JPS6361223B2 - - Google Patents

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JPS6361223B2
JPS6361223B2 JP57142535A JP14253582A JPS6361223B2 JP S6361223 B2 JPS6361223 B2 JP S6361223B2 JP 57142535 A JP57142535 A JP 57142535A JP 14253582 A JP14253582 A JP 14253582A JP S6361223 B2 JPS6361223 B2 JP S6361223B2
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Publication of JPS6361223B2 publication Critical patent/JPS6361223B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/737Characterised by transmission of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. infrared waves

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輌本体上の装置とステアリングホ
イール近傍のステアリング操作ボードとの間で信
号の伝送を行なうステアリング操作ボード信号伝
送装置に関し、特に、ステアリング操作ボード上
にマイクロホン等の音響−電気変換器を備えるス
テアリング操作ボード信号伝送装置に関する。
車輌において、ステアリングホイールは最もド
ライバに近く、しかもバライバの手に近いので操
作性の向上をはかるためには、車上機器の制御指
示用のキースイツチ類を装備した操作ボードを、
ステアリングホイールの中央部に装備するのが好
ましい。
しかしながら、ホイールの回転を操舵シヤフト
に伝達するステアリング機構が複雑であるため、
ステアリングホイールの中央に装備する操作ボー
ド(ステアリング操作ボード)と固定制御ユニツ
トを結ぶ信号ケーブルの配線が困難であり、配線
を容易にするためには、ステアリング機構に更
に、配線用のパイプおよび又は結線用のスリツプ
リングを、ステアリング機構の動作を妨げない形
で配架する必要があり、ステアリング機構部に割
り当てられる占有空間が限られるため、これらの
配線はかなり困難である。
そこで本出願人は、スリツプリングと刷子を用
いて操作ボードと固定制御ユニツトを結び、その
ラインを介して電力の伝送と信号の伝送を行なう
ようにする方式(特願昭56−132926号)を提案し
た。これによれば多数の線を用いることなく、操
作ボードに供給する電力と操作ボードから発生す
る多数の情報を伝送しうる。
しかし、これにおいては機械要素であるスリツ
プリングとブラシを用いるので、長期間十分な信
頼性を得るのが難かしい。たとえば、経年変化に
よりスリツプリングとブラシの接触面が酸化した
り、接触部に加わる押圧力が低下したりすると、
外部からの機械振動等により、一時的に回路が断
たれる可能性がある。電力の伝送については、比
較的大容量のコンデンサを用いる等の方法によ
り、一時的な電源供給回路の遮断による影響を受
けないようにしうるが、信号については、受信情
報に誤りを生じ、固定制御ユニツトが誤動作を生
ずる危険がある。
このような影響をなくするために、信号の伝送
に光を用いる方式が提案されている。ところが、
これにおいては、操作ボードと固定制御ユニツト
の間すなわち、発光素子と受光素子の間にステア
リングホイールが位置するので、ステアリングホ
イールを支えるスポークがステアリングホイール
の回動操作により移動すると、そのスポークによ
り発光素子と受光素子の間が光学的に遮断されて
しまい、その光が遮断される期間、信号の伝送が
できない。この不都合をなくするために、ステア
リングホイールの中央部に多数の発光素子を環状
に配置し、それらと対向する位置に1つの受光素
子を配置することにより、1つの発光素子の光が
常に受光素子に届くようにする方式が提案されて
いる。しかしこの方式の場合には、操作ボードと
ステアリングホイールを浮かせるものには対応で
きないし、多数の発光素子が必要になるので、価
格および消費電力の点で実用的でない。
ところで、車上に無線通信装置を備える場合、
通信装置をドライバ等の通話者に対してかなり離
れた位置に設置せざるを得ないので、周囲からの
雑音が送信されないように、一般にマイクロホン
等の通話部を通信装置の本体から分離して、通話
部と通信装置本体とをコードで結び、通信をする
場合には、通話部を通信装置本体からはずして通
話者に近づけるようにしている。しかしドライバ
が通話をする場合には、片手でマイクロホン等を
持つ必要があるので、そのときにドライバは片手
運転をすることになり、危険である。車輌におい
て最も通話をする機会の多いのはドライバである
ので、ドライバが安全に通話できるようにするの
が望ましい。
本発明の第1の目的は、車輌を運転中のドライ
バが、1人で安全に車外との通話をしうるステア
リング操作ボード信号伝送装置を提供することで
あり、第2の目的はドライバの音を雑音なく忠実
に通信装置に送ることであり、第3の目的はステ
アリングホイール部の構造の複雑化および高容積
化を防止することである。
上記の目的を達成するため、本発明において
は、ステアリングホイール上の操作ボードにマイ
クロホン等の音響−電気変換器およびスイツチ手
段を設け、音響−電気変換器からの信号で変調し
た信号、およびスイツチ手段の動作に応じて変調
した信号を、互いに光学的に結合される発光手段
と受光手段を含む伝送手段を介して、車輌本体上
の復調器を備える制御装置に送り、スイツチ手段
の所定動作に応じて、車上の無線通信装置に、前
記音響−電気変換器で発生した電気信号すなわち
音声信号を印加する。
これによれば、ドライバは、マイクロホン等を
持つことなく、無線通信装置を介して車外と通話
ができるので、車輌を運転しながらでも両手でス
テアリングホイールを握つて安全に通話をしう
る。ステアリングホイールはドライバの近くにあ
るので、マイクロホンに、感度にある程度の指向
性を有するものを用いることにより、ドライバ以
外が発する音響すなわち雑音を排除して、ドライ
バの音声のみを通信装置に入力しうる。
本発明の1つの好ましい態様においては、発光
手段と受光手段を複数対として、ステアリングホ
イールのスポークが移動しても複数対のうちの少
なくとも1組は、発光手段と受光手段との光路が
断たれないように、各発光手段および各受光手段
の位置を、スポークの投影範囲に全ての発光・受
光手段が同時に入らないように設定する。これに
より、操作ボードをステアリングホイールから浮
かして、ステアリングホイールが回動しても操作
ボードは全く動かないようにするか、あるいは、
ステアリングホイールと操作ボードを減速ギアを
介して連結し、操作ボードがほとんど回動しない
ようにして、発光手段と受光手段との各々の対が
常時、光で結合されるようにすれば、ステアリン
グホイールが操作されて、そのホイールを支える
スポークの移動よつて、1対の発光手段と受光手
段との光路が遮断されても、他の少なくとも1対
の発光手段と受光手段との光路は断たれない。
信号受信処理の確認やステアリングホイール操
作ボードにおける状態表示制御のためには、車輌
本体側の装置よりステアリングホイール上の操作
ボードに所定の信号を伝送するのが好ましい。し
たがつて本発明の1つの好ましい態様において
は、ステアリング操作ボードに復調回路を、車輌
本体側の装置に変調回路をそれぞれ設けて、車輌
本体側からステアリング操作ボードに所定の情報
を伝送する。これによれば、信頼性の高い情報伝
送を行ないうるし、ステアリングホイール上操作
ボードに車速、エンジンの回転数等を表示しう
る。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。第1図に一実施例の構成概略を示す。第1
図を参照して説明する。この例では、ステアリン
グホイール操作ボードには、定電圧電源装置7
0、送信制御装置であるマイクロコンピユータユ
ニツト80、キースイツチ90、第1の変調手段
すなわちFM変調回路95、第2の変調手段すな
わちFSK変調回路100、FSK復調回路110、
第1の音響−電気変換手段すなわちマイクロホン
MC1,MC2、差動増幅器DFAおよびリレー
RL1が備わつている。
マイクロホンMC1とMC2は同一方向(ドラ
イバの口の方向)に向けて、所定間隔をおいて配
置してあり、両者の出力端は差動増幅器DFAの
それぞれ異なる入力端に接続してある。これによ
り、マイクロホンMC1に印加される音響とMC
2に印加される音響の差をDFAで増幅するので、
MC1とMC2の配列方向すなわちドライバの方
向からの音響に対して大きな出力信号が得られ
る。つまり、側方からの雑音が相殺され、ドライ
バの音声に対応する信号のみが大きく増幅されて
FM変調回路95に印加される。
車輌本体側の制御ユニツトには、この実施例で
は定電圧電源装置120、マイクロコンピユータ
ユニツト130、FSK変調回路150、FSK復
調回路160、FM復調回路170、電話機
TEL、移動機すなわち電話機用の無線通信機
TRX、接続切換手段すなわちブランチ接続回路
180、増幅器AMP、スピーカSPおよびリレー
RL2が備わつている。
FSK変調回路100の出力端およびFM変調回
路95の出力端は発光手段すなわち3つの発光ダ
イオードLE1,LE2およびLE3に接続してあ
り、FSK復調回路160の入力端およびFM復調
回路170の入力端は受光手段すなわち3つのフ
オドダイオードPD1,PD2およびPD3に接続
してある。同様に、FSK復調回路110の入力
端には3つのフオトダイオードPD4,PD5およ
びPD6を接続し、FSK変調回路150の出力端
には3つの発光ダイオードLE4,LE5および
LE6を接続してある。
車上バツテリからの電源ラインは、イグニツシ
ヨンキースイツチと連動するスイツチSWを介し
て、車輌本体側の制御ユニツトの定電圧電源12
0、およびスリツプリングSA2に接続してある。
スリツプリングには刷子BA2が電気的に接続さ
れており、刷子BA2は、刷子BA1およびそれ
と接触するスリツプリングSA1を介して、ステ
アリングホイール操作ボード側の定電圧電源回路
70に接続してある。
第2a図に、第1図に示す装置を搭載した車輌
の運転席の近傍を示し、第2b図にステアリング
ホイール部分の外観を示す。第2a図および第2
b図を参照して説明する。ドライバシート1の左
方に電話機2(TEL)を設置してあり、その前
方にスピーカSPを配置してある。ステアリング
ホイール3の中央部にはステアリングホイール3
から浮かせて配置した操作パネルが備わつてい
る。操作パネルには、プツシユホンと同一の12個
のキースイツチ0〜9、*および#、両サイドの
ホーンスイツチHS1,HS2、クリアキーCLR、
ホールドキーHOLD、コール/オフキーCALL/
OFFおよびマイクロホンMC1が備わつている。
マイクロホンMC1の下方にMC2が配置されて
いる。
第2c図に、ステアリングホイール3およびス
テアリング操作ボードと車輌本体との取付け構造
を示す。第2c図を参照して説明する。第1サポ
ート38は車輌のボデイに固定されており、第1
サポート38に外歯歯車39が固着されている。
40がステアリングメインシヤフトである。第2
サポート41は、ステアリングメインシヤフト4
0と固着されており、第1サポート38に対して
回動自在になつている。第2サポート41、ステ
アリングホイール3およびスポーク42は一体に
なつている。43がステアリングホイール操作ボ
ードである。ステアリングホイール操作ボード4
3は、第3サポート44で支持されている。第3
サポート44には、外歯歯車45が固着されてい
る。第2サポート41に、シヤフト46が回動自
在に支持されている。シヤフト46の両端には、
それぞれ歯数の等しいピニオンギア47および4
8が固着されており、ピニオンギア47および4
8は、それぞれ外歯歯車39および45と噛み合
つている。外歯歯車39と45は互いに歯数が等
しくなつている。つまり、ステアリングホイール
が操作されてスポーク42が回動すると、それに
よつて第2サポート41が回動し、第2サポート
41に結合されたステアリングメインシヤフト4
0が回動するが、この際に、シヤフト46が外歯
歯車39および45の外側を公転し、そのシヤフ
ト46に結合されたピニオンギア47および48
が互いに同一の回転をするので、外歯歯車39と
45の相対位置は変化しない。すなわち、ステア
リング操作ボード43は、ステアリングホイール
が回動しても、位置(回転角度)が変化しない。
ステアリング操作ボード43には、マイクロコン
ピユータ80、FM変調回路95、FSK変調回路
100およびFSK復調回路110を備えた回路
基板PCBと、キースイツチを多数備えたキース
イツチボードKSBが備わつており、PCBとKSB
はコネクタCNを介して接続されている。ステア
リング操作ボードの入力側電源ラインは、第3サ
ポート44に形成したスリツプリングSA1に接
続してある。スリツプリングSA1には、他方を
第2サポート41に固定した金属製の刷子BA1
を接触させてある。第2サポート41の反対側に
は、BA1と同一構成の刷子BA2を固定してあ
り、この刷子BA2の他端は、第1サポート38
の表面に形成したスリツプリングSA2に接触さ
せてある。
回路基板PCBには、信号伝送用の発光ダイオ
ードLE1,LE2およびLE3とフオトダイオー
ドPD4,PD5およびPD6が、ステアリングメ
インシヤフト40からほぼ等距離の所定位置に分
散配置してある。また、第1サポート38等の固
定部材側には、信号伝送用の発光ダイオードLE
4,LE5およびLE6と、フオトダイオードPD
1,PD2およびPD3が、それぞれ、上記のフオ
トダイオードPD4,PD5およびPD6と、発光
ダイオードLE1,LE2およびLE3と互いに対
向する位置に配置してある。これらの位置は、第
2d図に示すように、スポーク42の位置に対応
付けて設定してある。つまり、ステアリングホイ
ール3の回動操作により2本のスポーク42が移
動しても、ステアリング操作ボード43上の発光
ダイオードLE1,LE2およびLE3と、固定部
材側のフオトダイオードPD1,PD2およびPD
3を結ぶそれぞれの光路、ならびに、固定部材側
の発光ダイオードLE4,LE5およびLE6と、
ステアリング操作ボード43上のフオトダイオー
ドPD4,PD5およびPD6を結ぶそれぞれの光
路は、少なくとも3組同時に遮断されることがな
いようにしてある。たとえば、仮にLE1−PD
1,LE2−PD2,LE4−PD4およびLE5−
PD5を結ぶそれぞれの光路が遮断されたとして
も、LE3−PD3およびPD6−PT6を結ぶ光路
は遮断されないし、LE1−PD1,LE3−PD
3,LE4−PD4およびLE6−PD6を結ぶ光路
がスポーク42で遮断された場合には、LE2−
PD2およびLE5−PD5を結ぶ光路が遮断され
ない。
第3a図および第3b図に、ステアリング操作
ボード上の電気回路の構成を示す。まず、第3a
図を参照して説明する。キースイツチ90は、マ
イクロコンピユータ80の5つの出力ポートP1
〜P5および4つの入力ポートP6〜P9に、マ
トリクス状に接続された多数のスイツチで構成し
てある。これらのスイツチの接点は、前記操作パ
ネル上の所定部分を操作することで開閉する。
FSK変調回路100は、入力側をマイクロコン
ピユータ80の3つの出力ポートP10,P11
およびP12に接続し、出力側を発光ダイオード
LE1,LE2およびLE3を駆動する回路に接続
してある。FSK変調回路100は、カウンタCO
1、DタイプフリツプフロツプF1,F2、ナン
ドゲートNA1〜NA4、インバータIN1〜IN4
等で構成してある。
FSK復調回路110は、入力端をフオトダイ
オードPD4,PD5およびPD6に接続してあり、
出力端をマイクロコンピユータ80の入力ポート
P13に接続してある。FSK復調回路110は、
FET、トランジスタ等を用いて構成した前置増
幅器PSA、シユミツトトリガST1(モトローラ
社製MC14583)、カウンタCO2(モトローラ社
製MC14018)、CO3、ナンドゲートNA6〜NA
19、インバータIN6〜IN22等で構成してあ
る。FSK復調回路110は機能別に分けると、
ST1,F3,F4,F5,F6,NA6,NA
7,IN6〜IN10等でなる波形整形・微分回
路、F7,CO2,F8,NA8〜NA16および
IN11〜IN17でなる外部入力優先回路、F
9,F10,NA17,IN18およびIN19で
なる参照信号発生回路、ならびにF11,F1
2,CO3,NA18,NA19およびIN20〜
IN22でなる周波数弁別回路で構成されている。
マイクロコンピユータ80の出力ポートP14
にはインバータを介してブザーBZを接続してあ
り、出力ポートP15にはインバータを介してリ
レーRL1を接続してある。
第3b図を参照して説明すると、前記のリレー
RL1の接点の一方は、スリツプリングSA1から
の電源ラインに接続してあり、接点のもう一方
は、定電圧回路RE2,RE3,RE4およびRE5
に接続してある。3端子定電圧回路RE1等とコ
ンデンサでなる電源回路の出力端は、第3a図の
電気回路の電源ラインに直接接続してある。なお
RE3はスイツチング式の定電圧回路(CP480
1)であり、演算増幅器用の±12Vの安定した電
圧を発生する。マイクロホンMC1およびMC2
は、演算増幅器で構成した差動増幅器DFAに接
続してある。差動増幅器DFAの出力端には、演
算増幅器を用いて構成したハイパスフイルタ
HPFを接続してある。HPFの出力端には演算増
幅器を用いて構成したローパスフイルタLPFを
接続してある。ローパスフイルタLPFの出力信
号は、増幅器AMPで増幅し、コンデンサを介し
てFM変調器FMMの入力端Audio inに印加して
ある。FMMの入力端Audio inには、可変抵抗器
VR1で所定の直流バイアス電圧を印加してあ
る。可変抵抗器VR1は、FM変調波の中心周波
数を設定するものである。FM変調器FMMは、
1つの集積回路でできており、FM変調回路95
はFMMとその各端子に接続された電気コイル、
コンデンサ、抵抗器等で構成してある。FM変調
器FMMの出力端Cに接続した3つのトランジス
タの出力端(コレクタ)は、それぞれ第3a図の
発光ダイオードLE1,LE2およびLE3に接続
してある。
第4a図および第4b図に、車輌本体側の装置
の電気回路を示す。まず第4a図を参照すると、
マイクロコンピユータ130には、FSK変調回
路150およびFSK復調回路160を接続して
ある。FSK変調回路150の出力端は発光ダイ
オードLE4,LE5およびLE6を駆動する回路
に接続してあり、FSK復調回路160の入力端
は、フオトダイオードPD1,PD2およびPD3
に接続してある。FSK変調回路150および
FSK復調回路160の構成は、それぞれ前記の
FSK変調回路100およびFSK復調回路110
と同一にしてある。
第4b図を参照して説明する定電圧電源回路1
20は高周波阻止用の電気コイルCHCを備えて
おり、CHCの一端はイグニツシヨンキースイツ
チSWを介して車上バツテリに、もう一端はスリ
ツプリングSA2に接続してある。
FM復調回路170の入力端は、第4a図に示
すFSK復調回路160の前置増幅器PSAを介し
て、フオトダイオードPD1,PD2およびPD3
に接続してある。FM復調回路170は、セラミ
ツクフイルタCFT、FM信号復調用の集積回路
FMD、低周波増幅器AM1等で構成してある。
FM復調回路170の電源は、リレーRL2の接
点を介して供給される。FM復調回路170の出
力端はリレーR5の接点に接続してある。スピー
カSPに接続した増幅器AMPは、クリツパCLP、
低周波幅器AM2および電力増幅器PAで構成し
てある。電力増幅器PAは出力トランスレス
(OTL)構成になつている。増幅器AMPの入力
端は、リレーR2の1つの接点に接続してある。
マイクロコンピユータ130の他のポートには、
ブランチ接続回路180、ホーン駆動用のリレー
R6を制御するトランジスタおよびブザーBZを
駆動するインバータを接続してある。ブランチ接
続回路180には、電話機TEL、移動機TRX、
FM復調回路170および増幅器AMPを接続し
てある。電話機TELのブロツクにおいて、DIは
ダイアルコード出力端、CPは1200ボーのクロツ
クパルス出力端、PSは電源オン/オフ制御入力
端、CIは規制指示信号(「0」:通話可、「1」:
通話不能)入力端、HKはフツク信号(オンフツ
ク/オフフツク)出力端、Tは送信音声信号出力
端、Rは受信音声信号入力端、POWは電源端で
ある。移動機TRXにおいてHK1およびHK2
は、ともにフツク信号入力端である。ブランチ接
続回路180にはリレーR1,R2,R3,RL
2,R4およびR5が備わつており、これらがマ
イクロコンピユータ130で制御される。
第3a図を参照してFSK変調回路100(1
50も同一)の概略動作を説明する。FSK変調
回路100の入力端には、マイクロコンピユータ
80の出力ポートP10から定周期(T/4)の
パルス信号が印加される。カウンタCO1はこの
パルスを分周し、出力端Q2に周期Tのパルス、
出力端Q3に周期2Tのパルス信号を発生する。
周期2Tのパルス信号は、後述するFSK復調回路
110にも印加される。マイクロコンピユータ8
0の出力ポートP11が、伝送するデータの出力
端である。フリツプフロツプF1は、クロツク入
力端CLKに印加される周期2Tのパルス信号の立
ち上がりに同期してポートP11からのデータに
応じたレベル(データ「1」で高レベルH、デー
タ「0」で低レベルL)を出力端Qにセツトす
る。したがつてデータが「1」であると、F1の
出力端QがHとなり、ナンドゲートNA1を介し
てナンドゲートNA3の出力端に、CO1のQ2
からのT周期のパルス信号が現われ、データが
「0」であると、F1の出力端QがLとなり、ナ
ンドゲートNA2を介してナンドゲートNA3の
出力端に、CO1のQ3からの2T周期のパルス信
号が現われる。マイクロコンピユータ80の出力
ポートP12は、FSK信号の伝送路への出力許
可/禁止を制御する信号を出力する。ポートP1
2が高レベルHのとき、CO1の出力する周期2T
のパルスに同期して、フリツプフロツプF2の出
力端Qが高レベルHになる。これにより、ゲート
NA4が開き、NA3の出力端からのT又は2T周
期の信号が、ナンドゲートNA4およびインバー
タIN4を介してそれぞれ発光ダイオードLE1,
LE2およびLE3を駆動する回路に印加される。
これにより、発光ダイオードLE1,LE2および
LE3を流れる電流が変わり、LE1,LE2およ
びLE3の発光量が2値的に変わる。ポートP1
2が低レベルLであると、F2のQがLとなり、
ゲートNA4が閉じて、FSK信号は発光ダイオー
ドLE1,LE2およびLE3に印加されない。た
だし、各々の発光ダイオードLE1,LE2および
LE3には所定のバイアス電流を流してあるので、
LE1,LE2およびLE3は常時、光を発生して
いる。
第5a図に、第3a図および第4a図のFSK
周波数弁別回路の概略のタイミングを示す。第5
a図を参照しながらこの回路の動作を説明する。
フリツプフロツプF11およびカウンタCO3の
クロツク入力端CKには、常時、マイクロコンピ
ユータのポートP10からの1/4T周期のクロツ
クパルスが印加される。外部からのFSK信号は、
F11のJ入力端、フリツプフロツプF12のク
ロツク入力端等に印加される。この実施例におい
ては、FSK信号はデータ「1」(高レベルH)の
とき周期がT、データ「0」(低レベルL)のと
き周期が2Tとなるように設定してある。初期状
態においては、カウンタCO3はリセツトされて
いる。FSK信号が到来してF11のJ入力端が
高レベルになると、クロツク(T/4)に同期し
て、F11のQ出力端がH、F11の出力端がL
にセツトされる。これによりカウンタCO3のリ
セツトが解除され、カウンタCO3はクロツク
(T/4)のカウントを開始する。FSK信号がT
周期であると、カウンタCO3が0、1、2、3
とカウントしたところでFSK信号がHとなり、
カウンタCO3は再びリセツトされる。またそれ
と同時に、フリツプフロツプF12は入力端Dの
レベルすなわちHを出力端Qにセツトするので、
F12の出力端には、復調出力信号として、デー
タ「1」に対応する高レベルHが出力される。
FSK信号が2T周期であると、カウンタCO3は
0、1、2、3、4、5とカウントし、カウント
5で、ナンドゲートNA19およびインバータIN
22を介して、フリツプフロツプF11にリセツ
ト信号を印加する。F11はこれによつてリセツ
トされ、出力端QをL、出力端をHとする。こ
れによりカウンタCO3はリセツトされる。そし
て次にFSK信号が高レベルHになると、フリツ
プフロツプF12は、F11の出力レベルLを出
力端Qすなわち復調出力端にセツトする。したが
つて、所定のFSK信号を印加すると、この回路
はその信号を復調してデータを出力する。
しかし、仮にT周期のFSK信号と類似のノイ
ズ等が周波数弁別回路に印加されると、そのノイ
ズに応答してフリツプフロツプF5のQがHにセ
ツトされ復調出力信号として高レベルHが出力さ
れる。そして、その後に信号およびノイズが印加
されない場合、フリツプフロツプF12のQ出力
端は高レベルHにセツトされたままの状態を保持
する。この状態が所定時間以上続くと、復調回路
に接続されるマイクロコンピユータ80(又は1
30)は、データが到来したと判別して誤まつて
データの読取を開始する。この実施例において
は、これを防止するために参照信号発生回路およ
び外部入力優先回路が備わつている。
第5b図に参照信号発生回路の動作タイミング
を示す。第5b図を参照して説明する。ポートP
10からのT/4周期のクロツクパルスは、フリ
ツプフロツプF9,F10のクロツク入力端CK
に印加され、またFSK変調回路100(又は1
50)のカウンタCO1で8分周された周期2Tの
パルス信号はF9のJ入力端等に印加される。フ
リツプフロツプF9,F10等は微分回路として
動作し、インバータIN19の出力端には、パル
ス幅(高レベルHの期間)がT/4で、周期が
2Tの参照信号が得られる。この参照信号は周期
が2Tなので、これを前記の周波数弁別回路に印
加すると、周波数弁別回路はこの信号をデータ
「0」と判別し、復調出力信号を低レベルLにセ
ツトする。
第5c図に外部入力優先回路の動作タイミング
を示す。第5c図を参照しながら説明する。波形
整形・微分回路からのFSK信号(NA7の出力す
る信号)は、インバータIN10およびナンドゲ
ートNA8に印加される。インバータIN10の出
力信号は、フリツプフロツプF7,F8およびナ
ンドゲートNA13に印加され、ナンドゲート
NA8からの出力信号はカウンタCO2のリセツ
ト入力端Rに印加される。カウンタCO2および
フリツプフロツプF7のクロツク入力端CKには、
T/4周期のクロツクパルスが印加される。
FSK信号が外部入力優先回路に印加され、イ
ンバータIN10の入力端が低レベルLになると、
T/4周期のクロツクパルスに同期して、フリツ
プフロツプF7の出力端Qおよびが、それぞれ
HおよびLにセツトされる。F7の出力端Qおよ
びからの信号は、それぞれナンドゲートNA1
4およびNA15に印加される。ナンドゲート
NA14,NA15およびNA16は信号を選択
する回路であり、フリツプフロツプF7の出力端
Qおよびの状態に応じて、FSK信号、又は前
記参照信号発生回路からの参照番号を選択的に、
前記の周波数弁別回路に印加する。フリツプフロ
ツプF7のQがHにセツトされると、周波数弁別
回路には、インバータIN17からのFSK信号が
印加される。また、F7の出力端がLにセツト
されると、カウンタCO2のリセツトが解除され、
CO2はクロツクのカウントを開始する。
FSK信号の周期がTの場合、カウンタCO2は
0、1、2、3とカウントしたところで、次の
FSK信号の状態変化により再びリセツトされ、
再度0、1、2、3とカウントを行なう。FSK
信号の周期が2Tの場合、フリツプフロツプF7
がセツトされた後に、カウンタCO2は0、1、
2、3、4、5、6とカウントしてリセツトされ
る。つまり、FSK信号がある時には、FSK信号
の周期がTおよび2Tのいずれであつても、フリ
ツプフロツプF7のリセツト入力端Rにはリセツ
ト信号Hが印加されないので、F7は出力端Qお
よびをそれぞれHおよびLの状態に保持する。
またその状態で、フリツプフロツプF8の出力端
Qには、所定のタイミングで高レベルHが出力さ
れるので、インバータIN10に入力されるFSK
信号は、ナンドゲートNA13およびインバータ
IN17を介してナンドゲートNA14に印加され
る。ここでナンドゲートNA14のもう一方の入
力端には高レベルHが印加されるので、FSK信
号はNA14およびNA16を介して周波数弁別
回路に印加される。またこのとき、ナンドゲート
NA15の一方の入力端が低レベルLなので、参
照信号発生回路からの参照信号は、NA15から
出力されない。
FSK信号が印加されなくなると、カウンタCO
2に、カウント6でのリセツトがかからなくなる
ので、カウンタCO2は、0、1、2、3、4、
5、6、7、8、9とカウントを続行する。CO
2のカウント値が9、すなわちカウント開始から
3Tを経過すると、ナンドゲートNA9およびイ
ンバータIN16を介して、フリツプフロツプF
7のリセツト入力端Rに高レベル(リセツトレベ
ル)Hが印加され、F7がリセツトされる。これ
により、フリツプフロツプF7の出力端Qおよび
Qが、それぞれLおよびHに反転する。F7の
がHになると、カウンタCO2にリセツト信号が
印加される。このリセツト信号は、次にインバー
タIN10に低レベルLが印加されてF7のが
Lに再びセツトされるまで継続する。フリツプフ
ロツプF7の出力端Qおよびのレベルが反転す
ると、ナンドゲートNA14が閉じ、かわりに
NA15が開いて、インバータIN19からの参照
信号が、ナンドゲート16を介して周波数弁別回
路に印加される。
第6図に、装置全体の概略の信号波形を示す。
第6図を参照しながら、第3a図および第3b図
に示すステアリング操作ボードから、第4a図お
よび第4b図に示す装置に信号を送る場合につい
て説明する。前記のように、マイクロコンピユー
タ80の出力ポートP12に高レベルHを出力
し、P10にT/4周期のクロツクパルスを出力
した状態で、出力ポートP11に伝送するデータ
に応じたレベルH又はLをセツトすると、そのレ
ベルに応じて周期がT又は2Tのパルス信号、す
なわちFSK信号がインバータIN5の出力端に生
じ、この信号に応じて、発光ダイオードLE1,
LE2およびLE3から発射される光の強度が2値
的に変わる。
一方、マイクロホンMC1,MC2に音声を入
力すると、音声信号は差動増幅器DFAで増幅さ
れ、ハイパスフイルタHPF、ローパスフイルタ
LPFおよび増幅器AMPを介して、FM変調器
FMMのAudio inに印加される。これにより、
FM変調回路95の出力端には音声信号で周波数
変調された比較的振幅の小さい正弦波信号が現わ
れ、この信号がコンデンサを介して発光ダイオー
ドLE1,LE2およびLE3に印加される。
したがつて、発光ダイオードLE1,LE2およ
びLE3は、FSK信号と、音声信号で変調された
正弦波状のFM信号とが重畳した信号で付勢さ
れ、それに応じた強度の光信号が伝送路に生じ
る。伝送路の光信号は、フオトダイオードPD1,
PD2およびPD3の少なくとも1つで受光され、
電気信号に変換される。その電気信号は、FSK
復調回路160に印加される。FSK復調回路1
60はその信号をシユミツトトリガST1でFSK
信号に変換した後、FSK信号の周期に応じて、
FSK信号をデータ「1」又は「0」に復調し、
そのデータをマイクロコンピユータ130の入力
ポートP13に印加する。
一方、フオトダイオードPD1,PD2および
PD3で得られた電気信号は、増幅された後FM
復調回路170に印加される。FM復調回路17
0は、セラミツクフイルタCFTでFM変調信号の
みを取り出して、それをFM復調用の集積回路
FMDに印加する。FMDは、FM変調波から元の
音声信号を復調して、その音声信号を増幅器AM
1に印加する。
第7図に、実施例のFSK変調回路100およ
び150にマイクロコンピユータ80および13
0が印加する信号のデータ構成を示す。第7図を
参照して説明すると、その信号は、先頭の10ビツ
トのマーク信号(高レベル:「1」)、それに続く
1ビツトのスタートビツト、8ビツトのデータお
よび8ビツトのBCCコードでなつている。8ビ
ツトのデータは、ビツト0〜ビツト4がキーの種
別を示し、ビツト5がキーのオン/オフ(「1」
でオン、「0」でオフ)を示し、ビツト6および
7がキーのグループを示す。この実施例ではキー
のグループを、「00」で示されるA、「01」で示さ
れるBおよび「10で示されるCの3グループに分
けてある。第2b図を参照して説明すると、キー
グループAは、数値キー(0〜9)、#、*、ク
リアキーCLRおよびホールドキーHOLDであり、
キーグループBはホーンキーHS1およびHS2で
あり、キーグループCはコール/オフキー
CALL/OFFである。
第8図に、ステアリング操作ボードから車上電
話の発信操作を行なう場合の装置動作、および受
信操作を行なう場合の装置動作の概略を示す。第
8図を参照して説明する。
発信動作 相手先の電話番号をステアリングホイール操作
ボード上の数値キー、*および#を用いて入力す
る。これでマイクロコンピユータがキー入力され
た電話番号を記憶する。
コールオフキーCALL/OFFが押されるのを待
つ。
コールオフキーCALL/OFFで操作されると、
記憶した電話番号の相手先を自動的に呼出す。
呼出しをした相手先が受話機を上げる(オフフ
ツク)と、ハンドフリー通話のできる状態にな
る。ここでホールドキーHOLDを操作すると、
リレーR5が動作して、送話器すなわちステアリ
ングホイール上のマイクロホンMC1およびMC
2が移動機TRXから遮断され、車輌から音声が
送信されなくなる。
再度、コールオフキーCALL/OFFが操作され
ると、通話終了と判別し、通信を終了する。
受信動作 相手先から車上電話機に呼出しがあると、呼出
し音が鳴る。
コールオフキーCALL/OFFが操作されるのを
待つ。
コールオフキーCALL/OFFが操作されると、
通常の受話器を持ち上げた状態と同様になり、相
手先の音声がスピーカSPから出力され、ステア
リング操作ボード上のマイクロホンMC1および
MC2が送話器として車上電話機に接続される。
再度、コールオフキーCALL/OFFが操作され
ると、通話終了と判別し、通信を終了する。
第9a図および第9b図に、第3a図および第
3b図のステアリング操作ボードの動作を示す。
第9a図および第9b図を参照して、ステアリン
グ操作ボードの各ステツプの動作を説明する。
S1 メモリの内容を初期値とし、マイクロコン
ピユータ80の各出力ポートの状態を初期レベ
ルに設定する。この処理により、出力ポートP
12は低レベルLになり、FSK信号の出力が
禁止される。
S2 キー読取信号出力ポートすなわちP1〜P
5に出力するデータを初期値にセツトする。こ
の初期データは、読取りを開始するキーマトリ
クスの行ラインに接続した出力ポートに対応す
るビツトを「0」(すなわち低レベルL)とし
その他のビツトを「1」(すなわち高レベルH)
とする値にしてある。この実施例では、初期セ
ツトでポートP1に対応するビツトを「0」、
ポートP2,P3,P4およびP5に対応する
ビツトを「1」とするようになつている。
S3 所定のデータをポートP1〜P5に出力す
る。これにより、ポートP1〜P5のいずれか
のポートが低レベルL、その他のポートが高レ
ベルHとなる。
S4 キーマトリクスの列ラインに接続した入力
ポートP6〜P9のレベルを読取る。第3a図
を参照すると入力ポートP6〜P9は抵抗器を
介して電源ラインVccにプルアツプされてお
り、出力ポートP1〜P5と入力ポートP6〜
P9の間に各々のキーがマトリクス状に接続さ
れているので、たとえばキーマトリクス90の
キー0が押されると、出力ポートP1に低レベ
ルLが設定されたタイミングで、入力ポートP
6,P7,P8およびP9のレベルは、それぞ
れL、H、HおよびHとなる。
S5 ステツプS4で読取つたデータの各ビツトの
1/0を反転する。すなわち補数をとる。
S6 ステツプS5で得たキー読取りデータを数値
0と比較する。数値0であればキー入力がない
のでステツプS13に進み、それ以外であれば、
ステツプS7に進む。
S7 キー読取りデータを所定のメモリーにセー
ブ(ストア)する。
S8 キー接点の機械的な振動すなわちチヤタリ
ングの影響をなくするため、振動がおさまるの
に必要な所定時間(たとえば10msec)時間待
ちする。
S9 ポートP6〜P9のレベルを再度読取る。
S10 ステツプS9で読取つて値とステツプS7でメ
モリにセーブしておいた値との各々のビツトの
論理和を演算する。
S11 ステツプ10の演算結果が0でないかどうか
チエツクする。0でなければ、キー入力がなか
つたものとしてステツプS13に進み、そうでな
ければS12に進む。
S12 出力ポートP1〜P5に出力するキー読取
行信号データのデータ「0」のビツトと、ポー
トP6〜P9から読取つたデータから、押され
たキーに対応する8ビツトのキーコードを生成
する。
S13 出力ポートP1〜P5に出力するキー読取
行信号データのデータ「0」のビツトを、1ビ
ツト隣りのビツトにシフトする。
S14 1回のキー読取り走査が終了したかどうか
チエツクする。終了してなければ、ステツプ
S3からの処理に戻る。
S15 キー入力がなかつたので、8ビツトコード
00H(16進表示)をキーコードとする。
S16 前回のキー読取走査時のキーコードをメモ
リからロードする。
S17 ステツプS16でロードした旧キーコードと
今回のキー読取走査で得られた新キーコードと
の各ビツト単位の論理和を演算する。
S18 演算結果が0かどうかチエツクする。0す
なわちキー操作なしの場合にはステツプS2に
戻り、それ以外の場合にはステツプS19に進
む。
S19 新たに生成されたキーコードを所定アドレ
スのメモリにストアする。
S20 キーコードは、キーグループAに属するも
のかどうかチエツクする。
S21 キーが押されたのか難されたのかをチエツ
クする。グループAのキー、すなわち数値キ
ー、*キー、#キー、クリアキーCLRおよび
ホールドキーHOLDは押されたときにのみに
有効とするため、キーが離された場合にはステ
ツプS2にジヤンプする。
S22 キー入力確認のために、ブザーを1回鳴動
させる。
S23 押されたキーがグループBに属するかどう
かチエツクする。グループBのキーすなわちホ
ーンキーHS1およびHS2は、押されたときと
離されたときの両方を有効とする。
S24 生成されたキーコードのデータを伝送路に
送り出し、車輌本体側の装置にキー入力があつ
たことを知らせる。この処理については後で詳
細に説明する。
S25 ステツプS24のデータ伝送で、データが正
しく送られたかどうかチエツクする。
S26 押されたキーがグループCに属するものか
どうかをチエツクする。グループCのキーすな
わちコールオフキーCALL/OFFについては、
キーが押される度に、キーのオン/オフを反転
したデータを伝送する。
S27 メモリから、コールオフキーCALL/OFF
のオン/オフ状態を示すデータをロードする。
S28 キーコードと、ステツプS27でロードした
データから、コールオフキーCALL/OFFのオ
ン/オフ状態を反転した新たなキーコードを生
成する。たとえば、前回の操作でコールオフキ
ーの状態がオンになつていれば、今回のキー操
作ではコールオフキーのオフを示すキーコード
データが生成される。
S29 ステツプS24と同様 S30 ステツプS29のデータ伝送で、データが正
しく送られたかどうかチエツクする。
S31 コールオフキーCALL/OFFのオン/オフ
状態を記憶するメモリの内容を反転する。
S32 コールオフキーCALL/OFFの状態に応じ
て、マイクロコンピユータ80の出力ポートP
15に接続したりリレーRL1のオン/オフ制
御を行なう。これにより、FM変調回路95等
が制御される。
S33 データ伝送でエラーが生じたので、ブザー
BZを2回鳴らしてエラー発生をドライバに報
知する。
S24 キー読取りエラーが生じたので、ブザーBZ
を3回鳴らしてエラー発生をドライバに報知す
る。
第10a図、第10b図および第10c図に、
第4a図および第4b図に示す車輌本体上の装置
の動作を示す。第10a図、第10b図および第
10c図を参照して各動作ステツプを説明する。
S51 メモリの内容を初期値とし、マイクロコン
ピユータ130の各出力ポートの状態を初期レ
ベルに設定する。この処理により、出力ポート
P12が低レベルLになつて、FSK信号の出
力が禁止される。
S52 電話機TELの受話器がはずれているかどう
かチエツクする。
S53 電話機TELの受話器がはずれているので、
出力ポートHK20にHを出力してリレーR4
をオンし、出力ポートHK10にHを出力し、
出力ポートAudioにLを出力してリレーR2お
よびR3,RL2をオフにセツトする。これで、
通常の車上電話機と同様の操作で電話機TEL
を使用できる。
S54 ステアリングホイール操作ボードからのハ
ンドフリー通話指示を記憶するメモリの内容を
ロードする。
S55 ハンドフリー通話指定かどうかチエツクす
る。初期状態ではハンドフリー通話が指定され
ていないのでステツプS57に進むが、ステアリ
ングホイール操作ボードのコールオフキー
CALL/OFFがオン(CALL)に設定される
と、ハンドフリー通話指定となりステツプS5
6に進む。
S56 出力ポートHK20にHを出力してリレー
R4をオンし、出力ポートHK10にHをセツ
トし、出力ポートAudioにHを出力してリレー
R2およびR3,RL2をオンし、出力ポート
PSにLを出力してリレーR1をオンにセツト
する。これで、電話機TELおよび移動機TRX
の電源がオンし、FM復調回路170の電源が
オンし、移動機TRXの音声受信ラインに増幅
器AMPが接続される。
S57 出力ポートHOLDにLを出力してリレーR
5をオフし、出力ポートHK20にLを出力し
てリレーR4をオフし、出力ポートHK10を
Lにセツトし、出力ポートAidioにLを出力し
てリレーR2およびR3,RL2をオフし、出
力ポートPSにHを出力してリレーR1をオフ
にセツトする。これで電話機TEL、移動機
TRXおよびFM復調回路170の電源がオフ
となり、電話機TELと移動機TRXが接続され
る。
S58 ステアリング操作ボードからのデータを受
信する。これについては後で詳細に説明する。
S59 ステアリング操作ボード上でのキー操作に
よつて発生するデータ送信が、ステアリング操
作ボードからあつたかどうか判別する。
S60 送られたデータは、グループAのキーコー
ドかどうか判別する。
S61 キーコードは数値キー、*キー又は#キー
かどうかを判別する。
S62 キーコードはホールドキーHOLDかどうか
を判別する。
S63 キーコードはクリアキーCLRかどうかを判
別する。
S64 それまでに送られた数値キーのキーコード
をストアするメモリのアドレスカウンタをクリ
アする。つまり、それまでの数値キー入力をキ
ヤンセルする。
S65 キーコードはグループBのものかどうか判
別する。
S66 キーコードはホーンキーHS1,HS2に対
応するものかどうか判別する。
S67 キーコードはキースイツチオンか? S68 ホーンキーが離されたのでホーンをオフに
セツトする。
S69 ホーンキーが押されたのでホーンをオンに
セツトする。
S70 キーコードはグループCのものかどうかを
チエツクする。
S71 データとして受信されたキーコードがグル
ープA、BおよびCのいずれでもないので、デ
ータ受信エラーとして処理し、ブザーBZを3
回鳴らす。
S72 ステアリング操作ボードからのハンドフリ
ー通話指示を記憶するメモリの内容をロードす
る。
S73 S72でロードしたデータがハンドフリー通
話を指定するものかどうかチエツクする。
S74 ホールドキーHOLDによる指示を記憶する
メモリの内容をロードする。
S75 S74でロードしたデータの1/0(オン/オ
フ)を反転し、それを元のメモリにストアす
る。したがつて前にホールド指示がなければ、
データの所定ビツトを「1」すなわちホールド
指定にセツトする。
S76 ホールド指定かどうかチエツクする。
S77 ホールド解除が指定されたので、出力ポー
トHOLDにLを出力してリレーR5をオフに
セツトする。これでFM復調回路170の信号
出力端が移動機TRXの送信音声入力端Tに接
続され、ステアリングホイール上のマイクロホ
ンMC1,MC2で通話できるようになる。
S78 ホールドが指定されたので、出力ポート
HOLDにHを出力してリレーR5をオンにセ
ツトする。これでFM復調回路170の出力端
と移動機TRXとが切り離される。
S79 数値キーのキーコードが到来したので、そ
のコードを、数値キーの数値に対応するBCD
(Binary Coded Decimal)コードに変換して
それを所定アドレスのメモリにストアする。
S80 数値キーのBCDコードを記憶するメモリの
アドレスを指定するカウンタの内容をインクリ
メントする。
S81 ステアリング操作ボードから到来したキー
コードがコールオフキーCALL/OFFの操作を
示すものかどうかチエツクする。
S82 キーコードはコールオフキーのオン
(CALL)状態を示すものかどうか判別する。
S83 コールオフキーがOFFにセツトされたの
で、ハンドフリー通話指定を記憶するメモリの
内容を「0」(ハンドフリー通話解除)にする。
S84 コールオフキーがCALLにセツトされたの
で、ハンドフリー通話指定を記憶するメモリの
内容を「1」(ハンドフリー通話指定)にする。
S85 電話機TELの受話器がTELからはずれてい
るかどうかをチエツクする。
S86 出力ポートHK20にHを出力してリレー
R4をオンし、出力ポートHK10にHをセツ
トし、出力ポートAudioにHを出力してリレー
R2およびR3,RL2をオンし、出力ポート
PSにLを出力してリレーR1をオンにセツト
する。これで、電話機TELおよび移動機TRX
の電源がオンし、FM復調回路170の電源が
オンし、移動機TRXの音声受信ラインに増幅
器AMPが接続される。
S87 リレーの動作時間および移動機が電源オン
から所定の動作状態となるのに要する時間だけ
待つ。
S88 移動機TRXの電源がオンかどうかチエツ
クする。
S89 車輌が通信可能な位置にあるかどうか(電
波が届くかどうか)をチエツクする。これは、
TRXの出力端CIが通話可を示すレベルかどう
かをみて判別する。
S90 故障発生もしくは通信不能な位置に車輌が
あるので、ブザーBZを2回鳴らしてエラーが
発生したことをドライバに知らせる。
S91 ハンドフリー通話の指定を記憶するメモリ
の内容を「0」(ハンドフリー通話解除)にセ
ツトする。
S92 数値キーで入力された数値の4ビツトBCD
コードを記憶するメモリの内容を、数値ポイン
タ(アドレスカウンタ)で指定される番地から
読出して所定のレジスタにロードする。
S93 ステツプS92で得たBCDコードを電話機
TELが発生するダイアルコードと同一のコー
ドに変換する。
S94 移動機TRXのCP端から出力されるパルス
信号に同期して、S93で得たダイアルコードを
順次とDI端に出力する。
S95 数値ポインタの値を1回インクリメントす
る。
S96 BCDコードをメモリから全て読出したかど
うかチエツクする。これは、数値ポインタの値
をみて判別する。終了でなければ、ステツプ
S92に戻つて次の数値ポインタからBCDコード
を読出す。
第11図aに、マイクロコンピユータ80のデ
ータ伝送(送信)動作の説明を示す。第11a図
を参照して各ステツプの動作を説明する。
S101 伝送するデータに対する8ビツトのCRC
チエツクキヤラクタBCCを生成する。
S102 データ伝送回数を制限するリミツトカウ
ンタに所定値をセツトする。
S103 出力ポートP12をHにセツトしてFSK
信号の出力ができるようにし、マーク、スター
トビツト、送信データおよびBCCコードの各
ビツトデータをクロツクに同期して順次と出力
ポートP11にセツトする。
S104 出力ポートP12にLをセツトしてFSK
信号の出力を禁止する。
S105 相手側のFSK変調回路から、データ入力
があるかどうかをチエツクする。データ入力が
なければ、ステツプS107に進む。
S106 相手側から送られたデータがデータ受信
確認を示すアクノリツジACK0かどうかチエ
ツクする。後で説明するように、データを送信
すると受信側は送信側に対してACK0を出力
する。
S107 リミツトカウンタの値をデクリメントし、
その結果が0かどうかを判別する。0でなけれ
ばS103に戻り、0ならばS113に進む。
S108 再度、出力ポートP12にHをセツトし
てFSK信号を出力できるようにし、マーク、
スタートビツトおよびACK0の確認を示すア
クノリツジACK1の各ビツトをクロツクに同
期して連続的に出力する。
S109 出力ポートP12にLをセツトして、
FSK信号の出力を禁止する。
S110 相手側(受信側)からFSK信号が来たか
どうかチエツクする。後で説明するように、受
信側は、アクノリツジACK0を出力した後で
送信側からのアクノリツジACK1が来ると、
そこでFSK信号を出力しなくなるが、ACK1
を受けとらないと再度ACK0を含むFSK信号
を出力する。したがつてここで受信側から
FSK信号が来るということは、送信側からの
データACK1が受信側に受けとられていない
ことを意味する。
S111 ACK1が受信側で受けとられていないの
で、リミツトカウンタの値を1回デクリメント
して、その値が0かどうかをチエツクする。0
でなければステツプS106に戻つて再度ACK1
を伝送し、0であればステツプS113に進む。
S112 リミツトカウンタにセツトした所定回数
以内でデータ伝送を完了したので、伝送結果コ
ードに“OK”をセツトする。
S113 リミツトカウンタにセツトした所定回数
のデータ伝送を行なつても、正常にデータおよ
びアクノリツジACK1が伝送されないので、
伝送結果コードに“NG”をセツトする。
第11b図に、マイクロコンピユータ130お
よび80のデータ受信動作の詳細を示す。第11
b図を参照して各ステツプの動作を説明する。
S121 FSK信号が受信されたか、すなわち入力
ポートP13にデータが入力されたかどうかを
チエツクする。
S122 入力ポートP13にデータが来ないので、
データ受信なしに対応するコードをデータ受信
メモリにセツトする。
S123 1回のデータ伝送のデータ受信動作回数
を制限するリミツトカウンタに所定値をセツト
する。
S124 受信データからCRCチエツクキヤラクタ
BCCを生成する。
S125 受信データのBCCとステツプS124で生成
したBCCの値を比較する。両者が等しければ
データは正しく受信されたと判断して、ステツ
プS128に進み、そうでなければS126に進む。
S126 エラーが生じたので、リミツトカウンタ
を1回デクリメントして、その結果が0かどう
かチエツクする。0でなければS127に戻り、
0であればS134に進む。
S127 データ入力があるかどうかチエツクする。
受信データがあればS124に進み、なければ
S126に進む。
S128 正常にデータを受信したので、出力ポー
トP12にHをセツトしてFSK信号を出力で
きるようにし、マーク、スタートビツトおよび
アクノリツジACK0の各ビツトをクロツクに
同期して連続的に出力する。
S129 出力ポートP12にLをセツトして、
FSK信号の出力を禁止する。
S130 受信側にFSK信号が受信されたかどうか
をチエツクする。
S131 受信されたデータが、受信側からのアク
ノリツジACK0に応答して出される送信側か
らのアクノリツジACK1かどうかをチエツク
する。ACK1ならばS133に進み、そうで
なければS132に進む。
S132 リミツトカウンタの内容を1回デクリメ
ントして、その結果が0かどうかをチエツクす
る。0でなければS128に戻り、0ならS134に
進む。
S133 リミツトカウンタにセツトした所定回数
以内でデータ伝送が完了したので、伝送結果コ
ードに“OK”をセツトする。
S134 リミツトカウンタにセツトした所定回数
のデータ伝送を行なつても、正常にデータおよ
びアクノリツジACK1が伝送されないので、
伝送結果コードに“NG”をセツトする。
以上の実施例においては、電話機を車輌に搭載
する場合について説明したが、業務用無線、アマ
チユア無線、CB無線等の無線機を車輌に搭載す
る場合にも、同様にして本発明を実施しうる。ま
た実施例ではステアリング操作ボード上にブザー
以外の特別な機器を備えていないが、たとえば特
願昭56−188723号に示されるように、ステアリン
グ操作ボード上に発光ダイオード表示装置を設け
て、各種の表示をステアリング操作ボード上で行
ないうる。
また実施例ではステアリング操作ボードの電源
ラインに、スリツプリングを介して車上バツテリ
を接続しているが、たとえば特願昭56−188723号
に示されるように電気コイルを使用して、磁気的
にステアリング操作ボードの電源ラインを車上バ
ツテリに接続してもよいし、ステアリング操作ボ
ードの消費電力が小さければ、小型のバツテリを
ステアリング操作ボードに搭載して電源ラインの
接続を省略してもよい。
以上のとおり本発明によれば、ステアリングホ
イール上のマイクロホンを使用して電話機等の通
話を行ないうるので、ドライバが車輌の運転中で
も片手運転をすることなく安全に通信を行ないう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のステアリング操
作ボード信号伝送装置の概略ブロツク図、第2a
図は第1図の装置を搭載した自動車のステアリン
グホイールおよびドライバシートの近傍を示す斜
視図、第2b図は第2a図のステアリングホイー
ルを示す正面図、第2c図は第2a図のステアリ
ングホイール部分の取付構造を示す側面の断面
図、第2d図はステアリング操作ボードに対向す
る位置に設けられた発光ダイオードおよびフオト
ダイオードの配置を示す正面図、第3a図および
第3b図は、第1図の装置のステアリングホイー
ル上の操作ボードに備わつている電気回路を示す
ブロツク図、第4a図および第4b図は第1図の
装置の車輌本体側に備わつている電気回路を示す
ブロツク図、第5a図、第5b図および第5c図
は第1図のFSK復調回路110,160の動作
を示すタイミングチヤート、第6図は第1図の装
置の各部の概略の信号波形を示す波形図、第7図
は第1図の装置が伝送する信号(FSK)のデー
タ列の構成を示す平面図、第8図は第1図の装置
により電話機で通話をする場合の発信動作および
受信動作の概略を示すフローチヤート、第9a図
および第9b図は第1図のマイクロコンピユータ
80の動作を示すフローチヤート、第10a図、
第10b図および第10c図は第1図のマイクロ
コンピユータ130の動作を示すフローチヤー
ト、第11a図は第1図のマイクロコンピユータ
80のデータ伝送(送信)動作を示すフローチヤ
ート、第11b図はマイクロコンピユータ130
のデータ受信動作を示すフローチヤートである。 1:ドライバシート、2:電話機(TEL)(第
2の音響−電気変換手段)、3:ステアリングホ
イール、38:第1サポート、39,45:外歯
歯車、40:ステアリングメインシヤフト、4
1:第2サポート、42:スポーク、43:ステ
アリングホイール操作ボード、44:第3サポー
ト、46:シヤフト、47,48:ピニオンギ
ア、70,120:定電圧電源、80:マイクロ
コンピユータ、90:キースイツチ(スイツチ手
段)、95:FM変調回路(第1の変調手段)、1
00:FSK変調回路(第2の変調手段)、11
0:FSK復調回路、130:マイクロコンピユ
ータ(切換制御手段)、150:FSK変調回路、
160:FSK復調回路(第2の復調手段)、17
0:FM復調回路(第1の復調手段)、180:
ブランチ接続回路(接続切換手段)、MC1,MC
2:マイクロホン(第1の音響−電気変換手段)、
SA1,SA2:スリツプリング、BA1,BA
2:刷子、TRX:移動機(通信手段)、DFA:
差動増幅器、SP:スピーカ、LE1,LE2,LE
3:発光ダイオード(発光手段)、LE4,LE5,
LE6:発光ダイオード、PD1,PD2,PD3:
フオトダイオード(受光手段)、PD4,PD5,
PD6:フオトダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステアリングホイール上もしくはステアリン
    グホイールの近傍に装備した、少なくとも1つの
    第1の音響−電気変換手段、音響−電気変換手段
    からの信号で変調を行なう第1の変調手段、スイ
    ツチ手段、および前記スイツチ手段の動作に応じ
    た信号で変調を行なう第2の変調手段を備える、
    ステアリング操作ボード; 車輌本体に装備され、第1の変調手段で変調し
    た信号を復調する第1の復調手段、第2の変調手
    段で変調した信号を復調する第2の復調手段、音
    声信号で変調した電磁波を発射する通信手段、第
    2の音響−電気変換手段、第1の復調手段からの
    信号と第2の音響−電気変換手段からの信号とを
    選択的に通信手段に印加する接続切換手段、およ
    び第2の復調手段からの信号に応じて接続切換手
    段を制御する切換制御手段、を備える車上制御装
    置;および ステアリング操作ボードからの電気信号を光に
    変える発光手段、および発光手段からの光を受け
    て、その光強度に応じた電気信号を車上制御装置
    に印加する受光手段を備える伝送手段; を備える、ステアリング操作ボード信号伝送装
    置。 2 発光手段は、ステアリングホイールを支える
    スポークが支持される位置よりも外側の、スポー
    クの投影範囲にすべてが同時に入らない位置に配
    置された少なくとも2つのものでなり、受光手段
    は、前記発光手段と対向する位置に配置された少
    なくとも2つのものでなる、前記特許請求の範囲
    第1項記載のステアリング操作ボード信号伝送装
    置。 3 ステアリング操作ボードの電源ラインは、ス
    リツプリングおよびそれと接触する刷子を介して
    車輌のバツテリに接続されている、前記特許請求
    の範囲第1項記載のステアリング操作ボード信号
    伝送装置。 4 第2の音響−電気変換手段は電話機である、
    前記特許請求の範囲第1項記載のステアリング操
    作ボード信号伝送装置。 5 第1の変調手段は周波数変調回路、第2の変
    調手段はFSK変調回路である、前記特許請求の
    範囲第1項記載のステアリング操作ボード信号伝
    送装置。 6 ステアリング操作ボードは第3の復調手段を
    含み、車上制御装置は第3の変調手段を含む、前
    記特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項又は第5項記載のステアリング操作ボード信号
    伝送装置。
JP57142535A 1982-08-17 1982-08-17 ステアリング操作ボ−ド信号伝送装置 Granted JPS5932542A (ja)

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