JPS647231Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS647231Y2 JPS647231Y2 JP20335583U JP20335583U JPS647231Y2 JP S647231 Y2 JPS647231 Y2 JP S647231Y2 JP 20335583 U JP20335583 U JP 20335583U JP 20335583 U JP20335583 U JP 20335583U JP S647231 Y2 JPS647231 Y2 JP S647231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- ring
- piston ring
- present
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N Fe2+ Chemical compound [Fe+2] CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005058 metal casting Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の対象と利用分野〕
本考案は、ピストンに関し、オイル消費量を低
減させ且つ高出力の機関を提供するピストンに関
する。
減させ且つ高出力の機関を提供するピストンに関
する。
内燃機関は、シリンダ内を往復動するピストン
を有し、該ピストンの外周面にピストンリングを
配し、該ピストンリングの外周面をシリンダ内壁
面に接触させ、燃焼ガスの吹抜けやオイルのかき
上げを防止する構成となつている。本考案は、こ
のような構造の内燃機関のピストンに利用され
る。
を有し、該ピストンの外周面にピストンリングを
配し、該ピストンリングの外周面をシリンダ内壁
面に接触させ、燃焼ガスの吹抜けやオイルのかき
上げを防止する構成となつている。本考案は、こ
のような構造の内燃機関のピストンに利用され
る。
ピストンは、一般に、トツプリングと呼ばれる
圧力リングと、オイルリングを備える。圧力リン
グは鉄系金属の鋳造品や鋼材で成形され、燃焼ガ
スのクランク室への吹抜けを防止させる。
圧力リングと、オイルリングを備える。圧力リン
グは鉄系金属の鋳造品や鋼材で成形され、燃焼ガ
スのクランク室への吹抜けを防止させる。
内燃機関の高出力化に伴い、燃焼温度が高くな
り、ピストンやシリンダの冷却を効率良くさせる
必要が生じ、その改良が多く提案されている。そ
の提案の多くは、冷却オイルの循環を工夫させる
ものである。
り、ピストンやシリンダの冷却を効率良くさせる
必要が生じ、その改良が多く提案されている。そ
の提案の多くは、冷却オイルの循環を工夫させる
ものである。
本考案は、ピストンの冷却、特にピストンの上
部の効率良い冷却を、冷却オイルの効率良い利用
とは別に、ピストンリングの改良により可能にさ
せることを意図したもので、その技術的手段とし
て、カーボングラフアイトの焼結体を材料とした
ピストンリングを、ピストンの上部に用いる。
部の効率良い冷却を、冷却オイルの効率良い利用
とは別に、ピストンリングの改良により可能にさ
せることを意図したもので、その技術的手段とし
て、カーボングラフアイトの焼結体を材料とした
ピストンリングを、ピストンの上部に用いる。
本考案によるピストンは、従来の金属製ピスト
ンリングに較べその上部のピストンリングが、熱
伝導率が良いことから、シリンダへの伝熱をきわ
めて良くさせ、その結果、ピストン上部の蓄熱を
最小に抑えることができる。
ンリングに較べその上部のピストンリングが、熱
伝導率が良いことから、シリンダへの伝熱をきわ
めて良くさせ、その結果、ピストン上部の蓄熱を
最小に抑えることができる。
本考案によれば、ピストンリングの摺動面の温
度が下がり、カーボンの堆積が少なく、耐スカツ
フ性を向上させ得る。又、ピストンリングの比重
が小であるから、ピストンリングのフラツタリン
グ回転数が高く、ブローバイ現象を少なくさせ得
る。
度が下がり、カーボンの堆積が少なく、耐スカツ
フ性を向上させ得る。又、ピストンリングの比重
が小であるから、ピストンリングのフラツタリン
グ回転数が高く、ブローバイ現象を少なくさせ得
る。
さらに、本考案によれば、ピストン頂部の温度
が下がり、そして、オイルリング部分の温度も下
がるので、オイル粘度の低下が少なく、その潤滑
作用を効果的にすると共に、オイル消費を低減さ
せ得る。
が下がり、そして、オイルリング部分の温度も下
がるので、オイル粘度の低下が少なく、その潤滑
作用を効果的にすると共に、オイル消費を低減さ
せ得る。
カーボングラフアイトからなるピストンリング
をピストン頂部より約30mm以内に配す。これは、
ピストン頂部の温度上昇の防止に効果的である。
をピストン頂部より約30mm以内に配す。これは、
ピストン頂部の温度上昇の防止に効果的である。
カーボングラフアイトからなるピストンリング
と下段リングとの間の容積を大とさせ、カーボン
グラフアイトからなるピストンリング間の圧力差
を従来より大とさせる。これは、リング間圧力を
下げ、該リング挙動をリング溝下面に付いている
時間を長くさせ、ブローバイ現象を抑えるのに有
効である。
と下段リングとの間の容積を大とさせ、カーボン
グラフアイトからなるピストンリング間の圧力差
を従来より大とさせる。これは、リング間圧力を
下げ、該リング挙動をリング溝下面に付いている
時間を長くさせ、ブローバイ現象を抑えるのに有
効である。
ピストン１の上部に、好ましくは、頂部からの
寸法ａが、30mm以内になるように、ピストンリン
グ２を配す。
寸法ａが、30mm以内になるように、ピストンリン
グ２を配す。
ピストンリング２は、72〜180Kcal／mh℃の
熱伝導率を有し且つ1.7〜2.5ｇ／cm2の比重のカー
ボングラフアイトの焼結体を材料として成形す
る。ピストンリング２は、公知の形状とさせる。
ピストンリング２のピストン上部への装着は、ピ
ストンリング２の下の容積Ａを大きくさせ、リン
グ２間の圧力差を下げる。３はシリンダ内壁面で
ある。
熱伝導率を有し且つ1.7〜2.5ｇ／cm2の比重のカー
ボングラフアイトの焼結体を材料として成形す
る。ピストンリング２は、公知の形状とさせる。
ピストンリング２のピストン上部への装着は、ピ
ストンリング２の下の容積Ａを大きくさせ、リン
グ２間の圧力差を下げる。３はシリンダ内壁面で
ある。
図は、この考案の一例のピストン部分断面図で
ある。 図中：１……ピストン、２……ピストンリン
グ。
ある。 図中：１……ピストン、２……ピストンリン
グ。
Claims (1)
- ピストン上部に設けた溝内にカーボングラフア
イトの焼結体を材料としたピストンリングを配し
たことを特徴とするピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20335583U JPS60110647U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20335583U JPS60110647U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | ピストン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60110647U JPS60110647U (ja) | 1985-07-26 |
| JPS647231Y2 true JPS647231Y2 (ja) | 1989-02-27 |
Family
ID=30765764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20335583U Granted JPS60110647U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | ピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60110647U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4682574B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2011-05-11 | 日産自動車株式会社 | 摺動部材間に介在する潤滑油の油膜厚さの増加方法 |
| JP5223747B2 (ja) * | 2009-03-23 | 2013-06-26 | 株式会社豊田中央研究所 | 摺動部材及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP20335583U patent/JPS60110647U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60110647U (ja) | 1985-07-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102080359B1 (ko) | 기능이 증진된 냉각 갤러리를 지닌 피스톤 | |
| JPS647231Y2 (ja) | ||
| US2840427A (en) | Piston | |
| US3259028A (en) | Piston | |
| JPS6232349B2 (ja) | ||
| JPS6327077Y2 (ja) | ||
| JPS59170446A (ja) | 内燃機関のピストン | |
| US3021183A (en) | Cylinder and piston structures | |
| JPH0426679Y2 (ja) | ||
| JPH0118822Y2 (ja) | ||
| US2572392A (en) | Engine cooling, cylinder jacket, and head construction | |
| JPH0322533Y2 (ja) | ||
| JPS6327079Y2 (ja) | ||
| JPS6347639Y2 (ja) | ||
| JPS6128016Y2 (ja) | ||
| JP2701212B2 (ja) | 内燃機関のシリンダ内壁面構造 | |
| JPS588923Y2 (ja) | 冷却空洞付ピストン | |
| JPS632697Y2 (ja) | ||
| US1549486A (en) | Internal-combustion engine | |
| JPH0666200A (ja) | 高温エンジン用ハイブリッド ピストン | |
| JPH01318749A (ja) | エンジンの構造 | |
| JPS6329165Y2 (ja) | ||
| JPS588924Y2 (ja) | 冷却空洞付ピストン | |
| JPH0144764Y2 (ja) | ||
| JPH0728263U (ja) | 内燃機関のコンプレッションピストンリング |