に向かって開くように傾斜している請求項5記載のハサミ。
  7. 第1のハンドル部の端部と第2のハンドル部の端部は、指を挿入するためにループ形状の第1の指環と第2の指環が形成されている請求項1乃至6のいずれか記載のハサミ。
  8. 第1のハンドル部に設けられた第1の指環は、第2のハンドル部に設けられた第2の指環より小さいループ形状とした請求項7記載のハサミ。
  9. 第1の指環の指が接触する側に形成される第1の接触部と第2の指環の指が接触する側に形成される第2の接触部は、第1のハンドル部又は第2のハンドル部の素材より柔らかい素材を用いている請求項7又は8記載のハサミ。
  10. 第1のハンドル部において、第2のハンドル部と接触する部分にヒットポイントの凸部を形成し、当該凸部に対応して前記第2のハンドル部に前記凸部より柔らかい素材の凹部を設けた請求項1乃至9のいずれか記載のハサミ。
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