JPS6218009Y2 - - Google Patents

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JPS6218009Y2
JPS6218009Y2 JP8324780U JP8324780U JPS6218009Y2 JP S6218009 Y2 JPS6218009 Y2 JP S6218009Y2 JP 8324780 U JP8324780 U JP 8324780U JP 8324780 U JP8324780 U JP 8324780U JP S6218009 Y2 JPS6218009 Y2 JP S6218009Y2
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JP
Japan
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wiring board
inductive element
notch
grooves
electric circuit
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JP8324780U
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JPS578716U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は誘導素子を含む電気回路部品に関する
ものである。
誘導素子を含む電気回路部品は第1図に示すよ
うなものが知られている。即ち、配線基板1の辺
部に矩形状の切欠部2が設けられ、この切欠部2
内には誘導素子3が位置づけられるようになつて
いる。誘導素子3は例えば円柱状のコアからなる
捲体3aの中央部にコイル3bが巻回されてなる
もので、その捲体3aの両端面にはそれぞれ中心
軸を通る同一方向の切溝3c,3cが設けられて
いる。そして、このように構成されている誘導素
子3は、その捲体3aの両端面に設けられた各切
溝3c内に前記配線基板1の切欠部2における対
向辺のそれぞれが挿入された状態にて前記配線基
板1に固定して配置された後、コイル3bのコイ
ル端末4と配線基板1に形成された配線層1aと
を接続処理するようになつている。
このような従来の電気回路部品は、誘導素子3
の取付作業が極めて簡単になるとともに、誘導素
子3が配線基板1の表裏に亘つて突出しているこ
とから誘導素子3によつて占められるスペースが
比較的少なくなり回路部品自体を小型化できる等
の効果を有する。
しかし、従来装置にあつては、前述のようにコ
イル端末4と配線層1aとの接続処理は、手作業
による半田付によつていたので、接続処理作業が
煩雑になり、特に、誘導素子3のコイル3bの径
が0.06mmφ〜0.1mmφと細い場合にはその作業は
極めて困難であつた。このため、誘導素子3の取
付けから誘導素子3のコイル端末4と配線基板1
の配線層1aとを接続処理する迄の一連の組立工
程を全て自動化することが困難であつた。又、前
記従来装置にあつては捲体が単なる円柱状となつ
ているため方向性がなく、挿入時の位置決めが困
難となり、又コイル端末の引出し個所を判別する
ことができず、このことも前記自動化を阻害する
要因となつていた。
本考案は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、組立工程の自動化が容易な誘導素子を含む電
気回路部品を提供することを目的とするものであ
る。
以下実施例により本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案による誘導素子を含む電気回路
部品の一実施例を示す斜視図である。同図におい
て1はセラミツク基板等からなる配線基板であ
り、3は誘導素子である。誘導素子3は、その捲
体3aの形状が両端(図の上下端)に鍔部を有す
る鼓状のものにして、それぞれの鍔部周側面の一
部に平坦面3dを形成したほぼ円柱体をなし、そ
の中央部にコイル3bが巻回されている。又、こ
の誘導素子3は、捲体3a鍔部の平坦面3d方向
から配線基板1の切欠部2へ挿入し得るような大
きさを有するものである。そして、誘導素子3の
捲体3a鍔部のそれぞれの端面に設けられた各切
溝3cはそれぞれ捲体3aの中心軸を通ると共に
前記平坦面3dに直交するような方向に形成され
ている。又、前記各切溝3cにはその内面におい
て例えば導電ペーストの焼付け或いは金属箔の被
着等によつて形成される薄膜の導電層5が設けら
れており、このような各切溝3c内にはコイル3
bから引き出される予備半田が施されたコイル端
末4が配線基板1の挿入側、即ち捲体3a鍔部の
平坦面3d側から前記導電層5上を這うように載
置されている。一方、前記配線基板1の切欠部2
の対向辺のそれぞれにはその端部にまで亘つて配
線層1aが印刷又は蒸着等により形成されてお
り、この配線層1aは前記各切溝3c内に挿入さ
れた際に切溝3c内の導電層5と電気的に接続さ
れるものである。従つて、誘導素子3の各切溝3
cの溝幅はほぼ配線基板1の板厚(配線層1aの
膜厚は配線基板1の板厚に対して無視できる程度
である)と同等又はそれよりも僅かに広くなるよ
うに設定され、これにより配線基板1に対する誘
導素子3の固定配置を確実なものとするととも
に、誘導素子3の導電層5と配線基板1の配線層
1aとの接触が確実に行なわれるようになつてい
る。なお、各切溝3cの導電層5上に載置された
コイル端末4は前記切溝3c内に配線基板1の切
欠部2の対向辺が挿入された際に両者に挟まれる
こととなり電気的接続処理が容易になる。
このように構成した誘導素子を含む電気回路部
品を組立てるには、誘導素子3の平坦面3dと配
線基板1の切欠部2とを対向させた状態で両者を
互いに挿入配置する。このようにすると、配線基
板1の切欠部2内に誘導素子3が確実に固定さ
れ、導電層5と配線層1aとの接触が確実に行な
われることになる。その後、このように構成され
た装置を誘導素子3の部分が下になるようにして
図示しない溶融半田を含む半田浴槽内に浸漬する
ことにより、第3図に示すように半田6を導電層
5及び配線層1aの接触面に付着させて接続処理
を行なう(半田デイツプ)。この場合、コイル端
末4も導電層5及び配線層1aの接触面に同時に
半田付されるから各部の電気的接続が確実に行な
われる。
このような実施例装置によれば、捲体3aの一
側面に平坦面3dが設けられているので、この平
坦面3dを基準にして、切溝3c内に載置するコ
イル端末の引出し方向が決定できるとともに配線
基板1に挿入する誘導素子3の方向が決定できる
ようになる。又、このような構造によると手作業
による半田付が不要となり、接続処理が極めて容
易になる。従つて、誘導素子の切溝へコイル端末
を載置する際の自動折り曲げおよび配線基板1へ
の誘導素子3の自動挿入が容易となり、かつ多数
の誘導素子の配線基板への接続処理が一度で行な
えるので組立の自動化を図ることができるように
なる。
なお、上述した実施例においては誘導素子3に
設けられた切溝3cは、一定の幅を有するものと
したが、これに限らず、第4図及び第5図に示す
ように、配線基板1の挿入側において切溝3cの
幅を広くするようにしてもよい。このようにすれ
ば、特にコイル3bの径が0.06mmφ〜0.1mmφと
細い場合にあつてもコイル端末の引出し及び折り
曲げに伴う断線事故を防止できるので一層自動化
に適したものとなる。
又、誘導素子3の位置決め基準となる捲体3a
の平坦面3dは前記実施例とは異なり、配線基板
1への挿入側とは反対側に設けるようにしてもよ
いし、その他の位置であつてもよいことはもちろ
んである。
以上詳述した本考案装置によれば、捲体鍔部の
周側面を一部切除して平坦面に形成したから、誘
導素子に方向性が生じ、更に、配線基板の切欠部
の対向辺にその端部にまで亘つて配線層を施すと
共に鍔部の各切溝内面に導電層を施し、しかも、
予備半田付きコイル端末を平坦面の側から切溝内
面に沿つて両切溝内に挿入する如く構成したの
で、誘導素子の取付が極めて容易になると共に、
接続処理に手作業を必要としないから、組立の自
動化に最適な誘導素子を含む電気回路部品を提供
することができる。
又、切溝に導電ペーストあるいは金属箔からな
る導電層を形成したので特殊の加工を必要とせず
に占有面積の小さなコイル端末接続電極を得るこ
とができる。更に、切溝はコイル端末引出し用及
び配線基板の案内用としてのみでなく、結果的に
誘導素子のコイル端末と配線基板の配線層との接
続用として全て兼用できるので小型化や接続の確
実化を図ることができる。更にコイル端末に予備
半田を施しているので接続の確実化を助長でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘導素子を含む電気回路部品の
一例を示す斜視図、第2図は本考案装置の一実施
例を示す斜視図、第3図は本考案装置の組立状態
の一実施例を示す斜視図、第4図および第5図は
それぞれ本考案装置の他の実施例を示す斜視図で
ある。 1……配線基板、1a……配線層、2……切欠
部、3……誘導素子、3a……捲体、3b……コ
イル、3c……切溝、3d……平坦面、4……コ
イル端末、5……導電層、6……半田。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の対向辺をもつ四角形状の切欠部を自身
    の一側縁に備えた配線基板と、コイル及びコイ
    ル端末を有する円柱状捲体であつて、その両端
    にある鍔部の端面に、該捲体の中心軸を通り且
    つ前記基板の厚さに相当する幅員をもつ互いに
    平行な2本の切溝が形成された円柱状捲体から
    成る誘導素子とによつて構成された電気回路部
    品において、 前記配線基板は、その切欠部の対向辺がそれ
    ぞれの端部にまで亘つて配線層が施された切欠
    部として構成され、 前記誘導素子は、それぞれの鍔部が、少なく
    とも各1か所の部分に前記切溝の方向と直交す
    る方向にその一部を切除して形成した平坦面を
    有する鍔部として、また、前記各切溝がそれぞ
    れの内面に導電ペースト又は金属箔からなる導
    電層を施した切溝として、更に、そのコイル端
    末が、予備半田を施された予備半田付きコイル
    端末として形成されると共に、前記各平坦面の
    側にその先端部分が引出されることによりそれ
    ぞれ形成された誘導素子として構成され、 該誘導素子の両切溝を配線基板の切欠部対向
    辺に嵌入することにより、両者を固定する如く
    構成したことを特徴とする誘導素子を含む電気
    回路部品。 (2) 前記両切溝の幅形状が、それぞれの平坦面に
    向つて漸次外側に開いて行く形状である実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の誘導素子を含
    む電気回路部品。 (3) 前記両切溝の幅形状が、それぞれの平坦面と
    交わる部分においてのみ外側に開いている形状
    である実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    誘導素子を含む電気回路部品。
JP8324780U 1980-06-13 1980-06-13 Expired JPS6218009Y2 (ja)

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JP8324780U JPS6218009Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13

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JP8324780U JPS6218009Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13

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JPS578716U JPS578716U (ja) 1982-01-18
JPS6218009Y2 true JPS6218009Y2 (ja) 1987-05-09

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