JPS62138159A - 味付煮豆の製造法 - Google Patents
味付煮豆の製造法Info
- Publication number
- JPS62138159A JPS62138159A JP60276120A JP27612085A JPS62138159A JP S62138159 A JPS62138159 A JP S62138159A JP 60276120 A JP60276120 A JP 60276120A JP 27612085 A JP27612085 A JP 27612085A JP S62138159 A JPS62138159 A JP S62138159A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- beans
- boiled
- seasoned
- boiled beans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は味付煮豆、特にうす味タイプの味付煮豆の製造
法に関するものである。
法に関するものである。
〈従来の技術〉
味付煮豆は手軽な惣菜として根強い人気があり、種々の
タイプの煮豆が販売されているが、一般的な製法として
は豆類な水浸漬して膨潤させ、これを水煮したのち水切
りし、砂糖、異性化糖、ソルビトール等の糖を主成分と
し、その他食塩、醤油、化学調味料等を含有する調味液
に70℃程度で1晩浸漬して味付けし、これを袋詰、殺
菌して製品としている。
タイプの煮豆が販売されているが、一般的な製法として
は豆類な水浸漬して膨潤させ、これを水煮したのち水切
りし、砂糖、異性化糖、ソルビトール等の糖を主成分と
し、その他食塩、醤油、化学調味料等を含有する調味液
に70℃程度で1晩浸漬して味付けし、これを袋詰、殺
菌して製品としている。
そして最近では健康食品指向の折りから味付煮豆の分野
でもうす味タイプのものが好まれる様になり、糖分や塩
分の少ない調味液で味付けされる傾向にある。
でもうす味タイプのものが好まれる様になり、糖分や塩
分の少ない調味液で味付けされる傾向にある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところが低糖、低塩の調味液を用いて味付煮豆、特に大
豆煮豆を製造した場合、袋詰後に徐々に水溶性蛋白質が
溶出し、これが−見カビ様の白い沈殿となり商品価値の
著しい低下を招くという欠点があり、使用する調味液の
低濃度化に限界があった。
豆煮豆を製造した場合、袋詰後に徐々に水溶性蛋白質が
溶出し、これが−見カビ様の白い沈殿となり商品価値の
著しい低下を招くという欠点があり、使用する調味液の
低濃度化に限界があった。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明者等はこの様な沈殿が生ずることのない煮豆の製
造法について検討の結果、豆類を実質的に水浸漬するこ
となく直接水煮し、これを温湯で抽出処理することによ
り、袋詰後の沈殿の発生を防止出来るという知見を得て
本発明を完成した。
造法について検討の結果、豆類を実質的に水浸漬するこ
となく直接水煮し、これを温湯で抽出処理することによ
り、袋詰後の沈殿の発生を防止出来るという知見を得て
本発明を完成した。
以下本発明を具体的に説明する。
本発明の対象となる豆類は蛋白質を主成分とする豆類、
例えば大豆、思豆等であり、こハらを水洗したのち水煮
する。
例えば大豆、思豆等であり、こハらを水洗したのち水煮
する。
通常は豆類を膨潤軟化させるため5〜24時間の水浸漬
を行なうが、本発明においてはこの水浸漬を実質的に行
なわない。すなわち水洗のために水中に没する程度のこ
とを行なうことはあっても、膨潤させるまでの水浸漬は
行なわない。
を行なうが、本発明においてはこの水浸漬を実質的に行
なわない。すなわち水洗のために水中に没する程度のこ
とを行なうことはあっても、膨潤させるまでの水浸漬は
行なわない。
水洗後に行なう水煮は90℃以上、好ましくは100〜
120℃で5〜60分間行ない、豆類な軟化させる。
120℃で5〜60分間行ない、豆類な軟化させる。
通常は90〜95℃で60分程度で水煮が完了するが本
発明においては水浸漬による膨潤軟化工程がないため、
同じ条件では多少時間をかける必要があるので、短時間
で処理するためには高温で水煮することが好ましい。
発明においては水浸漬による膨潤軟化工程がないため、
同じ条件では多少時間をかける必要があるので、短時間
で処理するためには高温で水煮することが好ましい。
こうして得られた水煮豆を調味液に浸漬する前に45℃
以上の温湯で抽出処理する。
以上の温湯で抽出処理する。
抽出処理は45℃以」−1好ましくは65〜75℃の温
湯に4〜20時間浸漬することにより行なうことができ
、こうすることにより豆類中の水溶性蛋白質のほとんど
な温湯中に抽出することができる。
湯に4〜20時間浸漬することにより行なうことができ
、こうすることにより豆類中の水溶性蛋白質のほとんど
な温湯中に抽出することができる。
なお抽出に用いる温湯はpH6以上、食塩濃度3〜12
%に調整することが好ましい。
%に調整することが好ましい。
抽出処理後の豆類は必要により水洗、水切りしたのち調
味液中に浸漬する。
味液中に浸漬する。
調味液は例えば糖濃度(ブリックス)15%、食塩濃度
0.3%の低濃度のものを用いることができ、この様な
調味液に豆類を60〜so ’cで10〜16時間浸漬
して味付は煮豆とし、これを袋詰、殺菌して製品とする
。
0.3%の低濃度のものを用いることができ、この様な
調味液に豆類を60〜so ’cで10〜16時間浸漬
して味付は煮豆とし、これを袋詰、殺菌して製品とする
。
〈発明の効果〉
本発明の効果を以下の実験例により明らかにする。
実験例
本発明方法
10 l容のホーロータンクに水洗した大豆1 kgと
水47!を入れ、これをオートクレーブ中て105”C
,15分の水煮を行ない水洗、水切りし、食塩濃度3%
、pH6,5(NaOHで調整)、温度7゜℃の温湯5
1中に16時間浸漬した。
水47!を入れ、これをオートクレーブ中て105”C
,15分の水煮を行ない水洗、水切りし、食塩濃度3%
、pH6,5(NaOHで調整)、温度7゜℃の温湯5
1中に16時間浸漬した。
浸漬後、水洗、水切りしこの煮豆1.00 、S+に水
5゜rueを加え、これを透明しトルトバウチに詰め、
レトルト殺菌して試験サンプルを得た。
5゜rueを加え、これを透明しトルトバウチに詰め、
レトルト殺菌して試験サンプルを得た。
従来法
大豆1 kgを水洗し、これを41の水に8時間浸漬し
て膨潤軟化させ、この浸漬大豆を41の水と共に101
容のホーロータンクに入れ、直火で95℃達温、60分
間の水煮をしたのち水洗、水切りした。
て膨潤軟化させ、この浸漬大豆を41の水と共に101
容のホーロータンクに入れ、直火で95℃達温、60分
間の水煮をしたのち水洗、水切りした。
この水煮大豆を上記と同様に袋詰、殺菌して対照サンプ
ルを得た。
ルを得た。
これらの各サンプルをそれぞれ20℃及び30℃の室に
放置し経時的に白色沈殿の発生状況を観察した。
放置し経時的に白色沈殿の発生状況を観察した。
結果を第1表に示す。
第 1 表
放置 30目目 601]目 90日日賦験サンプル
206C−−− (本発明方法)30℃−−一 対照サンプル 20℃−十十+( 従来法)30℃十十+ +十−:白色沈殿は全く
認められない。
206C−−− (本発明方法)30℃−−一 対照サンプル 20℃−十十+( 従来法)30℃十十+ +十−:白色沈殿は全く
認められない。
+:白色沈殿が若干認められる。
++: 白色沈殿が顕著に認められる。
第1表から明らかな様に本発明方法によれば袋詰、殺菌
後の白色沈殿は皆無であり、うす味タイプの味付煮豆の
製造法として有効であることが分かる。
後の白色沈殿は皆無であり、うす味タイプの味付煮豆の
製造法として有効であることが分かる。
〈実施例〉
実施例1
大豆を水洗水切りし、これを3倍量の水で105’C,
15分間の水煮を行なったのち水洗、水切りした。
15分間の水煮を行なったのち水洗、水切りした。
次いでこれを70℃の温湯(食塩濃度3%、pH6,5
)中に10時間浸漬したのち水洗、水切りし、下記組成
の調味液中に70℃で16時間浸漬して味付けした。
)中に10時間浸漬したのち水洗、水切りし、下記組成
の調味液中に70℃で16時間浸漬して味付けした。
調味液組成
砂糖18%、ソルビット 6%、食塩0.5%浸漬に用
いた調味液を除去し、味付煮豆100 gに対し50
mlの新しい調味液を加え、これを透明レトルトパウチ
に密封し、通常の方法でレトルト殺菌して製品を得た。
いた調味液を除去し、味付煮豆100 gに対し50
mlの新しい調味液を加え、これを透明レトルトパウチ
に密封し、通常の方法でレトルト殺菌して製品を得た。
この製品は室温で60日間放置後も白色沈殿は全く見ら
れなかった。
れなかった。
実施例2
実施例1における水煮条件を90’C11時間、抽出条
件を50℃130時間に代える以外は実施例1に記載し
たと同様の方法で袋詰の味付煮豆製品を得た。この製品
もまた室温で60日間放置後も白色沈殿は認められなか
った0
件を50℃130時間に代える以外は実施例1に記載し
たと同様の方法で袋詰の味付煮豆製品を得た。この製品
もまた室温で60日間放置後も白色沈殿は認められなか
った0
Claims (1)
- 水洗した豆類を90℃以上で水煮したのち45℃以上の
温湯で抽出処理し、これを調味液に浸漬することを特徴
とする味付煮豆の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276120A JPS62138159A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 味付煮豆の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276120A JPS62138159A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 味付煮豆の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62138159A true JPS62138159A (ja) | 1987-06-20 |
Family
ID=17565070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60276120A Pending JPS62138159A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 味付煮豆の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62138159A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4940598A (en) * | 1987-08-20 | 1990-07-10 | Zanichelli Meccanica S.P.A. | Process for the rapid rehydration of legumes and the like |
JPH03133351A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-06 | Oguraya Yanagimoto:Kk | 漬物風調味大豆及びその製造法 |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP60276120A patent/JPS62138159A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4940598A (en) * | 1987-08-20 | 1990-07-10 | Zanichelli Meccanica S.P.A. | Process for the rapid rehydration of legumes and the like |
JPH03133351A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-06 | Oguraya Yanagimoto:Kk | 漬物風調味大豆及びその製造法 |
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