JPS637536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637536Y2 JPS637536Y2 JP1983005415U JP541583U JPS637536Y2 JP S637536 Y2 JPS637536 Y2 JP S637536Y2 JP 1983005415 U JP1983005415 U JP 1983005415U JP 541583 U JP541583 U JP 541583U JP S637536 Y2 JPS637536 Y2 JP S637536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust washer
- washer
- cross shaft
- differential
- needle bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はダンプトラツク及びアーテイキユレー
トダンプトラツク等のインターアクスルデフアレ
ンシヤル装置に関するものである。
トダンプトラツク等のインターアクスルデフアレ
ンシヤル装置に関するものである。
アーテイキユレート車両は、前輪側のデフアレ
ンシヤルａと後輪側のデフアレンシヤルｂとの差
動を行なうインターアクスルデフアレンシヤルｃ
が搭載してある（第１図参照）。
ンシヤルａと後輪側のデフアレンシヤルｂとの差
動を行なうインターアクスルデフアレンシヤルｃ
が搭載してある（第１図参照）。
従来のこの種のインターアクスルデフアレンシ
ヤルにおいては第２図に示すように、ピニオンギ
ヤｄにブツシユｅが圧入されており、ピニオンギ
ヤｄのスラストワツシヤｆはプレス加工による板
厚２mmの弯曲したワツシヤが使用されていた。こ
のスラストワツシヤｆはデフケースｇに対して固
定されていないので回転自由であつた。
ヤルにおいては第２図に示すように、ピニオンギ
ヤｄにブツシユｅが圧入されており、ピニオンギ
ヤｄのスラストワツシヤｆはプレス加工による板
厚２mmの弯曲したワツシヤが使用されていた。こ
のスラストワツシヤｆはデフケースｇに対して固
定されていないので回転自由であつた。
このために、前輪のスリツプによつてピニオン
ギヤｄが高速回転をするのでブツシユｅと十字軸
ｈ間の潤滑油が枯れて焼付きを生じていた。
ギヤｄが高速回転をするのでブツシユｅと十字軸
ｈ間の潤滑油が枯れて焼付きを生じていた。
またスラストワツシヤｆもピニオンギヤｄによ
つて回転させられ、摺動面が焼付く。これは両材
質とも鉄であるので一層焼付きを生じ易い。一度
焼付きをおこすとデフケースｇのスラストワツシ
ヤｆとの接触面がスラストワツシヤｆの回転によ
つて極度に削り取られていき、ついにはインター
アルスルデフアレンシヤルの破損に至る。
つて回転させられ、摺動面が焼付く。これは両材
質とも鉄であるので一層焼付きを生じ易い。一度
焼付きをおこすとデフケースｇのスラストワツシ
ヤｆとの接触面がスラストワツシヤｆの回転によ
つて極度に削り取られていき、ついにはインター
アルスルデフアレンシヤルの破損に至る。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、焼付きがなく、ス
ラストワツシヤによるデフケースの削りがなくて
寿命の長いものとなるインターアクスルデフアレ
ンシヤル装置を提供することにある。
て、その目的とするところは、焼付きがなく、ス
ラストワツシヤによるデフケースの削りがなくて
寿命の長いものとなるインターアクスルデフアレ
ンシヤル装置を提供することにある。
以下、本考案を第３図以下を参照して説明す
る。図面中１はデフケースであり、デフケース１
にはギヤ１５が固定してある。デフケース１には
十字軸１０が収容固定してあり、十字軸１０に２
ケを１組とするニードルベアリング１２を介して
ピニオンギヤ１３が取付けてある。デフケース１
の内面の十字軸１０廻りには嵌合部１６が形成し
てあつて、この嵌合部１６にスラストワツシヤ７
が嵌合してあり、このスラストワツシヤ７は
PBC−2AやKMS等の材質で作成してあり、スラ
ストワツシヤ７の外面には係止溝２０が形成して
あつて、係止溝２０にはデフケース１に取付けた
ピン４が係止してある。スラストワツシヤ７の内
面には平ワツシヤ挿入部２１が形成してあり、こ
の平ワツシヤ挿入部２１にワツシヤ８が挿入して
あつてニードルベアリング１２の一端部を受けて
いる。またニードルベアリング１２の他端部は十
字軸１０に設けられたスペーサ１１によつて受け
られている。
る。図面中１はデフケースであり、デフケース１
にはギヤ１５が固定してある。デフケース１には
十字軸１０が収容固定してあり、十字軸１０に２
ケを１組とするニードルベアリング１２を介して
ピニオンギヤ１３が取付けてある。デフケース１
の内面の十字軸１０廻りには嵌合部１６が形成し
てあつて、この嵌合部１６にスラストワツシヤ７
が嵌合してあり、このスラストワツシヤ７は
PBC−2AやKMS等の材質で作成してあり、スラ
ストワツシヤ７の外面には係止溝２０が形成して
あつて、係止溝２０にはデフケース１に取付けた
ピン４が係止してある。スラストワツシヤ７の内
面には平ワツシヤ挿入部２１が形成してあり、こ
の平ワツシヤ挿入部２１にワツシヤ８が挿入して
あつてニードルベアリング１２の一端部を受けて
いる。またニードルベアリング１２の他端部は十
字軸１０に設けられたスペーサ１１によつて受け
られている。
前記ピニオンギヤ１３は、前軸シヤフト１７に
設けられたサイドギヤ２２、後軸シヤフト１８に
設けられたサイドギヤ９にそれぞれ噛合してい
る。図面中６はサイドギヤ９，１８を受けるワツ
シヤ６である。
設けられたサイドギヤ２２、後軸シヤフト１８に
設けられたサイドギヤ９にそれぞれ噛合してい
る。図面中６はサイドギヤ９，１８を受けるワツ
シヤ６である。
前記ワツシヤ８はニードルベアリング１２の一
端部の角部がスラストワツシヤ７に片当りしてこ
のスラストワツシヤ７が局部摩耗することを防止
している。
端部の角部がスラストワツシヤ７に片当りしてこ
のスラストワツシヤ７が局部摩耗することを防止
している。
本考案は以上詳述したように、十字軸１０にニ
ードルベアリング１２を介してピニオンギヤ１３
を設け、デフケース１の内面の十字軸１０まわり
に嵌合部１６を形成すると共に嵌合部１６にピン
４を設け、嵌合部１６にスラストワツシヤ７を嵌
合すると共にスラストワツシヤ７の外面に形成し
た係止溝２０に前記ピン４を係止し、ニードルベ
アリング１２の一端部とスラストワツシヤ７との
間にワツシヤ８を介装し、前記ニードルベアリン
グ１２の他端部を、十字軸１０に設けたスペーサ
１１で受けたことを特徴とするインターアクスル
デフアレンシヤル装置である。
ードルベアリング１２を介してピニオンギヤ１３
を設け、デフケース１の内面の十字軸１０まわり
に嵌合部１６を形成すると共に嵌合部１６にピン
４を設け、嵌合部１６にスラストワツシヤ７を嵌
合すると共にスラストワツシヤ７の外面に形成し
た係止溝２０に前記ピン４を係止し、ニードルベ
アリング１２の一端部とスラストワツシヤ７との
間にワツシヤ８を介装し、前記ニードルベアリン
グ１２の他端部を、十字軸１０に設けたスペーサ
１１で受けたことを特徴とするインターアクスル
デフアレンシヤル装置である。
したがつて、前記ワツシヤ８は、ニードルベア
リング１２の一端部の角部がスラストワツシヤ７
に片当りしてこのスラストワツシヤ７が局部摩耗
することを防止することができる。
リング１２の一端部の角部がスラストワツシヤ７
に片当りしてこのスラストワツシヤ７が局部摩耗
することを防止することができる。
また前記スラストワツシヤ７のピニオンギヤ１
３による共廻りがなくなり、スラストワツシヤ７
によるデフケース１の削りがなくインターアクス
ルデフアレンシヤルの破損をなくすことができ
る。
３による共廻りがなくなり、スラストワツシヤ７
によるデフケース１の削りがなくインターアクス
ルデフアレンシヤルの破損をなくすことができ
る。
第１図はアーテイキユレート車両の動力伝達系
の説明図、第２図は従来のインターアクスルデフ
アレンシヤル装置の縦断面図、第３図は本考案一
実施例の縦断面図、第４図は第３図−線に沿
う断面図、第５図は第４図部の拡大図、第６図
は第５図方向からの矢視図である。 １はデフケース、４はピン、７はスラストワツ
シヤ、８はワツシヤ、１０は十字軸、１２はニー
ドルベアリング、２０は係止溝。
の説明図、第２図は従来のインターアクスルデフ
アレンシヤル装置の縦断面図、第３図は本考案一
実施例の縦断面図、第４図は第３図−線に沿
う断面図、第５図は第４図部の拡大図、第６図
は第５図方向からの矢視図である。 １はデフケース、４はピン、７はスラストワツ
シヤ、８はワツシヤ、１０は十字軸、１２はニー
ドルベアリング、２０は係止溝。
Claims (1)
- 十字軸１０にニードルベアリング１２を介して
ピニオンギヤ１３を設け、デフケース１の内面の
十字軸１０まわりに嵌合部１６を形成すると共に
嵌合部１６にピン４を設け、嵌合部１６にスラス
トワツシヤ７を嵌合すると共にスラストワツシヤ
７の外面に形成した係止溝２０に前記ピン４を係
止し、ニードルベアリング１２の一端部とスラス
トワツシヤ７との間にワツシヤ８を介装し、前記
ニードルベアリング１２の他端部を、十字軸１０
に設けたスペーサ１１で受けたことを特徴とする
インターアクスルデフアレンシヤル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP541583U JPS59111732U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | インタ−アクスルデフアレンシヤル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP541583U JPS59111732U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | インタ−アクスルデフアレンシヤル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59111732U JPS59111732U (ja) | 1984-07-27 |
| JPS637536Y2 true JPS637536Y2 (ja) | 1988-03-04 |
Family
ID=30137002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP541583U Granted JPS59111732U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | インタ−アクスルデフアレンシヤル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59111732U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5316114U (ja) * | 1976-07-23 | 1978-02-10 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4084450A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-18 | Caterpillar Tractor Co. | Thrust washer arrangement for differentials |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP541583U patent/JPS59111732U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5316114U (ja) * | 1976-07-23 | 1978-02-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59111732U (ja) | 1984-07-27 |
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