JPS62193475A - デイジタルコンバ−ゼンス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーテレビジョン受像機においてコンバー
ゼンス補正を迅速、かつ精度よく調整ができるディジタ
ルコンバーゼンス装置に関するものである。

従来の技術 一股のカラーテレビ受１象機に用いられているツヤドウ
マスク方式のカラー陰極線管（以下ＣＲＴと略称する）
は周知のように、赤、緑、青と３本の電子銃を持ってい
る。

ところが、これらの複数の電子銃すべてをＣＲＴの中心
軸に配置することは構造上不可能なため、中心軸から少
しはなし、また中心軸に対して内側にわずかに傾けて取
り付けている。そのため、この中心軸上の画面において
は、各電子ビームはシャドウマスクの所で収れんし、同
時に同じ穴を通って赤、緑、青それぞれの螢光ドツトを
発光させ、コンバーゼンスがとれた状態となる。しかし
偏向中心からシャドウマスクの中心までの距離にくらべ
てシャドウマスクの曲率半径の方が大きいため、ＣＲＴ
の中心軸以外の所では３本の電子ビームはシャドウマス
クの手前で収れんしてしまう。そのため、３本の′電子
ビームが同時に同じ穴を通ることができず、再現される
画像は画面中央から離れるにしたがって色ずノを即ちコ
ンバーゼンスずれが大きくなる。

このような不都合を防ぐために画面全体ＶＣわたりシャ
ドウマスクの所で３本の電子ビームが収れんするような
コンバーゼンス補正を行う必要がある。

′また、３原色を発光する３本のＣＲＴを用いてスクリ
ー／に拡大投写する投写型カラー受像機においては、Ｃ
ＲＴのスクリーンに対する入射角が各Ｃ，ＲＴごとに異
なるために、スクリーン上で色ずれが生じる。

これらの３原色の重ね合せ、いわゆるコンバーゼンスは
、一般的には、水平フライバックパルス及び垂直偏向波
形より、Ｌ、Ｃ，Ｒなどの受動素子を用いてアナログ的
にコンバーゼンス補正波形を得る方式が採用されている
が、コンバーゼンス精度の点で問題がある。これに対し
てより精度の高いコンバーゼンスを行う方法として、デ
ィジタル的にコンバーゼンス補正を行う方法が提案され
ている。その概念は画面上にクロス／・ッチ又はドジタ
ル的に１フレームメモリに書き込み、この清報を水平走
査及び垂直走査に同ル］して読み出して、Ｄ／Ａ　変換
、増幅してコンバーゼンス補正を行うものであるっ以下
第２図、第３図にもとづいて説明する。

まず、第２図に示すように、画面に例えば横方向に９列
、縦方向に７行の調整点を示すクロスハツチ信号３４を
ハツチ発生器２５より出力して画面上に映出する２、こ
の画面上のクロスハツチ３２の交点が調整点となる。

まず、コントロールパネル１のかツルキー２１で調整点
を選択するとＣＰＵ２はその調整点のカーンルアドレス
を求め、カーソル３３を映出’ｔ　ルレジスタに七ノ）
する１、この時、１フレームメモリ３のアドレスも求め
る。次に補正したい色、例えば赤＼を選択キー２２で選
びデータ書き込みキー２３で画面を見ながら調督し所望
のデータを１フレームメモリ３の前言ｅ指定されたアド
レスに書き込む。そして順次緑＼、青ｔ、青−について
も同様に行う。以下、同様に画面の全調整点について行
う。

次に１７レムメモリ３に書き込まれているコンバーゼン
ス補正量の読み出しについて説明する。

１フレームメモリ３には、第２図に示す調整点に対応す
る位置の補正データしかないので垂直方向の調整点間に
ついて走査線ごとの内挿を行う必要がある。そこで例え
ば１フレームメモリ３から読み出された第１行目及び第
２行目の補正データを用いて、第１行目と第２行目の調
整点間に含まれる走査線での補正量を内挿演算回路４に
より求める。次に内挿演算回路４の出力信号を各色のＤ
／Ａ変換器５，６，７．８でアナログ量に変換し、低域
通過７（／Ｌ／夕（ＬＰＦ）９，１０，１１．１２で平
滑し、増幅器１３．１４，１５，１６で増幅後、各色の
コンバーゼンスヨークに供給する。

以上求べたディジタルコンバーゼンス装置では、調整点
は独立に任意の補正ができるので精度よくコンバーゼン
ス補正が行える。

しかし、精度良いコンバーゼンス補正を行うには、補正
しようとする色のコンバーゼンス補正用パターン信号が
鮮明に見えなければならない。そこで、赤と緑のコンバ
ーゼンス調整をする時、青のコンバーゼンス補正用パタ
ーン信号を消去することが望ましい。

従来、上記前のコンバーゼンス補正用パターン信号を消
去するため第４図に示すスクリーンボリウム３８でブラ
ウン管３５のＧ２電圧を下げ青色のラスターを消去する
とか、第５図に示すように特別に設けたスイッチ４１で
ブラウン管３５のＧ２電圧を下げ青色のラスターを消去
する方法が用いられていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、コンバーゼンス
調整するたびに第４図のスクリーンボリウム３６，３了
、３８を調整するとか、第５図に示すスイッチ３９，４
０．４１を設ければならないという問題点を有していた
１つ 本発明は上記問題点に鑑み、スクリーンボリウムの調整
とか、特別にスイッチを設けずに赤、緑。

又は青のコンバーゼンス補正用パターンを消去し精度よ
くコンバーゼンス補正を行うことのできるディジタルコ
ンバーゼンス装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のディジタルコン
バーゼンス装置は、赤ト緑ｃＤ　−ｙ　７／Ｚ　−セン
ス調整をする場合、青色のコンバーゼンス補正用パター
ンを自動的に消去し、青のコン・（−センス調整をする
ときも赤又は緑のコンバーゼンス補正用パターンを自動
的に消去する機能を持たせたものである。

作　　　用 本発明は、上記した構成によって、コントロールパネル
に設けた選択キーを操作すると自動的に青色のコンバー
ゼンス補正用）Ｚターンが消去され、赤と緑のコンバー
ゼンス補正用ノくターンのみを映出スルノでコンバーゼ
ンスずれを鮮明に判別でき、精度よくコンバーゼンス調
整をすることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例のディジタルコンバーゼンス装
置について図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例におけるディジタルコンバーゼ
ンス装置を示すものである。第１図に於いて、２６．２
７．２８は赤、緑、青のコンバーゼンス補正用パターン
信号出力回路で、２９，３０゜３１は赤、緑、青のパタ
ーン信号である。他のものは第３図と同様であり説明は
省略する。

以上のように構成されたディジタルコンバーゼンス装置
について第１図を用いてその動作を説明する。

まず第２図に示すように画面に９×７の調整点を示すコ
ンバーゼンス補正用パターン信号であるクロスハツチ３
２をハツチ発生器９で発生し、光出力回路２６．緑出力
回路２７．青出力回路２８を経由してスクリーンに映出
する。このクロスハツチ３２の交点が調整点となる。ま
ず、コントロールパネル１のカーソルキー２１で調整点
を選択するとＣＰＵ２はその調整点のカーソルアドレス
を求め、カーソル３３を映出するレジスタにセットする
。この時１フレーム３のアドレスも求める。

次に、選択キー２２で赤ｌ又は緑−を選択すると、ＣＰ
Ｕ２はこれを検出し、青出力回路２８に内蔵されている
スイッチをオフにするように青出力回路２８を制御し、
青のコンバーゼンス補正用パターン信号３１を消去する
。

この状態で、書き込みキー２３で画面を見ながら赤と緑
のコンバーゼンス補正を行い、所望のデータを１フレー
ムメモリ３の前記指定されたアドレスに書き込む。以下
同様に赤と緑の画面全調整点ノコンバーゼンスずれを補
正する。

次に選択キー２２で青を又は青−を選択すると、ＣＰＵ
２はこれを検出して線出力回路２７に内蔵されているス
イッチをオフにするように線出力回路２７を制御し、緑
のコンバーゼンス補正用パターン信号３０を消去してし
まう。この状態で上記と同様に青の画面全調整点のコン
バーゼンスずれを補正する。

次に、１フレームメモリ３に書き込まれているコンバー
ゼンス補正量の読み出しは前記従来方式（第３図）と同
様であり、説明は省略する。

以上のように、本構成によれば、コンバーゼンス補正用
パターン信号出力回路２６，２７．２８に出力をオフす
るスイッチを内蔵し、これをＣＰＵ３で制御することに
より、赤と緑のコンバーゼンスずれを調整するとき、青
のタロスノ・ッチ信号３１が消去され赤と緑のクロス・
・ッチ信号２９　、３０が鮮明に映出される。又、青の
コンバーゼンスずれを調整するとき、赤又は緑のクロス
／・ノチ信号２９又は３Ｑが消去され、赤と青、又は緑
と青のクロスハツチが鮮明に映出されるので、精度良く
コンバーゼンスずれを調整できる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、コンバーゼンス補正用
パターン信号出力回路にスイッチ機能を内蔵し、赤と緑
のコンバーゼンスずれを調整するときは青の出力回路の
スイッチをオフにして青の信号を消去し、青のコンバー
ゼンスずれを調整するときは、赤又は緑の出力回路のス
イッチをオフにすることにより調整しようとする色を鮮
明に映出することができ、精度よくコンバーゼンス調整
を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるディジタルコンバー
ゼンス装置の構成を示すブロック図、第２図はコンバー
ゼンス補正用パターン信号であるクロスハツチの映出状
態を示す正面図、第３図は従来例のディジタルコンバー
ゼンス装置の構成ヲ示すブロック図、第４図、第６図は
おのおの従来のクロスハツチ信号を消去する方式を示す
回路図である。 １・・・・・・コントロールハネル、２・・・・・・Ｃ
ＰＵ、３・・・・・・１フレームメモリ、４・・・・・
・内挿演算回路、５゜６．７．８・・・・・・Ｄ／Ａ変
換器、９，１０，１１゜１２・・・・・・低域通過フィ
ルタ、１３，１４，１５゜１６・・・・・・電流増幅器
、２２・・・・・・選択キー、２３・・・・・・データ
書き込みキー、２４・・・・・・各種制御回路、回路、
２９，３０．３１・・・・・クロスハツチ信号。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 クタッ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カラーテレビジョン受像機の画面上での水平方向及び垂
   直方向の複数のコンバーゼンス調整点の位置情報を入力
   する手段と、前記調整点のコンバーゼンスずれを補正す
   る手段と、コンバーゼンス補正用パターンを発生する手
   段とを設け、赤又は緑のコンバーゼンスずれの補正時に
   青のコンバーゼンス補正用パターン信号を自動的に消去
   し、青のコンバーゼンスずれの補正時に赤又は緑のコン
   バーゼンス補正用パターン信号を自動的に消去してコン
   バーゼンス調整をするようにしたことを特徴とするディ
   ジタルコンバーゼンス装置。