JPS6236402B2 - - Google Patents

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JPS6236402B2
JPS6236402B2 JP59164643A JP16464384A JPS6236402B2 JP S6236402 B2 JPS6236402 B2 JP S6236402B2 JP 59164643 A JP59164643 A JP 59164643A JP 16464384 A JP16464384 A JP 16464384A JP S6236402 B2 JPS6236402 B2 JP S6236402B2
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JP
Japan
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current
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transistor
output
terminal
Prior art date
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Expired
Application number
JP59164643A
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English (en)
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JPS60149212A (ja
Inventor
Kazuo Tokuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS60149212A publication Critical patent/JPS60149212A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトランジスタ回路、特に集積回路で多
く用いられている定電流回路を用いた出力切換回
路に係り、少くとも二つ以上の定電流回路の組合
わせによつて、出力電流の量の制御、或は出力電
流の切換を行う回路に関する。
定電流回路は、定められた電流値に等しい電流
又は定められた電流値と比例する電流等の相関を
もつ電流を形成し、電流源として供給するもの
で、第1図に示すトランジスタ回路が従来から用
いられている。第1図a〜cは従来の代表的な定
電流回路の三つの例を示す回路接続図で1は入力
端子、2は出力端子、3は電流供給端子である。
第1図aにおいて、入力端子1に供給された入力
電流I1はダイオード4に流れる電流とトランジス
タ5のベース電流とになり、トランジスタ5には
ダイオード4の順方向電位降下に応じたコレクタ
電流が流れて、出力端子2への出力電流I2を与え
る。第1図bは第1図aにおけるダイオード4を
コレクタとベースと結合したトランジスタ6に置
き換えたもので、トランジスタ5とトランジスタ
6の特性が揃つていればそのエミツタ電流密度に
ほぼ比例した電流が夫々のトランジスタに流れ
る。従つて集積回路においてはトランジスタ5と
トランジスタ6の形状、即ちエミツタ面積比を適
当に選ぶことによつて、入力電流I1と出力電流I2
の関係を設定することができる。第1図cはマル
チコレクタ構造のラテラルPNPトランジスタ7を
用いた定電流回路で、この場合は、夫々のコレク
タのコレクターエミツタ対向面積比によつて電流
比が決まることが知られている。第1図bにおい
ては、トランジスタ5とトランジスタ6の各々の
エミツタと電流供給端子3との間に抵抗を挿入し
て動作の安定化を図つたものも用いられており、
また極性を逆にしてNPNトランジスタで構成し
たものも全く同様に使われている。
以上説明したように従来の集積回路などに用い
られている定電流回路においては、出力電流は定
電流回路の設計によつてほぼきまつた値となり、
外部から自由に制御する手段を備えていない。
本発明は出力電流を外部から制御でき、かつ集
積回路化に適した出力切換回路を提供することを
目的とする。
以下実施例により図面を参照して本発明を詳細
に説明する。
第2図は、本発明に用いる電流回路のブロツク
図であり、11は第1の定電流回路、12は第2
の定電流回路で、各々第1図で示したような定電
流回路で構成されている。13は第2の定電流回
路12の入力端子16へ電流I13を供給する第2
の電流源、14は第1の定電流回路11の入力端
子18と第2の定電流回路12の出力端子17へ
接続されて電流I14を供給する第1の電流源、1
5は第1の定電流回路11の出力端子19へ接続
され出力電流I15が流れる負荷回路又は次段回路
ブロツクである。
第1の定電流回路11の入力端子18は第2の
定電流回路12の出力端子17と結合された上で
第1の電流源14へ接続されているので、電流
I14は入力端子18に流れる電流I11と出力端子1
7に流れる電流I12との和となり次の式が成り立
つ。
I14=I11+I12 即ちI11=I14−I12 (1) 一例として、第1の電流源14を入力回路と
し、電流I14を第1の定電流回路11を介して電
流I15へ伝達する回路系を想定すると、前述のよ
うに電流I15は電流I11、即ち、上記(1)式より(I14
−I12)で決定されるので、電流I12を定める第2の
電流源13に流す電流I13を変化させることによ
り、出力回路15への電流I15を制御することが
できる。これは、入力回路となる第1の電源源1
4の動作には全く影響を与えずに、出力回路15
への電流伝達量を外部から自由に制御できること
を意味し、第1の定電流回路11と第2の定電流
回路12との関係及び、第1の電流源14と第2
の電流源13との関係を適当に設定すれば、電流
I15の電流I13による制御利得およびまたは制御範
囲を選択できることになる。また第2の電流源1
3を入力回路とし、第1の電流源14の電流I14
を変化させて、出力電流I15を制御する場合も同
様のことがいえる。第2図のブロツク図に更に第
3の定電流回路と第3の電流源を追加したものも
応用が可能で、少くとも2つ以上の定電流回路の
縦列接続によつて、構成することができる。
第3図は本発明の一実施例を示す回路接続図で
あり、信号発生回路20から出力信号を、スイツ
チング回路21の切換動作によつて出力端子22
へ取り出す信号切換回路に定電流回路を応用した
ものである。信号発生回路20は例えばパルスや
方形波等の交流信号を発生するものか、或は直流
電圧として与えられる信号を発生するものであつ
てもよく、NPNトランジスタ23のコレクタへ
直結されている。トランジスタ23のエミツタは
抵抗24を介して接地されると同時に出力端子2
2となり、ベースは第1の定電流回路に相当する
ダブルコレクタPNPトランジスタ25の一方のコ
レクタで結合されている。トランジスタ25のエ
ミツタは電源端子26へ接続されており、ベース
は他方のコレクタと結合されて第1の定電流回路
の入力端子となつてトランジスタ27のコレクタ
へ接続されている。トランジスタ27はエミツタ
が抵抗28を介して接地され、ベースに接続され
ているスイツチング回路21によつて駆動されて
コレクタに電流I27を流し第1の電流源として動
作する。従つてスイツチング回路21によつてト
ランジスタ27がバイアスされ電流I27が流れる
と、それに応じた電流I25がトランジスタ23の
ベースに流入して、トランジスタ23を飽和領域
に追い込み、コレクターエミツタ間を導通状態と
して、信号発生回路20からの出力信号が出力端
子22へ取り出される。また、スイツチング回路
21がトランジスタ27をカツトオフにすればト
ランジスタ25及びトランジスタ23も同じくカ
ツトオフとなり、出力端子22に信号は現れな
い。29は第2の定電流回路に相当するダブルコ
レクタPNPトランジスタであり、一方のコレクタ
は上記第1の定電流回路に相当するトランジスタ
25のベースに接続され、他方のコレクタはベー
スと結合されてトランジスタ30のコレクタへ接
続されている。トランジスタ30はエミツタが抵
抗31を介して接地され、ベースは入力端子32
として外部から電流を制御するための直流電圧が
印加される。トランジスタ30のコレクタは、入
力端子32へ印加した直流電圧で決まる電流I30
が流れ、これはトランジスタ29の入力電流とな
つてそれに応じた出力電流I29がトランジスタ2
9の一方のコレクタより流れ出す。
従つて、電流I25とI27が流れてトランジスタ2
3が導通している状態において、入力端子32へ
電圧を印加して電流I29を流してやれば、電流I25
は電流I30の変化に対してほぼ比例の関係で変化
するので、入力端子32へ加える入力電圧によつ
てトランジスタ23を遮断状態に追い込む際に
は、入力電圧の変化に時定数を持たせることによ
り、その応容速度を調整することが可能で、切換
時のシヨツクノイズを押さえる効果をもたせるこ
ともできる。これは特に本回路がオーデイオ信号
系に関係して、最終段がスピーカーに接続される
場合には、シヨツク音として耳に聞こえるシヨツ
クノイズの悪影響を大幅に低減する効果を奏する
ものである。
本発明は上記実施例の他、各種の電子回路に応
用でき、特に集積回路に適用する場合において
は、素子の対称性等で有利な集積回路技術が適用
できるから、電流伝達による信号の制御やスイツ
チング等の信号処理作用を有する高精度で合理的
な回路の設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは従来の代表的な定電流回路の三
つの例を示す回路接続図、第2図は本発明で用い
る電流回路のブロツク図、第3図は本発明の具体
的な実施例を示す回路接続図である。 1,16,18:定電流回路の入力端子、2,
17,19:定電流回路の出力端子、3,26:
電源供給端子、4:ダイオード、5,6,23,
30:NPNトランジスタ、7,25,29:ダ
ブルコレクタPNPトランジスタ、11:第1の定
電流回路、12:第2の定電流回路、13:第2
の電流源、14:第1の電流源、15:負荷又は
次段回路ブロツク、20:信号発生回路、21:
スイツチング回路、22:出力端子、32:入力
端子、24,28,31:抵抗、I1,I2,I13
I14,I15,I27,I29,I30:電流。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 それぞれが入力電流に比例する出力電流を出
    力する第1と第2の電流回路、この第1の電流回
    路の入力端子に電流を供給する第1の電流源、前
    記第1の電流回路の出力端子と前記第2の電流回
    路の入力端子との接続部に電流を供給する第2の
    電流源、信号発生源、信号出力端子、および前記
    信号発生源の出力端子と前記信号出力端子との間
    に接続され前記第2の電流回路の出力端子にベー
    スが接続されたトランジスタを備え、前記第2の
    電流源は前記トランジスタを導通もしくは非導通
    の状態にする第1の制御信号電流を発生し、前記
    第1の電流源は前記第2の制御信号電流が前記ト
    ランジスタを導通状態とする情報を有しているに
    もかかわらず前記トランジスタを非導通状態に追
    い込むための第2の制御信号電流を発生すること
    を特徴とする出力切換回路。
JP59164643A 1984-08-06 1984-08-06 出力切換回路 Granted JPS60149212A (ja)

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JPS60149212A JPS60149212A (ja) 1985-08-06
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JPS4826963A (ja) * 1971-08-16 1973-04-09
JPS4847250A (ja) * 1971-10-09 1973-07-05
JPS4977565A (ja) * 1972-11-28 1974-07-26

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