JPS6379719A - 抗菌、防カビならびに結露防止機能を有するゼオライト成形体の製造方法 - Google Patents

抗菌、防カビならびに結露防止機能を有するゼオライト成形体の製造方法

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JPS6379719A
JPS6379719A JP22178686A JP22178686A JPS6379719A JP S6379719 A JPS6379719 A JP S6379719A JP 22178686 A JP22178686 A JP 22178686A JP 22178686 A JP22178686 A JP 22178686A JP S6379719 A JPS6379719 A JP S6379719A
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萩原 善次
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安藤 聰
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Kazuo Sawada
澤田 和夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は機能性を具備したゼオライト成形体に関するも
のでおる。ざらに詳しくは、本発明は抗菌ならびに防カ
ビ機能を有するゼオライト成形体およびその製造方法を
提供するものである。上記の機能以外に本ゼオライト成
形体は結露防止機能をも有している。
[従来の技術] 内装に用いられている公知のタイル類は、湿度の高い室
において温度が低下するとその表面に結露する欠点があ
る。結露すると、美観上好ましくなく、また水滴が集っ
て落下することがある。加えて、結露した水の蒸発が遅
い個所においては、殺菌やカビが発生しやすいという重
大な欠点がある。
[発明の目的] 本発明は、従来なかった全く新しいタイプの抗菌ならび
に防カビ機能を有する成形体およびその製造法を提供す
るものである。ざらに結露防止の機能も付与された成形
体を本発明は提供する。すなわち本発明は、湿気の高い
室の内装用などに適する抗菌および防カビ機能を持ち、
亀裂、粉落ち、おるいは割れなどの欠点がなく、好まし
くは結露防止機能を持ち、かつ従来品に比べて比較的低
い温度で製造することができる耐久性の優れた成形体お
よびその製造法を提供する。
[発明の構成コ 本発明は、殺菌作用を有する金属イオンを保持したゼオ
ライト粉粒体および熱融着性繊維を含み、融着結合され
ている、抗菌ならびに防カビ機能を有するゼオライト成
形体である。また本発明のゼオライト成形体は、前記の
構成要素以外にざらに結合剤を含むことができる。望ま
しくは、これらの新規なぜオライド成形体は抗菌および
防カビは能以外に結露防止機能をも保持するものでおる
ざらに本発明は、殺菌作用を有する金属イオンを保持し
たゼオライト粉粒体、および熱融着性繊維、好ましくは
更に結合剤を混和し、次いで熱融着性繊維の軟化点以上
の温度において上記混和物を加圧成形することを更に混
和するゼオライト成形体の製造方法でおる。
本発明において、加熱および加圧融着された熱融着性繊
維は、抗菌性ゼオライト本来の抗菌ならびに防カビ機能
や吸着Ia能に悪影響を与えないことが見い出された。
熱融着性繊維は抗菌能を有するゼオライト粉体又は粒体
間の結合を強固にするとともにゼオライト成形体の圧縮
強度や曲げ破壊強さを著しく向上させるのに効果がある
ことが判った。ざらに熱融着性繊維の利用はゼオライト
成形体の耐水性を著しく向上させることも判明した。
本技術により得られる各種のゼオライト成形体の抗菌な
らびに防カビ機能は優れており、且つこれらの機能は長
期間に亘って安定に持続される。また本発明のゼオライ
ト成形体は、優れた吸湿おるいは脱湿機能をも有するこ
とが確認された。従って本発明のゼオライト成形体は抗
菌および防カビ機能、さらには結露防止は能を有する内
装材として極めて有効であることが判明した。
一般にゼオライトの公知の成形方法においては、ゼオラ
イト粉末を粘土系の結合剤または有機系の結合剤または
場合によってはこの2者と共に水の存在下に湿式混和し
、得た混和物を適当な形状に成形する。引続き成形体を
100℃付近で乾燥し、次いで400 ’〜600℃の
温度域で焼成して最終成形体とするのが通例である。
一方、本発明の抗菌ならびに防カビ能を有するゼオライ
ト成形法は、通常のゼオライトの湿式成形法と異なり、
水を使用せず、且つ成形体の成形温度が一般のゼオライ
ト成形体の焼成温度に比較して著しく低い点が特徴であ
る。
本発明で成形用素材の1つとして使用されるゼオライト
は天然または合成品の何れでもよく、これの形状は粉状
または粒状が好適でおる。これらゼオライトは、成形に
先行して、後述の方法により抗菌性を付与される。天然
ゼオライトとしてはモルデナイト、クリノプチロライト
、チャバサイト等が、合成ゼオライトとしてはA型、X
型およびY型ゼオライト、合成モルデナイト、ハイシリ
カゼオライト等が本発明で使用する素材の好ましいもの
として例示される。成形に先行してこれらのゼオライト
素材に抗菌または殺菌性の金属イオンを保持させること
により、ゼオライト母体に、抗菌ならびに防カビ機能が
付与される。抗菌または殺菌性の金属イオンは通常の場
合、イオン交換反応を実施することによりゼオライト固
相中に安定に保持される。本発明に於ては殺菌作用を有
する金属イオンとしては銀、銅、亜鉛、水銀、錫、鉛、
ビスマス、カドミウムおよびクロムからなる群より選ば
れた1種または2種以上の金属イオンが使用される。好
ましくは銀、銅または亜鉛が使用される。上記の群に屈
する金属イオンの1種または複数種の塩の溶液を用いて
、バッチ法またはカラム法により、常温または高温でゼ
オライト中のイオンとのイオン交換を行うことができる
。ゼオライト相ヘイオン交換吸着される殺菌作用を有す
る金属の量は、水溶液相の塩濃度を調整することにより
容易に調節することが可能でおる。かかる湿式のイオン
交換法を実施することにより、ゼオライト同相中への殺
菌性金属イオンの均一な分布が達成され、好ましい特性
を有する抗菌性ゼオライトを調製することができる。あ
るいは、イオン交換により調製した抗菌性ゼオライトと
ゼオライト素材(無抗菌性)を適宜混合して、所定量の
殺菌作用を有する金属イオンを総体として含有する成形
用の抗菌性ゼオライト素材を調製することも出来る。
なお、ゼオライト以外のある種の無機系の保持母体、例
えば非晶質フルミノ珪酸塩等の母体に、予め必要四の抗
菌金属を安定に保持させたものを調製し、これを所定量
のゼオライト素材(無抗菌)と混合して殺菌作用を有す
る金属を保持したビオライトの粉粒体を調製して、成形
用素材として使用することもできる。
ところでゼオライト成形体中に占める殺菌作用を有する
金属イオンの含有量は使用する金属の種類やこれの組合
せにより、また殺菌対象とする細菌や真菌により異なる
。例えば銀のみを使用する場合には少くとも5f)t)
m、銅のみを使用する場合には少くとも20ppm 、
また亜鉛のみを使用する場合には少くとも60ppmが
ゼオライト成形体に含有されることが抗菌ないし防カビ
効果を上げるために必要である。前述の殺菌金属を組合
せて、例えば銀−銅あるいは銀−銅一亜鉛イオンを使用
すると相乗効果が発揮されて、本成形体の抗菌ならびに
防カビ効果をより高めることも出来る。
前述の方法で調製された殺菌作用を有する金属イオンを
含有しているゼオライト素材は、好ましくは、100°
〜110℃付近で乾燥されるか、または250°〜50
0℃の温度域で加熱活性化されて含水率をより低下させ
た状態で成形用に使用される。
通常の場合、該゛ゼオライトを前記の100°〜110
℃付近で乾燥して、それの表面の付着水の大部分を除去
する程度で充分使用可能である。従って使用する各種の
ゼオライト素材中に結晶水が残留していても本発明の成
形には支障はない。殺菌能を有するゼオライト素材にさ
らに結露防止機能を持たせるためには水の吸着容量が大
であり、また比表面積の大きい多孔質のゼオライト素材
の使用がより好ましい。前述の例示した天然または合成
ゼオライトを抗菌化したものは抗菌ならびに防カビ能に
加えて、この結露防止特性をさらに発揮する。
殺菌作用を有する金属イオンを含有しているゼオライト
に、微量成分としてアルミナ、マグネシャ、塩化カルシ
ウム、吸水性樹脂粉末等の吸湿剤をさらに添加使用する
ことにより、より結露防止機能を高めることも可能であ
る。
次に本発明で使用される熱融着性繊維について説明する
。熱融着性繊維としては接着性繊維(例えば非結晶性ポ
リエステル)、複合繊維(例えばナイロン6/66:ポ
リエチレン/ポリプロピレン:コポリエステル/ポリエ
ステル)および熱融着性繊維(例えばコポリアミド、コ
ポリエステル等の熱可塑性のコポリマー繊維:ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレート等のホモポリ
マー繊維)が挙げられる。これらの繊維は抗菌化された
ゼオライト素材に必要量添加され、加温下の混和や加温
下の加圧成形工程で熱融着される。
熱接着性繊維としては、例えば、ポリプロピレン系(単
一成分型)の1lerculon T−151、ダイワ
ボウPNSまたはpzs 、ポリエチレン系(単一成分
型)のダイワボウ旺、ポリプロピレン系(複合成分型)
のチッソES、ダイワボウNBFおよびDanak!O
n ES 。
エステル系(単一成分型)のDiOlen 51 、K
ade1410 、  Gr++ene K−170、
HetrOfi1メルティ(ユニチカ)およびベルコン
ビ(御坊)、エステル系(複合成分型)のDiOIen
 56 、およびナイロン系の1leterOf i 
+ 、塩化ビニル系のHP Fiber。
V i ny+ On−間(何れも商標)等が挙げられ
る。好適に使用される低融点のベルコンビとしては、軟
化点110℃のベルコンビ−4000(単一成分型)お
よび4080 (芯鞘型)、軟化点130℃のベルコン
ビ−3300(単一成分型)、および3380 (芯鞘
型)、軟化点200℃のベルコンビ−2000(単一成
分型)、および2080 (芯鞘型)が例示される。ざ
らに軟化点256℃のN−501(ポリエステル)も挙
げられる。上述の市販品ベルコンビは直径2〜6デニー
ル、長さ約数m〜数十mのものが容易に入手可能である
。一般に本発明に好適な熱融着性繊維としては、軟化点
が300℃以下のものが望ましい。本発明の抗菌ならび
に防カビ機能および好ましくは更に結露防止機能を有す
るゼオライト成形体の製造に際しては、上述した熱!!
!着性繊維の1種または2種以上が、その軟化点以上で
、かつ好ましくは300℃以下で、熱@看される。優れ
た物性を保有し、前述の機能を有するゼオライト成形体
を得るために、通常の場合、殺菌性の金属イオンを保有
するゼオライト素材重量(無水基準)に対して、あるい
はもし殺菌性の金属イオンを保有しないゼオライトが用
いられた場合には仝ゼオライト重量(無水基Q)に対し
て3〜65重口%の熱融着性繊維の使用が極めて有効で
あることが判明した。
本発明で殺菌性金属イオンを保有するゼオライトの成形
に際しては上述の熱融着性繊維の少くとも1種がバイン
ダーとして使用される。
またざらに、下記の結合剤を添加して成形することもで
きる。この場合結合剤としては、結合剤の特性を有する
液状の有機化合物や固体の有機系化合物をそのまま、ま
たは非水系の適当な溶媒または希釈剤でうすめて適当の
粘度にして使用して差し支えない。上記の結合剤の使用
量はゼオライト素材や熱融着性繊維の種類ならびに両者
の使用比率によって支配されるが、粒子間の結合力を良
好に保持させるために仝ゼオライト重量(無水基準)に
対して3〜35重量%の結合剤を使用するのが好ましい
。本発明のゼオライト成形体の製造において、殺菌作用
を有する金属を保持したゼオライトおよび熱融着性繊維
よりなる混合物または前記にざらに結合剤を加えてなる
混合物は、熱融着性繊維の軟化点以上、かつ好ましくは
300℃以下での混和工程を得る。後者の混合物使用に
際しては、結合剤は耐熱性および低引火性であることが
特に要求される。かかる特性を有する好ましい結合剤と
して、各種のポリエステル、例えば日本ポリウレタン工
業株式会社製のニラポラン(商標)が挙げられる。特に
粘度100〜3000cp (75℃)範囲の一連のニ
ラボランは本発明に好適である。
例えば液状のニラボランN −1004(粘度600〜
900CI)  (75℃):酸価2以下:水酸基価3
9〜47:分子母約2500は、結合剤として非常に効
果的である。これは結合剤としての作用の他に、ゼオラ
イト成形体の表面を滑らかにすると同時に成形体に柔軟
性や可塑性を付与する効果があることが本発明者らによ
り確認された。
前述した本発明のゼオライト成形体は次の如く調製され
る。粉状ないし粒状の、殺菌作用を有する金属イオンを
含有している天然または合成ゼオライトの乾燥品または
加熱活性化量あるいはこれと上記金属イオンを含有しな
いゼオライトとの混合物に対して無水ゼオライト基準で
好ましくは3〜65%の熱融着性繊維を混和する。この
場合、既述の如き吸湿剤を微量成分として添加してもよ
い。混和は、好ましくは熱@着性繊維の軟化点以上かつ
300℃以下で行われる。混和時の最適温度は、使用さ
れる熱FmI性繊維の種類によるが、通常、1000〜
270℃がもっとも好ましい温度域である。かかる加熱
下で混和工程を実施することにより、上記の繊維は軟化
ないし溶融状態となり、繊維がゼオライト粒子に絡みあ
った好ましい状態になる。また上記の混和物に対してざ
らに結合剤、例えばニラボランN −1004を3〜3
5%添加し、これを好ましくは上述の温度域で混和して
もよい。
上述で得られた何れの混和物も前記の温度域、好ましく
43100°〜270℃の温度下で加圧成形して、本発
明の抗菌ならびに防カビ機能を有するゼオライト成形体
が得られる。この場合の成形圧力は、成形体の必要とす
る強度や見掛は密度により異るが、通常2〜250υ/
cdの範囲内の成形圧力によって好ましい特性を有する
本発明の抗菌ならびに防カビ機能と結露防止機能を有す
るゼオライト成形体が得られる。本発明のゼオライト成
形体には、ざらに不燃性または難燃性の軽量材を含有し
てもよい。本発明で使用する軽量材としては、紙、パル
プ、木粉は可燃性であるため若干難点があり、無機系の
充填材および/または軽量材、例えばシリカ、アルミナ
、パーライト、ロックウール、ガラス繊維、炭素繊維等
が好ましい。また、着色のための顔料、螢光剤、無機薬
品粉粒体、金花粉末、弾性向上のための合成ゴム、吸水
性向上のための高吸水率樹脂粉末または繊維を少量成分
として更に添加することができる。着色剤としては例え
ばシアニンブルー、シアニングリーン、弁柄、カーボン
ブラック等が挙げられる。軽量材、充填材および他の添
加物は、加圧成形前に殺菌作用を有する金属イオンを保
持したゼオライト等と均一に混和される。
本発明の成形体は、断熱性および防音性も有する。 本
発明の成形体は、抗菌あるいは防カビ性を要求される個
所において広く使用することができ、特に内装用材料と
して好適である。
次に本発明の実施態様を実施例により説明するが、本発
明は本実施例に限定されるものではない。
実施例 1 実施例1は、天然のゼオライトと合成ゼオライトの混合
物、熱融着性繊維および有機系の結合剤の混和物を加圧
成形してなる抗菌、防カビおよび結露防止機能を有する
本発明のビオライト成形体の製造例に関するものである
。乾燥済みの天然のモルデナイト系ゼオライト(200
メツシュ通過)とA型合酸ゼオライト(Na Z (但
しZはA型ゼオライトの母体) 、200メツシュ通過
〕の等重量混合粉末に対して、熱融着性ia維としてベ
ルコンビ−4080(商標(鐘紡株式会社);軟化点1
10℃;形状3dX5m(但しdはデニール);芯鞘タ
イプ〕をゼオライト混合粉末重囲に対し10重量%およ
びベルコンビ−4000(軟化点110℃;形状6dX
5m:単一成分タイブ)を12重辺%添加し、さらに後
述のNa A!;I COZn Z抗菌性ゼオライト1
%を添加し得られた混合物を170°〜180℃の加熱
下に保持しながら混和(ニーディング)した。
上記温度域での加熱下の混和により、熱融着性繊維は軟
化ないし溶融状態になって、繊維がぜオライドに絡んで
強固に結合された好ましい状態になる。さらに上記の混
和物に対して、結合剤として日本ポリウレタン工業−の
ニラボラン−1004(商標)を上記の乾燥ゼオライト
混合粉末手口(ゼオライト無水基準)に対し7重量%添
加し、ざらに混和を170°〜180℃の加熱下に続行
した。次に上記工程で得られた混和物を180°〜19
0℃の温度下で圧力150に!lF/CIiで加圧成形
して抗菌、防カビならびに結露防止機能を有する本発明
のゼオライト成形体の試験プレート(形状: sox 
50m :厚さ10712111>が最終的に調製され
た。上記の試験プレート中の殺菌性金属イオンの含有量
はAg=0、015%; CLI = 0.048%;
 7−n = 0.076%であった。
第1表に実施例1の成形条件と得られた成形体の特性を
示した。実施例1では、上記の如く、天然モルデナイト
=A型ゼオライトの等単口混合物の乾燥粉末(200メ
ツシュ通過)が使用された。
抗菌性ビオライトとしては、3元系の銀−銅一亜鉛/ゼ
オライト(Na A!11 Cu Zn Z (但しZ
はA型ゼオライトの母体を表わす);AU=2.14%
; Qu = 7.41%; Zn =10.50%(
無水基準))が上記のゼオライト混合物に対して1型組
%使用された。比較例1は空試験に関するものである。
即ち実施例1と同種のゼオライト混合粉末(乾燥品)を
用い、しかし抗菌剤を添加せずに、実施例1と全く同様
な条件で成形を実施してぜオライド成形体(50x50
g;厚ざ10m)を得た。
乾燥状態の成形体(最終製品)の曲げ破壊強さは実施例
1では145 Ky f / criで必り、一方、比
較例1(空試験)では97.2Ki f / C!iで
あった。これらの値は何れも好ましい値であり、本発明
の方法により得られるゼオライト成形体の強度が極めて
優れていることを示している。また成形体の見掛は密度
は、何れの例でも1.4〜1.69/Cfn3の範囲に
ある。次に本実施例および比較例により1qられたゼオ
ライト成形体に対する水浸漬試験が実施された。本成形
体を水に浸漬後8時間の経過時点では水の吸着因は10
.97%であってほぼ飽和に近いことが判明した(第2
表)。水に120時間浸漬されたゼオライト成形体(吸
水率12.67%)を取り出して、これを110°〜1
20℃で乾燥後の曲げ破壊強度は表記の乾燥成形体の値
とほぼ同等であることが確認された。本ゼオライト成形
体を水に浸漬中に粉落ちおるいは亀裂の発生は全く見ら
れず、耐水強度も極めて高いことが判明した。
なお、抗菌および防カビ機能ならびに結露防止機能につ
いては、後に一括して述べる。
実施例 2 実施例2は本発明のゼオライト成形体(形状50X50
m:厚さ10.)の別の製造例に関するものである。こ
の場合ゼオライト素材としては実施例1と同種のものを
用いて、実施例1と同一成形条件で成形が行われた。但
し本例では抗菌性ゼオライトとして3元系のNa AU
 COZn Z (実施例1と同一)が上記乾燥ゼオラ
イト素材に対して5%添加された。1qられたゼオライ
ト成形体(殺菌性金属イオンの含有、l:Ag= 0.
077%:CLl=0.27%; Zn = 0.39
%)の曲げ破壊強度および見掛は密度は第1表記載の如
く、それぞれ129Kg f / ctAおよび1.5
39/cm3であり、これの水浸漬試験では、第2表記
載の如く、吸水率13.49%が120時間経過時点で
得られた。
第2表  ゼオライト成形体の水浸漬時間と吸水率の関
係(水温20℃) 8時間後 52時間後 12020時 間後  10.97  11.38  12.672 
 12.37  13.17  13.49比較例1 
 15.37  15.97  15.95実施例 3 実施例3は、抗菌性ビオライトおよび熱@容性繊維の混
和物を加注成形してなる抗菌、防カビおよび結露防止機
能を有する本発明のゼオライト成形体に関するものであ
る。
本例に使用した抗菌性ゼオライトは下記の方法により調
製された。A型合成ゼオライト(ナトリウム型:NaZ
)の乾燥粉末(1,05Na 20 ”Ag2O3・ 
1.99 S! O’ XH20:平均粒子径[)a、
V= 3.oμm>約2KIに対して0.15 MのA
Cl NO3と0.4Mのcu  (NO3>2の混合
溶液4ρと水を加えて、全容積を7,2Bとした。上記
のスラリーを含有する混合液を20〜23℃にて6時間
連続的に撹拌した。上記のイオン交換反応により置換生
成されたNa AgCu Zの固相を濾過した。次に固
相を水洗した。水洗は濾液中にAg+およびCLI ”
(オンが検出できなくなるまで実施された。水洗終了後
、固相をioo ’〜110℃で乾燥してから、解砕し
抗菌性ゼオライトの微粉末(Na AgCLI Z :
 A(II = 3.95%:Cu=6.28%(無水
基準) ; Dav= 3.16 μm)の1.89K
iを得た。
上述の方法により得られた抗菌性ゼオライトの微粉末(
乾燥品)に対して、熱融着性繊維としてベルコンビN−
501軟化点256℃)を10%およびベルコンビ40
00 (軟化点110℃)を20%添加して混合し、(
qだ混合物を250°〜260℃の加熱下に保持しなが
ら混和(ニーディング)した。上記温度域での加熱下の
混和により、熱融着性繊維は軟化ないし溶融状態になっ
て、繊維がぜオライドに絡んで強固に結合された好まし
い状態になる。
次に前記の混和工程で得た混和物を、250°〜260
℃の温度下で圧力150に3/cmで加圧成形して抗菌
、防カビならびに結露防止機能を有する本発明のゼオラ
イト成形体の試験プレート(形状:50X50s:厚ざ
10al)を調製した。上述の試験プレートは、AQ 
−2,98%、Cu −4,77%(250℃での乾燥
品基準)を含んだ。
本実施例で得られたゼオライト成形体の曲げ破壊強さは
、第3表に示したように、189 K’J f / c
rAという驚異的な値であった。これより見て、ベルコ
ンビ熱融着性II維N −501および4000の組合
せはゼオライト粒子間の結合のためのバインダー繊維と
して優れた効果を発揮することが判明した比較例2は空
試験に関するものである。この場合は実施例3で使用さ
れた抗菌性ゼオライトの代りに単なるA型ゼオライト(
Na Z : Dav −3,0am)が使用され、実
施例3と同様な条件で、成形が実施された。
抗菌ならびに防カビ機能の評価 次に本発明により得られるゼオライト成形体の抗菌なら
びに防カビ効果について述べる。細菌については下記の
方法により死滅率の測定が実施された。細菌の懸濁液(
104個/1d> 1fft’を被検体(本発明のゼオ
ライト成形体を切断して得た小試験片)を浸漬している
液(1d当り200 #tSFの試験片を含む)9mの
中へ注入混釈し、37℃で24時間作用させ、その0.
1mを)Iueller 1llriton培地に分散
させ、30℃で48時間後に生存個体数を測定し、死滅
率を求めた。上記の抗菌試験に際しては細菌としてエシ
ェリヒア コリ(Eschericbia coli)
およびシュードモナス アエルギノサ (Pseudomonas aeruginosa)を
用い、カビ(真菌)としてはアスペルギルス フラブス
(AspergillusflaVtjs)を使用した
抗菌機能の評価試験の結果を第4表に示した。
実施例1および2の被検体はEscherichia 
coltおよびASpergilluS flavus
に対して優れた効果を発揮しており、一方、抗菌性ゼオ
ライトを含有しない比較例1の被検体は、上記の細菌や
カビ(真菌)に対して殆んど抗菌作用を有しないことは
明白である。実施例3の被検体はPSeUdOmOna
Saerug i nosaやASpergilluS
 flavusに対して死滅率は100%であり、優れ
た効果を発揮するが、一方、抗菌性ゼオライトを含まな
い比較例2の被検体では上記2種の細菌やカビに対して
全く効果が見られなかった。上記の抗菌機能の評価試験
より、本発明のゼオライト成形体が抗菌および防カビの
効果を発揮することは明白である。
第 4 表   抗菌機能の評価試験 実施例  エシェリヒア シュードモナス アスペルギ
ルスコリ     アエルギノサ  フラブス1   
100               89.32  
 ioo                io。
比較例1    7.1              
 0結露防止機能評価 次に本発明のゼオライトの結露防止機能について説明す
る。実施例1で製作された成形体を切断して、小試験片
(25X2511W:厚ざ10履)を調製した。これを
200℃で真空加熱して再活性化した後、恒温恒湿器中
で温度25℃、相対湿度(R,H,)90%の雰囲気で
吸水率の経時変化を測定した。本試験条件のもとでは1
8時間経過時には吸水率は10.34%、28時間では
12.08%、さらに42時間経過時は吸水率はほず飽
和に近づくことが判明した。第1図に示した吸水率曲線
より、本発明のゼオライト成形体は優れた吸湿性を有す
ることが明らかである。25℃、R,H,−90%で完
全に水を飽和させた試験片を用いて除湿試験を、25℃
、R,H,−47%の雰囲気中で実施したところ、被検
体中の水分の脱着が好ましく行われることが確認された
。上述の試験より、本発明のゼオライト成形体が抗菌な
らびに防カビ以外に結露防止効果を合往て有することは
明白である。
次に本発明の抗菌ならびに防カビ機能を有するゼオライ
ト成形体を過酷な条件下での耐久試験に付した。実施例
1および実施例3で得た成形体(50X50s:厚ざ1
ON!i)、ならびにこれら2種の被検体を水に浸漬し
て水を飽和させたものを液体窒素(−195,8℃)中
に約8分門人れて前記の液体窒素温度にほず到達せしめ
た後、これらの被検体を取り出した。何れの被検体につ
いても、亀裂、破損等の異常は全(認められなかった。
引続きこれらの検体を水中に投入した。水中に投入した
何れの被検体についても亀裂や割れの発生は認められな
かった。前記の水中投入した被検体を、ざらに90’〜
95℃の熱湯に投入して外観検査を実施したが、異常は
全く認められなかった。次に上記の試験を終了した被検
体をioo ”〜110℃で乾燥後、肉眼による外観検
査および電子顕微鏡による試験が行われた。何れの被検
体についても異常は認められなかった。実施例1および
3で得られた成形体の液体窒素温度下の収縮率は何れも
0.5%以下であった。上述の耐久試験より、本発明の
ぜオライド成形体の耐熱性、耐水性および耐冷寒性は極
めて優れていることは明白でおる。か)る特徴は本発明
の特記すべき事項である。
以下に本発明のゼオライト成形体の特徴を要約する。
(a)  本発明のゼオライト成形体は優れた抗菌なら
びに防カビ機能を発揮する。
(b)  本発明のゼオライト成形体は抗菌ならびに防
カビ能に加えて、ざらに優れた吸湿能ないし除湿能を有
する。雰囲気の湿度により吸湿および脱湿が可逆的に行
われる。
従って本発明のゼオライト成形体は結露防止機能を有し
ている。このことはカビの発生を防止するためにも有利
でおる。
(C)  本成形体は熱融着性繊維により強固に結合さ
れているので、強度が極めて大であり、通常のゼオライ
ト成形体に見られる如く使用中に亀裂、粉落ち、割れ等
が発生する現象は見られない。
(d)  本発明の成形体を得るための処理温度は通常
のゼオライト成形時のそれに比較して低く、好ましくは
300℃以下であり、極めて経済的に抗菌、防カビなら
びに結露防止機能を有する本発明の成形体の製造が可能
である。
(e)  本成形体の曲げ破壊強さは、成形圧力、熱融
着性繊維の添加聞その他の要因により支配されるが、一
般的に極めて強度の高い且つ弾力性を保持した成形体が
得られる。
(「)本ゼオライト成形体の耐水性は大である。
水に浸漬して水分を飽和させた後、乾燥させたゼオライ
ト成形体の曲げ破壊強さは製造時のそれとはず同じ値を
示す。また、本成形体を水に浸漬して飽和吸着させる過
程において亀裂や粉化、割れ等の現象は全く見られない
またその際成形体を構成するゼオライト成分や抗菌性金
属の水中への溶出は極めて微伍で無視できる程度である
。ざらに成形体の膨潤性は僅少であり、水飽和時の長さ
の伸びは、0.5%以下である。
(g)本発明の成形体は300℃の高温から低温域にわ
たって構造的に安定でおる。液体窒素温度において成形
体は、非常に安定であり、成形体の収縮率は0.5%以
下に過ぎない。
(h)  本発明の成形体は抗菌、防カビならびに結露
防止機能のみならず断熱性や防音性の点でも優れている
(i)  本発明のゼオライト成形体の特性より見て、
本発明の成形体は、例えば内装材として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のゼオライト成形体の温度25℃、相
対湿度90%に於ける吸水率曲線である。 鐘紡株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、殺菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライト
    粉粒体および熱融着性繊維を含み、融着結合されている
    、抗菌ならびに防カビ機能を有するゼオライト成形体。 2、結合剤をさらに含む特許請求の範囲第1項記載のゼ
    オライト成形体。 3、不燃性または難燃性の充填材および/または軽量材
    を更に含む特許請求の範囲第1項又は第2項記載のゼオ
    ライト成形体。 4、熱融着性繊維が300℃以下の軟化点を有するもの
    である特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1つに記載
    のゼオライト成形体。 5、熱融着性繊維がポリエステル系繊維である特許請求
    の範囲第1〜4項のいずれか1つに記載のゼオライト成
    形体。 6、殺菌作用を有する金属イオンを保持するゼオライト
    と共に殺菌作用を有する金属イオンを保持しないゼオラ
    イトをも含む特許請求の範囲第1〜5項のいずれか1つ
    に記載のゼオライト成形体。 7、ゼオライト全重量(無水基準)に対して熱融着性繊
    維を3〜65重量%含む特許請求の範囲第1〜6項のい
    ずれか1つに記載のゼオライト成形体。 8、ゼオライト全重量(無水基準)に対して3〜35重
    量%の結合剤を含む特許請求の範囲第1〜7項のいずれ
    か1つに記載のゼオライト成形体。 9、殺菌作用を有する金属イオンが銀、銅、亜鉛、水銀
    、錫、鉛、ビスマス、カドミウムおよびクロムからなる
    群より選ばれた1種または2種以上の金属イオンである
    特許請求の範囲第1〜8項のいずれか1つに記載のゼオ
    ライト成形体。 10、殺菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライ
    ト粉粒体および熱融着性繊維を混和し、次いで熱融着性
    繊維の軟化点以上の温度において上記の混和物を加圧成
    形することを特徴とするゼオライト成形体の製造方法。 11、殺菌作用を有する金属イオンを保持したゼオライ
    ト粉粒体、熱融着性繊維に加えて更に結合剤を混和する
    特許請求の範囲第10項記載のゼオライト成形体の製造
    方法。 12、不燃性または難燃性の充填材および/または軽量
    材を更に混和する特許請求の範囲第10項または第11
    項記載の方法。 13、熱融着性繊維が300℃以下の軟化点を有するも
    のであり、加圧成形を300℃以下の温度で行う特許請
    求の範囲第10〜12項のいずれか1つに記載の方法。 14、熱融着性繊維がポリエステル系繊維である特許請
    求の範囲第10〜13項のいずれか1つに記載の方法。 15、殺菌作用を有する金属イオンを保持しないゼオラ
    イトを更に混和する特許請求の範囲第10〜14項のい
    ずれか1つに記載の方法。 16、ゼオライト全重量(無水基準)に対して3〜65
    重量%の熱融着性繊維を含む特許請求の範囲第10〜1
    5項のいずれか1つに記載の方法。 17、ゼオライト全重量(無水基準)に対して3〜35
    重量%の結合剤を含む特許請求の範囲第10〜16項の
    いずれか1つに記載の方法。
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