JPS63132150A - 穀物の含水率測定装置 - Google Patents

穀物の含水率測定装置

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JPS63132150A
JPS63132150A JP27672186A JP27672186A JPS63132150A JP S63132150 A JPS63132150 A JP S63132150A JP 27672186 A JP27672186 A JP 27672186A JP 27672186 A JP27672186 A JP 27672186A JP S63132150 A JPS63132150 A JP S63132150A
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grain
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JP27672186A
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Masanori Sugimoto
真規 杉本
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は穀物の含水率測定装置に係り、特に乾燥する
穀物の停止含水率精度を向上し得て過乾燥を防止し得る
穀物の含水率測定装置に関する。
〔従来の技術〕
収穫した穀物を乾燥機によって乾燥する際には、乾燥進
度を判断するために乾燥中の穀物の含水率を把握する必
要がある。そこで、従来は、一の測定時期に一定回数穀
物の含水率を測定してその平均値を算出し、この平均値
をその時点での穀物の含水率としていた。また、一の測
定時期の間隔は、穀物の乾燥進度に応じ漸次短縮してい
る(特公昭60−16574号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、乾燥機内の乾燥される穀物を母集団N(μ、
σ2)(μ:平均値、σ :標準偏差)とすると、σ2
は時間の経過とともに減少する。条件の良い穀物、即ち
含水率の略一定している穀物であれば、σ2は乾燥終期
に充分収束するので、例えば乾燥初期の測定回数よりも
少ない回数の含水率の測定によっても母集団Nの含水率
を充分に推定し得る値が得られる。ところが、前述の如
く一の測定時期に一定回数の含水率を測定するものにあ
って穀物を破壊して測定する装置は、全乾燥工程を通し
て多数回の測定を行うことになり、サンプル数の無用な
増加を招くとともに装置寿命の短縮を招く不都合がある
一方、異なる圃場や青未熟米の混入等により含水率が一
定していす差を有している穀物にあっては、乾燥終期に
おいてもσ2が充分に収束しない。このため、このよう
な状況で母集団Nの含水率の平均値μを推定するには、
相当多くの測定回数を必要とすることになり、想定以上
に含水率にバラツキがある場合には、停止含水率精度の
悪化を招(ことになる。
以上より、測定回数が一定だと、母集団Nのバラツキが
小さい場合には不都合があり、またバラツキが大きい場
合にも不都合がある。
また、穀物の乾燥進度に応じ一の測定時期の間隔を漸次
短縮する装置にあって、含水率のバラツキが大きい場合
に平均値をもって次回の測定時期を設定すると、想定以
上に乾燥進度が進捗していて過乾燥になる問題があった
。また、測定時期の間隔を短くしても、含水率のバラツ
キが大きい場合には、乾燥機内の穀物の母集団Nの平均
値μを推定し得ない問題があり、この結果、停止含水率
精度が低下する不都合を生じた。
〔発明の目的〕
そこで、この発明の目的は、乾燥する穀物の測定用サン
プル数を減少し得て停止含水率精度を向上し得るととも
に過乾燥を防止し得る穀物の含水率測定装置を実現する
ことにある。
C問題点を解決するための手段〕 この目的を達成するためにこの発明は、一の測定時期に
穀物の含水率を連続所定回数測定しその平均値により乾
燥機の乾燥運転停止を判定する穀物の含水率測定装置に
おいて、前記穀物の含水率を測定し含水率データに変換
する含水率測定手段と、この含水率測定手段により一の
測定時期に連続所定回数測定して得た所定数の含水率デ
ータを入力し平均値データを算出する平均値計算手段と
、前記含水率測定手段により一の測定時期に連続所定回
数測定して得た所定数の含水率データを入力し標準偏差
データを算出する標準偏差計算手段と、少なくとも前記
標準偏差データに基づいて一の測定時期に測定すべき穀
物の含水率の連続所定回数と一の測定時期の間隔とを演
算し前記含水率測定手段を作動制御する制御手段とから
構成したことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、含水率測定手段により一の測
定時期に連続所定回数測定して得た所定数の含水率デー
タから平均値計算手段と標準偏差計算手段により平均値
データと標準偏差データとを算出する。制御手段は、少
なくとも前記標準偏差データに基づいて一の測定時期に
測定すべき穀物の含水率の連続所定回数と一の測定時期
の間隔とを演算し、含水率測定手段を作動制御する。
これにより、穀物の含水率のバラツキが大きい場合には
一の測定時期に測定すべき連続所定回数を多くする一方
、含水率のバラツキが小さい場合には一の測定時期に測
定すべき連続所定回数を少なくして、無用なサンプル抽
出を行うことなく平均値の推定精度を高める。また、含
水率のバラツキが大きい場合には、一の測定時期の間隔
を短く設定して乾燥進度を精細に監視する。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1〜8図は、この発明の実施例を示すものである。
第1図において、穀物乾燥機2は、貯留部4、乾燥部6
、集穀部8を有している。揚穀機10で揚上した穀物は
、上部搬送具12により搬送されて貯留部4内に均分落
下される。穀物は、乾燥部6で乾燥した後、集穀部8に
集められて下部搬送具14により揚穀機下部まで移送さ
れ、再び揚上されるという循環を繰返す間に乾燥される
前記乾燥部6には、穀物を熱風により乾燥させるべく前
面側には高温の空気を発生する燃焼機16を設けるとと
もに背面側には高温の空気を吸引排出する排風機18を
設け、これにより乾燥部6に熱風を貫流させ穀物を乾燥
する。この燃焼機16の前面には、制御盤20を設けて
いる。また、乾燥機2の前面側には、張込まれた穀物の
水分値を検知する水分計22を設けている。
第2図は、前記制御盤20であり、乾燥機2各部の動作
状態を表示するモニタ表示24、数字表示器26、運転
スイッチ28、停止スイッチ30、停止含水率設定スイ
ッチ32、穀物種類設定スイッチ34等を設けている。
第3図は、この発明による穀物の含水率測定装置のブロ
ック図で、36は含水率測定手段、38は平均値計算手
段、40は標準偏差計算手段、42は制御手段である。
前記含水率測定手段36は、穀物の含水率を測定し含水
率データに変換する。前記平均値計算手段38は、含水
率測定手段36により一の測定時期に連続所定回数測定
して得た所定数の含水率データを入力し前記乾燥機2の
乾燥運転停止を判定すべき平均値データを算出する。前
記標準偏差計算手段40は、前記含水率測定手段36に
より一の測定時期に連続所定回数測定して得た所定数の
含水率データを入力し標準偏差データを算出する。前記
制御手段42は、前記標準偏差計算手段40から入力す
る標準偏差データに基づいて一の測定時期に測定すべき
穀物の含水率の連続所定回数と一の測定時期の間隔とを
演算し前記含水率測定手段36を作動制御する。
これら各手段36〜42からなるこの発明による穀物の
含水率測定装置は、第4図の如く回路構成している。
図において、44は試料穀物を圧砕挾持して電気抵抗を
測定する一対の電極で、リニアライズ回路より構成する
抵抗/電圧変換回路46により前記電極44間に生じた
抵抗値を電圧に変換する。
A/D変換回路48は、抵抗/電圧変換回路46の電圧
を入力しデジタル信号に変換する。これら電極44、抵
抗/電圧変換回路46、A/D変換回路48により、前
記含水率測定手段36は構成されている。
32は乾燥機の停止含水率(被乾燥物がその含水率に達
したとき乾燥機が停止する)を設定する例えばロータリ
スイッチで構成された停止含水率設定スイッチ、34は
例えばロークリスイッチ等の接点と穀物種類とを対応さ
せた穀物種類設定スイッチ、50はこれら停止含水率設
定スイッチ32、穀物種類設定スイッチ34からの設定
信号を停止含水率信号、穀物種類信号に変換して後述の
入力データバッファに出力するマルチプレクサである。
このマルチプレクサ50には、前記一対の電極44を接
離する駆動モータ(図示せず)の位置検出用リミットス
イッチ52からの信号も入力する。また、36は含水率
測定手段、54はテスト動作指令用のテストスイッチ、
56はタイマその他の制御のタイミングをとるための基
準クロックを発振するクロック発振回路である。以上の
ものは、入力部を構成している。
平均値計算手段38、標準偏差計算手段40、制御手段
42を構成するマイクロコンピュータ58は、以下の如
く構成されている。即ち、各種データを一時記憶するレ
ジスタ・各種の演算処理および制御を行う演算処理装置
60と、この演算処理装置60の指令で時間を自由に設
定可能なタイマ回路およびタイマ動作完了をこの演算処
理装置60に割込指令する回路からなるタイマ割込制御
回路62と、演算処理装置60の指令によりA/D変換
回路48にA/D変換スタートを指令する回路および変
換完了を演算処理装置60に割込指令する回路からなる
A/D変換割込制御回路64とよりなっている。
さらに、測定プログラムを予め記憶しているリードオン
リメモリ (以下ROMと称す)66と、演算処理装置
60により平均値の演算結果や含水率・穀物種類などの
入力データ等を一時的に記憶する複数の記4i ?J域
からなるリードおよびライト可能なデータ用ランダムア
クセスメモリ (以下RAMと称す)68と、演算処理
装置60から送られた含水率の各データを表示信号にコ
ード変換するデコーダおよび後述の表示器86を駆動す
る駆動回路からなる表示制御回路70と、演算処理装置
60からの制御信号ライン72による指令でA/D変換
回路48、マルチプレクサ50、テスト用スイッチ54
からのデータを一時記憶しそれぞれ入力データバス74
に出力する入力データバッファ76・78・80と、演
算処理装置60から出力データバス82で伝送された出
力データを演算処理装置60の制御信号ライン72によ
る指令で一時記憶する出力データバソファ84とから、
マイクロコンピュータ58は構成されている。
このマイクロコンピュータ58の表示制御回路70は、
含水率の各種データを表示すべく表示器86に数値を表
示させ、リレードライバ88は出力データバッファ84
に一時記憶されたデータに従ってモータや燃料停止用等
のリレ一群90を駆動する。なお、図中92は演算処理
装置60からROM66にアドレスデータを伝送するR
OMアドレスバス、94はプログラムデータを演算処理
装置60に伝送するROMデータバス、96は演算処理
装置60からタイマ割込制御回路62へのタイマスター
 ;・指令信号と演算処理装置60へのタイマ割込信号
とを伝送するタイマ割込制御信号ライン、98は演算処
理装置60からA/D変換割込制御回路48へのA/D
変換スタート指令信号と演算処理装置60へのA/D変
換割込信号とを伝送するA/D変換割込信号ラインであ
る。
次にこの発明の作用を第5〜8図について説明する。
この発明の含水率測定装置は、第5図のメインルーチン
に示す如く、制御が5TART (100)すると、一
の測定時期に含水率を予め定めた連袂所定回数測定し、
この測定により得た含水率から平均値と標準偏差とを算
出する(200)。
平均値により乾燥運転を停止するか否かを判断(300
)する。停止含水率に達していないNOの場合には、一
の測定時期の間隔、即ち次の測定までの待ち時間を少な
くとも前記標準偏差に基づいて、この実施例では標準偏
差と平均値とに基づいて決定(400)L、設定した待
ち時間を経過(500)した後に、再び前述測定ステッ
プ(200)を実行する。前記平均値により乾燥運転を
停止するか否かの判断(300)において、停止含水率
に達しているYESの場合には、乾燥機2の運転を停止
(600)L、END (700) になる。
さらに、前記測定と待ち時間の決定とのサブルーチンを
第6・7図に従って詳述する。
第6図に示す如く、測定のサブルーチンは、5TART
 (202)すると、先ず一の測定時期に含水率を予め
定めた連続所定回数n0測定(204)する。この測定
により得た所定数の含水率より、標準偏差f−を算出(
206)する。この算出した標準偏差J■7を定数とし
て設定した標準偏差σ11 σ 2、σ3・・・σn 
(ただし、 σ1〉 σ 2〉 σ 3〉・・・〉 σ
n)と順次に比較し、測定回数nを定数として設定した
nl、、n 2、rz  3 = rz n(ただし、
nl> rz  2 > n3 >・・・> nn )
のいずれが−に設定(208〜218)する。
即ち、算出した標準偏差Jv7が設定した標準偏差σ1
以上であるか否かを判断(208)L、YESの場合に
は測定回数nをnlに設定(210)する。NOの場合
は、算出した標準偏差JT7が設定した標準偏差σ 2
以上であるが否かを判断(212)L、YESの場合に
は測定回数nをn 2に設定(214)する。さらに、
NOの場合には、算出した標準偏差J■−一が設定した
標準偏差σヨ以上であるが否かを判断(216)し、Y
ESの場合には測定回数nをn3に設定(218)する
、というルーチンを順次にσn  ’  n nまで実
行する。
つまり、第8図に示す如く、乾燥機2内の母集団Nは、
時間Tの経過とともに停止含水率Mに収束するものであ
るが、時間T1においては母集団Nの標準偏差が大きい
ので、測定回数が少ないと算出した平均値は母集団Nの
平均値に対して差を生ずることになる。ここで、測定回
数をnとすると、平均値の標準偏差は1./f正になる
。従って、測定回数nを多くすれば、母集団Nの平均値
に近い値になることになる。なお、時間T1には、測定
回数nをnl > rz  2とした場合の分布を示し
ている。時間T4においては、バラツキは小さくなるの
で測定回数を少なくすることができる。このように、算
出した標準偏差fiが大でバラツキが大きい場合には測
定回数nを多く設定し、一方、算出した標準偏差J■7
が小でバラツキが小さい場合には測定回数nを少なく設
定することにより、サンプルの無用な抽出を行うことな
く平均値の推定精度を高めることができる。
前記設定した測定回数n1・・・nnにより一の測定時
期に含水率を連続して測定(220)L、得られた所定
数の含水率より平均値μを算出(222)L、前記得ら
れた所定数の含水率より標準偏差fTを算出(224)
L、END(226)になる。
この測定のサブルーチンにより得た平均値μによって乾
燥運転を停止するか否かを判断(600)し、停止含水
率に達している場合には乾燥機2の運転を停止する。一
方、停止含水率に達していない場合には、第7図に示す
待ち時間の決定のサブルーチンを実行する。
第7図に示す如く、待ち時間の決定のサブルーチンは、
第5図に示すメインルーチンの乾燥運転を停止するか否
かの判断(600)において停止含水率に達していない
場合に5TART (502)し、次の測定までの待ち
時間tを少なくとも標準偏差に基づいて、この実施例で
は前記測定のルーチンで算出した標準偏差fTと平均値
μとに基づいて決定する。
第8図の時間T2において、前記測定のサブルーチンに
より算出した平均値をμ、算出した標準偏差をfTとす
る。算出した平均値μが所定平均値μ。以上であるか否
かを判断(504)する。YESの場合には、算出した
平均値μと設定した平均値μm、μ2、μ3・・・(た
だし、μm〉μ 2〉μ 3〉・・・〉μn)とを順次
に比較判断し、待ち時間tをt 1、t 2、t 3・
・・(ただし、 tl>t2>t3>・・・>  t 
 n)のいずれか−に決定するルーチン(506〜51
6)を実行する。即ち、算出した平均値μが設定した平
均値81以上であるか否かを判断(506)L、YES
の場合には待ち時間tをtlに決定(508)する。N
oの場合には、算出した平均値μが設定した平均値82
以上であるか否かを判断(510)L、YESの場合に
は待ち時間tをt 2に決定(512)する。さらに、
NOの場合には、算出した平均値μが設定した平均値8
3以上であるか否かを判断(514)L、YESの場合
には待ち時間tヲt  3に決定(516)する、とい
うルーチンをμn−tnまで実行する。つまり、算出し
た平均値μが所定平均値μ。以上である場合には、平均
値μで定まる待ち時間t 1・・・t、  nに決定し
てEND (518)となり、決定した待ち時間t 1
・・・tnが経過した後に前述測定のルーチンを実行す
る。
一方、ステ・ノブ504においてNOの場合には、以下
の如(待ち時間を決定する。
先ず、算出した平均値μと設定した平均値μ° 1、μ
゛ 2、μ゛ 3・・・・・・(ただし、(μ。)〉 
μ ゛ 1 〉 μ゛ 2〉 μ ゛ 3〉・・・)と
を順次に比較判断し、待ち時間tをt’l、t’2、 
t’3・・・(ただし、 t” let “ 2>t’
3>・・・)のいずれか−に決定するルーチン(520
〜528)を実行する。なお、このルーチン(520〜
528)における時間t’l、t’2、t′ ヨ・・・
と前述ルーチン(506〜516)における時間t 1
、t 2、 t 3・・・とは、 tl>t2>t3>
・・・・・・>  t  n>t’l>t’  2>t
’  3>・・・の関係に設定しである。
次いで、算出した標準偏差、7と設定した標準偏差σ゛
 1、σ゛ 2、σ“ 3、・・・(ただし、σ° 1
〉σ” 2〉σ゛ 3〉・・・〉σln)とを順次に比
較判断し、待ち時間tをt ”1、t ”2、 t 3
・・・t  n”  (ただし、 t ”1<t”2<
t  ”3く・・・tn″)のいずれか−に決定するル
ーチン(530〜538)を実行する。
この標準偏差、/7により決定した待ち時間tl・・・
t nが前記平均値μにより決定した待ち時間tl 1
・・・t’n以下か否かを判断(540)L、、YES
の場合には待ち時間tを標準偏差fTにより決定した待
ち時間t ”1・・・t n(542)としてEND 
(518)となる。一方、Noの場合には、平均値μに
より決定した待ち時間t’1・・・t’n、(544)
としてEND (518)となる。
即ち、第8図に示す如く、時間T2において算出した平
均値μにより決定した待ち時間t゛で次の測定時期の時
間T4を設定すると、停止含水率MよりもΔMだけ過乾
燥になる不都合がある。
そこで、平均値μにより決定される待ち時間t’1・・
・t’nよりも短い標準偏差、/7により決定される待
ち時間t ”1・・・t nで次の測定時期の時間T3
を設定することにより、過乾燥を防止することができる
とともに、時間T3においてさらに短い待ち時間t ”
を決定することにより停止含水率にさらに近づけること
ができ、停止含水率精度を向上することができる。
〔発明の効果〕
このようにこの発明によれば、含水率測定手段により一
の測定時期に連続所定回数測定して得た所定数の含水率
データから平均値計算手段と標準偏差計算手段により平
均値データと標準偏差データとを算出する。制御手段は
、少なくとも前記標準偏差データに基づいて一の測定時
期に測定すべき穀物の含水率の連続所定回数と一の測定
時期の間隔とを演算し、含水率測定データを作動制御す
る。
このように、穀物の含水率のバラツキが大きい場合には
一の測定時期に測定すべき連続所定回数を多くする一方
、含水率のバラツキが小さい場合には一の測定時期に測
定すべき連続所定回数を少なくして、無用なサンプル抽
出を行うことなく平均値の推定精度を高め、また、含水
率のバラツキが大きい場合には、一の測定時期の間隔を
短く設定して乾燥進度を精細に監視するので、停止含水
率の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図はこの発明の実施例を示し、第1図は穀物乾
燥機の側面図、第2図は制御盤の拡大正面図、第3図は
含水率測定装置の概略ブロック図、第4図は制御回路の
ブロック図、第5図は制御のメインルーチンのフローチ
ャート、第6図は測定のサブルーチンのフローチャート
、第7図は待ち時間の決定のサブルーチンのフローチャ
ート、第8図は含水率の時間経過に対する乾燥曲線と母
集囲の関係を示す図である。 図において、2は穀物乾燥機、4は貯留部、6は乾燥部
、8は集穀部、10は揚穀機、2oは制御盤、22は水
分計、36は含水率測定手段、38は平均値計算手段、
40は標準偏差計算手段、42は制御手段、58はコン
ピュータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一の測定時期に穀物の含水率を連続所定回数測定しその
    平均値により乾燥機の乾燥運転停止を判定する穀物の含
    水率測定装置において、前記穀物の含水率を測定し含水
    率データに変換する含水率測定手段と、この含水率測定
    手段により一の測定時期に連続所定回数測定して得た所
    定数の含水率データを入力し平均値データを算出する平
    均値計算手段と、前記含水率測定手段により一の測定時
    期に連続所定回数測定して得た所定数の含水率データを
    入力し標準偏差データを算出する標準偏差計算手段と、
    少なくとも前記標準偏差データに基づいて一の測定時期
    に測定すべき穀物の含水率の連続所定回数と一の測定時
    期の間隔とを演算し前記含水率測定手段を作動制御する
    制御手段とから構成したことを特徴とする穀物の含水率
    測定装置。
JP27672186A 1986-11-21 1986-11-21 穀物の含水率測定装置 Pending JPS63132150A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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