JPWO2002081800A1 - 横編機のヤーンキャリア - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、針床で編成動作を行う編針に編糸を供給する横編機のヤーンキャリアに関する。
【背景技術】
従来から、キャリッジが針床の長手方向に往復走行しながらカム機構によって針床内の編針に編成動作を行わせる横編機には、キャリッジと連動して移動しながら編糸を編針に供給するため、ヤーンキャリアが用いられている。ヤーンキャリアは、ヤーンフィーダや糸道などとも呼ばれている。ヤーンキャリアの移動は、針床の上方に架設され、針床の長手方向に平行な糸道レールに沿って行われる。キャリッジとヤーンキャリアとの連携は、キャリッジに設けられ、ヤーンキャリアに向って出没可能なピンによって行われる。横編機には、複数の糸道レールが設けられる。1つの糸道レールには、1または複数のヤーンキャリアの通路を設けることができる。キャリッジは、複数の通路分のピン出没機構を備え、ヤーンキャリアをピンの出没によって選択可能である。
図11は、従来からの典型的なヤーンキャリア51の構成を簡略化して示す。ヤーンキャリア51は、糸道レール52に沿って走行可能であり、キャリッジ53から突出するピン54と係合して連行される。ヤーンキャリア51のケーシング55の下方には、フィーダロッド56が垂下し、その先端には給糸口57が設けられている。ケーシング55の上面には、ピン54と係合する係合個所58,59を両側に有する凹所60が形成される。ケーシング55の外方の両側には、案内斜面61,62が設けられている。2つの係合個所は、編針の編成動作を生じさせるカムが大略的に三角形であり、キャリッジ53の走行方向に応じてヤーンキャリア51に所定の遅れ量ΔLを持たせるために必要となる。
糸道レール52上に静止しているヤーンキャリア51を選択するために、キャリッジ53がヤーンキャリア51に向って走行している場合を想定する。キャリッジ53からはピン54が突出し、ヤーンキャリア51に接近する。ピン54は、下方にばねで付勢され、案内斜面62に乗上げながら凹所60に近づく。走行方向の後方側の係合個所59をピン54は通過し、走行方向の前方側の係合個所58で凹所60の側壁面にピン54の先端が当接する。当接時点以降は、キャリッジ53によってヤーンキャリア51が連行され、移動が可能となる。本件出願人は、このように2つの係合個所を設けるヤーンキャリアを、たとえば特許第2807848号公報や第2903152号公報などで開示している。
図11に示すように、2つの係合個所58,59を設けるヤーンキャリア51は、常にキャリッジ53に連行されるときの後方側がピン54と係合しない状態で移動するので、キャリッジ53を急停止させると、ヤーンキャリア51は慣性でキャリッジ53よりも先行してしまう可能性がある。このため、ヤーンキャリア51が糸道レール52に沿って走行する際の摺動抵抗等を大きくしておき、ピン54からの駆動力が停止すれば、直ちにヤーンキャリア51も停止するようにしている。したがって、ヤーンキャリア51を連行させる際には、ピン54から抵抗に打ち克つ駆動力を係合個所58に伝達しなければならない。
ピン54から大きな力を伝達可能にするためには、キャリッジ52の駆動動力力を大きくしなければならない。ピン54の出没機構なども、機械的に強化し、大型化しなければならない。糸道レール52とヤーンキャリア51との摺動部分などの摩耗も大きくなる。
本発明の目的は、2つの係合個所を有しても、各係合個所で確実にキャリッジからのピンの両側を係合させることができる横編機のヤーンキャリアを提供することである。
【発明の開示】
本発明は、横編機の針床の長手方向に沿って一方側または他方側に移動するキャリッジが備える出没可能なピンを突出させることによって選択され、編成動作を行う編針の先端付近に編糸を供給するために、ピンの先端が係合しうる係合個所が該長手方向に間隔をあけた2個所に設けられ、キャリッジの走行方向の前方側となる方の係合個所でピンの先端に係合して、キャリッジに連行されて移動する横編機のヤーンキャリアにおいて、
該長手方向に関して、該2個所の係合個所間の外方から各係合個所に臨むようにそれぞれ設けられ、キャリッジの走行方向の後方側となる係合個所ではピンを通過させ、キャリッジの走行方向の前方側となる係合個所ではピンを通過させないように、選択的に案内する一対の選択案内部材と、
該2個所の係合個所間に設けられ、選択案内部材によって走行方向の後方側の係合個所を通過するように案内されるピンを、該走行方向の前方側の係合個所に案内し、ピンが該前方側の係合個所に到達すると、ピンが係合個所に対し相対的に後方側に移動するのを阻止するように変位する案内阻止機構とを含むことを特徴とする横編機のヤーンキャリアである。
本発明に従えば、ヤーンキャリアは、横編機上方で針床の長手方向に平行に架設される糸道レールに沿って走行可能であり、長手方向に沿って一方または他方に移動するキャリッジから突出するピンで選択されるときに、ピンの先端が係合する係合個所を、長手方向に間隔をあけた2個所に有し、一対の選択案内部材と案内阻止機構とを含む。編針が編成動作を行うとき、キャリッジによって選択されて連行されるヤーンキャリアからは、編針の先端付近に編糸が供給される。選択案内部材は、2個所の係合個所間の外方から各係合個所に臨むようにそれぞれ設けられ、キャリッジと離間している状態からピンを突出させたキャリッジが走行して接近するとき、キャリッジの走行方向の後方側では、係合個所を通過するようにピンを案内する。案内阻止機構は、選択案内部材によって後方側の係合個所を通過するように案内されたピンを、走行方向の前方側の係合個所側に移動するように案内し、ピンが前方側の係合個所に到達すると、ピンが係合個所に対し相対的に後方側に移動するのを阻止するように変位する。前方側の係合個所に設けられる選択案内部材は、到達したピンを、さらに前方側へ通過するようには案内しないので、ピンは前方側の係合個所に係合し、キャリッジはヤーンキャリアを連行して走行するようになる。前方側の係合個所では、案内阻止機構によってピンの後方側への移動が阻止されるので、キャリッジが停止すれば、ヤーンキャリアがピンよりも停止前の走行方向の前方に移動することができず、ヤーンキャリアも確実に停止させることができる。このため、摺動抵抗などを高める必要はなく、糸道レールに対してヤーンキャリアを軽い負荷で移動させることができる。
また本発明で、前記選択案内部材は、
前記ピンの突出方向および前記キャリッジの走行方向に垂直となるように、前記係合個所間の外方に設けられる軸を中心として、該軸から該係合個所に向って延びる腕が揺動変位可能であり、
該腕の上面にはピンが該係合個所に接近するときに接触して、該ピンの先端による押圧で下方に揺動変位しながら該ピンの先端を該係合個所に案内する案内部が形成され、
該腕の先端部は係合個所に臨み、該案内部が押圧されるときには揺動変位によって該係合個所を狭めて、ピンの先端が該係合個所に係合するのを阻止し、該案内部が押圧されないときには、ピンの先端に当接して該ピンを該係合個所に係合させることが可能であり、
該腕は、該ピンの押圧力よりも小さい力で、該案内部が上方に揺動変位するように付勢されていることを特徴とする。
本発明に従えば、キャリッジがヤーンキャリアを選択するためにピンを突出させて近づくと、選択案内部材の腕の上面の案内部にピンの先端が接触して押圧し、選択案内部材の腕を揺動変位させて、腕の先端部で後方側の係合個所にピンが係合するのを阻止する。前方側の係合個所では、選択案内部材の先端部にピンの先端が当接するので、ピンは係合することができる。
また本発明で、前記案内阻止機構は、前記2個所の係合個所の中間に設けられて前記選択案内部材の軸と平行な軸を中心として、該軸から係合個所に向って延びる腕が揺動変位可能である一対の揺動部材を有し、
各揺動部材は、該腕の上面に、前記ピンが前記選択案内部材の揺動変位で係合するのを阻止された前記後方側の係合個所から前記前方側の係合個所まで、該ピンの先端による押圧で下方に揺動変位しながら該ピンの先端を案内する案内部が形成され、
該腕の先端部は係合個所に臨み、前記選択案内部材の先端部が押下げられるとき、連動して押下げられ、該ピンが先端部を通過して前記前方側の係合個所に係合すると、上方に揺動変位して該ピンを該選択案内部材の先端部との間で挟むことを特徴とする。
本発明に従えば、一対の揺動部材のうち、キャリッジの走行方向の後方側の係合個所に先端部が臨む揺動部材は、選択案内部材の先端部によって下方に揺動変位し、後方側の係合個所で係合を阻止されたピンを、上面の案内部に沿って案内し、前方側に導く。ピンの先端は、後方側の係合個所に先端部が臨む揺動部材から前方側の係合個所に先端部が臨む揺動部材の上面の案内部に移り、その揺動部材を押圧して押下げながら前方側の係合個所にピンを導く。ピンが前方側の係合個所に到達すると、揺動部材に対する押圧は停止するので、揺動部材の先端部は上昇し、ピンの後方側に係合することができる。
また本発明で、前記揺動部材は、前記腕の先端部から予め定める基準を越える負荷がかかると、前記軸側に変位可能であることを特徴とする。
本発明に従えば、走行方向の前方側の係合個所に前方側と後方側との両側から係合されているピンは、前方側に負荷がかかると、揺動部材がその軸側に変位するので、ピンが前方側の係合個所よりも外方に設けられている選択案内部材の先端部を乗越える余地が得られ、ピンを前方側の係合個所から容易に離脱させることができる。
また本発明で、前記選択案内部材は、前記係合個所間の外方に設けられる凹所に収納されて、各係合個所に出没可能であり、該係合個所に突出している状態で、上面がピンの先端に当接しながら該係合個所を通過するように案内し、
選択案内部材を凹所から係合個所に向けて突出するように付勢するばねを含むことを特徴とする。
本発明に従えば、キャリッジがヤーンキャリアを選択するためにピンを突出させて接近すると、走行方向の後方側の係合個所では、突出している選択案内部材によって係合が阻止され、ピンの先端部は選択案内部材の上面に当接して走行方向の前方側に案内される。ピンが後方側の係合個所を通過すると、案内阻止機構によって前方側の係合個所まで案内され、前方側の係合個所では選択案内部材の先端部に当接し、選択案内部材を凹所内に押込んで、係合することができる。
また本発明で、前記案内阻止機構は、
前記2個所の係合個所間の下方に設けられ、昇降変位可能な昇降部材と、
昇降部材を上方に付勢するばねとを含み、
昇降部材の上面で前記ピンの先端に接触しながら、該ピンによって押下げられた状態で、該ピンを前記走行方向の後方側の係合個所から前方側の係合個所まで案内し、
該ピンが該走行方向の前方側の係合個所に到達して、該ピンが前記選択案内部材の先端に当接し、該選択案内部材を前記凹所内に押戻して、該ピンによる該昇降部材の上面への押圧が停止すると、該昇降部材が上昇して、該走行方向の前方側の側端面と該係合個所の前方側の選択案内部材の先端との間で該ピンの先端部を挟むことを特徴とする。
本発明に従えば、ピンが走行方向の後方側の係合個所への係合を阻止されて、後方側の係合個所を通過すると、昇降部材の上面でピンの先端と当接しながらピンを前方側に案内する。ピンが前方側の係合個所に到達すると、昇降部材への押圧が停止するので、昇降部材はばねによる付勢で上昇し、前方側の側端面でピンの後方側を係合することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に従う横編機のヤーンキャリアの好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施の一形態としてのヤーンキャリア1の概略的な構成を、一部を断面視して示す。ヤーンキャリア1は、横編機の針床の上方に、針床の長手方向に平行に架設される糸道レール2に沿って往復の両方向に走行可能である。ヤーンキャリア1は、キャリッジ3から出没可能なピン4によって選択され、突出している状態のピン4と係合して連行される。ヤーンキャリア1のケーシング5の下方には、フィーダロッド6が垂下する。フィーダロッド6の先端には給糸口7が設けられ、横編機の前後の針床間の歯口に編糸を供給することができる。
ケーシング5の上面には、ピン4と係合する係合個所8,9が形成される。ケーシング5の外方の両側には、選択案内部材である一対の揺動片10,11が設けられている。各揺動片10,11は、2つの係合個所8,9間の外方に、軸10a,11aをそれぞれ有し、軸10a,11aを中心に揺動変位可能である。係合個所8,9間には、ヤーンキャリア1の中心1aを基準に、所定の遅れ量ΔLを持たせるために間隔があけられている。この2ΔLの間隔には、案内阻止機構として、一対の揺動板12,13が設けられる。揺動板12,13は、その間隔内に配置される軸12a,13aを中心に、それぞれ揺動変位可能である。揺動板10,11および揺動板12,13は、軸10a,11aおよび軸12a,13aを中心に、先端部が上方に揺動するように、図示を省略しているばねでそれぞれ付勢されている。揺動板12,13の上昇を制限するために、中心部に共通の規制ピン14が設けられている。
図2は、図1のヤーンキャリア1の平面視状態を拡大して示す。揺動片10,11や揺動板12,13などは、ヤーンキャリア1の横方向の中心線1aと前後方向の基準線1bとの交点を中心に点対称に配置されている。このため、後述するように、同一の糸道レール2で複数のヤーンキャリア1が並ぶときに、揺動片10,11の端部同士が交互に隣接するヤーンキャリア1側に入り込み、係合しているピン4を離脱させることができる。
図3A〜図3Dは、図1のヤーンキャリア1をキャリッジ3によって選択する際の動作を拡大して示す。なお、説明の便宜のため、揺動板12,13は、説明の対象となる方を前面側に表示して、後面側は簡略化して示す。また、図の左方に走行する場合について示すけれども、図の右方に走行する場合も同様である。ヤーンキャリア1は、選択されるまでは糸道レール2上で静止している。
図3Aに示すように、ピン4はキャリッジの走行に従って、走行方向4aとして示すように移動する。揺動板12,13は軸12a,13aを中心に、先端部が上昇するようにばねで付勢されている。揺動板12,13の先端部の下方で、揺動板12,13は、揺動片10,11の先端部をそれぞれ上昇させるように揺動変位させている。揺動板12,13の上昇の上限は、共通の規制ピン14によって規制される。
図3Bに示すように、ピン4が走行方向4aの後方側の揺動片11の腕の上面である案内部11bから先端部11cに接近すると、ピン4によって押圧され、軸11aを中心とする揺動変位で先端部11cは下方に変位する。また、先端部11cの下部11dによって、対向する揺動片13の先端部13cの下部も押下げられ、後方側の係合個所は閉ざされる。ピン4は、揺動片11の案内部11bから揺動板13の腕の上面である案内部13bに移る。
図3Cに示すように、ピン4が走行方向4aへの移動を続けると、ピン4は、先端部12cが後方側の係合個所に臨む揺動板12の腕の上面の案内部12bに移る。ピン4が揺動板12の先端部12cに近づくと、先端部12cは押下げられる。ただし、前方側の揺動片10は、ほとんど押下げられない状態である。
図3Dに示すように、ピン4が前方側の揺動片10の先端部10cに当接すると、揺動板12の案内部12bから外れて揺動板12への押圧は停止する。このため、揺動板12の先端部12cは上昇し、ピン4の後方側と係合する。ピン4は、前方側で揺動片10の先端部10cと、後方側で揺動片12の先端部12cと、それぞれ係合する。この状態でピン4を介するキャリッジとヤーンキャリア1との係合は完了する。係合完了以降は、ヤーンキャリア1はキャリッジに連行される。なお、ピン4が走行方向4aの逆方向から接近するときは、最初に揺動片10の腕の上面の案内部10bによって案内される。
図4は、図1のヤーンキャリア1が走行する糸道レール2の端部にストッパ15を設ける状態を示す。ヤーンキャリア1は、キャリッジがピン4を引込めれば、任意の位置で静止し、キャリッジはヤーンキャリア1を連行しないようにすることができる。しかしながら、ヤーンキャリア1は、任意の位置に静止させておくよりも、所定の待機位置に待機させておくことが制御を簡略化する上などで望ましい。ストッパ15でヤーンキャリア1を正確に停止させ、ピン4を無理なく係合個所8から除去するために、本実施形態の係合板12,13は、軸12a,13a方向にも変位可能にしている。
図5は、図4に示すストッパ15にヤーンキャリア1が当接するときの揺動片10および揺動板12の変位を部分的に拡大して示す。点線は図4の状態を示し、実線はストッパ15に当接しているときの状態を示す。点線に示す状態で、ヤーンキャリア1がストッパ15に接近すると、揺動板10の先端部10cが下方に揺動変位しようとして、ピンを後方側に押す。揺動板12の先端部12cは、ピンによって、軸12a側に押されて変位し、係合個所8でのピンへの係合が緩和され、ピンは揺動板10の先端部10cから案内部10bに乗上げ、前方側に脱出する。
図6A〜図6Cは、図5に示すようなストッパ15にヤーンキャリア1が当接して停止した状態で、移動を続けるキャリッジから突出するピン4が係合個所から脱出する過程を示す。図6Aは、前方側の揺動板10が図4に示すストッパ15で押圧されて、先端部10cが破線で示すように揺動変位するときに、実線で示すように前方側の揺動板10の先端部10cに当接しているピン4が後方側に押圧されて破線で示す位置まで変位し、揺動板12が後方側に変位している状態を示す。係合個所8でのピン4の位置が揺動板12側にずれるので、ストッパ15の側方斜面からの圧力で揺動片10はさらに先端部10cが下がるような揺動変位を行い、ピン4が先端部10cから案内部10b側に乗上げやすくなる。図6Bに示すように、ピン4が案内部10b側に乗上げると、図6Cに複数のピン4で示すように、容易に案内部10bを通って、外部に脱出することができる。
図7は、図1の揺動板13を拡大して示す。もう一方の揺動板12についても、基本的に同等である。揺動板13は、弾性を有する金属板で形成される。揺動板13の内部には、ばね部13eが形成され、その先端は軸13aが挿通される軸孔13fに臨む。揺動板13の先端部13cに、軸孔13方向の荷重がかかると、ばね部13eの先端が軸孔13fに挿通される軸13aに当接して撓み、荷重に応じて変位することが可能になる。図5や図6では、このような変位を、揺動板12側で行う。
図8は、図4のストッパ15によって停止しているヤーンキャリア1によって、さらに他のヤーンキャリア1が当接して停止するときに、ピン4の係合を解除する動作を複数の変位状態で示す。このように、糸道レール2の端部では、複数のヤーンキャリア1を停止させ、ピン4の係合を解除させることができる。解除の動作は、ヤーンキャリア1が図5や図6に示すように、単独でストッパ15によって停止する場合と同様である。
図9は、本発明の実施の他の形態としてのヤーンキャリア31の概略的な構成を、一部を断面視して示す。図1の実施形態で対応する部分は同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。実施形態のヤーンキャリア31では、凹所34を有するケーシング35の両側に、図11と同様な案内斜面36,37を備える。2つの係合個所38,39は、凹所34の両側に設けられる。係合個所38,39には、選択案内部材である突出片40,41がばね42,43でそれぞれ付勢されて突出する。凹所の中央には、案内阻止機構として、昇降部材44およびばね45が設けられる。このようなヤーンキャリア31に対しては、糸道レール2の端部にストッパ46を配置する。ストッパ46は、案内斜面47を備える。
図10は、ストッパ46でヤーンキャリア31を停止させる際に、案内斜面47によって、ピン4を係合から離脱させる状態を示す。案内斜面36,37,47は、図2と同様に、点対称に配置され、交互に先端部を乗入れることができる。
本実施形態では、キャリッジ4がヤーンキャリア31を選択するためにピン4を突出させて接近すると、走行方向の後方側の係合個所39では、突出している突出片41によって係合が阻止され、ピン4の先端部は突出片41の上面に当接して走行方向の前方側に案内される。前方側の係合個所38では突出片40の先端部に当接し、突出片40を押込んで、係合することができる。
またピン4が走行方向の後方側の係合個所39への係合を阻止されて、後方側の係合個所39を通過すると、昇降部材44の上面でピン4の先端と当接しながらピン4を前方側に案内する。ピン4が前方側の係合個所38に到達すると、昇降部材44への押圧が停止するので、昇降部材44はばね45による付勢で上昇し、前方側の側端面でピン4の後方側を係合することができる。
本発明は、たとえば本件出願人が特許第2903152号公報で開示しているようなヤーンキャリアの移動方法と組合わせることもできる。同一の経路に複数のヤーンキャリアを配置して、キャリッジが連行していないヤーンキャリアをキャリッジが連行しているヤーンキャリアに影響を与えないで自由に動かし、新たな編成動作を可能にする手段を提供することができる。
なお、説明した各実施形態では、編針をキャリッジ4内のカムの作用で作動させるようにしている。しかしながら、本発明を適用可能なキャリッジ4は、ヤーンキャリア1,31を連行するピンを出没させることができる台であればよく、必ずしも編成用のカムを一体的に搭載している必要はない。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。したがって、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は、請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。
さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本発明の範囲内のものである。
【産業上の利用可能性】
以上のように本発明によれば、選択案内部材は、キャリッジの走行方向の後方側では、係合個所を通過するようにピンを案内する。案内阻止機構は、選択案内部材によって後方側の係合個所を通過するように案内されたピンを、走行方向の前方側の係合個所側に案内し、ピンが前方側の係合個所に到達すると、ピンの後方側への移動を阻止する。前方側の係合個所に設けられる選択案内部材は、到達したピンを前方側へ通過するようには案内しないので、前方側の係合個所では、ピンが係合され、後方側への移動も阻止されるので、キャリッジが停止すれば、ヤーンキャリアも確実に停止させることができる。このため、ヤーンキャリアと糸道レールなどとの間の摺動抵抗などを高める必要はなく、糸道レールなどに対してヤーンキャリアを軽い負荷で移動させることができる。
また本発明によれば、選択案内部材の腕の上面の案内部にピンの先端が接触して押圧し、選択案内部材の腕を揺動変位させて、腕の先端部で後方側の係合個所にピンが係合するのを阻止することができる。前方側の係合個所では、選択案内部材の先端部にピンの先端を当接させて、ピンを係合させることができる。
また本発明によれば、キャリッジの走行方向の後方側の係合個所に先端部が臨む揺動部材は、後方側の係合個所で係合を阻止されたピンを、上面の案内部に沿って案内し、前方側の係合個所に先端部が臨む揺動部材の上面の案内部に導く。ピンはその揺動部材を押圧して押下げながら前方側の係合個所に到達する。揺動部材に対する押圧は停止するので、揺動部材の先端部は上昇し、ピンの後方側に係合することができる。
また本発明によれば、走行方向の両側から係合されているピンは、前方側に負荷がかかると、揺動部材がその軸側に変位するので、ピンを前方側の係合個所から容易に離脱させることができる。たとえば、糸道レールの端部にストッパなどを設けておけば、キャリッジをストッパよりも端部側に移動させるだけで、ヤーンキャリアを係合状態から外すことができる。
また本発明によれば、走行方向の後方側の係合個所に突出している選択案内部材によって、ピンが係合しないで通過するように案内することができる。前方側の係合個所ではピンが選択案内部材の先端部に当接するので、選択案内部材を凹所内に押込んで、係合させることができる。
また本発明によれば、走行方向の後方側の係合個所を通過するように案内されたピンの先端に当接する昇降部材の上面で、ピンを前方側に案内し、ピンが前方側の係合個所に到達した後は、ばねによる付勢で上昇し、前方側の側端面でピンの後方側を係合することができる。
【図面の簡単な説明】
本発明とこれらの目的とそれ以外の目的と、特色と利点とは、下記の詳細な説明と図面とから一層明確になるであろう。
図1は、本発明の実施の一形態としてのヤーンキャリア1の概略的な構成を、一部を断面で示す正面図である。
図2は、図1のヤーンキャリア1を拡大して示す平面図である。
図3A〜図3Dは、図1のヤーンキャリアをキャリッジによって選択する際の動作を拡大して示す部分的な正面図である。
図4は、図1のヤーンキャリア1が走行する糸道レール2の端部にストッパ15を設ける状態を示す部分的な正面図である。
図5は、図4のストッパ15によってヤーンキャリア1が停止している状態を拡大して示す部分的な正面図である。
図6A〜図6Cは、図4のストッパ15によってヤーンキャリア1が停止するときに、ピン4の係合が解除される際の動作を拡大して示す部分的な正面図である。
図7は、図1の揺動板13の正面図である。
図8は、図1のヤーンキャリア1が他のヤーンキャリア1によって停止するときに、ピン4の係合が解除される状態を示す部分的な正面図である。
図9は、本発明の実施の他の形態としてのヤーンキャリア31の概略的な構成を、一部を断面で示す正面図である。
図10は、図9のヤーンキャリア31がストッパ45によって停止するとき、ピン4の係合が解除される状態を示す部分的な正面図である。
図11は、従来からのヤーンキャリアの概略的な構成を示す正面図である。
Claims (6)
- 横編機の針床の長手方向に沿って一方側または他方側に移動するキャリッジが備える出没可能なピンを突出させることによって選択され、編成動作を行う編針の先端付近に編糸を供給するために、ピンの先端が係合しうる係合個所が該長手方向に間隔をあけた2個所に設けられ、キャリッジの走行方向の前方側となる方の係合個所でピンの先端に係合して、キャリッジに連行されて移動する横編機のヤーンキャリアにおいて、
該長手方向に関して、該2個所の係合個所間の外方から各係合個所に臨むようにそれぞれ設けられ、キャリッジの走行方向の後方側となる係合個所ではピンを通過させ、キャリッジの走行方向の前方側となる係合個所ではピンを通過させないように、選択的に案内する一対の選択案内部材と、
該2個所の係合個所間に設けられ、選択案内部材によって走行方向の後方側の係合個所を通過するように案内されるピンを、該走行方向の前方側の係合個所に案内し、ピンが該前方側の係合個所に到達すると、ピンが係合個所に対し相対的に後方側に移動するのを阻止するように変位する案内阻止機構とを含むことを特徴とする横編機のヤーンキャリア。 - 前記選択案内部材は、
前記ピンの突出方向および前記キャリッジの走行方向に垂直となるように、前記係合個所間の外方に設けられる軸を中心として、該軸から該係合個所に向って延びる腕が揺動変位可能であり、
該腕の上面にはピンが該係合個所に接近するときに接触して、該ピンの先端による押圧で下方に揺動変位しながら該ピンの先端を該係合個所に案内する案内部が形成され、
該腕の先端部は係合個所に臨み、該案内部が押圧されるときには揺動変位によって該係合個所を狭めて、ピンの先端が該係合個所に係合するのを阻止し、該案内部が押圧されないときには、ピンの先端に当接して該ピンを該係合個所に係合させることが可能であり、
該腕は、該ピンの押圧力よりも小さい力で、該案内部が上方に揺動変位するように付勢されていることを特徴とする請求項1記載の横編機のヤーンキャリア。 - 前記案内阻止機構は、前記2個所の係合個所の中間に設けられて前記選択案内部材の軸と平行な軸を中心として、該軸から係合個所に向って延びる腕が揺動変位可能である一対の揺動部材を有し、
各揺動部材は、該腕の上面に、前記ピンが前記選択案内部材の揺動変位で係合するのを阻止された前記後方側の係合個所から前記前方側の係合個所まで、該ピンの先端による押圧で下方に揺動変位しながら該ピンの先端を案内する案内部が形成され、
該腕の先端部は係合個所に臨み、前記選択案内部材の先端部が押下げられるとき、連動して押下げられ、該ピンが先端部を通過して前記前方側の係合個所に係合すると、上方に揺動変位して該ピンを該選択案内部材の先端部との間で挟むことを特徴とする請求項2記載の横編機のヤーンキャリア。 - 前記揺動部材は、前記腕の先端部から予め定める基準を越える負荷がかかると、前記軸側に変位可能であることを特徴とする請求項3記載の横編機のヤーンキャリア。
- 前記選択案内部材は、前記係合個所間の外方に設けられる凹所に収納されて、各係合個所に出没可能であり、該係合個所に突出している状態で、上面がピンの先端に当接しながら該係合個所を通過するように案内し、
選択案内部材を凹所から係合個所に向けて突出するように付勢するばねを含むことを特徴とする請求項1記載の横編機のヤーンキャリア。 - 前記案内阻止機構は、
前記2個所の係合個所間の下方に設けられ、昇降変位可能な昇降部材と、
昇降部材を上方に付勢するばねとを含み、
昇降部材の上面で前記ピンの先端に接触しながら、該ピンによって押下げられた状態で、該ピンを前記走行方向の後方側の係合個所から前方側の係合個所まで案内し、
該ピンが該走行方向の前方側の係合個所に到達して、該ピンが前記選択案内部材の先端に当接し、該選択案内部材を前記凹所内に押戻して、該ピンによる該昇降部材の上面への押圧が停止すると、該昇降部材が上昇して、該走行方向の前方側の側端面と該係合個所の前方側の選択案内部材の先端との間で該ピンの先端部を挟むことを特徴とする請求項5記載の横編機のヤーンキャリア。
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