JP2626093B2 - 色信号変換回路 - Google Patents

色信号変換回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理装置の色信号変換回路に係わり、特
に画像圧縮前あるいは画像伸張後の色信号変換回路に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の色信号変換回路は、入力した三原色
(R,G,B)信号の各成分にそれぞれ一定の変換係数を掛
けて加算することにより輝度(Y)・色差(Cb,Cr)信
号に変換して出力し、あるいは入力した輝度(Y)・色
差(Cb,Cr)信号の各成分に一定の変換係数を掛けて加
算することにより三原色(R,G,B)信号に変換して出力
する装置として提案されている。
上述した装置において、三原色(R,G,B)信号から輝
度(Y)・色差(Cb,Cr)信号に変換する場合、三原色
信号の各成分(R,G,B)に対して次の(1)式のように
している。
ここで、Yは輝度信号、Cb,Crは色差信号であり、ま
た、RG,Bは入力三原色信号の各成分であり、さらに、
RY,GY,BY,Rcb,Gcb,Bcb,Rrb,Grb,Brbは各成分に
対応した変換係数である。
また、上述した装置において、輝度(Y)・色差
(Cb,Cr)信号から三原色(R,G,B)信号に変換する場
合、輝度(Y)・色差(Cb,Cr)信号に対して次の
(2)式のようにしている。
ここで、YR,YG,YB,CCR,CCG,CCB,CrR,CrG,CrB
は各成分に対応した変換係数である。
(1)式、(2)式から理解できるように、この装置
では、(1)式あるいは(2)式を、入力された信号と
各成分の変換係数とを乗算し、かつその演算結果を記憶
する手段3個で演算し、ついでこの手段からの出力を2
段の加算器で加算することにより実現している。そし
て、この装置により三原色信号から輝度・色差信号へ、
あるいは輝度・色差信号から三原色信号に変換して出力
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の色信号変換回路によれば、三原色信号
から輝度・色差信号へ、あるいは輝度・色差信号から三
原色信号に変換するためには、乗算をしてその結果を記
憶する手段が3個必要であり、しかも加算器が2段必要
であり、回路全体の規模を縮小するにあたって非常に不
利であった。
本発明は、上述した従来技術の不都合な点を解消し、
回路規模を小さくした色信号変換回路を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、入力する三原色信号の各成分にそれぞれ
一定の変換係数を掛けて加算することにより輝度・色差
信号に変換して出力し、あるいは入力する輝度・色差信
号の各成分に一定の変換係数を掛けて加算することによ
り三原色信号に変換して出力する色信号変換回路におい
て、(イ)変換の対象となる三原色信号と輝度・色差信
号を構成する三成分の信号とをそれぞれ双方向に入出力
する三原色信号双方向レジスタおよび輝度・色差信号双
方向レジスタと、(ロ)三原色信号双方向レジスタある
いは輝度・色差信号双方向レジスタに格納された変換対
象の三原色信号あるいは輝度・色差信号を構成する三成
分の信号を時分割的に予め定められた順番で一定の時間
を置きながら繰り返し複数回ずつ出力する信号出力手段
と、(ハ)この一系統の信号出力手段から入力される信
号の各成分についての変換係数を有しており、この各成
分の入力信号に各成分の変換係数を乗算し、この乗算の
結果を一時保持しておく第1の手段と、(ニ)この第1
の手段からのデータを所定回数累積加算する累積加算手
段と、(ホ)この累積加算手段からの出力結果が所定の
上限値、下限値を超えた際にリミッタをかけて変換終了
信号として変換後の三成分の信号を輝度・色差信号双方
向レジスタあるいは三原色信号双方向レジスタに出力す
る第2の手段とを色信号変換回路に具備させている。
すなわち本発明では、三原色信号の各成分あるいは輝
度・色差信号の各成分を時分割的に複数回繰り返し出力
させ、第1の手段で入力信号に各成分の変換係数を乗算
してこの乗算結果を一時保持すると共に、累積加算手段
で所定回数累積加算し、この累積加算手段からの出力結
果が所定の上限値、下限値を超えた際にリミッタをかけ
て変換完了信号として変換後の三成分の信号を出力する
ようにしている。これにより、各信号の変換作業がシリ
アルで一系統の回路で実行されるので、回路規模を小さ
くすることができるようになる。また、変換の対象とな
る三原色信号をそれぞれ双方向に入出力する三原色信号
双方向レジスタと、変換の対象となる輝度・色差信号を
構成する三成分の信号をそれぞれ双方向に入出力する輝
度・色差信号双方向レジスタを用意したので、三原色信
号を輝度・色差信号に変換する回路素子と、この逆に輝
度・色差信号を三原色信号に変換する回路素子を共用す
ることができ、この点でも回路の小型化とコストダウン
を図ることができる。
〔実施例〕
次に、本発明の一実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第1図において、色信号変換回路は、三原色(R,G,
B)信号用双方向バスレジスタ1〜4と、第1の手段と
してのROM5と、累積加算器6と、第2の手段としてのRO
M7と、制御部8と、輝度(Y)・色差(Cb,Cr)用双方
向バスレジスタ9〜11と、クロック発生部12とを備えて
いる。双方向バスレジスタ1〜4と、双方向バスレジス
タ9〜11とは、8ビットの信号を伝送できるバスライン
13で接続されている。ROM5の入力はバスライン13に接続
されており、バスライン13からのデータがROM5に入力さ
れるようになっている。ROM5の12ビットの出力は、累積
加算器6に入力されている。累積加算器6の10ビットの
出力は、ROM7に入力されている。ROM7からの8ビットの
出力はバスライン13に出力されるようになっている。ま
た、制御部8からの制御信号出力C1は、双方向バスレジ
スタ1〜4、ROM5、および双方向バスレジスタ9〜11の
入力端子C1に接続されている。制御部8の制御信号出力
C2,C3,C4,C5は、双方向バスレジスタ1,2,3,4の入力
端子C2,C3,C4,C5にそれぞれ接続されている。制御部
8の制御信号出力C6〜C9は、ROM5に接続されている。制
御部8の制御出力C10は、累積加算器6の入力端子C10
接続されている。制御部8の制御信号出力C11,C12,C
13は、双方向バスレジスタ9,10,11の各入力端子C11,C
12,C13に各々接続されている。クロック発生部12の出
力S1,S2,S3は、各構成要素の入力端子S1,S2,S3に接
続されている。
次に、このように構成した実施例の作用を説明する。
第2図および第3図は本発明の実施例の動作を説明す
るために示すタイミング図であり、横軸に時間が、縦軸
に各部の信号状態がそれぞれ示されている。また、第2
図が三原色信号から輝度・色差信号に変換する動作を、
第3図が輝度・色差信号から三原色信号に変換する動作
を、それぞれ示したものである。
(R,G,B→Y,Cb,Crへの変換動作) まず、三原色(RGB)信号を輝度・色差(Y,Cb,Cr
信号に変換する動作について第1図および第2図を参照
して説明する。
8ビットのRGB信号は、双方向バスレジスタ1〜4の
うちの1つに入力される。この入力されたRGB信号は、
例えば双方向バスレジスタ1に保持されて、第2図
(a)に示すように、R、G、Bの順番でバスライン13
に出力される。この信号は、ROM5に入力される。ROM5で
は、制御信号C6〜C9により、データ(a)と、各成分の
変換係数とを乗算し、その乗算結果をデータ(b)とし
て出力する。データ(b)が入力された累積加算器6
は、第2図のデータ(c)に示すように、R、G、Bの
順番にデータ(b)を累積加算し、データ(c)を出力
する。データ(c)が入力されたROM7は、データ(c)
が一定の上限値、下限値を超える値に対してリミッタを
かけ、Y,Cb,Cr信号の値を出力する。この出力は、デー
タ(d)としてバスライン13に出力されて制御部8から
の制御信号のタイミングで双方向バスレジスタ9〜11に
保持されることになる。そして、双方向バスレジスタ9
〜11から外部に出力される。
(Y,Cb,Cr→R,G,Bへの変換動作) 次に、輝度・色差(Y,Cb,Cr)信号を三原色(RGB)
信号に変換する動作について第1図および第3図を参照
して説明する。
Y,Cb,Cr信号は、双方向バスレジスタ9〜11に保持さ
れる。この双方向バスレジスタ9〜11からY,Cb,Cr信号
は、それぞれ第3図のデータ(a)に示すように、Y,
Cb,Crの順番で出力される。データ(a)が入力された
ROM5は、第3図に示す制御信号C6〜C9によってデータ
(a)と、各成分の変換係数とを乗算し、その乗算結果
をデータ(b)として出力する。データ(b)は、累積
加算器6において、データ(c)に示すようにY,Cb,Cr
の順番でデータ(b)を累積加算し、データ(c)を出
力する。このデータ(c)は、ROM7において一定の上限
値、下限値を超える値に対してリミッタをかけ、RGB信
号としてデータ(d)として出力する。このRGB信号
は、バスライン13を介して例えば双方向バスレジスタ1
に制御部8からの制御信号C2〜C5によって選択されて保
持される。これにより、例えば双方向バスレジスタ1か
らRGB信号として出力される。
このように本実施例は、上述のように動作してRGB信
号からY,Cb,Cr信号へ、あるいはY,Cb,Cr信号からRGB
信号への変換をすることとなる。
以上説明したように本実施例は、ROM5と累積加算器6
を用いて入力した信号をシリアルに変換処理することを
可能にしたので、ROM5を従来の1/3にすることができ、
回路規模が著しく小さくできることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、三原色信号の各
成分あるいは輝度・色差信号の各成分を時分割的に複数
回繰り返し出力させ、第1の手段で入力信号に各成分の
変換係数を乗算してこの乗算の結果を一時保持すると共
に、累積加算手段で所定回数累積加算し、この累積加算
手段からの出力結果が所定の上限値、下限値を超えた際
にリミッタをかけて変換完了信号として変換後の三成分
の信号を出力するようにしたので、各信号の変換作業が
シリアルで一系統の回路で実行されることになり、回路
規模の縮小とコストの低減を図ることが可能になる。
また、本発明では変換の対象となる三原色信号をそれ
ぞれ双方向に入出力する三原色信号双方向レジスタと、
変換の対象となる輝度・色差信号を構成する三成分の信
号をそれぞれ双方向に入出力する輝度・色差信号双方向
レジスタを用意したので、三原色信号を輝度・色差信号
に変換する回路素子と、この逆に輝度・色差信号を三原
色信号に変換する回路素子を共用することができ、装置
の小型化ならびにコストダウンに大いに寄与するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図およ
び第3図は同実施例の作用を説明するためのタイミング
図である。 1〜4……双方向バスレジスタ、5……ROM(第1の手
段)、6……累積加算器、7……ROM(第2の手段)、
8……制御部、9〜11……双方向バスレジスタ、12……
クロック発生部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力する三原色信号の各成分にそれぞれ一
    定の変換係数を掛けて加算することにより輝度・色差信
    号に変換して出力し、あるいは入力する輝度・色差信号
    の各成分に一定の変換係数を掛けて加算することにより
    三原色信号に変換して出力する色信号変換回路におい
    て、 変換の対象となる三原色信号と輝度・色差信号を構成す
    る三成分の信号とをそれぞれ双方向に入出力する三原色
    信号双方向レジスタおよび輝度・色差信号双方向レジス
    タと、 三原色信号双方向レジスタあるいは輝度・色差信号双方
    向レジスタに格納された変換対象の三原色信号あるいは
    輝度・色差信号を構成する三成分の信号を時分割的に予
    め定められた順番で一定の時間を置きながら繰り返し複
    数回数ずつ出力する信号出力手段と、 この一系統の信号出力手段から入力される信号の各成分
    についての変換係数を有しており、この各成分の入力信
    号に各成分の前記変換係数を乗算し、この乗算の結果を
    一時保持しておく第1の手段と、 この第1の手段からのデータを所定回数累積加算する累
    積加算手段と、 この累積加算手段からの出力結果が所定の上限値、下限
    値を超えた際にリミッタをかけて変換終了信号として変
    換後の三成分の信号を前記輝度・色差信号双方向レジス
    タあるいは三原色信号双方向レジスタに出力する第2の
    手段 とを備えたことを特徴とする色信号変換回路。
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