JPS6353208A - 機械構造用合金鋼の球状化焼鈍法 - Google Patents

機械構造用合金鋼の球状化焼鈍法

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JPS6353208A
JPS6353208A JP19528686A JP19528686A JPS6353208A JP S6353208 A JPS6353208 A JP S6353208A JP 19528686 A JP19528686 A JP 19528686A JP 19528686 A JP19528686 A JP 19528686A JP S6353208 A JPS6353208 A JP S6353208A
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JP
Japan
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less
steel
temperature
pearlite transformation
spheroidizing annealing
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JP19528686A
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Toshizo Tarui
敏三 樽井
Toshihiko Takahashi
高橋 稔彦
Hiroshi Sato
洋 佐藤
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は機械構造用合金鋼の球状化焼鈍法に係り、特に
冷間鍛造によって1例えばボルト、ナツトなどに加工さ
れる機械構造用合金鋼の軟質化を目的とする球状化焼鈍
法の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来1機械構造用合金鋼は、冷間鍛造に際し、その変形
抵抗を下げて冷間鍛造性の向上をはかるために、軟質化
処理が行われ、その手段の一つとしてセメンタイトの球
状化焼鈍処理が行われている。
この球状化焼鈍処理は、たとえば特開昭59−1364
21号公報などに見られるように、A8点以上の温度に
加熱した後、10℃/時程度の超徐冷で連続冷却するか
、あるいはA0点直下に3時間以上保定するという方法
で行われている。
しかしながら、これでは処理時間が非常に長くなり工業
的に不利である。一方、焼鈍時間の短縮を目的として連
続冷却の冷却速度を速くしたり、あるいはA1点直下の
保定時間を短くするような試みを行うと、結果として強
度が増加し、いずれも軟質化の目的を達成できない。
ところで、一般に球状化焼鈍材はフェライト。
パーライト組織となっている。従って強度を低下させる
ためには、組織の大半を占めるパーライトの強度を低下
させることが必要である。
一般にパーライトの強度は、セメンタイト間隔に反比例
する関係があるので、球状パーライト強度を低下させる
ことを考えると、そのためにはパーライトのセメンタイ
ト間間隔を粗くすることが必要になる。
しかるに、球状パーライトのセメンタイト間間隔は、オ
ーステナイトからパーライトが変態生成する温度で一義
的に決り、高い温度で変態するほど粗くなる。ところが
パーライト変態は、温度が高くなるほど進行が遅れ、終
了にきわめて長時間を要するようになる。
そこで本発明者らは、かかる従来の知見を種々解析して
、中炭素系機械構造用鋼についてその強度の支配因子を
検討した結果、A1点近傍の温度域でのパーライト変態
を促進して、短時間の球状化焼鈍により鋼材の軟質化を
はかるための手段として、従来の鋼に含まれるMnの一
部をCrとおき変えるとともに、球状化焼鈍条件として
適正なるものを選択すればよいという知見を得て、先に
特願昭60−13607号により提案を行っている。
ところで、この製造手段は焼入性の低い低合金鋼の軟質
化という点では極めて優れているものの、S Cr、 
S CM鋼のような焼入性の高い合金鋼の軟質化という
点ではまだ改良の余地があった。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明は上記のごとき実情に鑑みなされるものであって
、焼入性の高い合金鋼を短時間の球状化焼鈍で軟質化す
る方法を堤供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段 作用]即ち、本発明者
らは先に提案した技術をさらに改良し、Bを添加するこ
とによって軟質化の最大のポイントであるところの高温
でのパーライト変態を一層促進させるとともに、球状化
焼鈍条件として適正なものを選択することにより、焼入
性の高い合金鋼でも短時間で軟質化が可能であるという
全く新たな知見を得て本発明をなしたものである。
本発明は、以上の知見に基づいてなされたものであって
、その要旨とする所は、重量%でC: 0.15〜0.
65%、Si: 0.1%未満。
Mn:0.2〜0.5%、B : 0.0003−0.
01%、Cr:0.9超〜1.8%、AQ:0.01−
0.1%を含有し、Pを0.02%未満、Sを0゜02
%未満と制限し、その他必要に応じて(A)Ni:1%
以下、Mo:0.3%以下、Cu:1%以下の1種また
は2種以上、(B)Ti: 0.002〜0.05%、
Nb: 0.005〜0.05%、v:0 、、OO5
〜0.2%の1種または2種以上、の(A)、(B)の
群の一方または両方を含有し。
残部は、Feおよび不可避不純物よりなる鋼について、
740超〜850℃に20秒〜2時間加熱した後、(イ
)5℃/分以下の冷却速度でパーライト変態終了までの
温度範囲を徐冷するか、あるいは(ロ)690〜740
℃の範囲の温度に15分〜3時間保定した後放冷するか
(イ)、(ロ)いずれかの球状化処理を実施することを
特徴とする機械構造用合金鋼の球状化焼鈍法にある。
以下に本発明の詳細な説明する。
まず最初に、本発明において軟質化とは、その焼鈍材の
引張強度を、炭素当J+t Caq (Caq= C+
SL/24+Mn/6+Cr15+Cu/13+M。
/4+Ni/40)によって規定される強度= 20 
+ 59 Ceq (Kg/am”)以下とすることを
意味する。この強度式はCaqiを0゜3〜1.3の範
囲内で求めたものであり、20はフェライトとパーライ
トの強度に、また59はCeq量即ちパーライト量にそ
れぞれ依存する項である。Caq量によって決る同大の
値を強度が越える場合には球状化焼鈍により軟質化した
とは言えない。
次に1本発明の対象とする鋼の成分限定理由についての
べる。
まず、Cは冷間鍛造後の焼入れ焼戻し処理において製品
に所要の強度を付与するために必須の元素であるが、0
.15%未満では所要の強度が得られず、一方0.65
%を越えても焼入れ焼戻し後の強度はもはや増加しない
ので、0.15〜0゜65%の範囲に限定した。
また、Siはその固容体硬化作用によって圧延材の強度
を高めるので、固容体硬化の影響を無視できるようにな
る0、1%未満に含有量を限定した。また、このように
SLを下げても、焼入処理時に要求される焼入性は低下
しない。
つぎに、MnとBに関してであるが、この含有量を前記
のように定めた点が本発明の最も重要な点である。
即ち、例えば従来の代表的な機械構造用クロム鋼である
S Cr430鋼は C: 0.28〜0.33%、Si: 0.15〜0.
35%、Mn: 0.60〜0.85%、Cr:  0
.90〜1.20%を含むことが規定されているが、そ
のM n Jilを減らすことによって、S Cr43
0鋼に比べ軟質化のポイントであるパーライト変態の終
了温度が高くなる。Mniが減少しただけ焼入性は低下
するが、これはBを添加することによって補う。さらに
、Bは徐冷域ではパーライト変態を抑制することはなく
、逆に固溶BがB化合物として析出することによりパー
ライト変態を促進させる効果がある。従って、Bを添加
した鋼を徐冷すると高温でのパーライト変態を短時間で
終了させることができる。なお通常、Bは焼入性を向上
させる元素として使用されているが、本発明ではBを焼
鈍時のパーライト変態を促進させるためと冷間鍛造後の
熱処理時における焼入性向上の両方に利用するものであ
る。従って、このような鋼は5Cr430t!l!に比
べ高速で冷却しても同じ温度でパーライト変態させられ
る。また、この錆はMn量を減らしてBを添加すること
によりパーライト変態温度が高温側ヘシフトするので、
A8点近傍の温度に保定した場合にも短時間でパーライ
ト変態を終了させることができる。
ここで、MnとBの添加量を上記のように限定したのは
以下の理由による。
高温域のパーライト変態を短時間で終了させるためには
、できるだけMnを減らした方がよいが。
Mnが0.2%未満では鋼中のSを十分に固定すること
ができず、熱間脆性をおさえることができない、一方、
Mnが0.5%を越えるとBが添加されていても高温で
のパーライト変態を短時間に終了させることができない
ので、Mn量を0.2〜0゜5%に限定した。
Bは、徐冷域でのパーライト変態を促進させ且つ冷間鍛
造後の熱処理の焼入性を著しく高め強度を向上させるの
に有効であるが、0.0003%未満ではその効果が上
がらず、一方C)、01%を越えると冷間鍛造性を劣化
させるので、0.0003〜0.01%に限定した。
また、Crは焼入性を高め、強度、靭性を向上させるの
に有効であるが、0.9%以下ではその効果が不十分で
あり本発明の目的とするところの焼入性の高い鋼となら
ない、一方、1.8%を越えると鋼の焼入性が高まりす
ぎてパーライト変態終了温度が低下し軟質材とならない
ので、0.9超〜1.8%に限定した。
A Qは冷間鍛造後の焼入れ処理時のオーステナイト粒
度の粗大化を防止するためとNをAQN化合物として固
定しBの焼入性効果を確保するために必要な元素である
が、0.01%未満ではその効果がなく、一方0.1%
を試えると上記の効果が飽和する上、むしろ冷間鍛造性
を劣化させるので、0.01〜0.1%に限定した。
P、Sはいずれも冷間鍛造性に有害な元素である。いず
れも0.02%を越えると悪影響が顕著になるので、こ
れ未満に限定した。
以」−が本発明の対象とする鋼の基本成分であるが、本
発明においてlよ、さらにこの鋼に(A)Ni: 1%
以下、Mo:0.3%以下、Cu:1%以下の1種また
は2種以上、 CB)Ti: 0.002〜0.05%、Nb: 0.
005〜0.05%、V:0.005〜0.2%の1種
または2種以上 の(A)、(B)の群の一方または両方を含有せしめる
こともできる。
まず、(A)群のNiは靭性を向上させるとともに焼入
性を大きくして強度を上げるために添加されるが、1%
を越えると焼入性が大きくなり過ぎて冷間鍛造性が悪く
なるのでこれを上限とした。
Moは焼入れ性を向上させ、強い焼戻し軟化抵抗を与え
る元素であるが、0.3%を越えても添加量に見合うだ
けの効果が期待できないのでこれを上限とした。
Cu+JNiと同様に靭性と焼入性を向上させるが。
1%を越えるとその効果は飽和するのでこれを上限とし
た。
一方、(B)群のTi、Nb、Vはいずれも熱間圧延後
のオーステナイト結晶粒を微細化させ焼鈍時の高温域で
のパーライト変態の促進を目的に添加される。
TiはNと結合してTiN化合物を形成し、熱間圧延後
のオーステナイト結晶粒の粗大化を防止する。また、T
iとBは組合せて添加する方が効果的で、TiはAQと
共にNを固定してBのパーライト変態を促進させる効果
と冷間鍛造後の焼入性効果を十分に発揮させるために添
加される。Tiは0.002%未満ではNを固定する効
果が不十分であり、一方0.05%を越えると冷間鍛造
性及び靭性に有害な粗大なT i NあるいはTiCが
生成するので、0.002〜0.05%に制限した。
Nb、Vはいずれも圧延後のオーステナイト粒度を微細
化させて、焼鈍時のパーライト変態を促進することを目
的に添加するが、それぞれ0.005%未満では微細効
果が期待できず、一方Nbが0.05%、■が0.2%
をそれぞれ越えるとNb、 vの粗大な炭窒化物が析出
して靭性及び冷間鍛造性を劣化させるので、Nbは0.
005〜0゜05%、またVは0.005〜0.2%ニ
ソれぞれ限定した。
次に、本発明においては、軟質化処理のための球状化焼
鈍条件として、740超〜850℃に20秒〜2時間加
熱した後、(イ)5℃/分の冷却速度でパーライト変態
が終了するまでの温度範囲を徐冷するか、あるいは(ロ
)690〜740℃の範囲の温度に15分〜3時間保定
した後放冷するかの(イ)、(ロ)のうちいずれかの処
理を施すのであって、(イ)、(ロ)いずれの手段によ
っても高温域でのパーライト変態を短時間に終了せしめ
、且つ引張強度を20 + 59 Ceq(kg/mm
”)以下とすることが可能である。
まず、加熱温度を740℃超以上に限定したのは、74
0℃以下の温度ではセメンタイトが十分にオーステナイ
トへ溶は込まないので、その後の冷却で球状パーライト
に変態させられないで、目標とする軟質化度が得られな
いためである。一方。
加熱温度が850”Cを越えると、オーステナイトから
球状パーライトではなく層状パーライトが変態生成して
目標の軟質化度が得られないので850℃を上限とした
。なお、好ましい加熱温度範囲は750℃〜790℃で
ある。
加熱時間を20秒〜2時間に限定したのも同じ理由で、
20秒未満ではセメンタイトの溶は込みが不十分なため
、又2時間を越えると、球状パーライトを変態生成させ
られないためである。
次に、上記のごとき条件で加熱後、(イ)連続冷却によ
り徐冷を行う場合は、その冷却速度が5℃/分を越える
と、球状パーライトの変態態度が下がりすぎて層状の低
温変態パーライトもしくはベイナイトが生成して軟質化
できないのでこれを上限とした。軟質化の点からは、冷
却速度は小さい方がいいが、設備上、生産性上の実用的
な面を考慮すると、0.2〜b 化と生産性を両立させる望ましい冷却速度範囲である。
徐冷停止温度は、パーライト変態終了前に徐冷を停止す
るとその後の放冷過程で強度の高い低温パーライトもし
くはベイナイトが生成して硬くなるので、パーライト変
態終了温度とした。パーライト変態終了温度は鋼種、冷
却速度によって変るが、本発明の対象とする成分系の鋼
では、約660〜690℃である。
一方、(ロ)保定を行う場合、保定温度の上限を740
℃に限定したのは、740℃を越えると球状パーライト
変態を終了させるのに5時間以上を要し実用的でないた
めである。しかし、690℃より下ではセメンタイト間
隔が細かくなって。
目標の軟質化度が得られない、また、保定時間は15分
未満ではパーライト変態が終了せず、目標の軟質化に到
達しないので15分保定を下限とした。一方3時間を越
えて保定しても軟質化はもはや進行しないので3時間を
上限とした。保定後は放冷を行うものであるが、これは
前記保定によってパーライト変態が完了するので、その
後徐冷する必要がないからである。    ” 以下、実施例により本発明の効果をさらに具体的に説明
する。
[実施例] 第1表に供試材の化学組成ならびに通常の熱間圧延で1
1φIに仕上げた後の冷却条件等を示す。
同表中試験番号No、4.6.10−15.21−24
.28が本発明例で、その他は比較例である。これらの
材料を用いて、引張試験はJISI4A号試験片で行い
、冷鍛性の評価は0 、5 mm深さのVノツチを付け
た10φmmX15mmの試験片で据込率40%の圧縮
試験を行った時の割れの発生の有無で求め、○印は割れ
が発生がしなかったこと、X印は割れが発生したことを
示す、これらの試験結果を第1表に併記する。
同表に見られるように、本発明例はいずれも圧延材にお
いて引張強度20 +59 Ceq (kg/+im”
)を十分に下まわり、満足すべき軟質化度が得られてい
る。また、冷間鍛造性と焼入れ焼戻し処理後の靭性も申
し分ない。
これに対して、比較例であるNo、3.8,9゜25.
26.27はいずれも焼鈍条件が不適切なために軟質化
されなかった例である。即ち、No。
3は加熱後の冷却速度が速すぎたために、セメンタイト
間隔が細かくなって、またNo、8は加熱源底が高すぎ
たために層状パーライト変態が生成して、いずれも軟質
化されなかった。さらに、No、9は保定温度が高すぎ
、No、25は加熱時間が短かすぎ、No、26は保定
時間が短かすぎ、No、27は保定温度が低すぎるため
に、いずれも目標強度を下回ることができなかった。。
一方、比較例であるNo、1..2,5,7.16−2
0は、鋼材組成が不適切な例で、 No、 1はCr、
No、、2はMn、No、5はSiの含有是がそれぞれ
多すぎろために軟質化されていない。また、No、7は
11.No、19はV、No、20は゛[iの含有址が
それぞれ多すぎるために軟質化は達成されているものの
冷間t8造性が悪い例である。
さらに、No、18はSiとMnの含有址が多すぎるた
めに強度が高く、しかもNbiが多すぎるために冷間鍛
造性も悪い、No、25.26はそれぞれp、smが多
すぎて冷間鍛造性に問題があった例である。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかなごとく、本発明は鋼材組成
と球状化焼鈍条件とを適9jに選択することによって、
機械構造用高合金鋼の球状化焼鈍時間の短縮と軟質化の
確保、冷間鍛造性の確保を両立させることを可能にした
ものであり、産業上の効果は極めて顕著なものがある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でC:0.15〜0.65%、Si:0.
    1%未満、 Mn:0.2〜0.5%、 B:0.0003〜0.01%、 Cr:0.9超〜1.8%、 Al:0.01〜0.1%、 を含有し、Pを0.02%未満、Sを0.02%未満と
    制限し、残部はFeおよび不可避不純物よりなる鋼につ
    いて、740超〜850℃に20秒〜2時間加熱した後
    、(イ)5℃/分以下の冷却速度でパーライト変態終了
    までの温度範囲を徐冷するか、あるいは(ロ)690〜
    740℃の範囲の温度に15分〜3時間保定した後放冷
    するか、(イ)、(ロ)いずれかの球状化処理を実施す
    ることを特徴とする機械構造用合金鋼の球状化焼鈍法。
  2. (2)重量%でC:0.15〜0.65%。 Si:0.1%未満、 Mn:0.2〜0.5%、 B:0.0003〜0.01%、 Cr:0.9超〜1.8%、 Al:0.01〜0.1% を含有し、Pを0.02%未満、Sを0.02%未満と
    制限し、更に (A)Ni:1%以下、Mo:0.3%以下、Cu:1
    %以下の1種または2種以上、 (B)Ti:0.002〜0.05%、Nb:0.00
    5〜0.05%、V:0.005〜0.2%の1種また
    は2種以上、 の(A)、(B)の群の一方または両方を含有し、残部
    はFeおよび不可避不純物よりなる鋼について、740
    超〜850℃に20秒〜2時間加熱した後、(イ)5℃
    /分以下の冷却速度でパーライト変態終了までの温度範
    囲を徐冷するか、あるいは(ロ)690〜740℃の範
    囲の温度に15分〜3時間保定した後放冷するか、(イ
    )、(ロ)いずれかの球状化処理を実施することを特徴
    とする機械構造用合金鋼の球状化焼鈍法
JP19528686A 1986-08-22 1986-08-22 機械構造用合金鋼の球状化焼鈍法 Pending JPS6353208A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008088448A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Sanyo Special Steel Co Ltd Crを含有する低炭素鋼の焼鈍方法
CN107587069A (zh) * 2017-08-25 2018-01-16 武汉钢铁有限公司 一种高强度高韧性螺栓用钢及生产方法

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