JPS62158556A - 連続鋳造用容器のスライデイングノズル装置の制御方法 - Google Patents

連続鋳造用容器のスライデイングノズル装置の制御方法

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JPS62158556A
JPS62158556A JP29753785A JP29753785A JPS62158556A JP S62158556 A JPS62158556 A JP S62158556A JP 29753785 A JP29753785 A JP 29753785A JP 29753785 A JP29753785 A JP 29753785A JP S62158556 A JPS62158556 A JP S62158556A
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sliding nozzle
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続鋳造法で使用される取鍋、タンディシュ等
の容器に設けられたスライディングノズル装置の制御方
法に関する。
、〔従来の技術及びその問題点〕 −や             ゛ 連続鋳造機は一般に取鍋、タンディシュ、モー1”:、
 ’:、;’ t’pド・(鋳型)及びそのjthの付
帯設備より構・成され ′・□ており、取鍋からクンデ
ィシュ或いはタンディシュからモールドへの溶鋼の注入
量はスライディングノズル装置により制御されている。
取鍋とタンディシュ間或いはタンディシュとモールド間
のスライディングノズル装置を・制御する従来の方法と
しては、タンディシュ内溶鋼重量或いはモールド内溶鋼
湯面高を測定し、基準設定値からの偏差に応じてスライ
ディングノズル装置の開閉を制御するPIDサーボ機構
制御が知ら些でいる。この方法によれば、タンディシュ
内溶鋼重量或いはモールド場面溝の変化に対するスライ
ディングノズル装置の開閉動作の追従性は良いが、制御
機器の設定定数の設定を誤るとハンチング現象を起こす
ことが避けられなかった。またこの方法の場合、位置検
出器が必要であるためコストアンプになる。
また制御精度を高めるために、特公昭60−36338
、号公報に記載されているように溶鋼重量の変化率と、
差重量と、最適収束速度とを求め、この収束゛通魔と変
iヒ率とを比較してスライディンクリズル装置(スライ
ドバルブ)の開閉を制御する方法が知られているが、上
記公報の制御方法では最適溶鋼重量と実際の溶鋼重量と
の間に差が有る場合、常にスライディングノズル装置が
制御されるのでスライディングノズル装置の動作回数が
多くなり、摺動スレートの寿命が短くなるという問題が
あった。
本発明は上記従来のスライディンクリズル装置の制御方
法の問題点を解決し、制御精度が高く、しかも摺動プレ
ートの寿命を長くすることができるスライディングノズ
ル装置の制御方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明におい
ては、連続鋳造用の第1の容器に設けられたスライディ
ングノズル装置の開閉をアクチュエータで制御すること
により第2の容器への溶鋼の注入量を変え、同第2の容
器内の溶鋼量を制御する方法において、第2の容器内の
溶鋼重量或いはfg鋼場面高の基準設定値と、第2の容
器内の溶鋼重量或いは溶鋼場面溝の測定値との間の偏差
を求め、この偏差に応じてスライディングノズル装置の
ノズルの開閉を制御すると共に、上記測定値の変化方向
を求め、偏差がある程度存在する場合でも、−宇部差内
であり且つ測定値の変化方向が収束方向である場合はノ
ズルの位置を保持させることにより、スライディングノ
ズル装置が必要以上に開閉されないようにして、摺動プ
レートの寿命を長くし、しかも第2の容器内の溶鋼量の
安定性を向上させ、外乱による重量或いは場面溝の変動
をより小さく制御できるようにする。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の制御方法を取鍋とタンディンユ間のス
ライディングノズル装置の制御に使用した連続鋳造用設
備の概略断面図を示す。
図において1は取鍋を示し、この取鍋1の側部に例えば
三相誘導電動機により駆動される電動シリンダ等のアク
チュエータ2が取りつけられ、リンク3を介して例えば
レシプロ式のスライディンクリズル装置4の開閉を制御
する。スライディングノズル装置4は一対のノズルを有
する板状体4a。
4bから構成され、一方の板状体すなわち摺動プレート
4bをアクチュエータ2で摺動させることに□より両方
のノズルの重なる面積を変え、スライディングノズル装
置4からロングノズル5を通してタンディシュ6に注入
される/8Bの量を制御する。
タンディシュ6の底部にはロートセルフが配置され、ロ
ートセルフ出力を制御盤20に供給してタンディシュ6
内の溶鋼重量を測定し、測定結果に基づいてアクチュエ
ータ2を制御卸する。
タンディシュ6内の溶鋼は取鍋lと同様にアクチュエー
タ8により駆動されるスライディングノズル装置9及び
浸漬ノズル10を介してモールド11内に注入される。
第2図はスライディングノズル装置の制?ff1l f
A 20のブロック回路図を示す。タンディシュ6に取
りつけられた重量測定用のロートセルフの出力がタンデ
ィシュ重量測定器21に供給され、タンディシュ重量測
定器21の出力は、比較器22において設定器23から
の基準設定値と比較され、その比較出力が演算器24に
供給される。またタンディシュ重量測定器21の出力は
微分器25を介して演算器24に供給される。演算器2
4では比較器22及び微分器25からの信号に応じて下
記の表に基づいて演算し、例えば閉大、閉小、保持、開
小、開大の5種類の出力を発生する。
表において■。は重量設定値−0より若干高く設定され
た不感帯上限+LOは重量設定値−0より若干低く設定
された不感帯上限+HI は上限、シ、は下限+H2は
最上限ル2は最下限、−1はタンディシュ溶鋼重量(測
定値)、W +−+ は前回測定時のタンディシュ溶鋼
重量、Δ11/Δtはタンディシュ溶鋼重量の変化率(
但しΔ−・−1−Wi−IL  aは変化率設定値であ
る。
なお、本明細書においては不感帯上限H0と不感帯上限
し、との間を不感帯、上限H+或いは下限L+と重量設
定値讐。との差を第1の偏差、最上限H2或いは最下限
L2と重量設定値W0との差を第2の偏差と称する。
表 なお、上記表において*印で示す範囲は本発明の特徴で
あるノズルの位置を保持させる制御を示し、後述するよ
うにノズルの移動を最小限に抑えることにより、摺動プ
レート4bの無用な摩耗を防止することができ、摺動プ
レート4bの寿命を長くすることができる。
演算器24からの演算出力はパルス発生器27に供給さ
れ、演算出力に応じたパルス幅を有するパルス信号が発
生される。パルス発生器27からのパルス信号は駆動回
路28に供給されパルス信号のパルス幅に対応した持続
時間を有するバースト状の正弦波電圧が発生され、この
駆動回路28の正弦波電圧がアクチュエータ2の電動機
に動作電圧として供給され、スライディングノズル装置
4の摺動プレート4bを駆動する。
すなわち量大信号出力時はスライディングノズル装置4
の摺動プレート4bを閉じる方向に大きく、例えば5f
l移動させ、閉小信号出力時は同プレー)4bを閉じる
方向に小さく、例えば3■諷移動させ、保持信号出力時
は同プレート4bの移動を停止し、聞手信号出力時は同
プレート4bを開ける方向に小さく、例えば3■■移動
させ、量大信号出力時は同プレート4bを開ける方向に
大きく、例えば5藤讃移動させる。
26はフリ7プフロツプ等の記憶回路26a、比較器2
6b等から構成される補正信号発生器であり、例えばア
クチュエータ2.リンク3.スライディングノズル装置
4等の機械的クリアランス(ガタ)に基づくヒステリシ
ス(バックラッシュ)を補正する。すなわち補正信号発
生器26では、記憶回路26aにより、前回制御された
ときのスライディングノズル装置4の摺動プレート4b
の移動方向を記憶しておき、これと今回の摺動プレート
4bの、移動方向とを比較器26aで比較し、開方向か
ら閉方向或いは閉方向から開方向と、摺動プレート4b
の移動方向が反転したことを検出して、パルス発生器2
7からアクチュエータ2への本来の動作信号に、ヒステ
リシス分に対応する幅のハックラッシュ補正信号を加え
ることによりアクチェエータ2を所定量余分に駆動しバ
ックラッシュ補正を行う。
以下本発明の動作について第3図のタンディシュ溶鋼重
量の経時変化を示すグラフ及び第4図のフローチャート
を参照して説明する。
いま第3図に示すよう前回測定した時点Pでの溶鋼ff
1l Wi−+ に比べて、今回測定した時点Qでの溶
鋼重量Wiが減少しており、変化率ΔW/Δtが変化率
設定値−a以下であり、溶鋼型NHiが下限し1未満で
あるとすると、第4図のフローチャートにおいてステッ
プ101からステップ102.103.104゜105
、122と進み演算器24から量大信号が発生し、摺動
プレート4bの移動によりスライディングノズル装置4
は大きく開けられ、タンディシュ6内に注入される溶鋼
の量が増加する。
従って第3図に示すように溶鋼型IW、の減少の程度が
緩やかになり、ついで緩やかに増加し始める。
時点Rでの溶鋼重量−五は増加中であり変化率Δ−/Δ
tが変化率設定値a未満であり、溶鋼重量讐、が最下1
11t zより大きく、下l1lLl以下であるとする
とステップ101.11(1,114,115,116
,117,121と進みスライディングノズル装置4は
小さく開けられることにより溶鋼重量−4の増加が進み
、重量設定値−0に近づく。
時点Sでの溶鋼型i1 W、が不感帯上限H0未満で最
下限L2より大きく、且つ変化率Δ賀/Δtが変化率設
定!aa以上であるとすると、ステップ101,110
゜111、112.113.120と進みスライディン
グノズル装置4の状態はそのまま保持される。すなわち
タンディシュ6内に溶鋼が注入され続け、溶鋼重量W。
の増加が進む。
時点Tで溶鋼型l Lが不悪帯上限H0以上になり、変
化率Δ−/Δtが変化率設定値a以上であるとするとス
テップ101,110,111,112,119と進み
スライディングノズル装置4は小さく閉じられ、溶鋼の
注入量がやや減少し、溶鋼型M wtの増加の程度が緩
やかになる。このときスライディングノズル装置4の摺
動プレート4bの移動方向が反転するので、演算器24
の出力に補正信号発生器26からの出力が加算され、機
械的クリアランス(ガタ)に基づくヒステリシス(バッ
クラッシュ)を補正する。なおこのヒステリシス補正動
作は以後スライディングノズル装置4の摺動プレート4
bの移動方向が反転するたびに行われる。
時点Uで変化率Δw/Δtが変化率設定値a未満になり
、溶鋼重量賀、が上限61以上であるとすると、ステッ
プ101,110,114,118と進みスライディン
グノズル装置4は大きく閉じられ、溶鋼の注入量が急激
に減少し、溶鋼重量1の増加の程度が非常に緩やかにな
り、その後減少に転じる。
時点Vでの溶鋼型IW+が上限8.以上であり、変化率
Δ−/Δtが変化率設定値−aより大きいとするとステ
ップ101.102.106.107.119と進みラ
イディングノズル装置4は小さく閉じられ、溶鋼の注入
量は更に減少し、溶鋼重量1は重量設定値−0に向かっ
て減少する。
時点Wで変化率Δ−ノΔtが変化率設定値−a以下とな
り、?8鋼重量讐、が上限11□未満で且つ不感帯下限
L0より大きいと、ステップ101,102,103,
104゜120と進みライディングノズル装置?24の
状態は保持され、溶鋼重量誓、は重量設定値−0に向か
って更に減少する。
以下フローチャートに従って同様の制御動作を行うこと
により、/8鋼重量別を漸次重攪設定値W0に近づける
ことができる。
ここで本発明においては時点S或いは時点Wのように、
測定した溶鋼重量−3が重量設定値−8と異なっている
場合でもその偏差が一定値(第1の偏差)以下であり且
つ溶鋼重量W、の変化の方向が重量設定値−。に近づく
方向であるときは、スライディングノズル装置4を制御
しないことが特徴である。すなわち、上記条件のときは
スライディングノズル装置4を制御するまでもなく溶鋼
重量1は重量設定値−0に近づくので、スライディング
ノズル装置4のノズルの位置をそのまま保持させる。従
って、スライディングノズル装置4が必要以上に動作せ
ず摺動プレート4bの無用な摩耗を防止することができ
摺動プレート4bの寿命を延ばすことができる。
また、スライディングノズル装置4の摺動プレート4b
の移動方向が反転したときは補正信号発生器26により
アクチュエータ2の駆動量を機械的クリアランス(ガタ
)の分だけ多くするので、スライディングノズル装置4
のヒステリシスを補正することができる。
以上述べたように、本発明の実施例においては溶鋼重量
W、と重星設定値讐。との偏差を検出し、基本的には溶
鋼重量戦と重量設定値−0との偏差に応じてスライディ
ングノズル装置4のノズルの開閉を閉大、閉小、保持、
聞手、開大の5段階に制御するが、更にその溶鋼型I−
通の変化方向を求め、測定値W、の偏差が上記第1の偏
差値以下であり且つ変化の方向が重量設定値−・に近づ
く方向であるときは、ノズルの位置を保持させる。更に
、その変化率Δw/Δtを検出し、測定値−轟の偏差が
上記第1の偏差値以上である場合も上記第2の偏差値以
下である場合は、測定値−過の変化の方向が重量設定値
−0に近づく方向であり且つ測定値−1の変化率Δ−/
Δtの絶対値が変化率設定値a以上である場合はノズル
の位置を保持させることにより、スライディングノズル
装置4のノズルを必要以上に動作させることな(タンデ
ィシュ6内の溶鋼型IW*を迅速に且つ高精度で重量設
定値−0に追従させることができる。
すなわち、所定の条件のもとではノズルの位置を保持さ
せることにより、摺動プレー)4bの無用な摩耗を防止
することができ、摺動プレー)4bの寿命を長(するこ
とができる。
なお第1図及び第2図の実施例においてはスライディン
グノズル装置4の制御のためにタンディシュ6内の溶鋼
重量−1を測定したが、これに代えてタンディシュ6内
の溶鋼場面筒を測定してもよい。
第5図は本発明の制御方法をタンディシュとモールド間
のスライディングノズル装置の制御に使用した他の実施
例による連続鋳造用設備の概略断面図を示す。
図において6はタンディシュを示し、このタンディシュ
6の底部に例えば三相誘導電動機により駆動される電動
シリンダ等のアクチェエータ8が取りつけられ、連結部
品8aを介してスライディングノズル装置9の開閉を制
御する。スライディングノズル装置9は一対のノズルを
存する板状体9a+9bから構成され、一方の板状体す
なわち摺動プレート9bをアクチェエータ8で摺動させ
ることにより両方のノズルの重なる面積を変え、スライ
ディングノズル装置9から浸漬ノズルlOを通してモー
ルド11に注入される溶鋼の量を制御する。
モールド11には湯面高検出器31が配置され、この湯
面高検出器31の出力を制御盤30に供給してモールド
11内の溶鋼の場面筒を測定し、測定結果に基づいてア
クチュエータ8を制御する。
第6図はスライディングノズル装置の制御盤30のブロ
ック回路図を示す。第6図のブロック回路図は基本的に
は第2図に示すブロック回路図と同様の構成をとってい
るが、タンディシュ6の溶鋼重量を測定する代わりにモ
ールド11の場面筒を測定する点及びヒステリシス補正
のための補正信号発生器26が設けられていない点が異
なる。
モールド11に取りつけられた場面高測定用の場面高検
出器31の出力は、比較器32において設定器33から
の基卓設定値と比較され、その比較出力が演算器34に
供給される。また場面高検出器31の出力は微分器35
を介して演算器34に供給される。演算器34では比較
器32及び微分器35からの信号に応して第1図及び第
2図の実施例と同様に演算し、閉大、閉小、保持、聞手
、開大の5種類の出力を発生する。ただし、タンディシ
ュ溶鋼重量を測定するかわりにモールド11の溶鋼の場
面筒を測定し、上記表、第3図及び第4図におけるー、
はモールド11の場面筒(測定値)+Wt−t は前回
測定時のモールド11の場面筒、Woはモールド11の
溶鋼湯面高設定値、Δ稠は場面筒の差と読み替えるもの
とする。演算器34からの演算出力は第2図に実施例と
同様にパルス発生器37に供給され、演算出力に応した
パルス幅を有するパルス信号が発生される。
パルス発生器37からのパルス信号は駆動回路38に供
給され駆動回路38からの正弦波電圧がアクチュエータ
8の電動機に動作電圧として供給され、スライディング
ノズル装置9の摺動プレート9bを駆動する。
第5図の実施例においても第1図及び第2図の実施例と
同様、予め決められた条件に応して、スライディングノ
ズル装置9を、閉大、閉小、保持。
聞手、量大の5種の状態に切り換えて制御することによ
りモールド11の溶鋼の場面筒1を迅速にしかもスライ
ディングノズル装置9を必要以上に動かすことなく設定
値縁。に追従させることができる。
なお本発明の実施例においては、取鍋1に設けたスライ
ディングノズル装置4或いはタンディシュ6に設けたス
ライディングノズル装置9を制御するようにしたが、こ
れに限らず連続して配置された複数個の容器間に設けら
れたスライディングノズル装置の制御に本発明の制御方
法を使用することができる。なお本発明においては容器
という用語は取鍋1.タンディシュ6、モールド11等
を含むものとする。
また本発明においてはスライディングノズル装置4,9
としてレシプロ式のものを使用したが、これに代えてロ
ータリ式のものを使用することもでき、またスライディ
ングノズル装置4.9の駆動に油圧シリンダ等によるア
クチュエータ2.8を使用することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、測定値が基準設定値
と異なっている場合でも偏差値が一定値以下であり且つ
測定値の変化の方向が基準設定値に近づく方向であると
きは、スライディングノズル装置のノズルの位置を保持
するようにしたので、ノズルが必要以上に動かされるこ
とがなく摺動プレートの寿命を長くすることができる。
また、溶鋼重量或いは場面高を基準設定値に迅速に収束
させることができると共に安定性が増し、外乱による溶
鋼重量或いは湯面高の変動をより小さく制御できるよう
になる。更に、測定値の変化率に応じてスライディング
ノズル装置の制御状態を変えることにより、溶鋼重量或
いは場面高を基準設定値に一層迅速に収束させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスライディングノズル装置の制御方法
が使用される連続鋳造用設備の概略断面図、第2図は第
1図のスライディングノズル装置の制御盤のブロック回
路図、第3図は溶鋼重量の経時変化を示すグラフ、第4
図はスライディングノズル装置の制御方法を示すフロー
チャート、第5図は本発明のスライディングノズル装置
の制御方法が使用される他の実施例の概略断面図、第6
図は第5図のスライディングノズル装置の制御盤のブロ
ック回路図である。 ■ :取鍋      2.8zアクチユエータ4.9
ニスライデイングノズル装置 4a:板状体 4b:板状体(摺動プレート) 5:ロングノズル  6:タンデイシエフ:ロードセル
   IO=浸漬ノズル11:モールド    20.
30:制御盤21:タンディシュ重量測定器 22.32:比較器   23.33:設定器24.3
47演算器   25.35:微分器26:補正信号発
生器 27.37:パルス発生器28.38:駆動回路
  31:湯面高検土器特許出願人     黒塙窯業
 株式会社代理人  小児 益(ほか2名) 第1図 第 5 @ 第2図 f46図 第4図 第3図i ・・・・・11□ +1 0゛°”0・゛・°°°・゛0“°°°8゛°0・°゛
・+・0゛“・°゛・+9°°°°“1ゝ°6゛・゛′
・・′1ゝ・・・1,。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連続鋳造用の第1の容器に設けられたスライディン
    グノズル装置から溶鋼が注入される第2の容器内の溶鋼
    重量或いは溶鋼湯面高を測定し、この測定値を、基準設
    定値と比較して偏差を求め、この偏差に応じて上記スラ
    イディングノズル装置のノズルの開閉を制御する制御方
    法において、少なくとも、上記測定値が上記基準設定値
    近傍に設けられた不感帯内にあるとき、または上記測定
    値が上記不感帯外であるがその偏差が第1の偏差値未満
    であり且つ上記測定値が上記基準設定値に近づいている
    ときは、上記ノズルの位置を保持するように制御したこ
    とを特徴とする連続鋳造用容器のスライディングノズル
    装置の制御方法。 2、連続鋳造用の第1の容器に設けられたスライディン
    グノズル装置から溶鋼が注入される第2の容器内の溶鋼
    重量或いは溶鋼湯面高を測定し、この測定値を、基準設
    定値と比較して偏差を求め、この偏差に応じて上記スラ
    イディングノズル装置のノズルの開閉を制御する制御方
    法において、上記測定値が上記基準設定値近傍に設けら
    れた不感帯内にあるとき、または上記測定値が上記不感
    帯外であるが第1の偏差値未満であり且つ上記基準設定
    値に近づいているとき、または上記偏差が上記第1の偏
    差値以上で第2の偏差値未満であり且つ上記測定値が上
    記基準設定値に近づいており且つ上記測定値の変化率の
    絶対値が設定変化率以上であるときは、上記ノズルの位
    置を保持するように制御したことを特徴とする連続鋳造
    用容器のスライディングノズル装置の制御方法。
JP60297537A 1985-12-28 1985-12-28 連続鋳造用容器のスライデイングノズル装置の制御方法 Expired - Lifetime JPH0620630B2 (ja)

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