JPS62290771A - 熱静電インクジエツト記録用インク - Google Patents
熱静電インクジエツト記録用インクInfo
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- JPS62290771A JPS62290771A JP61134440A JP13444086A JPS62290771A JP S62290771 A JPS62290771 A JP S62290771A JP 61134440 A JP61134440 A JP 61134440A JP 13444086 A JP13444086 A JP 13444086A JP S62290771 A JPS62290771 A JP S62290771A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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- B41J2/01—Ink jet
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- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
- B41J2/065—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field involving the preliminary making of ink protuberances
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は加熱時と非加熱時において所定の粘度比を有す
ることにより安定した画像記録が行える熱静電インクジ
ェット記録用インクに関する。
ることにより安定した画像記録が行える熱静電インクジ
ェット記録用インクに関する。
従来のインクジェット記録装置として、例えば、インク
室にピエゾ素子等の電歪素子を設け、これに所定の周波
数の電圧を加えることによってインク室内のインク圧を
高めてインク室のオリフィスからインク滴を吐出するよ
うにしたものがある。
室にピエゾ素子等の電歪素子を設け、これに所定の周波
数の電圧を加えることによってインク室内のインク圧を
高めてインク室のオリフィスからインク滴を吐出するよ
うにしたものがある。
このインクジェット記録装置によると、記録紙をインパ
クトすることがないため騒音も少なく、また、インク滴
の付着によって記録を形成するため、定着工程を必要と
しない利点を有する。
クトすることがないため騒音も少なく、また、インク滴
の付着によって記録を形成するため、定着工程を必要と
しない利点を有する。
しかし、このインクジェット記録装置では、前述した電
歪素子を有したインク室より成るインク吐出機構は構造
上の理由より小型化には限界があるため、所定の画素密
度に対応することが難しく、そのため、機械的走査に恭
づいて対応しようとしている。このため、印字速度の向
上に限界が生じる。また、オリフィスからインク滴を吐
出させるため、目詰り等の問題が生じる。
歪素子を有したインク室より成るインク吐出機構は構造
上の理由より小型化には限界があるため、所定の画素密
度に対応することが難しく、そのため、機械的走査に恭
づいて対応しようとしている。このため、印字速度の向
上に限界が生じる。また、オリフィスからインク滴を吐
出させるため、目詰り等の問題が生じる。
上記の不都合を解決するインクジェット記録装置として
、例えば、磁性インクジェット、平面走査インクジェッ
ト、熱バブルインクジェット、静電吸引インクジェット
等によるインクジェット記録装置がある。
、例えば、磁性インクジェット、平面走査インクジェッ
ト、熱バブルインクジェット、静電吸引インクジェット
等によるインクジェット記録装置がある。
(1)磁性インクジェット
画素密度に応じた間隔で磁性電極アレイを設け、これを
画像信号に応じて駆動して磁界によるインクの盛り上が
り形成し、これに静電界を作用させてインクを飛翔させ
る。
画像信号に応じて駆動して磁界によるインクの盛り上が
り形成し、これに静電界を作用させてインクを飛翔させ
る。
(2)平面走査インクジェット
画素密度に応じた間隔で配置された電極アレイと平行に
スリット状のインク溜めを設け、記録紙を介して対向し
て設けられた電極と電極アレイ間に画像信号に応じた電
界パターンを形成し、この電界パターンに基づいてイン
ク溜めからインクを飛翔させる。
スリット状のインク溜めを設け、記録紙を介して対向し
て設けられた電極と電極アレイ間に画像信号に応じた電
界パターンを形成し、この電界パターンに基づいてイン
ク溜めからインクを飛翔させる。
(3)熱バブルインク
画素密度に応じた間隔で発熱素子アレイを配置し、画像
信号に応じてインクを加熱して膜面沸謄(500〜60
0℃)を生じさせ、これによってオリフィス内の圧力を
上げてインク滴を噴射する。
信号に応じてインクを加熱して膜面沸謄(500〜60
0℃)を生じさせ、これによってオリフィス内の圧力を
上げてインク滴を噴射する。
(4)静電吸引インクジェット
画像情報に応じた電界によってインクを静電的に吸引す
るとともに空気流を作用させてインクを飛翔させる。
るとともに空気流を作用させてインクを飛翔させる。
以上述べたインクジェット記録装置によれば、
(1)、(3)および(4)のインクジェット記録装置
においては、画像信号に応じて磁界パターンあるいは電
界パターンを形成し、このパターンと静電界あるいは空
気流の作用によってインクを飛翔させるようにしている
ため、記録速度の高速化が可能であり、(2)のインク
ジェット記録装置においては、インク吐出用のオリフィ
スが不要になるため、目詰まりの問題がなくなるという
利点を有する。
においては、画像信号に応じて磁界パターンあるいは電
界パターンを形成し、このパターンと静電界あるいは空
気流の作用によってインクを飛翔させるようにしている
ため、記録速度の高速化が可能であり、(2)のインク
ジェット記録装置においては、インク吐出用のオリフィ
スが不要になるため、目詰まりの問題がなくなるという
利点を有する。
しかし、以上述べたそれぞれのインクジェット記録装置
には次の不都合がある。
には次の不都合がある。
(1)磁性インクジェット
インクを磁性化する磁性材料を混入するため、カラー化
が難しい。
が難しい。
(2)平面走査インクジェット
信号電圧レベルが高いため、選択されなかったアレイ電
極の部分にも電界が形成されて誤飛翔が生じる恐れがあ
る。また、休止時間が長くなるため、ある程度の高速化
しかできない。
極の部分にも電界が形成されて誤飛翔が生じる恐れがあ
る。また、休止時間が長くなるため、ある程度の高速化
しかできない。
(3)熱バブルインクジェット
気泡の生成および消滅によるキャビテーション現象のた
め、発熱体寿命が短くなる恐れがある。
め、発熱体寿命が短くなる恐れがある。
(4)静電吸引インクジェット
インク吸引電圧レベルが高いため、画素密度に応じた間
隔で駆動素子を集積化することが難しい。そのため、マ
トリックス駆動方式を採用するとある程度の高速化しか
できない。
隔で駆動素子を集積化することが難しい。そのため、マ
トリックス駆動方式を採用するとある程度の高速化しか
できない。
本発明者は上記の点に鑑み、耐久性に冨み、飛翔精度が
高く、カラー化を可能にしながら記録速度の高速化が図
れる熱静電インクジェット記録装置を提案した。
高く、カラー化を可能にしながら記録速度の高速化が図
れる熱静電インクジェット記録装置を提案した。
この熱静電インクジェット記録は、抵抗性あるいは導電
性のインクを画像信号に応じて加熱して加熱した部分の
インクの表面張力、界面張力、粘度および電気抵抗を低
下させ、これによってインクの盛り上がりを形成し、こ
の盛り上がり部に電界を集中させることによってインク
を飛翔させるものである。
性のインクを画像信号に応じて加熱して加熱した部分の
インクの表面張力、界面張力、粘度および電気抵抗を低
下させ、これによってインクの盛り上がりを形成し、こ
の盛り上がり部に電界を集中させることによってインク
を飛翔させるものである。
しがし、この熱静電インクジェット記録装置によれば、
インク飛翔条件の設定に適切性を欠くと画像信号に対応
しない非加熱部からもインク飛翔が生じる恐れがあり、
印字品質の劣化を招く不都合がある。
インク飛翔条件の設定に適切性を欠くと画像信号に対応
しない非加熱部からもインク飛翔が生じる恐れがあり、
印字品質の劣化を招く不都合がある。
本発明はこの不都合を解決するために所定の物性値を有
するインクを使用することを提案した。
するインクを使用することを提案した。
所定の物性値とは、インクの密度、粘度、および表面張
力をそれぞれρ(kg/m’)、μ(N・sec /
m ) 、およびα(N7m)、静電吸引用電界が印加
される間隙距離をao(m)空気密度をρ′(kg/n
()としたとき、で定義される無次元量lが、20℃に
おいて100以下の値を有し、70℃〜200℃の範囲
で20℃の値の3倍以上の値を有するものである。
力をそれぞれρ(kg/m’)、μ(N・sec /
m ) 、およびα(N7m)、静電吸引用電界が印加
される間隙距離をao(m)空気密度をρ′(kg/n
()としたとき、で定義される無次元量lが、20℃に
おいて100以下の値を有し、70℃〜200℃の範囲
で20℃の値の3倍以上の値を有するものである。
本発明者は更に検討を進めたところ、特に粘度が前述し
た所定の物性値に支配的な影響を与えることを確認した その検討結果によれば、20℃における粘度をμ、とし
、70℃〜200°Cの粘度をμ、とじたときμR/μ
m〉10の粘度比を有するインクを使用すると、熱静電
インクジェット記録において、適切なインク飛翔条件を
容易に設定することができる。
た所定の物性値に支配的な影響を与えることを確認した その検討結果によれば、20℃における粘度をμ、とし
、70℃〜200°Cの粘度をμ、とじたときμR/μ
m〉10の粘度比を有するインクを使用すると、熱静電
インクジェット記録において、適切なインク飛翔条件を
容易に設定することができる。
以下、本発明の熱静電インクジェット記録用インクを詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明のインクが使用される熱静、電インクジ
ェット記録装置を示し、矢印(副主査)方向に記録紙1
がステップ移動するように配置されており、その主走査
方向に伸びる一対の壁部材2a、2b(約100μmの
対句間隔)によってインク室3が形成されている。壁゛
部材2aの内壁には、主走査方向にアレイ状に配置され
た発熱素子4と、発熱素子4に接続された共通電極5お
よび駆動電極6と、これらの表面に形成された保護層7
が設けられている。壁部材2bの内壁には、インク液面
より所定の位置に先端が配置される誘導電極8が設けら
れており、記録紙1の背面には対向電極9 (ヘッド端
部と200〜400μmの間隔を有する)が設けられて
いる。共1m電極5と駆動電極6の間には画像信号がr
lJのとき所定の電圧を印加して発熱素子6を所定のレ
ベルで駆動する駆動回路10が設けられ、誘導電極8と
対向電極9の間にはインク飛翔用電界を形成する電源1
1 (2000v)が設けられている。
ェット記録装置を示し、矢印(副主査)方向に記録紙1
がステップ移動するように配置されており、その主走査
方向に伸びる一対の壁部材2a、2b(約100μmの
対句間隔)によってインク室3が形成されている。壁゛
部材2aの内壁には、主走査方向にアレイ状に配置され
た発熱素子4と、発熱素子4に接続された共通電極5お
よび駆動電極6と、これらの表面に形成された保護層7
が設けられている。壁部材2bの内壁には、インク液面
より所定の位置に先端が配置される誘導電極8が設けら
れており、記録紙1の背面には対向電極9 (ヘッド端
部と200〜400μmの間隔を有する)が設けられて
いる。共1m電極5と駆動電極6の間には画像信号がr
lJのとき所定の電圧を印加して発熱素子6を所定のレ
ベルで駆動する駆動回路10が設けられ、誘導電極8と
対向電極9の間にはインク飛翔用電界を形成する電源1
1 (2000v)が設けられている。
第2図は駆動回路10を示し、画像メモリ12からシリ
アルの画像信号を入力するシフトレジスタ13と、シフ
トレジスタ13の信号状態をラッチするラッチ回路14
と、制御部15のエネーブル信号を入力してランチ回路
14の各ビットの状態「「1」、「0」に基づいて「1
」、「0」を出力するアンド回路16と、アンド回路1
6の「1」によってオンして発熱素子4に電圧Vを印加
して発熱させるトランジスタ17を有する。
アルの画像信号を入力するシフトレジスタ13と、シフ
トレジスタ13の信号状態をラッチするラッチ回路14
と、制御部15のエネーブル信号を入力してランチ回路
14の各ビットの状態「「1」、「0」に基づいて「1
」、「0」を出力するアンド回路16と、アンド回路1
6の「1」によってオンして発熱素子4に電圧Vを印加
して発熱させるトランジスタ17を有する。
以上の構成においで、画像メモリ12よりシリアルの画
像信号がシフトレジスタ13に入力すると、ランチ回路
14がそれをラッチし、制’<、in部15からエネー
ブル信号が出力されるとそれに同期して画像信号に応じ
た駆動信号がアンドゲート16より出力される。これに
よって画像部ではトランジスタ17がオンして対応する
発熱素子4に電圧■が加わり、インクが加熱されて盛り
上がると同時に静電吸引用電界(電源11によるパルス
印加)によって飛翔し、記録紙1に付着する。
像信号がシフトレジスタ13に入力すると、ランチ回路
14がそれをラッチし、制’<、in部15からエネー
ブル信号が出力されるとそれに同期して画像信号に応じ
た駆動信号がアンドゲート16より出力される。これに
よって画像部ではトランジスタ17がオンして対応する
発熱素子4に電圧■が加わり、インクが加熱されて盛り
上がると同時に静電吸引用電界(電源11によるパルス
印加)によって飛翔し、記録紙1に付着する。
以上の記録操作において、各種のインクを使用して行っ
た実験結果を次表に示す。
た実験結果を次表に示す。
この表において、インク1.2.3.5および7は流動
パラフィンをベースとするものであり、インク4および
6は多価アルコールをベースとするものである。また、
■は優、○は良、Δは可、×は不可を表す。
パラフィンをベースとするものであり、インク4および
6は多価アルコールをベースとするものである。また、
■は優、○は良、Δは可、×は不可を表す。
第3図はこの表をグラフ化したものである。
この実験において評価基準としたものは、表中の右2列
に示す記録動作の安定性と高速性である。この実験結果
から次のことが言える。
に示す記録動作の安定性と高速性である。この実験結果
から次のことが言える。
(1)加熱部で吸引開始する電圧印加時間LHと背景部
(非加熱部)でも吸引開始する電圧印加時間t、の比率
j 1 / tHは大きいほど良い。
(非加熱部)でも吸引開始する電圧印加時間t、の比率
j 1 / tHは大きいほど良い。
(2)比1./1Hが3.3あるいは6.7においても
ある程度の安定性および高速性が期待されるが、裕度を
考慮するとインク粘度が1桁以上変化する10以上が望
ましい。
ある程度の安定性および高速性が期待されるが、裕度を
考慮するとインク粘度が1桁以上変化する10以上が望
ましい。
この結論に達するまでに本発明者が検討した結果を述べ
ると次の通りである。
ると次の通りである。
加熱条件はヘッド端部よりインクのピーク温度を測定す
る事により決定した。測定は、日本バーンズ社製 赤外
線顕微鏡RM−2Aによって実施した。インクは、前述
した通り、流動パラフィンベースの顔料分散型インクと
、多価アルコールベースの染料溶解型インクの2種をそ
れぞれの溶剤で希釈し、粘度と体積抵抗率を調整しなが
ら行った。希釈しても体積抵抗率を10’Ω−Q乃至1
01°Ω−elfi (20℃)に納まるように導電度
の調整を行った。体積抵抗率の調整は顔料分散型インク
の場合用いた導電性カーボンブランクの量を調整するこ
とにより又染料溶解型インクの場合は硫酸カリウムの添
加量を調整して行った。粘度は、回転式ビスメトロン粘
度計(東京計器製)と、油浴を組み合わせて測定した。
る事により決定した。測定は、日本バーンズ社製 赤外
線顕微鏡RM−2Aによって実施した。インクは、前述
した通り、流動パラフィンベースの顔料分散型インクと
、多価アルコールベースの染料溶解型インクの2種をそ
れぞれの溶剤で希釈し、粘度と体積抵抗率を調整しなが
ら行った。希釈しても体積抵抗率を10’Ω−Q乃至1
01°Ω−elfi (20℃)に納まるように導電度
の調整を行った。体積抵抗率の調整は顔料分散型インク
の場合用いた導電性カーボンブランクの量を調整するこ
とにより又染料溶解型インクの場合は硫酸カリウムの添
加量を調整して行った。粘度は、回転式ビスメトロン粘
度計(東京計器製)と、油浴を組み合わせて測定した。
第4図は使用したインク粘度の温度依存性を示すもので
ある。曲線1〜6は前述したインク1〜6にそれぞれ対
応するものである。
ある。曲線1〜6は前述したインク1〜6にそれぞれ対
応するものである。
前述した通り、安定性と高速性を評価基準にしたが、高
速動作の必要性は、安定動作の必要性に較べて、第2義
的なものである。
速動作の必要性は、安定動作の必要性に較べて、第2義
的なものである。
熱静電インクジェット記録装置が実用化されると、プリ
ンタが設置される環境温度の変動、横内湯度の変動に応
じ0℃乃至50”C程度まで変動する。従って、安定性
を最重点に考えると、加熱素子の発熱によってインクに
与える温度差としては、50℃以上である必要がある。
ンタが設置される環境温度の変動、横内湯度の変動に応
じ0℃乃至50”C程度まで変動する。従って、安定性
を最重点に考えると、加熱素子の発熱によってインクに
与える温度差としては、50℃以上である必要がある。
表の結果より明らかなように、安定性は増すが、加熱素
子の破壊防止、消費電力の低減化、インクの沸騰、気化
防止の点で上限値が求まる。一般に、この最裔温度は2
00℃程度である。即ち、室温を20℃と規定するなら
ば70℃〜200°Cの範囲に於いて粘度が1710に
減少するインクであれば、熱静電インクジェット用のイ
ンクに供しうろことになる。
子の破壊防止、消費電力の低減化、インクの沸騰、気化
防止の点で上限値が求まる。一般に、この最裔温度は2
00℃程度である。即ち、室温を20℃と規定するなら
ば70℃〜200°Cの範囲に於いて粘度が1710に
減少するインクであれば、熱静電インクジェット用のイ
ンクに供しうろことになる。
尚、以上の実施例とは別に、インク溶剤としては、パラ
フィン系あるいはオレフィン系の炭化水素、鉱物油の油
系溶剤、多価アルコール等から適当に選択することがで
きる。
フィン系あるいはオレフィン系の炭化水素、鉱物油の油
系溶剤、多価アルコール等から適当に選択することがで
きる。
以上説明した通り、本発明の熱静電インクジェット記録
用インクによれば、20゛Cにおける粘度をμ、とし、
70℃〜200°Cにおける粘度をμRとしたとき、μ
、I/μR〉10になるようにしたため、記録動作の安
定化および高速化を図ることができる。
用インクによれば、20゛Cにおける粘度をμ、とし、
70℃〜200°Cにおける粘度をμRとしたとき、μ
、I/μR〉10になるようにしたため、記録動作の安
定化および高速化を図ることができる。
第1図および第2図は本発明のインクが使用される熱静
電インクジェット記録装置の構成説明図および駆動回路
のブロック図。第3図はインク粘度と静電吸引する電圧
印加時間の関係を示す説明図。第4図は温度とインク粘
度の関係を示す説明図。 符号の説明 1−−−一記録祇 2a、2 b 、−−−−−−
〜対向壁3−−−−インク室 4−−−−−−
−一発熱素子5−−−−−−−・−・共通電極
6−−−−−−一駆動電極7−−−−−、−保護層
8−・・・−・−・−誘導電極9−−−−−
一対向電極 第3図 整層〔cps]
電インクジェット記録装置の構成説明図および駆動回路
のブロック図。第3図はインク粘度と静電吸引する電圧
印加時間の関係を示す説明図。第4図は温度とインク粘
度の関係を示す説明図。 符号の説明 1−−−一記録祇 2a、2 b 、−−−−−−
〜対向壁3−−−−インク室 4−−−−−−
−一発熱素子5−−−−−−−・−・共通電極
6−−−−−−一駆動電極7−−−−−、−保護層
8−・・・−・−・−誘導電極9−−−−−
一対向電極 第3図 整層〔cps]
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 インクを画像信号に応じて加熱するとともにそれと同期
して、あるいはそれに引き続いて静電吸引用の電界を記
録体とインクの間に印加してインクジェット記録を行う
熱静電インクジェット記録に使用されるインクにおいて
、 20℃おける粘度をμ_Rとし、70℃〜200℃にお
ける粘度をμ_Mとしたとき、μ_R/μ_H>10の
粘度比を有することを特徴とする熱静電インクジェット
記録用インク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61134440A JPS62290771A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 熱静電インクジエツト記録用インク |
US07/060,087 US4752784A (en) | 1986-06-10 | 1987-06-09 | Thermal electrostatic ink-jet recording method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61134440A JPS62290771A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 熱静電インクジエツト記録用インク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62290771A true JPS62290771A (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=15128406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61134440A Pending JPS62290771A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 熱静電インクジエツト記録用インク |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4752784A (ja) |
JP (1) | JPS62290771A (ja) |
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---|---|
US4752784A (en) | 1988-06-21 |
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