JPS6331207Y2 - - Google Patents
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- JPS6331207Y2 JPS6331207Y2 JP18696281U JP18696281U JPS6331207Y2 JP S6331207 Y2 JPS6331207 Y2 JP S6331207Y2 JP 18696281 U JP18696281 U JP 18696281U JP 18696281 U JP18696281 U JP 18696281U JP S6331207 Y2 JPS6331207 Y2 JP S6331207Y2
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 23
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 47
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は消去ヘツドに係り、特に高抗磁力テー
プ(メタルテープ)に適用されて、センターコア
とサイドコアを有する消去ヘツドのコアを一体状
に成形してセンターコアとサイドコア間の各ギヤ
ツプ部にスペーサーを挿入し、総じて4ギヤツプ
構造を有するコアとなし、サイドコア部の巻線を
互いに逆巻にして、消去コアの磁気回路における
磁界の干渉によるロスを防止し、消去効率を向上
させうる交流消去法による消去ヘツドを提供する
ことを目的とするものである。
プ(メタルテープ)に適用されて、センターコア
とサイドコアを有する消去ヘツドのコアを一体状
に成形してセンターコアとサイドコア間の各ギヤ
ツプ部にスペーサーを挿入し、総じて4ギヤツプ
構造を有するコアとなし、サイドコア部の巻線を
互いに逆巻にして、消去コアの磁気回路における
磁界の干渉によるロスを防止し、消去効率を向上
させうる交流消去法による消去ヘツドを提供する
ことを目的とするものである。
従来の消去ヘツドとしては、第1図に示すもの
があつた。図において従来の高抗磁力テープ用消
去ヘツド1はC字型コア2と、コイル4を巻線し
たボビン5に挿通してなるI字型コア3を備え、
C字型コア、I字型コアを接合して、コア3の先
端両側面3a,3bに一対のギヤツプ6a,6b
を形成している。しかるにこの従来消去ヘツド1
ではコア部をC字型コア2とI字型コア3とに2
分割したものであるため、巻線工程としてはコイ
ル4を巻装されたコイル5の穴部にI字型コア3
を挿通するのみであるから巻線を簡単に整例状態
に行なうことができる利点はあるものの、C字型
コア2とI字型コア3のフエライトコア素材を必
要とし、結果的に2部材のコア型材を要し、コス
ト的に一体構造のフエライトコア型材よりも不利
となつている。加えて、この二部材接合型コアを
有する消去ヘツドはコアの接合面で漏れ磁束が発
生し、消去ロスを生じるとともに、コア製作上各
コア型材の寸法精度が巌しく要求されこの点から
も生産上コスト上昇を含んだ要因となつている。
があつた。図において従来の高抗磁力テープ用消
去ヘツド1はC字型コア2と、コイル4を巻線し
たボビン5に挿通してなるI字型コア3を備え、
C字型コア、I字型コアを接合して、コア3の先
端両側面3a,3bに一対のギヤツプ6a,6b
を形成している。しかるにこの従来消去ヘツド1
ではコア部をC字型コア2とI字型コア3とに2
分割したものであるため、巻線工程としてはコイ
ル4を巻装されたコイル5の穴部にI字型コア3
を挿通するのみであるから巻線を簡単に整例状態
に行なうことができる利点はあるものの、C字型
コア2とI字型コア3のフエライトコア素材を必
要とし、結果的に2部材のコア型材を要し、コス
ト的に一体構造のフエライトコア型材よりも不利
となつている。加えて、この二部材接合型コアを
有する消去ヘツドはコアの接合面で漏れ磁束が発
生し、消去ロスを生じるとともに、コア製作上各
コア型材の寸法精度が巌しく要求されこの点から
も生産上コスト上昇を含んだ要因となつている。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
図面とともにその実施例につき説明する。
図面とともにその実施例につき説明する。
第2図は本考案になる消去ヘツドの基本的構成
を示す概略図であり、第3図は本考案消去ヘツド
の全体を示す分解斜視図で、第4図は本考案消去
ヘツドに使用されるギヤツプスペーサーの実施例
を示す拡大斜視図である。
を示す概略図であり、第3図は本考案消去ヘツド
の全体を示す分解斜視図で、第4図は本考案消去
ヘツドに使用されるギヤツプスペーサーの実施例
を示す拡大斜視図である。
第2図において、消去ヘツド7はセンターコア
9とサイドコア8,8a,8bを一体に成型され
たE字型コアからなり、ギヤツプ部10,11に
はバーマロイからなる磁性体のスペーサー12
a,12bを嵌挿し、全体として4つのギヤツプ
10a,10b,11a,11bを形成するとと
もに巻線14はセンターコアとサイドコアの各間
13a,13bに直列状に巻線され、かつ巻線の
方向はセンターコア9を介して、互いに逆巻とな
るように巻線14a,14bされている構成を基
本とするものである。
9とサイドコア8,8a,8bを一体に成型され
たE字型コアからなり、ギヤツプ部10,11に
はバーマロイからなる磁性体のスペーサー12
a,12bを嵌挿し、全体として4つのギヤツプ
10a,10b,11a,11bを形成するとと
もに巻線14はセンターコアとサイドコアの各間
13a,13bに直列状に巻線され、かつ巻線の
方向はセンターコア9を介して、互いに逆巻とな
るように巻線14a,14bされている構成を基
本とするものである。
すなわち本考案になる消去ヘツド7は記録テー
プ進入側と抜け側にそれぞれ複数のギヤツプ10
a,10bと11a,11bを備えたダブルギヤ
ツプ構造の消去ヘツドを並設したのと同様の構成
を施こして、高抗磁力テープの消磁に関し、ダブ
ルギヤツプ消去ヘツドを2回使用したことと同様
の効果を与えることにより、高抗磁力テープの消
磁を行なおうとする考案に係る。
プ進入側と抜け側にそれぞれ複数のギヤツプ10
a,10bと11a,11bを備えたダブルギヤ
ツプ構造の消去ヘツドを並設したのと同様の構成
を施こして、高抗磁力テープの消磁に関し、ダブ
ルギヤツプ消去ヘツドを2回使用したことと同様
の効果を与えることにより、高抗磁力テープの消
磁を行なおうとする考案に係る。
さらに本考案に係る消去ヘツドコアの巻線に関
して説明すると、本考案のコア巻線はテープ進入
側巻線14aと抜け側巻線14bとがセンターコ
ア9を介して直列に巻回接続され、かつ、進入側
巻線14aと抜け側巻線14bの巻線方向は各巻
線によつて誘起される磁束がセンターコア9で互
いに干渉してロスを発生しないよう逆方向に巻線
されている。
して説明すると、本考案のコア巻線はテープ進入
側巻線14aと抜け側巻線14bとがセンターコ
ア9を介して直列に巻回接続され、かつ、進入側
巻線14aと抜け側巻線14bの巻線方向は各巻
線によつて誘起される磁束がセンターコア9で互
いに干渉してロスを発生しないよう逆方向に巻線
されている。
加えて、巻線の回数に関し、テープ走行に対し
て侵入側の巻数と抜け側の巻数の比と消去効果に
明白な相関関係が見られ、侵入側の巻数が大きい
場合消去効果が劣化する。しかし抜け側の巻数が
大きい場合と同巻数の場合とは消去効果はほぼ同
レベルであることが側定されており、テープ進入
側と抜け側の巻線数による消去特性変化は第5図
に示すグラフのようになつている。第5図のグラ
フにおいて曲線Aは進入側巻線数90回、抜け側巻
線数45回とした場合の消去効果を示し、この場合
消去効果は40dB位で通常要求される消去効果
60dB以上を満足することができない。曲線Bに
おいても同様であることがグラフより判明してい
る。さらに曲線CとDに関して見ると、曲線Cは
テープ進入側と抜け側との巻線数を同数にした場
合であり、曲線Dは進入側よりも抜け側の巻線数
を大きくした場合の消去効果を示し、共にほぼ同
レベル(65dB〜70dB)で必要消去レベル60dB以
上を十分に満足しているものである。
て侵入側の巻数と抜け側の巻数の比と消去効果に
明白な相関関係が見られ、侵入側の巻数が大きい
場合消去効果が劣化する。しかし抜け側の巻数が
大きい場合と同巻数の場合とは消去効果はほぼ同
レベルであることが側定されており、テープ進入
側と抜け側の巻線数による消去特性変化は第5図
に示すグラフのようになつている。第5図のグラ
フにおいて曲線Aは進入側巻線数90回、抜け側巻
線数45回とした場合の消去効果を示し、この場合
消去効果は40dB位で通常要求される消去効果
60dB以上を満足することができない。曲線Bに
おいても同様であることがグラフより判明してい
る。さらに曲線CとDに関して見ると、曲線Cは
テープ進入側と抜け側との巻線数を同数にした場
合であり、曲線Dは進入側よりも抜け側の巻線数
を大きくした場合の消去効果を示し、共にほぼ同
レベル(65dB〜70dB)で必要消去レベル60dB以
上を十分に満足しているものである。
従つて、これらの結果より消去ヘツド量産時の
工程管理上から、侵入側と抜け側巻線数は同数に
説定しても消去特性は満足できる消去ヘツドが得
られる。尚、この側定の条件としては、テープ速
度4.76cm/s、録音周波数80Hz、消去周波数
100KHzで交流消去したものである。
工程管理上から、侵入側と抜け側巻線数は同数に
説定しても消去特性は満足できる消去ヘツドが得
られる。尚、この側定の条件としては、テープ速
度4.76cm/s、録音周波数80Hz、消去周波数
100KHzで交流消去したものである。
次に、上述の結果から、第3図について、本考
案の具体的実施例につき、その構成及び組付けに
関して説明する。図において、センターコア9と
サイドコア8を有するE字型コアからなる消去ヘ
ツド7はサイドコア間13a,13bに渡つてコ
ア基部7′に、開口部15′を有して1対の金属製
端子16と共に樹脂によりインサート成形された
コイルボビン15をコア基部7′を被覆するよう
に装着し、E字型コアのギヤツプ10,11を通
して巻線14a,14bをそれぞれ逆巻となるよ
うに同巻回数巻線し、巻線端部をコイルボビン1
5に設けた金属製端子16に半田付されて巻線を
完了する。
案の具体的実施例につき、その構成及び組付けに
関して説明する。図において、センターコア9と
サイドコア8を有するE字型コアからなる消去ヘ
ツド7はサイドコア間13a,13bに渡つてコ
ア基部7′に、開口部15′を有して1対の金属製
端子16と共に樹脂によりインサート成形された
コイルボビン15をコア基部7′を被覆するよう
に装着し、E字型コアのギヤツプ10,11を通
して巻線14a,14bをそれぞれ逆巻となるよ
うに同巻回数巻線し、巻線端部をコイルボビン1
5に設けた金属製端子16に半田付されて巻線を
完了する。
次にギヤツプ10,11に両面を本案消去ヘツ
ドの消去ギヤツプを形成する厚さ30μmの薄膜材
17で被覆されたパーマロイからなる磁性体のス
ペーサー12a,12bをそれぞれギヤツプ1
0,11に嵌挿固着して本考案の特徴である4ギ
ヤツプ10a,10b,11a,11bを形成す
る。ここにおいてスペーサー12a,12bは高
周波μ特性がフエライトを比較して劣るパーマロ
イを使用しているため、スペーサー12a,12
b部で過電流損による磁化量の飽和からくる発熱
温度上昇が問題となつており、この対策として、
第4図に示すようにスペーサー12a,12bに
それぞれスリツト18a1〜a4,18b1〜b3を設け
てパーマロイスペーサー12a,12bの体積を
減少させラミネート効果を持たせて過電流損低減
を計つている。さらにスリツト18a1〜a4と18
b1〜b3はスペーサー12a,12bを重ねた場
合、スリツト部が合致しないように互いにずらし
た位置に設けられてクロス消去により消去残りは
発生しない。また、テープ侵入側と抜け側に関す
るスペーサー12a,12bのスリツト数として
は、テープ侵入側スペーサー12aに4カ所のス
リツト18a1〜a4を設け、抜け側スペーサー12
bに3カ所のスリツト18b1〜b3を設けている。
これは前記テープ侵入側と抜け側の巻線回数の巻
数比に対応したもので、テープ侵入側にはスペー
サーの断面積が少なくなるように4カ所のスリツ
ト18a1−a4を設けたスペーサー12aとし、抜
け側にはスペーサーの断面積を大きくして磁束密
度を進入側よりも大きくするようにした3カ所の
スリツト18b1〜b3を設けたスペーサー12bと
しているものである。
ドの消去ギヤツプを形成する厚さ30μmの薄膜材
17で被覆されたパーマロイからなる磁性体のス
ペーサー12a,12bをそれぞれギヤツプ1
0,11に嵌挿固着して本考案の特徴である4ギ
ヤツプ10a,10b,11a,11bを形成す
る。ここにおいてスペーサー12a,12bは高
周波μ特性がフエライトを比較して劣るパーマロ
イを使用しているため、スペーサー12a,12
b部で過電流損による磁化量の飽和からくる発熱
温度上昇が問題となつており、この対策として、
第4図に示すようにスペーサー12a,12bに
それぞれスリツト18a1〜a4,18b1〜b3を設け
てパーマロイスペーサー12a,12bの体積を
減少させラミネート効果を持たせて過電流損低減
を計つている。さらにスリツト18a1〜a4と18
b1〜b3はスペーサー12a,12bを重ねた場
合、スリツト部が合致しないように互いにずらし
た位置に設けられてクロス消去により消去残りは
発生しない。また、テープ侵入側と抜け側に関す
るスペーサー12a,12bのスリツト数として
は、テープ侵入側スペーサー12aに4カ所のス
リツト18a1〜a4を設け、抜け側スペーサー12
bに3カ所のスリツト18b1〜b3を設けている。
これは前記テープ侵入側と抜け側の巻線回数の巻
数比に対応したもので、テープ侵入側にはスペー
サーの断面積が少なくなるように4カ所のスリツ
ト18a1−a4を設けたスペーサー12aとし、抜
け側にはスペーサーの断面積を大きくして磁束密
度を進入側よりも大きくするようにした3カ所の
スリツト18b1〜b3を設けたスペーサー12bと
しているものである。
次に、上記の構成で組みたてられた消去ヘツド
部7はケース体16に挿入され、ケース体16の
窓部19で、案内突起20の先端を押圧しながら
案内されて、ケース体16の基準窓縁部21に消
去ヘツド7の前部上面を接してギヤツプ10a,
10b,11a,11bを突出させた状態で係止
される。ついでケース体16内に消去ヘツド7を
組込んだ後ケース体16後部の開口部(図示せ
ず)を金属端子16を突出させて樹脂により封止
し、封完了後、ケース体16の下部に設けた樹脂
注入口(図示せず)よりケース体16内部に高熱
伝導性の樹脂を注入してケース体16内の消去ヘ
ツド7を固着し、樹脂の固着後、ケース体16の
窓部19より突出した消去ヘツド7の前端部を第
4図点線で区別された各スペーサー12a,12
bの余部12a′,12b′と、窓部19より漏出し
た高熱伝導性樹脂をともに研摩加工を施こして本
考案になる4ギヤツプを有する消去ヘツドを完成
させている。
部7はケース体16に挿入され、ケース体16の
窓部19で、案内突起20の先端を押圧しながら
案内されて、ケース体16の基準窓縁部21に消
去ヘツド7の前部上面を接してギヤツプ10a,
10b,11a,11bを突出させた状態で係止
される。ついでケース体16内に消去ヘツド7を
組込んだ後ケース体16後部の開口部(図示せ
ず)を金属端子16を突出させて樹脂により封止
し、封完了後、ケース体16の下部に設けた樹脂
注入口(図示せず)よりケース体16内部に高熱
伝導性の樹脂を注入してケース体16内の消去ヘ
ツド7を固着し、樹脂の固着後、ケース体16の
窓部19より突出した消去ヘツド7の前端部を第
4図点線で区別された各スペーサー12a,12
bの余部12a′,12b′と、窓部19より漏出し
た高熱伝導性樹脂をともに研摩加工を施こして本
考案になる4ギヤツプを有する消去ヘツドを完成
させている。
これらから第6図に示すように高抗磁力テープ
に対する従来消去ヘツドと本考案消去ヘツドとの
消去特性を比較してみると、本考案による消去ヘ
ツドは従来消去ヘツドに比し、消去効果は10dB
程向上し、最大消去効果は約70dBとなつている
とともに高調波電流歪率も従来消去ヘツドに比し
てすぐれた特性をもつている。
に対する従来消去ヘツドと本考案消去ヘツドとの
消去特性を比較してみると、本考案による消去ヘ
ツドは従来消去ヘツドに比し、消去効果は10dB
程向上し、最大消去効果は約70dBとなつている
とともに高調波電流歪率も従来消去ヘツドに比し
てすぐれた特性をもつている。
従つて、本考案による消去ヘツドは前述したよ
うにコアを一体に形成するとともにセンターコア
とサイドコア間の巻線をE字型コアのギヤツプ部
を通して二カ所に行ない、加えて、各ギヤツプ部
にスペーサーを設けて4ギヤツプ構造からなる構
成とともに、スペーサー部にも過電流損による磁
束のロスや発熱による温度上昇に対する対策を施
こしたものであるから従来消去ヘツドに比して、
コア一体構造であることによりコアが安価であ
り、コア接合面がないため消去電流歪率が良好で
あるとともに高抗磁力テープに対して深い最大消
去効果の得られる消去ヘツドとなつている。
うにコアを一体に形成するとともにセンターコア
とサイドコア間の巻線をE字型コアのギヤツプ部
を通して二カ所に行ない、加えて、各ギヤツプ部
にスペーサーを設けて4ギヤツプ構造からなる構
成とともに、スペーサー部にも過電流損による磁
束のロスや発熱による温度上昇に対する対策を施
こしたものであるから従来消去ヘツドに比して、
コア一体構造であることによりコアが安価であ
り、コア接合面がないため消去電流歪率が良好で
あるとともに高抗磁力テープに対して深い最大消
去効果の得られる消去ヘツドとなつている。
第1図は従来消去ヘツドの概略図、第2図は本
考案消去ヘツドの概略図、第3図は本考案消去ヘ
ツドの全体を示す分解斜視図、第4図はギヤツプ
スペーサーの実施例を示す拡大斜視図。第5図は
巻線の巻線数をテープ侵入側と抜け側とで変化さ
せた場合の消去特性を示す曲線図、第6図は従来
消去ヘツドと本考案消去ヘツドとの消去特性比軸
曲線図。 7,7……消去ヘツド、8,8a,8b……サ
イドコア、9……センターコア、10,10a,
10b,11,11a,11b……ギヤツプ、1
2,12a,12b……スペーサー、12a′12
b′……スペーサー余部、14a,14b……巻
線、17……薄膜材、18a1〜18a4,18b1〜
18b3……スリツト。
考案消去ヘツドの概略図、第3図は本考案消去ヘ
ツドの全体を示す分解斜視図、第4図はギヤツプ
スペーサーの実施例を示す拡大斜視図。第5図は
巻線の巻線数をテープ侵入側と抜け側とで変化さ
せた場合の消去特性を示す曲線図、第6図は従来
消去ヘツドと本考案消去ヘツドとの消去特性比軸
曲線図。 7,7……消去ヘツド、8,8a,8b……サ
イドコア、9……センターコア、10,10a,
10b,11,11a,11b……ギヤツプ、1
2,12a,12b……スペーサー、12a′12
b′……スペーサー余部、14a,14b……巻
線、17……薄膜材、18a1〜18a4,18b1〜
18b3……スリツト。
Claims (1)
- センターコアとサイドコアを一体に成形してダ
ブルギヤツプ構造とした消去ヘツドにおいて、前
記ギヤツプ部に挿入されて4ギヤツプを形成する
磁性体のスペーサーと、前記スペーサーには複数
のスリツトが設けられていることを特徴とする消
去ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18696281U JPS5890522U (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 消去ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18696281U JPS5890522U (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 消去ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5890522U JPS5890522U (ja) | 1983-06-18 |
JPS6331207Y2 true JPS6331207Y2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=29989370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18696281U Granted JPS5890522U (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 消去ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5890522U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042412Y2 (ja) * | 1985-08-26 | 1992-01-28 |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP18696281U patent/JPS5890522U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5890522U (ja) | 1983-06-18 |
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