JPS626914B2 - - Google Patents
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- JPS626914B2 JPS626914B2 JP10054381A JP10054381A JPS626914B2 JP S626914 B2 JPS626914 B2 JP S626914B2 JP 10054381 A JP10054381 A JP 10054381A JP 10054381 A JP10054381 A JP 10054381A JP S626914 B2 JPS626914 B2 JP S626914B2
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- stainless steel
- piping
- welding
- pipe
- welded
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/23—Arc welding or cutting taking account of the properties of the materials to be welded
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、作業性の極めて良好なステンレス鋼
配管の補修方法に関するものである。
配管の補修方法に関するものである。
各種の圧力容器等において、管台（一般に、低
合金鋼製）とステンレス鋼（一般に、オーステナ
イトステンレス鋼）配管とは、通常、第１図Ａお
よびＢに示すような方法で接合されている。
合金鋼製）とステンレス鋼（一般に、オーステナ
イトステンレス鋼）配管とは、通常、第１図Ａお
よびＢに示すような方法で接合されている。
第１図Ａは上記管台１と上記配管２とを溶接部
３にて直接接合する方法、第１図Ｂはこれらの管
台１と配管２の間にステンレス鋼（一般に、配管
２と同一材料）短管４を挿入して溶接部３および
５にて接合する方法である。
３にて直接接合する方法、第１図Ｂはこれらの管
台１と配管２の間にステンレス鋼（一般に、配管
２と同一材料）短管４を挿入して溶接部３および
５にて接合する方法である。
ところで、このような継手において、運転中の
環境により配管２側すなわちステンレス鋼側の溶
接熱影響部の内表面に損傷が発生した場合、溶接
部３および５のところで切断し、新しい配管と交
換し再溶接することになる。しかし、管台１側が
低合金鋼であるため、この部分に溶接による熱影
響が及ばないように充分な寸法的、施工的配慮が
必要である。
環境により配管２側すなわちステンレス鋼側の溶
接熱影響部の内表面に損傷が発生した場合、溶接
部３および５のところで切断し、新しい配管と交
換し再溶接することになる。しかし、管台１側が
低合金鋼であるため、この部分に溶接による熱影
響が及ばないように充分な寸法的、施工的配慮が
必要である。
また、低合金鋼の溶接にあつては、一般に、予
熱および後熱処理を必要とする。しかし、上記の
ような補修作業の場合、現地での作業が多く、こ
の予熱、後熱作業を極めて困難なものとしてい
る。
熱および後熱処理を必要とする。しかし、上記の
ような補修作業の場合、現地での作業が多く、こ
の予熱、後熱作業を極めて困難なものとしてい
る。
そこで本発明者等は、上記の補修作業を容易に
することを目的として種々検討の結果、ステンレ
ス鋼の溶接においては低合金鋼のように予熱、後
熱処理を必要としないという事実に着目し、上記
のような低合金鋼とステンレス鋼との組合せであ
つてステンレス鋼側に損傷がある場合の補修に際
しては、低合金鋼側に溶接の熱影響が及ばないよ
うにステンレス鋼部のみの溶接で対処すれば、予
熱、後熱を必要とせず、上記目的が達成できると
の知見を得た。
することを目的として種々検討の結果、ステンレ
ス鋼の溶接においては低合金鋼のように予熱、後
熱処理を必要としないという事実に着目し、上記
のような低合金鋼とステンレス鋼との組合せであ
つてステンレス鋼側に損傷がある場合の補修に際
しては、低合金鋼側に溶接の熱影響が及ばないよ
うにステンレス鋼部のみの溶接で対処すれば、予
熱、後熱を必要とせず、上記目的が達成できると
の知見を得た。
本発明は、この知見に基づいてなされたもの
で、 (1) 低合金鋼管台とステンレス鋼配管とをステン
レス鋼溶接材料で溶接接合した継手における前
記配管の補修方法において、前記配管を前記溶
接接合部を含む該配管の一部を残して切断除去
し、残つた配管の内面全面を切削した後、該切
削面に耐食性に優れたステンレス鋼溶接材料を
肉盛溶接し、次いで該肉盛溶接された配管残部
と新しいステンレス鋼配管を溶接接合すること
を特徴とするステンレス鋼配管の補修方法に関
し、また (2) 上記管台と上記配管とをニツケル基溶接材料
で溶接接合した継手の場合は、上記肉盛溶接
を、該ニツケル基溶接材料での溶接接合部近傍
をニツケル基溶接材料で、残りの部分を耐食性
に優れたステンレス鋼溶接材料で行うことを特
徴とするステンレス鋼の補修方法に関する。
で、 (1) 低合金鋼管台とステンレス鋼配管とをステン
レス鋼溶接材料で溶接接合した継手における前
記配管の補修方法において、前記配管を前記溶
接接合部を含む該配管の一部を残して切断除去
し、残つた配管の内面全面を切削した後、該切
削面に耐食性に優れたステンレス鋼溶接材料を
肉盛溶接し、次いで該肉盛溶接された配管残部
と新しいステンレス鋼配管を溶接接合すること
を特徴とするステンレス鋼配管の補修方法に関
し、また (2) 上記管台と上記配管とをニツケル基溶接材料
で溶接接合した継手の場合は、上記肉盛溶接
を、該ニツケル基溶接材料での溶接接合部近傍
をニツケル基溶接材料で、残りの部分を耐食性
に優れたステンレス鋼溶接材料で行うことを特
徴とするステンレス鋼の補修方法に関する。
以下、添付図面に沿つて本発明方法を詳細に説
明する。
明する。
第２図ＡおよびＢは、前記第１図ＡおよびＢの
継手の補修に本発明方法を適用する例を示す図で
ある。
継手の補修に本発明方法を適用する例を示す図で
ある。
第２図Ａは、溶接部３がステンレス鋼溶接材料
の場合を示すもので、第１図Ａの配管２の一部
〔第２図Ａ中２′〕を残して切断し、該配管残部
２′の内面を切削して、ここに存在する損傷部を
除去後、耐食性に優れたステンレス鋼、例えば低
炭素ステンレス鋼や２相合金（フエライト相＋オ
ーステナイト相）等の溶接材料で肉盛溶接８し、
しかる後この肉盛溶接部８を含めて配管残部２′
の開先加工を行い、新しい配管（元の配管２と同
材質）６を溶接接合７する方法である。
の場合を示すもので、第１図Ａの配管２の一部
〔第２図Ａ中２′〕を残して切断し、該配管残部
２′の内面を切削して、ここに存在する損傷部を
除去後、耐食性に優れたステンレス鋼、例えば低
炭素ステンレス鋼や２相合金（フエライト相＋オ
ーステナイト相）等の溶接材料で肉盛溶接８し、
しかる後この肉盛溶接部８を含めて配管残部２′
の開先加工を行い、新しい配管（元の配管２と同
材質）６を溶接接合７する方法である。
第２図Ｂは、溶接部３がニツケル基溶接材料の
場合を示すもので、第１図Ｂの短管４の一部〔第
２図Ｂ中４′〕を残して切断し、該短管残部４′の
内面を切削して損傷部を除去後、上記溶接部３近
傍はニツケル基溶接材料、例えばインコネル、純
ニツケル、ハステロイ等で肉盛溶接９し、残りの
部分は第２図Ａの肉盛溶接８と同様のステンレス
鋼溶接材料で肉盛溶接し、しかる後上記第２図Ａ
の場合と同様に開先加工、新配管６の溶接接合７
を行う方法である。
場合を示すもので、第１図Ｂの短管４の一部〔第
２図Ｂ中４′〕を残して切断し、該短管残部４′の
内面を切削して損傷部を除去後、上記溶接部３近
傍はニツケル基溶接材料、例えばインコネル、純
ニツケル、ハステロイ等で肉盛溶接９し、残りの
部分は第２図Ａの肉盛溶接８と同様のステンレス
鋼溶接材料で肉盛溶接し、しかる後上記第２図Ａ
の場合と同様に開先加工、新配管６の溶接接合７
を行う方法である。
なお、第２図Ａにおいて溶接部３がニツケル基
溶接材料の場合は第２図Ｂと同様にニツケル基溶
接材料の肉盛溶接部９を設けること、また逆に第
２図Ｂにおいて溶接部３がステンレス鋼溶接材料
の場合は第２図Ａと同様のステンレス鋼溶接材料
の肉盛溶接部８のみでよいことはいうまでもな
い。
溶接材料の場合は第２図Ｂと同様にニツケル基溶
接材料の肉盛溶接部９を設けること、また逆に第
２図Ｂにおいて溶接部３がステンレス鋼溶接材料
の場合は第２図Ａと同様のステンレス鋼溶接材料
の肉盛溶接部８のみでよいことはいうまでもな
い。
ただし、短管４を挿入する継手方式の場合、該
短管４と管台１の溶接３は、一般に、インコネ
ル、純ニツケル、ハステロイ等のニツケル基材料
で行われていることが多いので、このような継手
の補修に際しては、第２図Ｂに示す方法が採用さ
れる場合が多い。
短管４と管台１の溶接３は、一般に、インコネ
ル、純ニツケル、ハステロイ等のニツケル基材料
で行われていることが多いので、このような継手
の補修に際しては、第２図Ｂに示す方法が採用さ
れる場合が多い。
また、本発明方法において溶接部３がニツケル
基溶接材料の場合にニツケル基溶接材料による肉
盛溶接部９を設ける理由は、ニツケル基溶接部３
をステンレス鋼溶接材料で肉盛溶接すると溶接割
れが発生する等の欠点があり、これらの欠点を除
去すると共にいつそう良好な補修結果を得るため
である。
基溶接材料の場合にニツケル基溶接材料による肉
盛溶接部９を設ける理由は、ニツケル基溶接部３
をステンレス鋼溶接材料で肉盛溶接すると溶接割
れが発生する等の欠点があり、これらの欠点を除
去すると共にいつそう良好な補修結果を得るため
である。
以上説明したように、本発明方法では、ステン
レス鋼製の配管２と短管４を一部残し、これらの
残部２′，４′と新しい配管６とを溶接するため、
溶接の熱影響は低合金鋼製管台１に及ぶことはな
く、従つて予熱、後熱作業は不要であり補修作業
が極めて容易となる。
レス鋼製の配管２と短管４を一部残し、これらの
残部２′，４′と新しい配管６とを溶接するため、
溶接の熱影響は低合金鋼製管台１に及ぶことはな
く、従つて予熱、後熱作業は不要であり補修作業
が極めて容易となる。
また、本発明方法は、上記の残部２′，４′内面
に存在する損傷を耐食性の優れた材料で肉盛溶接
８，９することにより容易に補修でき、しかもこ
の残部２′，４′の内面補修法の確立によつて上記
のステンレス鋼側のみでの溶接補修法を実現し得
たものであり、工業上極めて有利である。
に存在する損傷を耐食性の優れた材料で肉盛溶接
８，９することにより容易に補修でき、しかもこ
の残部２′，４′の内面補修法の確立によつて上記
のステンレス鋼側のみでの溶接補修法を実現し得
たものであり、工業上極めて有利である。
第１図ＡおよびＢは圧力容器等の管台と配管の
一般的な継手方法を示す図、第２図ＡおよびＢは
本発明方法を第１図ＡおよびＢの継手に適用した
例を示す図である。
一般的な継手方法を示す図、第２図ＡおよびＢは
本発明方法を第１図ＡおよびＢの継手に適用した
例を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 低合金鋼管台とステンレス鋼配管とをステン
レス鋼溶接材料で溶接接合した継手における前記
配管の補修方法において、前記配管を前記溶接接
合部を含む該配管の一部を残して切断除去し、残
つた配管の内面全面を切削した後、該切削面に耐
食性に優れたステンレス鋼溶接材料を肉盛溶接
し、次いで該肉盛溶接された配管残部と析しいス
テンレス鋼配管を溶接接合することを特徴とする
ステンレス鋼配管の補修方法。 ２ 低合金鋼管台とステンレス鋼配管とをニツケ
ル基溶接材料で溶接接合した継手における前記配
管の補修方法において、前記配管を前記溶接接合
部を含む該配管の一部を残して切断除去し、残つ
た配管の内面全面を切削した後、該切削面の前記
溶接接合部近傍にはニツケル基溶接材料を、残り
の部分には耐食性に優れたステンレス鋼溶接材料
を肉盛溶接し、次いで該肉盛溶接された配管残部
と新しいステンレス鋼配管を溶接接合することを
特徴とするステンレス鋼配管の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054381A JPS583780A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | ステンレス鋼配管の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054381A JPS583780A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | ステンレス鋼配管の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583780A JPS583780A (ja) | 1983-01-10 |
| JPS626914B2 true JPS626914B2 (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=14276862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10054381A Granted JPS583780A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | ステンレス鋼配管の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583780A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4660875B2 (ja) * | 2000-03-10 | 2011-03-30 | 株式会社Ｉｈｉ | Ｒｐｖノズル取合部材の取替え工法 |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP10054381A patent/JPS583780A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS583780A (ja) | 1983-01-10 |
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