JPS6393068A - カナ漢字変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカナ漢字変換装置、特にその同音異義語を選
択する機能に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置としては、例えば特開昭５３−５６
９２６号に示されるようにカナ漢字ｆ換の結果同音異義
語がある場合にオペレータに正しい単語を選択させるべ
く、同音異義語すべてを番号等を付してディスプレイに
表示しオペレータが正しい単語に対応する番号等を入力
することにより選択させる方法が一般的であった。

第４図は、このような従来のカナ漢字変換装［σのディ
スプレイ表示を示す説明図で、第４図に示すように例え
ば「店をしめる」のｒ　区々ＡＪ　ｆ７１のように同音
異義語が複数ある場合、それらを同音異義語を優先順位
にしたがって番号を付してディスプレイのメツセージ表
示欄（８）に表示する。又、一度に全ての同音異義語を
メツセージ表示欄（８）Ｋ表示できない場合にはキーボ
ード操作によりメツセージ表示欄の表示内容を切り替え
て表示することとしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来のカナ漢字変換装置は第３図のメツセ
ージ表示欄（８）に示すように変換した単語をそのまま
の形で表示するのでスペース的に限られた表示欄では表
示できる単語数が少なくなり正しい単語を選択する鉾性
が低下するという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
のでカナ漢字変換による同音異議語の選択が容易にでき
る装置を得ることを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るカナ漢字変換装置は同音異義語をディス
プレイ表示する際、各単語間で共通する文字列（例えば
、おくりがな）は最初に表示される単語に対してはもと
のままの文字列で表示し、これに続く単語に対しては「
前同様」を意味する短い特殊イメージパタンに置き換え
て表示することとした。

〔作用〕

この発明においては従来より短いイメージパタンで同音
異義語の各単語をメツセージ表示欄に表示できるのでス
ペースの限られた表示欄でも多くの単語を表示でき操作
性が向上する。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明によるディスプレイを示す説明図で、図にお
いて（１）は変換装置で、この変換装置には辞書格納装
置（２）、ディスプレイ装置（３）、キーボード（４）
が接続されている。また、このシステムの中には文字コ
ードを文字のイメージパタンに変換するためのフォント
メモリが含まれているが、このフォントメモリ中には「
前同様」を意味する特殊イメージパタンも含まれており
、この特殊イメージパタンは当該語の文字列中に前の語
中の文字列と同一の文字列を検出したときに読出される
。

次に、第１図、第２図に示す装置の動作について説明す
る。キーボード（４）から例えばカナで入力された文字
情報は変換装置（１）で辞書格納装置（２）に格納され
ている該当する漢字にカナ漢字変換されてディスプレイ
装置（３）に表示される。

ここで、カナ漢字変換を行う場合同音異義語が存在する
ときはディスプレイ装置（３）の画面上は第２図（６）
に示すような単語表示が制御装置（１）を通じて行われ
る。即ち、第２図中（５）の「しめる」というカナの読
みに対して同音異義語が例えば８個（「閉める」　「締
める」　「絞める」　「占める」「緊める」　「占る」
　「承る」　「湿る」）ある場合にはメツセージ表示欄
にはＭ２図（６）のように表示される。即ち、（５）の
（める）という同音異義語に共通な文字列は最初の語の
「閉める」以外ではそのまま表示する必要はないので「
前同様」を意味する一文字分の特殊イメージパタン（Ｉ
ＨＩ）で置き換えて表示することとする。このようにし
て２文字分の１める”が１文字分の特殊イメージパタン
（日）に置換わることによって同一のメツセージ表示欄
により多くの単語表示を行うことができる。

例えば第２図に示す実施例では従来のメツセージ表示欄
である第４図（８）に比べて２語分多く表示することが
できる。

また、第３図はこの発明の制御手順の流れを示すフロー
チャートで、（０）〜（３５）は各ステップである。ス
テップ（３３）以外は従来の装置と同様であり、ステッ
プ（３３）の処理については既に説明したとおりである
。

なお、置き換える特殊イメージパタンについては上記実
施例に限らず共通部分が３文字の場合（ＥＤ　、　（Ｓ
）　　等、理解しやすいものを制定しておけばよい。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおりオペレータがカナ漢字変
換により同音異義語の中から正しい単語を選択して処理
する場合に、メツセージ表示欄に従来より多くの単語を
一度に表示して変換文字を選択できるので操作が容易と
なり装置の機能の向上が図れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明によるディスプレイを示す説明図、第３図は
この発明の制御手順の流れを示すフローチャート、第４
図は従来のカナ漢字変換装置のディスプレイ表示を示す
説明図である。 （１）は変換装置、（２）は辞書格納装置、（３）はデ
ィスプレイ装置、（４）はキーボード、（５）は入力文
字情報の表示、（６）はメツセージ表示欄の表示内容で
ある。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 文字情報をカナで入力するためのキーと、この入力され
   たカナ文字情報をカナ漢字変換により漢字混じり文字情
   報に変換する変換装置と、さらにカナ文字情報に同音異
   義語が複数語存在する場合にこの複数語を順位符号を付
   して表示するディスプレイ上のメッセージ表示欄と、こ
   の表示欄で表示した複数語を観察しこの中から所望の１
   語を上記順位符号により選択する手段とを有するカナ漢
   字変換装置において、 前に表示された文字列と同一の文字列であることを示す
   特定のイメージパタンをフォントメモリ内に格納してお
   き、上記メッセージ表示欄に表示する複数語の各語を構
   成する文字列中に当該語の直前の語の中の文字列と同一
   の文字列を検出したときはその同一の文字列を上記特定
   のイメージパタンに置き換えて上記メッセージ表示欄に
   表示することを特徴とするカナ漢字変換装置。