JPS62189941A - 車輌用発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車輌用発電機に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の車輌用発電機を示すもので、図において
、１はプーリ、２は乙のプーリ１に連結されている軸、
３はこの軸２に固定されているロータ、３ａば爪部Ａ、
、３ｂは爪部Ｂ、３ｃ１．ｌｌ′非磁性リング、３ｄは
ロータコアである。４はブラケットフロント、５ばブラ
ケッＩ・リヤで、共に軸受６．７を介して前記軸２を回
転可能に支承している。８は前記ブラケットリヤ５にコ
ア９を介して固定された励磁コイル、１Ｇは前記ブラケ
ットフロントブラケットリヤ５との間に固定されている
ステータコア’ｖ　１０ａはステータコイル、Ｊｌは整
流器、１２ば電圧調整器、１３はファンで、前記ブー　
リ１と共に軸２に固定され、軸２に連動して回転する。

ブラケットリヤ５の側面には冷却風の取入孔１４が形成
され、ブラケットフロンＩ−　４の側面には冷却風の吐
出孔１５が形成されている。

次に動作について説明する。原動機からベルトによりプ
ーリ１が駆動され、これにより軸２に固定された回転子
３が回転する。この回転子３の爪部Ａ３ａと爪部Ｂ３ｂ
は励磁コイル８により互いに異極性に励磁されろ誘導子
で、交互に位置するごとく対向配置されており、回転子
３がステータコア１０の内周に沿って回転することによ
り、ステータコイル１０ａに誘起起電力が生じる。この
誘起起電力は交流であるので整流器１１により直流に整
流され、バッテリーや電気負荷に供給される。電圧調整
器１２ばステータコイル１０ａに誘起された起電力を一
定の電圧に保つため励磁コイル８の電流を制御する。フ
ァン１３がプーリ１と共に回転すると、冷却風が取入孔
１４から吸入され、整流器１１、電圧調整器１２、励磁
コイル８、ステータコア１０及びステータコイル１０ａ
等を冷却して吐出孔１５から外部に排出される。

〔発明が解決しようとする問題点３ 以上の様に従来の発電機の冷却構造においては、ファン
の冷却能力が不充分である為、ファンの風量の少ない低
速回転時に温度」１昇の関係で出力電流の増加が不可能
である乙とや、エンジンの発熱によるエンジンルーム内
の熱風を吸入する為、発電機内部の部品の温度上昇をよ
り高くしてしまい、出力電流の低下度が大きくなると共
に、各部品の耐熱性を保証する為に高価な材料を必要と
している。一方、ファンの風量増加としてファンを大型
化する考えもあるが、装着性、騒音の問題がある。

この様にファンによる冷却においては、冷却能力に限度
がある為、大幅な出力の低下を見込んで設計する必要が
あり、また各部品も高価になるという欠点があった。

この発明は上記の様な問題点を解消するｔｖめになされ
たもので、発電機内部の部品を水冷することにより冷却
能力を向上させ、発電機の小型化、高出力化を図り、騒
音の問題を無くすると共に、各部品を安価にできる車輌
用発電機を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る車輌用発電機は、発電機内部にエンジン
冷却水の循環を行うウォータポンプを組込んだものであ
る。

〔作用〕

乙の発明における発電機は、ウォータポンプにより循環
されるエンジン冷却水により冷却される。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図、第２図において、１６はブラケットリヤ、１７
は乙のブラケットリヤ１６と共に発電機の外枠を構成す
るブラケットフロンｌ−１１８，１９は上記ブラケット
フロント】７とブラケットリヤ１６に固定され、軸２に
周接するシール、２０．２１ば前記ブラケットフロント
１７に固定され、整流器１１、電圧調整器１２の冷却を
行う放熱用のフィン、２２．２３はステータコイル１０
ａ及び励磁コイル８の耐蝕性を持たせるためのコーティ
ング樹脂材−（ある。２４ば前記ブラケット１７に固定
され、整流器１１、電圧調整器１２を保護するカバー、
２５（まウォータポンプのフィン、２６は前記ブラケッ
トリヤ１６に設けられているウォータポンプの吸水口で
、図示していないラジェターに接続されている。２７は
前記ブラケットリヤＩ６に設けられているウォータポン
プの吐出口で、図示しないエンジンの冷却系に接続され
ている。２８は気密を保つためのパツキンである。なお
図中の矢印は冷却水の流れを示す。

次に動作について説明する。プーリ１が回転すると、発
電機は従来装置と同様に発電を開始するが、それと共に
ウォータポンプのフィン２５の回転により吸水口２６か
らラジェターの冷却水を吸入する。この冷却水は発電機
内部のステータコイル１０ａ１励磁コイル８を冷却する
と共に、放熱用フィン２０．２１を通して整流器１１．
電圧調整器１２を冷却し、吐出口２７までまわる。そし
て吐出口２７からエンジンの冷却系へ循環される。この
冷却水は空気の様に圧縮と希薄がなく、ポンプで送られ
た分が効率良く冷却作用を行う。

従来装置の場合には、エンジンルーム内の１００℃以上
の熱風を発電機内部の冷却風として使用していたのに対
し、本発明の場合はラジェターによす７０℃以下に冷却
された冷却水により発電機内部を冷却するので、従来方
法に比べ大幅に温度上昇を低下することが可能となった
。これにより発電椙が小型化さ第１ろと共に、温度」−
昇が許容される限度まで低速回転から出力電流の増加を
図れる。

また本発明の場合には、騒音の問題も無く、冷却性を向
」二さぜる為、ラジ、丁ターポンプのファン２５を大型
化させても何等支障は無い３゜ 〔発明の効果〕 以上のようにこの発明に、１、Ｉ］ば、発電機の内部に
ウォータボッ７゛尽紹み込み、エンジン冷却水により冷
却する様に構成したので、小型化、高出力化が図れ、騒
音の問題を解消すると共に各部品を安価に出来る効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図はその
背ｍ１図、第３図（：１従来の発電機の断面図である。 図中、２は軸、３（よロータ、８は励磁コイル、１０は
ステータコア、１０１１はス・ｒ−タコイル、１１は整
流器、１２は電圧調整器、１〔）はゾラケットリャ、１
７（よゾラケット′）目ント、２２．２３１．１：ノー
ティング樹脂材、２５（よウヶータボンブフィン、２６
は吸水１」、２７シ９を吐出口である。 尚、図中同−符すば同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ブラケット、このブラケットに回転可能に支承された軸
   、この軸に固定されたロータ、このロータの内側に前記
   ブラケットに固定され前記ロータを励磁する励磁コイル
   、前記ロータの外周に前記ブラケットに固定され前記ロ
   ータが励磁され回転するとステータコイルに交流の誘起
   起電力を発生するステータ、前記交流の誘起起電力を直
   流に整流する整流器、前記交流の誘起起電力の電圧を一
   定に保つ電圧調整器を備えた車輌用発電機において、エ
   ンジンの冷却水の循環を行うウォータポンプを前記発電
   機内に構成し、前記ブラケットに吸水口、吐出口を形成
   し、このウォータポンプの冷却水により前記発電機の内
   部部品を冷却するようにしたことを特徴とする車輌用発
   電機。