JP2953918B2 - 演算装置 - Google Patents

演算装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号処理に用
いられる演算装置に関し、特に、複数の乗算器と加算器
とを用いて、複数の入力データに各々係数を掛け、その
各乗算結果を加算する演算装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理において、適当な周波数
成分を取り出すこと等を目的として、フィルターが多く
用いられる。このフィルターは、デジタル信号処理で
は、与えられた複数の入力データに各々適当な係数を掛
け、その各乗算結果を加算することにより実現される。
【0003】図2に、フィルターを実現する従来の演算
装置のブロック図を示す。同図において、51はデータ
保持回路であり、クロック信号52に同期して、入力デ
ータ53を格納し、次段のデータ保持回路51へ出力す
る。従って、入力データ側からi番目のデータ保持回路
の出力は、入力データに対してiクロック前のデータと
なる。54は乗算器、55は係数を保持するレジスタで
ある。この例では、データ保持回路51、乗算器54お
よび係数レジスタ55をそれぞれ7個備える。それぞれ
の乗算器54は、対応するデータ保持回路51のデータ
と係数レジスタ55に格納されている係数を掛けて結果
を出力する。56は加算装置であって、複数の加算器5
7をツリー状に構成し、7個の乗算器54から出力され
た結果を順次加算して、7個の乗算器54の出力結果の
合計を出力する。
【0004】いま、7個の係数レジスタ55に格納され
ている係数の値を、入力データ53から最も遠いものか
ら順に、a(1) 、a(2) 、a(3) 、a(4) 、a(5) 、a
(6)及びa(7) とし、時刻Tにおける入力データをd(T)
とする。入力データ53はクロック信号52に同期し
て、7つのデータ保持回路51に順次転送され、入力デ
ータ53から7番めのデータ保持回路、つまり最も遠い
データ保持回路にd(T) が到達した時、6番目のデータ
保持回路51には時刻Tの1クロック後のデータ、即
ち、d(T+1 )が保持されている。同様に、5番目のデー
タ保持回路51にはd(T+2)が保持されている。従っ
て、加算装置56の出力結果outは(式1)で表され
る。
【0005】
【式1】 out=a(1) *d(T) +a(2) *d(T+1)+a(3) *d(T+2) +a(4) *d(T+3) +a(5) *d(T+4)+a(6) *d(T+5) +a(7) *d(T+6) このようにして、フィルターが実現される。また、係数
の値によって、フィルターの特性を指定することができ
る。
【0006】このような演算装置は、フィルターだけで
なく、行列計算など、積和演算を必要とする様々な用途
に応用される。
【0007】次に、アメリカ特許5,195,049 号に開示さ
れた他の従来例を図3に示す。同図において、1…は複
数の積和演算装置であり、各々、データ保持回路2と、
加算器3と、乗算器4と、係数レジスタ5とを有する。
この例では、7つの積和演算装置1…が直列に接続され
ている。それぞれの積和演算装置1のデータ保持回路2
には、1つ前の積和演算装置の加算器3の出力が与えら
れ、クロック信号6に同期して格納される。最初の積和
演算装置1のデータ保持回路2には、0の値が与えられ
る。それぞれの積和演算装置1の乗算器4の入力には、
入力データ7が共通に与えられる。それぞれの積和演算
装置1の乗算器4は入力データ7の値と係数レジスタ5
に保持されている値とを掛けて、その乗算結果を出力す
る。加算器3は、データ保持回路2に保持されているデ
ータと乗算器4の出力とを加算して、その加算結果を次
段の積和演算装置1のデータ保持回路2に出力する。
【0008】以上のように構成された演算装置につい
て、以下図3を用いてその動作を説明する。7つの積和
演算装置1の係数レジスタ5に格納されている係数を最
前段から順にa(1) 、a(2) …a(7) とする。今、時刻
Tにおける入力データ7の値をd(T) とする。最前段か
ら1番目の積和演算装置1はd(T) とa(1) を乗算し、
この乗算結果を0と加算して出力する。1クロック後に
クロック信号6に同期して、2番目の積和演算装置1は
前段の出力、即ち、a(1) *d(T) をデータ保持回路2
に格納する。この時、入力データ7は、時刻Tの1クロ
ック後のデータ、即ち、d(T+1) であり、2番目の積和
演算装置1はd(T+1) に係数a(2) を乗算し、データ保
持回路2のデータa(1) *d(T) と加算して、3番目の
積和演算装置1のデータ保持回路2に出力する。同様に
して、最終段、ここでは7番目の積和演算装置1の出力
outの値は、上記(式1)に示す通りとなって、従来
例と同じ演算結果が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の前者の構成では、複数の乗算器54の結果を加
算する加算器57の構成がツリー状になり、複数段の加
算器を経て結果が得られるため、この加算時間が動作周
波数を制限してしまう欠点を有する。また、加算器の段
数は乗算器の数に応じて増える欠点を有する。更に、前
記の加算処理をパイプライン的に処理しようとすると、
各加算器の出力にラッチを必要とし、回路規模が大きく
なる。加えて、加算器がツリー状の構成であるため、半
導体集積回路として配置するのが困難であり、面積の増
大をもたらす。また、乗算器の数を増やそうとすると、
加算器のツリー状の構成が大きく変わるため、拡張性が
乏しい等の問題点を有する。
【0010】これに対し、前記従来の後者の構成では、
前記従来の前者の構成の欠点を解消できる。即ち、同じ
構成の積和演算装置1…を直列に複数接続したものであ
るので、半導体集積回路として配置が容易であり、面積
の削減および開発期間の短縮を図ることができる共に、
積和演算装置の追加および削減が容易である。更に、1
クロック内に1つの乗算と1つの加算を処理すればよい
ので、動作周波数を高くして処理能力を上げることがで
きる。
【0011】しかし、この後者の構成では、演算に供さ
れる入力データの数に等しい数の加算器3及び乗算器4
を必要とし、その分、演算装置が大型化している問題点
を有していた。
【0012】本発明は上記問題点に鑑み、その目的は、
乗算器は加算器よりも極めて大きい実情から、乗算器の
数を低減して小型化を図りつつ、従来と同様の演算を行
い得る演算装置を提供する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明では次の点に着目した。即ち、画像処理等
で用いられるフィルターでは、複数の入力データの各々
の乗算に際し、その乗算に使用される係数が所定の2つ
の入力データ間で対称である対称型フィルターがある点
に着目し、この対称型フィルターでは、同一の係数を使
用する入力データ相互を先に加算し、その後にその加算
結果と係数とを乗算することにより、乗算器の数を半減
する構成とする。
【0014】即ち、請求項1記載の発明では、共通の
1の入力データが与えられ、互いに直列に接続される
個(n≧2)の積和演算手段を備え、前記各積和演算手
段は、1のデータ保持手段と、2のデータ保持手段
と、前記第2のデータ保持手段の内容と前記第1の入力
データとを加算する第1の加算手段と、前記第1の加算
手段の加算結果と係数とを乗算する乗算手段と、前記乗
算手段の乗算結果と前記第1のデータ保持手段の格納デ
ータとを加算する第2の加算手段とを備え、第1段目の
積和演算手段では、第1のデータ保持手段に第2の入力
データが与えら れ、第2のデータ保持手段に第3の入力
データが与えられ、第i(2≦i≦n)段目の積和演算
手段では、第1のデータ保持手段に第i−1段目の積和
演算手段の第2の加算手段の出力が与えられ、第2のデ
ータ保持手段に前記第i−1段目の積和演算手段の第2
のデータ保持手段の出力が与えられる構成としている。
【0015】
【作用】以上の構成により、請求項1記載の発明では、
各積和演算手段では、入力データに対して、この入力デ
ータと同一の係数が使用される入力データが第2のデー
タ保持手段に格納され、この格納されたデータと入力デ
ータとが第1の加算器で加算された後、その加算結果と
係数とが乗算される。
【0016】従って、各積和演算手段では、1個の乗算
器を備えれば足りる。更に、備える複数個(n個)の積
和演算手段を同一の内部構成にできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の演算装置の対称型フィルター
を実現する実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
【0018】図1は本発明の実施例を示す演算装置のブ
ロック図である。同図において、20…は積和演算装置
であり、各々、第1の加算手段としての加算器22、第
2の加算手段としての加算器21、乗算手段としての乗
算器23、第1のデータ保持手段としてのデータ保持回
路24、第2のデータ保持手段としてのデータ保持回路
25、および係数レジスタ26を有する。本実施例で
は、n個(図1では個)の積和演算装置20…が直列
に接続され、入力データ32が第1の入力データとして
これ等3つの積和演算装置20…の各加算器22に与え
られる。
【0019】各積和演算装置20…において、加算器2
2は入力データ32とデータ保持回路25の出力31と
を加算し、その加算結果を乗算器23に出力する。乗算
器23は加算器22の加算結果と係数レジスタ26に保
持されている係数とを掛け、その乗算結果を加算器21
に出力する。加算器21は乗算器23の乗算結果とデー
タ保持回路24の内容を加算して出力する。データ保持
回路25は、2個のラッチ27、28を直列に接続して
構成される。ラッチ27およびラッチ28はクロック信
号29に同期してデータを格納する。従って、データ保
持回路25は、入力されるデータの今回値および前回値
の2つのデータを保持し、入力されたデータは2クロッ
ク後に出力される。
【0020】また、33は乗算器、34は係数レジスタ
である。乗算器33の後に前記3つの積和演算装置20
…が直列に接続される。入力データ(第1の入力デー
タ)32は3つの積和演算装置20の加算器22と共に
乗算器33にも与えられる。
【0021】前段(第1段目)の積和演算装置20
は、その内部のデータ保持回路24の入力に、前記乗算
器33の出力が第2のデータとして与えられ、その内部
データ保持回路25の入力に前記入力データ(第1の
入力データ)32が、第3の入力データとして与えられ
る。
【0022】更に、整数iを2≦i≦nの値として、第
i(i=2)段目の積和演算装置20では、その内部の
データ保持回路24の入力に、その前段に位置する第i
−1(=1)段目の積和演算装置20の加算器21の出
力が与えられ、その内部のデータ保持回路25の入力
に、その前段に位置する第1段目の積和演算装置20の
データ保持回路25の出力31が与えられる。同様に、
第i(i=3=n)段目の積和演算装置20では、その
内部のデータ保持回路24の入力に、その前段に位置す
る第i−1(=2)段目の積和演算装置20の加算器2
1の出力が与えられ、その内部のデータ保持回路25の
入力に、その前段に位置する第2段目の積和演算装置2
0のデータ保持回路25の出力31が与えられる。
【0023】以上のように構成された演算装置につい
て、以下、その動作を説明する。尚、対称型フィルター
として、前記(式1)で係数a(1) =a(7) 、a(2) =
a(6)、a(3) =a(5) である場合を考える。
【0024】先ず、係数レジスタ34に保持されている
値をa(4) 、第1目、第2目、第3目の積和演算
装置20の係数レジスタ26に保持している値を各々a
(3)、a(2) 及びa(1) とする。
【0025】時刻T以降、1クロック毎にデータd(T)
、d(T+1 )、d(T+2) …が入力データ32に与えられ
る。今、時刻Tから3クロック後において、入力データ
32にはd(T+3) のデータが与えられ、第1目の積和
演算装置20のデータ保持回路25は2クロック前の入
力データd(T+1) を出力している。乗算器33は入力デ
ータd(T+3) と係数レジスタ34の内容a(4) の乗算を
行なう。
【0026】次のクロックで、第1目の積和演算装置
20のデータ保持回路24は乗算器31の結果、即ちa
(4) *d(T+3) を格納し、データ保持回路25はd(T+
2) を出力する。この時、入力データ32にはデータd
(T+4) が与えられており、第1目の積和演算器20の
加算器22はd(T+4) とd(T+2) とを加算し、乗算器2
3は加算器22の加算結果と係数レジスタ26の係数a
(3) とを乗算し、加算器21は乗算器23の乗算結果と
データ保持回路24の内容とを加算して、2目の積和
演算装置20のデータ保持回路24に出力する。
【0027】更に次のクロックでは、入力データ32に
はd(T+5) が与えられ、第2目の積和演算装置20の
データ保持回路25の出力はd(T+1) であり、加算器2
2はd(T+1) とd(T+5) とを加算し、乗算器23はこの
加算結果と係数レジスタ24の係数a(2) とを掛け、こ
の乗算結果を第1目の積和演算装置20の加算結果と
加算して、目の積和演算装置20に出力する。
【0028】前記と同様にして、目の積和演算装
置20の加算器21の出力outは、(式3)で表され
るデータを出力する。
【0029】
【式3】 このように、この実施例の演算装置は、対称型のフィル
ターを実現することができる。
【0030】従って、本実施例では、3個の積和演算装
置20…を同じ構成にし、この同じ構成の積和演算装置
20…を直列に接続したものであるので、半導体集積回
路として配置が容易であり、面積の削減および開発期間
の短縮を図ることができると共に、積和演算装置20…
の追加および削減が容易である。更に、1クロック内に
1つの乗算と1つの加算を処理すればよいので、動作周
波数を高くして処理能力を上げることができる。
【0031】しかも、7つの入力データに各々係数を掛
けてその各乗算結果を加算する演算装置であっても、乗
算器23…を4個備えれば足りるので、従来のように入
力データの数に等しい7個の乗算器を備える場合に比し
て、乗算器を3個低減することができる。
【0032】尚、本実施例では、3つの積和演算装置2
0…と1個の乗算器33とを用いて、7つの入力データ
に対する演算を実現したが、積和演算装置20…を4
個、5個…と増やせば、各々9個、11個…の入力デー
タに対する演算が実現できるのは勿論である。
【0033】また、演算する入力データの数が偶数の場
合には、乗算器33および係数レジスタ34を設けず、
第1目の積和演算装置20のデータ保持回路24に対
し、乗算器33の結果の代わりに0を与え、第1目の
積和演算装置20のデータ保持回路25の中のラッチを
1個にすることにより、前記実施例と同様の演算を実現
できる。
【0034】更に、各積和演算装置20…の加算器21
…を桁上げ保存加算器に置き換えて、部分和と部分桁上
げと乗算器23の乗算結果とを加算すると共に、最終段
の桁上げ保存加算器の2つの出力、即ち部分和と部分桁
上げとを加算する加算器を別途設けてもよい。この場合
には、桁上げの伝播がないので、演算速度が速く、また
回路規模を極めて小さくできる効果を奏する。
【0035】加えて、係数が2、4、8等の2のべき乗
の場合には、各乗算器23…をシフタで構成してもよ
い。
【0036】また、各乗算器23…を、その乗算結果を
保持する記憶装置を有するもので構成してもよい。
【0037】更に、本実施例では、各乗算の係数を各係
数レジスタ26…に保持したが、係数レジスタを持たず
に演算装置の外部から信号線を介して乗算器に与えた
り、又は乗算器を、特定の係数を掛ける乗算器で構成し
てもよい。
【0038】加えて、本実施例では、1クロックで各積
和演算装置20…内の加算と乗算との両処理を行った
が、各積和演算装置20…内の適当な箇所にラッチを設
けて、パイプライン処理を行なえば、1クロックの処理
量を少なくでき、クロック周波数を高くすることができ
る。
【0039】また、各加算器21…に適当なリミッター
機能を設けて、結果の値が設定範囲外になった場合に、
適当な値に置き換えて出力するように構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の演算装置
によれば、共通の第1の入力データが与えられ、互いに
直列に接続されるn個(n≧2)の積和演算手段を備
え、前記各積和演算手段は、1のデータ保持手段と、
2のデータ保持手段と、前記第2のデータ保持手段の
内容と前記第1の入力データとを加算する第1の加算手
段と、前記第1の加算手段の加算結果と係数とを乗算す
る乗算手段と、前記乗算手段の乗算結果と前記第1のデ
ータ保持手段の格納データとを加算する第2の加算手段
とを備え、第1段目の積和演算手段では、第1のデータ
保持手段に第2の入力データが与えられ、第2のデータ
保持手段に第3の入力データが与えられ、第i(2≦i
≦n)段目の積和演算手段では、第1のデータ保持手段
に第i−1段目の積和演算手段の第2の加算手段の出力
が与えられ、第2のデータ保持手段に前記第i−1段目
の積和演算手段の第2のデータ保持手段の出力が与えら
れる構成して、同一の係数を使用する入力データ同志を
加算した後に係数を掛けたので、入力データの個数より
も少ない乗算器を使用しつつ、同一構成の積和演算手段
を複数個直列に接続した規則的な構成であって半導体集
積回路として配置が容易で、しかも入力データ数が異な
る対称型フィルター処理にも前記同一構成の積和演算手
段の個数調整により容易に対応できて拡張性が高く、高
速処理を行なうことができる演算装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における演算装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来の演算装置を示すブロック図である。
【図3】従来の他の演算装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
20 積和演算手段 24 データ保持回路(第1のデータ保持
回路) 25 データ保持回路(第2のデータ保持
回路) 21 加算器(第2の加算手段) 22 加算器(第1の加算手段) 23 乗算器(乗算手段) 26、34 係数レジスタ 29 クロック信号 32 入力データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−127171(JP,A) 特開 昭60−119116(JP,A) 特開 平1−126819(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/10 JICSTファイル(JOIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の第1の入力データが与えられ、互い
    に直列に接続されるn個(n≧2)の積和演算手段を備
    え、前記各積和演算手段は、 1のデータ保持手段と、 2のデータ保持手段と、 前記第2のデータ保持手段の内容と前記第1の入力デー
    タとを加算する第1の加算手段と、 前記第1の加算手段の加算結果と係数とを乗算する乗算
    手段と、 前記乗算手段の乗算結果と前記第1のデータ保持手段の
    格納データとを加算する第2の加算手段とを備え 第1段目の積和演算手段では、第1のデータ保持手段に
    第2の入力データが与えられ、第2のデータ保持手段に
    第3の入力データが与えられ、 第i(2≦i≦n)段目の積和演算手段では、第1のデ
    ータ保持手段に第i−1段目の積和演算手段の第2の加
    算手段の出力が与えられ、第2のデータ保持手段に前記
    第i−1段目の積和演算手段の第2のデータ保持手段の
    出力が与えられる ことを特徴とする演算装置。
  2. 【請求項2】乗算手段で用いられる係数は、レジスタに
    記憶されることを特徴とする請求項1記載の演算装置。
  3. 【請求項3】前記第1の入力データが前記第3の入力デ
    ータとして前記第1目の積和演算手段に与えられると
    ともに、 係数を記憶する第2のレジスタと、 前記第1の入力データと前記第2のレジスタの係数とを
    乗算し、乗算結果を前記第2の入力データとして前記第
    目の積和演算手段に出力する第2の乗算手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の演算
    装置。
  4. 【請求項4】第2のデータ保持手段は、入力されるデー
    タの今回値と前回値の2つのデータを保持することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の演算装置。
  5. 【請求項5】積和演算手段の加算手段うち少なくとも
    1つは、桁上げ保存加算器で構成されることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の演算装置。
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