JPS647548B2 - - Google Patents

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JPS647548B2
JPS647548B2 JP56134587A JP13458781A JPS647548B2 JP S647548 B2 JPS647548 B2 JP S647548B2 JP 56134587 A JP56134587 A JP 56134587A JP 13458781 A JP13458781 A JP 13458781A JP S647548 B2 JPS647548 B2 JP S647548B2
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JP
Japan
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signal
dropout
output
circuit
electronic switch
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JP56134587A
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Inventor
Seiichi Hashimoto
Takaharu Hayashi
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/411,265 priority patent/US4492988A/en
Priority to DE8282107812T priority patent/DE3267813D1/de
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Publication of JPS647548B2 publication Critical patent/JPS647548B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/95Time-base error compensation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/94Signal drop-out compensation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気録画再生装置やビデオデイスク
装置等からの再生テレビジヨン信号(以下TV信
号と呼ぶ)中の欠落部を補償する、いわゆるドロ
ツプアウト補償装置に関するものである。
従来、ドロツプアウト補償装置としては、テー
プやデイスク等の記録媒体から取り出される再生
信号を搬送波をTV信号で変調した形態のまま遅
延装置を通過させ、上記遅延装置を通過する前の
信号と通過した信号を電子スイツチで切換えるこ
とにより搬送波をTV信号で変調した形態のまま
ドロツプアウトを補償し、その後復調し、ドロツ
プアウト補償されたTV信号を得る第1の方法、
上記遅延装置を通過する前の信号と通過した信号
をそれぞれ復調した後、電子スイツチで切換え、
ドロツプアウト補償されたTV信号を得る第2の
方法、記録媒体から取出される再生信号を一旦復
調した後、再度、信号情報を搬送波の零通過によ
り決定しない変調形式(例えばAM変調の様な方
法)で変調し、この変調信号をドロツプアウト補
償した後TV信号に再度復調し、ドロツプアウト
補償されたTV信号を得る第3の方法等がある。
まず、第1〜第3の従来の方法について、第1
図から第3図の図面を用いて説明する。
第1図は磁気録画再生装置に用いられる従来の
ドロツプアウト補償装置の第1の方法の例であつ
て、1は磁気ヘツド等により記録媒体から再生さ
れ、必要に応じて、増幅及び周波数特性が補償さ
れた信号の入力端子、2は電子スイツチであつ
て、2つの入力端子3および4と1つの出力端子
5を持つ。6は遅延装置であつて、この場合、
TV信号の一水平走査期間に相当する時間、その
入力信号を遅延せしめる。7は記録媒体から再生
された信号中のドロツプアウト期間を検出する検
出回路であつて、前記電子スイツチ2を制御する
作用をもつ。8はTV信号に復調する復調器、9
は復調されたTV信号の出力端子である。ここ
で、電子スイツチ2の入力端子3は再生信号の入
力端子1に接続され、前記遅延装置6は電子スイ
ツチ2の出力端子5と入力端子4の間に配置し、
電子スイツチ2はドロツプアウトが発生しない
時、入力端子3の入力信号を出力端子5に出力
し、ドロツプアウト発生時、入力端子4の入力信
号を出力端子5に出力するよう検出回路7の出力
により制御され、電子スイツチ2の出力端子5に
はドロツプアウトが補償された信号が取り出さ
れ、これを復調器8で復調することにより、出力
端子9にドロツプアウトが補償されたTV信号が
得られる。
第2図は、従来のドロツプアウト補償装置の第
2の方法の例であつて、同図1〜9はそれぞれ第
1図の1〜9に対応している。ここで第1図に対
して異なる配置又は新たに設けられたものは、第
1の復調器8、第2の復調器10、第2の電子ス
イツチ11、第2の電子スイツチ11の入力端子
12,13及び出力端子14であつて、第1の復
調器8の入力端子は入力端子1に、第1の復調器
8の出力端子は第2の電子スイツチ11の入力端
子12に、第2の復調器10の入力端子は遅延装
置6の出力端子に、第2の復調器10の出力端子
は第2の電子スイツチ11の入力端子13にそれ
ぞれ接続され、第1、第2の電子スイツチ2,1
1はそれぞれ、ドロツプアウトが発生しない時に
は、入力端子3,12の入力信号をそれぞれ出力
端子5,14に出力し、ドロツプアウト発生時に
は入力端子4,13の入力信号をそれぞれ出力端
子5,14に出力するよう検出回路7により制御
され、第2の電子スイツチ11の出力端子14に
ドロツプアウトが補償された復調TV信号が得ら
れ、出力端子9に導かれる。
第3図は従来のドロツプアウト補償装置の第3
の方法の例であつて、同図1〜9はそれぞれ第1
図1〜9に対応し、同図に対し、新たに設けられ
た15は信号情報を搬送波の零通過によつて決定
しない変調方式の変調器(例えばAM変調器)、
16は変調器15で変調された信号をもとの信号
に復調する復調器(例えばAM復調器)である。
ここで、記録媒体から再生され、入力端子1に印
加された信号は、まず復調器8でTV信号に復調
され、変調器15により異なる変調方式で再度変
調され、電子スイツチ2の入力端子3に供給され
る。遅延装置6は電子スイツチ2の出力端子5と
入力端子4の間に配置され、電子スイツチ2はド
ロツプアウトが発生しない時、入力端子3に入力
される信号を出力端子5に出力し、ドロツプアウ
ト発生時には入力端子4の入力信号を出力端子5
に出力する様に、ドロツプアウト検出回路7によ
り制御され、電子スイツチ2の出力端子5にはド
ロツプアウトが補償された信号が得られるので、
これを復調器16で復調することにより、出力端
子9にドロツプアウトが補償されたTV信号が得
られる。
以上、その動作を説明した、第1図におけるド
ロツプアウト補償装置の第1の従来の方法におい
ては、前述の様に記録媒体から取り出される再生
信号が、周波数又は位相変調のように信号情報を
搬送波の零通過によつて決定する変調方式を用い
るものである場合、搬送波をTV信号で変調した
形態のまま遅延装置を通過させ、上記遅延装置を
通過する前の信号と通過した信号を電子スイツチ
2で切り換えると、その瞬間、突然の位相推移を
生じ、これを復調して得られたTV信号にはその
位相差に応じて明るいか又は暗いかのスポツト状
の妨害が現われる。この妨害は、第1図の様な構
成の場合、ドロツプアウトを検出して電子スイツ
チ2を切り換えた瞬間とドロツプアウトの検出を
終つて電子スイツチ2を元の状態に復帰した瞬間
及びドロツプアウトが遅延装置の遅延時間より長
い場合、ドロツプアウトを検出した瞬間から遅延
装置の遅延時間の整数倍の瞬間毎にドロツプアウ
トが終了するまで何回もスポツト状の妨害が現わ
れるという欠点がある。
この様な欠点を回避する手段として、第2図、
第3図における第2、第3の従来の方法がある
が、第2図、第2の方法は、前述の第1の方法に
比べて、第2の復調回路と第2の電子スイツチが
追加されている。これらのうち、復調回路は搬送
波を変調する形態がFM変調である場合、リミツ
タ、FM復調器、復調用低域通過フイルタ等を必
要とし、リミツタ、FM復調器は集積回路で実現
したとしても回路は複雑である。さらに、この方
式の欠点として電子スイツチに入力される2つの
復調信号は直流レベルに明るさの情報をもつTV
信号であつて電子スイツチを切り換えた時、TV
信号の輝度が変化しない様にするため、2つの復
調信号を同一直流電圧および同一交流電圧レベル
で電子スイツチに供給する必要がある。したがつ
て、2つの復調器の出力信号の直流信号レベルと
交流信号レベルをそれぞれ独立して正確に調整す
る必要がある。なお、直流電圧レベルを正確に一
致させるためにはTV信号の平均レベルは映像信
号の輝度によつて変化するため、利用することが
困難であるので、TV信号の同期信号又はペデス
タルの直流レベルを一定に保つクランプ回路が一
般に使用される。なお、本方式のスポツト状妨害
の改善効果はドロツプアウトを検出して電子スイ
ツチを切り換えた瞬間とドロツプアウトの検出を
終つて電子スイツチが復帰した瞬間のスポツト状
妨害を完全に除去出来る。
第3図、第3の方法は遅延線を通過する信号が
その変調方式が信号情報を搬送波の零通過によら
ないものであるので、これを電子スイツチで切り
換えても、スポツト状妨害は全く現われないので
性能的には第1、第2の方法に比べて最も優れて
いる。しかし、この方法は第1の方法に比べて変
調器、復調器を新たに必要とし、遅延線もまた、
搬送波の零通過によらない信号を通過させるもの
であるため、高周波で広帯域の性能を必要とする
ので第1、第2の方法に比して最も複雑で高価な
ものになる。
本発明は、性能的には第2の方法と同等、価格
的にもほぼ同等であるが、交流信号レベル、直流
信号レベルの設定が容易であり、さらにTV信号
の水平相関を利用した雑音除去回路の付加が容易
で雑音除去回路と組み合せて使用することにより
総合的なコストを下げることが出来るドロツプア
ウト補償装置を提供するものである。
第4図は本発明の1実施例を示したものであつ
て、同図1〜9はそれぞれ第1図1〜9に対応
し、1は記録媒体から再生され、必要に応じて増
幅、周波数特性の補償、振幅制限等がなされた信
号の入力端子、2は2つの入力端子3及び4と1
つの出力端子5を持つ第1の電子スイツチ、6は
所定の時間だけ信号を遅延せしめる遅延装置、7
は記録媒体から再生された信号中のドロツプアウ
ト期間を検出するとともに、その検出出力により
前記電子スイツチ2を制御する作用をもつ検出回
路である。ここで、電子スイツチ2の一方の入力
端子3は再生信号の入力端子1に接続され、遅延
装置6は電子スイツチ2の出力端子5と他方の入
力端子4の間に接続され、電子スイツチ2はドロ
ツプアウトが発生しない時には入力端子3の入力
信号を出力端子5に出力し、ドロツプアウト発生
時には入力端子4の入力信号を出力端子5に出力
するように、検出回路7の出力により制御される
ことは第1図、第2図の従来例と同じである。次
に8は第1の電子スイツチ2の出力信号をTV信
号に復調する第1の復調器、10は遅延装置6の
出力信号を復調する第2の復調器、17は第1、
第2の復調器8,10で復調されたTV信号の差
成分を抽出する第1の減算回路、18は少なくと
も直流成分を遮断し、所定の周波数特性をもつて
信号を伝送するフイルタ、19は2つの入力端子
20,21と1つの出力端子22を持つ第2の電
子スイツチ、23はドロツプアウト検出回路7の
出力端子に接続され、電子スイツチ19を制御す
る信号をドロツプアウト発生時には、ほとんど遅
延することなく伝達せしめ、ドロツプアウト終了
時には所定の時間、制御信号を遅延せしめる第2
の遅延回路、24は増幅器、25は増幅器24の
出力信号から第2の電子スイツチ19の出力信号
を差引く第2の減算回路である。ここで、第1の
復調器8の出力端子にはドロツプアウトが補償さ
れたTV信号が出力され、第2の復調器10の出
力端子にはドロツプアウトが発生しない時には、
第1の電子スイツチ2の出力信号、すなわち入力
端子1に供給される再生信号を遅延回路6の遅延
時間分だけ遅延した信号を復調した信号が出力さ
れ、ドロツプアウトが発生した時には、第1の電
子スイツチ2の入力端子4と出力端子5が接続さ
れる故、第1の復調器8の出力と同じ信号が出力
される。従つて遅延装置6の遅延時間がTV信号
の1水平走査期間に相当するなら、第1の減算回
路17出力には、ドロツプアウトが発生しない時
は、復調されたTV信号に含まれる1水平走査間
隔で位相が同じ信号は減算され、位相が異なる信
号は加算されて出力される。すなわち、TV信号
における水平同期信号、ペデスタル部分、1水平
走査間隔で輝度が特しい信号は完全にキヤンセル
され、1水平走査間隔で異なる信号のみが出力さ
れる。また、ドロツプアウト発生時には、第1、
第2の復調器8,10の出力は等しい故、第1の
減算回路17の出力には信号が現われない。従つ
てこの減算回路出力はTV信号の直流分をほとん
ど含まない交流信号となる。ここで、ドロツプア
ウトが発生又は終了し、第1の電子スイツチ2に
おいて出力端子5へ接続される入力端子が3から
4へ、逆に4から3へ切換えられる瞬間を考える
と、入力端子1の入力される再生信号が、周波数
又は位相変調の場合のように信号情報を搬送波の
零通過によつて決定する変調方式を用いるもので
ある場合、電子スイツチ2を切り換えた瞬間、突
然の位相推移を生じ、これを復調TV信号に明る
いか又は暗いかのスポツト状の妨害として現われ
る。従つて、第1の復調器8の出力端子には一応
ドロツプアウト補償された信号が取り出される
が、これは上述のスポツト状の妨害を含んだもの
である。
本発明はこのスポツトの妨害を除去することに
効果があつて、今、第2の復調器10の出力信号
は第1の電子スイツチ2の出力端子5の信号を1
水平走査期間遅延させた信号を復調した信号であ
る故、第2の復調器10の出力に上述のスポツト
妨害が現われるのは、第1の電子スイツチ2を切
換えて、1水平走査期間後である。すなわち、ド
ロツプアウト発生又は終了の時点では、第1の復
調器8の出力にはスポツト妨害が現われるが、第
2の復調器10の出力にはスポツト妨害は現われ
ない。従つて、第1の減算回路17の出力にはド
ロツプアウト発生及び終了時点のスポツト妨害が
現われる。第2の電子スイツチ19はこのスポツ
ト妨害成分を抽出するためのもので、出力端子2
2はドロツプアウトが発生しない時には、交流的
に接地された入力端子20に接続され、ドロツプ
アウトが発生した時には、フイルタ18を通じ
て、第1の減算回路17に結合されている入力端
子21に接続される。なお、この電子スイツチの
構成としては、スイツチを切り換えた時、交流信
号入力のみ通過させるか遮断するかを選択するも
ので、平均電圧の変化は零か許容値以内の微少な
ものを必要とする。ここで、第2の電子スイツチ
19の入力端子21に入力されるスポツト信号
は、帯域が制限され、一定の遅延時間を持つ復調
器8を通過するため、ドロツプアウト発生の瞬間
ドロツプアウト検出回路7の出力である制御信号
をほとんど遅延することなく第2の電子スイツチ
19に伝達せしめ、スポツト妨害が第2の電子ス
イツチ19の入力端子21に到達する以前に出力
端子22を入力端子20から21へ接続を切換
え、ドロツプアウト終了時には遅延回路23で制
御信号を第1の復調器8の遅延時間よりも長い時
間遅らせることにより、ドロツプアウト終了時の
スポツト妨害が第2の電子スイツチ19の入力端
子21に到達してから出力端子22を入力端子2
1に接続する位置から入力端子20に接続する位
置に切換えることにより、ドロツプアウトが発生
した瞬間と、終了時のスポツト妨害成分を、第2
の電子スイツチ19の出力端子22に取り出すこ
とが出来る。
なお、第2の電子スイツチ19は前述の様にス
ポツト妨害を抽出するためのものであること、ド
ロツプアウト発生時には第1の減算回路17の出
力には信号が現われないことからドロツプアウト
発生中は第2の電子スイツチ19がどちらに切換
つていても出力信号は同じである。従つて遅延回
路23出力信号としては少なくともスポツト妨害
発生時のみ、すなわちドロツプアウト発生時およ
び終了時から所定の時間だけ出力信号を発生する
ものであれば良い。増幅器24は第1の復調器8
の出力であるTV信号に含まれるスポツト妨害成
分と、第1の減算回路17、フイルタ18、第2
の電子スイツチ22で取り出されたスポツト妨害
成分の大きさ及びタイミングを同じにして、第2
の減算回路25でスポツト妨害成分を完全にキヤ
ンセルする様にするためのもので、特に本発明の
要部ではないが、その結果、第2の減算回路25
の出力に設けられた出力端子9にドロツプアウト
が補償され、ドロツプアウト発生の瞬間と終了時
のスポツト妨害が除去されたTV信号が得られ
る。
また本発明の回路構成はTV信号の再生時、再
生信号の雑音除去回路すなわち特願昭53−155629
号(特開昭55−80966号公報)に記載されている
方法の付加をきわめて容易になし得る。第5図は
その例を示したもので同図1〜10、17〜25
はそれぞれ第4図1〜10、17〜25に対応し
1は再生信号の入力端子、2は第1、第2の入力
端子3,4と1つの出力端子5を持つ第1の電子
スイツチ、6は遅延装置、7はドロツプアウト検
出回路、8は第1の復調器、10は第2の復調
器、17は第1の減算回路、18は少なくとも直
流成分を遮断し、所定の周波数特性をもつて信号
を伝送する第1のフイルタ、19は第1、第2の
入力端子20,21と1つの出力端子22を持つ
第2の電子スイツチ、23は第2の遅延回路、2
4は増幅器、25は第2の減算回路、9はドロツ
プアウト妨害が補償され、ドロツプアウト発生の
瞬間と終了時のスポツト妨害が除去されたTV信
号が取り出される出力端子である。ここで、第4
図の回路に対し新たに設けられたものは、振幅制
御回路26と少なくとも直流成分を遮断し所定の
周波数特性を持つて信号を伝送する第2のフイル
タ27である。ここで本振幅制限回路26はその
入力信号レベルが微少であるとき、入出力関係に
おいて線形な応答をなし、一定の値以上の振幅を
もつ入力信号に対し、クリツプ回路として動作す
る。また、第1の減算回路17、振幅制限回路2
6、第2のフイルタ27、第2の電子スイツチ1
9で決まる微少信号のゲインは、増幅器24のゲ
インの概略1/2である。なお、この値は適当に変
えることが出来、その場合、雑音除去効果が変化
する。本回路方式において、ドロツプアウト妨害
が発生しない時には、第1の復調器8と第1の遅
延回路6及び第2の復調器10によつて得られる
一水平走査期間をその単位として相前後する2信
号は第1の減算回路17で相互に比較して逆相信
号成分が取り出され、その振幅がある一定値をこ
えるものは振幅制限回路26で一定の振幅とな
る。したがつて、第2の減算回路25により、出
力端子9に導かれる第1の復調器8出力信号は、
上記第1の減算回路17で得られた微少信号につ
いてはほぼ完全に打消され、またそれがある一定
値を越えるものは一定振幅分のみ打ち消された信
号となる。すなわち本回路構成はTV信号を一水
平走査期間遅延せしめ、遅延せしめた信号と遅延
していない前記TV信号とを等レベルで加算せし
めることにより、いわゆる櫛型フイルタを構成し
て、このフイルタリング効果によつて微少信号の
S/Nを改善するもので、一定振幅を越える信号
については振幅制限回路により振幅を制限するた
め、垂直方向の解像度がほとんど劣化することな
く、カラーTV信号の再生時に生ずる不要成分で
ある規則性のある雑音を効率よく除去できるもの
である。
以上説明した様に、本発明はドロツプアウト妨
害の発生時と終了時のスポツト状妨害の発生しな
いドロツプアウト補償装置を実現するのに有効で
あつて、第1の特徴としては回路の調整が非常に
簡単であつて、特に信号切換え時の直流レベルの
変動は、信号切換えをほとんど直流成分を含まな
い2つの復調TV信号の差信号と無信号又か差信
号を振幅制限した信号とで行なうため、電子スイ
ツチを集積回路で実現した場合、集積回路の各素
子のバラツキの範囲内で電子スイツチ出力端子で
の電子スイツチ自身の直流電位変動を実用の範囲
におさめることが出来調整は不要となる。なお、
本発明のドロツプアウト妨害発生時のスポツト状
妨害の除去効果はドロツプアウト妨害の発生時と
終了時だけであつて、ドロツプアウト妨害が1水
平走査期間を超えるものは発生時から1水平走査
時間毎にスポツト状妨害が残るが、これは現行の
家庭用磁気録画再生装置では1水平走査期間をこ
えるドロツプアウト妨害が発生する確率は10%以
下で、ほとんどのスポツト状妨害が除去出来るこ
とが実験的に確認されている。
第2の特徴としては、本発明は磁気録画再生装
置やビデオデイスク装置に応用して、隣接したト
ラツタより漏洩した信号の除去、カラー磁気録画
再生装置における輝度信号中の色信号との混変調
成分の除去等、TV画質の改善機能の付加をきわ
めて容易にするものである。しかも、この機能は
既にこれ単独で家庭用磁気録画再生装置で一般的
に使用されていて、この機能を実現するために多
くの回路を必要とし、コスト高につながつてい
る。本発明はドロツプアウト補償装置のスポツト
状妨害の除去と前記雑音除去回路の共通性を利用
してそれぞれの回路を共通に利用して、通常は雑
音除去回路として使用し、ドロツプアウト妨害が
発生した時は、スポツト状ノイズの除去装置とし
て使用するもので、それぞれを単独に実現した時
に比べてわずかの回路を追加するだけで全体とし
てのコストは若干増加するだけであつて、従つて
それぞれの機能に対するコストはほぼ半分にな
り、回路の有効利用が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ従来のドロ
ツプアウト補償装置の構成を示すブロツク図、第
4図は本発明の一実施例のドロツプアウト補償装
置を示すブロツク図ダイヤグラム、第5図は雑音
除去機能を付加した本発明の実施例を示すブロツ
ク図である。 1……入力端子、2,11,19……電子スイ
ツチ、3,4,12,13,20,21……電子
スイツチの入力端子、5,14,22……電子ス
イツチの出力端子、6,23……遅延装置、7…
…ドロツプアウト検出回路、8,10……復調
器、9……出力端子、15……変調器、16……
復調器、17,25……減算回路、18,27…
…フイルタ、24……増幅器、26……リミツ
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドロツプアウトを補償すべき信号中のドロツ
    プアウト期間を検出し、その期間に対応する検出
    信号を発生する検出回路と、通常は第1の入力端
    子に印加されている前記補償すべき信号を出力端
    子に導き、前記検出回路の検出信号期間は第2の
    入力端子の信号を前記出力端子に導く第1のスイ
    ツチ手段と、この第1のスイツチ手段の出力端子
    と前記第2の入力端子間に接続された第1の遅延
    手段と、その第1の遅延手段の入力信号を復調す
    る第1の復調器と、前記第1の遅延手段の出力信
    号を復調する第2の復調器と、前記第1と第2の
    復調器の復調信号の差信号を得る第1の減算回路
    と、その第1の減算回路の出力の少なくとも直流
    成分を遮断して、所定の帯域成分のみ通過せしめ
    る第1のフイルタと、少なくとも前記検出回路の
    検出信号のドロツプアウト期間の開始時点から所
    定の期間および終了時点から所定の期間を含む期
    間前記検出回路の検出信号に対応して出力信号を
    発生する第2の遅延手段と、前記第1のフイルタ
    の出力信号を前記第2の遅延手段の出力によりそ
    の出力信号期間のみ出力端子に導く第2のスイツ
    チ手段と、その第2のスイツチ手段の出力を前記
    第1の復調器の出力より減算する第2の減算回路
    とよりなり、その第2の減算回路よりドロツプア
    ウトの補正された信号を得ることを特徴とするド
    ロツプアウト補償装置。 2 第2のスイツチ手段は、第2の遅延手段の出
    力信号期間以外の期間第1の減算回路の出力を振
    幅制限回路と少なくとも直流成分を遮断し、所定
    の帯域を通過せしめる第2のフイルタを介した出
    力を出力端子に導くよう構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のドロツプ
    アウト補償装置。
JP56134587A 1981-08-27 1981-08-27 ドロツプアウト補償装置 Granted JPS5836087A (ja)

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JP56134587A JPS5836087A (ja) 1981-08-27 1981-08-27 ドロツプアウト補償装置
EP82107812A EP0073468B1 (en) 1981-08-27 1982-08-25 Dropout compensation system
US06/411,265 US4492988A (en) 1981-08-27 1982-08-25 Dropout compensation system
DE8282107812T DE3267813D1 (en) 1981-08-27 1982-08-25 Dropout compensation system

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EP0073468A1 (en) 1983-03-09
JPS5836087A (ja) 1983-03-02
DE3267813D1 (en) 1986-01-16
EP0073468B1 (en) 1985-12-04
US4492988A (en) 1985-01-08

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