JPS6392625A - 架橋重合体成型物,その製造方法及び反応性溶液の組合せ - Google Patents

架橋重合体成型物,その製造方法及び反応性溶液の組合せ

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JPS6392625A
JPS6392625A JP23718486A JP23718486A JPS6392625A JP S6392625 A JPS6392625 A JP S6392625A JP 23718486 A JP23718486 A JP 23718486A JP 23718486 A JP23718486 A JP 23718486A JP S6392625 A JPS6392625 A JP S6392625A
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metathesis
solution
adduct
polymerization
catalyst system
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JP23718486A
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English (en)
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Shigeyoshi Hara
原 重義
Zenichiro Endo
遠藤 善一郎
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、メタセシス重合によって得られる耐熱性に優
れた新規架a重合体成型物、工業的に有利に181造さ
れるその成型物の製造方法及びそれを得るための反応溶
液の組合せに関する。
更に詳しくは、3&、4+717&−テトラヒドロイン
デンとシクロペンタジェンとのディールス・アルダ−(
Dials−Alder )反応による1対1の付加体
を必須成分とするメタ上シス重合性単量体を、メタセシ
ス重合触媒系を用いて新規架橋轟合体成型物を得ること
、それも好ましくはバルク1合によって重合と成型を同
時におこなっ℃架橋亙合体成散物を得ろ方法及びそれを
得るための反応性溶液の組合せに関するものである。
b、従来技術 3a +4 +7 +7a−テトラヒドロインデンは、
ズタジエンとシクロペンタジェンヲDiels−Ald
er m反応で反応せしめた場合の副生物として得られ
るものである。かかる、ブタジェンとシクロペンタジェ
ンの反応は、シクロペンタジェンが、ジエン、ググジエ
ンがエンとなって、2−ビニルノルボルネンを得、これ
を異性化してエチリデンノルボルネンを製造する方法と
して、工業化されている。エチリデンノルボルネンは、
EPDMゴム用の第3成分として賞月されている。
ところが、Dials−Alder反応は、熱力学的な
平衡反応であるため、逆にブタジェンがジエン、シクロ
ペンタジェンがエンとなって、下記式%式% (THI)が少量ではあるが副生じ、これが副生物とし
て比較的安価に入手出来る。
かかるTRIは、二個のシクロアルケンを有し、メタセ
シス重合モノマーとして%−4y用出来る可能性を有す
る。しかしながら、このモノマー自体をメタセシス触媒
によって重合を試みたところ、非常に活性が低(、殆ん
ど1合しない事が判明した。
C1発明の構成 そこで、該Tl(Iから誘導される良好なメタセシス重
合性モノマーを得るべく、鋭意研究を進めた結果、TR
Iとシクロペンタジェンをさらにディールス・フルダー
反応によって反応させ、1対lの付加物(TPA)を形
成させたところ、この単輩体は良好な1合体が得られる
ことを見出し得て、本発明に到達し得たものである。
前記1対lの付加物は、ガスクロマトグラフィー及びマ
ススペクトログラムの測定によると下記U造を有する二
種の付1体、即ち、シクロペンテンの側をエンとし℃、
Dials−Alder付加したもの(It)と、シク
ロヘキセン側をエンとしてDials−Ald@r付加
したもの(III)の二つと考えられ、両側とも付加反
応性に大差がないため、選択的に一部のみに反応せしめ
0ことは固点であり(II)及び(III)は、はぼ凹
黛に近い比率で常に生成し、かつ構造の極めて類似した
異性体であるため蒸溜による分離は困難であり混合物と
して得られる。
これらはいずれも、高いメタセシス瓜合性な有するノル
ボルネン環を部分構造罠有し℃いるためと考えられるが
、容易にメタセシス重合をし、かつ剛直環構造を有し℃
いるため、高い2次転位点を有する栗橋1合体数型物が
得られることを見出し得て本発明に到達したものである
かかる果橋憲合体成型物は、バルク状で重合をおこない
液状のモノマーをそのまま濁世に流し込み、1合と成型
とを一段でおこなってしまうことKより重合体成型物を
一挙に得るのが有利であることを見出した。
この場合、メタセシス重合反応は非常に高速で起るため
触媒系成分を混合した後、問屋に注入するまでの間に、
重合が起ってしまい、型への注入が困難になる場合が多
いが、メタセシス触媒系の主Pf!i媒成分と活性化剤
成分を別々にモノマー溶液としておき、この二成分を注
入時に衝突混合やスタティック・ミキサー等により高速
混合し℃、鋳型に流゛し込む方法をとる事が出来ること
が判った。さらにTPAの一部を他のメタセシスム会性
の千ツマ−におきかえることによっても、支障なく重合
体が得られるばかりでなく、その共産台上ツマ−の選択
によっては重合体成型物の特徴に加えて、更に別の特性
も加味し得ることも判明したものである。
すなわち、本発明はかへる究明$実によって到達された
ものであり、下記(1)〜(3)の発明を包含している
(1)  3a,4,7m−テトラヒドロインデンとシ
クロペンタジェンとのデイールス・アルダー反応による
1対lの付加体又Vil&付加体と他のメタ七ンス皿合
性モノマーの少なくとも一種との混合物より実質的にな
る原料単量体を、メタセシス重合触媒系の存在下重合せ
しめることによって得られた架橋1合体成型物。
121 3m、4,7.7a−テトラヒドロインデンと
シクロペンタジェンとのデイールス・アルダー反応によ
る1対1の付加体又は該付加体と他のメタセシス亘合性
モ/マーの少なくとも一種との混合物より実質的になる
原料単量体を、メタセシス1合ポ媒系の存在下バルク重
合せしめ、1合と同時に成型を行うことを#徴とする架
橋1合体成型物の製造方法。
(31m、  メタセンス重合触媒系の触媒を言む環状
オレフィンの反応性溶液(溶KA) b、メタセンス重合触媒系の活性化剤を含む環状オレフ
ィンの反応性溶液(浴液B)より少なくともなり、両者
の混合によって反応する反応性溶液の組合せにおいて、
前記浴液A及び溶液B中の環状オレフィンは、両液を合
せた組成が、3m、4.7+7a−テトラヒドロインデ
ンとシクロペンタジェンとのディールス・フルダー反応
罠よる1対1の付加体又はtUt加体と他のメタ七シス
重合性モ/マーの少なくとも一種との混合物より実質的
になる原料単量体であることを特徴とする反応性溶液の
組合せ。
本発明において使用される単量体である3a+4.7.
7a−テトラヒドロインデン(TRI)とシクロペンタ
ジェンとのディールス・アルダ−反応による1対1の付
加体(TPA)は、前記式(II)及び(111)の構
造を有する2つの化合物の混合体であることがガスクロ
マトグラフィー及びマススペクトログラムより推定され
る。
このTPAに加えて、THIとシクロペンタジェンとの
ディールス・アルダ−反応を行う際に、シクロペンタジ
ェンの三量体が―j生−jるが、このものは沸点がTP
Aと非常に近く蒸留によって分離が極め工困難である。
ただこの三量体もメタセシス夏合性を有し℃いるのでこ
の三量体が一部混入しても本発明の重合には差支えな(
且つ得られた重合体の性質も損うこともない。
従ってその生成条件に応じて一定の混入量を保てれば、
そのま〜原料単量体として重合に供することができる。
本発明のTPAなどの原料単量体は、メタセシス重合を
阻害するアルコール類、カルボン酸類、カルボニル化合
物類などの極性化合物の含有は出来る限り少ないことが
好ましい。
本発明の原料単量体としては、TPA自体を用いること
もできるがTPAに対し任意の割合で他のメタセシス1
合性モノマーの少なくとも−21(共重合上ツマ−)を
混合して用いろことができる。か〜る共重合モノマーと
し℃は光分なメタセシス重合性さえ有し℃いれば種々の
ものが使用される。
共重合モノマーとして、メタセシス重合性の見地からは
、シクロヘキセンを除いたシクロアルケン、シクロブテ
ン、シクロペンテン、シクロヘプテン、シクロオクテン
或いはこれらの置換銹導体を用いることが出来ろが、特
に下記式(IV)で辰わされるノルボルネン骨格を分子
中に少なくとも有する化合物であるのが好ましい。
かかる、共X台上ツマ−の好ましい例とし曵は、TPA
の製造工程で混入しやすく、それを無理に取除くことな
くそのまま用いて、モノマー合成を有利にし5る例や本
発明の重合体に新しい性質を付与しより特徴あらしめる
ことの出来る例をあげることが出来る。
前者の例としては、前述の如く をあげることが出来る。さらに、 5−エチリデンビシクa (2,2+1 )ペプトー2
−二ン 6−3−チリデン−1,415,8−:)メタノ−L4
+5+7+8.8a−へキサヒドロナフタレン等も、混
入してくる可能性のあるものとしてあげることが出来る
が、当然、別に合成したらのを必要量加えてもよい。
後者の例としては、メタセシス重合性の基を1分子中に
2個以上含有し、生成重合体の架橋度をあげる効果のあ
るもの(A)、有機ルイスペース性の極性基を有し℃お
りメタセシス点合の速度を調整したり分子鎖中に極性基
を導入して、耐薬品性や耐熱性を向上せしめ5るものC
B)、ハロゲン原子を有しており、難燃化に効果のある
もの(C)等が好適である。
前記(A)の具体例としては、ジシクロペンタジェン、
1*4+5t8−ジメタ/  1 +4 s4& y5
 t8.8a−へキサヒドロ−ナフタレン、トリーシク
ロ−(8v2slsO3)リゾカー5,11−ジエン、
1,3−フェニレンビス(5−ノルボルネニル)等をあ
げることが出来る。
前記CB)におけるルイスペースの例としては、シアノ
A、カルボン酸エステル基、エーテル基。
N、N−ジ置換アミド基、N−置換イミド基、ピリジル
基のような3級アミド基をあげることが出来る。(B)
に属する化合物の典塁例としては、5−シアノノルボル
ネン、5−メ)=?ジカルボニルノルボルネン、5−7
’)キシツルボIレネン。
5−7セチaキシノルボルネン、5−メチル−ブトキシ
カルボニルノルボルネン、N−ズチルナデインク酸イミ
ド、5−ノルボルネニルカルボン散−N、N−ジメチル
アミド、5−(4−ピリジル)ノルボルネン等をあげる
ことが出来る。
前記(C)の例とし℃は、5−(4−ブロモフェニル)
ノルボルネン等をあげろことが出来る。
さらに、メタセシス重合に対して二官能性の炭化水素系
のノルボルネン誘導体としては、5−ブチルノルボルネ
ン、5−インプロペニルノルボルネン、5−フェニルノ
ルボルネン、5−エチリデンノルボルネン、シクロペン
タジェン−メチルシクロペンタジェン共二量体、1*4
t5+8−ジメタノ−1v4+41,5+8.8&−オ
クタヒドロナフタレンなどχあげることが出来る。
上記した共重合モノマー中、特に、ジシクロペンタジェ
ン、5−エチリデンビシクロ(21211〕へ7’)−
2−エン。5−シアノノルボルネン、5−フルフキジカ
ルボニルノルボルネン。
5−メチル−アルコキシカルボニルノルボルネン、N−
アルキル・ナデイク酸イζドなどが好ましい。
かかる共重合モノマーはTPAを含む原料単量体中0〜
95モル%の範囲が用いられる。
TPAからのメタセシス亘合ポリマーは後述の如く高T
gを有することが特徴で、従って、TPAは他のメタセ
シス重合体のTg向上用の共重合成分とし℃極めて有効
であり、その場合は5モル%程度の使用割合から有効と
なり5るもので、このため、上記の如き広い範囲のTP
Aに対する共重合成分の使用割合が有効となる。
従つ℃、TPA重合体の性質を改良するための共重合上
ツマ−の共重合割合とじ又は、5〜50モル%の範囲が
好ましく、逆にT P AをTg向上剤等として用いよ
うとする場合には50〜95モル%、特に40〜10モ
ル%が好ましいことになる。
メタセシス重合触媒系は、周知の如く一般に主触媒成分
と活性他剤成分の二成分からなる。
かかるバルク重合については、原料単址体中に活性他剤
成分をまず加え、次いで主触媒成分を加え、重合が開始
されゲル化が起きるまでに試製し、その架橋成聾物を得
る方法や、原料単量体に、主触媒成分と活性他剤成分を
同時に加え、同様に架橋生成物を得る方法もとることも
出来ろ。しかしながら、メタセラ31合反応は一般に発
熱反応であり一旦重合が開始されると、反応系がさらに
加熱され反応が早くなり非常に高速で反応が完了するた
め、M媒のail製を工夫しない場合には、上記の如き
方法ではゲル化剤の置屋が難しいことが多い。
そこで、前述の如く、原料単量体とともに、メタセシス
触媒系の主触媒成分を含む溶液(溶液A)と活性他剤成
分を含む溶液(溶液B)との二つの溶液を予め調製して
おき、衝突混合CRIM方式)や、スタティックミキサ
ー等によって急速混合し、直に鋳型に注入し試製した後
、屋内で重合硬化と成製とを行う方法が、好適に適用出
来る。その場合、原料単量体の組成は両液で同じである
ことは必ずしも必要でなく、全体としての七ツマー組成
が前述の範凹であれば任意に変更することも出来る。
このようなメタセシス重合によろ二液混合方式による成
形物の製造法については、ジシクロペンタジェンをモノ
マーとして用いる場合について特開昭58−129.0
13号公報に開示されている。
前述した成形方式におけるメタセシス重合触媒系におけ
る触媒成分とし℃はタングステン。
レニウム、タンタル等のハライドなどの塩類が用いられ
るが、特にタングステン化合物が好ましい。かかるタン
グステン化合物としては、タングステンハライド、タン
グステンオキシハライドなどが好ましくより具体的には
、タングステンへキサクロライド、タングステンオキシ
クロライドなどが好ましい。また有機アンモニウムタン
グステン酸塩なども用いることができろ。
か〜るタングステン化合物は、直接原料単量体に添加す
ると直ちにカチオン重合を開始することが判つ℃おり好
ましくない。従ってかかるタングステン化合物は不活性
溶媒例えばベンゼン。
トルエン、クロロベンゼン等に予め懸濁し、少量のアル
コール系化合物またはフェノール系化合物を添加するこ
とによって可溶化させて使用するのが好ましい。
さらに、上述した如き、好ましくない1合を予防するた
めにタングステン化合物1モルに対し、約1〜5モルの
ルイス塩基又はキレート化剤を添加することが好ましい
。かかる添加剤としてはアセチルアセトン、アセト酢酸
フルキルエステル類、テトラヒドロフラン、ベンゾニト
リルなどをあげることができる。ルイスペース基を有す
る共夏合モノマーを用いろ場合には、それにこの役目を
併ねさせることができる。かくすることにより、触媒、
殊にタングステン化合物を含む反応性溶液(溶液Aに相
当する)は実用に供する場合充分に安定性を有すること
になる。
一方メタセシス亘合触媒系における活性他剤成分は、周
期律衣第1−第■族の金属のフルキル化物を中心とする
有機金属化合物、特にテトラアルキルスズ、アルキルア
ルミニウム化合物。
アルキルアルミニウムパライト化合物が好ましく、具体
的には、塩化ジエチルアルミニクム。
ジ塩化エチルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム
、ジオクチルアルミニウムアイオダイド、テトラブチル
錫などを挙げることができる。
これら活性剤成分としての有機金属化合物71原料単量
体に溶解することにより、もう一方の溶液(溶液Bに相
当する)が形成される。
本発明においては、基本的に前記溶液、A及び溶液Bを
混合することによって、架橋五合体成形物を得ることが
できろが、上記組成のままでは、重合反応が非常に速く
開始されるので、成製用鋳臘に充分流れ込まない間に硬
化が起ることがあり、度々問題となる場合が多(、その
ために活性調節剤を用いることが好ましい。
かかる調節剤とし℃は、ルイス塩基類が一般に用いられ
、就中エーテル類、エステル類、ニトリル類などが用い
られる。具体例としては安息香酸エチル、ブチルエーテ
ル、ジグライムなどをあげることが出来る。かかる一部
側は一般的に、有機金属化合物の活性化剤の成分の溶液
の側に踊加して用(・もれる。前記と同様にルイスペー
ス基を有する共重合モノマーと使用する場合には、それ
に調節剤の役I:lftかねさせることができる。
メタセシス瓜合触媒系の使用量は例えば触媒成分として
タングステン化合物を用いる場合は、上Me原料単量体
に対するタングステン化合物の比率は、モル基準で、約
1000対1〜約15000対1、好ましくは2000
対1の付近でありまた、活性化剤成分はアルキルアルミ
ニウム類を用いる場合には、上記原料単量体に対するア
ルミニウム化&物の比率は、モル基準で約100対1〜
約2000対1、好ましく社約200対1〜約500対
1の付近が用いられる。
更に上述した如き、マスク剤や調節剤については、夾験
によって上記触媒系の使用量に応じて、適宜、fA節し
て用いろことが出来る。
本発明による果*M合対成形物には、実用に当って、そ
の特性を改良または維持するために、各種添加剤を配合
することができる。かかる添加剤としては、充填剤、顔
料、酸化防止剤、光安定剤、高分子改良剤などがある。
このよ5な添加剤は、本発明の架橋重合体が成形されて
後は添加することが不可能であるから、添加する場合に
は予め前記した原料溶液に添加し℃おく必要がある。
その最も容易な方法としては、酌記溶液Aおよび溶液B
のいずれか又は両方に前もって添加し℃お(方法をあげ
ろ事が出来るが、その場合、その柩中の反応性の強い触
媒成分や、活性化剤成分と実用上さしつかえある程度に
は反応せず、かつ重合を阻害しないものでなくてはなら
ない。
どうし又も、その反応がさけえないが共存し又も、重合
は実質的に阻害しないものの場合は、単量体と混合して
、第三液を調製し、1合直前に、混合使用することも出
来る。また、固体の充填剤の場合であって、両成分が混
合されて、重合反応を開始する直前あるいは1合をしな
がら、そのg!、隙を充分にうずめ得る形状のものにつ
い℃は、成型用モールド中に、充填しておくことも可能
である。
添加剤とじ℃の補強材又は充填剤は、曲げモジュラスを
向上づ゛るのに効果がある。かかるものとしてはガラス
繊維、雲母、カーボンブランク、ウオラストナイト等を
あげノーことが出来る。
これらを、いわゆるシランカプラーなどによって表面処
理したものも好適に使用できる。
また、本発明の架橋五合体成形物は、酸化防止剤を添加
しておくことが好ましく、そのためフェノール系又はア
ミン系の酸化防止剤を予め溶液中に加えてかくことが望
ましく・。これら酸化防止剤の具体例とし℃は、2.6
− t−ブチル−P−クレゾール、 N、N’−ジフェ
ニル−p−7エ二レンジアミン、テトラキス〔メチレン
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒト−キシシンナメー
ト))メタン、メチレン−4,4′−ビス(3,5−ジ
−t−ブチルフェノール)などがあげられる。
また、本発明による重合体成形物は、他の重合体を単量
体溶液状態の時に添加しておくことが出来る。かかる重
合体添加剤としてはエラストマーの添加が成形物の耐9
#撃性を強めること、及び溶液の粘度を調節する上で効
果がある。かかる目的に用いられるエラストマーとして
は、スチレン−ブタジェン−スチレントリブロックゴム
、スチレン−インプレン−スチレントリブロックゴム、
ポリブタジェン、ポリインプレン。
ブチルゴム、エチレンプロピレン−ジェンターポリマー
など広範なエラストマーをあげることが出来る。
本発明の重合体成形物は、前記した如く、重合と成壇と
を同時に行うことによって製造されるのが好ましい。従
つ℃、いわゆるR I M方式によって!8i造するの
が好ましい。RIM方式の成型(おいては、前述した通
り、触媒成分と活性化剤成分とを別々に溶解した単賦体
溶液(つまり溶液、Aと浴液B)をRIM機のミキシン
グヘッド部分で急速に混合し、鋳型中に注入し重合及び
成形を行つ℃成形物を得る方法が一般的である。
i#型(モールド)への注入圧力は比較的低圧であるこ
とかでさ、従つ℃安価な鋳型を使用することが可能であ
る。
モールドへの6人圧力は、比較的低圧で使用可能であり
、従って、安価なモールドの使用が6丁能である。また
、7!!円の重合反応が開始されると反応熱によって型
内の温度は急速に上昇し、短時間に重合反応が終了する
。ポリウレタン−RIMの場合と異なり、モールドから
離脱は容易であり、特別の離形前を必要としない場合が
多い。
成型物に、表面に酸化層が出来るためか、表面は極性を
有し、エボ牛シやポリウレタン等の一般に使用されろ塗
料への付着性は、良好である。
本発明の1合体は、メタセラ31合の反応特性の面から
下記の如き構造の共重合したものと考えられる。
剛直な環状構造を多く含んでいるため、高Tgで優れた
性能を有する成ffi物を与えるものである。
従って、極めて工業的に有利な架橋重合体成謔物、その
製造方法及び反応性溶液の組合せである。
かくし℃得られた成形物は、自動車等を含めた各種運搬
機器の部材、を気、電子機器の/Sウジングなど、大型
の成型物を中心に広範な用途に使用出来る。
以下に実施例を掲げて本発明を詳述する。なお実施例は
説明のためであって、それに限定されるものではない。
実施例1−10.比較例 市販の31114.7.711−テトラヒドロインデン
(T)II)とシクロペンタジェンをオートクレーブ中
Dials−Alder反応させた後、窒素気流下蒸留
n製しガスクロマトグラフィーによる純度測定でMOH
F、MBHI、シクロペンタジェン三黛体の割合が1:
2:2の混合物(TPA混合′4J)を得た。一方同様
に市販のジシクロペンタジェン(DCP)を蒸留し、凝
固点33.4℃を示す製品を得た。
〔触媒成分溶液のv!4g〕 六塩化タングステン20pを乾燥トルエン70ILtK
ffl素気渡中下で添加し、次いでノニルフェノール2
1g及びトルエン16517よりなる浴液な添加して0
.5 Mのタングステン含有層媒溶液を調製し、この溶
液に対し、窒素ガス1(−m/<−ジし℃、六塩化タン
グステンとノニルフェノールとの反応によって生成され
た塩化水素ガスな除去して、厘合用触媒溶液とした。
かかる溶[10d、アセチルアセトン1.0d混合単量
体soomt’tm合し、タングステン金波0.001
 M溶液AをEA製した。
〔活性他剤成分溶液の調製〕
ジエチルアルミニウムクロライド0.18 & 。
イソプロピルエーテル0.375 Lt混合単盆体5Q
QR1を混合し℃アルミニウム分として、0.003 
Mの溶液、A、B両夜のル4製に用いた単量体の組成は
次の通りである。
かかる上記の溶液を、触媒成分溶液(溶液A)xOa4
活性化活性分剤成分溶液B ) 10JIjを内温25
℃に保っておいて充分9素でおきかえたシリンジ内にと
り出した。かかるンリンジを一定速度で、押し出し、液
を注入しそれを、ノズル内で混合して型内に流し込める
超小型RIM機にかけて、板状の極めて丈夫な三次元化
重合体成形物を得た。
溶液を混合してから、急激に系内の発熱が開始される時
間及び、系内の最高到達温度は、重合が阻害されること
なく1行われたかどうか判断する指標であるが、夾施例
1〜10の範囲において、大体閤じような値を示し、す
べて高い重合性を示している。
さらに表には耐熱性、耐薬品性の指標であろTMAによ
る軟化点、及びトルエンを用いた膨潤率を測定した。
TMAによる軟化点の測定ではTPAの添加により軟化
汲置が飛躍的に改善される。さらに280℃までN、中
外温したサンプルをもう一度軟化点を測定するといずれ
もかなり高(なり、後処理による軟化点向上の可能性を
示している。
膨潤率はTPAの単独重合体がDCPに比べ多少架橋度
が小さいためと考えられDCPの共重合割合を増すにし
たがっていくらか大きくなる傾向を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3a,4,7,7a−テトラヒドロインデンとシ
    クロペンタジエンとのデイールス・アルダー反応による
    1対1の付加体又は該付加体と他のメタセシス重合性モ
    ノマーの少なくとも一種との混合物より実質的になる原
    料単量体を、メタセシス重合触媒系の存在下重合せしめ
    ることによつて得られた架橋重合体成型物。
  2. (2)3a,4,7,7a−テトラヒドロインデンとシ
    クロペンタジエンとのデイールス・アルダー反応による
    1対1の付加体又は該付加体と他のメタセシス重合性モ
    ノマーの少なくとも一種との混合物より実質的になる原
    料単量体を、メタセシス重合触媒系の存在下バルク重合
    せしめ、重合と同時に成型を行うことを特徴とする架橋
    重合体成型物の製造方法。
  3. (3)a、メタセンス重合触媒系の触媒を含む環状オレ
    フィンの反応性溶液(溶液A) b、メタセシス重合触媒系の活性化剤を含む環状オレフ
    ィンの反応性溶液(溶液B) より少なくともなり、両者の混合によつて反応する反応
    性溶液の組合せにおいて、前記溶液A及び溶液B中の環
    状オレフィンは、両液を合せた組成が、3a,4,7,
    7a−テトラヒドロインデンとシクロペンタジエンとの
    デイールス・アルダー反応による1対1の付加体又は該
    付加体と他のメタセシス重合性モノマーの少なくとも一
    種との混合物より実質的になる原料単量体であることを
    特徴とする反応性溶液の組合せ。
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