JPH0566050B2 - - Google Patents

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JPH0566050B2
JPH0566050B2 JP58034263A JP3426383A JPH0566050B2 JP H0566050 B2 JPH0566050 B2 JP H0566050B2 JP 58034263 A JP58034263 A JP 58034263A JP 3426383 A JP3426383 A JP 3426383A JP H0566050 B2 JPH0566050 B2 JP H0566050B2
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JP
Japan
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signal
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data
vehicle
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JP58034263A
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JPS59158629A (ja
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Kazuyuki Umebayashi
Takahiro Yamada
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Shinsangyo Kaihatsu KK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Shinsangyo Kaihatsu KK filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP58034263A priority Critical patent/JPS59158629A/ja
Priority to US06/569,682 priority patent/US4638287A/en
Publication of JPS59158629A publication Critical patent/JPS59158629A/ja
Publication of JPH0566050B2 publication Critical patent/JPH0566050B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/027Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車輌に搭載された機器をドライバ
(運転者)の操作ボードへの入力操作に応答して
制御する車上機器制御装置に関する。
車輌において、ステアリングホイールは最もド
ライバに近く、しかもドライバの手に近いので操
作性の向上をはかるためには、車上機器の制御指
示用のキースイツチ類を装備した操作ボード、表
示器等を、ステアリングホイールの中央部に装備
するのが好ましい。
また、例えば多量の情報もしくは画像情報を表
示するには表示器としてブラウン管表示器
(CRT)等の面表示器を用いるのが好ましいが、
一般に運転席近傍には既に多数の機器が備わつて
いるので、そこに表示のための広い空間を確保す
るのは難しい。そこで、この種の表示器は小型の
ものを使わざるを得ないが、表示器を小さくする
と、表示が見にくくなるので、表示器をドライバ
に近いステアリングホイール上に配置するのがよ
い。ただし、ステアリングホイール上の空間も限
られているので、その部分にはキースイツチ、面
表示器等必要最小限の機器のみしか搭載できな
い。
ところでこのような構成とする場合には、ステ
アリング操作ボードと車輌本体側の間で多数の情
報を伝送しなければならないが、ホイールの回転
を操舵シヤフトに伝達するステアリング機構が複
雑であるため、ステアリングホイールの中央に装
備する操作ボード(ステアリング操作ボード)と
固定制御ユニツトを結ぶ信号ケーブルおよび電源
の配線が困難である。ステアリングホイールの回
転を妨げないように配線をするにはスリツプリン
グと刷子を組み合わせた接続機構を用いればよい
が、多種の情報を伝送するにはそれだけ多数のス
リツプリングおよび刷子が必要であり、構成が複
雑になりその接続機構のために広い空間を必要と
し、割り当てられる占有空間が限られるステアリ
ング機構部では、この種の配線はかなり困難であ
る。
本出願人は、ステアリング操作ボードのキーイ
ン入力を車上機器制御装置に伝送するため、前者
に電力を供給するためのスリツプリングとそれに
当接する刷子でなる可動電気接続機構に1対の電
気コイルを組込んで、それらの電気コイルの間の
非接触電気信号伝播で、キーイン入力情報を車上
機器制御装置に伝送する車上機器制御装置を提示
した(特開昭58−33548号公報)。
これによれば、1対の電気コイルは比較的に専
有空間が少く、ステアリングホイール周りの電気
配線機構を格別に大きくすることがない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ステアリングホイール周りの電
気配線機構は極力コンパクトであるのが好まし
く、また、ステアリング操作ボードと車上機器制
御装置の間で更に多くの情報信号をやり取りしう
るのが好ましい。
本発明は、情報信号伝送のための要素をより少
くし、しかも更に多くの情報信号を伝送すること
を目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の車上機器制御装置は、第1電源回路7
0、第1電力線250、第1電力線250に電源
回路70を接続する高周波遮断用の第1電気コイ
ルL1、入力手段90、および、入力手段90の
指示を示す2値信号の微分信号であつて、後記第
2変調手段95,210,220が送出する信号
レベルよりも高いレベルの微分信号を第1電力線
250に送出する第1変調手段100を備える、
ステアリングホイール3上もしくはステアリング
ホイール3の近傍に装備したステアリング操作ボ
ード4; 車両上の電源(車上バツテリ)に接続される第
2電源回路120、第2電力線(SA2とL2を
結ぶ線)、第2電力線を車両上の電源(車上バツ
テリ)に接続する高周波遮断用の第2電気コイル
L2、第2電力線に接続され後記第2変調手段9
5,210,220が送出する信号レベルよりも
高いレベルの信号に応答して第1変調手段100
が送出した2値信号を再生する第1復調手段ST
2,160、および、該復調された2値信号を解
読して車上機器180を制御する制御手段130
を備える車載制御装置; スリツプリングSA1,SA2とそれに接触する
刷子BA1,BA2を含み、第1電力線250と
第2電力線(SA2とL2を結ぶ線)を電気的に
接続した電気接続手段SA1,BA1,BA2,
SA2;および、 前記ステアリング操作ボード4と前記車載制御
装置の一方に含まれ、報知情報信号を発生する信
号発生手段MC1、MC2/V.RAM1,2,
TVCおよび該報知情報信号を搬送波を介して前
記電力線(250/SA2とL2を結ぶ線)に送
出する第2変調手段95/210,220;なら
びに、前記ステアリング操作ボード4と前記車載
制御装置の他方に含まれ、第2変調手段95/2
10,220が送出した搬送波より報知情報信号
を再生する第2復調手段および復調された報知情
報を出力する出力手段TU1,TU2,TV1,
TV2/170,TRX; を備える。
なお、カツコ内の記号は、図面に示し後述する
実施例の対応要素に付したものである。
(作用) ステアリン操作ボード4の第1電源回路70に
は、第1電気コイルL1−第1電力線250−電
気接続手段SA1,BA1,BA2,SA2−第2
電力線(SA2とL2を結ぶ線)−第2電気コイル
L2を介して車上電源(車上バツテリ)の電力が
供給される。
ステアリング操作ボード4の入力手段90の指
示入力は、第1変調手段100で微分信号に変調
されて第1電力線250に送出され、第1電力線
250−電気接続手段SA1,BA1,BA2、
SA2−第2電力線(SA2とL2を結ぶ線)の経
路で車載制御装置の第2電力線に至る。そして第
2電力線250から第1復調手段ST2,160
に行つて指示入力が復調され、制御手段130が
指示入力を解読して車上機器180を制御する。
このように一組の電力線で車上電源(車上バツ
テリ)の電力が操作ボード4に与えられると共
に、操作ボード4の入力が車載制御装置の制御手
段130に与えられる。
これに加えて、ステアリング操作ボード4と車
載制御装置の一方に加えた信号発生手段(MC
1,MC2/V.RAM1,2,TVC、例えばV.
RAM1,2,TVC)が報知情報を発生し、第2
変調手段(95/210,220、例えば21
0,220)が、該報知情報信号を搬送波を介し
て前記電力線(250/SA2とL2を結ぶ線、
例えばSA2とL2を結ぶ線)に送出する。そし
て、ステアリング操作ボード4と車載制御装置の
他方に加えた第2復調手段および出力手段(TU
1,TU2,TV1,TV2/170,TRX、例
えば170,TRX)が、第2変調手段(95/
210,220、例えば210,220)が送出
した搬送波より報知情報信号を再生し出力する。
この報知情報信号の送、受信も上述の一組の電力
線で行なわれる。
この報知情報信号の送信と、入力手段90の指
示信号の送信とが重なつても、報知情報信号の送
信は搬送波を変調して行なうものであり、一方入
力手段90の指示信号は、2値信号の微分信号で
送りこのレベルが前記搬送波を変調した信号のレ
ベルよりも高く設定され、しかも、第1復調手段
ST2,160が該高いレベルの信号に応答して
2値信号を再生するので、入力手段90の指示信
号の送受信は、報知情報信号の送受信の影響を受
けない。また、報知情報信号の送受信は搬送波を
変調したものであるので、前記指示信号の送受信
の影響を受けない。
(実施例) 第1図に、実施例装置の構成概略を示す。第1
図を参照して説明する。この例ではステアリング
操作ボードには、定電圧電源装置70、ステアリ
ング操作ボード上の制御を行なうマイクロコンピ
ユータユニツト80(CPU1)、キースイツチ9
0、FSK変復調回路100,110、マイクロ
ホンMC1,MC2、差動増幅器DFA、FM変調
器95、2つの面表示器すなわちモニタテレビ
TV1,TV2、チユーナTU1,TU2、分配器
190等が備わつている。
マイクロホンMC1とMC2は同一方向(ドラ
イバの口の方向)に向けて、所定間隔をおいて配
置してあり、両者の出力端は差動増幅器DFAの
それぞれ異なる入力端に接続してある。これによ
り、マイクロホンMC1に印加される音響とMC
2に印加される音響の差をDFAで増幅するので、
MC1とMC2の配列方向すなわちドライバの方
向からの音響に対して大きな出力が得られる。つ
まり、側方からの雑音が相殺され、ドライバの音
声に対応する信号のみが大きく増幅されてFM変
調器95に印加される。
車輌本体側の制御ユニツトには、この実施例で
は定電圧電源装置120、マイクロコンピユータ
ユニツト130(CPU2)、FSK変復調回路15
0,160、FM復調回路170、電話機TEL、
移動機すなわち電話機用の無線通信機TRX、ブ
ランチ接続回路180、増幅器AMP、スピーカ
SP、表示用のマイクロコンピユータユニツト2
00(CPU3)、ビデオラムVRAM1,VRAM
2、変調器210,220、テレビカメラTVC、
混合器230等が備わつている。
伝送路250は、スリツプリングSA1および
刷子BA1でなる接続機構とスリツプリングSA
2および刷子BA2でなる接続機構を介してステ
アリング操作ボードと車輌本体とを接続してい
る。ステアリング操作ボード上では、FSK変復
調回路100,110、FM変調回路95および
分配器190がそれぞれコンデンサを介して伝送
路に接続され、また安定化電源回路70が電気コ
イルL1を介して接続されている。車輌本体側で
は、FSK変復調回路150,160、FM復調回
路170および混合器230がそれぞれコンデン
サを介して伝送路250に接続され、安定化電源
120およびイグニツシヨンキースイツチと連動
する電源スイツチSWの一端が電気コイルL2を
介して接続されている。
第2a図に第1図に示す装置を搭載した車輌の
運転席近傍を示し、第2b図にステアリングホイ
ール近傍の外観を示す。第2a図および第2b図
を参照して説明する。ドライバシート1の左方に
電話機TELを配置してあり、その前方にスピー
カSPを配置してある。ステアリングホイール3
の中央部には、ステアリングホイール3から浮か
せて配置したステアリング操作ボード4が備わつ
ている。ステアリング操作ボード4の前面パネル
5には、2つのモニタテレビTV1,TV2の表
示面、後方確認キー、燃料キー、スピードキー、
コール/オフキー、電話機用テンキー、ホールド
キー、クリアキー等が露出している。なおこの実
施例では、モニタテレビTV1およびTV2にソ
ニー株式会社製の平面形ブラウン管表示装置を用
いている。
第2c図に、ステアリングホイール3およびス
テアリング操作ボードと車輌本体との概略取付け
構造を示す。第2c図を参照して説明する。サポ
ート38はサポート41に固定されており、歯車
39を回動自在に支持している。歯車39は車輌
本体に固定してある。サポート41は操舵シヤフ
ト40に固着してあり、ステアリングホイール3
はサポート41に結合してある。サポート41は
歯車39および42を回動自在に支持している。
43は、両端に歯数の等しい歯車43aおよび4
3bを有する連結部材であり、サポート41に回
動自在に支持されている。歯車43aおよび43
bはそれぞれ歯車39および42と噛合つてい
る。ステアリング操作ボードのプリント基板44
および操作パネル5は、歯車42に固着してあ
る。歯車39と42の歯数は等しくしてある。こ
のような構成にすると、ステアリングホイール3
の回動操作に伴つて操作パネル5等が回動しな
い。すなわちこの実施例の場合、ステアリングホ
イール3を回動すると、サポート41および操舵
シヤフト40が回動してステアリング操作が行な
われるが、歯車43aと43bおよび39と42
はそれぞれ歯数が等しいため、サポート41の回
動による連結部材43の円弧状の移動によつて生
ずるサポート41と歯車39の相対移動量(角
度)、およびサポート41と歯車42の相対移動
量は等しくなり、歯車39が固定であり歯車42
が歯車39に対して回動しないため、結果的には
ステアリングホイール3が回動しても操作パネル
5は回動しない。
ステアリングホイール3には、互いに電気的に
接続した2つの刷子BA1およびBA2を装着し
てある。刷子BA1は一端をステアリング操作ボ
ード側に設けたスリツプリングSA1に当接して
あり、刷子BA2は一端を車上固定側に設けたス
リツプリングSA2に当接してある。
第2d図および第2e図に、スリツプリング
SA1近傍の構成を詳細に示す。第2d図および
第2e図をも参照して説明する。この例では、ス
リツプリングSA1,SA2等から放射される電磁
波によるS/N比の低下を防止するため、電磁シ
ールドを行なつている。すなわち、スリツプリン
グSA1は所定幅の凹部をリング状に形成した樹
脂製絶縁体プレート51の凹部に装着してあり、
プレート51を包むように導体のシールドプレー
ト52および53を装着してある。シールドプレ
ート53は、絶縁体プレート51の溝51a,5
1bに固定されている。刷子BA1は、その先端
に樹脂製カラー54を装着し、シールドプレート
53の穴53aを貫通し、圧縮コイルスプリング
SP1の押圧力によつてスリツプリングSA1に常
時当接している。
シールドプレート52は歯車42と電気的に接
続し、シールドプレート53はステアリングホイ
ール3と電気的に接続し、それぞれ車体アースを
行なつている。スリツプリングSA2および刷子
BA2の近傍も同様の構成になつており、この部
分の2つのシールドプレート(図示せず)は、そ
れぞれステアリングホイール3および操舵シヤフ
ト40に車体アースされている。
第3a図に、ステアリング操作ボード上の電気
回路の構成を示す。第3a図を参照して説明す
る。キースイツチ90は、マイクロコンピユータ
CPU1の3つの出力ポートP20,P21およ
びP22と、8つの入力ポートDB0〜DB7に
マトリクス状に接続された多数のキースイツチで
構成してある。これらのキースイツチ接点は、前
記操作パネル5上の所定部分を操作することで開
閉する。
FSK変復調器100,110は、この例では
1チツプの集積回路になつているが、内部は詳細
には第3b図に示すような構成になつている。1
00がFSK変調器、110がFSK復調器である。
なおFSK変復調器100,110内部に示すZ
1,Z2およびZ3は、それぞれモトローラ社製
のMC14040,MC14018およびMC14040と等価な
機能を有するカウンタである。その他の素子は、
一般のDタイプフリツプフロツプ、J−Kフリツ
プフロツプ、ナンドゲート、インバータ等であ
る。
端子CLOCが伝送の基準タイミングを定めるク
ロツクパルスの入力端、端子DINが送信する2
値データの入力端、端子SWがFSK信号の出力を
制御する信号の入力端、端子DOLCおよび
DOHAが変調信号出力端、端子SINがFSK信号
入力端、SOUTが復調2値データ出力端である。
FSK変復調器100,110の端子COLC,
DIN,SWおよびSOUTが、それぞれCPU1のポ
ートP11,P10,ALEおよびT0に接続し
てあり、変調出力端DOLC,DOHAにコンプリ
メンタリ出力トランジスタQ1,Q2を接続して
ある。トランジスタQ1,Q2からの出力ライン
は、抵抗器およびコンデンサを介して、スリツプ
リングSA1に至る伝送路に接続してある。変復
調器100,110のFSK信号入力端SINは、シ
ユミツトトリガST1に接続してある。ST1の入
力端は、コンデンサおよび抵抗器を介して、スリ
ツプリングSA1に至る伝送路に接続してある。
マイクロコンピユータCPU1の出力ポートP
14にはインバータを介してブザーBZを接続し
てあり、出力ポートP15およびP16には、そ
れぞれインバータを介してリレーRL1およびRL
2を接続してある。
分配器190の2つの出力端は、それぞれモニ
タテレビTV1およびTV2に接続されたチユー
ナTU1およびTU2に接続してある。チユーナ
TU1およびTU2は、それぞれ、変調器210
および220から出力される高周波信号の周波数
に同調している。チユーナTU1,TU2および
モニタテレビTV1,TV2に電力を供給する安
定化電源回路の入力端は、リレーRL2の接点を
介して電源ラインに接続されている。
リレーRL1の接点は、音声信号回路に電力を
供給する安定化電源の入力端と12V電源ラインと
に接続してある。
マイクロホンMC1およびMC2は、演算増幅
器で構成した差動増幅器DFAに接続してある。
差動増幅器DFAの出力端には、演算増幅器を用
いて構成したハイパスフイルタHPFを接続して
ある。HPFの出力端には演算増幅器を用いて構
成したローパスフイルタLPFを接続してある。
ローパスフイルタLPFの出力信号は、増幅器
AMPで増幅され、コンデンサを介してFM変調
器FMMの入力端Audio inに印加される。FMM
の入力端Audio inには、可変抵抗器VR1で所定
の直流バイアス電圧を印加してある。可変抵抗器
VR1は、FM変調波の中心周波数を設定するも
のである。FM変調器FMMは1チツプの集積回
路として構成してあり、FM変調回路95は
FMMとその各端子に接続された電気コイル、コ
ンデンサ、抵抗器等で構成してある。FM変調器
FMMの出力端は、コンデンサを介してスリツプ
リングSA1に至る伝送路に接続してある。
第4a図および第4b図に、車輌本体側の装置
の電気回路を示す。第4a図および第4b図を参
照して説明する。マイクロコンピユータCPU2
には、第3b図に示す変復調器100,110と
同一構成のFSK変復調器150,160を接続
してある。FSK変調器150の出力端および
FSK復調器160の入力端は、それぞれドライ
バ等でなる出力回路およびシユミツトトリガ等で
なる入力回路を介して、スリツプリングSA2に
接続してある。
FM復調回路170の入力端はスリツプリング
SA2に接続してある。FM復調回路170は、
セラミツクフイルタCFT、FM信号復調用の集積
回路FMD、低周波増幅器AM1等で構成してあ
る。FM復調回路170の電源は、リレーRL3
の接点を介して供給される。FM復調回路170
の出力端はリレーRL5の接点に接続してある。
スピーカSPに接続した増幅器AMPは、クリツパ
CLP、低周波幅器AM2Lよび電力増幅器PAで
構成してある。電力増幅器PAは出力トランスレ
ス(OTL)構成になつている。増幅器AMPの入
力端は、リレーRL2の1つの接点に接続してあ
る。
マイクロコンピユータCPU2の他のポートに
は、ブランチ接続回路180、ホーン駆動用のリ
レーRL6を制御するトランジスタ、リレーRL7
を制御するインバータおよびブザーBZを駆動す
るインバータを接続してある。ブランチ接続回路
180には、電話機TEL、移動機TRX、FM復
調回路170および増幅器AMPを接続してある。
電話機TELのブロツクにおいて、DIはダイアル
コード出力端、CPは1200ボーのクロツクパルス
出力端、PSは電源オン/オフ制御入力端、CIは
規制指示信号(「0」:通話可、「1」:通話不能)
入力端、HKはフツク信号(オンフツク/オフフ
ツク)出力端、Tは送信音声信号出力端、Rは受
信音声信号入力端、POWは電源端である。移動
機TRXにおいてHK1およびHK2は、ともにフ
ツク信号入力端である。ブランチ接続回路180
にはリレーRL1,RL2,RL3,RL4および
RL5が備わつており、これらがマイクロコンピ
ユータCPU2で制御される。
マイクロコンピユータCPU3には、2つのビ
デオラムVRAM1,VRAM2を接続してある。
CPU3は、ポートDB0〜DB7を介してアドレ
スデータの出力およびデータの入・出力を行な
う。アドレスデータは、ポートALEからの信号
によつてラツチされ、VRAM1,VRAM2のア
ドレスポートに印加される。VRAM1,VRAM
2は、CPU3から書き込み指示信号WT又は読み
出し指示信号RDがあると、そのタイミングで指
定されたアドレスのメモリに対して書き込み又は
読み出しを行なう。VRAM1とVRAM2は、
CPU3のポートP21からの信号のレベルに応
じて、いずれか一方が選択される。
ビデオラム(VRAM1,VRAM2)は、一般
に良く知られているように、テレビ走査同期信号
を発生し、その信号と同期して所定タイミングで
順次と異なるアドレスからメモリデータを読み出
し、それを画像信号として出力する。したがつ
て、内蔵されるメモリのデータを変えれば、出力
される画像信号の状態も変わり、このメモリの所
定アドレスに所定のデータを書き込むことで、所
定数値又は文字等を表示するためのテレビ画像信
号が生成される。このようにして生成される画像
信号と同期信号は、変調器210,220に印加
され、高周波変調信号として、混合器230等を
介して伝送路250に出力される。VRAM1の
出力は直接、変調器210に印加されるが、
VRAM2の出力はリレーRL8の接点を介して変
調器220に印加される。変調器220の信号入
力端には、リレーRL8の接点の状態に応じて、
VRAM2の出力と後方確認用テレビカメラTVC
の出力とが選択的に印加される。
CPU3の入力ポートP27には、車輌のスピ
ードメータケーブルに接続され車速に応じて回転
する永久磁石に近接させたリードスイツチSSを
接続してある。CPU3のポートP10〜P15
には、アナログ−デジタル変換器ADCを接続し
てあり、ADCの入力端には、燃料計と接続した
増幅器AM3の出力端を接続してある。CPU3の
出力ポートP16およびP17には、それぞれリ
レーRL9およびRL8を駆動するドライバが接続
されている。
マイクロコンピユータCPU2のポートP14,
P15,P16とCPU3のポートP22,P2
3,P24とが互いに接続されており、これらの
ポートを介して、CPU2とCPU3は互いに命令、
データ等の信号伝送を行なう。マイクロコンピユ
ータCPU3とその周辺回路(表示回路系)の電
源は、CPU2によつてオン/オフされる。
第3a図および第3b図を参照してFSK変調
回路100の概略動作を説明する。入力端CLOC
には、マイクロコンピユータCPU1の出力ポー
トALEから定周期のパルス信号(クロツクパル
ス)が印加される。カウンタZ1はこのクロツク
パルスを分周し、周期の異なる2種の信号を出力
する。入力端SWがFSK信号出力許可レベルHで
あると、データ入力端DINに印加される信号の
レベルに応じて、カウンタZ1の2種の出力信号
のうち一方が選択され、その信号の周期で出力端
DOLC,DOHAのレベルが2値的に変化する。
この信号によつて、トランジスタQ1およびQ
2がオン/オフ制御され、そのオン/オフの切換
わりの際にコンデンサの充放電が生じ、伝送路に
正極および負極性の信号が発生する。すなわち、
この信号の周期は変調器の入力端DINにセツト
される信号レベルに応じて変化するので、DIN
に所定のシリアルデータをセツトすれば、そのデ
ータに応じたFSK信号が伝送路に出力される。
ポートP11が低レベルLであると、トランジス
タQ1およびQ2に低レベルLおよび高レベルH
がそれぞれ印加される。この状態においてはトラ
ンジスタQ1およびQ2はともにオフとなり、
FSK信号を出力しない。
伝送路にFSK信号が存在すると、シユミツト
トリガST1の出力端に、所定振幅のFSK信号が
現われる。FSK復調器110は、この信号を復
調し、FSK信号の周期に応じた2値信号をCPU
1の入力ポートT0に印加する。
第5図に、第1図に示す装置の各部での信号波
形概略を示す。
この例では、第5図に示すように1つの伝送路
に多数の信号が重畳して乗ることになる。そして
この実施例においては、FSK信号の周波数を50K
Hzおよび100KHzとし、FM信号(音声変調信号)
の中心周波数を10.7MHzとし、変調器210およ
び220が出力する信号の周波数を、それぞれ異
なるテレビチヤンネル周波数に設定してある。
FSK復調器と伝送路との間にはシユミツトト
リガST1およびST2が備わつており、これが
FSK信号以外の信号成分およびノイズを除去す
るので、FSK復調器には多数の信号の中から抽
出されたFSK信号のみが印加される。またFM復
調回路170にはセラミツクフイルタ(バンドパ
スフイルタ)CFTが備わつており、これがFM信
号(音声変調信号)成分を抽出する。更に、チユ
ーナTU1およびTU2には、それぞれ所定周波
数の信号成分を抽出する同調回路が備わつてお
り、それぞれ変調器210および220からの信
号成分を復調してモニタテレビTV1およびTV
2に印加する。
伝送路250には信号電圧と同時に電力伝送用
の直流電圧が印加されるが、各々の変調器出力端
および復調器入力端を、コンデンサを介して伝送
路250に接続してあるので不都合は生じない。
また、バツテリーおよび電源回路70,120は
インピーダンスが低いが、電気コイルL1および
L2が高周波信号に対して高いインピーダンスを
有し、これらがバツテリーおよび電源回路70,
120と直列に接続されるので、各変調回路およ
び各復調回路から見た伝送路250のインピーダ
ンスは比較的高い。
第6図に、実施例のFSK変調回路100およ
び150にマイクロコンピユータ80および13
0が印加する送信信号のビツト構成を示す。第6
図を参照して説明すると、この信号は、先頭の10
ビツトのマーク信号(高レベル:「1」)、それに
続く1ビツトのスタートビツト、8ビツトのデー
タおよび8ビツトのBCCコードでなつている。
8ビツトのデータは、ビツト0〜ビツト4がキー
の種別を示し、ビツト5がキーのオン/オフ
(「1」でオン、「0」でオフ)を示し、ビツト6
および7がキーのグループを示す。この実施例で
はキーのグループを、「00」で示されるA、「01」
で示されるBおよび「10で示されるCの3グルー
プに分けてある。
第2b図を参照して説明すると、キーグループ
Aは、数値キー(0〜9)、#、〓、クリアキー
CLRおよびホールドキーHOLDであり、キーグ
ループBはホーンキーであり、キーグループCは
後方確認キー、燃料キー、車速表示キー(スピー
ド)およびコール/オフキーCALL/OFFであ
る。
第7図に、ステアリング操作ボードから車上電
話の発信操作を行なう場合の装置動作、および受
信操作を行なう場合の装置動作の概略を示す。第
7図を参照して説明する。
発信動作 相手先の電話番号をステアリングホイール操作
ボード上の数値キー、〓および#を用いて入力す
る。これでマイクロコンピユータがキー入力され
た電話番号を記憶する。
コールオフキーCALL/OFFが押されるのを待
つ。
コールオフキーCALL/OFFで操作されると、
記憶した電話番号の相手先を自動的に呼出す。
呼出しをした相手先が受話機を上げる(オフフ
ツク)と、ハンドフリー通話のできる状態にな
る。
なおここでホールドキーHOLDを操作すると、
リレーRL5が動作して、送話器すなわちステア
リングホイール上のマイクロホンMC1および
MC2が移動機TRXから遮断され、車輌から音
声が送信されなくなる。
再度、コールオフキーCALL/OFFが操作され
ると、通話終了と判別し、通信を終了する。
受信動作 相手先から車上電話機に呼出しがあると、呼出
し音が鳴る。
コールオフキーCALL/OFFが操作されるのを
待つ。
コールオフキーCALL/OFFが操作されると、
通常の受話器を持ち上げた状態と同様になり、相
手先の音声がスピーカSPから出力され、ステア
リング操作ボード上のマイクロホンMC1および
MC2が送話器として車上電話機に接続される。
再度、コールオフキーCALL/OFFが操作され
ると、通話終了と判別し、通信を終了する。
第8a図および第8b図に、第3a図に示すス
テアリング操作ボードの動作を示す。第8a図お
よび第8b図を参照して、ステアリング操作ボー
ドの各ステツプの動作を説明する。
S1 メモリの内容を初期値とし、マイクロコン
ピユータ80の各出力ポートの状態を初期レベ
ルに設定する。この処理により、出力ポートP
11が低レベルLになり、FSK信号の出力が
禁止される。
S2 キー読取信号出力ポートすなわちP20,
P21およびP22に出力するデータを初期値
にセツトする。この初期データは、読取りを開
始するキーマトリクスの行ラインに接続した出
力ポートに対応するビツトを「0」(すなわち
低レベルL)としその他のビツトを「1」(す
なわち高レベルH)とする値にしてある。この
実施例では、初期セツトでポートP20に対応
するビツトを「0」、ポートP21およびP2
2に対応するビツトを「1」とするようになつ
ている。
S3 所定のデータをポートP20,P21およ
びP22に出力する。これにより、ポートP2
0〜P22のいずれかのポートが低レベルL、
その他のポートが高レベルHとなる。
S4 キーマトリクスの列ラインに接続した入力
ポートDB0〜DB7のレベルを読取る。第3
a図を参照すると入力ポートDB0〜DB7は
抵抗器を介して電源ラインVccにプルアツプさ
れており、出力ポートP20〜P22と入力ポ
ートDB0〜DB7の間に各々のキーがマトリ
クス状に接続されているので、たとえばキーマ
トリクス90のキー0が押されると、出力ポー
トP20に低レベルLが設定されるタイミング
で、入力ポートDB0〜DB7のレベルは、そ
れぞれL,H,H,H,H,H,HおよびHと
なる。
S5 ステツプS4で読取つたデータの各ビツトの
1/0を反転する。すなわち補数をとる。
S6 ステツプS5で得たキー読取りデータを数値
0と比較する。数値0であればキー入力がない
のでステツプS13に進み、それ以外であれば、
ステツプS7に進。
S7 キー読取りデータを所定のメモリにセーブ
(ストア)する。
S8 キー接点の機械的な振動すなわちチヤタリ
ングの影響をなくするため、振動がおさまるの
に必要な所定時間(たとえば10msec)時間待
ちする。
S9 ポートDB0〜DB7のレベルを再度読取る。
S10 ステツプS9で読取つた値とステツプS7で
メモリにセーブしておいた値との各々のビツト
の論理和を演算する。
S11 ステツプS10の演算結果が0でないかどう
かチエツクする。0でなければ、キー入力がな
かつたものとしてステツプS13に進み、そうで
なければS12に進む。
S12 出力ポートP20,P21およびP22に
出力するキー読取行信号データのデータ「0」
のビツトと、ポートDB0〜DB7から読取つ
たデータから、押されたキーに対応する8ビツ
トのキーコードを生成する。
S13 出力ポートP20〜P22に出力するキー
読取行信号データのデータ「0」のビツトを、
1ビツト隣りのビツトにシフトする。
S14 1回のキー読取り走査が終了したかどうか
チエツクする。終了してなければ、ステツプ
S3からの処理に戻る。
S15 キー入力がなかつたので、8ビツトコード
00H(16進表示)をキーコードとする。
S16 前回のキー読取走査時のキーコードをメモ
リからロードする。
S17 ステツプS16でロードした旧キーコードと
今回のキー読取走査で得られた新キーコードと
の各ビツト単位の論理和を演算する。
S18 演算結果が0かどうかチエツクする。0す
なわちキー操作なしの場合にはステツプS2に
戻り、それ以外の場合にはステツプS19に進
む。
S19 新たに生成されたキーコードを所定アドレ
スのメモリにストアする。
S20 キーコードが、キーグループAに属するも
のかどうかチエツクする。
S21 キーが押されたのか離されたのかをチエツ
クする。グループAのキー、すなわち数値キ
ー、〓キー、#キー、クリアキーCLRおよび
ホールドキーHOLDは押されたときにのみに
有効とするため、キーが離された場合にはステ
ツプS2にジヤンプする。
S22 キー入力確認のために、ブザーを1回鳴動
させる。
S23 押されたキーがグループBに属するかどう
かチエツクする。グループBのキーすなわちホ
ーンキーは、押されたときと離されたときの両
方を有効とする。
S24 生成されたキーコードのデータを伝送路に
送り出し、車輌本体側の装置にキー入力があつ
たことを知らせる。この処理については後で詳
細に説明する。
S25 ステツプS24のデータ伝送で、データが正
しく送られたかどうかチエツクする。
S26 押されたキーがグループCに属するものか
どうかをチエツクする。グループCのキーすな
わち後方確認キー、燃料キー、車速表示キーお
よびコールオフキーCALL/OFFについては、
キーが押される度に、キーのオン/オフを反転
したデータを伝送する。
S27 メモリから、グループCキーのオン/オフ
状態を示すデータをロードする。
S28 キーコードと、ステツプS27でロードした
データから、グループCキーのオン/オフ状態
を反転した新たなキーコードを生成する。たと
えば、前回のキー操作でコールオフキーの状態
がオンになつていれば、今回のキー操作ではコ
ールオフキーのオフを示すキーコードデータが
生成される。
S29 ステツプS24と同様 S30 ステツプS29のデータ伝送で、データが正
しく送られたかどうかチエツクする。
S31 グループCキーのオン/オフ状態を記憶す
るメモリの内容を反転する。
S32 グループCキーの状態に応じて、マイクロ
コンピユータ80の出力ポートP15に接続し
たリレーRL1,RL2、ブザーBZ等のオン/
オフ制御を行なう。これにより、FM変調回路
95および表示回路(TV1,TV2,TU1,
TU2)が制御される。
S33 データ伝送でエラーが生じたので、ブザー
BZを2回鳴らしてエラー発生をドライバに報
知する。
S34 キー読取りエラーが生じたので、ブザーBZ
を3回鳴らしてエラー発生をドライバに報知す
る。
第9a図、第9b図および第9c図に、第4a
図および第4b図に示すマイクロコンピユータ
CPU2(130)の動作を示す。第9a図、第
9b図および第9c図を参照して各動作ステツプ
を説明する。
S51 メモリの内容を初期値とし、マイクロコン
ピユータCPU2の各出力ポートの状態を初期
レベルに設定する。この処理により、出力ポー
トP11が低レベルLになつて、FSK信号の
出力が禁止される。
S52 電話機TELの受話器がはずれているかどう
かチエツクする。
S53 電話機TELの受話器がはずれているので、
出力ポートHK20にHを出力してリレーRL
4をオンし、出力ポートHK10にHを出力
し、出力ポートAudioにLを出力してリレー
RL2およびRL3をオフにセツトする。これ
で、通常の車上電話機と同様の操作で電話機
TELを使用できる。
S54 ステアリングホイール操作ボードからのハ
ンドフリー通話指示を記憶するメモリの内容を
ロードする。
S55 ハンドフリー通話指定かどうかチエツクす
る。初期状態ではハンドフリー通話が指定され
ていないのでステツプS57に進むが、ステアリ
ングホイール操作ボードのコールオフキー
CALL/OFFがオン(CALL)に設定される
と、ハンドフリー通話指定となりステツプS56
に進む。
S56 出力ポートHK20にHを出力してリレー
RL4をオンし、出力ポートHK10にHをセ
ツトし、出力ポートAudioにHを出力してリレ
ーRL2およびRL3をオンし、出力ポートPS
にLを出力してリレーRL1をオンにセツトす
る。これで、電話機TELおよび移動機TRXの
電源がオンし、FM復調回路170の電源がオ
ンし、移動機TRXの音声受信ラインに増幅器
AMPが接続される。
S57 出力ポートHOLDにLを出力してリレー
RL5をオフし、出力ポートHK20にLを出
力してリレーRL4をオフし、出力ポートHK
10をLにセツトし、出力ポートAudioにLを
出力してリレーRL2およびRL3をオフし、出
力ポートPSにHを出力してリレーRL1をオフ
にセツトする。これで電話機TEL、移動機
TRXおよびFM復調回路170の電源がオフ
となり、電話機TELと移動機TRXが接続され
る。
S58 ステアリング操作ボードからのデータを受
信する。これについては後で詳細に説明する。
S59 ステアリング操作ボード上でのキー操作に
よつて発生するデータ送信が、ステアリング操
作ボードからあつたかどうか判別する。
S60 送られたデータは、グループAのキーコー
ドかどうか判別する。
S61 キーコードは数値キー、〓キー又は#キー
かどうかを判別する。
S62 キーコードはホールドキーHOLDかどうか
を判別する。
S63 キーコードはクリアキーCLRかどうかを判
別する。
S64 それまでに送られた数値キーのキーコード
をストアするメモリのアドレスカウンタをクリ
アする。つまり、それまでの数値キー入力をキ
ヤンセルする。
S65 キーコードはグループBのものかどうか判
別する。
S66 キーコードはホーンキーに対応するものか
どうか判別する。
S67 キーコードはキースイツチオンか? S68 ホーンキーが離されたのでホーンをオフに
セツトする。
S69 ホーンキーが押されたのでホーンをオンに
セツトする。
S70 キーコードはグループCのものかどうかを
チエツクする。
S71 データとして受信されたキーコードがグル
ープA,BおよびCのいずれでもないので、デ
ータ受信エラーとして処理し、ブザーBZを3
回鳴らす。
S72 ステアリング操作ボードからのハンドフリ
ー通話指示を記憶するメモリの内容をロードす
る。
S73 S72でロードしたデータがハンドフリー通
話を指定するものかどうかチエツクする。
S74 ホールドキーHOLDによる指示を記憶する
メモリの内容をロードする。
S75 S74でロードしたデータの1/0(オン/オ
フ)を反転し、それを元のメモリにストアす
る。したがつて前にホールド指示がなければ、
データの所定ビツトを「1」すなわちホールド
指定にセツトする。
S76 ホールド指定かどうかチエツクする。
S77 ホールド解除が指定されたので、出力ポー
トHOLDにLを出力してリレーRL5をオフに
セツトする。これでFM復調回路170の信号
出力端が移動機TRXの送信音声入力端Tに接
続され、ステアリングホイール上のマイクロホ
ンMC1,MC2で通話できるようになる。
S78 ホールドが指定されたので、出力ポート
HOLDにHを出力してリレーRL5をオンにセ
ツトする。これでFM復調回路170の出力端
と移動機TRXとが切り離される。
S79 数値キーのキーコードが到来したので、そ
のコードを、数値キーの数値に対応するBCD
(Binary Coded Decimal)コードに変換して
それを所定アドレスのメモリにストアする。
S80 数値キーのBCDコードを記憶するメモリの
アドレスを指定するカウンタの内容をインクリ
メントする。
S81 ステアリング操作ボードから到来したキー
コードがコールオフキーCALL/OFFの操作を
示すものかどうかチエツクする。コール/オフ
キーでなければステツプS201を実行する。
S82 キーコードはコールオフキーのオン
(CALL)状態を示すものかどうか判別する。
S83 コールオフキーがOFFにセツトされたの
で、ハンドフリー通話指定を記憶するメモリの
内容を「0」(ハンドフリー通話解除)にする。
S84 コールオフキーがCALLにセツトされたの
で、ハンドフリー通話指定を記憶するメモリの
内容を「1」(ハンドフリー通話指定)にする。
S85 電話機TELの受話器がTELからはずれてい
るかどうかをチエツクする。
S86 出力ポートHK20にHを出力してリレー
RL4をオンし、出力ポートHK10にHをセ
ツトし、出力ポートAudioにHを出力してリレ
ーRL2およびRL3をオンし、出力ポートPS
にLを出力してリレーRL1をオンにセツトす
る。これで、電話機TELおよび移動機TRXの
電源がオンし、FM復調回路170の電源がオ
ンし、移動機TRXの音声受信ラインに増幅器
AMPが接続される。
S87 リレーの動作時間および移動機が電源オン
から所定の動作状態となるのに要する時間だけ
待つ。
S88 移動機TRXの電源がオンかどうかチエツ
クする。
S89 車輌が通信可能な位置にあるかどうか(電
波が届くかどうか)をチエツクする。これは、
TRXの出力端CIが通話可を示すレベルかどう
かをみて判別する。
S90 故障発生もしくは通信不能な位置に車両が
あるので、ブザーBZを2回鳴らしてエラーが
発生したことをドライバに知らせる。
S91 ハンドフリー通話の指定を記憶するメモリ
の内容を「0」(ハンドフリー通話解除)にセ
ツトする。
S92 数値キーで入力された数値の4ビツトBCD
コードを記憶するメモリの内容を、数値ポイン
タ(アドレスカウンタ)で指定される番地から
読出して所定のレジスタにロードする。
S93 ステツプS92で得たBCDコードを電話機
TELが派生するダイアルコードと同一のコー
ドに変換する。
S94 移動機TRXのCP端から出力されるパルス
信号に同期して、S93で得たダイアルコードを
順次とDI端に出力する。
S95 数値ポインタの値を1回インクリメントす
る。
S96 BCDコードをメモリから全て読み出したか
どうかチエツクする。これは、数値ポインタの
値をみて判別する。終了でなければ、ステツプ
S92に戻つて次の数値ポインタからBCDコード
を読出す。
S201 テレビ表示に関連するキー、すなわち後
方確認キー、燃料キー又は車速表示キーが押さ
れたかどうかチエツクする。
S202 今回のキー操作が表示をオンに設定する
ものかオフにするものか判別する。
S203 所定の表示をオフに設定する場合に実行
する。今回オフ設定する表示の他に、後方確認
表示、燃料表示および車速表示のうち1つでも
オン(表示)に設定されているものがないかど
うか判別する。
S204 後方確認表示、燃料表示および車速表示
が全てオフに設定されたので、リレーRL7を
オフに設定し、マイクロコンピユータCPU3
およびその周辺の表示回路に供給する電源を遮
断する。
S205 後方確認表示、燃料表示および車速表示
にそれぞれ割り当てた表示状態メモリのうち、
今回非表示に設定したものを“0”(非表示)
に設定する。
S206 表示が指示されたので、リレーRL7をオ
ンし、CPU3およびその周辺の表示回路に電
源を供給する。
S207 マイクロコンピユータCPU3が受信可に
なるまで、すなわち電源オンから初期設定を終
えるまでに必要な所定時間だけ待つ。
S208 ポートP14,P15およびP16を使
用して、オン設定があつた表示に対応する命令
コードをCPU3に伝送する。
S209 S208でCPU2が送つたコードをCPU3が
正常に受信したかどうかをチエツクする。具体
的には、コードを送信するとCPU3が所定時
間後に受信完了コード(アクノリツジ信号)を
出力するので、CPU2は所定の入力ポートの
レベルをチエツクして、CPU3からの所定の
コードが所定時間内に受信されるかどうかを監
視する。
S210 後方確認表示、燃料表示および車速表示
にそれぞれ割り当てた表示状態メモリのうち、
今回表示に設定したものの内容を“1”(表示
中)に設定する。
S211 CPU2からの命令コード送出に対して所
定時間内に所定のアクノリツジ信号が来ないの
で、伝送エラーが発生したものと見なしてブザ
ーを2回鳴動させる。
第10a図に、マイクロコンピユータ80のデ
ータ伝送(送信)動作の詳細を示す。第10a図
を参照して各ステツプの動作を説明する。
S101 伝送するデータに対する8ビツトのCRC
チエツクキヤラクタBCCを生成する。
S102 データ伝送回数を制限するリミツトカウ
ンタに所定値をセツトする。
S103 出力ポートP11をHにセツトしてFSK
信号の出力ができるようにし、マーク、スター
トビツト、送信データおよびBCCコードの各
ビツトデータをクロツクに同期して順次と出力
ポートP10にセツトする。
S104 出力ポートP11にLをセツトしてFSK
信号の出力を禁止する。
S105 相手側のFSK変調回路から、データ入力
があるかどうかをチエツクする。データ入力が
なければ、ステツプS107に進む。
S106 相手側から送られたデータがデータ受信
確認を示すアクノリツジACK0かどうかチエ
ツクする。後で説明するように、データを送信
すると受信側は送信側に対してACK0を出力
する。
S107 リミツトカウンタの値をデクリメントし、
その結果が0かどうかを判別する。0でなけれ
ばS103に戻り、0ならばS113に進む。
S108 再度、出力ポートP11にHをセツトし
てFSK信号を出力できるようにし、マーク、
スタートビツトおよびACK0の確認を示すア
クノリツジACK1の各ビツトをクロツクに同
期して連続的に出力する。
S109 出力ポートP11にLをセツトして、
FSK信号の出力を禁止する。
S110 相手側(受信側)からFSK信号が来たか
どうかチエツクする。後で説明するように、受
信側は、アクノリツジACK0を出力した後で
送信側からのアクノリツジACK1が来ると、
そこでFSK信号を出力しなくなるが、ACK1
を受けとらないと再度ACK0を含むFSK信号
を出力する。したがつてここで受信側から
FSK信号が来るということは、送信側からの
データACK1が受信側に受けとられていない
ことを意味する。
S111 ACK1が受信側で受けとられていないの
で、リミツトカウンタの値を1回デクリメント
して、その値が0かどうかをチエツクする。0
でなければステツプS106に戻つて再度ACK1
を伝送し、0であればステツプS113に進む。
S112 リミツトカウンタにセツトした所定回数
以内でデータ伝送を完了したので、伝送結果コ
ードに”OK”をセツトする。
S113 リミツトカウンタにセツトした所定回数
のデータ伝送を行なつても、正常にデータおよ
びアクノリツジACK1が伝送されないので、
伝送結果コードに”NG”をセツトする。
第10b図に、マイクロコンピユータ130の
データ受信動作の詳細を示す。第10b図を参照
して各ステツプの動作を説明する。
S121 FSK信号が受信されたか、すなわち入力
ポートT0にデータが入力されたかどうかをチ
エツクする。
S122 入力ポートT0にデータが来ないので、
データ受信なしに対応するコードをデータ受信
メモリにセツトする。
S123 1回のデータ伝送のデータ受信動作回数
を制御するリミツトカウンタに所定値をセツト
する。
S124 受信データからCRCチエツクキヤラクタ
BCCを生成する。
S125 受信データのBCCとステツプ124で生成し
たBCCの値を比較する。両者が等しければデ
ータは正しく受信されたと判断して、ステツプ
128に進み、そうでなければS126に進む。
S126 エラーが生じたので、リミツトカウンタ
を1回デクリメントして、その結果が0かどう
かチエツクする。0でなければS127に戻り、
0であればS134に進む。
S127 データ入力があるかどうかチエツクする。
受信データがあればS124に進み、なければ
S126に進む。
S128 正常にデータを受信したので、出力ポー
トP11にHをセツトしてFSK信号を出力で
きるようにし、マーク、スタートビツトおよび
アクノリツジACK0の各ビツトをクロツクに
同期して連続的に出力する。
S129 出力ポートP11にLをセツトして、
FSK信号の出力を禁止する。
S130 受信側にFSK信号が受信されたかどうか
をチエツクする。
S131 受信されたデータが、受信側からのアク
ノリツジACK0に応答して出される送信側か
らのアクノリツジACK1かどうかをチエツク
する。ACK1ならばS133に進み、そうでなけ
ればS132に進む。
S132 リミツトカウンタの内容を1回デクリメ
ントして、その結果が0かどうかをチエツクす
る。0でなければS128に戻り、0ならS134に
進む。
S133 リミツトカウンタにセツトした所定回数
以内でデータ伝送が完了したので、伝送結果コ
ードに”OK”をセツトする。
S134 リミツトカウンタにセツトした所定回数
のデータ伝送を行なつても、正常にデータおよ
びアクノリツジACK1が伝送されないので、
伝送結果コードに”NG”をセツトする。
第11図に、マイクロコンピユータCPU3の
概略動作を示す。第11図を参照して説明する。
S301 出力ポートのレベルおよびメモリの内容
を初期設定(クリア)する。
S302 ポートP22,P23およびP24のレ
ベルを監視し、CPU2からデータが送られて
いるかどうかチエツクする。
S303 CPU2から送られたデータをチエツクし、
後方確認表示の指示かどうか判別する。YES
であればS306に進み、オン設定の場合には
S307で後方確認コードを”1”に、オフ設定
の場合にはS308でそのコードを”0”に設定
する。
S304 CPU2から送られたデータをチエツクし、
車速表示の指示かどうかを判別する。YESで
あればS309に進み、オン設定の場合にはS310
で車速表示コードを”1”に、オフ設定の場合
にはS311でそのコードを”0”に設定する。
S305 CPU2から送られたデータをチエツクし、
燃料表示の指示かどうかを判別する。YESで
あればS312に進み、オン設定の場合にはS313
で燃料表示コードを”1”に設定し、オフ設定
の場合にはS314でそのコードを”0”に設定
する。
S315 後方確認表示コードをチエツクする。こ
のコードが”1”であると、S316に進んで、
リレーRL8およびRL9をオンに設定する。す
なわちテレビカメラTVCの電源をオンし、変
調器220の入力をTVCの出力端に接続する。
これでテレビカメラTVCでとらえられる車輌
後方の映像がテレビ象信号の形で出力され、こ
の信号で変調された高周波信号が、伝送路25
0を通つてステアリング操作ボードに達する。
この信号は操作ボード上のチユーナTU2で元
のテレビ信号に復調され、モニタテレビTV2
に印加される。S315で後方確認コードが”0”
であると、S317に進んでリレーRL8およびRL
9をオフに設定する。これでTVCの電源がオ
フし、変調器220の入力端にビデオラム
VRAM2の出力が接続される。
S318 車速表示コードをチエツクする。このコ
ードが”1”であると、車速表示動作を行な
う。すなわちまずS319に進み、所定時間入力
ポートP27のレベルを監視して、その間に何
パルス信号が印加されたかカウントする。次い
でS320でカウント値から車速を演算し、S321
でVRAM2のメモリに車速表示のための所定
データを書き込む。VRAM2は、メモリ内容
に応じたテレビ信号を生成するので、この車速
表示情報(数値)を含む信号が変調器220に
印加されて高周波変調信号に変換され、この信
号が伝送路250を介してステアリング操作ボ
ード上のチユーナTU2で受信・復調され、モ
ニタテレビTV2に車速が表示される。S318の
処理で車速表示コードが”0”であると、
S322に進んでVRAM2のメモリ内容をクリア
する。これによりTV2の表示をクリアする。
S323 燃料表示コードをチエツクする。このコ
ードが”1”であると、燃料表示動作を行な
う。すなわちまずS324に進み、アナログ−デ
ジタル変換器ADCに変換を指示(P14に信
号出力)し、変換が終了したら(P15をチエ
ツク)、変換データをP10〜P13から読み
取る。変換データを数値データに変換し、その
結果に応じてS325でビデオラムVRAM1の所
定メモリにデータを書き込む。VRAM1は、
VRAM2と同様にメモリ内容を順次と読み出
してその内容に応じたテレビ画像信号を生成
し、これを変調器210に印加する。変調器2
10から出力される高周波変調信号は、混合器
230を通つて伝送路250に出力され、この
信号はステアリング操作ボード上のチユーナ
TU1で受信・復調されてモニタテレビTV1
に印加される。S323で燃料表示コードが”0”
であると、VRAM1のメモリをクリアして
TV1の表示を消す。
なお上記実施例では表示器としてブラウン管表
示器を用いたが、これに変えてたとえば液晶表示
器、プラズマ表示器、EL表示器等も同様に比較
的薄形のものであればステアリング操作ボードに
搭載しうる。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明によれば、ステアリング操
作ボード4と車載制御装置の間に従来の通信用の
電気コイルを要しないで、1組の電力線(25
0,SA2とL2を結ぶ線)で2組以上の通信信
号を送受信しうる。したがつて、情報信号伝送の
ための、ステアリングホイール周りの電気配線機
構は極力コンパクトになりまた従来よりも多くの
情報信号を伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の概略システムブ
ロツク図である。第2a図は第1図の装置を搭載
した自動車のステアリングホイールおよびドライ
バシートの近傍を示す斜視図、第2b図は第2a
図のステアリングホイールを示す斜視図、第2c
図は第2a図のステアリングホイール部分の取付
構造を示す側面図、第2d図および第2e図は、
それぞれ刷子BA1、スリツプリングSA1等の
取付け構造を示す拡大断面図および分解斜視図で
ある。第3a図は、第1図の装置のステアリング
ホイール上の操作ボードに備わつている電気回路
を示すブロツク図、第3b図はFSK変復調回路
の構成を示すブロツク図である。第4a図および
第4b図は、第1図の装置の車輌本体側に備わつ
ている電気回路を示すブロツク図である。第5図
は第1図の装置の各部の概略の信号波形を示す波
形図である。第6図は第1図の装置が伝送する信
号(FSK)のデータ列の構成を示す平面図であ
る。第7図は第1図の装置により電話機で通話を
する場合の発信動作および受信動作の概略を示す
フローチヤートである。第8a図および第8b図
は第1図のマイクロコンピユータCPU1の動作
を示すフローチヤート、第9a図、第9b図およ
び第9c図は第1図のマイクロコンピユータ
CPU2の動作を示すフローチヤート、第10a
図は第1図のマイクロコンピユータCPU1のデ
ータ伝送(送信)動作を示すフローチヤート、第
10b図はマイクロコンピユータCPU2のデー
タ受信動作を示すフローチヤート、第11図はマ
イクロコンピユータCPU3の動作を示すフロー
チヤートである。 1……ドライバシート、TEL……電話機、3
……ステアリングホイール、4……ステアリング
操作ボード、5……操作パネル、38,41……
サポート、39,42……歯車、40……操舵シ
ヤフト、43……連結部材、44……プリント基
板、51……絶縁体プレート、52,53……シ
ールドプレート、54……樹脂製カラー、70,
120……定電圧電源、80……マイクロコンピ
ユータ、90……キースイツチ、95……FM変
調回路、100……FSK変調回路、110……
FSK復調回路、130……マイクロコンピユー
タ、150……FSK変調回路、160……FSK
復調回路、170……FM復調回路、180……
ブランチ接続回路、210,220……変調器、
TV1,TV2……ブラウン管表示器、TU1、
TU2……チユーナ、VRAM1,VRAM2……
ビデオラム、TVC……テレビカメラ、MC1,
MC2……マイクロホン、SA1,SA2……スリ
ツプリング、BA1,BA2……刷子、L1,L
2……電気コイル、TRX……移動機、DFA……
差動増幅器、SP……スピーカ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1電源回路、第1電力線、第1電力線に第
    1電源回路を接続する高周波遮断用の第1電気コ
    イル、入力手段、および、入力手段の指示を示す
    2値信号の微分信号であつて、後記第2変調手段
    が送出する信号レベルよりも高いレベルの微分信
    号を第1電力線に送出する第1変調手段を備え
    る、ステアリングホイール上もしくはステアリン
    グホイールの近傍に装備したステアリング操作ボ
    ード; 車両上の電源に接続される第2電源回路、第2
    電力線、第2電力線を車両上の電源に接続する高
    周波遮断用の第2電気コイル、第2電力線に接続
    され後記第2変調手段が送出する信号レベルより
    も高いレベルの信号に応答して第1変調手段が送
    出した2値信号を再生する第1復調手段、およ
    び、該復調された2値信号を解読して車上機器を
    制御する制御手段を備える車載制御装置; スリツプリングとそれに接触する刷子を含み、
    第1電力線と第2電力線を電気的に接続した電気
    接続手段;および、 前記ステアリング操作ボードと前記車載制御装
    置の一方に含まれ、報知情報信号を発生する信号
    発生手段および該報知情報信号を搬送波を介して
    前記電力線に送出する第2変調手段;ならびに、
    前記ステアリング操作ボードと前記車載制御装置
    の他方に含まれ、第2変調手段が送出した搬送波
    より報知情報信号を再生する第2復調手段および
    復調された報知情報を出力する出力手段;を備え
    る、車上機器制御装置。
JP58034263A 1983-03-01 1983-03-01 車上表示装置 Granted JPS59158629A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833548A (ja) * 1981-08-25 1983-02-26 Aisin Seiki Co Ltd ステアリング操作ボードの電力および信号伝送装置

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