JPS624153Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建造物壁体例えば出隅コーナー部に
装着するコーナーサツシに関し、その目的はコー
ナー部の両壁体部に開設したコーナー開口部に対
し、極めて省力的に装着することのできるコーナ
ーサツシを提供することにある。

次に、本考案の一実施例を図にしたがつて説明
すると、図中Ｓは建造物壁体のコーナー部Ｒを形
成する壁体３９，３９′に開設した窓開口部W₁，
W₂が連通されたコーナー開口部Ｗに対し一体的
に装着したコーナーサツシであつて、窓開口部
W₁に装着される枠体S₁と窓開口部W₂に装着され
る枠体S₂とがコーナー部Ｒで連結部材１８，１
８′，１９，１９′を介し図示屈曲枠状に一体状に
連結されてコーナー部Ｒに沿つて一体的に装着さ
れている。

なお、このコーナーサツシＳの枠体S₁，S₂は同
じ枠部材を使用して図示対称形状に枠組みされて
いのるで枠体S₁について詳述する。

この枠体S₁は窓開口部W₁に装着される窓枠体
１と、窓開口部W₁の壁体３９の屋外側に装着さ
れる雨戸収納部２とが一体状に連結枠組みされて
いる。

３は窓枠体１の上枠であつて、窓開口部W₁の
周縁枠の鴨居３６の屋外面に沿つて取付けられる
もので、その断面において３Ａは上枠３の上縁で
あつて、鴨居３６の屋外面に沿つて延設する取付
片３Ｅの一部より屋外側へ段差状にやや下傾して
張出す基ウエブ３Ｂと水平状に所定の張出幅で張
出す屋外ウエブ３Ｃとが形成され、屋外ウエブ３
Ｃの外端には前縁３Ｄが形成されている。また、
屋外ウエブ３Ｃの図示下面には接続片３Ｆが垂設
されて同ウエブ３Ｃの長手方向に沿つて雨戸摺動
部８を構成する雨戸溝３Ｇが形成されている。３
Ｈは障子摺動部７を構成する摺動ウエブであつ
て、取付片３Ｅと接続片３Ｆとの間に水平状に設
けられ、同ウエブ３Ｈの下面には下方開放の障子
溝３Ｊ，３Ｋおよび網戸溝３Ｌが形成されてい
る。このように形成された上枠３には中空部３Ｍ
が一体に形成されている。なお、３Ｎは上枠３の
長手方向に沿つて形成したビス受けである。

４は窓枠体１の下枠であつて、上枠３と対応し
て窓開口部W₁の敷居３７の屋外面に沿つて取付
けられるもので、その断面において、４Ａは下枠
４の上縁であつて、障子摺動部７を構成するもの
で、屋外側へ下降する階段状に障子ウエブ４Ｂ，
４Ｃおよび網戸ウエブ４Ｄが形成され、雨戸ウエ
ブ４Ｄの屋外端には上枠３の接続片３Ｆと対応す
る接続片４Ｆが垂設され、同片４Ｅは下縁４Ｇに
接続されている。また、各ウエブ４Ｂ，４Ｃ，４
Ｄの上面にはその長手方向に沿つてレール４Ｆが
条設されている。また、下縁４Ｇは接続片４Ｅと
の接続部より上枠３の雨戸溝３Ｇと対応して屋外
側へ張出して雨戸ウエブ４Ｈが形成され、その外
端には前縁４Ｊが形成されて雨戸ウエブ４Ｈの上
面側には枠体３の雨戸溝３Ｇとにより雨戸摺動部
８を構成する雨戸溝４Ｋが形成されている。ま
た、下縁４Ｇの屋内側は図示段差状に形成されて
敷居２３の屋外面に沿つて延設する取付片４Ｌに
接続され、この下縁４Ｇの段差部には水切片４Ｍ
が垂設されている。また、上縁４Ａの屋内端は取
付片４Ｌの上端部に接続され、その障子ウエブ４
Ｂの屋内端部寄りには上垂片４Ｎが垂設されると
ともに、同片４Ｎの上端には敷居３７の上面に沿
つて屋内側へ張出す係止片４Ｐが形成されてい
る。このように形成された下枠４には中空部４Ｒ
が一体に形成されている。なお、４Ｔは下枠４の
長手方向に沿つて形成したビス受けである。

５は窓枠体１の図示左側の摺動部縦枠で、窓開
口部W₁の図示左縦柱３８の屋外面に沿つて取付
けられ、障子摺動部７の図示左側の戸当り壁を形
成するもので、その戸当片５Ａと補強片５Ｂとが
平行して屋外方向は張出しその内外端部は接続片
５Ｃ，５Ｄにより接続されて中空部５Ｅが一体に
形成されている。また戸当片５Ａおよび補強片５
Ｂの屋内端部には取付片５Ｆ，５Ｇが形成されて
いる。また、戸当片５Ａには図示右方向へ仕切片
５Ｈ，５Ｊが突設され、仕切片５Ｊの屋外面には
気密部材を嵌着するあり溝が形成されている。ま
た、接続片５Ｄには屋外方向へかぎ型状に突出し
て網戸２５の戸当りとなる係止片５Ｋが突設され
ている。なお、５Ｌは摺動部縦枠５の長手方向に
沿つて形成されたビス受けである。

６は、枠体S₂の窓枠体１′の摺動部縦枠で、前
記摺動部縦枠５と対称の断面形状に形成されてい
ので、番号６に同位の部位の符号Ａ〜Ｌを附して
その説明は省略する。

このようにして形成された枠体S₁，S₂の上枠３
および下枠４は、コーナー部Ｒの所定の角度α
（本例では90゜で例示した）に沿うべく図示のよ
うにその端部が切欠き施工されて相互の上枠３は
その中空部３Ｍに内嵌する合成樹脂等からなるＬ
形状の連結部材１８が内嵌されて突合せ状に連結
されて連結角部R₁が形成され、さらにこの連結
角部R₁の相互の上枠３の雨戸溝３Ｇ間には鋼板
材等からなるＬ形状の連結部材１８′がねじ等に
より止着されて屈曲枠状に連結され、また、下枠
４も上枠３と同様に相互の中空部４Ｒに内嵌する
合成樹脂等からなるＬ形状の連結部材１９が内嵌
されて突合せ状に連結されるとともに相互の雨戸
ウエブ４Ｈの下面には鋼板材等からなるＬ形状の
連結部材１９′が当接されてねじ等により止着さ
れて上枠３側と対応する屈曲枠状に連結されてい
る。このように連結された上枠３および下枠４の
端部には縦枠５，６が端部が当接されてビス受け
５Ｌ，６Ｌを介して枠組みされて、コーナー開口
部Ｗに沿う窓枠体１，１′の連結枠体が形成さ
れ、相互の窓枠体１，１′の側方には対称形状に
雨戸納部２，２′が連設されている。

次に、窓枠体１に連設される雨戸収納部２につ
いて説明する。

２は上記した雨戸収納部であつて、戸袋上枠
９、戸袋下枠１２および戸尻縦枠１５と戸口縦枠
１６とにより方形状に枠組みされている。

９は雨戸摺動部２の戸袋上枠であつて、窓枠体
１の上枠３と連結部材２０′を介して同位に連設
されるもので、上部基枠１０と上皿板１１とがね
じ等により連結形成されている。上部基枠１０は
窓開口部W₁の側壁屋外面に延設する取付部１０
Ａと、同取付片１０Ａの一部より上枠３の上縁３
Ａと対応して屋外側へ下降する階段状の断面形状
を有する上縁１０Ｂと、同上縁１０Ｂの下側に取
付片１０Ａの一部より上枠３の摺動ウエブ３Ｈと
対応して屋外側へ水平状に張出す下縁１０Ｃと、
上枠３の接続片３Ｆと対応して上縁１０Ｂと下縁
１０Ｃとの外端を接合する雨戸案内片１０Ｄとが
一体に形成されて上枠３の中空部３Ｍとほぼ同一
形状の中空部１０Ｅが形出されている。

１１は上記した戸袋上枠９の上皿板であつて、
そのウエブ１１Ａの内端は上部基枠１０の縁１０
Ｂの屋外段部に重合当接されねじ等により止着さ
れ、屋外方向へ複数枚の雨戸２７，２８（本例で
は２枚の場合を例示した）を収納するに足る張出
幅で水平状に張出し、その屋外側には鏡板３１を
装着する下方開放の溝部１１Ｂが形成されてい
る。また、ウエブ１１Ａの下面側にはビス受け１
１Ｃ〜１１Ｃがその長手方向に沿つて形成され、
その屋外側の２本のビス受け１１Ｃには係合突片
１１Ｄが突設されている。

１２は雨戸収納部２の戸袋下枠であつて、窓枠
体１の下枠４と連結部材２１′を介して同位に連
設されるもので、下部基枠１３と下皿板１４とが
ねじ等により一体状に連結されて戸袋上枠９と対
応する屋外張出幅に形成されている。

１３は上記した下部基枠であつて、取付片１３
Ａの一部より屋外方向へ下枠４の上縁４Ａと対応
して屋外側へ下降する階段状の上縁１３Ｂと、同
上縁１３Ｂの下側に位置し下枠４の下縁４Ｇと対
応して屋内側が段差状に形成された下縁１３Ｃ
と、下枠４の接続片４Ｄと対応する雨戸案内片１
３Ｄとが一体に形成されて下枠４に形成した中空
部４Ｒとほぼ同形状の中空部１３Ｅが一体に形成
されている。また、下縁１３Ｃの段差部より下枠
４の水切片４Ｍと同一断面形状の水切片１３Ｆが
垂下されている。

１４は上記した下皿板であつて、そのウエブ１
４Ａの内端には下部基枠１３の下縁１３Ｃの屋外
面に重合当接する取付片１４Ｂが形成されてねじ
等により止着され、同ウエブ１４Ａは上皿板１１
のウエブ１１Ａと対応して屋外方向へ水平に張出
して同屋外端部には上皿板１１の溝部１１Ｂと対
応して鏡板３１を装着する上方開放の溝部１４Ｃ
が形成されている。また、ウエブ１４Ａの下面に
はその長手方向に沿つてビス受け１４Ｄ〜１４Ｄ
が形成され、その屋外側の２本のビス受け１４Ｄ
には係合突片１４Ｅが突設されている。

このようにして形成された戸袋上枠９および戸
袋下枠１２の図示右端面には延長ブロツク１７が
それぞれ取付けられるとともに戸口縦枠１６の上
下両端部がビス受け１１Ｃ，１４Ｄを介して取付
けられ、また、図示左端面側においては中空部１
０Ｅ、１３Ｅに内嵌する連結部材２０，２１が嵌
着されて、同連結部材２０，２１およびビス受け
１１Ｃ，１４Ｄを介して戸尻縦枠１５が取付けら
れて収納部２Ａを有する方形状の雨戸収納部２が
形成され、戸口縦枠１６の屋内側には窓枠体１の
雨戸摺動部８と連通して雨戸２７，２８を出入れ
する出入口２Ｂが形成されている。このようにし
て形成された雨戸収納部２を窓枠体１に連設する
ときには窓枠体１の図示左側の中空部３Ｍ，４Ｒ
に連結部材２０，２１より若干長い連結部材２
０′，２１′が相互の中空部３Ｍ，１０Ｅおよび中
空部４Ｒ，１３Ｅに嵌着されて窓枠体１と雨戸収
納部２とは一体状に連設されて雨戸摺動部８と収
納部２Ａとは連通形成されて枠体S₁が形成されて
いる。なお、窓開口部W₂は装着される窓枠体
１′の側部にも上記した雨戸収納部２と対称形状
に形成された雨戸収納部２′が連設されて、コー
ナーサツシＳが形成され、同サツシＳはコーナー
部Ｒおよび窓開口部W₁，W₂の側壁３９，３９′
に対し一体的に取付けられている。

次に、コーナーサツシＳに建付けられる各摺動
障子について説明する。

２２，２３は障子摺動部７に引違い状に建付け
られた内外のガラス障子であつて、外側ガラス障
子２４は上框２４Ａ，下框２４Ｂと縦框２４Ｃお
よび召合框２４Ｄとにより方形状に框組みされて
ガラス板が嵌着されている。また、内側ガラス障
子２２は上框２２Ａ，下框２２Ｂと召合框２２Ｃ
と突合框２３とにより方形状に框組みされて、ガ
ラス板が嵌着され、この突合框２３は連結角部
R₁において、枠体S₂の障子摺動部７に建付けら
れた内側ガラス障子２２′の突合框２３′と図示の
ように直交状に突合されて、その端面を当接して
コーナー開口部Ｗを閉鎖するため図示形状に形成
されている。すなわち、その断面において、２３
Ａは鉛直状に設けられたウエブであつて、同ウエ
ブ２３Ａの内外には短片２３Ｂと長片２３Ｃとが
設けられて、ウエブ２３Ａの内側にはガラス板を
嵌着する溝部２３Ｄが形成され、また、短片２３
Ｂおよび長片２３Ｃの端部は内側ガラス障子２
２′の突合筐２３′と直角状に突合される端面を形
成するためウエブ２３Ａより図示長短状に外側方
向へ突設され、両片２３Ｂ，２３Ｃには対向状に
突片２３Ｅ，２３Ｆが突設されて、両突片２３
Ｅ，２３Ｆ間には戸当端面を形成する合成樹脂あ
るいは合成ゴム等からなる戸当部材３０Ａがその
長手方向に沿つて嵌着されている。なお、枠体S₂
に建付けられる内外のガラス障子２２′，２４′は
上記内外のガラス障子２２，２４と同様に形成さ
れている。

２５，２５′は枠体S₁，S₂の障子摺動部７に片
引き状に建付けられた網戸であつて、連結角部
R₁において図示直角状に突合せ当接されるもの
で、両網戸２５，２５′は対称形状に形成される
ので網戸２５について説明すると、同網戸２５は
上筐２５Ａ、下框２５Ｂと縦框２５Ｃおよび突合
框２６とにより方形状に框組みされ、網が張着さ
れている。また、この突合框２６は、上記した内
側ガラス障子２２の突合框２３の片２３Ｂ，２３
Ｃと同様に片２６Ａ，２６Ｂが長短状に突設され
るとともに片２６Ａ，２６Ｂの端部には対向して
突片２６Ｃ，２６Ｄが突設され、両突片２６Ｃ，
２６Ｄ間には戸当端面を形成する合成樹脂あるい
は合成ゴム等からなる戸当部材３０Ｂが嵌着され
ている。

２７，２８は枠体S₁の雨戸摺動部８に建付けら
れた雨戸であつて、図示左側の雨戸２７は上框２
７Ａ、下框２７Ｂおよび左右の縦框２７Ｃ，２７
Ｄにより方形状に框組みされてパネルが嵌着され
ている。また、雨戸２８は上框２７Ａ、下框２７
Ｂと縦框２７Ｃおよび突合框２９とにより方形状
に框組みされてパネルが嵌着され、この雨戸２８
は窓開口部W₁を閉鎖したとき、枠体S₂に建付け
た雨戸２８′と図示直角状に突合されるため、上
記突合筐２３，２６と同様にその片２９Ａ，２９
Ｂが長短状に突設されるとともに片２９Ａ，２９
Ｂの端部には突片２９Ｃ，２９Ｄが突設されて両
突片２９Ｃ，２９Ｄ間には戸当端面を形成する合
成樹脂あるいは合成ゴム等からなる戸当部材３０
Ｃがその長手方向に沿つて嵌着されている。な
お、枠体S₂に建付けられる雨戸２７′，２８′は上
記雨戸２７，２８をと同様に形成されている。

なお、図中３１は雨戸収納部２，２′の屋外側
に装着された鏡板、３２は雨戸２７，２８の案内
ブロツク、３３は雨戸２７の倒れ止めブロツク、
３４は障子ストツパー、３５はクレセント錠であ
る。

次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。

さて、本例コーナーサツシＳは建造物のコーナ
ー部Ｒに開設したコーナー開口部に沿つて装着す
るものであつて、コーナー部Ｒの両側に取付けら
れる枠体S₁，S₂相互の上枠３および下枠４をコー
ナー部Ｒに沿つて連結して一体状の枠体に形成す
るとともに枠体S₁，S₂にはそれぞれガラス障子２
２，２４，２２′，２４′、網戸２５，２５′およ
び雨戸２７，２８，２７′２８を建付けて、同各
障子によりコーナー開口部Ｗを閉鎖したときには
両枠体S₁，S₂の連結角部R¹で枠体S₁，S₂相互の
内側ガラス障子２２，２２′、網戸２５，２５′お
よび雨戸２８，２８′が突合せ状に直接当接して
閉鎖する構成としたものである。したがつて、コ
ーナー部Ｒの両側壁３９，３９′に開設されて連
設するコーナー開口部となる窓開口部W₁，W₂に
装着する枠体S₁，S₂の相互の上枠３および下枠４
を連結部材１８，１８′，１９，１９′を介して所
定の角度αのコーナー部Ｒに沿う屈曲枠状に一体
に連結してコーナ部Ｒに装着するものであるか
ら、窓開口部W₁，W₂に対し枠体S₁，S₂を同時に
一体的に装着することができ、しかも、両枠体
S₁，S₂相互間の上下方向および左右方向への取付
位置のずれることがなく設定することができ極め
て省力的に装着施工を行うことができる。また、
両枠体S₁１，S₂の連結角部R₁において、相互の
上枠３および下枠４を連結部材１８，１８′，１
９，１９′を介して連結し、また連結角部R₁にお
いて相互に建付けたガラス障子２２，２２′網戸
２５，２５′および雨戸２８，２８′はそれぞれ突
合せ状に直接当接してコーナー開口部Ｗを閉鎖す
る構成としたものであるから、連結角部R₁に戸
当り縦枠をなくして採光性および開放感を向上す
ることができる。

なお、本実施例においてはガラス障子２２，２
２′、網戸２５，２５′および雨戸２８，２８′の
突合框２３，２３′２６，２６′，２９，２９′の
端部を図示斜状に形成し、同端部に戸当部材３０
Ａ，３０Ｂ，３０Ｃを嵌着して斜状の端面を形成
して突合せ状に当接して例示したがそれに限定す
るものではなく、例えば第４図に示すように連結
角部R₁において、枠体S₁に建付けた内側ガラス
障子４０の突合框４１の屋内片４１Ａに対し、枠
体S₂に建付けた内側ガラス障子４０′の突合框４
１′の端面側に戸当部材３０Ｄを嵌着して当接す
る構成としてもよい。なお、網戸、雨戸も同様で
ある。この場合とくに図示のようにクレセント錠
３５により相互ぎを施錠する構成としてもよい。
また、本例コーナーサツシＳはコーナー部Ｒに縦
柱のないコーナー開口部Ｗに装着して例示した
が、図示二点鎖線で示す縦柱４２のあるコーナー
開口部に対しても勿論適用し得るものである。な
お、上記実施例において例示した各枠部材および
框部材はアルミニウム等の軽合金材を押出成形し
た型材により全て形成されている。

さて、本考案の建造物のコーナー部に開設した
コーナー開口部に沿つて装着するコーナーサツシ
であつて、前記コーナー部の両側に取付けられる
枠体相互の上枠および下枠を前記コーナー部に沿
つて連結して一体状の枠体に形成するとともに、
前記両枠体にはそれぞれ摺動障子を建付けて、同
障子により前記コーナー開口部を閉鎖したときに
は前記両枠体の連結角部で枠体相互の摺動障子が
突合せ状に直接当接して閉鎖する構成としたこと
により、コーナー開口部を形成する左右の窓開口
部に対し左右の枠体を同時の一体に装着すること
ができ、しかも、両枠体相互間の上下方向および
左右方向への取付位置のずれることがなく、コー
ナー部を介して取付設定することができるので、
装着施工に極めて省力的に行うことができる。ま
た、連結角部において相互の枠体に建付けた摺動
障子をそれぞれ突合せ状に直接当接してコーナー
開口部を閉鎖するので連結角部に戸当り縦枠をな
くして採光性および開放感を向上することができ
るので、コーナーサツシとして極めて実用性に優
れた考案である。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示し、第１図は水平断
面図、第２図は第１図の−線拡大縦断面図、
第３図は第１図の−線拡大縦断面図、第４図
は摺動障子の突合せ状態の別例を示す一部平断面
図である。 １，１′……窓枠体、２，２′……雨戸収納部、
３……上枠、４……下枠、１８，１８′，１９，
１９′……連結部材、２２，２２′，４０，４０′
……内側ガラス障子、２５，２５′……網戸、２
８，２８′……雨戸、Ｓ……コーナーサツシ、
S₁，S₂……枠体、Ｗ……コーナー開口部、W₁，
W₂……窓開口部、Ｒ……コーナー部、R₁……連
結角部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 建造物のコーナー部に開設したコーナー開口部
   に沿つて装着するコーナーサツシであつて、前記
   コーナー部の両側に取付けられる枠体相互の上枠
   および下枠を前記コーナー部に沿つて連結して一
   体状の枠体に形成するとともに、前記両枠体には
   それぞれ摺動障子を建付けて、同障子により前記
   コーナー開口部を閉鎖したときには前記両枠体の
   連結角部で枠体相互の摺動障子が突合せ状に直接
   当接して閉鎖する構成としたことを特徴とするコ
   ーナーサツシ。