JPS6352867B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6352867B2
JPS6352867B2 JP60105555A JP10555585A JPS6352867B2 JP S6352867 B2 JPS6352867 B2 JP S6352867B2 JP 60105555 A JP60105555 A JP 60105555A JP 10555585 A JP10555585 A JP 10555585A JP S6352867 B2 JPS6352867 B2 JP S6352867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buckwheat
rice
buckwheat rice
cooked
freeze
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60105555A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61265059A (ja
Inventor
Hironobu Yanagi
Junsuke Kuriki
Junichi Kinugasa
Hiroshi Nakayoshi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIKI SHOTEN KK
OOISHI KASEI KK
Original Assignee
KURIKI SHOTEN KK
OOISHI KASEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURIKI SHOTEN KK, OOISHI KASEI KK filed Critical KURIKI SHOTEN KK
Priority to JP60105555A priority Critical patent/JPS61265059A/ja
Publication of JPS61265059A publication Critical patent/JPS61265059A/ja
Publication of JPS6352867B2 publication Critical patent/JPS6352867B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、そば米の即席食品製造法に関するも
のである。
(ロ) 従来技術 (1) 従来、そば米の利用としては、粉に碾き、そ
ば麺として食することが主な利用法であり、地
方によつては、そば米の皮を剥ぎ、野菜類と一
緒に煮たりしていたものがあつた。
また、そば米を原型のままに保持させて食料
品として利用する方法としてはレトト加工、又
凍結乾燥方法による処理を行い、保存食品や即
席食品として利用するものであつた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、そば米を原形のまま利用する加
工処理方法としてのレトルト加工は、そば米の原
形が壊れたり、又は色が黒く変色するばかりでな
く、高温処理する為に食味も変化してしまい、生
鮮性が失われる欠点があり、また、常法により調
理、凍結乾燥したものは、色、食味の変化は少な
いがそば米の形状の壊れが著しく食する際に熱湯
等をかけても形状の復元性にむらが生ずる等の欠
点を有している。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明では、そば米と水と糖類とを混合し、そ
の後この状態でそば米を炊飯し、炊飯したものを
更に糖類液に浸漬し、液切りし、これを急速凍結
して、ついで凍結乾燥を行うことを特徴としたそ
ば米の即席食品製造法を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作用 本発明では、このようにして製造した食品を食
する際には、熱湯をかけて復元させるものであ
り、かかる処理を行つたそば米は凍結乾燥してい
るにもかかわらず、保存性、及び均一の復元性を
有しているものであり、即席食品に最適のもので
ある。
しかも、糖類液にそば米を浸漬させることによ
り、そば米の各組織中に均一に水が浸透し、各組
織に均一の含水率が保持され、かかる均一含水状
態で急速凍結して、次いで凍結乾燥するので、食
する際の熱湯が処理後のそば米の各組織中を均一
に膨潤させて、均一な復元性が得られ、更には、
炊飯されたそば米に糖類液を含浸させるために、
炊飯後のそば米中に、更に水の浸透が均一に行わ
れて、そば米の各粒毎の原形が、壊れにくく保持
されやすいものであり、熱湯をかけた際に膨潤す
るそば米の原形が壊れることなく、復元が均一で
あつて、炊飯時と同様の食感が味わえるものであ
る。
(ヘ) 効果 従つて、本発明によれば、即席食品のそば米に
熱湯をかけた際に水分を吸収して膨潤するもので
あり、同そば米は原形を壊すことなく、炊飯時と
同様の状態となる復元性に優れており、また保存
性を有しておるため、即席食品としての価値を損
うことなく、更には同そば米の色又は食味等をも
変化させずに食することができる等の効果を奏す
る。
(ト) 実施例 本発明の実施例を詳説すれば、まず、原料のそ
ば米(約)5Kgを洗滌し、水切りをした後、そば
米に水9Kg及び、ソルビトール等の糖類約0.5Kg
を加えて混合し、そば米をソルビトール液中に浸
漬した状態として、同ソルビトールは水に浸漬し
た場合にそば米の各組織に均一に浸透して、各組
織の含水率を均一に保持する機能を果す。
次いで、ソルビトール液に浸漬したそば米を所
定の手段により炊飯し、炊飯したそば米をその
後、再び5%のソルビトール液に浸漬させるもの
である。炊飯させたそば米を更にソルビトール液
に含浸させることにより、そば米中には、更に水
が浸透して、炊飯されたそば米組織中に均一な含
水率が保持され、これがそば米の原形を保持し易
くするのであり、更には、熱湯浸漬時のそば米の
復元性を向上させるものである。
ついで、ソルビトール液に浸漬したそば米は、
液切りを行い、その後にそば米を急速に凍結させ
るものであり、この際、−25℃以下の温度で約3
時間以上凍結させ、更には凍結したそば米は、真
空度を1torr以下に保持しながら、所定の方法に
より凍結乾燥させて脱水し、そば米の即席食品を
製造するものである。
このようにして得られたそば米の即席食品は、
約4.4Kgの重量になり、以下に述べる方法により
調理されて食される。
即ち、上記のように即席食品としてのそば米
は、調味料と凍結乾燥の野菜、鶏肉、等を加え
て、これに熱湯を加えると2〜3分間で復元させ
ることにより、そば米雑炊が出来あがるものであ
り、調味料としては、食塩、グルタミン酸ソー
ダ、核酸系調味料、かつお節粉末等を即席食品の
そば米36gに対し約4g使用し、凍結乾燥の野菜
等を約5g使用するものであり、即席食品のそば
米と調味料と凍結乾燥の野菜等は、防湿性で密封
性の高いラミネートフイルムに一緒に包装するこ
とにより、即席そば米雑炊のパツクとして製品化
される。
また、他の使用方法としては、本実施例で製造
した即席食品としてそば米を吸物の具材としても
使用できるものである。
このように、そば米を所定の実施例の如く処理
する過程で、ソルビトール等の糖類への浸漬処理
を行うことによつて、そば米の各組織中に均一に
水の浸透がなされ、各組織が均一の含水率を保持
することができるようになり、その後の凍結乾燥
処理において、各組織共に均一の乾燥脱水がなさ
れて、食する際の熱湯による復元性が、各組織共
均一となり、片寄つた硬さを防止でき、また凍結
乾燥後の形の壊れも防止でき、そば米の原形も保
持し易くなるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 そば米と水と糖類とを混合し、その後この状
    態でそば米を炊飯し、炊飯したものを更に糖類液
    に浸漬し、液切りし、これを急速凍結して、つい
    で凍結乾燥を行うことを特徴としたそば米の即席
    食品製造法。
JP60105555A 1985-05-16 1985-05-16 そば米の即席食品製造法 Granted JPS61265059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60105555A JPS61265059A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 そば米の即席食品製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60105555A JPS61265059A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 そば米の即席食品製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61265059A JPS61265059A (ja) 1986-11-22
JPS6352867B2 true JPS6352867B2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=14410802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60105555A Granted JPS61265059A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 そば米の即席食品製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61265059A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8918279D0 (en) * 1989-08-10 1989-09-20 Unilever Plc Food product
CN103750163A (zh) * 2014-02-14 2014-04-30 吴晓明 荞麦炒米及其生产方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61265059A (ja) 1986-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101214510B1 (ko) 곤드레 나물 블록의 제조방법
US6254912B1 (en) Method for non-fry cooking and its uses
JP4677369B2 (ja) 即席凍結乾燥パスタ類とその製造方法
JPH08294365A (ja) ブロック状インスタント固形乾燥食品の製造法
JP2004129583A (ja) インスタント乾燥食品の製造方法
KR101438160B1 (ko) 즉석 동결 된장국의 제조방법 및 이에 의해 제조된 즉석 동결 된장국
US2565942A (en) Preservation of foodstuffs
JP3769054B2 (ja) 即席乾燥粥の製造法
KR100270017B1 (ko) 장아찌 제조방법
JPS6352867B2 (ja)
JP5806882B2 (ja) フリーズドライ麺類の製造方法
KR102409087B1 (ko) 건조 김칫소의 제조방법
JP2987300B2 (ja) 即席パスタ又は即席麺の製造方法
KR19980020387A (ko) 진공동결건조 김치양념속 블럭의 제조방법
JPS61209558A (ja) 即席米の製造法
JP2001128649A (ja) 凍結乾燥ムキエビの製造方法
JP2554010B2 (ja) 凍結乾燥粥の製造方法
KR100448647B1 (ko) 인삼을 이용하여 부각을 만드는 방법 및 그 방법에 의해제조된 인삼 부각
JPH09271332A (ja) インスタント茶漬け製品の製造法
US5026570A (en) Method for preparing freeze-dried rice
JPH0234587B2 (ja)
JP3179865B2 (ja) 即席パスタ類およびその製造方法
JP5806883B2 (ja) フリーズドライ麺類の製造方法
JPH07274880A (ja) 即席パスタ及び即席スープパスタの製造方法
CN117204542A (zh) 一种海参花去腥的方法和一种浓缩卤的制备方法