JPS6232683Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232683Y2 JPS6232683Y2 JP13542283U JP13542283U JPS6232683Y2 JP S6232683 Y2 JPS6232683 Y2 JP S6232683Y2 JP 13542283 U JP13542283 U JP 13542283U JP 13542283 U JP13542283 U JP 13542283U JP S6232683 Y2 JPS6232683 Y2 JP S6232683Y2
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- Japan
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- belt
- mold
- molten metal
- supply pipe
- upper opening
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- Expired
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔本考案の技術分野〕
本考案は、金属、合金などの薄板の連続鋳造装
置に関する。
置に関する。
本考案は、同日付で「薄板連続鋳造装置」なる
発明の名称で特許出願した連続鋳造装置（以下、
これを原発明装置という）の改良に関する。
発明の名称で特許出願した連続鋳造装置（以下、
これを原発明装置という）の改良に関する。
原発明装置のベルト式薄板連続鋳造装置は、第
１図（中央断面図）、第２図（平面図）及び第３
図（固定鋳型、鋳片などを取除いてベルトを正面
からみた図）に示すように、 ベルト１はプーリ３，４に巻掛けられ、両プー
リ３，４間では平面を形成するように張力を加え
られている。プーリ３，４はそれぞれ３ａ，４ａ
の向きに回転するよう少くともいずれか一方は図
示しない駆動装置に連結されている。ベルト１の
平面部に対向して固定鋳型２が配設されて、鋳型
空間が構成されている。固定鋳型２の横断面は凹
形をなし両側に突出して付けられた摺動部材２ａ
がベルト１の平面に押付けられている。摺動部材
２ａのベルト１との接触域は第３図の２点鎖線で
囲んだ2bである。鋳型の上方には開口５があ
り、とい６がその上方に置かれている。固定鋳型
２に対向しているベルト１の裏側にはベルト支持
部材１０と冷却水ノズル１１が配置されている。
１図（中央断面図）、第２図（平面図）及び第３
図（固定鋳型、鋳片などを取除いてベルトを正面
からみた図）に示すように、 ベルト１はプーリ３，４に巻掛けられ、両プー
リ３，４間では平面を形成するように張力を加え
られている。プーリ３，４はそれぞれ３ａ，４ａ
の向きに回転するよう少くともいずれか一方は図
示しない駆動装置に連結されている。ベルト１の
平面部に対向して固定鋳型２が配設されて、鋳型
空間が構成されている。固定鋳型２の横断面は凹
形をなし両側に突出して付けられた摺動部材２ａ
がベルト１の平面に押付けられている。摺動部材
２ａのベルト１との接触域は第３図の２点鎖線で
囲んだ2bである。鋳型の上方には開口５があ
り、とい６がその上方に置かれている。固定鋳型
２に対向しているベルト１の裏側にはベルト支持
部材１０と冷却水ノズル１１が配置されている。
この装置において、図示しないとりべによつて
運搬されてきた溶湯７は、とい６を介して鋳型上
部の開口５から鋳型内に流入する。
運搬されてきた溶湯７は、とい６を介して鋳型上
部の開口５から鋳型内に流入する。
鋳型内の溶湯７は水冷ベルト１によつて熱を奪
われ、その接触側から固化していく。このとき、
水冷ベルト１は矢印９ａの向きに移動しているの
で、凝固層８は鋳片９の出口に近ずくほど厚みを
増し、逐に、凝固層８が固定鋳型２の鋳型面に達
したとき鋳片９の形成が終了する。
われ、その接触側から固化していく。このとき、
水冷ベルト１は矢印９ａの向きに移動しているの
で、凝固層８は鋳片９の出口に近ずくほど厚みを
増し、逐に、凝固層８が固定鋳型２の鋳型面に達
したとき鋳片９の形成が終了する。
上記装置においては、鋳型上方が開き、溶湯の
自由表面に外気が自由に接触するので、溶湯が酸
化しやすい欠点がある。そして、こゝで生成され
た酸化物は鋳片の中に入り込んで不純物となつた
り、内部欠陥や表面欠陥の原因になる。
自由表面に外気が自由に接触するので、溶湯が酸
化しやすい欠点がある。そして、こゝで生成され
た酸化物は鋳片の中に入り込んで不純物となつた
り、内部欠陥や表面欠陥の原因になる。
そこで、本考案は上記装置の欠点を解消するベ
ルト式薄板連続鋳造装置を提供することを目的と
するものである。すなわち、本考案の目的は溶湯
の自由表面を外気から遮断するようにしたベルト
式薄板連続鋳造装置を提供するにある。
ルト式薄板連続鋳造装置を提供することを目的と
するものである。すなわち、本考案の目的は溶湯
の自由表面を外気から遮断するようにしたベルト
式薄板連続鋳造装置を提供するにある。
〔本考案の構成〕
そして、本考案は、上記目的を達成する手段と
して、鋳型空間の上面開口部を密閉し、この上面
開口部に溶湯供給管と不活性ガス供給管とを配設
した点にある。すなわち、本考案は、ベルト式移
動鋳型と固定鋳型とで囲まれる鋳型空間の上方か
ら溶湯を注入し、下方から鋳片を取出すようにし
たベルト式薄板連続鋳造装置において、上記鋳型
空間の上面開口部を密閉し、この上面開口部に溶
湯供給管と不活性ガス供給管とを配設したことを
特徴とするベルト式薄板連続鋳造装置である。
して、鋳型空間の上面開口部を密閉し、この上面
開口部に溶湯供給管と不活性ガス供給管とを配設
した点にある。すなわち、本考案は、ベルト式移
動鋳型と固定鋳型とで囲まれる鋳型空間の上方か
ら溶湯を注入し、下方から鋳片を取出すようにし
たベルト式薄板連続鋳造装置において、上記鋳型
空間の上面開口部を密閉し、この上面開口部に溶
湯供給管と不活性ガス供給管とを配設したことを
特徴とするベルト式薄板連続鋳造装置である。
本考案において、鋳型空間の上面開口部を密閉
する手段としては、該鋳型空間の上面に蓋をかぶ
せるのが好ましく、また、溶湯供給管としては、
注湯ノズルを使用し、これを上記蓋の上面から下
面に貫通させて配設するのが好ましい。そして、
本考案では、上記蓋により溶湯自由表面を外気か
ら遮断し、別に設けた不活性ガス供給管から送り
込まれた不活性ガスにより、溶湯自由表面を覆う
ようにしたものである。
する手段としては、該鋳型空間の上面に蓋をかぶ
せるのが好ましく、また、溶湯供給管としては、
注湯ノズルを使用し、これを上記蓋の上面から下
面に貫通させて配設するのが好ましい。そして、
本考案では、上記蓋により溶湯自由表面を外気か
ら遮断し、別に設けた不活性ガス供給管から送り
込まれた不活性ガスにより、溶湯自由表面を覆う
ようにしたものである。
以下本考案の実施例をあげて、本考案をより詳
細に説明する。
細に説明する。
〔実施例 １〕
第４図は本考案の実施例１であるベルト式薄板
連続鋳造装置を示すものであつて、その中央断面
図である。第４図において、前記した従来装置を
示す第１〜３図と共通部分には同一符号が付与さ
れている。以下従来装置において説明したところ
と重復する部分の説明を省略し、これと異なる部
分について説明すると、この実施例では、鋳型上
方開口部を蓋１０３でおおい、そして、従来装置
でのといに代えて、注湯ノズル１０２を蓋１０３
にはめ込みこれから注湯するようにしたものであ
る。また、この実施例では、不活性ガス供給管１
０１を蓋１０３に取付けその一端を鋳型内に開口
させる。
連続鋳造装置を示すものであつて、その中央断面
図である。第４図において、前記した従来装置を
示す第１〜３図と共通部分には同一符号が付与さ
れている。以下従来装置において説明したところ
と重復する部分の説明を省略し、これと異なる部
分について説明すると、この実施例では、鋳型上
方開口部を蓋１０３でおおい、そして、従来装置
でのといに代えて、注湯ノズル１０２を蓋１０３
にはめ込みこれから注湯するようにしたものであ
る。また、この実施例では、不活性ガス供給管１
０１を蓋１０３に取付けその一端を鋳型内に開口
させる。
この実施例では、タンデイシユ（図示せず）内
の溶湯は、タンデイシユ底から吊下げられている
注湯ノズル１０２を通過して鋳型内に注入され
る。そして、鋳造中、溶湯７の自由表面は不活性
ガス供給管１０１から導入された不活性ガスによ
つて覆われ、こゝへの外気の侵入は蓋１０３によ
つて阻止される。
の溶湯は、タンデイシユ底から吊下げられている
注湯ノズル１０２を通過して鋳型内に注入され
る。そして、鋳造中、溶湯７の自由表面は不活性
ガス供給管１０１から導入された不活性ガスによ
つて覆われ、こゝへの外気の侵入は蓋１０３によ
つて阻止される。
〔実施例 ２〕
第５図は本考案の実施例２であるベルト式薄板
連続鋳造装置を示すものであつて、その中央断面
図である。この実施例では、鋳型部を傾斜させた
ベルトを上位に、固定鋳型を下位に配設したほか
は実施例１と同じである。
連続鋳造装置を示すものであつて、その中央断面
図である。この実施例では、鋳型部を傾斜させた
ベルトを上位に、固定鋳型を下位に配設したほか
は実施例１と同じである。
〔実施例 ３〕
第６図は本考案の実施例３であるベルト式薄板
連続鋳造装置を示すものであつて、その中央断面
図である。この実施例では鋳型部を傾斜させベル
トを下位に固定鋳型を上位に配設したものであ
り、これ以外は実施例１と同じである。
連続鋳造装置を示すものであつて、その中央断面
図である。この実施例では鋳型部を傾斜させベル
トを下位に固定鋳型を上位に配設したものであ
り、これ以外は実施例１と同じである。
本考案は、以上詳記したように、鋳型空間の上
面開口部を密閉し、この上面開口部に溶湯供給管
と不活性ガス供給管とを配設したものであるか
ら、鋳造中に、溶湯の自由表面は外気と接触しな
いので常に不活性ガスと接触しており、その表面
が常に清浄に保たれる。その結果、溶湯酸化物に
起因していた鋳片の品質低下を完全に防ぐことが
できる効果が生ずるものである。
面開口部を密閉し、この上面開口部に溶湯供給管
と不活性ガス供給管とを配設したものであるか
ら、鋳造中に、溶湯の自由表面は外気と接触しな
いので常に不活性ガスと接触しており、その表面
が常に清浄に保たれる。その結果、溶湯酸化物に
起因していた鋳片の品質低下を完全に防ぐことが
できる効果が生ずるものである。
第１〜３図は原発明装置のベルト式薄板連続鋳
造装置であつて、第１図はその中央断面図、第２
図は平面図、第３図は正面図である。第４〜６図
は本考案の実施例であるベルト式薄板連続鋳造装
置の中央断面図を示す。 １：ベルト（水冷式移動鋳型）、２：固定鋳
型、２ａ：摺動片、２ｂ：摺動片接触域、３：プ
ーリ、３ａ：回転方向、４：プーリ、４ａ：回転
方向、５：鋳型上方開口部、６：とい、７：溶
湯、８：凝固層、９：鋳片、９ａ：鋳片取出方
向、１０：ベルト支持部材、１１：冷却水ノズ
ル、１０１：不活性ガス供給管、１０２：注湯ノ
ズル、１０３：鋳型蓋。
造装置であつて、第１図はその中央断面図、第２
図は平面図、第３図は正面図である。第４〜６図
は本考案の実施例であるベルト式薄板連続鋳造装
置の中央断面図を示す。 １：ベルト（水冷式移動鋳型）、２：固定鋳
型、２ａ：摺動片、２ｂ：摺動片接触域、３：プ
ーリ、３ａ：回転方向、４：プーリ、４ａ：回転
方向、５：鋳型上方開口部、６：とい、７：溶
湯、８：凝固層、９：鋳片、９ａ：鋳片取出方
向、１０：ベルト支持部材、１１：冷却水ノズ
ル、１０１：不活性ガス供給管、１０２：注湯ノ
ズル、１０３：鋳型蓋。
Claims (1)
- ベルト式移動鋳型と固定鋳型とで囲まれる鋳型
空間の上方から溶湯を注入し、下方から鋳片を取
出すようにしたベルト式薄板連続鋳造装置におい
て、上記鋳型空間の上面開口部を密閉し、この上
面開口部に溶湯供給管と不活性ガス供給管とを配
設したことを特徴とするベルト式薄板連続鋳造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13542283U JPS6042435U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | ベルト式薄板連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13542283U JPS6042435U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | ベルト式薄板連続鋳造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6042435U JPS6042435U (ja) | 1985-03-26 |
| JPS6232683Y2 true JPS6232683Y2 (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=30304811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13542283U Granted JPS6042435U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | ベルト式薄板連続鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042435U (ja) |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP13542283U patent/JPS6042435U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6042435U (ja) | 1985-03-26 |
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