JPS63105634A

JPS63105634A - 肉包装機用のチヤツク装置

Info

Publication number: JPS63105634A
Application number: JP62087940A
Authority: JP
Inventors: レイ　セオドール　タウンゼント
Original assignee: Marel Meat Processing Inc; Townsend Engineering Co
Current assignee: Marel Meat Processing Inc; Townsend Engineering Co
Priority date: 1986-10-20
Filing date: 1987-04-11
Publication date: 1988-05-10
Also published as: IT1206809B; NO871338D0; PT85647A; DE8704705U1; CH671676A5; BE1001250A5; DE3710586A1; CA1257807A; FR2605290B1; DE3710586C2; ES2003048A6; BR8701460A; DK167787A; DK167787D0; GB2196226B; FI871567A; IT8747891A0; FI871567A0; SE8701336L; NO163662B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、肉包装機用のチャック装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

米国特許第３，１９１，２２２号明細書に記載されてい
る肉包装機は、スタッフィングホーンつまり充填筒の下
流端に設けられたチャック装置を利用している。チャッ
クは、中空のひだ状の管状ケーシングを支持している。

このケーシングは、滑動可能な状態で、充填筒に取り付
けられており、肉エマルジョンが、充填筒の端から、ケ
ーシングの中へ向かって排出される際に、チューブの端
からケーシングが出て来るように、ケーシングに軸線方
向の抗力を与える。この抗力なしでは、肉エマルジョン
をケーシングの中にしっかりと充填することはできない
。

これら公知のチャックは、回転するようになっており、
ケーシングに対して、回転力あるいは回転トルクを与え
ている。その結果、ケーシングは、リンク装置における
挾み片によって挟まれる個所でねじられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のチャックの内部における細長い長手方向の突条は
、ケーシングが充填されるのに応じて、ケーシングに当
接する。

これら各突条の寸法は、きわめて正確でなければならな
い。そうでないと、充填されたケーシングが、突条と十
分に当接せず、ケーシングの抗力が小さすぎて、肉エマ
ルジョンが多すぎる場合には、ケーシングが破れること
となる。

また、従来のチャックの突条は、ケーシングを十分な力
でつかみ、ケーシングを十分な力で回転させて、リンク
装置でケーシングをねじらせなければならない。

チャックを、ケーシングに十分食い込ませ、適切な回転
力を与えるのに足る小さいものとし、かつ、それと同時
に、過度の抗力をケーシングに与えて充填しすぎないよ
うに、大きいものとすることが必要である。

それぞれのケーシングに対して丁度合った寸法のチャッ
クを使用することが必要である。このチャックは、少し
でも摩耗したら、すぐに取り換えなければならない。実
際問題として、チャックは消耗品であり、はぼ毎日取り
換える必要がある。

従って、かなりの経費がかかる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の第１の目的は、肉は充填したケーシングに、過
度の長手方向の抗力を与えることなく、かつ適切な回転
を与えるように、ケーシングを効果的につかむことがで
きる肉包装機用のチャック装置を提供することである。

本発明の第２の目的は、各種寸法あるいは直径を有する
ケーシングを処理できる肉包装機用のチヤック装置を提
供することである。

本発明の第３の目的は、摩耗に耐え、少くとも肉包装機
の寿命がある間は、全く取り換える必要のない肉包装機
用のチャック装置を提供することである。

前記の目的及びその他の目的は、以下の説明により当業
者には明白となるであろう。

〔作　用〕

本発明のチャック装置は、その中心軸に沿う中心孔を有
する本体部を備えている。この中心孔には、ひだ状のケ
ーシングを被せた充填筒の排出口を挿入しうるようにな
っている。本体部の中心孔には、取入れ口と排出口があ
る。

複数のローラーが、中心孔の排出口に隣接して本体部に
、回転できるようにして設けられている。

各ローラーの回転軸は、中心孔の中心軸に対して垂直な
面に位置している。

各ローラーには、隣接する複数の円板からなる　　。

ミートケーシングとの接触面を設けるのが望ましい。

これらローラーは、中心孔の回りに放射状に配置されて
おり、その接触面は、肉が充填されて、中心孔の取入れ
口から排出口の方向へ動くチューブ状ケーシングのため
の導管を形している。

ローラーの接触面によって、ケーシングにはわずかな長
手方向の抗力が与えられ、導管を通るケーシングの長手
方向の自由な動きは阻止されている。それと同時に、ロ
ーラーの接触面によって、ケーシングが変形し、長手方
向の抗力が増すことなく、ケーシングに対して相当に大
きな回転力が伝えられる。

〔実施例〕

次に、添付図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説
明する。

第１図に示すように、肉包装機（１０）は、後で説明す
るチャック装置以外は、米国特許第３，１９１，２２２
号明細書で説明されているのと同様の機械的要素を備え
ている。

肉包装機（１０）は、４本の脚（１４）に支えられたフ
レーム（１２）を有している。フレーム（１２）には、
工マルジョンポンプ（１６）が設置されている。引込み
自在の充填筒（１８）が、エマルジョンポンプ（１６）
に接続されており、肉エマルジョンが、エマルジョンポ
ンプ（１６）により、貯蔵槽（図示せず）から充填筒（
１８）へ送られる。

滑動可能な公知のフォロワ（１８Ａ）が、充填筒（１８
）に取付けられており、中空のひだ状のチューブ状ケー
シング（２０）を、エマルジョンポンプ（１６）の反対
側に位置する充填筒（１８）の排出口の方へ移動させる
。チャックハウジング（２２）が、充填筒（１８）の排
出口を取り囲んでいる。

公知のリンク装置（２４）が、チャックハウジング（２
２）のすぐ下流において、フレーム（１２）上に設置さ
れている。従来の排出筒（２６）が、フレーム（１２）
に設置され、リンク状ソーセージ等を、リンク装置（２
４）から受け入れるようになっている。排出筒（２６）
の首振り動作により、コンベヤ（２８）上のリンク状ソ
ーセージは、ループ状にされる。

チャックハウジング（２２）は、回転可能な軸受け（３
０）を有している。この軸受け（３０）には、駆動歯車
（３２）が固着され、駆動歯車（３２）は、動力源（図
示せず）とつながっている。

同様に、動力軸（３４）が、リンク装置（２４）と連結
されており、リンクチェーン（３６）を回転させて、包
装された肉製品をリンク状にする。

以上説明してきた構造は、公知のものであり、本発明の
本質的な点は含まれていない。

チャック（３８）は、長軸方向に伸びる中心孔（４２）
を有する円筒体（４０）を備えている。中心孔（４２）
には、取入れ口（４４）と排出口（４４）がある。中心
孔（４２）の取入れ口（４４）の近くはテーパ部（４８
）となっており、この取入れ口（４４）には、複数の細
長いまっすぐな突条（５０）が設けられている。

チャック（３８）の排出口（４６）の周囲は、大口径の
肩部（５２）で取り囲まれており、肩部（５２）には、
複数のノツチ（５４）が切り込まれている。これらの４
つのノツチ（５４）で、肩部（５２）を４つのセグメン
トに分けるのが望ましい。各セグメントのノツチ（５４
）に隣接する面は、平面（５５）となっている。

隣接する肩部のセグメント（５２）の対向する平面１ｌ
− （５５）の間に、４個のローラー（５６）が設けられて
いる。これら各ローラー（５６）は、中心孔（４２）の
長軸に対して直交する軸（５８）に回転可能に支持され
ている。

各ローラー（５６）は、ケーシング（２０）との接触面
（６０）を有している。この接触面（６０）は、テーパ
状の外周縁（６４）を有する複数の円板部（６２）に分
かれているのが望ましい。これら円板部（６２）の中、
外側のものは、内側のものよりもわずかに直径が大きい
。従って、ケーシング（２０）との４つの接触面（６０
）により、断面が円筒状の導管（６６）が形成されてい
る。

チャック（３８）は、プラスチック材を機械加工して作
成するのが望ましい。ローラー（５６）も、同様の材料
を機械加工して作成できる。

第３図示のチャック（５８）は、チャックハウジング（
２２）の軸受け（３０）の中に挿入され、もどり止め（
図示せず）等により固定される。

充填筒（１８）を後退させて、ひだ状のチューブ状ケー
シング（２０）を被せ、ついで、第６図に示すように、
排出口（４６）が、チャック（３８）の中心孔（４２）
の中で止まるまで、充填筒（１８）を前方へ移動させる
。

肉を包装する際は、軸受け（３０）とチャック（３８）
は、チャック（３８）の中心軸の回りを回転する。肉エ
マルジョンは、ポンプにより、充填筒（１８）を経て、
充填筒（１８）の排出口（４６）を取り囲んでいるケー
シング（２０）の中へ送り込まれる。

ケーシング（２０）は、突条（５０）に案内されて、充
填筒（１８）の外径とほぼ同一になる。

第６図でわかるように、充填されたケーシング（２０）
が、充填筒（１８）の排出口（４６）から下流へ動くと
すぐに、ケーシング（２０）の外面が、ローラー（５６
）の円板部（６２）に当接する。

円板部（６２）が、充填されたケーシング（２０）に食
い込み、チャック（３８）と共に回転するローラー（５
６）によって、横方向の回転運動がケーシング（２０）
に伝えられる。それと同時に、ローラー（５６）は、軸
（５８）の回りを回転する。その結果、導管（６６）を
通るケーシング（２０）の長軸方向の運動に対する抗力
はきわめて小さいものとなる。

この構造により、チャック（３８）が、ケーシング（２
０）をしっかりつかんで回転させ、長軸方向の運動を妨
げる充填されたケーシング（２０）には、ごく小さな抗
力がかかるのみである。

ローラー（５６）の円板部（６２）が、ケーシング（２
０）の直径に応じて、大小の異なる直径を有するケーシ
ング（２０）を、大きく又は小さく変形させるので、チ
ャック（３８）は、各種の直径のケーシング（２０）を
大量に処理できる。

ケーシング（２０）は、円板部（６２）と当接するのに
十分な直径を有し、かつ充填されたケーシング（２０）
の外面がわずかに変形しうるような材料からなるもので
ある。

前述したところから、本発明の装置によると、少なくと
も前述の目的は、すべて達成できることが分かると思う
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のチャック装置の実施例を備える肉包
装機の斜視図である。第２図は、肉包装機の部分拡大断面図であり、充填筒、
チャックハウジング、及びリンク装置を示している。第３図は、本発明のチャック装置の拡大斜視図である。第４図は、チャック装置に取付けられるローラーの拡大
斜視図である。第５図は、チャックハウジングとチャック装置の拡大縦
断面図である。第６図は、第５図と同様の拡大断面図であるが、充填さ
れ、チャック装置を通るひだ状のケーシングを示してい
る。第７図は、第３図のチャックの７−７線における立面図
である。・　　第８図は、第３図のチャックの８−８線における
立面図である。（１０）肉包装機　　　　　　　（１２）フレーム（１
４）脚　　　　　　　　　　（１６）エマルジョンポン
プ（１８）充填筒　　　　　　　　（１８Ａ）フォロワ
（２０）管状ケーシング　　　　（２２）チャックハウ
ジング（２４）リンク装置　　　　　　（２６）排出筒
（２８）コンベヤ　　　　　　　（３０）軸受け（３２
）駆動歯車　　　　　　　（３４）動力軸（３６）リン
クチェーン　　　　（３８）チャック（４０）円筒体　
　　　　　　　（４２）中心孔（４４）取入れ口　　　
　　　　（４６）排出口（４８）テーパ部　　　　　　
　（５０）突条（５２）肩部　　　　　　　　　（５４
）ノツチ（５５）平面　　　　　　　　　　（５６）ロ
ーラー（５８）軸　　　　　　　　　　（６０）接触面
（６２）円板部　　　　　　　　（６４）外周縁（６６
）導管図面の浄＠（内容に変更なし）手続補正書彷式）昭和６２年８月３１日特許庁長官　小　川　邦　夫　殿・１、事件の表示昭和６２年特許願第０８７９４０号２、発明の名称　　内包装機用のチャック装置３、補正
をする者事件との関係　　特許出願人糸悸Ｗ＼　　　　　タウンゼント　エンジニアリングカ
ンパニー４、代理人５、補正命令の日付　　　　　昭和６２年　６月　３日
（発送日　昭和６２年　６月３０日）６、補正の対象　　　図　　面

Claims

【特許請求の範囲】

（１）中心軸を定める中心孔を有する本体部を備える肉
包装機用のチャック装置であって、前記中心孔には、取入れ口と排出口があり、前記排出口
に近接する前記本体部に、複数のローラーが、回転可能
に取付けられており、前記各ローラーは、前記中心軸に
対して直交する回転軸を有し、前記各ローラーは、それぞれ肉を充填されたケーシング
との接触面を有し、かつ前記接触面が、前記取入れ口から前記排出口の方向へ向
かって前記中心孔を通る肉を充填されたチューブ状ケー
シングのための導管を形成するように、前記ローラーは
、その位置を定めて、前記本体部に取付けられているこ
とを特徴とする肉包装機用のチャック装置。
（２）ローラーが、中心孔の排出口の周囲に設置されて
いる特許請求の範囲第（１）項に記載の肉包装機用のチ
ャック装置。
（３）ローラーの接触面が、複数の円板部よりなる特許
請求の範囲第（１）項に記載の肉包装機用のチャック装
置。
（４）ローラーの接触面が、テーパ状の外周縁を有する
複数の円板部よりなる特許請求の範囲第（１）項に記載
の肉包装機用のチャック装置。
（５）ローラーの接触面が、複数の円板部で構成され、
これら複数の円板部は、外側円板と内側円板とに分けら
れ、かつ前記外側円板は、前記内側円板より直径が大き
い、特許請求の範囲第（１）項に記載の肉包装機用のチ
ャック装置。
（６）複数のノッチが、中心孔の排出口に隣接して本体
部に設けられており、前記ノッチは、互いに対向する平
行な平面を有し、かつ前記ローラーが、前記の平行な平
面の間において、前記各ノッチに設置されている特許請
求の範囲第（１）項に記載の肉包装機用のチャック装置
。
（７）中心孔の取入れ口の端部が、内部に進むにつけて
径が小さくなるテーパ状になっている特許請求の範囲第
（１）項に記載の肉包装機用のチャック装置。
（８）複数の細長い突条が、テーパ状の取入れ口の先端
に、間隔をあけて設けられている特許請求の範囲第（７
）項に記載の肉包装機用のチャック装置。
（９）排出口を有する細長い充填筒に接続された肉エマ
ルジョンポンプ、前記排出口に隣接し、回転可能なチャ
ック軸受け装置を有するチャックハウジング、及び肉を
充填された細長いチューブ状ケーシングを受け入れ連結
するためのチャック装置に隣接するリンク装置を有する
肉包装機において、前記軸受け装置のチャック装置が、中心軸を定める中心
孔を有する本体部を有し、前記中心孔には、取入れ口と排出口があり、前記排出口
に近接する前記本体部に、複数のローラーが、回転可能
に設置されており、前記ローラーは、前記中心軸と直交する回転軸を有し、前記各ローラーは、それぞれミートケーシングとの接触
面を有し、前記充填筒の排出口は、前記中心孔の中で終わり、かつ
前記充填筒は、中空のチューブ状ケーシングを受け入れ
、これを、その外面で滑動できるように支えており、前記接触面が、前記取入れ口から前記排出口の方向へ向
かって前記中心孔を通る肉を充填されたチューブ状ケー
シングのための導管を形成するように、前記ローラーは
、その位置を定めて、前記本体部に取付けられており、前記ローラーは、肉が充填されたチューブ状ケーシング
に当接し、前記導管を介して、前記ケーシングを前記中
心軸の回りに回転させるようになっていることを特徴と
する肉包装機用のチャック装置。
（１０）ローラーが、中心孔の排出口の周囲に設置され
ている特許請求の範囲第（９）項に記載の肉包装機用の
チャック装置。
（１１）ローラーの接触面が、複数の円板部で構成され
ている特許請求の範囲第（１０）項に記載の肉包装機用
のチャック装置。
（１２）ローラーの接触面が、テーパ状の外周縁を有す
る複数の円板部で構成されている特許請求の範囲第（１
０）項に記載の肉包装機用のチャック装置。
（１３）ローラーの接触面が、複数の円板部で構成され
、かつ前記複数の円板部が、外側円板と内側円板に分け
られ、前記外側円板は、前記内側円板より直径が大きい
特許請求の範囲第（９）項に記載の肉包装機用のチャッ
ク装置。
（１４）複数のノッチが、中心孔の排出口に近接して本
体部に設けられ、前記ノッチは、互いに対向する平行な
平面を有し、かつ前記ローラーが、前記の平面の間にお
いて、前記ノッチ内に設けられている特許請求の範囲第
（９）項に記載の肉包装機用のチャック装置。
（１５）中心孔の取入れ口の端部が内部に進むにつれて
径が小さくなるテーパ状になっている特許請求の範囲第
（１０）項に記載の肉包装機用のチャック装置。
（１６）複数の細長い突条が、テーパ状の取入れ口の先
端に、間隔をあけて設けられている特許請求の範囲第（
１５）項に記載の肉包装機用のチャック装置。