JPWO2013094027A1 - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

膨張部の膨張展開を短時間で完了させることができる車両用シートを得る。
車両用シート(10)は、シートクッション(14)と、シートクッション(14)内におけるシート幅方向の中央に対する一方側に設けられガス供給を受けて膨張展開される第1膨張部(22R)と、シートクッション(14)内におけるシート幅方向の中央に対する他方側に設けられガス供給を受けて第1膨張部(22R)に対し中央空間部(22C)を挟んでシート幅方向に対向するように膨張展開される第2膨張部(22L)と、車両の前面衝突の際に作動されることで第1膨張部(22R)及び第2膨張部(22L)にガスを供給するガス供給手段(20)と、を備えている。

Description

本発明は、シートクッション内にエアバッグを備えた車両用シートに関する。
シートクッション内に、平面視で後側の両角部が丸められた如き略矩形状のエアバッグが設けられた構成が知られている(例えば、特開2010−95064号公報参照)。
ところで、前面衝突の際には車両用シートの着座乗員の前方への移動を極力早く止める要請があり、上記技術においては、この点に改善の余地がある。
本発明は、膨張部の膨張展開を短時間で完了させることができる車両用シートを得ることが目的である。
本発明の第1の態様に係る車両用シートは、シートクッションと、前記シートクッション内におけるシート幅方向の中央に対する一方側に設けられ、ガス供給を受けて膨張展開される第1膨張部と、前記シートクッション内におけるシート幅方向の中央に対する他方側に設けられ、ガス供給を受けて前記第1膨張部に対し中央空間部を挟んでシート幅方向に対向するように膨張展開される第2膨張部と、車両の前面衝突の際に作動されることで、前記第1膨張部及び第2膨張部にガスを供給するガス供給手段と、を備えている。
上記の態様によれば、車両の前面衝突(の不可避)が検知された場合にガス供給手段が作動される。すると、ガス供給手段からのガス供給により、第1、第2膨張部がそれぞれ膨張展開される。これにより、着座乗員の両大腿部が持ち上げられ、該乗員の前方への移動が抑制される。ここで、第1、第2の膨張部の間に中央空間部が形成されるため、シート幅方向中央に亘る矩形状や円形状の膨張部を有する構成と比較して、本態様では膨張部の総容量が小さい。このため、ガス供給手段からのガス供給による第1、第2膨張部の膨張展開が短時間で完了する。
このように、上記の態様に係る車両用シートでは、膨張部の膨張展開を短時間で完了させることができる。
上記の態様において、前記第1膨張部と前記第2膨張部とを連通する第3膨張部をさらに備えても良い。
上記の態様によれば、第1、第2膨張部が第3膨張部を介して連通されているので、着座乗員の両大腿部を持ち上げる機能を有する第1、第2膨張部を含むエアバッグを、一体のバッグとして取り扱うことができる。
上記の態様において、前記第1〜第3膨張部が、平面視でシート前後方向の後向きに開口し前記中央空間部を囲むU字状エアバッグを構成しても良い。
上記の態様によれば、エアバッグが全体として平面視U字状を成しているので、簡単な形状でかつ小容量のU字状エアバッグで着座乗員の両大腿部を持ち上げる機能を果たすことができる。
上記の態様において、前記第1〜第3膨張部が、平面視で前記中央空間部を囲む環状を成す環状エアバッグの一部を構成しても良い。
上記の態様によれば、エアバッグが全体として平面視環状を成しているので、簡単な形状でかつ小容量の環状エアバッグで着座乗員の両大腿部を持ち上げる機能を果たすことができる。
上記の態様において、前記ガス供給手段は、前記第3膨張部内に配置されて該第3膨張部を前記シートクッションに固定しても良い。
上記の態様によれば、第1、第2膨張部を連通する第3膨張部内にガス供給手段が配置されているので、各膨張部でガス供給手段が共用される。また、ガス供給手段によってエアバッグのシートクッションに対する位置ずれが規制される。
上記の態様において、前記中央空間部を覆うように前記シートクッション内に設けられ、前記第1〜第3膨張部のそれぞれに接合された接合布をさらに備えても良い。
上記の態様によれば、各膨張部による前突に対する乗員保護(拘束)の際に、各膨張部が互いに離れてしまうことが接合布(の張力)により抑制される。すなわち、各膨張部が接合布により補強される。特に乗員の慣性による各膨張部の前方への倒れ、これに起因する乗員の前方への移動量増加が抑制される。
上記の態様において、前記中央空間部に臨んで配置されてシート冷却手段の少なくとも一部を構成し、前記シートクッションの内で空気を吹き出すダクトをさらに備え、かつ前記接合布は、通気性を有する構成としても良い。
上記の態様によれば、シート冷却手段が適用された車両用シートのシートクッションに対して、シート冷却手段のから送風及び接合布による補強効果を確保しつつ、エアバッグを設けることができる。
上記の態様において、前記中央空間部に臨んで配置されてシート冷却手段の少なくとも一部を構成し、前記シートクッションの内で空気を吹き出すダクトをさらに備えても良い。
上記の態様によれば、シート冷却手段が適用された車両用シートのシートクッションに対して、シート冷却手段のから送風を確保しつつ、エアバッグを設けることができる。
以上説明したように本発明に係る車両用シートは、膨張部の膨張展開を短時間で完了させることができるという優れた効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートにおけるクッションエアバッグの展開状態を一部切り欠いて示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートにおける通常の乗員着座状態を示す一部切り欠いて示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートにおけるクッションエアバッグの展開状態を一部切り欠いて示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートの小柄な乗員、大柄な乗員の着座位置を比較して示す一部切り欠いた正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを構成するクッションエアバッグと小柄な乗員との接触範囲を模式的に示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを構成するクッションエアバッグと大柄な乗員との接触範囲を模式的に示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シートを示す一部切り欠いて示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両用シートを構成するクッションエアバッグを半割りにして示す斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シート10について、図1〜図6に基づいて説明する。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印RH及び矢印LHは車両用シート10の着座乗員Pから見て右側(シート幅方向の一方側)及び左側(シート幅方向の他方側)をそれぞれ示す。以下の説明で、特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、着座乗員Pから見た左右を示すものとする。なお、シート幅方向及び車幅方向は、着座乗員Pから見た左右方向に一致されている。
図1には、車両用シート10の概略全体構成が一部切り欠いて示す平面図にて示されている。この図に示される如く、車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション14と、シートクッションの後端側に下端側が接続されバックレストを成すシートバック16とを含んで構成されている。そして、シートクッション14内には、クッションエアバッグ装置18が配設されている。クッションエアバッグ装置18は、ガス供給手段としてのインフレータ20と、インフレータ20からのガス供給を受けて膨張展開するエアバッグとしてのクッションエアバッグ22とを主要部として構成されている。
図3に示される如く、クッションエアバッグ装置18は、その機械的構成部分がシートクッション14を構成するシートパン14Aとクッション材14Bとの間に配置されている。図4に示される如くクッションエアバッグ22が膨張展開されることで、着座乗員Pの大腿部を上方に持ち上げる構成とされている。したがって、車両前面衝突の際にクッションエアバッグ装置18が作動されると、着座乗員Pはその大腿部が持ち上げられることで、慣性による車両前方への移動が抑制(規制)されるようになっている。
図1及び図2に示される如く、クッションエアバッグ22は、平面視で後方に開口する略U字状に膨張展開されるようになっている。具体的には、膨張展開状態でのクッションエアバッグ22は、第1、第2膨張部としての右チャンバ22R、左チャンバ22L、及びこれら右チャンバ22Rと左チャンバ22Lとの前端同士を連通する第3膨張部としての前チャンバ22Fを有して構成されている。右チャンバ22Rは、シートクッション14のシート幅方向(車幅方向)中心線CLに対する右側に配置され、該シートクッション14の前端部から後部まで亘って展開されるようになっている。左チャンバ22Lは、上記中心線CLに対する左側に配置され、該シートクッション14の前端部から後部まで亘って展開されるようになっている。前チャンバ22Fは、上記中心線CL横切って、右チャンバ22Rと左チャンバ22Lとの前端同士を連通している。
右チャンバ22Rと左チャンバ22Lとは、膨張展開状態で上記中心線CL上に位置する中央空間部22Cを挟んでシート幅方向に対向する構成とされている。すなわち、これら右チャンバ22R、左チャンバ22L、及び前チャンバ22Fは、中央空間部22Cを形成する(囲む)ように配置されている。以上により、クッションエアバッグ22は、本発明のU字状エアバッグに相当する。このクッションエアバッグ22は、折り畳まれることなく、又は適宜折り畳まれてシートパン14A上に配置されている。この実施形態では、クッションエアバッグ22は、膨張展開される前に、平面視で後方に開口する略U字状を成している。
図5に示される如く、クッションエアバッグ22の右チャンバ22Rは、着座乗員Pの右大腿部の下方に配置され、左チャンバ22Lは着座乗員Pの左大腿部の下方に配置されている。この実施形態では、左右のチャンバ22L、22Rは、大柄な着座乗員Plの左右の大腿部の下方にも、小柄な着座乗員Psの左右の大腿部の下方にも位置するように、互いの配置(車幅方向の間隔)が決められている。小柄な着座乗員Psの大腿部の位置は、大柄な着座乗員Plの大腿部のシート幅方向内側部分に重なるように位置することが知られている。したがって、左右のチャンバ22L、22Rは、小柄な着座乗員Psの左右の大腿部に対しては、シート幅方向の外側に張り出す寸法形状とされている。
より具体的には、クッションエアバッグ22は、図6Aにハッチングを施して示される部分が小柄な着座乗員Psとの平面視における接触部分とされる。また、クッションエアバッグ22は、図6Bにハッチングを施して示される部分が大柄な着座乗員Plとの平面視における接触部分とされる。クッションエアバッグ22は、大柄な着座乗員Plとの接触面積が小柄な着座乗員Psとの接触面積よりも大であり、大柄な着座乗員Plに対して相対的に大きな反力を発生し得る構成となっている。換言すれば、クッションエアバッグ22は、小柄な着座乗員Psとの接触面積が大柄な着座乗員Plとの接触面積よりも小であり、小柄な着座乗員Psに対して相対的に小さな反力を発生し得る構成となっている。
クッションエアバッグ22は、その前チャンバ22Fにおいて、その内部に配置されたインフレータ20を介してシートパン14Aに固定されている。このインフレータ20は、シート軸方向に長い筒状(本実施形態では略円筒状)を成しており、長手方向の複数位置でシートパン14Aに固定されている。一方、インフレータ20の長手方向端部には、ガス噴出孔20Aが形成されている。
したがって、インフレータ20は、作動されるとガス噴出孔20Aからガスを噴出する構成とされている。この実施形態では、複数のガス噴出孔20Aがインフレータ20の周方向に沿って形成されている。これらのガス噴出孔20Aは、クッションエアバッグ22における車幅方向中心線CLに対し車幅方向外側に配置されている。なお、インフレータ20の長手方向の両端側にガス噴出孔20Aが形成されても良い。
クッションエアバッグ装置18は、図示しない制御装置としてのエアバッグECUに電気的に接続されている。エアバッグECUは、図示しない前突センサからの信号に基づいて、車両の前面衝突(の不可避)を検知した場合に、インフレータ20を作動する構成とされている。
また、図3及び図4に示される如く、車両用シート10には、前面衝突の際にウエビング26Aにて着座乗員Pを拘束するためのシートベルト装置26が設けられている。この実施形態では、3点式のシートベルト装置26が車両用シート10に設けられている。さらに、車両用シート10の前方のインストルメントパネル28(又はステアリングホイール)には、前面衝突の際に着座乗員Pの主に上体の前方移動を拘束するための前突エアバッグ装置30が設けられている。図4では、インストルメントパネル28から展開される助手席用の前突エアバッグ30Aの展開状態が示されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成の車両用シート10では、車両の前面衝突が検知されると、クッションエアバッグ装置18のインフレータ20が作動される。すると、インフレータ20からガス供給を受けたクッションエアバッグ22は、シートクッション14内で膨張展開され、着座乗員Pの大腿部を持ち上げる。これにより、着座乗員Pの主に下肢の慣性による前方への移動が抑制され、インストルメントパネル等との衝突に対し保護される。具体的には、3点式シートベルト装置26を装着している着座乗員Pのシートクッション14への潜り込み(所謂、サブマリン現象)がクッションエアバッグ22によって抑制されることで、着座乗員Pの前方移動が3点式シートベルト装置によって良好に拘束される。特に、上下方向に扁平とされた薄型のインストルメントパネル28を採用する自動車の場合、ニーエアバッグではインストルメントパネル28にて乗員膝からの反力を支持することが難しく、クッションエアバッグ装置18が有効である。
ここで、クッションエアバッグ22は、平面視で中央空間部22Cを囲む略U字状を成しているため、中央空間部22Cが形成されない平面視で円形状や矩形状である比較例のクッションエアバッグと比較して容量が小さい。このため、クッションエアバッグ22は、比較例と比較して、同じインフレータ20を用いて短時間で膨張展開が完了する。したがって、クッションエアバッグ22を備えたクッションエアバッグ装置18すなわち車両用シート10では、前面衝突検知から短時間で着座乗員Pの前方への移動を効果的に抑制することができる。すなわち、上記比較例との比較において、前面衝突時の初期拘束性能が向上する。
また、クッションエアバッグ22は、前チャンバ22F内に配置されたインフレータ20を介してシートパン14Aに固定されている。このため、着座乗員Pの前方への移動を抑制する際にクッションエアバッグ22が前方に移動することが規制される。より具体的には、着座乗員Pの前方移動に伴ってクッションエアバッグ22が前方に倒れるようにしてシートクッション14に対し位置ずれすることが効果的に抑制される。これにより、クッションエアバッグ22による前面衝突時の初期拘束性能が一層向上する。
そして、クッションエアバッグ22の右チャンバ22R、左チャンバ22Lは、大柄な着座乗員Pl、小柄な着座乗員Psの大腿部の下方で膨張展開されるため、着座乗員の体格によらず良好な初期拘束性能が得られる。すなわち、シートクッション14への着座状態での着座乗員Pの大腿部の位置は大人から子供までほぼ共通する(部分を含む)ため、平面視で略U字状を成すクッションエアバッグ22にて大人から子供まで良好な初期拘束性能が得られる。換言すれば、体格に応じた初期拘束性能を確保しつつ、上記の如くクッションエアバッグ22の容量を比較例に対し小さくすることができる。
しかも、クッションエアバッグ22は、後向きに開口する略U字状に形成されているため、着座乗員Pの臀部に接触する部分がないか、又は小さい。このため、クッションエアバッグ22は、平面視で円形状や矩形状のクッションエアバッグと比較して、着座乗員Pの体格差による該着座乗員Pとの接触面積の差(比)が大きい。これにより、例えば、小柄な着座乗員Psに対しては、小さい接触面積でクッションエアバッグ22の膨張展開に伴う反力を小さく抑えつつ該着座乗員Pの前方移動を抑制することができる。すなわち、小柄な着座乗員Psに対しては、前面衝突時に作用する慣性力が相対的に小さいため、小さい反力で適切に保護(拘束)することができる。一方、大柄な着座乗員Plに対しては、大きい接触面積で、大きな慣性力に抗し得る十分な反力を生じさせて、該大柄な着座乗員Plの前方への移動を効果的に抑制することができる。
また、クッションエアバッグ22が前チャンバ22Fを有する構成であるため、簡単な構成で左右のチャンバ22L、22Rにガスを供給することができる。すなわち、左右のチャンバ22L、22Rに共通のインフレータ20を、該左右のチャンバ22L、22Rを繋ぐ前チャンバ22F内に設ける簡単な構成で、該左右のチャンバ22L、22Rに短時間でガスを供給し得る構成とすることができる。
[他の実施形態]
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の形態の構成又は前出の構成と基本的に同様の構成については、上記第1の形態の構成又は前出の構成と同一の符号を付して、その説明、図示を省略する場合がある。
[第2の実施形態]
図7には、第2の実施形態に係る車両用シート40が一部切り欠いた平面図にて示されている。この図に示される如く、車両用シート40は、平面視で略U字状を成すクッションエアバッグ22に代えて、環状(ドーナツ状)を成すクッションエアバッグ42を備える点で、第1の実施形態に係る車両用シート10とは異なる。
具体的には、膨張展開状態のクッションエアバッグ42は、中央空間部42Cを挟んでシート幅方向に対向する右チャンバ42R、左チャンバ42Lの前後端が前チャンバ42F、後チャンバ42Tにて連通されている。換言すれば、上記中心線CL上に位置する中央空間部42Cを形成する(囲む)ように、右チャンバ42R、左チャンバ42L、前チャンバ42F、及び後チャンバ42Tが配置されている。この実施形態では、クッションエアバッグ42は、全体として平面視で円環状に膨張展開されるようになっている。以上により、クッションエアバッグ42は、本発明の環状エアバッグに相当する。このクッションエアバッグ42は、折り畳まれることなく、又は適宜折り畳まれてシートパン14A上に配置されている。この実施形態では、クッションエアバッグ22は、膨張展開される前に、平面視で環状を成している。
また、図8に示される如く、車両用シート40を構成するシートクッション14には、シート冷却手段としてのシート冷却装置44が設けられている。シート冷却装置44は、車室内の空気を下方の吸い込み口46Aから吸い込んで吹き出し口46Bから吹き出すシートファンユニット46を含んで構成されている。また、シート冷却装置44は、シートファンユニット46が吹き出した空気をクッション材14Bの下面側に案内するダクト48を含んで構成されている。シートファンユニット46は、図示しないブラケットを介してシートクッション14のシートパン14Aに固定されている。
そして、図7に示される如く、ダクト48は、シートパン14Aを下方から貫通しており、その下流端の開口部48Aが平面視で中央空間部42Cにて開口している。これにより、ダクト48の開口部48Aから吹き出される空気がクッションエアバッグ42にて遮られることのない構成とされている。開口部48Aから吹き出された空気は、通気性を有するクッション材14B(及び表皮材)を通じてシートクッション14上に吹き出されるようになっている。車両用シート40の他の構成は、図示しない部分を含め、車両用シート10の対応する構成と同じである。
したがって、第2の実施形態に係る車両用シート40によっても、着座乗員Pの体格差に応じた適切な保護形態を得る点で車両用シート10に若干劣るものの、基本的に第1の実施形態に係る車両用シート10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、車両用シート40では、クッションエアバッグ42の中央空間部42Cにおいてダクト48の開口部48Aが開口する構成であるため、クッションエアバッグ装置18とシート冷却装置44とを共にシートクッション14に設けることができる。すなわち、着座乗員Pの安全性と快適性との両立が図られる。
[第3の実施形態]
図9には、第3の実施形態に係る車両用シート50が一部切り欠いた平面図にて示されている。この図に示される如く、車両用シート50は、平面視で略円環状を成すクッションエアバッグ42に代えて、略矩形環状(楕円環状)を成すクッションエアバッグ52を備える点で、第2の実施形態に係る車両用シート40とは異なる。
具体的には、膨張展開状態のクッションエアバッグ52は、中央空間部52Cを挟んでシート幅方向に対向する右チャンバ52R、左チャンバ52Lの前後端が前チャンバ52F、後チャンバ52Tにて連通されている。換言すれば、上記中心線CL上に位置する中央空間部52Cを形成する(囲む)ように、右チャンバ52R、左チャンバ52L、前チャンバ52F、及び後チャンバ52Tが配置されている。この実施形態では、右チャンバ52R、左チャンバ52Lがそれぞれ前後方向に長手の直線状に形成されている。
クッションエアバッグ52は、全体として平面視で略矩形環状に膨張展開されるようになっている。以上により、クッションエアバッグ52は、本発明の環状エアバッグに相当する。このクッションエアバッグ52は、折り畳まれることなく、又は適宜折り畳まれてシートパン14A上に配置されている。この実施形態では、クッションエアバッグ22は、膨張展開される前に、平面視で環状を成している。車両用シート50の他の構成は、図示しない部分を含め、車両用シート40の対応する構成と同じである。
したがって、第3の実施形態に係る車両用シート50によっても、基本的に第2の実施形態に係る車両用シート40(車両用シート10)と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、車両用シート50では、クッションエアバッグ52が略矩形環状を成すため、比較的大型のシートクッション14を備えた車両用シートに好適に適用される。
[第4の実施形態]
図10には、第4の実施形態に係る車両用シート60が一部切り欠いた平面図にて示されている。この図に示される如く、車両用シート60は、平面視で略円環状を成すクッションエアバッグ42の中央空間部42Cを覆う接合布としてのメッシュクロス62が設けられている点で、第2の実施形態に係る車両用シート40とは異なる。
具体的には、メッシュクロス62は、メッシュ地の基布より成り、通気性を有している。このため、メッシュクロス62を通じてシート冷却装置44からの空気がクッション材14Bに導かれる構成とされている。このメッシュクロス62は、クッションエアバッグ42を構成する右チャンバ42R、左チャンバ42L、前チャンバ42F、後チャンバ42Tのそれぞれに縫製等によって接合されている。この実施形態では、平面視で略円形に形成されたメッシュクロス62は、全周に亘ってクッションエアバッグ42の内縁部に縫製により接合されている。
より具体的には、図11に半割りして示される如く、クッションエアバッグ42は、上下一対の基布42Up、42Lwの接合により形成されている。メッシュクロス62は、上下の基布42Up、42Lwの接合部分である内周フランジ部42Fiに、全周に亘って縫製にて接合されている。車両用シート60の他の構成は、図示しない部分を含め、車両用シート40の対応する構成と同じである。
したがって、第4の実施形態に係る車両用シート60によっても、基本的に第2の実施形態に係る車両用シート40(車両用シート10)と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、車両用シート60では、クッションエアバッグ42による前突に対する乗員保護(拘束)の際に、右チャンバ42R、左チャンバ42L、前チャンバ42F、後チャンバ42Tが互いに離れてしまうことがメッシュクロス62(の張力)により抑制される。すなわち、クッションエアバッグ42がメッシュクロス62により補強される。これにより、着座乗員Pの前方への移動に伴うクッションエアバッグ42の前方への倒れ、これに起因する着座乗員Pの前方への移動量の増加が効果的に抑制される。特に、前チャンバ42Fがインフレータ20を介してシートパン14Aに固定されている構造と合わせて、着座乗員Pの前方への移動量の増加がより効果的に抑制される。
なお、第4の実施形態に係る車両用シート60がメッシュクロス62を備えた例を示したが、第1、第3の実施形態に係るクッションエアバッグ22、52にメッシュクロス62を設けても良い。また、第2〜第4の実施形態に係る車両用シート40、50、60がシート冷却装置44を備えた例を示したが、例えば第1の実施形態において、中央空間部22Cにダクト48の開口部48Aが臨むようにシート冷却装置44を設けても良い。一方、シート冷却装置44を備えずかつ接合布を設ける構成においては、該接合布は通気性を有しない構成とされても良い。
また、上記した各実施形態では、車両用シート10、40、50、60が助手席用のシートである例を示したが、本発明はこれに限定されない。車両用シート10、40、50は運転席シートとされても良く、複数列のシートを有する車両における2列目以降のシートとされても良い。
さらに、上記した各実施形態では、右チャンバ22R、42R、52Rと左チャンバ22L、42L、52Lとが前チャンバ22F、42F、52F等にて連通された例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、左右独立した袋体であるチャンバに独立してガスを供給する構成としても良く、左右独立した袋体であるチャンバ(第1、第2膨張部)に共通のインフレータ(ディフューザ)からガスを供給する構成としても良い。また例えば、左右のチャンバ(第1、第2膨張部)を前端以外の部分(後端側のみ等)で連通する連通チャンバ(第3膨張部)を備えた構成としても良い。
またさらに、上記した各実施形態では、車両用シート10、40、50の着座乗員Pがクッションエアバッグ装置18、42、52、3点式のシートベルト装置26、及び前突エアバッグ装置30にて保護される例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、3点式のシートベルト装置26に代わる乗員保護装置を備えた車両用シートに本発明を適用しても良い。このような乗員保護装置は、例えば、着座乗員Pの腹部に対し非接触かつ前方で車幅方向に配置されるラップバーに、前突時に乗員腰部に装着されるラップベルト及び乗員上体とインストルメントパネルとの間で展開するエアバッグを内蔵して構成される。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で各種変形して実施可能である。
1の態様に係る車両用シートは、シートクッションと、前記シートクッション内におけるシート幅方向の中央に対する一方側に設けられ、ガス供給を受けて膨張展開される第1膨張部と、前記シートクッション内におけるシート幅方向の中央に対する他方側に設けられ、ガス供給を受けて前記第1膨張部に対し中央空間部を挟んでシート幅方向に対向するように膨張展開される第2膨張部と、車両の前面衝突の際に作動されることで、前記第1膨張部及び第2膨張部にガスを供給するガス供給手段と、を備えている。
本明細書において、「第1の実施形態」とあるのは、「参考例」と読み替えるものとする。また、本明細書において、「第2の実施形態」、「第3の実施形態」、「第4の実施形態」とあるのは、「第1の実施形態」、「第2の実施形態」、「第3の実施形態」と読み替えるものとする。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シート10について、図1〜図6に基づいて説明する。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印RH及び矢印LHは車両用シート10の着座乗員Pから見て右側(シート幅方向の一方側)及び左側(シート幅方向の他方側)をそれぞれ示す。以下の説明で、特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、着座乗員Pから見た左右を示すものとする。なお、シート幅方向及び車幅方向は、着座乗員Pから見た左右方向に一致されている。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートにおけるクッションエアバッグの展開状態を一部切り欠いて示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートにおける通常の乗員着座状態を一部切り欠いて示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートにおけるクッションエアバッグの展開状態を一部切り欠いて示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートの小柄な乗員、大柄な乗員の着座位置を比較して示す一部切り欠いた正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを構成するクッションエアバッグと小柄な乗員との接触範囲を模式的に示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを構成するクッションエアバッグと大柄な乗員との接触範囲を模式的に示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両用シートを一部切り欠いて示す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両用シートを構成するクッションエアバッグを半割りにして示す斜視図である。
クッションエアバッグ22は、その前チャンバ22Fにおいて、その内部に配置されたインフレータ20を介してシートパン14Aに固定されている。このインフレータ20は、シート方向に長い筒状(本実施形態では略円筒状)を成しており、長手方向の複数位置でシートパン14Aに固定されている。一方、インフレータ20の長手方向端部には、ガス噴出孔20Aが形成されている。
具体的には、膨張展開状態のクッションエアバッグ42は、中央空間部42Cを挟んでシート幅方向に対向する右チャンバ42R、左チャンバ42Lの前後端が前チャンバ42F、後チャンバ42Tにて連通されている。換言すれば、上記中心線CL上に位置する中央空間部42Cを形成する(囲む)ように、右チャンバ42R、左チャンバ42L、前チャンバ42F、及び後チャンバ42Tが配置されている。この実施形態では、クッションエアバッグ42は、全体として平面視で円環状に膨張展開されるようになっている。以上により、クッションエアバッグ42は、本発明の環状エアバッグに相当する。このクッションエアバッグ42は、折り畳まれることなく、又は適宜折り畳まれてシートパン14A上に配置されている。この実施形態では、クッションエアバッグ2は、膨張展開される前に、平面視で環状を成している。
クッションエアバッグ52は、全体として平面視で略矩形環状に膨張展開されるようになっている。以上により、クッションエアバッグ52は、本発明の環状エアバッグに相当する。このクッションエアバッグ52は、折り畳まれることなく、又は適宜折り畳まれてシートパン14A上に配置されている。この実施形態では、クッションエアバッグ2は、膨張展開される前に、平面視で環状を成している。車両用シート50の他の構成は、図示しない部分を含め、車両用シート40の対応する構成と同じである。

Claims (8)

  1. シートクッションと、
    前記シートクッション内におけるシート幅方向の中央に対する一方側に設けられ、ガス供給を受けて膨張展開される第1膨張部と、
    前記シートクッション内におけるシート幅方向の中央に対する他方側に設けられ、ガス供給を受けて前記第1膨張部に対し中央空間部を挟んでシート幅方向に対向するように膨張展開される第2膨張部と、
    車両の前面衝突の際に作動されることで、前記第1膨張部及び第2膨張部にガスを供給するガス供給手段と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記第1膨張部と前記第2膨張部とを連通する第3膨張部をさらに備えた請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記第1〜第3膨張部が、平面視でシート前後方向の後向きに開口し前記中央空間部を囲むU字状エアバッグを構成している請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記第1〜第3膨張部が、平面視で前記中央空間部を囲む環状を成す環状エアバッグの一部を構成している請求項2記載の車両用シート。
  5. 前記ガス供給手段は、前記第3膨張部内に配置されて該第3膨張部を前記シートクッションに固定している請求項2〜請求項4の何れか1項記載の車両用シート。
  6. 前記中央空間部を覆うように前記シートクッション内に設けられ、前記第1〜第3膨張部のそれぞれに接合された接合布をさらに備えた請求項2〜請求項5の何れか1項記載の車両用シート。
  7. 前記中央空間部に臨んで配置されてシート冷却手段の少なくとも一部を構成し、前記シートクッションの内で空気を吹き出すダクトをさらに備え、
    前記接合布は、通気性を有する請求項6記載の車両用シート。
  8. 前記中央空間部に臨んで配置されてシート冷却手段の少なくとも一部を構成し、前記シートクッションの内で空気を吹き出すダクトをさらに備えた請求項1〜請求項5の何れか1項記載の車両用シート。
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