JPS62225115A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は変電所等に使用されるガス絶縁開閉装置に関す
る。

「従来の技術」 変電所におけるガス絶縁開閉装置の適用拡大に伴ない送
電線にケーブルが多用されるようになってきているが、
ケーブルに残留電荷がある状態で直接接地すると、電荷
の急激な移動によりケーブル芯線中に往復撮動性サージ
が発生し、誘起されたサージによりケーブル防食層の絶
縁破壊をひき起こす恐れがめる。このため、ケーブル側
にはケーブル残留電荷を抵抗体を通して種放電させた後
、直接接地をとる方式の抵抗付接地開閉器が適用される
ことが多い。

第４図及び第５図はこの種のガス絶縁開閉装置（以下Ｇ
ＩＳという）の従来例を示す平面図及び正面図で、第６
図はその単線結線図である。

ＧＩＳはケーブル接続部１、計器用変圧器２、線路用断
路器３、抵抗付接地開閉器４、遮断器５、母線用断路器
６等をそれぞれの機器毎、又は複数の機器を一括して円
筒容器の中に収納し、絶縁特性の優れたＳＦ６ガスやＳ
Ｆ６の混合ガス等の絶縁媒体で絶縁して構成されている
。前記抵抗付接地開閉器４は線路用断路器３とケーブル
接続部１との間に配置され、床面と垂直方向に直接接地
接点部７と抵抗付接地接点部８が主導体９を狭んで直列
に配置されている。ざらに線路用断路器３の駆動機構部
１０はこの線路用断路器３の円筒容器の略中夫に位置す
る主導体９に対し該円筒容器の片側に配置されている。

「発明が解決しようとする問題点」 従来の抵抗付接地開閉器４は床面と垂直方向に直接接地
接点部７と抵抗付接地接点部８が直列に配置されている
ため、抵抗付接地開閉器４が大形となり機器のスペース
が増大するとともに経済性が損なわれるばかりでなく、
直接接地接点部７と抵抗付接地接点部８とが主導体９を
挟んで容器の両端に配置されているため単体機器として
構成せざるを得ず、線路用断路器３とケーブル接続部１
の間に抵抗付接地開閉器４を単独設置することになり装
置全体の据付面積が大きくなる。更に該抵抗付接地開閉
器４の下方にプツトスペースが生じＧＩＳ全体を一層大
形化することになっている。

「問題点を解決するための手段」 本発明にあたっては次の二つの点に着目した。

その第１は、ＧＩＳは一般に１回線を１ユニツトとして
構成し、各ユニットを平行に配置して使用するが、各回
線の分離及び接続が可能なように、回線間を接続する母
線部分に着脱装置が設けられている。このことを換言す
れば、各回線間には回線ユニットの分離及び接続の着脱
作業をするためのスペースがあり、かつ該着脱作業は回
線間の母線部分で実施されるということでおる。即ち回
線間の母線部分には常時は使用しないスペースがめるこ
とになる。第２の着目点は、線路用断路器を動作させる
駆動機構部は、該断路器の円筒容器の略中夫に位置する
主導体に対し該円筒容器の片側に位置し、その反対側は
空きスペースとなっている点である。そこでまず、線路
用断路器の駆動機構部を床面に平行で主導体と垂直、即
ち回線間方向に配置する。つぎに前記断路器と同一容器
内で、主導体に対し前記線路用断路器の駆動機構部の反
対側の回線間方向に抵抗付接地開閉器の駆動機構部を配
置し、複合開閉器として構成する。ただしこのままでは
、抵抗付接地開閉器の抵抗接地接点部と直接接地接点部
が主導体を貫通するごとく配置されているので線路用断
路器の駆動機構部と同じ部分に位置することになってし
まい構成することができない。そこで抵抗付接地開閉器
の抵抗接地接点部と直接接地接点部を、前記線路用断路
器の駆動機構部とは反対の、主導体に対し垂直な一方向
に配置する。その手段については実施例により詳細に説
明する。

「実施例」 第１図は本発明になる線路用断路器と抵抗付接地開閉器
を一体化して構成した複合開閉器を適用したＧＩＳの一
例を示す平面図、第２図はその正面図である。なお単線
結線図は従来例を示す第６図と同一であるので省略する
。各図において、１は外部電線に接続されるケーブル接
続部、２は計器用変圧器、１１は本発明になる線路用断
路器と抵抗付接地開閉器との複合開閉器、５は遮断器、
６は回線間を接続する母線との間に設置された、甲、乙
両母線用の断路器である。なお、従来例と同一部分につ
いては符号を合わせである。複合開閉器１１は、線路用
断路器１２の駆動機構部１３を床面に平行で、主導体１
４と垂直、即ち回線間方向に配置するとともに、主導体
１４に対し前記駆動機構部１３の反対側に抵抗付接地開
閉器１５の駆動機構部１６を配置しかつ該抵抗付接地開
閉器１５の抵抗接地接点部１７と直接接地接点部１８を
主導体１４に対し垂直な一方向に配置しである。次に複
合開閉器１１の詳細を第３図により説明する。線路用断
路器１２は操作装置１９により駆動機構部１３に接続さ
れた絶縁操作棒２０を介して可動接触子２１を動作させ
、固定接触部２２との間で接離することにより回路の接
続と分離を行なう。駆動機構部１３及び絶縁操作棒２０
は主導体１４に対し垂直な一方向に配置しである。操作
装置１９は駆動機構部１３の近傍の任意の位置に配置さ
れる。抵抗付接地開閉器１５は操作装置２３により駆動
機構部１６に接続された絶縁操作棒２４を介して可動接
触子２５を動作させ、固定接触子との間で接離すること
により大地に接続された接地回路との接続と分離を行な
うものであるが、接地回路を構成するにあたっては先ず
このＧＩｓに接続されたケーブルの残留電荷を抵抗体２
６を介して放電してやらなければならない。そこで抵抗
付接地開閉器１５の可動接触子２５を第１の接点２７と
第２の接点２８からなる２段構造として、接地操作時に
先ず第１の接点２７が主導体１４に装着された固定接触
部２９と接触し、ケーブルの残留電荷を、主導体１４→
固定接触部２９→第１の接点２７→抵抗接地接点部１７
→抵抗体２６→抵抗体２６と直接接地接点部１８に接続
された接地板３０を介して大地に放電する。このとき抵
抗体２６によりサージが抑制されるので異常電圧を発生
させることなく安全に通電されることになる。次いで第
２の接点２８と直接接地接点部１８が接触する。これ以
後接地電流は、主導体１４→第１の接点２７→抵抗接地
接点部１７→第２の接点２８→直接接地接点部１８→接
地板３０を介して大地に放電される。なおこのときは、
ケーブル残留電荷の大部分が抵抗体を介して放電された
後であ兆ので、サージはほんとんど生じない。

この抵抗付接地開閉器１５は抵抗接地接点部１７と直接
接地接点部１８を主導体１４に対し垂直な一方向に配置
しであるので長手方向が従来品に比べ著しく縮小されて
いるという特徴がある。そのため線路用断路器１２の駆
動機構部１３を回路量方向の一方に向けて配置するとと
もに、抵抗付接地開閉器１５の駆動機構部１６を線路用
断路器１２の駆動機構部１３とは反対側の開路開方向に
向けて配置しても回線ユニットの着脱作業に必要なスペ
ース内に充分数さめることができることになる。

「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば次の効果が魯られる
。

（１）線路用断路器と抵抗付接地開閉器の複合化とその
合理的配置により据付面積の大巾な縮小化が図れる。

（２）機器の複合化に伴ない容器の削減等により経済性
が向上する。

（３）構造の簡素化とシール個所の低減により、信頼性
が向上する。

（４）機器の小形化に伴ない、輸送方法が簡易化される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す平
面図、第２図はその正面図、第３図は第１図の要部を示
す拡大断面図、第４図は従来のガス絶縁開閉装置の平面
図、第５図はその正面図、第６図は単線結線図である。 図において １１は複合開閉器 １２は線路用断路器 １３は線路用開閉器の駆動機構部 １４は主導体 １５は抵抗付接地開閉器 １６は抵抗付接地開閉器の駆動機構部 １７は抵抗接地接点部 １８は直接接地、接点部 ２６は抵抗体 である。 特許出願人　　株式会社　高岳製作所 千だ１図 −ｆ２１フ ＋３図 −ｆろ口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 線路用断路器、抵抗付接地開閉器、しゃ断器等を絶縁媒
   体が封入された容器内に収納したガス絶縁開閉装置にお
   いて、前記抵抗付接地開閉器を抵抗体に接続された抵抗
   接地接点部と、接地された直接接地接点部とを床面と平
   行で主導体と垂直な回線間方向の一方に配置して構成し
   、かつ該抵抗付接地開閉器の駆動機構部を主導体に対し
   前記抵抗接地接点部と直接接地接点部と同一方向の外側
   に配置すると共に、前記抵抗付接地開閉器と同一容器内
   に線路用断路器を収納し、該線路用断路器の駆動機構部
   を前記主導体に対し、前記抵抗付接地開閉器の駆動機構
   部と反対側の回線間方向に配置した複合開閉器として構
   成したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。