JPWO2006022288A1 - 家庭用薄葉紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟性に優れ、しかも破れ難いものとする。【解決手段】一般式(1)で示されるポリエステル系化合物を含む家庭用薄葉紙である。(ただし、式中、R1はHO−又はHO(R2O)a−であり、R2は炭素数2〜3のアルキレン基であって、R2Oは1種のみであっても、2種のR2Oがランダム状又はブロック状に付加していてもよく、aは1〜200であって、同一分子内において、aはすべて同一であっても、異なっていてもよく、bは2〜100であり、R3は水素原子などである。)【選択図】なし

Description

本発明は、家庭用薄葉紙に係り、特に柔らかくかつ滑らかな、より好適にはしっとり感を与えることができる家庭用薄葉紙に関するものである。家庭用薄葉紙としては、ティシュペーパーやトイレットペーパーなどを挙げることができる。
近年、生活環境の変化に伴って、使用者にとって、柔らかくかつ滑らかな家庭用薄葉紙は好まれる傾向にある。特にティシュペーパーの分野においてその傾向は顕著である。
柔軟性を確保するためには、特許第3180916号(特許文献1)に示されているように、たとえば第4級アンモニウム塩を添加することが知られている。また、特許第2806974号(特許文献2)に示されているように、ポリシロキサン物質を添加することも知られている。
しかしながら、柔軟性の付与のために、柔軟剤を添加して紙を柔らかにすると、紙力の低下が生じ、たとえばティシュペーパーの場合において鼻をかむときや化粧落としの清拭用の場合、破れ易い問題がある。
また、しっとり感を与えるために、保湿剤を添加することが知られており、特許文献3は、保湿剤としてグリセリン、ジグリセリン、低分子ポリエチレングリコールなどの保湿剤と、カルボキシメチルセルロースナトリウム、澱粉などの乾燥紙力増強剤と、高分子ポリエチレングリコールからなる水溶性ワックスとを含む水解紙を提案する。
しかし、この水解紙は、トイレットペーパーとして要求されるレベルの水解性が十分でなく、かつ、乾燥紙力増強剤を使用するために、紙の柔軟性を阻害する傾向となる。
特許第3180916号公報 特許第2806974号公報 特許第3454997号公報
したがって、本発明の主たる課題は、柔軟性に優れ、しかも破れ難い家庭用薄葉紙を提供することにある。さらに、特にトイレットペーパーとするときにおいて、柔らかくかつ滑らかで、しかもしっとり感を与えながらも、紙力の低下が少ない家庭用薄葉紙を提供することにある。
上記課題を解決して本発明は次記のとおりである。
<請求項1項記載の発明>
下記一般式(1)で示されるポリエステル系化合物を含むことを特徴とする家庭用薄葉紙。
Figure 2006022288
(ただし、式中、R1はHO−又はHO(R2O)a−であり、R2は炭素数2〜3のアルキレン基であって、R2Oは1種のみであっても、2種のR2Oがランダム状又はブロック状に付加していてもよく、aは1〜200であって、同一分子内において、aはすべて同一であっても、異なっていてもよく、bは2〜100であり、R3は水素原子又は一般式(2)で表される基である。)
Figure 2006022288
<請求項2項記載の発明>
ポリエステル系化合物がパルプに対し0.05〜6.0質量%の割合で添加されている請求項1記載の家庭用薄葉紙。
<請求項3項記載の発明>
さらに、保湿剤を含む請求項1または2記載の家庭用薄葉紙。
<請求項4項記載の発明>
保湿剤がグリセリンである請求項3記載の家庭用薄葉紙。
<請求項5項記載の発明>
一般式(1)で示されるポリエステル系化合物及び保湿剤が、含有させるシート重量に対し5〜60質量%含有されている請求項3または5に記載の家庭用薄葉紙。
<請求項6項記載の発明>
肌触り値(oil KES)が3.0〜6.0である請求項1または3記載の家庭用薄葉紙。
<請求項7項記載の発明>
平滑性(MMD)が5.0〜15.0である請求項1または3記載の家庭用薄葉紙。
<請求項8項記載の発明>
ソフトネスが0.8〜1.5g/100mmである1または3記載の家庭用薄葉紙。
<請求項9項記載の発明>
乾燥引張強度の縦が200〜500cN、横が50〜200cNである1または3記載の家庭用薄葉紙。
<請求項10項記載の発明>
1プライ当たりの米坪が10〜40g/m2である1または3記載の家庭用薄葉紙。
本発明によれば、柔らかさのみでなく、かつ使用に際して破れにくいものとなる。さらに、特にトイレットペーパーとするときにおいて、柔らかくかつ滑らかで、しかもしっとり感を与えながらも、紙力の低下が少ないものとなる。
本発明は、家庭用薄葉紙の柔軟性付与剤として、前記一般式(1)で示されたポリエステル系化合物をパルプ原料に添加したものである。そして、しっとり感を与える場合には、保湿剤をも添加するものである。
本発明に用いる一般式(1)で表されるポリエステル系化合物は、芳香族ジカルボン酸又はその誘導体と一般式 HO−(R2O)a−H で表されるグリコールより、公知の方法により製造することができる。芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸及びフタル酸を挙げることができ、その誘導体としては、たとえば、これらのジカルボン酸のジメチルエステル、ジエチルエステル、ジプロピルエステル、ジブチルエステルなどの低級アルキルエステル、これらのジカルボン酸のクロライドなど、及び、無水フタル酸などを挙げることができる。これらの芳香族ジカルボン酸又はその誘導体は、1種を単独で使用することができ、2種以上を組み合わせて使用することもできる。
一般式HO−(R2O)a−Hで表されるグリコールとしては、たとえば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、両末端が水酸基であるエチレンオキシドとプロピレンオキシドのランダム状又はブロック状共重合体などを挙げることができる。
これらのグリコールは、1種を単独で使用することができ、2種以上を組み合わせて使用することもできる。一般式(1)において、aは1〜200であって、より好ましくは1〜150である。aが200を超えると、一般式(1)で表されるポリエステル系化合物の粘度が高くなり過ぎて、取り扱いが容易でなくなるおそれがある。一般式(1)において、aは、同一分子内において、すべて同一であっても、異なっていてもよい。aがすべて同一である一般式(1)で表されるポリエステル系化合物は、たとえば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸などのジメチルエステルなどと、一定の分子量を有するポリエチレングリコールなどを反応し、脱メタノールなどを伴うエステル交換反応を行って重合することにより製造することができる。同一分子内に、aが1である繰り返し単位と、aが数十ないし百数十である繰り返し単位が存在する一般式(1)で表されるポリエステル系化合物は、たとえば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸などのジヒドロキシエチルエステルなどと、一定の分子量を有するポリエチレングリコールなどを反応し、脱エチルングリコールなどを伴うエステル交換反応を行って重合することにより製造することができる。一般式(1)において、bは2〜100であり、より好ましくは2〜30である。bが100を超えると、一般式(1)で表されるポリエステル系化合物の粘度が高くなり過ぎて、取り扱いが容易でなくなるおそれがある。
本発明において、一般式(1)で表されるポリエステル系化合物の質量平均分子量は、1,000〜200,000であることが好ましく、10,000〜50,000であることがより好ましい。ポリエステル系化合物の質量平均分子量が1,000未満であると、柔軟性付与効果が十分に発揮されないおそれがある。ポリエステル系化合物の質量平均分子量が200,000を超えると、ポリエステル系化合物の粘度が高くなり過ぎて、取り扱いが容易でなくなるおそれがある。ポリエステル系化合物の質量平均分子量は、分子量既知の単分散のポリエチレングリコールを測定標準物質として、ゲル浸透クロマトグラフィーにより求めることができる。
本発明に用いる一般式(1)で表されるポリエステル系化合物は、たとえば、ナイスポールPR−86、ナイスポールPRS、ナイスポールPR−333、ナイスポールPR−555[いずれも日華化学(株)]などとして市販されている。
本発明の家庭用薄葉紙において、一般式(1)で表されるポリエステル系化合物の含有量(添加量)には特に制限はないが、通常はパルプ原料に対して0.05〜10質量%であることが好ましく、0.5〜5質量%であることがより好ましい。一般式(1)で表されるポリエステル系化合物の含有量が0.05質量%未満であると、十分な柔軟性付与効果が発揮されないおそれがある。一般式(1)で表されるポリエステル系化合物のパルプ原料への配合量が多いほど、柔軟性付与効果は大きくなるが、一般式(1)で表されるポリエステル系化合物の含有量が10質量%を超えると、ベトツキ感を与えるなどの問題が生じる。
本発明は必要により、一般式(3)で示される水溶性ポリウレタン樹脂を含ませることができる。水溶性ポリウレタン樹脂は、パルプ原料に対し0.05〜7質量%添加できる。ポリエステル系化合物と水溶性ポリウレタン樹脂との重量比は、100/1〜55/45が、特に100/1〜70/30が好ましい。すなわち、本発明のポリエステル系化合物が主体とするものが望ましい。
Figure 2006022288
本発明において、前記ポリエステル系化合物を添加すると、パルプ繊維間の水素結合に影響されることなくパルプ繊維に付着し、柔軟性のほか、紙力低下防止の効果がある。しかも、家庭用薄葉紙にシリコーンの添加の場合のような滑らかさも与える効果が知見されている。
本発明の家庭用薄葉紙としては、1プライの米坪が10.0〜40.0g/m2(より好ましくはティシュペーパーとする場合には、11.0〜17.0g/m2、トイレットペーパーとする場合には、12.0〜25.0g/m2)であることが望ましい。米坪が低いことにより紙のコシを弱くすることができ、充分に柔軟性に富むものとなる。ただし、過度に低いと強度の低下などを生じ、また、前述のクッション性が得られない。
表面が滑らかな感触や柔軟性を与えるために、必要ならば、前記ポリエステル系化合物を乳化などの手段により微粒子化してパウダー粒子として使用することができる。特に、平均粒子径0.1〜30μmのパウダー粒子とする、あるいは、前記パウダー粒子の凝集粒子であり、その凝集粒子の平均粒子径が10〜100μmであるものも使用可能である。
他方、前記ポリエステル系化合物と共に、シリコーンエラストマーより形成したシリコーンパウダーを含有させることができる。たとえばジメチルシリコーンエラストマーを乳化などの手段により微粒子化した、シリコーンエラストマーより形成したシリコーンパウダーを含有させることができる。たとえば、平均粒子径0.1〜30μmのパウダー粒子、あるいはその凝集粒子の平均粒子径が10〜100μmであるシリコーンパウダー粒子、たとえばジメチルシリコーン架橋エラストマー(たとえば東レダウコーニング社製「BY29―119」、「BY29―122」)などを併用できる。また、シリコーンパウダー粒子のほか、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリルなどのパウダー粒子も併用可能である。
この場合、好適にはべとつき防止のために25cst以下のシリコーンオイルとの併用で、0.1〜30μmの前記シリコーンパウダーを、乾燥繊維重量を基準として0.05〜5%の割合で含有させることが、吸油性及び吸水性を所定の程度に適正に維持しながら、所望の表面の滑らかな感触や柔軟性を与え、かつ経済性に富む配合となる。
通常は添加が不要であるものの、別の柔軟剤を添加することも可能である。この柔軟剤としては、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤および両性イオン界面活性剤のなかから適宜選択して用いることができる。アニオン系界面活性剤を用いた場合、基材紙のコシ(曲げ剛性)を前述の範囲まで低下させることができ、もって保湿剤による潤い感や柔軟剤による柔らか感を助長することができる。アニオン系界面活性剤としては、カルボン酸塩系、スルホン酸塩系、硫酸エステル塩系、燐酸エステル塩系などを用いることができる。特にアルキル燐酸エステル塩が好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノステアレート、ジエチレングリコールモノオレエート、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノオレート、プロピレングリコールモノステアレートなどの多価アルコールモノ脂肪酸エステル、N−(3−オレイロシキ−2−ヒドロキシプロピル)ジエタノールアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット密ロウ、ポリオキシエチレンソルビタンセスキステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテルなどを用いることができる。
本発明のポリエステル化合物とともに好適に併用できる柔軟剤としては、カチオン界面活性剤がある。このカチオン界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩、アミン塩、またはアミンなどをもちいることができる。また、両性イオン界面活性剤としては、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する第2級または第3級アミンの脂肪族誘導体、または複素環式第2級または第3級アミンの脂肪族誘導体などを用いることができる。
柔軟剤の使用により、紙力の低下が生じる場合があるので、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂などのアミノ樹脂、ポリアミドエピクロルヒドリン系樹脂、ポリビニルアルコール、ジアルデヒドデンプン、特にデンプンをなどの紙力剤(湿潤紙力増強剤)として添加することも可能である。
他方、特に、しっとり感を得るために、前記ポリエステル系化合物と共に保湿剤を添加することが有効である。特にグリセリンが有効である。グリセリンを添加することにより、しっとり感などの肌触り性が向上する反面、保湿剤の作用により水分が増加し、紙力が低下することを確認している。しかるに、前記ポリエステル系化合物は、繊維間に水素結合に与えることなく優れた滑らかさを与えるので、相対的にグリセリンの添加量を少なくすることができ、紙力の低下がないまたは少ないものとすることができる。
また、一般式(1)で示されるポリエステル系化合物及び保湿剤が、含有させる対象のシート(一般的に5〜6%程度水分を含むシート)重量に対し5〜60質量%、特に10〜30質量%含有されているのが望ましい。
本発明において、保湿剤としてグリセリンを添加することが好ましい。他に使用できる保湿剤として、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、ソルビトール、グルコース、キシリトール、マルトース、マルチトール、マンニトール、トレハロース等の糖類、グリコール系溶剤およびその誘導体のうちの少なくとも1種の保湿剤を含むものを用いてなるものを挙げることができる。さらに、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール、流動パラフィンなども使用できる。
また、本発明に係る添加剤として、特にティシュペーパーとして使用する場合の添加剤として、グリシン、アスパラギン酸、アルギニン、アラニン、シスチン、システインなどのアミノ酸;アロエエキス、アマチャエキス、カリンエキス、キュウリエキス、アギナエキス、トマトエキス、ノバラエキス、ヘチマエキス、ユリエキス、レンゲソウエキスなどの植物抽出エキス;オリーブ油、ホホバ油、ローズヒップ油、アーモンド油、ユーカリ油、アボガド油、ツバキ油、大豆油、サフラワー油、ゴマ油、月見草油などの植物油;ビタミン、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、キトサン、尿素、はちみつ、ローヤルゼリー、ヒアルロン酸ナトリウム、セラミド、スクワラン、ワセリン、ビタミンC、ビタミンE、コラーゲンなどを配合できる。
ここで、ビタミンC、ビタミンE、コラーゲンは、潤い感を高め機能がある。ビタミンCおよびビタミンEは抗酸化剤としても機能する。ビタミンEは還元力の強い成分で、活性酸素・フリーラジカルを消去したり、過酸化脂質の発生を防ぐ抗酸化作用がある。よってビタミンEは薬液の安定化剤として機能するとともに、薄葉紙を使用した者の肌に付与されると当該肌の皮脂の酸化防止効果および血行促進効果が発揮される。また保湿機能もある。ビタミンCはビタミンEと同じく皮脂の抗酸化作用がある。またビタミンCはビタミンEを還元するする作用があるため、ビタミンC,Eの両方を用いると、ビタミンCがビタミンEの助剤として働き、活性酸素などにより酸化されたビタミンEを還元し、ビタミンEの強力な皮脂の抗酸化作用を維持する作用が奏せられる。コラーゲンは肌の真皮の90%を形成しており、これが減少すると肌に潤いや張りがなくなる。よって、薄葉紙に含有させておくことによって、これが肌と接触したときに肌に潤いを与える保湿効果を発揮するとともに、薄葉紙に対しても保湿効果を発揮する。
本発明の家庭用薄葉紙の基材紙としては、NBKP配合率が30〜80%、LBKP20〜70%のパルプ繊維を主原料とするのが望ましい。必要により、パルプ原料に対し、古紙パルプを30%以下、好適には10%以下配合することができるが、バージンパルプを100%配合したものが柔軟性などの点で望ましい。
他方、乾燥引張強度の縦が200〜500cN/25mm幅で、横が50〜200cN/25mm幅であることが望ましい。乾燥引張強度が低いと破れの原因となるからである。特に、鼻をかむさいなど実際の使用時における破断が生じにくいものとなる。また、カートンからスムーズな引き出しを可能とすることができ、しかも、取り出し時の破断が起こりにくいものとなる。縦方向および横方向の乾燥引張強度は、JIS P 8113に基づいて測定する。
また、ソフトネス(JAPAN TAPPI 紙パルプ試験方法No.34:2000に従うハンドルオメータによる試験)は0.8〜1.5g/100mmが好ましい。
本発明の家庭用薄葉紙としては、表面が滑らかであることが特に重要である。KES試験機を使用した表面特性における摩擦係数の平均偏差で表される平滑性(MMD)が5.0〜15.0(より好ましくは8.0〜12.0)であることが望ましい。
この表面特性の試験には、カトーテック株式会社製「摩擦感テスター KES SE」を用いることができる。測定に際しては、図1に示すように、横断面直径0.5mmのピアノ線からなり、その接触面の長さは5mmである摩擦子を、紙試料に10gの接触圧で接触させながら、移動方向に20g/cmの張力を紙試料に与えつつ、0.1cm/秒の速度で2cm移動させたときの、摩擦係数を測定する。すなわち、摩擦係数の平均偏差MMDは、摩擦子を移動させたときの表面厚さの変動量の面積を移動距離(2cm)で割り算した値である。ここでは、このMMDは滑らかさに対応する。
また、人工皮革により構成した10mm四方の接触平面にオリーブオイル4mgを均一に塗布し、この接触平面全体を50gf/cm2の接触圧で、人工皮革により構成した水平測定面上に固定した紙試料に接触させ、この状態で前記紙試料に移動方向に20gf/cmの張力を与えつつ前記接触平面の長さ方向または幅方向と直交する方向に、0.1cm/秒の速度で前記紙試料を前記水平測定面ごと2cm移動させたときの摩擦係数の平均偏差で表される表面特性の縦横平均を、本発明の肌触り値(oil KES)とする場合において、3.0〜6.0が望ましい。
すなわち測定は、図2〜図4に示すように、通常のMMD試験機、例えば、カトーテック株式会社製の摩擦感テスター(KES SE)の基台上に人工皮革(サプラーレ:出光テクノファイン社製)を敷いて固定するとともに、測定端子Tを人工皮革(サプラーレ:出光テクノファイン社製)にて被覆し、その測定端子の測定面の人工皮革で被覆された部分(接触平面)にオリーブオイル(BOSCOエクストラバージンオイル:日清精油)4mgを均一に塗布し、MMDの測定手順と同様にして行なうことができる。詳細には、人工皮革で構成される接触平面は、横断面直径0.5mmにピアノ線からなり、先端の曲率半径が0.25mmの単位膨出部が隣接して有し、全幅が10mmの連続した測定面を有し、その測定面の長さが10mmとされるほぼ10mm四方の測定面を有するMMD測定用端子を、前記人工皮革で被覆して形成することができる。人工皮革による前記端子の被覆は、10mm四方の接触平面が形成されるように端子の測定面に対して人工皮革がぴったりと接触するように、あるいは若干の張力をもたせてぴったりと被覆することにより達成できる。人工皮革を端子に固定するにあたっては、測定時、すなわち紙試料を移動させたときに人工皮革と内部の端子とがずれて人工皮革に接触平面に歪みなどが生じないようにしっかりと固定することが重要である。固定は例えば、前記接触平面が構成されるように前記端子を被覆したのち、接触平面を構成しない部位を輪ゴム等で装置の測定に影響が出ない部位、例えば端子の支持材等にしっかり固定する。また、MMD試験機の基台上には人工皮革を敷いて接着テープ等で固定する。このとき、測定時に歪まないように基台に人工皮革をしっかりと固定することが重要である。また、基台上に敷く人工皮革は、前記接触平面を構成する人工皮革と同じものを用いる。なお、紙試料は、10cm四方に裁断して用い、人工皮革を敷いた基台に固定する。測定に際しては、紙試料の上に試料押さえ用錘(約100g)で押さえる。また、試験機の測定端子への荷重を50gとして人工皮革で構成される接触平面全体が50gf/cm2の接触圧で紙試料に接触するようにするが、これは、MMD測定と同様に、円盤状の錘を端子上部に取り付けることで達成できる。もちろん、支持材の一方の端部(紙試料の移動方向と反対の端部)の固定の仕方はMMDの測定に準ずる。測定は、紙試料の縦方向について3回、横方向について3回の計6回を行い、測定値についてはその6回の平均値とする。なお、人工皮革およびオリーブオイルについては同等品で代替することもできる。
本発明の家庭用薄葉紙の表面特性は、パルプ配合、カレンダー条件、抄紙水分、ドクターの刃先角度、ブレード角度、接着・剥離強度のバランス、クレープ率、前記添加剤(保湿剤も含む)の添加及びその量などにより調整することが可能である。
本発明に係るポリエステル系化合物は、水溶性であるので、水に溶解または分散することができるものの、高分子量であるために、イソプロピルアルコール、ジプロピレングリコールなどの溶剤に溶解して使用するのが望ましい。
本発明に係る家庭用薄葉紙は、既知の設備および製造工程に従って製造することができる。すなわち、原料パルプを抄紙機で抄紙するとともに、好ましくはクレープ処理及びカレンダー処理を施す製造方法により製造することができる。
本発明の一般式(1)で示されるポリエステル系化合物は(必要により保湿剤(特にグリセリンとともに)、次のように塗布できる。すなわち、抄造後において、スプレー塗布することができる。ティシュペーパーの場合には、特に好ましくは、パルプ繊維を抄造した原紙を、製品の幅で巻き取った巻取ロールから連続シートをそれぞれ巻き戻して、インターフォルダにおいて、これらを折り畳み積み重ねて製品化する家庭用衛生薄葉紙の製造に際し、巻き戻しから折り畳み積み重ね工程の間で、前記連続シートに前記薬液をロール転写で連続的に塗布する方法である。
ロール転写により薬液を塗布すると、スプレー塗布による場合より、基材紙への薬液の塗布量を多くすることができる。また、インターフォルダにおいてオンライン塗布を行うので、紙の伸びを生じることがなく、米坪を低いものとすることができ、紙のコシが小さいあるいは風合いに優れたものとすることができ、もって、少ない薬液塗布量であっても柔軟性に富むものを得ることができる。この米坪を低く、薬液塗布量を少なくすることは経済性に優れることを意味する。薬液のロール転写塗布はグラビアロールが望ましいが、フレキソロールでもよい。
上記例において1プライの物性について説明したが、本発明の家庭用薄葉紙は、2プライのほか3プライ以上のものでもよい。さらに、本発明は、必要な紙力が要求されるティシュペーパーであるときに特に顕著な効果を示すが、トイレットペーパーでもよい。
(ティシュペーパーの場合における例)
市販のティシュペーパー製品と本発明に係るティシュペーパー製品とに関し、物性等を調査した。その結果を表1に示す。
柔軟剤としては、表中のポリエステル化合物(1)は日華化学社製「エーポールES―500」、ポリエステル化合物(2)は日華化学社製「L―4328」である。ポリエステル化合物(1)及び(2)は一般式(1)で表されるものである。
比較例としていわゆるソフトタイプとしての市販品を示した。比較例1の柔軟剤は、カチオン系脂肪酸エステル(日本PMC社製「SFS1002」)である。
Figure 2006022288
ここで、実使用評価及び官能評価は、成人30名に対し、「鼻かみ時の肌触りの良さ」(滑らかさ感)、「ふんわりした厚み感」、鼻かみ時の「破れ頻度」の各項目について、最も良いもの:5点、良いもの:4点、普通:3点、悪いもの:2点、最も悪いもの:1点の5段評価を行い、その平均点が4.0以上を◎、3.0〜4.0未満を○、2.0〜3.0未満を△、1.0〜2.0未満×としてあらわしたものである。
<考察>
本発明の実施例に係る製品は、市販品との比較において、いずれの実使用評価および官能評価項目においても十分な評価がなされており、市販品に比較して、優れた特性を示すものとなっている。さらに、実施例品は、引張強度及び破れ頻度において、他の柔軟剤を使用したものに比較してより優れたものである。
なお、前述の「ナイスポールPR」シリーズのものについても、同様の結果が得られた。
(トイレットペーパーの場合における例)
対照例、及び比較例4として、グリセリン保湿剤を含有するとしての市販のトイレットペーパー製品と、本発明に係るトイレットペーパー製品とに関し、物性等を調査した。その結果を表2に示す。
表中のポリエステル化合物は日華化学社製「エーポールES―500」を使用した(なお、日華化学社製「L―4328」の場合も同様であった)。
Figure 2006022288
ここで、実使用評価及び官能評価は、成人30名に対し、「やわらか感」、「滑らかさ感」、「しっとり感」、「丈夫さ」の各項目について、最も良いもの:5点、良いもの:4点、普通:3点、悪いもの:2点、最も悪いもの:1点の5段評価を行い、その平均点が4.0以上を◎、3.0〜4.0未満を○、2.0〜3.0未満を△、1.0〜2.0未満×としてあらわしたものである。
<考察>
本発明の実施例4、5に係る製品は、市販品との比較において、いずれの実使用評価および官能評価項目においても十分な評価がなされており、市販品に比較して、優れた特性を示すものとなっている。さらに、実施例4、5の製品は、官能特性に優れるとともに、平滑性の値が小さく、しかも破れ難いことを指標とする「丈夫さ」及び引張強度において、他の柔軟剤を使用したものに比較してより優れたものである。
MMD測定端子および測定時の概略を示す図である。 肌触り値(oil KES)測定端子および測定時の概略を示す図である。 表面特性の測定装置の例の概略を示す図である。 接触平面の構成を説明するための図である。

Claims (10)

  1. 下記一般式(1)で示されるポリエステル系化合物を含むことを特徴とする家庭用薄葉紙。
    Figure 2006022288
    (ただし、式中、R1はHO−又はHO(R2O)a−であり、R2は炭素数2〜3のアルキレン基であって、R2Oは1種のみであっても、2種のR2Oがランダム状又はブロック状に付加していてもよく、aは1〜200であって、同一分子内において、aはすべて同一であっても、異なっていてもよく、bは2〜100であり、R3は水素原子又は一般式(2)で表される基である。)
    Figure 2006022288
  2. ポリエステル系化合物がパルプに対し0.05〜6.0質量%の割合で添加されている請求項1記載の家庭用薄葉紙。
  3. さらに、保湿剤を含む請求項1または2記載の家庭用薄葉紙。
  4. 保湿剤がグリセリンである請求項3記載の家庭用薄葉紙。
  5. 一般式(1)で示されるポリエステル系化合物及び保湿剤が、含有させるシート重量に対し5〜60質量%含有されている請求項3または5に記載の家庭用薄葉紙。
  6. 肌触り値(oil KES)が3.0〜6.0である請求項1または3記載の家庭用薄葉紙。
  7. 平滑性(MMD)が5.0〜15.0である請求項1または3記載の家庭用薄葉紙。
  8. ソフトネスが0.8〜1.5g/100mmである1または3記載の家庭用薄葉紙。
  9. 乾燥引張強度の縦が200〜500cN、横が50〜200cNである1または3記載の家庭用薄葉紙。
  10. 1プライ当たりの米坪が10〜40g/m2である1または3記載の家庭用薄葉紙。
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