JP2003314782A - 配管接続部の補修方法、流体配管 - Google Patents

配管接続部の補修方法、流体配管

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JP2003314782A JP2002120937A JP2002120937A JP2003314782A JP 2003314782 A JP2003314782 A JP 2003314782A JP 2002120937 A JP2002120937 A JP 2002120937A JP 2002120937 A JP2002120937 A JP 2002120937A JP 2003314782 A JP2003314782 A JP 2003314782A
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Yasuyuki Fujitani
康之 藤谷
Masahiko Toyoda
真彦 豊田
Takahiro Ota
高裕 太田
Toshizo Oya
寿三 大屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 600合金を用いて溶接された配管接続部に
おける応力腐食割れの発生を防止すると共に、この配管
接続部と高温高圧流体とを遮断するために設けられる6
90合金と配管との接合部における応力腐食割れの発生
を防止する。 【解決手段】 上流側配管10と下流側配管20とが6
00合金を用いたアーク溶接により形成される接続部3
0で接続されている流体配管1に対し、この接続部30
が被覆されるように690合金製のスリーブ40を配置
し、このスリーブ40の高温高圧流体の搬送方向両端部
とこれに対向する流体配管1の内面とを、摩擦撹拌接合
法を用いて接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温高圧流体が搬
送される配管接続部の補修方法及び流体配管に関し、特
に、600合金を用いて溶接された配管接続部の補修方
法及び流体配管に関する。
【0002】
【従来の技術】流体を搬送する配管は、通常、予め規定
された所定長さで形成される。従って、長尺の配管を得
るにはこれら配管同士を接続する必要があり、例えばア
ーク溶接を用いて接続部を形成する接続手法が広く用い
られてきた。特に、流体として高温高圧流体が搬送され
る配管では、接続部が高い耐熱性・耐食性を有している
ことが要求されており、従来より、JIS G4901
−4に規定される600合金を用いて、溶接による接続
部の形成が行われてきた。
【0003】ところが、近年、600合金にて溶接を行
った上記接続部に亀裂が入り、内部の流体が漏れ出して
しまうという問題が生じている。これは応力腐食割れと
呼ばれる現象であり、配管内部を流れる高温高圧流体
が、溶接によって残留応力が高くなった600合金に直
接触れることにより生ずるものといわれている。そこ
で、配管内部に露出している600合金(接続部)を、
この600合金に比べ湿潤腐食媒体及び高温雰囲気中で
の耐食性に優れる690合金(JIS G4901−
4)で覆うことにより、高温高圧流体と600合金とを
遮断する対応策が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した対
応策において、高温高圧流体と600合金とを遮断する
には、配管と690合金とを接合しておく必要がある。
ここで、例えば配管と690合金とをアーク溶接で接合
することについて検討を行ったところ、今度は、配管と
690合金との溶接部に大きな残留応力が残ってしま
い、この部位で応力腐食割れを招くという技術的課題が
みられた。
【0005】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、600合金を
用いて溶接された配管接続部における応力腐食割れの発
生を防止すると共に、この配管接続部と高温高圧流体と
を遮断するために設けられる690合金と配管との接合
部における応力腐食割れの発生を防止することのできる
配管接続部の補修方法及び流体配管を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明者が鋭意検討を行ったところ、配管と690合金とを
接合するにあたり、摩擦攪拌接合法(Friction Stir We
lding:FSW)を採用することで、残留応力の少ない
接合部を形成できるという知見が得られた。そこで、本
発明の配管接続部の補修方法は、第1の配管と第2の配
管とが600合金によって溶接された配管接続部を有
し、内部には高温高圧流体が搬送される流体配管の配管
接続部の補修方法であって、配管接続部が被覆されるよ
うに流体配管内部に690合金からなるスリーブを装着
するスリーブ装着工程と、摩擦攪拌接合法を用いて配管
接続部が流体から遮断されるようにスリーブと流体配管
内部とを接合する摩擦攪拌接合工程と、を備えることを
特徴としている。本発明では、600合金からなる配管
接続部を690合金からなるスリーブで被覆した後、摩
擦攪拌接合法を用いて配管接続部が流体から遮断される
ようにスリーブと流体配管内部とを接合しているので、
600合金と流体との接触が妨げられる。また、摩擦攪
拌接合法を用いて600合金と690合金とを接合して
いるので、690合金にかかる残留応力も低く抑えられ
る。
【0007】本発明において、600合金及び690合
金は、共にJIS G4901−4に規定されるもので
あれば、その組成は記載される範囲内において適宜選定
して差し支えない。また、摩擦攪拌接合法は、入熱及び
残留応力が少なく軟化や歪みの程度が軽い接合手法とし
て、近年提案されているものである(例えば特許第27
12838号公報参照)。
【0008】また、摩擦攪拌接合工程において、スリー
ブの流体搬送方向両端部に対応する周面とこれに対向す
る流体配管内面とが接合されるようにすれば、簡易に配
管接続部の600合金を高温高圧流体から遮断すること
が可能になる。更に、上記態様において、拡散接合法を
用いてスリーブの流体搬送方向中央部に対応する周面と
これに対向する流体配管内面とを拡散接合する拡散接合
工程を更に備えるようにすれば、流体配管内面とスリー
ブとの接合をより強固にすることができる。
【0009】また、前記摩擦攪拌接合工程において、ス
リーブ全面とこれに対向する流体配管内面とが接合され
るようにしても、流体配管内面とスリーブとの接合をよ
り強固にすることができる。一方、スリーブ装着工程に
おいて、流体配管内部にロウ材を介してスリーブが装着
されるようにし、摩擦攪拌接合工程を行った後にロウ材
を融解させてスリーブと流体配管内部とをロウ付けする
ロウ付け工程を具備させるようにしても、流体配管内面
とスリーブとの接合をより強固にすることができる。
【0010】また、本発明に係る流体配管は、第1の配
管と第2の配管とが600合金によって溶接された配管
接続部を有し、内部には高温高圧流体が搬送される流体
配管であって、690合金で構成されると共に摩擦攪拌
接合法を用いて流体配管内部と接合された摩擦攪拌接合
部を有し且つ配管接続部が流体から遮断される遮断層を
備えることを特徴としている。ここで、流体配管内部と
遮断層とが拡散接合された拡散接合部を具備させるよう
にしたり、あるいは、流体配管と遮断層との間にこれら
流体配管と遮断層とをロウ付けするロウ材層を具備させ
るようにしたりすれば、流体配管内面と遮蔽層との接合
をより強固にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ―実施の形態1―図1(a)は、本発明が適用された流
体配管1の実施の形態1を示している。尚、図1(b)
〜(e)は、夫々、図1(a)のb−b、c−c、d−
d、e-e断面図である。同図において、符号10は図
中矢印で示す高温高圧流体の搬送方向上流側に配設され
る上流側配管、符号20は搬送方向下流側に配設される
下流側配管である。ここで、上流側配管10は、同図の
拡大部に示すように、600合金からなる基部11と、
この基部11の内面すなわち水との接触領域に内張りさ
れる保護層12(SUS316からなる)とを有してい
る。これら上流側配管10及び下流側配管20の肉厚は
50〜100mmである。また、下流側配管20は、S
US316にて構成されている。そして、この流体配管
1には、高温高圧流体として、300℃程度且つ150
気圧程度に加温加圧された水が流れるようになってい
る。
【0012】また、これら上流側配管10及び下流側配
管20は、接続部30によって接続されている。この接
続部30は、600合金を用いたアーク溶接によって形
成されるもので、同図の拡大部に示すように、上流側配
管10に付着させたバタリング部31と、このバタリン
グ部31を介して上流側配管10と下流側配管20とを
アーク溶接した溶接部32とを有している。ここで、こ
れらバタリング部31及び溶接部32は、共に600合
金によって形成される。そして、補修前には、このよう
に接続部30が流体配管1内部に露出した状態、すなわ
ち600合金と高温高圧の水とが直接接触し得る状態で
使用されていた。
【0013】次に、上述した流体配管1の補修方法につ
いて説明する。まず、流体配管1の内径に略合致する6
90合金製のスリーブ40を準備し、流体配管1内の接
続部30を跨ぐ位置まで挿入する。このスリーブ40と
しては、例えば2〜4mmの厚さを有するものが用いら
れる。
【0014】スリーブ40が流体配管1内に挿入された
後、摩擦攪拌接合法を用いて流体配管1とスリーブ40
との接合作業が行われる。次に、図2に基づいて本実施
の形態で用いた摩擦攪拌接合法を説明する。同図におい
て、符号100はスリーブ40の端部に位置決めされ矢
印A方向に回転しながら矢印B方向に向かって移動する
回転工具である。尚、本実施の形態では、矢印B方向が
スリーブ40の内周面方向(円周方向)となっている。
この回転工具100は、モータ(図示せず)に連結され
る基部101と、円盤状の形状を有し回転しながらスリ
ーブ40を押圧する押圧部102と、この押圧部102
の中央部に取り付けられスリーブ40と上流側配管10
(及び下流側配管20)とを摩擦攪拌するプローブ10
3とを備えている。このプローブ103は、例えばバル
ク状のc−BNにて構成され、その長さは2〜4mmで
あり、根元部の直径は10〜15mmである。
【0015】そして、スリーブ40の端部に沿って回転
工具100を矢印A方向に回転させながら、矢印B方向
に円周移動させて摩擦攪拌接合を行う。ここで、回転工
具100の回転速度は300〜1000rpm、移動速
度は100〜500mm/sec程度に設定することが
好ましい。すると、プローブ103の通過部位には、図
1(a)(c)及び図2に示すように、スリーブ40及
び上流側配管10(及び下流側配管20)が摩擦攪拌接
合された摩擦攪拌接合部50が形成される。
【0016】これにより、600合金からなる接続部3
0は、流体配管1を流れる高温高圧の水から遮断される
こととなるため、接続部30における応力腐食割れの発
生が防止される。また、スリーブ40として600合金
より耐熱、耐食性能のよい690合金を用いているた
め、スリーブ40自体に応力腐食割れが発生することも
ない。更に、摩擦攪拌接合法を用いて摩擦攪拌接合部5
0を形成しているため、この摩擦攪拌接合部50の残留
応力は低くなり、摩擦攪拌接合部50における応力腐食
割れの発生も防止される。尚、アーク溶接では降伏点応
力程度の引張残留応力が生じるが、FSWでは攪拌部は
圧縮応力もしくは0、又熱影響部で少し引張応力が生じ
る。また、従来のアーク溶接等において、溶接施工性が
悪く溶接割れが生じ易い690合金も、摩擦攪拌接合法
を用いることによって割れなどを生じることなく接合す
ることが可能となる。
【0017】―実施の形態2―本実施の形態は、実施の
形態1と略同様であるが、摩擦攪拌接合部50の形成部
位を除くスリーブ40の中央部と流体配管1とを、拡散
接合法によって補助的に接合するようにしたものであ
る。尚、本実施の形態において、実施の形態1と同様の
ものについては、同じ符号を付して詳しい説明を省略す
る。本実施の形態では、図3に示すように、プローブ1
03を有しない回転工具100にてスリーブ40を摩擦
し、生じた摩擦熱によって上流側配管10(及び下流側
配管20、接続部30)との間に拡散接合層60が形成
されるようになっている。ここで、回転工具100の押
圧部102としては、高温強度の確保という観点から、
c−BNを用いている。また、拡散接合を行うにあたっ
て、回転工具100の回転速度は1000rpm程度、
移動速度は100mm/sec程度に設定することが好
ましい。このとき、スリーブ40と上流側配管10(及
び下流側配管20、接続部30)との対向部における温
度は、例えば1000℃程度となって拡散接合が行われ
る。本実施の形態では、摩擦攪拌接合部50に加え、拡
散接合層60も形成されるので、流体配管1とスリーブ
40との接合がより強固なものとなる。尚、拡散接合層
60の形成手法は、上述した手法に限られるものではな
く、適宜手法を採用することができる。
【0018】―実施の形態3―本実施の形態は、実施の
形態1と略同様であるが、図4に示すように、スリーブ
40全面とこれに対向する上流側配管10、下流側配管
20、接続部30とを摩擦攪拌接合して摩擦攪拌接合部
50を形成するようにしたものである。本実施の形態で
は、スリーブ40全面が摩擦攪拌接合部50となるた
め、流体配管1とスリーブ40との接合がより強固なも
のとなる。
【0019】―実施の形態4―本実施の形態は、実施の
形態1と略同様であるが、図5に示すように、摩擦攪拌
接合部50の形成部位を除くスリーブ40の中央部と流
体配管1との間にロウ材層70を設け補助的に接合する
ようにしたものである。ここで、ロウ材層70を構成す
るロウ材としては、例えば、Niロウ、Agロウを用い
ることができる。また、ロウ材層70の形成手法として
は、例えば流体配管1の対応位置にロウ材層70を形成
した後にスリーブ40を挿入するようにしてもよいし、
あるいは、予めスリーブ40の外周面にロウ材層70を
形成しておき、これを流体配管1に挿入するようにして
もよい。更に、流体配管1及びスリーブ40にロウ材層
70をロウ付けする手法としては、例えば実施の形態2
で用いたプローブ103を有しない回転工具100を用
いるものであってもよいし、バーナ等を用いて融着させ
るようにしてもよいし、更に、コイルをスリーブ40の
内面に挿入して高周波加熱するようにしてもよい。本実
施の形態では、摩擦攪拌接合部50に加え、ロウ材層7
0も接合に寄与するので、流体配管1とスリーブ40と
の接合がより強固なものとなる。また、これ以外にも、
本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げ
た構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更すること
が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配管接続
部の補修方法及び流体配管によれば、600合金からな
る配管接続部を690合金からなるスリーブで覆うと共
に、摩擦攪拌接合法を用いて流体配管とスリーブとを接
合することにより、配管内部を搬送される高温高圧流体
から配管接続部を遮断するようにしたので、配管接続部
における応力腐食割れの発生を防止することができる。
また、配管と690合金からなるスリーブとの摩擦攪拌
接合部にかかる残留応力を低く抑えることができるた
め、この摩擦攪拌接合部における応力腐食割れの発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明が適用された流体配管の実施
の形態1の全体図であり、(b)(c)(d)(e)
は、夫々、(a)のb−b,c−c,d−d,e−e断
面図である。
【図2】 摩擦攪拌接合法の一例を示す説明図である。
【図3】 実施の形態2における拡散接合法の一例を示
す説明図である。
【図4】 本発明が適用された流体配管の実施の形態3
の全体図である。
【図5】 本発明が適用された流体配管の実施の形態4
の全体図である。
【符号の説明】
10…上流側配管、11…基部、12…保護層、20…
下流側配管、30…接続部、31…バタリング部、32
…溶接部、40…スリーブ、50…摩擦攪拌接合部、6
0…拡散接合層、70…ロウ材層、100…回転工具、
101…基部、102…押圧部、103…プローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 31/00 B23K 31/00 D // B23K 101:06 101:06 103:08 103:08 (72)発明者 太田 高裕 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 大屋 寿三 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 3H025 EA01 EB04 EC02 4E067 AA09 BA03 BG00 DA13 DA17 DD00 EA03 EC06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配管と第2の配管とが600合金
    によって溶接された配管接続部を有し、内部には高温高
    圧流体が搬送される流体配管の配管接続部の補修方法で
    あって、 前記配管接続部が被覆されるように前記流体配管内部に
    690合金からなるスリーブを装着するスリーブ装着工
    程と、 摩擦攪拌接合法を用いて前記配管接続部が流体から遮断
    されるように前記スリーブと前記流体配管内部とを接合
    する摩擦攪拌接合工程と、を備えることを特徴とする配
    管接続部の補修方法。
  2. 【請求項2】 前記摩擦攪拌接合工程では、前記スリー
    ブの流体搬送方向両端部に対応する周面とこれに対向す
    る前記流体配管内面とが接合されることを特徴とする請
    求項1に記載の配管接続部の補修方法。
  3. 【請求項3】 拡散接合法を用いて前記スリーブの流体
    搬送方向中央部に対応する周面とこれに対向する前記流
    体配管内面とを拡散接合する拡散接合工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の配管接続部の補修方
    法。
  4. 【請求項4】 前記摩擦攪拌接合工程では、前記スリー
    ブ全面とこれに対向する前記流体配管内面とが接合され
    ることを特徴とする請求項1に記載の配管接続部の補修
    方法。
  5. 【請求項5】 前記スリーブ装着工程では、前記流体配
    管内部にロウ材を介して前記スリーブが装着されると共
    に、前記摩擦攪拌接合工程を行った後に前記ロウ材を融
    解させて前記スリーブと前記流体配管内部とをロウ付け
    するロウ付け工程を具備させることを特徴とする請求項
    1に記載の配管接続部の補修方法。
  6. 【請求項6】 第1の配管と第2の配管とが600合金
    によって溶接された配管接続部を有し、内部には高温高
    圧流体が搬送される流体配管であって、 690合金で構成されると共に摩擦攪拌接合法を用いて
    前記流体配管内部と接合された摩擦攪拌接合部を有し且
    つ前記配管接続部が前記高温高圧流体から遮断される遮
    断層を備えることを特徴とする流体配管。
  7. 【請求項7】 前記流体配管内部と遮断層とが拡散接合
    された拡散接合部を具備させることを特徴とする請求項
    6に記載の流体配管。
  8. 【請求項8】 前記流体配管と前記遮断層との間には、
    これら流体配管と遮断層とをロウ付けするロウ材層を具
    備させることを特徴とする請求項6に記載の流体配管。
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