JPS6333422Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333422Y2 JPS6333422Y2 JP7878183U JP7878183U JPS6333422Y2 JP S6333422 Y2 JPS6333422 Y2 JP S6333422Y2 JP 7878183 U JP7878183 U JP 7878183U JP 7878183 U JP7878183 U JP 7878183U JP S6333422 Y2 JPS6333422 Y2 JP S6333422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- plate
- cabinet
- sound
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車載用スピーカシステムに関する。
従来の車載用スピーカシステムは、たとえば第
1図に示すごとく、自動車のリアトレイ5上に設
置されたとき、前面板11に取付けられたスピー
カ31が前方、或は斜め上方に向くように載置さ
れるために、指向性の鋭い中高域の再生音は車室
内に拡散することなく聴者に到達し、従つて再生
音に豊さが感じられない欠点を有していた。また
近年になつて、カーステレオにおいても忠実度の
高い再生音が要求され、システムを構成するスピ
ーカにもマルチウエイ方式が採用されるようにな
り、更に設置場所の制限により小型であることを
要求されるので、どうしても満足し得る低音が得
られなかつた。このように不足しがちな低域での
再生レベルを上昇させるためにドローンコーン方
式としたスピーカシステムも存在するが、前面板
にドローンコーンを取付けるスペースが不足する
ためスピーカシステムの後面板等にドローンコー
ンを取付けたもの等が使用されている。
1図に示すごとく、自動車のリアトレイ5上に設
置されたとき、前面板11に取付けられたスピー
カ31が前方、或は斜め上方に向くように載置さ
れるために、指向性の鋭い中高域の再生音は車室
内に拡散することなく聴者に到達し、従つて再生
音に豊さが感じられない欠点を有していた。また
近年になつて、カーステレオにおいても忠実度の
高い再生音が要求され、システムを構成するスピ
ーカにもマルチウエイ方式が採用されるようにな
り、更に設置場所の制限により小型であることを
要求されるので、どうしても満足し得る低音が得
られなかつた。このように不足しがちな低域での
再生レベルを上昇させるためにドローンコーン方
式としたスピーカシステムも存在するが、前面板
にドローンコーンを取付けるスペースが不足する
ためスピーカシステムの後面板等にドローンコー
ンを取付けたもの等が使用されている。
この考案はドローンコーンによる低域再生音を
音響回路を通じて車室の方向に直接に放射させ、
低域用スピーカの再生音とともに十分な低音感を
得ると同時に、キヤビネツト上、後面にも拡散用
スピーカを取付け、リアウインドの反射を利用す
ることにより前記従来例の欠点を改良したもの
で、第2図以下により説明する。(前記第1図以
降各図面の同一部分は同一番号で表示する。) 第2図において1はキヤビネツトで、11は当
該キヤビネツトの前面板、12は上面板で設置状
態において底面板13に対し傾斜するごとく構成
される。14はドローンコーン取付用孔6を有す
る仕切板で、キヤビネツト1内部を第1の空胴1
5と第2の空胴16とに二分している。このとき
仕切板14は、前記第1の空胴15と第2の空胴
16がそれぞれ必ずキヤビネツト前面板11を構
成の一部とする如くにキヤビネツト内部に設置さ
れる。
音響回路を通じて車室の方向に直接に放射させ、
低域用スピーカの再生音とともに十分な低音感を
得ると同時に、キヤビネツト上、後面にも拡散用
スピーカを取付け、リアウインドの反射を利用す
ることにより前記従来例の欠点を改良したもの
で、第2図以下により説明する。(前記第1図以
降各図面の同一部分は同一番号で表示する。) 第2図において1はキヤビネツトで、11は当
該キヤビネツトの前面板、12は上面板で設置状
態において底面板13に対し傾斜するごとく構成
される。14はドローンコーン取付用孔6を有す
る仕切板で、キヤビネツト1内部を第1の空胴1
5と第2の空胴16とに二分している。このとき
仕切板14は、前記第1の空胴15と第2の空胴
16がそれぞれ必ずキヤビネツト前面板11を構
成の一部とする如くにキヤビネツト内部に設置さ
れる。
前面板11の第1の空胴壁に相当する部分には
少くとも1個以上のスピーカ(第2図の例ではウ
ーハ31、スコーカ32、およびツイータ33を
有する3ウエイ方式を例示したが、他のマルチウ
エイ方式でも、或は全域型スピーカのみのシング
ル方式でもよい。)が取付けられ、同じく前面板
11の第2の空胴壁に相当する部分には音響質量
を形成する放音孔4が穿設されている。
少くとも1個以上のスピーカ(第2図の例ではウ
ーハ31、スコーカ32、およびツイータ33を
有する3ウエイ方式を例示したが、他のマルチウ
エイ方式でも、或は全域型スピーカのみのシング
ル方式でもよい。)が取付けられ、同じく前面板
11の第2の空胴壁に相当する部分には音響質量
を形成する放音孔4が穿設されている。
次に前記仕切板14にはドローンコーン2が取
付けられ、スピーカ31と、第1の空胴15によ
るスチフネスと、ドローンコーン2と、第2の空
胴16によるスチフネスと、放音孔4の呈する音
響質量とによつて3自由度の振動糸を形成する。
付けられ、スピーカ31と、第1の空胴15によ
るスチフネスと、ドローンコーン2と、第2の空
胴16によるスチフネスと、放音孔4の呈する音
響質量とによつて3自由度の振動糸を形成する。
後面板12には少くとも1つ以上の中高音用ス
ピーカ(たとえば、第2図の例ではスコーカ21
とツイータ22との2本)が取付けられている。
ピーカ(たとえば、第2図の例ではスコーカ21
とツイータ22との2本)が取付けられている。
上記のごとく構成されたスピーカシステムは3
自由度であるから小容積キヤビネツトでありなが
ら低域輻射能率が上昇するだけでなく、スピーカ
システム後背部にドローンコーンを設置し再生音
を前方に反射させる方式と異なり、スピーカ31
と同一面から放射されるため明瞭な中低音を再生
すると同時に後面板12に取付けられた複数個の
中高音用スピーカがリアウインドに対向している
ために、当該中高音用スピーカからの放射音は複
雑な反射を行い、前面板11に取付けられたスピ
ーカや放音孔からの放射音と混合して、車室内に
十分拡散し、非常に豊かで、その上、席位置によ
る聴感の変化が少ない再生音を得ることが可能で
ある。
自由度であるから小容積キヤビネツトでありなが
ら低域輻射能率が上昇するだけでなく、スピーカ
システム後背部にドローンコーンを設置し再生音
を前方に反射させる方式と異なり、スピーカ31
と同一面から放射されるため明瞭な中低音を再生
すると同時に後面板12に取付けられた複数個の
中高音用スピーカがリアウインドに対向している
ために、当該中高音用スピーカからの放射音は複
雑な反射を行い、前面板11に取付けられたスピ
ーカや放音孔からの放射音と混合して、車室内に
十分拡散し、非常に豊かで、その上、席位置によ
る聴感の変化が少ない再生音を得ることが可能で
ある。
本考案は上述の如く、低域に対しては3自由度
の振動系を有し、中高域に対しては拡散用スピー
カを後面板に取付けた車載用スピーカシステムで
あり、且つ小容積であるから狭い場所で豊かで明
瞭な再生音を得るものである。
の振動系を有し、中高域に対しては拡散用スピー
カを後面板に取付けた車載用スピーカシステムで
あり、且つ小容積であるから狭い場所で豊かで明
瞭な再生音を得るものである。
第1図は従来の車載用スピーカシステムの構造
を示す断面図、第2図は本考案車載用スピーカシ
ステムの断面図、第3図は同じく本考案車載用ス
ピーカシステムの一部切欠斜視図である。 1はキヤビネツト、11,12,13,14は
キヤビネツトのそれぞれ前面板、上面板、底面
板、仕切板、15,16はそれぞれ第1の空胴、
第2の空胴、2はドローンコーン、31,32,
33,…、41,42,…はそれぞれスピーカ、
4は放音孔、5はリアトレイ、6は仕切板のドロ
ーンコーン取付孔である。
を示す断面図、第2図は本考案車載用スピーカシ
ステムの断面図、第3図は同じく本考案車載用ス
ピーカシステムの一部切欠斜視図である。 1はキヤビネツト、11,12,13,14は
キヤビネツトのそれぞれ前面板、上面板、底面
板、仕切板、15,16はそれぞれ第1の空胴、
第2の空胴、2はドローンコーン、31,32,
33,…、41,42,…はそれぞれスピーカ、
4は放音孔、5はリアトレイ、6は仕切板のドロ
ーンコーン取付孔である。
Claims (1)
- 前面板11と、設置状態において後方に傾斜し
た上面板12を有するキヤビネツト1の内部が、
ドローンコーン取付孔6を有する仕切板14によ
つて第1の空胴15と第2の空胴16に、それぞ
れの空胴の壁面がキヤビネツト1の前面板11を
含むごとくに分割され、前記仕切板14にはドロ
ーンコーン2が取付けられ、前記前面板11のう
ち第1の空胴15を構成する部分に少くとも一つ
以上のスピーカユニツト31,32,33,…を
取付け、同じく前記前面板11の第2の空胴16
を構成する部分に当該空胴16と連通する放音孔
4を穿設し、前記上面板12に少くとも1つ以上
の中高音用スピーカ41,42,…が取付けられ
ていることを特徴とする車載用スピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7878183U JPS59183086U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 車載用スピ−カシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7878183U JPS59183086U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 車載用スピ−カシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183086U JPS59183086U (ja) | 1984-12-06 |
JPS6333422Y2 true JPS6333422Y2 (ja) | 1988-09-06 |
Family
ID=30208786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7878183U Granted JPS59183086U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 車載用スピ−カシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183086U (ja) |
-
1983
- 1983-05-24 JP JP7878183U patent/JPS59183086U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59183086U (ja) | 1984-12-06 |
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