JPS6227629A - スペクトルデ−タ表示装置 - Google Patents

スペクトルデ−タ表示装置

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JPS6227629A
JPS6227629A JP60166586A JP16658685A JPS6227629A JP S6227629 A JPS6227629 A JP S6227629A JP 60166586 A JP60166586 A JP 60166586A JP 16658685 A JP16658685 A JP 16658685A JP S6227629 A JPS6227629 A JP S6227629A
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input data
scale
shift register
spectral
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JP60166586A
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English (en)
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Shotaro Izumi
昭太郎 泉
Natsuki Yoshida
吉田 夏紀
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Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力されたデータをCRT (カソードレイ
チューブ)ディスプレイの画面上にスペクトルデータと
して表示するためのスペクトルデータ表示装置に関する
〔従来の技術〕
従来から、本願出願人の出願にかかる特許出願(特願昭
52−1.58069号)等により、シフトレジスタを
利用して、入力データを2を底とした対数に近似変換す
るディジタル対数変111!装置が提案され、種々のデ
ータのCRTディスプレイ画面へのグラフインク表示の
ための変換装置として多用されるに至っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のディジタル対数変換装置では
、入力データの対数近似値を求める機能を有しているの
みであって、その出力データをCRTディスプレイの画
面にグラフインク表示しようとしても、その出力データ
そのままでは、CRTディスプレイ画面における縦軸フ
ルスケールや縦分解能には必ずしも常には適合しない、
という不都合や、CRTディスプレイの画面における縦
軸としては対数スケールのみしか用いることができず、
リニアスケールを用いたいという要求には応えることが
できない、という不都合が残存していた。従って、前記
ディジタル対数変換装置からの出力データを、別の装置
によって、CRTディスプレイ画面における縦軸フルス
ケールや縦分解能に適合するように更に変換補正すると
か、リニアスケール用に更に変換補正するとか、あるい
は、CRTディスプレイ画面の表示レンジを手動により
試行錯誤的に切り換え調節するといった非常に面倒な操
作が必要であった。
本発明は、上記従来実情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、CRTディスプレイ画面における縦軸と
して対数スケールおよびリニアスケールの何れでも用い
ることができ、しかも、入力データをCRTディスプレ
イ画面における縦軸フルスケールや縦分解能に常に適合
するように自動的に変換補正する機能を有すると共に、
CRTディスプレイ画面への表示データが常に見易い大
きさとなるように、CRTディスプレイ画面の表示レン
ジをデータの状態に応じて自動的に適度なレンジに切り
換える機能を有する、トータル的な自動システムとして
のスペクトルデータ表示装置を提供せんとすることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明によるスペクトルデ
ータ表示装置は、シフトレジスタ部に入力されたデータ
X(i)を夫々その大きさに対応するスペクトル高さY
(i)に変換するに際して、対数スケールモードにおい
ては、前記シフトレジスタ部で前記入力データX(i)
の対数近似値fog2X (i)を求めてから、ROM
部において、Y(i)= logz X(i)  X 
(No / L)  (ここに、r−は入力データX 
(i)のビット数、NoはCRTディスプレイ画面の縦
分解能を表す指数)を夫々割り当てることにより、前記
入力データX (i)をCRTディスプレイ画面の縦分
解能に適合するように変換補正し、リニアスケールモー
ドにおいては、前記入力データX (i)とCRTディ
スプレイの画面の縦軸フルスケール21Iとの大小関係
を前記シフトレジスタ部で判別してから、前記ROM部
において、前記縦軸フルスケール2n以上の入力データ
X (i)についてはY(i)””Noを割り当てる一
方、前記縦軸フルスケール2nよりも小さい入力データ
X(i)についてはY(i) =X(i)  X (N
0/2”)を割り当てることにより、前記入力データX
(i)をその全てがCRTディスプレイ画面の縦軸フル
スケール2n内に納まるように変換補正すると共に、前
記変換補正されたデータのスペクトル高さY(i)の最
大値Y (i) 1Ilaxと前記画面における上限設
定値Ymaxおよび下限設定値Yminとの比較結果に
基いて、前記入力データX (i)のスペクトルデータ
のCRTディスプレイ画面への表示レンジを自動的に調
節するように構成してある、という特徴を備えている。
(作用〕 かかる特徴構成により発揮される作用は次の通りである
即ち、シフトレジスタ部には、それに入力されたデータ
X (i)の対数近似値l og、 X (+)を求め
るという従来と同様の機能を持たせることは勿論、前記
入力データX(i)とCRTディスプレイの画面の縦軸
フルスケール2nとの大小関係を判別する機能をも持た
せ、それら各機能を対数スケールモードとリニアスケー
ルモードとで択一的に使用できるように構成すると共に
、対数スケールモードにおいては、前記シフトレジスタ
部で前記入力データX(i)ノ対数近似値’ ogz 
X (i)を求めてから、ROM部において、Y(i)
 =1ogz X(i)X (NO/L)  (ここに
、Lは入力データX(i)のビット数、NoはCRTデ
ィスプレイ画面の縦分解能を表す指数)を夫々割り当て
ることにより、前記入力データX(i)を、その入力時
におけるビット数や大きさ如何に拘わらず、常に、CR
Tディスプレイ画面の縦分解能に適合するように変換補
正するように構成し、また、リニアスケールモードにお
いては、前記入力データX(i)とCRTディスプレイ
の画面の縦軸フルスケール2n1との大小関係を前記シ
フトレジスタ部で判別してから、前記ROM部において
、前記画面縦軸フルスケール2n以上の入力データX 
(+)についてはY(i)” N oを割り当てる一方
、前記縦軸フルスケール、 2Rよりも小さい入力デー
タX (i)についてはY(i) =X(i) X (
No/2n )を割り当てることにより、前記入力デー
タX(i)をその全てがCRTディスプレイ画面の縦軸
フルスケール2n内に納まるように変換補正するように
構成し、更に、前記変換補正されたデータのスペクトル
高さY (i)の最大値Y (i)mayと前記画面に
おける上限設定値Y waxおよび下限設定値Ymin
との比較結果に基いて、前記入力データX (i)のス
ペクトルデータのCRTディスプレイ画面への表示レン
ジを自動的に調節するように構成してあるから、本装置
を用いるだけで、CRTディスプレイの画面における縦
軸として対数スケールおよびリニアスケールの何れでも
用いることができ、しかも、入力データX (i)をC
RTディスプレイ画面における縦軸フルスケールや縦分
解能に常に適合するように自動的に変換補正できるよう
になり、しかも、従来のようにCRTディスプレイ画面
の表示レンジを手動により試行錯誤的に切り換え調節す
るといった非常に面倒な操作を行わなくても、CRTデ
ィスプレイ画面の表示レンジがデータの状態に応じて自
動的に適度なレンジに切り換えられて、CRTディスプ
レイ画面への表示データが常に見易い大きさに自動的に
調整されるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明によるスペクトルデータ表示装置の実施例
を図面に基いて説明する。
第1図は装置の全体構成を示すブロック回路図であワて
、図示するように、概略的には、シフトレジスタ部1と
、ROM (リードオンリーメモリー)部2と、CRT
ディスプレイ (カソードレイチューブ)3と、コンパ
レータ4と、コントロール部5とから構成されている。
前記シフトレジスタ部1は、シフトレジスタやカウンタ
(共に図示せず)等を主要部として構成されると共に、
データ入力端子IAとモード選択信号入力端子IBとを
備えており、前記モード選択信号入力端子IBにリニア
スケールモード選択信号が入力された場合(この状態を
リニアスケールモードと称する)には、後で詳述するよ
うに、前記データ入力端子IAから入力された入力デー
タX(i)とCRTデイスプレイ3の画面3Aにおける
縦軸フルスケール2fiとの大小関係を判別する機能を
発揮し、また、前記モード選択信号入力端子IBに対数
スケールモード選択信号が入力された場合(この状態を
対数スケールモードと称する)には、前記データ入力端
子IAから入力された入力データX(i)の対数近似値
logz X(i)を求める機能を発揮するように構成
されている。
前記ROM部2は、前記対数スケールモードの場合にお
いて用いられる対数スケール系変換ブロック2Aと、前
記リニアスケールモードの場合において、縦軸スケール
モード選択スイッチSの切り換えによって互いに択一的
に用いられるリニアスケール系適合変換ブロック2Bお
よびリニアスケール系非適合変換ブロック2Cと、前記
各変換ブロック2A、2B、2Cの前段に設けられた表
示レンジ切替ブロック2Dとを備えている。
前記コンパレータ4は、前記ROM部2から出力される
スペクトル高さY(i)の最大値Y(i)IIIaχと
、前記コントロール部5により与えられる上限設定値Y
maxおよび下限設定値Y信inとを比較して、その比
較結果を前記コントロール部5へ出力するように構成さ
れている。5Aおよび5Bは夫々前記コントロール部5
に設けられた前記上限設定値Ymaxおよび下限設定値
Yminの設定用端子である。
第2図は、前記対数スケールモードにおける動作を示す
ブロック回路図である。即ちこれは、前記シフトレジス
タ部1のモード選択信号入力端子IBに対数スケールモ
ード選択信号が入力された場合であって、前記シフトレ
ジスタ部1においては、後で説明する手法により、前記
データ入力端子IAから入力された入力データX (i
)の対数近似値IlOgz X (i)が求められる。
そして、前記ROM部2の対数スケール系適合変換ブロ
ック2Bにおいては、前記シフトレジスタ部lで求めら
れた対数近似値1ogz X(i)に応じて入力データ
X(i)に対応するスペクトル高さY(i)が、Y(i
) =1ogt X(i)  X (No /L)  
−■なる式に基いて与えられ(ここに、Lは入力データ
X (i)のビット数であり1.NoはCRTディスプ
レイ画面3Aの縦分解能を表す指数を示し、画面3Aの
縦方向最大表示高さを分解能単位長さ゛ で除した数値
である)、前記入力データX(i)は前記CRTディス
プレイ画面3Aの縦分解能に適合するように変換補正さ
れて、前記表示レンジ切替ブロック2Dを介して前記C
RTディスプレイ3へ出力される。なお、上記の式■に
おける入力データX (i)のビット数りの意味につい
ては、後で詳述する。
そして、その変換補正されたスペクトル高さY(i)は
、前記コンパレータ4に分岐入力され、そのコンパレー
タ4は、入力されたスペクトル高さY (i)の最大値
Y (i)waxと、前記コントロール部5により与え
られる上限設定値Ymaxおよび下限設定値Yminと
を比較して、その比較結果を前記コントロール部5へ出
力し、そのコントロール部5は、Y (i)o+ax 
> Ymaxであれば前記表示レンジ切替ブロック2D
に対して表示レンジを一段上げるように指令信号を発し
、また、Y (i)max< Ymiれであれば前記表
示レンジ切替ブロック2Dに対して表示レンジを一段下
げるように指令信号を発して、前記スペクトルデータY
(i)がCRTディスプレイ画面3Aにおいて常に見易
い状態となるように、その表示レンジを自動的に調節制
御するのである。
さて、次に、前記シフトレジスタ部1において対数近似
値1 ogt X (i)を求める手法についてである
が、その手順およびそれを実行するためのハード構成は
、冒頭で述べたように、本願出願人が既に提案している
特願昭52−158069号のものと同様であるので、
その詳細については省略し、以下に概略的に説明してお
く。
いま、データX(i)  (スペクトルデータ用のデジ
タル数であるから正の整数)について考えると、そのデ
ータX (i)は、1lx(i)<2なる数x(i)を
用いて、X (i)  = x (i)  ・2nで表
せるから、j!ogz X(i)  =n+j2og2
 x(i)となる。ここで、1≦x(i)<2であるこ
とに注目してその第2項’Ogz x(i)をティラー
展開してその一次近偵をとると、7!ogz x(i)
  #x(i) −1となるから、結局、前記データX
 (+)の対数’ Ogz X (i)は、1og2X
(i)#n+x(i)   1   −■なる式で近似
できる。
そこで、前記シフトレジスタ部1において上記0式に暴
く近似計算を行うわけであるが、それは次のようにして
行われる。
即ち、第3図に示すように、先ず、M(例えば24)ピ
ントのシフトレジスタにデータX(i)をセントする(
このときは、図示のように最右端のΔ印を小数点を設定
しておくことにより整数値として取り汲う)と共に、前
記シフトレジスタのシフト数をカウントするカウンタ(
例えばダウンカウンタ)に初期値M(この場合は24)
をセットし、次に、前記シフトレジスタの入力データX
 (i)を、キャリー″11がシフトアウトされる(こ
れはX(+) ≠0の場合)か、あるいは、前記カウン
タのカウント数が一定の値(この場合は0)に達する(
これはX(i)=0の場合)まで、左へひとつずつシフ
トする(これは2倍することに相当する)、そして、そ
のシフト終了時においては、図示のように前記小数点を
最左端のム印に移動させてシフトレジスタにおける値を
小数とする。すると、X (i)  ≠0の場合には、
前記カウンタの値が前記0式におけるnを、そして、シ
フトレジスタの値が前記0式におけるx(i)−1を示
すこととなる。なお、図示の具体例はX(i) = 1
00 (10進数)の場合を示しているが、そのシフト
終了時におけるカウンタの示す値である前記nは110
即ち6(10進数)であり、シフトレジスタの示す値で
ある前記値x(i)−1は、例えば上位4ビツト100
1より1/2+O/2” +O/2n3+1/2n =
0.5625 (10進数)となるから、前記0式から
、logt X(i) #6+0. 5625−6.5
625というように、入力データX (i)の対数近似
値’Ogt X(i)が求められるわけである。ただし
、その対数近似値It Ogz X (i)にはある程
度の誤差が含まれる(最大4%程度)のは当然であり、
ちなみに、このX(i)=lOOの場合には、その対数
の真価(Ilogz X(i) )は6.6438・・
・である。
ところで、上記したように、前記シフトレジスタ部1に
より求められた入力データX(i)の対数近似値βOg
tX(i)には最大4%程度の誤差が含まれると共に、
前記0式における値x(i)−1を求める際に前記シフ
トレジスタの上位4ビツトのみを用いるような場合には
、入力データX(i)が16ビノト以下のときには出力
が8ビツト以下となり、また、入力データX (i)が
16ビツト以上のときには出力が9ビツト以上となり、
そのままではCRTディスプレイ画面3Aの縦分解能と
の整合性が悪い。そこで、次のように前記ROM部2を
利用すれば、上記対数近慎誤差の問題および画面3Aの
縦分解能との整合性の問題を同時に解消することができ
る。即ち、前記シフトレジスタ部1により求められた入
力データX(i)の対数近似値IlOgz X (i)
を前記ROM部2において前記スペクトル高さY(i)
に補正するに際して、前記入力データX(i)の対数近
似値10gw X(i)に対応する真値(ffiog、
 X(i) )を用いると共にピッ十数補正を施したY
(i)  = CICl1o X(i) ) ×N。
/fogz2L、即ち、Y(i)  = Clogt 
X(i) )x (N、 /L)を前記ROM部2に記
憶させておき、入力データX(i)の対数近似値j!o
gz X(i)が与えられた時には、直ちにそれに対応
する前記スペクトル高さY(i) = Clogz X
(1) ) ×(N。
/L)を出力させるように構成しておくのである。
このようにすれば、精度が良くて画面3Aの縦分解能と
の整合性も良いスペクトル高さY(i)を、非常に高速
で出力させることができる。
第4図は、前記リニアスケールモードにおける動作を示
すブロック回路図である。
即ち、これは、前記シフトレジスタ部1のモード選択信
号入力−子IBにリニアスケールモード選択信号が入力
された場合であり、更に、この場合は、前記縦軸スケー
ルモード選択スイッチSが端子す側に切り換えられて前
記ROM部2において前記リニアスケール系適合変換ブ
ロック2Bが用いられる状態と、前記選択スイッチSが
端子C側に切り換えられて前記ROM部2において前記
リニアスケール系非適合変換ブロック2Cが用いられる
状態とに分けられる。
先ず、前記選択スイッチSが端子す側に切り換えられて
いる場合の動作について説明する。
即ち、このとき、前記シフトレジスタ部1では、前記デ
ータ入力端子IAから入力された入力データX (i)
とCRTデイスプレイ3の画面3Aにおける縦軸フルス
ケール2nとの大小関係が判別され、前記ROM部2で
はそのリニアスケール系適合変換ブロック2Bにより、
前記シフトレジスタ部1による判別結果に基いて、次の
ように入力データX (i)を夫々それに対応するスペ
クトル高さY (i)に変換する。即ち、 X (i)≧2+1 の時は Y (i) = N o
  ・・・■21I>X(i) ≧0  の時は Y(i) =X(i) X (No/2n )  ・・
・■(なお、上記N0は、前記CRT ディスプレイ画面3Aの縦分解 能を表す指数を示し、画面3A の縦方向最大表示高さを分解能 単位長さで除した数値である。) かくして、前記入力データX (i)は、その大きさ如
何にかかわらず、全て前記CRTディスプレイ画面3A
の縦軸フルスケール2nに適合する(納まる)ように変
換補正され、前記CRTディスプレイ3へ出力される。
しかしながら、その変換補正されたスペクトル高さY 
(i)が一定の表示レンジで表示された場合には、第5
図において一点鎖線Pで例示するように、その最大値Y
 (i)waxが画面3Aの上端に位置したり、あるい
は、同図において二点鎖線Qで例示するように、その最
大値Y(i)waxが画面3Aの上端近くに位置したり
して、非常に見にくい状態となることが、このリニアス
ケールモードの場合には往々にして生じる。そこで、前
記表示レンジ切替ブロック2Dは、次に詳述するように
コントロール部5に制御されて、前記スペクトルデータ
Y(i)の最大値Y(i)+waxがCRTディスプレ
イ画面3Aにおける適度な高さ位置となるように、その
表示レンジを自動的に調節制御するように構成されてい
る。
即ち、前記リニアスケール系適合変換ブロック2Bによ
り変換補正されたスペクトル高さY (i)は前記コン
パレータ4にも分岐入力され、そのコンパレータ4は、
入力されたスペクトル高さY(+)の最大値Y(i)s
+axと、コントロール部5により与えられる上限設定
値Y ll1axおよび下限設定値Yminとを比較し
て、その比較結果を前記コントロール部5へ出力し、コ
ントロール部5は、Y(i)max>Ymaxであれば
前記表示レンジ切替ブロック2Dに対して表示レンジを
一段上げるように指令信号を発し、また、Y (i)m
ax< YII+inであれば前記表示レンジ切替ブロ
ック2r3に対して表示レンジを一段下げるように指令
信号を発して、前記スペクトルデータY (i)がCR
Tディスプレイ画面3Aにおいて常に見易い状態となる
ように、その表示レンジを自動的に調節制御するのであ
る。
なお、前記入力データX(i)と縦軸フルスケール2n
との大小関係の判別は、前記シフトレジスタ部lのシフ
トレジスタにおいて下位nビットのみをシフトにより除
算の余りを取り出すという簡単な操作にて行っている。
即ち、第6図に模式的に示すように、Mビット(例えば
24ビツト)のシフトレジスタへ入力データX (i)
をセントしてからM −nピントだけ左ヘシフトしたと
きに、キャリー11″があればX (i)≧2nと判定
して、前記0式の如<Y(i)にNoをセットし、キャ
リー“1”が無ければ2n > X (i)≧0と判定
して、前記0式のようにY (i)にX(i) X (
No / 2n )をセットする。この場合、図中Δ印
を小数点として上位8ビツトを少数と見做せば、前記シ
フトレジスタはX(i) / 2n′となっているから
、これにNoを乗ずればよいわけであるが、その乗算の
組合わせは2”  (−=256)であるから、256
バイトのROMエリア 4: (X (i)/2 ’ 
) x N oをセットしてルックアップテーブルとす
ればよい。このとき、ROMアドレスはX(i)/2n
そのものであり、出力は(X(i)/ 2” )XNo
つまりX (i)X (NO/2” )である。
次に、前記選択スイッチSが端子C側に切り換えられて
いる場合であるが、この場合には、前記シフトレジスタ
部lでは、データ入力端子IAから入力された入力デー
タX (i)とCRTディスプレイ3の画面3Aにおけ
る縦軸フルスケール2nとの大小関係が判別され、前記
ROM部2ではそのリニアスケール系非適合変換ブロッ
ク2Cにおいて、前記シフトレジスタ部1による判別結
果に基いて、 X(i)≧2n  の時は Y(i)=αxNo・・・
■2°> X (+)≧Oの時は Y(i)−αxX(i)X (No/2” )  ・・
・■(なお、上記αは、予め設定されている係数)で演
算されたと同様の結果となるように、予め設定されてい
る任意のスケーリングにて、入力データX(i)に対応
するスペクトル高さY(i)に変換される。従って、こ
の場合には、スペクトル高さY(i)を、所望の任意の
縦軸スケールにてCRTディスプレイ画面3A上に表示
させることができ、恰も画面3Aの分解能を変化させた
と同様の結果を得ることができる。つまり、このリニア
スケール系非適合変換ブロック2Cは、画面分解能を見
掛は上N0以上あるかの如くセットして表示テーブルス
ケールを21とは異なる値とするための別途容易された
ルックアップテーブルの構成とされているものである。
〔発明の効果〕
以上詳述したところから明らかなように、本発明によれ
ば、CRTディスプレイ画面における縦軸として対数ス
ケールおよびリニアスケールの何れでも用いることがで
き、しかも、入力データをCRTディスプレイ画面にお
ける縦軸フルスケールや縦分解能に常に適合するように
自動的に変換補正する機能を存すると共に、従来のよう
にCRTディスプレイ画面の表示レンジを手動により試
行錯誤的に切り換え調節するといった非常に面倒な操作
を行わなくても、CRTディスプレイ画面の表示レンジ
をデータの状態に応じて自動的に通魔なレンジに切り換
えて、CRTディスプレイ画面への表示データが常に見
易い大きさになるように自動調整する機能を有する、と
いうトータル的な自動システムとしてのスペクトルデー
タ表示装置を提供し得るに至った。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るスペクトルデータ表示v装置の実施
例を示し、第1図は全体構成を示すブロック回路図、第
2図および第3図はその対数スケールモードにおける動
作を説明するためのブロック回路図とシフトレジスタの
動作の模式図、そして、第4図ないし第6図はそのリニ
アスケールモードにおける動作を説明するためのブロッ
ク回路図と画面における表示例とシフトレジスタの動作
の模式図である。 1・・・・・・・・・シフトレジスタ部、X (i)・
・・・・・・・・入力データ、Y (i)・・・・・・
・・・スペクトル高さ、3・・・・・・・・・CRTデ
ィスプレイ、3A・・・・・・・・・画面、2・・・・
・・・・・ROM部、2A・・・・・・・・・対数スケ
ール系適合変換ブロック、2B・・・・・・・・・リニ
アスケール系適合変換ブロック、2C・・・・・・・・
・リニアスケール系非適合変換ブロック。 第3図 cウラ〉り)             (ジフトレジ
゛ヌタ〕山 (キャリーノ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シフトレジスタ部に入力されたデータX(i)を
    夫々その大きさに対応するスペクトル高さY(i)に変
    換するに際して、対数スケールモードにおいては、前記
    シフトレジスタ部で前記入力データX(i)の対数近似
    値log_2X(i)を求めてから、ROM部において
    、Y(i)=log_2X(i)×(N_0/L)(こ
    こに、Lは入力データX(i)のビット数、N_0はC
    RTディスプレイ画面の縦分解能を表す指数)を夫々割
    り当てることにより、前記入力データX(i)をCRT
    ディスプレイ画面の縦分解能に適合するように変換補正
    し、リニアスケールモードにおいては、前記入力データ
    X(i)とCRTディスプレイの画面の縦軸フルスケー
    ル2^nとの大小関係を前記シフトレジスタ部で判別し
    てから、前記ROM部において、前記縦軸フルスケール
    2^n以上の入力データX(i)についてはY(i)=
    N_0を割り当てる一方、前記縦軸フルスケール2^n
    よりも小さい入力データX(i)についてはY(i)=
    X(i)×(N_0/2^n)を割り当てることにより
    、前記入力データX(i)をその全てがCRTディスプ
    レイ画面の縦軸フルスケール2^n内に納まるように変
    換補正すると共に、前記変換補正されたデータのスペク
    トル高さY(i)の最大値Y(i)maxと前記画面に
    おける上限設定値Ymaxおよび下限設定値Yminと
    の比較結果に基いて、前記入力データX(i)のスペク
    トルデータのCRTディスプレイ画面への表示レンジを
    自動的に調節するように構成してあることを特徴とする
    スペクトルデータ表示装置。
  2. (2)前記対数スケールモードにおいて前記シフトレジ
    スタ部により求められた入力データX(i)の対数近似
    値log_2X(i)を前記ROM部において前記スペ
    クトル高さY(i)に補正するに際して、前記ROM部
    に前記入力データX(i)の対数近似値log_2X(
    i)に対応する真値〔log_2X(i)〕を用いたY
    (i)=〔log_2X(i)〕×(N_0/L)を記
    憶させておくことによって、精度の良いスペクトル高さ
    Y(i)を高速で出力させるように構成してある特許請
    求の範囲第(1)項に記載のスペクトルデータ表示装置
  3. (3)前記ROM部には、前記リニアスケールモードに
    おいて前記入力データX(i)を2^nフルスケール以
    外の任意のスケールでもCRTディスプレイ画面へ表示
    できるように、互いに択一的に切り替え使用可能なリニ
    アスケール系適合変換ブロックとリニアスケール系非適
    合変換ブロックとを設けてある特許請求の範囲第(1)
    項又は第(2)項に記載のスペクトルデータ表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103708A (ja) * 2008-12-25 2009-05-14 Jasco Corp 分光光度計
JP2015210110A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 株式会社小野測器 Fftアナライザ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009103708A (ja) * 2008-12-25 2009-05-14 Jasco Corp 分光光度計
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