JPS63246496A - 送風機の送風方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童業上の利用分野 本発明は自然に近い風を発生させる扇風機などの送風機
の送風方法に関するものである。

従来の技術 従来、この種の送風機は第２図に示すような構成であっ
た。第２図において、１がファンを回転させるためのモ
ータであり、本例では３段階に回転数を変化させるここ
のできる交流誘導型を使用している。２はトライアック
を利用したモータ１の回転数切換装置であシ、回転数制
御回路３からの信号によりモータ１をある特定の回転数
へ設定する。回転数制御回路３はマイクロコンピュータ
などが用いられ、基準時間作成回路４の信号を計数して
モータ１をある回転数に一定時間継続させたのち、別の
回転数へ順次切換えてゆく機能を有するものである。６
は直流電源を作成する電源回路である。

以上のように構成された送風機では、休息や睡眠など人
の行動に適した風を発生するためのモータ１の回転数を
時間的に変化させており、第３図にその代表例を示す。

第３図において、パターンＰ１バランダム的な風と呼ぶ
ここのできるもので、回転数の出現頻度の間の規則性が
少ないことが特徴となっている。パターンＰ２はリズム
的な風と呼ぶここのできるもので、回転数の出現頻度は
どの回転数でも同一となっている。パターンＰ３は間欠
的な風と呼ぶここのできるもので、長い区間にある回転
数しか出現せず時間的経過とともにその出現頻度が小さ
くなっている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成による送風方法においては、人が
休息している時などに適する、より自然に近い風はパタ
ーンＰ１であるが、回転数の出現頻度の間に規則性が少
ないため風に当たっている人がせわしい感じを抱いてし
まうという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、風に当た
った人が不自然な感じを抱きにくい送風方法全提供する
ことを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、ファンと、この
ファンを回転させるためのモータと、このモータの回転
数を切換える回転数切換装置と、前記モータのある回転
数の継続時間を計時したのち別の回転数へ切換える回転
数制御回路を備え、前記回転数制御回路は回転数の大き
い状態の出現頻度が小さい状態の出現頻度より総体的に
少なくなるように制御するものである。

作　　用 この送風方法によシ、回転数が大きく変化する周期が大
きくなるとともに周期が頻繁に変わる成分の回転数は小
さくなるので、この種の風に当たった人は不自然な感じ
を抱きにくい。

実施例 第１図は本発明の一実施例による送風機の送風方法を示
す。なおこの送風方法を実現するための送風機の構成は
第２図で示した従来例のほか、モータ１として直流型を
用いたものも可能である。

第１図では３種類の回転数（高、中、低）の継続時間を
適切に設定することにより、回転数が小さくなるにつれ
てその出現頻度が多くなるような送風パターンを形成し
ている。同図から明らかなように回転数が高から低にな
るに従い出現頻度が多くなるようにし、かつ、ランダム
送風を組み合わせることにより、より自然風に近い送風
を可能としている。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明にょれば、周期
が頻繁に変わる成分の回転数を小さくしたことにより、
風に当たった人が不自然感を抱きにくい送風を行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による送風機の送風パターン
図、第２図は従来の送風機の構成図、第３図は同送風パ
ターン図である。 １・・・・・・モータ、２・・・・・・回転数切換機構
、３・・・・・・回転数制御回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ファンと、このファンを回転させるためのモータと、こ
   のモータの回転数を切換える回転数切換装置と、前記モ
   ータのある回転数の継続時間を計時したのち別の回転数
   へ切換える回転数制御回路を備え、前記回転数制御回路
   は回転数の大きい状態の出現頻度が小さい状態の出現頻
   度より総体的に少なくなるように制御する送風機の送風
   方法。