JPS622736Y2 - - Google Patents

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JPS622736Y2
JPS622736Y2 JP12936980U JP12936980U JPS622736Y2 JP S622736 Y2 JPS622736 Y2 JP S622736Y2 JP 12936980 U JP12936980 U JP 12936980U JP 12936980 U JP12936980 U JP 12936980U JP S622736 Y2 JPS622736 Y2 JP S622736Y2
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JP
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coil
current
terminal
connecting rod
electrically conductive
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JP12936980U
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JPS5753609U (ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リフテイングマグネツト等に用いら
れるコイル、特に帯状導体を用いたコイルの通電
用端子の取付構造に関する。
帯状導体を巻重ねて作られたコイル(以下、単
にコイルという)は、導体が帯状であるために比
較的製造が容易であり、また均一に巻くことがで
きるので、磁気的特性が良好であるという利点を
有している。
しかしながら、このコイルは帯状導体を用いる
ため、特にコイル内周側の導体端部(巻始め)と
通電用ケーブルとの接続に難点がある。すなわ
ち、帯状導体の場合はコイル内周側の導体端部
(以下、内周側導体端部という)を延長してその
ままコイル外周側に引出すのが困難だからであ
る。
ここで、通電用ケーブルを接続するための通電
用端子の取付構造の例を第1図a,bに示す。第
1図aに示すように、まず、内周側導体端部1に
引出し銅板20(厚さ2〜4「mm」程度)を銀ろ
う付けする。次いで、この引出し銅板20をコイ
ル3の端面に添つて折曲げ、コイル3の外周面側
において適当な絶縁処理を施した状態にて端子台
4を設けてある。この端子台4に通電用ケーブル
が接続される。4′は外周側導体端部2に設けら
れた端子台受台を示している。
このように、従来の取付構造は組立てに多大な
手間を要することに加えて次のような問題も生じ
る。コイル3をリフテイングマグネツトに用いる
場合、コイル3はヨーク内に納められるのである
が、ヨークとコイル3の端面との対向面間に充分
なスペースがない場合には引出し銅板20の配設
が困難になる。しかし、引出し銅板3をリフテイ
ングマグネツトの下面側(吸着面側)から引出す
のは好ましくない。それゆえ、従来この種のコイ
ルを用いてのリフテイングマグネツト等の設計、
製作、保守には細心の注意を払う必要があつた。
そこで、本考案はかかる問題点を解決するとと
もに、簡単な構造で、コイル端面に引出し銅板等
による突部を形成することなく、しかも端子の取
付位置に自由度をもたせた通電用端子の取付構造
を提供することを目的とする。
以下本考案を図示する一実施例に基づいて詳述
する。本考案による通電用端子の取付構造の一実
施例を第2図〜第4図に示す。なお、図中におい
て第1図a,bと同一の部分には同一の符号を付
して説明は省略する。
第1図に示すように、コイル3の内周側導体端
部1と外周側導体端部2とがコイル3の積層部1
9を介して互に適当な長さだけ対面して位置され
ている。内周側導体端部1と外周側導体端部2間
に亘つてコイル積層部19に貫通孔5が設けられ
ている。この貫通孔5は導体の電流容量に影響を
与えることのないような径を考慮して設けられて
いる。
第4図は、取付構造を詳細に示す断面図であ
る。外周側導体端部2の外面に第1の通電用端子
6(以下、第1端子という)の基部7が配置され
ている。この第1端子6の基部7と外周側導体端
部2とは導電性を有して接触している。また、基
部7には透孔が設けられ、この透孔と貫通孔5と
は同心的に配置されている。
さらに、基部7の外面には絶縁体8を介して第
2の通電用端子9(以下、第2端子という)の基
部10が重ねて配置されている。絶縁体8および
基部10には貫通孔5に同心的な透孔がそれぞれ
設けられている。
以上の状態で、貫通孔5、各透孔には一体に導
電性連結棒11が挿通され、その先端がコイル外
周面側に突出されている。連結棒11の基端部は
銅板12に固着され、銅板12は内周側導体端部
1に固着されている。連結棒11の突出部分には
雌ねじ13が切られており、この雌ねじ13にナ
ツト14を螺合して締付けることにより、第1端
子6、絶縁体8、第2端子9がサンドイツチ状を
なして連結棒11とともに固定されている。ま
た、連結棒11は絶縁スリーブ15により覆われ
ており、コイル3、外周側導体端部2および第1
端子6に対して絶縁されている。
このようにして、第1端子6、第2端子9は共
にコイル3の外周面側に一体に設けられている。
そして、この第1端子6、第2端子9に通電用ケ
ーブル16,17を接続することにより、電流は
第1、第2端子6,9および連結棒11を介して
コイル3に流れることができる。なお18は外周
側導体端部2に添接された銅板であり、外周側導
体端部2に固着されている。
以上の通り、本考案によれば、連結棒がコイル
積層部を貫通してコイル外周側に引出されること
となるので、コイル端面には通電ケーブル接続用
の器具は一切突出することがない。しかも、この
連結棒は内周側導体端部との通電路の役目を果た
すとともに、通電端子の固定具の役目を果たすこ
とになるので構造が簡単になる。
また、本考案によれば従来のように引出し銅板
をコイル端面にオーバーラツプさせて引出す必要
がなく、連結棒がコイルを貫通するだけなので、
コイルの平坦部分に限らず、例えば曲つた角部に
設けることができる。したがつて、通電用端子の
設置位置が制限されることがなく、このことは例
えばリフテイングマグネツト等の形状、構造の設
計において自由度を増すこととなる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の通電端子取付構造を示す
部分拡大斜視図、第2図は本考案にかかるコイル
とその内・外周側導体端部の配置状態を示す平面
図、第3図はその正面図、第4図は本考案による
通電端子取付構造の一実施例を示す部分拡大断面
図である。 1……内周側導体端部、2……外周側導体端
部、3……コイル、6……第1通電用端子、8…
…絶縁体、9……第2通電用端子、19……コイ
ル積層部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コイルを形成する帯状導体のコイル内周側端部
    とコイル外周側端部とがコイルの積層を介して互
    に適当な長さだけ対面して位置され、 基端部がコイル内周側端部に導電性を有して固
    定され、かつコイルの積層と絶縁された状態の導
    電性連結棒がコイル積層を貫通してコイル外周面
    側に突出され、 前記連結棒の突出部に、コイル外周側端部に導
    電性を有して接着された第1の通電用端子および
    この端子とは絶縁されかつ連結棒とは導電性を有
    して第2の通電用端子が固定されていることを特
    徴とする帯状導体コイルの通電用端子取付構造。
JP12936980U 1980-09-11 1980-09-11 Expired JPS622736Y2 (ja)

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JP12936980U JPS622736Y2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS5753609U JPS5753609U (ja) 1982-03-29
JPS622736Y2 true JPS622736Y2 (ja) 1987-01-22

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