JPS6342667A - 肉類の脱臭方法 - Google Patents

肉類の脱臭方法

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JPS6342667A
JPS6342667A JP61184797A JP18479786A JPS6342667A JP S6342667 A JPS6342667 A JP S6342667A JP 61184797 A JP61184797 A JP 61184797A JP 18479786 A JP18479786 A JP 18479786A JP S6342667 A JPS6342667 A JP S6342667A
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JP
Japan
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meat
alcohol
treated
odor
heat
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JP61184797A
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JPH0560339B2 (ja
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Ryutaro Kubo
久保 龍太郎
Masahiro Yamazaki
山崎 眞宏
Shunichi Kawamoto
河本 俊一
Kazuto Kusumoto
楠本 一人
Kiyoshige Koizumi
小泉 清重
Shohei Matsuyama
昌平 松山
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Nissin Food Products Co Ltd
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Nissin Food Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ]産業上の利用分野] 本発明は肉類の脱臭方法に関する。
[従来技術] 従来、肉類の脱臭方法としては、豚皮を加熱処理により
脱臭する技術か特開昭49−980601)公報([豚
皮により食料品を製造する方法])に、羊肉、鯨肉を有
機酸とJ−デルアルコ ルを含む配合組成物に接触させ
脱臭4′る技術が特公昭4゜25227壮公報([肉類
の脱臭加l二〇、j)に、又ペスト状とした水iQ動物
肉を0℃〜20℃未満の親水性f子機溶剤に接触させ1
次いで20°C〜沸点の親水性a機溶剤に接触さ且脱臭
する技術が特公昭56−31096シ)公報([水産動
物肉の親水性有機溶剤による変性方法])に開示されて
いる。
[本発明か解決し7ようとする問題点]しかしながら、
特公昭40−25227号公報に開示された方法では、
脱臭するのに10F1間という長期間を要するため、能
率的な方法ではなか−1、た。
また、本発明者らは肉類特有の異臭をイ】オるオストラ
リア産の牛肉(15■スライス品)を使用し、該異臭を
脱臭すべく、特開昭48−98060号公報の実施例に
開示された加熱処理を行な−、た。即ち水を張った容器
中に該牛肉を投し、加熱し沸騰せしめて約10分後に取
り出し、再び水を張−・た容器中に該牛肉を投し、加熱
して沸騰させ、30分後に取り出した。以1−の加熱処
理に31、り得られた牛肉を真空乾燥した後、熱湯で復
几後官能試験を行な−たか、牧草臭、せ味臭で表現され
ろ5間文か残り、該異臭は完全に除ノミされていなか−
、た。
次に特公昭56−31096号公報による技術は、水産
動物肉の脱脂、脱臭及び変性方法に関するしのであるが
、親水性0機溶剤に接触さ仕る前に原料肉をペ スト状
とオろ必要があり、原料肉を適宜所定の製品形状部り塊
状あるいはスライス状等の形で処理するものではなく、
処理後の製品形状に制限があ−た。また鳥獣肉類の脱臭
を1]的として本技術の処理を行なった場合、ペースト
状とし7て処理されろため、原木・1肉本来の外観及び
食感を保持オろには困難であ−・た。更に親水性有機溶
剤との接触は、0°C〜20℃未満と40℃〜沸点と2
段階に分けて行う必要かあり、多量の親水性ff機溶剤
を必要とした。
そこで本発明者らは、肉類特有の異臭(甘味臭、油臭、
魚臭、牧1゛、χ臭、泥臭、−1−臭等と表現される)
を有する肉類をペースト状とすることなく、所望と4゛
ろ形状、例えば塊状あるいはスライス状等のまま、短時
間でほぼ完全に除去することにより、風味良好な肉類を
提供することを目的とし、鋭意研究を重ねた。その結果
本発明に至ったものである。
[問題点を解決するための手段] 即ち本発明の構成要旨とするところは、肉類を加熱処理
し、次いでアルコール類に浸漬した後洗浄ず゛ることを
特徴とする肉類の脱臭方法である。
以下、本発明の構成を成す各工程について詳しく説明す
る。
本発明に於ける肉類とは、魚介鳥獣肉類であり、肉類特
有の異臭(甘味臭、油臭、魚臭、牧草具、泥臭、土臭と
表現される)を有する肉類である。
当該肉類を煮熱、ボイル、スヂーム等の方法により、該
原料肉の芯温が40°C以−トに達した後1分間以上加
熱処理を行う。
加熱処理後の肉は必要に応じ冷風にて冷却される。
かくして得られる加熱処理肉を一り0℃〜沸点の温度に
保った0 5〜50%のアルコール類に10秒間以り浸
漬する。この際、核アルコール類を攪拌することにより
加熱処理肉への浸漬効果を促進ケろことかできろ。
また本発明に使用するアルコール類としては、特にユー
タノ ルが好ましいが、この他に清酒、ワイン、ブラン
デー、みりん等の調理用酒類を使用オろごともできる。
更に該アルコール類に界面活性剤、重炭酸ソーダ、ポリ
リン酸塩等の薬剤、食塩、砂糖、醤油、ブタミン酸ソー
ダ等の調味料のうちいずれか一種、あるいは適宜複数種
加えて使用することもできる。
アルコール類に浸漬された肉は、次にO−+00°Cの
水または界面活性剤、重炭酸ソーダ、ポリリン酸塩等の
薬剤を適宜組み合わUた混合水溶液により2秒間具ト洗
浄される。この際、洗浄液の量としては処理内1に対し
05(重量比)以−Lとし、洗浄は処理内が洗浄液に浸
漬した状態で行なわれ、更に洗浄中は洗浄液を攪拌オろ
ことが好ましい、。
ここで原料肉の形状については、加熱処理前にスライス
状としておくことか好ましいかごの限りてはない。即ち
、加熱処理、アルコール類への浸漬、洗浄の各工程の前
後に適宜所望とする形状に切断することもできる。
以上の脱臭処理を行なった肉類は必要に応じ着味した後
に、真空乾燥、真空凍結乾燥、熱風乾燥、マイクロ波乾
燥、油揚乾燥、減圧油揚乾燥等、各種乾燥方法により乾
燥し、乾燥食品とすることができる。
以下本発明の効果及び具体的態様を実験例及び実施例に
基づき説明する。
[実験例] (実験条件) 使用原料肉・オーストラリア産牛肉1.5ij!スライ
ス品 加 熱  ・原料肉に対し2倍量(重量比)の温湯(7
0℃)にて1分間煮熱、 煮熱後冷風(−25℃)にて急 冷 浸 漬 : 原料肉に対し等量(重量比)の20%エタ
ノール水溶液に、室温にて 1時間浸漬 洗 浄 、原料肉に対し2倍量(重量比)の水道水で5
分間以−ヒ洗浄 1、記の処理を終えた肉を凍結乾燥により乾燥し、サン
プルとした。
(評価方法) サンプルに熱湯を注き3分後の状態を5名のパネラ の
官能により官能評価を行−・へ〇、評価は1・記の評価
基準により、5点評価を行い5名の平均値をと−)た。
(、Eil’価括準) ノ1肉のアルコ ル処理特何の酪酸臭 イf(無処理より劣る) )   牧1゛コ臭、け味史で表現される特有の臭有り
(脱麩効果なし) )   牧草臭、せ味臭で表現されろ実桟る(脱臭効果
は認められるか弱い) +1  牧C5′(臭、せ味臭で表現されろ臭若干残る
(脱史効果イfす) ++→ 牧草臭、柚味臭で表現されろ臭無し、風味良好
(脱臭効果顕署) (実験結果) 以上の実験結果から明らかなように、加熱処理、浸漬、
洗浄のいずれか一処理を行なったサンプル(実験N02
〜4)、あるいは加熱処理、浸漬、洗浄のい泪れか一゛
、処理を組み合わけて行なったサンプル(実験No、5
〜10)、または加熱処理、浸漬、洗浄のS、処理を本
発明以外の順序で行なったサンプル(実験No、12〜
+6)では原料肉の有していた牧草臭、せ味臭で表現さ
れろ異臭は完全に除去されていなか−、た。、特に原料
肉を加熱処理せずに浸?it したサンプル(実験No
、3.7,8.+ 0.13.14.16)では生肉の
アルコール処理特有のに除ノにされており、風味良好な
ものてあ−、た。
次に本発明の具体的態様を実施例を挙げて説明する。た
だし以下に示り′実施例は本発明の一実施例でありこの
限りではない。
実施例 I 肉類時TTの異臭を有4゛ろオ ストラリア産の牛肉I
kgを1.5maの厚みのスライス状に切断し、肉の芯
温か70℃となるように、肉に対し2倍量の熱湯で煮熱
する。煮熱時間は肉の芯温か70°Cに達した後、当該
温度を維持し2分間行なった。
煮熱後−25℃の冷風にて急冷する。次に冷却した該処
理肉を、肉に対し等量の20%エタノール水溶液に室温
にて1時間浸漬する。エタノール浸漬後、処理肉を肉に
対し2倍量の水道水を使用し、洗浄水を攪拌しながら5
分間洗浄する。
以上の処理を施した肉を凍結乾燥により乾燥させ、乾燥
牛肉とした。
実施例 2 肉類特有の異臭を有するニューシーラント産の牛肉1に
9を、肉の芯温か80℃となるように、肉に対し4倍量
の熱湯で煮熱する。煮熱時間は肉の芯温か80℃に達し
た後当該温度を維持し2分間とした。次に該煮熱肉を1
.5ixの厚みのスライス状に切断した後アルコール含
@15%になるように水で希釈した60℃のみりん液の
中に1時間浸漬する。浸漬後、処理内を肉に対し2倍量
の水道水を使用し、洗浄水を攪拌しながら5分間洗浄4
゛る。更に食塩、砂糖、醤油、グルタミン酸ソーダを含
有した着味液中で5分間煮熱し、着味後熱風乾燥により
乾燥し、乾燥牛肉とした。
[効 果] 本発明によれば肉類特有の異臭(甘味具、油臭、魚臭、
牧草具、泥臭、土臭等と表現されろ)を有i−ろため、
従来利用価値の低かった肉類を、所望とする形状、例え
ば塊状あるいはスライス状等のまま短時間で、はぼ完全
に該異臭を除去することに、Lす、風味良好な肉類を得
ろことができる。更に当該異臭を脱臭した肉類は種々の
加工食品の素材として使用できる他、着味後乾燥して乾
燥肉とすれば、熱湯で復元ずろ即席食品の具材として使
用できろ等、利用価値の高いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 肉類を加熱処理し、次いでアルコール類に浸漬した後洗
    浄することを特徴とする肉類の脱臭方法。
JP61184797A 1986-08-06 1986-08-06 肉類の脱臭方法 Granted JPS6342667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61184797A JPS6342667A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 肉類の脱臭方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61184797A JPS6342667A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 肉類の脱臭方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6342667A true JPS6342667A (ja) 1988-02-23
JPH0560339B2 JPH0560339B2 (ja) 1993-09-02

Family

ID=16159459

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61184797A Granted JPS6342667A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 肉類の脱臭方法

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JP (1) JPS6342667A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7378119B2 (en) 2002-08-30 2008-05-27 Cargill, Incorporated Meat enhancement system
CN107950997A (zh) * 2018-01-16 2018-04-24 江门市江户泉食品有限公司 鳗鱼肉调味酱及其制作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7378119B2 (en) 2002-08-30 2008-05-27 Cargill, Incorporated Meat enhancement system
CN107950997A (zh) * 2018-01-16 2018-04-24 江门市江户泉食品有限公司 鳗鱼肉调味酱及其制作方法

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JPH0560339B2 (ja) 1993-09-02

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