JPS62135594A - 成形炭 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本Ｒ明は、レジャーやキャンプまたは家庭で使用する成
形炭に関するもので、特に煙や異臭の発生を少なくシ、
且つ戻粉の発生を防除すると共に、青火が容易なアルコ
ール系燃料等と同時に長時間燃焼させるのに適した成形
炭に関するものである。

［従来の技術］ 従来の成形炭は、豆炭や練炭か主であるが、成形炭を燃
焼させるにはコンロや火鉢で紙や木くずや消炭等の着火
が容易な燃焼体を燃やして着火させたり、あるいはガス
炎中で着火させコンロや火鉢に移して使用されているが
、近年では便利なガス燃料に置き替わり非常に利用範囲
が狭くなってしまっている。

また、マツチ１本で着火できるものとして、豆炭に着火
性の良い物質をコーテングしたものがあるか、着火時に
花火のように火の粉が飛び敗ったり、あるいは着火性の
良いフェルトパルプに豆炭を包んだものがあるが、これ
は燃焼の初めに黄炎やススや煙が大量に発生し屋内では
とても使えなかった。

［発明が解決しようとする問題点コ 従来の練炭や豆炭は戻粉により手や周囲を汚し、非常に
石火がしにくいという問題がある。

また、練炭火鉢や豆炭火鉢という特殊な燃焼器具を必要
とし、実用範囲がかなり狭いものであった［問題点を解
決するための手段］ 本発明は、木炭、無煙炭等の炭類に、石灰または灰分１
〜３０％と、ベントナイトや白土等の土質１〜３０％と
、メチルセルローズ、カルボオキシメチルセルローズ（
Ｃ，Ｍ、Ｃ）、ポリビニ−ルア／ｌ／ニア　−／ｌ／　
（Ｐ、　Ｖ、　Ａ）　ｓ　ａ粉等のｆ機結合剤０゜１〜
ＩＯ％を混合し、これを水その他の溶媒に溶いて混練成
形して乾燥することにより灰黒色の成形炭とするか、あ
るいはこの成形炭を澱粉、メチルセルローズ、ｃ、ｈ、
ｃニトロセルローズ等の溶液に浸漬させ、これを乾燥し
て成形炭の表面に可燃性表皮構成物を付着させたもので
ある。

尚、この可燃性表皮構成物は、有機結色都１の糊の作用
で戻粉を全く飛散させないようにするものであるが、こ
の表皮構成物はなくても成形炭に同質の有機結合剤があ
るから炭類の飛散はかなり防出できる。

又、炭類が燃焼する時にわずかに生じる木酢のような異
臭は、ネギ粉、松葉粉、除虫菊扮等の可燃性芳香・旬を
０．５〜５％くらい木炭や無煙炭に混合させ、芳香剤の
匂いで消すことができる。

［実施例］ 本発明の成形炭としては表−１に示した配合のものを使
用し、また成形炭■の形状は第１図に示すように、中心
部に筒状の空気孔■を形成すると共に、その下方に前記
空気孔■より大径とした空間部■を有し、■つ可燃性表
皮構成物■をコーテングしたものとした。

また、成形炭の空間部■にはアルコール系燃料等着火性
に優れた簡易燃料■を挿入し、これに点火して燃焼させ
、炎の色や臭いの有無、さらには燃焼時間を調べた。

本発明の成形炭はいずれの実施態様においても表−１の
実験データに示すように、ワンタッチで青火でき、完全
燃焼し煙やススや不快臭がな（長時間燃焼させることが
できた。また成形炭の戻粉による手の汚れや、周囲の汚
れは全くなかった。

［効果コ 本発明は、炭類に済石灰や土質と汀機結合鵬１を混練成
形したものであるから、従来にない長時間燃焼か可能と
なり、しかも煙やススや臭いもないという画期的な成形
炭であり、さらにアルコール系燃料笠のＩＩ易燃料と同
時に燃焼させることにより着火性を著しく向上させ得る
という実用上極めて有益な発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の成形炭の一加工状態を示す縦断側面
図。 ■は空気孔　■は空間部　■は成形炭　■は着火容易な
簡易燃料　■は可燃性表皮構成物。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）木炭、無煙炭等の炭類に、済石灰または灰分１〜
   ３０％と、ベントナイトや白土等の土質１〜３０％と、
   メチルセルローズ、カルボオキシメチルセルローズ（Ｃ
   ．Ｍ．Ｃ）、ポリビニールアルコール（Ｐ．Ｖ．Ａ）、
   澱粉等の有機結合剤０．１〜１０％を水等の溶媒により
   混練して成形したことを特徴とする成形炭。
2. （２）成形炭が、その表面部に澱粉、メチルセルローズ
   、Ｃ．Ｍ．Ｃニトロセルローズ等の可燃性表皮構成物を
   コーテングしたものである特許請求の範囲第１項記載の
   成形炭。