JPS59133004A - ベニヤ単板のリ−リング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はベニャレ−２により削成された各種形状からな
るベニヤ単板（以下、単板という）を−匝に巻取る単板
のリーリング方法に関するものである。

従来技術 従来・上記種類のリーリング方法として、原木が略真円
に至るまでに削成される小幅状の上剥単板を繊維直交方
向の前後端縁に不揃い部分を有する状態で、若しくは必
要に応してクリッパー等により１）１１記不揃い部分を
践Ｗｔ排除した後、相互を密１１、若しくは密に近い状
態で整列しながら案内糸条を介してタッチローラの間歇
駆動により従転される巻取リリールのり）周に案内しつ
つ該」二側単板を巻取った後、原木が略真円に至った後
に削成される連続状の帯状単板をｎｉＪ記した上剥単板
の巻取り条（Ｉ４．と同一条件下で連続的に巻取る方法
が一般に知られている。該リーリング方法により上剥単
板、特に繊維直交方向の１１力後端縁に不揃い部分を有
する上剥単板を巻取る場合、該上剥単板は相互間に間隙
を有した状態、或いは相互の不揃い部分が重なり合った
状態で巻取られ、巻玉の断面が多角形状化する傾向を有
しているため、ｍＩ記タッチローラはその間歇駆動時に
より従転される巻取りリールの従転応答性を高める必要
上、高い加圧力にてｎｌ」記巻取すリールに圧接させる
必要を有していた。然し乍、上記条件下において帯状単
板をｄ統帥に巻取る場合、帯状単板は高い加圧力で圧接
されるタッチローラにより生じるしごきにより割れ、並
びに破断を発生し易く、単板品質が低下する問題を有し
ており、単一の巻取り位置において」二側単板、並び帯
状単板を連続的に巻取るには巻取リリールに対するタッ
チローラの加圧力を＋Ｉｆ変しなければならない不都合
を有していた。

発明の目的 本発明の目的は上記した従来の欠点に鑑み、ｌ１ｒＩ易
な手段により帯状単板の品質低下を招くことなく、上剥
単板、並びに帯状単板を巻取ることが可能な中板のリー
リング方法を提供することにある。

発明の構成 以下、一実施例に従って本発明方法を説明する。

第１図は本発明方法に係る単板のリーリング方法を具体
化した装置例を示す説明図である。

図中へニヤレース１は回転駆動するスピンドル２により
チャッキングされた原木３の外周に裁断刃４を当接させ
、該原木３を切削するものであり、１ｉ１記原木３が略
真円に至るまでの切削初期に繊維直交方向幅が小幅状で
、その１）１１後端縁に不揃い部分を有する」：剥単板
Ｓ１を、また原水３が略真円に至った後に繊維直交方向
に連続する帯状単板Ｓ２を削成する。尚、図中５はＩｔ
ｉＪ記戴断刃４の若干上方位置において原木３の外周に
圧接するプレッシャーバーである。

＋ｉｉＪ記上剥単板Ｓ１、並びに帯状単板Ｓ２はプーリ
６・７間に張設された複数条のコンベヤベルト８からな
る搬送装置９によりデバイダ１０に搬送される。

１１１１記デバイタ１０はＭｊＪ記ベニヤレース１から
削成された単板の形状に応じて軸１１を中心に上下方向
に揺動されると共に、…１記搬送装置９と略同期して搬
送駆動され、下方向に揺動された際、搬入された」；剥
単板Ｓ１を第１の巻取り位置Ｎ１に配置された第１の巻
取リリール１２に搬送する第１の中間コンベヤ１３に、
また上方向に揺動された際、搬入された帯状単板Ｓ２を
第２の巻取り位置Ｎ２に配置された第２の巻取リリール
１４に搬送する第２の中間コンベヤ１５に夫々接続され
る。

＋ＪｉＪ記第１、並びに第２の中間コンベヤ１３・１５
は上下方向に揺動されたデパ′イダ１０における人々の
搬送面上方に配置されたリミットスイッチ、或いは光電
素子等の単板検出器１６・１７から出力される単板検出
信号（図示せず）に基づ゛いて回転駆動、されるｌｌｌ
１１８・１９に固着してなるプーリ２０・２１と該軸１
８・１９の軸心両ｆりｉｔ　１１１１に遊転ｉｉｆ能で
上下方向に揺動可能に軸支された支持フレーム（図示せ
ず）に軸支された第１、並ひに第２のタッチローラ２２
・２３との間に張設される複数条のベルト２４−２５か
らなり、第１の中間コンベヤ１３は上剥単板Ｓ１の搬入
に従って間歇的に駆動され、そのベルト２４」二におい
て上剥単板Ｓ１を相互に密ＩＫ、若しくは密に近い状ｙ
ルで整列規制する。

ＩｆｊＩ　６１２第１のタッチローラ２２はそのＭ　２
２　ａに１Ｉｉｔ’ｌシ一＋１丁ｆ１ヒに取イＩＪけら
れたホルり２６にピストンロッドが固着され、第１の巻
取リリール１２の外周に対し第１のタッチローラ２２を
圧接させるエアシリンダ等の作動部材２７が取付けられ
ている。また第２のタッチローラ２３はその軸２３ａに
遊転可能に取付けられたホルダ２８に索条２９の一方端
か固着されると共に、他方端に第２の巻取リリール１４
の外周に対し第２のタッチローラ２３を圧接させるウェ
イト３０が取付けられている。

案内糸条３１・３２は第１、並ひ゛に第２のタッチロー
ラ２２・２３の下方に配置されたボビン３３・３４内に
捲回されると共に、ガイド・プーリ３５・３６を介して
その先端か第１、並ひ゛に第２の巻取リリール１２・１
４の外周に粘着テープ等により止着され、ｍＩ記第１の
中間コンベヤ１３を介して搬入される上剥単板Ｓ１を第
１の第１の巻取リリール１２の外周に、また第２の中間
コンベヤ１５を介して搬入される帯状単板Ｓ２を第２の
巻取リール１４の外周に案内する。

尚、図中３７はリーリングデツキ、３８はリール移送路
、３９は空リール移送路、４０は巻玉である。

吹に第２図、並びに第３図に従って単板のり一すンタ方
法を説明する。

先ず原水３か略真円に至るまでに削成される上３・す単
板Ｓ１の巻取り方法について説明する。

デバイダｌＯは原木３の切削状況にＬ５して予め第１の
巻取り位置Ｎ１に対応する下方に揺動され、第１の中間
コンベヤ１３に接続されると共に、第１のタッチローラ
２２は作動部材２７の作動により第１の巻取リリール１
２の外周に圧接されている。

」：記状態において削成された上剥単板ｓ１がデバイタ
１０を介して第１の中間コンベヤ１３」二に搬入される
と、該第１の中間コンベヤ１３は単板検出器１６から出
力される単板検出信号に基づいて間歇的に駆動され、該
第１の中間コンベヤ１３土において搬入された上剥単板
Ｓ１相互を密接、若しくは密に近い状！虫に整列させる
と共に、第１の中間コンベヤ１３の駆動に従って間歇駆
動される第１のタッチローラ２２により第１の巻取りリ
ール１２を間歇的に従転させ、案内糸条３１により上剥
単板Ｓ１を第１の巻取リリール１２の外周側に案内しつ
つその巻取りを行う。

吹に原木３が略真円に至った後に削成される帯状単板Ｓ
２の巻取り方法について説明すると、デ゛ハイタ１０は
原水３の切削状況に応じて第２の巻取り位置Ｎ２に対応
する上方に揺動され、第２の中間コンベヤ１５に接続さ
れると共に、第２のタッチローラ２３はウェイト３０に
より第２の巻取りリール１４の外周に圧接されている。

該状態においてベニヤレース１から削成された・；（に
状単板Ｓ２が第２の中間コンベヤ１５に搬入されると、
該第２の中間コンベヤ１５は単板検出器１７から出力さ
れる単板検出信号に基づいて連続的に駆動され、搬入さ
れた帯状単板Ｓ２を第２の巻取クリール１４側に搬送す
る。そして搬入された帯状単板Ｓ２を案内糸条３１によ
り連続駆動する第２のタッチローラ２３により従転され
る第２の巻取リリール１４の外周側に案内しつつ巻取ら
せる。

従って本実施力法はデバイダ１０により削成された上剥
単板Ｓ１、並びに帯状単板Ｓ２を所定の第１、並び゛に
第２の巻取り位置Ｎ１・Ｎ２に振り分け、夫々の巻取り
位置Ｎ１・Ｎ２において上剥単板Ｓ１、並びに帯状単板
Ｓ２の巻取りを行うため、単一の巻取り位置において上
剥単板Ｓ１、並ひに帯状単板Ｓ２を連続的に巻取る従来
のり−リング方法に較べ、上剥単板Ｓｌが巻取られた際
に生じる巻玉４０の多角形状化に基因する帯状単板Ｓ２
の割れ、並びに破断の発生を防止することかｒ＋（能で
ある。

尚、本発明方法を実施する場合、上剥単板か巻取られる
第１の巻取リールに対し第１のタッチローラの加圧力を
帯状単板が巻取られる第２の巻取りリールに勾する第２
のタッチローラの加圧力より高く設定することにより、
上剥単板の巻取りに伴なって断面か多角形状化した巻玉
の従転応答性を、１°ｈめ、上剥単板の巻取りを確実に
行う方法であっても良い。また本実施例方法は上剥単板
Ｓ１の繊卸偵交方向の＋＋＋Ｊ　ｑ＃端縁に不Ｊ１１ｉ
ｌい部分を有する状態で第１の巻取リリール１２にその
巻取りを行う方法としたが、本発明方法は特開昭５２−
３１８０９号に記載されてなるようにベニヤレースから
搬出された上剥単板における繊維直交方向１ｉｉ？後端
縁の不揃い部分をクリッパー等により政断ＩＪト除した
後、上剥重板相互を密接、若しくは密に近い状態に整列
させながら第１の巻取り位置Ｎ１において巻取りを行う
ことにより、…Ｉ記上剥単板相互の間隙、若しくは／並
びに不ｔｉｉｉｉい部分の重なりによる巻玉断面の多角
形状化の度合を少なすることが可能である。更に本発明
方法の応用例としては特開昭５７−９６８０２号に記載
されてなる「ベニヤ単板のり−リンクユニット」を第１
、並び゛に第２の巻取り位置に夫々配置し、第１、並び
に第２の巻取り位置において上剥単板、並び゛にりｉ″
ｉ状単板の巻取りを行う方法であっても実施しろる。

発明の効果 以」二説明したように本発明は原木が略真円に仝るまで
に削成される上剥ベニヤ単板を第１の巻取り位置に配置
され、間歇駆動する第１のタッチローラどの圧Ｉ８によ
り従転される第１の巻取リリールの外周１１ｉ１１に案
内Ｘ条を介して案内しつつ巻取った後、１止木が略真円
に至った後に削成される帯状ベニヤｊｔｉ板を第２の巻
取り位置に配置され、通続的に１１７．動する第２のタ
ッチローラとの圧接により従転される第２の巻取リリー
ルの外周側に案内糸条を介して案内しつつ巻取る簡易な
手段により帯状単板の品質低下を招くことなく、上剥単
板、並ひ“に帯状中板を巻取ることが可能な単板のり−
リンク方法である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法に係る単板のリーリンク方法を具体
化した＆面倒を示す説明図、第２図並びに第３図は動作
状態を示す説明図である。 図中３は原木、１２は第１の巻取リリール、１４は第２
の巻取りリール、２２は第１のタッチロール、２３は第
２のタッチロール、Ｎ１はＭｌの巻取り位１６、Ｎ２は
第２の巻取り位置、Ｓｌは上剥単板、Ｎ２は帯状単板で
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、／ｊｉｊ木が略真因に至るまでに削成される上剥ベ
   ニヤ中板を第１の巻取り位置に配置Ｆｚされ、間歇駆動
   する第１のタッチローラとの圧接により従転される第１
   の巻取リリールの外周側に案内糸条を介して案内しつつ
   巻取った後、 原木が略真円に至った後に削成される；ｉｊｉ状へニヤ
   リｉ板を第２の巻取り位置に配置され、連続的に駆動す
   る第２のタッチローラとの圧接により従転される第２の
   巻取りリールの外周側に案内糸条を介して案内しつつ巻
   取るこを特徴とるベニヤ単板のり一へリング方法。