JPS62188837A - Vリブドベルトの製造方法 - Google Patents
Vリブドベルトの製造方法Info
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- JPS62188837A JPS62188837A JP2966486A JP2966486A JPS62188837A JP S62188837 A JPS62188837 A JP S62188837A JP 2966486 A JP2966486 A JP 2966486A JP 2966486 A JP2966486 A JP 2966486A JP S62188837 A JPS62188837 A JP S62188837A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ベルト基帯に対して複数のリブ(突条)がベ
ルト長手方向において突設されたVリブドベルトおよび
その製造方法に関するものである。
ルト長手方向において突設されたVリブドベルトおよび
その製造方法に関するものである。
(従来技術)
一般にベルト基帯に対して複数のリブがベルト長手方向
において突設されたVリブドベルトは知られている。
において突設されたVリブドベルトは知られている。
ガソリンエンジンに用いられる自動車用ベルトとしての
Vリブドベルトは、マンドレルにゴム付帆布、上部ゴム
層、抗張体、下部ゴム層を順次積層した連成形体を加硫
し、得られた管状加硫スリーブを円管形表面部分と複数
個のV形溝を持つ部分を一体化したグラインダーによっ
て複数個のV形溝に研摩するグラインダー法(例えば特
公昭52−15310号公報参照)により製造されてい
る。
Vリブドベルトは、マンドレルにゴム付帆布、上部ゴム
層、抗張体、下部ゴム層を順次積層した連成形体を加硫
し、得られた管状加硫スリーブを円管形表面部分と複数
個のV形溝を持つ部分を一体化したグラインダーによっ
て複数個のV形溝に研摩するグラインダー法(例えば特
公昭52−15310号公報参照)により製造されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、−上記ガソリンエンジン用のベルトをそのま
まディーゼルエンジンに用いると、ディーゼルエンジン
は回転変動が大きいため、リブの欠落、リブ摩耗が早期
に発生し、使用上問題がある。
まディーゼルエンジンに用いると、ディーゼルエンジン
は回転変動が大きいため、リブの欠落、リブ摩耗が早期
に発生し、使用上問題がある。
また、リブ表面がゴム付帆布で被覆された一般産業用の
Vリブドベルトをディーゼルエンジンに用いると、帆布
により摩擦係数が下がるので回転変動をス11ツブで逃
がせると考えられるが、そのような■リブドベルトはリ
ブ全体がゴムのみからなりしかも硬度が低いものを使用
しているため、側圧に耐えきれず、伝動能力不足となり
、早期摩耗からリブ欠落へ進行する。
Vリブドベルトをディーゼルエンジンに用いると、帆布
により摩擦係数が下がるので回転変動をス11ツブで逃
がせると考えられるが、そのような■リブドベルトはリ
ブ全体がゴムのみからなりしかも硬度が低いものを使用
しているため、側圧に耐えきれず、伝動能力不足となり
、早期摩耗からリブ欠落へ進行する。
ところで、例えば特開昭57−86648号公報に記載
されるように、内部に但伸度高強力のロープ抗張体を並
列状に埋設し、上面に1〜複数層のゴム付帆布を積層貼
着した平ベルト下面の長手方向に短繊維群を混入したゴ
ム製V形リブを一体的に具備してなるベルトであって、
前記V形すブはその先端部側面に沿ってのみ部分的に伸
縮性帆布が貼着され、上部側面は短繊維混入ゴム層が露
出しているものが知られているが、上記伸縮性帆布が貼
着される部分はリブ高さの半分程度であり、リブ上部は
帆布を有さないため、回転変動の大きいディーゼルエン
ジンに適用する場合、帆布を有さない上部からリブが欠
けるおそれがある。また。
されるように、内部に但伸度高強力のロープ抗張体を並
列状に埋設し、上面に1〜複数層のゴム付帆布を積層貼
着した平ベルト下面の長手方向に短繊維群を混入したゴ
ム製V形リブを一体的に具備してなるベルトであって、
前記V形すブはその先端部側面に沿ってのみ部分的に伸
縮性帆布が貼着され、上部側面は短繊維混入ゴム層が露
出しているものが知られているが、上記伸縮性帆布が貼
着される部分はリブ高さの半分程度であり、リブ上部は
帆布を有さないため、回転変動の大きいディーゼルエン
ジンに適用する場合、帆布を有さない上部からリブが欠
けるおそれがある。また。
それの製造においては、加硫時に緩やかな波形状に型付
は加硫するので、このときリブゴム中の短繊維の配列方
向がリブ形状に沿って乱れ、ベルト発熱、ベルト寿命低
下の原因となる。
は加硫するので、このときリブゴム中の短繊維の配列方
向がリブ形状に沿って乱れ、ベルト発熱、ベルト寿命低
下の原因となる。
本発明は、伝動能力に優れ、ベルト寿命が向上したVリ
ブドベルトおよびそのようなベルトを容易に製造するこ
とができる製造方法を提供することを目的とする。
ブドベルトおよびそのようなベルトを容易に製造するこ
とができる製造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明ベルトは、上記目的を達成するために。
リブを形成するリブゴム層全体に短繊維がベルト幅方向
に配列され、リブゴム層の表面全体が帆布で被1vされ
ている。
に配列され、リブゴム層の表面全体が帆布で被1vされ
ている。
本発明製造方法は、成形金型に外嵌されたゴムスリーブ
の外周面上に、ゴム付帆布および未加硫接着ゴムシート
を巻付け、さらにその上に抗張体をスパイラル状に巻き
、それから、未加硫接着ゴムシートおよび短繊維がベル
ト幅方向に配列された別の未加硫ゴムシートを順に巻付
けて円筒状の未加硫成形体を形成し、その後、未加硫成
形体の外周面を切削して複数のリブ形状を形成し、その
上に別のゴム付帆布をリブ形状に沿って貼着して未加硫
Vリブドベルト成形体を形成し、それから、未加硫Vリ
ブドベルト成形体を取外し、加硫成形を行うものである
。
の外周面上に、ゴム付帆布および未加硫接着ゴムシート
を巻付け、さらにその上に抗張体をスパイラル状に巻き
、それから、未加硫接着ゴムシートおよび短繊維がベル
ト幅方向に配列された別の未加硫ゴムシートを順に巻付
けて円筒状の未加硫成形体を形成し、その後、未加硫成
形体の外周面を切削して複数のリブ形状を形成し、その
上に別のゴム付帆布をリブ形状に沿って貼着して未加硫
Vリブドベルト成形体を形成し、それから、未加硫Vリ
ブドベルト成形体を取外し、加硫成形を行うものである
。
(作用)
本発明ベルトは、ベルト幅方向に一様に配列された短繊
維にて耐側圧性が高められ、伝動能力が向上するととも
に、リブゴム層表面全体の帆布にて、回転変動、負荷変
動の大きい場合のリブ欠け、リブ摩耗が抑制され、騒音
も防止される。また、本発明方法は、未加硫Vリブドベ
ルト成形体に予めリブ形状を切削して形成し、それかり
それに沿ってゴム付帆布を貼着するので、加硫時に短繊
維の配列は乱れない。
維にて耐側圧性が高められ、伝動能力が向上するととも
に、リブゴム層表面全体の帆布にて、回転変動、負荷変
動の大きい場合のリブ欠け、リブ摩耗が抑制され、騒音
も防止される。また、本発明方法は、未加硫Vリブドベ
ルト成形体に予めリブ形状を切削して形成し、それかり
それに沿ってゴム付帆布を貼着するので、加硫時に短繊
維の配列は乱れない。
(実施例)
以下5本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第1図において、lはVリブドベルトで、ベルト基帯2
に対し複数のリブ3がベルト長手方向に沿って突設され
ている。
に対し複数のリブ3がベルト長手方向に沿って突設され
ている。
4は上帆布層(例えば綿帆布)、5は抗張体層で。
抗張体コード6(例えばポリエステルコード、ガラスコ
ード、芳香族ポリアミドコード等)が接着ゴム7 (例
えば天然ゴム、クロロプレンゴム、スチレンナタジエン
ゴム、イソプレンゴム、ニトリルブタジェンゴム、また
はそれらのブレンドゴム)中に埋設されている。
ード、芳香族ポリアミドコード等)が接着ゴム7 (例
えば天然ゴム、クロロプレンゴム、スチレンナタジエン
ゴム、イソプレンゴム、ニトリルブタジェンゴム、また
はそれらのブレンドゴム)中に埋設されている。
8はリブゴム層で、例えば天然ゴム、クロロプレンゴム
、スチレンナタジエンゴム、イソプレンゴム、ニトリル
ブタジェンゴム、またはそれらのブレンドゴムからなり
、その一部がリブ3を形成している。このリブゴム層8
中に、綿糸、ナイロン糸、ポリエステル糸、レーヨン糸
などの各種繊維を1〜15mm長さにカットしてなる短
繊維がゴム100重漱部に対して5〜40重量部ベルト
幅方向に一様に配列されている。
、スチレンナタジエンゴム、イソプレンゴム、ニトリル
ブタジェンゴム、またはそれらのブレンドゴムからなり
、その一部がリブ3を形成している。このリブゴム層8
中に、綿糸、ナイロン糸、ポリエステル糸、レーヨン糸
などの各種繊維を1〜15mm長さにカットしてなる短
繊維がゴム100重漱部に対して5〜40重量部ベルト
幅方向に一様に配列されている。
9は上帆布層で、リブ3の外表面全体に互って設けられ
ている。この上帆布層9の帆布としては、例えば綿帆布
、綿繊維とポリエステル繊維、ポリアミド繊維又は芳香
族ポリアミド繊維との混合帆布等が用いられる。
ている。この上帆布層9の帆布としては、例えば綿帆布
、綿繊維とポリエステル繊維、ポリアミド繊維又は芳香
族ポリアミド繊維との混合帆布等が用いられる。
続いて、上記Vリブドベルト1の製造方法について説明
する。
する。
(工程1)
先ず、従来より周知のVリブドベルトの成形方法と同様
に成形マントル(成形金型)11の外側に円筒状のゴム
スリーブ12を外嵌する。
に成形マントル(成形金型)11の外側に円筒状のゴム
スリーブ12を外嵌する。
(工程2)
工程lで外嵌したゴムスリーブ12の外周面上に上帆布
層4となるゴム付綿帆布4a、接着ゴム7となる比較的
薄い未加硫接着ゴムシート13を巻付けた後、その上に
抗張体コード6をスパイラル状に巻き、それから、さら
に別の未加硫接着ゴムシート13および短繊維がベルト
幅方向に配列されリブゴム層8となる比較的厚い別の未
加硫ゴムシート14を順に巻き付けて平ベルト状の未加
硫成形体15を形成する。なお、図示省略しているが、
その時点では、抗張体コード6は未加硫接着ゴムシート
13の間に挟まれているだけである。
層4となるゴム付綿帆布4a、接着ゴム7となる比較的
薄い未加硫接着ゴムシート13を巻付けた後、その上に
抗張体コード6をスパイラル状に巻き、それから、さら
に別の未加硫接着ゴムシート13および短繊維がベルト
幅方向に配列されリブゴム層8となる比較的厚い別の未
加硫ゴムシート14を順に巻き付けて平ベルト状の未加
硫成形体15を形成する。なお、図示省略しているが、
その時点では、抗張体コード6は未加硫接着ゴムシート
13の間に挟まれているだけである。
(工程3)
未加硫成形体15(未加硫ゴムシート14)の外周面を
、Vラブドベルト1のリブ形状に対応したV刃を有する
Vカッター16で切削し、リブを形成する(第2図およ
び第3図参照)。
、Vラブドベルト1のリブ形状に対応したV刃を有する
Vカッター16で切削し、リブを形成する(第2図およ
び第3図参照)。
(工程4)
リブが形成された未加硫成形体の外周面に、上帆布層9
となるゴム付帆布17をリブ形状に沿って貼着して未加
硫■リブドベルト成形体18を形成する(第4図参照)
。
となるゴム付帆布17をリブ形状に沿って貼着して未加
硫■リブドベルト成形体18を形成する(第4図参照)
。
(工程5)
成形金型11よりゴムスリーブ12とともに未加硫Vリ
ブドベルト成形体18を取り外し、それから、ゴムスリ
ーブ12より未加硫Vリブドベルト成形体18を取り外
す。
ブドベルト成形体18を取り外し、それから、ゴムスリ
ーブ12より未加硫Vリブドベルト成形体18を取り外
す。
(工程6)
第5図及び第6図に示すように、未加硫Vリブドベルト
成形体18を1対の平プーリ19,20に対し一定の張
力で巻付け、該両プーリ19,20の中間位置で平板状
の加硫下金型21に対し装入し、その上側に下面にリブ
il 22 aが形成された平面状の加硫上金型22を
適用する。しかして、加熱加圧により部分加硫して加硫
■リブドベルト成形体23(第7図参照)が成形される
。
成形体18を1対の平プーリ19,20に対し一定の張
力で巻付け、該両プーリ19,20の中間位置で平板状
の加硫下金型21に対し装入し、その上側に下面にリブ
il 22 aが形成された平面状の加硫上金型22を
適用する。しかして、加熱加圧により部分加硫して加硫
■リブドベルト成形体23(第7図参照)が成形される
。
(工程7)
工程6で加硫成形された加硫Vリブドベルト成形体23
を上下金型21.22より取り外し、所定のリブ数とな
るように幅切りを行い(第7図参照)、所望のVラブド
ベルト1を得る。
を上下金型21.22より取り外し、所定のリブ数とな
るように幅切りを行い(第7図参照)、所望のVラブド
ベルト1を得る。
次いで1本発明例のVラブドベルト1 (第1図参照)
と、第1、第2および第3比較例の■リブドベルト31
,41.51 (第8図ないし第10図参照)とに対
して行った試験について説明する。
と、第1、第2および第3比較例の■リブドベルト31
,41.51 (第8図ないし第10図参照)とに対
して行った試験について説明する。
試験ベルト
第1比較例の■ラブドベルト31 (第8図参照)は1
本発明例の■リブドベルトlとはリブ32の形状、上帆
布層9を備えていない点で異なる。第2比較例のVラブ
ドベルト41 (第9図参照)は、本発明例のVラブド
ベルト1とは、上帆布層を備えずかつ支持帆布層42を
有し、リブゴム層43中に短繊維を有さない点で異なる
。第3比較例(第1O図参照)のVラブドベルト51は
、本発明例Vリブドベルト1とは、上帆布層4を備えず
、支持帆布層52を有し、リブゴム層53中に短繊維を
有するが配列方向が乱れている点で異なる。
本発明例の■リブドベルトlとはリブ32の形状、上帆
布層9を備えていない点で異なる。第2比較例のVラブ
ドベルト41 (第9図参照)は、本発明例のVラブド
ベルト1とは、上帆布層を備えずかつ支持帆布層42を
有し、リブゴム層43中に短繊維を有さない点で異なる
。第3比較例(第1O図参照)のVラブドベルト51は
、本発明例Vリブドベルト1とは、上帆布層4を備えず
、支持帆布層52を有し、リブゴム層53中に短繊維を
有するが配列方向が乱れている点で異なる。
寸法は、第1図、第8図ないし第1O図においてLL
=14.11111. L2 =9.01111. L
3 =4゜617111、 L4 =4.、7mm、θ
=40’、ベルト全長は920肩で、リブは3つである
。
=14.11111. L2 =9.01111. L
3 =4゜617111、 L4 =4.、7mm、θ
=40’、ベルト全長は920肩で、リブは3つである
。
試験方法
l)負荷特性(伝動能力)試験
第11図に示すように、駆動プーリ61 (直径1、0
0 ml、回転数350Orpm)−および従動プーリ
62(直径100n*、負荷4PS)に試験ベルト63
を巻回し、駆動プーリ61に90kgfの負荷Fを適用
して走行させた。
0 ml、回転数350Orpm)−および従動プーリ
62(直径100n*、負荷4PS)に試験ベルト63
を巻回し、駆動プーリ61に90kgfの負荷Fを適用
して走行させた。
しかして、2%スリップ時の負荷について調べた。
1)リブ耐久性試゛験
第12図に示すように、ディーゼルエンジンのクランク
プーリ71 (直径141圃、回転数700rpm)、
ファンプーリ72(直径130Mn)およびオルタネー
タプーリ73(直径60am)に試験ベルト54を巻回
して走行させ、リブが欠けるまでの時間を測定した。な
お、オルタネータプーリ73は無負荷、クランク回転角
変位5°(片振幅)とした。
プーリ71 (直径141圃、回転数700rpm)、
ファンプーリ72(直径130Mn)およびオルタネー
タプーリ73(直径60am)に試験ベルト54を巻回
して走行させ、リブが欠けるまでの時間を測定した。な
お、オルタネータプーリ73は無負荷、クランク回転角
変位5°(片振幅)とした。
ll1)摩擦係数測定試験
第13図に示すように、ロードセル81よりプーリ82
(直径80膿1回転数3’2rpm)に角度α=90°
でもって試験ベルト83を巻付け、デッドウェイトDW
=1.75Kgfを加え5摩擦係数μを測定した。なお
プーリ82の外径でのすべり速度は0.135m/sで
ある。
(直径80膿1回転数3’2rpm)に角度α=90°
でもって試験ベルト83を巻付け、デッドウェイトDW
=1.75Kgfを加え5摩擦係数μを測定した。なお
プーリ82の外径でのすべり速度は0.135m/sで
ある。
厚)騒音試験
+i)のリブ耐久性試験のときに、異音の有無を試験者
がチェックした。
がチェックした。
試験結果
試験結果は次表に示す通りである。
ただし、異音は、X印が異音あり、0印は異音なしであ
る。また、摩擦係数μは第1比較例が基準で100とし
、指数表示した。
る。また、摩擦係数μは第1比較例が基準で100とし
、指数表示した。
したがって、上記試験結果より、短繊維がベルト幅方向
に配列されたリブ及面を帆布で被覆することによってプ
ーリとベルトの摺動面の摩擦係数μが下がり、このこと
により、異音、騒音の防止が図りろとともに、ディーゼ
ルエンジンのような回転変動または負荷変動の大きい場
合、該変動時に沿らかなスリップをさせ、リブの負担を
小さくし、リブ欠けをなくすことができる。また、リブ
ゴム層のベルト幅方向の短繊維によって耐側圧性が高ま
り、伝動能力を向上させることができるとともに、短繊
維の配列に乱れがないため、屈曲による発熱が低減され
、ベルト寿命が長くなる。
に配列されたリブ及面を帆布で被覆することによってプ
ーリとベルトの摺動面の摩擦係数μが下がり、このこと
により、異音、騒音の防止が図りろとともに、ディーゼ
ルエンジンのような回転変動または負荷変動の大きい場
合、該変動時に沿らかなスリップをさせ、リブの負担を
小さくし、リブ欠けをなくすことができる。また、リブ
ゴム層のベルト幅方向の短繊維によって耐側圧性が高ま
り、伝動能力を向上させることができるとともに、短繊
維の配列に乱れがないため、屈曲による発熱が低減され
、ベルト寿命が長くなる。
(発明の効果)
本発明ベルトによれば、耐側圧性が高まり、伝動能力が
向上し、リブ欠けや摩耗が防止されてベルト寿命が延び
、騒音、異音の発生を防止することができる。また1本
発明方法によれば、リブゴム層の短繊維の配列が乱れて
いないVリブドベルトを容易に製造することができる。
向上し、リブ欠けや摩耗が防止されてベルト寿命が延び
、騒音、異音の発生を防止することができる。また1本
発明方法によれば、リブゴム層の短繊維の配列が乱れて
いないVリブドベルトを容易に製造することができる。
第1図は本発明Vリブドベルトの一例の縦断面図、第2
図及び第3図は本発明の一実施例であるVリブドベルト
の製造方法の工程3の説明図、第4図は同工程4の説明
図、第5図は同工程6の説明図、第6図は第5図のA−
Δ線における断面図。 第7図は同工程7の説明図、第8図は第1比較例のVリ
ブトベル1への1縦断面図、第9図は第2比較例のVリ
ブドベルトの縦断面図、第10図は第3比較例のVリブ
ドベルトの縦断面図、第11図は負荷特性試験に用いた
システムの説明図、第12図はリブ耐久性試験に用いた
システムの説明図、第13図は摩擦係数測定試験に用い
たシステムの説明図である。 ■・・・・・・Vリブドベルト、2・・・・・・ベルト
基帯、3・・・・・・リブ、6・・・・・・抗張体コー
ド、9・・・・・・上帆布層。 11・・・・・・成形金型、12・・・・・・ゴムスリ
ーブ、13゜14・・・・・・未加硫ゴムシート、15
・・・・・・未加硫成形体、18・・・・・・未加硫V
リブドベルト成形体、21・・・・・・加硫下金型、2
2・・・・・・加硫上金型。
図及び第3図は本発明の一実施例であるVリブドベルト
の製造方法の工程3の説明図、第4図は同工程4の説明
図、第5図は同工程6の説明図、第6図は第5図のA−
Δ線における断面図。 第7図は同工程7の説明図、第8図は第1比較例のVリ
ブトベル1への1縦断面図、第9図は第2比較例のVリ
ブドベルトの縦断面図、第10図は第3比較例のVリブ
ドベルトの縦断面図、第11図は負荷特性試験に用いた
システムの説明図、第12図はリブ耐久性試験に用いた
システムの説明図、第13図は摩擦係数測定試験に用い
たシステムの説明図である。 ■・・・・・・Vリブドベルト、2・・・・・・ベルト
基帯、3・・・・・・リブ、6・・・・・・抗張体コー
ド、9・・・・・・上帆布層。 11・・・・・・成形金型、12・・・・・・ゴムスリ
ーブ、13゜14・・・・・・未加硫ゴムシート、15
・・・・・・未加硫成形体、18・・・・・・未加硫V
リブドベルト成形体、21・・・・・・加硫下金型、2
2・・・・・・加硫上金型。
Claims (5)
- (1)ベルト基帯に対し複数のリブがベルト長手方向に
沿って突設されたベルトであって、上記リブを形成する
リブゴム層全体に短繊維がベルト幅方向に配列され、リ
ブゴム層の表面全体がゴム付帆布で被覆されていること
を特徴とするVリブドベルト。 - (2)ベルト基帯に対し複数のリブがベルト長手方向に
沿って突設されたベルトの製造方法であって、成形金型
に外嵌されたゴムスリーブの外周面上に、ゴム付帆布お
よび未加硫接着ゴムシートを巻付け、さらにその上に抗
張体をスパイラル状に巻き、それから、未加硫接着ゴム
シートおよび短繊維がベルト幅方向に配列された別の未
加硫ゴムシートを順に巻付けて円筒状の未加硫成形体を
形成し、その後、未加硫成形体の外周面を切削して複数
のリブ形状を形成し、その上に別のゴム付帆布をリブ形
状に沿って貼着して未加硫Vリブドベルト成形体を形成
し、それから、未加硫Vリブドベルト成形体を取外し、
加硫成形を行うことを特徴とするVリブドベルトの製造
方法。 - (3)加硫成形は、リブ形状を有する平面状の上金型と
、平面状の下金型とからなる加硫金型を未加硫Vリブド
ベルト成形体に適用して行うところの特許請求の範囲第
2項記載のVリブドベルトの製造方法。 - (4)加硫成形は、リブ形状を有するロートキュアに未
加硫Vリブドベルト成形体を巻回し、圧縮下で回転しな
がら行うところの特許請求の範囲第2項記載のVリブド
ベルトの製造方法。 - (5)加硫成形は、内面の周方向にリブ形状に対応する
溝を有する円筒状の加硫金型に未加硫Vリブドベルト成
形体を嵌め込み、その内側に加硫用の円筒スリーブを適
用し、内側より加熱加圧して行うところの特許請求の範
囲第2項記載のVリブドベルトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2966486A JPS62188837A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | Vリブドベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2966486A JPS62188837A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | Vリブドベルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS62188837A true JPS62188837A (ja) | 1987-08-18 |
JPH0531017B2 JPH0531017B2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=12282382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2966486A Granted JPS62188837A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | Vリブドベルトの製造方法 |
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- 1986-02-12 JP JP2966486A patent/JPS62188837A/ja active Granted
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