JPS62119204A - オレフイン重合体の製造法 - Google Patents

オレフイン重合体の製造法

Info

Publication number
JPS62119204A
JPS62119204A JP26037085A JP26037085A JPS62119204A JP S62119204 A JPS62119204 A JP S62119204A JP 26037085 A JP26037085 A JP 26037085A JP 26037085 A JP26037085 A JP 26037085A JP S62119204 A JPS62119204 A JP S62119204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
oxide
olefin
catalyst
ethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26037085A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Funabashi
英雄 船橋
Akira Tanaka
明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP26037085A priority Critical patent/JPS62119204A/ja
Priority to EP86108115A priority patent/EP0206172B1/en
Priority to DE8686108115T priority patent/DE3680394D1/de
Priority to FI862585A priority patent/FI85868C/fi
Publication of JPS62119204A publication Critical patent/JPS62119204A/ja
Priority to US07/515,782 priority patent/US5330949A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] この発明は、オレフィン重合体の製造法に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来、ハロゲン化マグネシウム担体にチタン成分を担持
させた固体触媒成分と有機アルミニウム化合物成分とを
組合せたチーグラー拳ナツタ型触媒を用いてオレフィン
重合体を製造する方法が知られている(特開昭53−3
9991号公f4J等)。
この触媒は比較的高い活性を有するが、生成ポリマー中
にハロゲン化マグネシウムが残存しているので、この方
法で得たオレフィン重合体を成形前[すると、成形機の
腐蝕を促進したり、外観不良の成形品ができてしまうと
いう欠点がある。
・方、ハロゲンを含まない5i07 などの金属酩化物
担体にマグネシウムジアルコキシドを担持させ、次いで
カルボン酸モノエステル等の電子供与件化合物とハロゲ
ン化チタン化合物を反応させてず」Iられる固体触媒成
分を用いる方法も提案されている(特開昭58−182
807号公報参照)。
しかし、この方法は触媒活性が低く、生成ポリマーの立
体規則性も不ヒ分で実用に供しえなかった。
[発明の目的] この発明は前記−IS情に基づいてなされたものである
すなわち、この発明の目的は、従来のtit記方法にお
ける闇題点を解消し、活性が高く、しかも長時間持続す
る触媒により、立体規則性が高く、かつパウダー粒径分
布が狭く、触媒残渣の含有贋が少ないオレフィン重合体
を製造する方法を提供することである。
[前記目的を達成するための手段] 前記]]的を達成するためのこの発IJJの要旨は、周
期表第■〜■族元素の中から選ばれた少なくとも一種の
元素の酸化物および/またはこれらの酸化物の少なくと
も一種を含む複合無機酸化物に、一般式 %式%) (ただし、式中、R1およびR2は炭素数1〜10のア
ルキルノ、(、シクロアルキル基、アリールノ、(また
はアラルキルノ、(であり、R1およびR2は互いに相
違していても同一であっても良く、文はO〜2の正数で
ある。) で表わされるマグネシウム化合物が担持した固形物と、
芳香族ジカルボン酸ジエステルおよびハロゲン化チタン
化合物とを接触させて得られる固体触媒成分(A)、有
機アルミニウム化合物(B)および電子供7J−性化合
物(C)からなる触媒の存在下にα−オレフィンを取合
することを特徴とするオレフィン重合体の製造法である
前記固体触媒成分(A)は、特定の酸化物、および/ま
たは、これらの酸化物の少なくとも一種を含む複合無機
酸化物に特定のマグネシウム化合物が担持した固形物と
、芳香族ジカルボン酸ジエステルと、ハロゲン化チタン
化合物とを接触して得られる。
前記特定の酸化物とは、周期率表第■〜■族に属する元
素の酸化物であり、たとえば、MgO1Cab、B20
3 、SiO2,5na2.Al2O3等が挙げられる
また複合無機酸化物とは、周期率表第■〜■族に属する
元素の酸化物の少なくとも一種を含む酸化物であり、た
とえば、5iO2−Al2O3、S i 02−MgO
1Si07 −TiO2,5i07 −V70s 、S
iO2−Cr202 、SiO2−TiO2−MgO等
が挙げられる。これらの各種酸化物および複合無機酸化
物は、それぞれ単独で使用しても良いし、二種以にの前
記酸化物を同時に併用しても良いし、二種以にの前記複
合無機酸化物を同時に併用しても良いし、また前記酸化
物と前記複合無機酸化物とを同時に併用しても良い。
また、この酸化物および複合fi機酩化物はそのまま使
用しても良いが、これにテトラハロゲン化シラン、ヘキ
サハロゲン化ジシラン、モノアルキルトリハロゲン化シ
ラン、ジウルギルジハロゲン化シランなどのハロゲン化
ケイ素およびメタノール、エタノールなどのアルコール
類をこの順に接触する前処理をしてから使用するのが好
ましい。
このような前処理をしておくと、担持する触媒金属の被
+ji j、;を小さくすることができるからである。
この特定の酸化物および複合無機酸化物は、触媒の11
!体となるのであるから、担体としての特性面から好ま
しい形態を規定するとすれば、比表面積(BET法)が
10−800rn’/g、平均細孔径が10AJ:ih
、懸均粒径が0.1〜1000 μmの範囲にあるもの
が望ましい。
前記各種の酸化物および複合無機酸化物の中でも、前記
形yE、を備えることが+401な5i07が好ましい
前記特定のマグネシウム化合物は一般式%式%) [ただし、式中、R1およびR2は炭素数1−1(+の
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラ
ルキルノ、(であり、R1およびR2はILいに相違し
ていても同一であっても良く、見は0〜2の正数である
。コで表わすことができ、このようなマグネシウム化合
物としては、たとえば、Mg (−0CH3) 2.M
g (−0C2H5)7 、 Mg (−0C3Hr 
)2 、 Mg (−0C6H6) 7 、 Mg (
−0Cb H13) 2 、 Mg(−QCs H++
) 7 。
Mg  (−〇CH3)  (−0C2H5)  、が
挙げられる。
これらのなかでも、ジアルコキシマグネシウムが好まし
い。
前記固形物は、前記特定の酸化物および/または複合無
機酸化物に特定のマグネシウム化合物を414持したも
のである。
前記マグネシウム化合物[Mg (ORI ) R(O
R’ ) 2文]を前記特定の酸化物および/または複
合無a酸化物の表面に担持させる方法としては、(1)
前記マグネシウム化合物を有機溶媒中にtめ溶解あるい
は分散させ、しかる後に前記酸化物および/または複合
無機酸化物を添加し、接触させる方法、(2)前記マグ
ネシウム化合物を用いず、有機溶媒の存在下あるいは不
存在下にMgとRI OHおよび/またはR20Hとの
反応を行なわせ、得られる生成物と前記酸化物および/
または複合無機酸化物とを接触して、担持させる方法な
どが挙げられる。
これらの方法においては、前記マグネシウム化合物を前
記酸化物および/または複合無機酸化物の表面にできる
だけ均一に沈着させることが触奴の件部」二好ましく、
そのためには前記マグネシウム化合物を溶解し得る有機
溶媒中で、前記酸化物および/または複合無機酸化物と
接触させることが9ノましい。
前記有機溶媒としては、たとえば、脂肪族炭化水素、脂
環族炭化水素、芳香族炭化水素およびハロゲン化炭化水
素などの炭化水素、テトラメトキシチタン、テトラエト
キシチタンおよびテトラ−n−ブトキシチタンなどのア
ルコキシチタン、アルコール、エーテル、アルデヒド、
ケトン、カルボン酸、アミン、アミドなどが挙げられる
前記マグネシウム化合物を前記酸化物および/または複
合無a酸化物の表面に担持する好適な方法としては、前
記マグネシウム化合物をアルコキシチタンおよび脂肪族
炭化水素に溶解した溶液と前記酸化物および/または複
合無機酸化物とを、0〜100℃の温度範囲で、5分〜
24時間接触させる方法が挙げられる。
以l−のようにして得られた固形物は、担体として使用
される前記酸化物に対して、複合無機酸化物のみである
とき、あるいは前記酸化物と複合無機酸化物との混合で
あるときは各酸化物の合計に対して、マグネシウム原子
として、 0.1〜20屯lit%、特に0.5〜10
屯lIシ%を含有するものが好ましい。
前記芳香族ジカルボン酸ジエステルとしては、たとえば
、フタル酸、テレフタル酸およびイソフタル酩の低級ア
ルキルジエステルなどが挙げられ、より具体的には、ジ
メチルフタレート、ジエチルフタレート、ジプロピルフ
タレート、ジイソブチルフタレート、メチルエチルフタ
レート、メチルプロピルフタレート、メチルイソブチル
フタレート、エチルプロピルフタレート、エチルインブ
チルフタレート、プロピルイソブチルフタレート、ジメ
チルテレフタレート、ジエチルテレフタレート、ジプロ
ピルテレフタレート、ジインブチルテレフタレート、メ
チルエチルテレフタレート、メチルプロピルテレフタレ
ート、メチルイソブチルテレフタレート、エチルプロピ
ルテレフタレート、エチルイソブチルテレフタレート、
プロピルイソブチルテレフタレート、ジメチルイソフタ
レート、ジエチルイソフタレート、ジプロピルイソフタ
レート、ジイソブチルイソフタレート。
メチルエチルイソフタレート、メチルプロピルイソフタ
レート、メチルイソブチルイソフタレート、エチルプロ
ピルイソフタレート、エチルイソブチルイソフタレート
、プロピルインブチルイソフタレートなどが挙げられる
。これらのなかでも好ましいのは、ジプロピルフタレー
ト、ジイソブチルフタレートなどである。
前記固体触媒成分(A)の原料の−っである前記ハロゲ
ン化チタン化合物は、次の・般式で示されるものを使用
することができる。
T i  (OR’ ) aoXn (ここでR1は炭素数1〜10のアルキル基、シクロア
ルキル基、アリール基またはアラルキル基であり、nは
O以」−4未満の実数であり、Xはハロゲン原f−を表
わす、) これらを具体的に示せば、TiCua、TiBr4.T
iIn、などのテトラハロゲン化チタン;Ti (OC
H3)Cu:+ 、Ti C0C2H3)C13、(n
−C4Hq 0)TiCJJ3 。
Ti  (OC2H5)B r+ などのトリハロゲン
化アルコキシチタン;Ti  (OCH3) 2C又2
 。
Ti  (OC7Hs) 2 C12、(n−C4Hq
O)7 TiCJl2  、Ti  (OC3H))7
 C1yなどのジハロゲン化アルコキシチタン募Ti(
OCH3) 3 C1、Ti  (OC2Hs )3 
C0。
(n  −Ca  R90)3 TiCJl、Ti  
(OCH3)3Brなとのモノハロゲン化トリアルコキ
シチタンなどを例示することができる。これらは、中独
でも混合物として用いてもよい、これらのうち高ハロゲ
ン含有物を用いるのが好ましく、特に四塩化チタンを用
いるが好ましい。
+ii記固体触奴成分(A)はたとえば次のようにして
調製することができる。
すなわち、前記固形物と前記芳香族ジカルボン酸ジエス
テルと前記ハロゲン化チタン化合物とをたとえばヘキサ
ン、ヘプタン、ベンゼン、トルエンなどの不活性溶媒中
で0−100℃、好ましくは10〜40℃の温度で2分
〜24時間接触させることにより行なうことができる。
なお、前記固形物を調製する途中段階で前記芳香族ジカ
ルボン酸ジエステルおよび/またはハロゲン化チタン化
合物を共存させてもよく、また、前記固形物と芳香族ジ
カルボン酸ジエステルとを反応させた後、ハロゲン化チ
タン化合物を接触させてもよい。
このようにして調製した固体触媒成分(A)は。
チタン原r−として0,1〜20−T< 、、j1%を
含有しているのが9!ましく、特に0.5〜r o T
j :、に%を含有しているのが望ましい。
この発明の方法における触媒は、前記固体触媒成分(A
)と、有機アルミニウム化合物と、電子供′j−性化金
化合物ら形成される。
11fj記有機アルミニウム化合物としては、特に制限
はなく、一般式 %式% (ただし、R3は)5素fi1〜10のアルキル基、シ
クロアルキル基人またはアリール基であり1mは1〜3
の実数であり、Xは塩素、臭素などのハロゲンjX 7
’を示す、)で表わされるものが広く用いられる。
具体的にはトリメチルアルミニウム、トリエチルアルミ
ニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソブチ
ルアルミニウム、トリオクチルアルミニウムなどのトリ
アルキルアルミニウムおよびジエチルアルミニウムモノ
クロリド、ジイソプロピルアルミニウムモノクロリド、
ジイソブチルアルミニウムモノクロリド、ジオクチルア
ルミニウムモノクロリドなどのジアルキルアルミニウム
モノハライド、エチルアルミニウムセスキクロライドな
どのアルキルアルミニウムセスキ/\ライドが好適であ
り、またこれらの混合物も好適なものとして挙げられる
前記′電子供与性化合物として、酸よ、窒素、リンある
いは硫黄を含有する有機化合物を使用することができる
。この電子供与性化合物としては。
たとえば、アミン類、アミド類、ケトン類、ニトリル類
、ホスフィン類、ホスホルアミド類、エステル類、エー
テル類、チオエーテル類、チオエステル類、酸無水物類
、酸ハライド類1mアミド類、アルデヒド類、有機酸類
などが挙げられる。
より具体的には、安息香酸、p−オキシ安忌香酸のよう
な芳香族カルボン酸の如き有機酸類:無水コハク酸、無
水安息香酸、無水P−1ルイル酸のような酸無水物類:
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾキノンな
どのi& 素数3〜15のケトン類;アセトアルデヒド
、プロピオンアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズ
アルデヒド、トルアルデヒド、ナツトアルデヒドなどの
炭素数2〜15のアルデヒド類:ギ酸メチル、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、S酸オク
チル、酢酸シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、Pv
I酸エチル、吉4!酸エチル、クロル酢酸メチル、ジク
ロル酢酸エチル、メタクリル酸メチル、クロトン酸エチ
ル、ピバリン酸エチル、マレイン酸ジメチル、シクロヘ
キサンカルボン酸エチル、安忌香酸メチル、安息香酸エ
チル、安息香酸プロピル、安2香酸ブチル、安息香酸オ
クチル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フェニル、
安2香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、アニス酸エチル、エトキシ安息香酸エチル、
p−ブトキシ安息香酸エチル、0−クロル安息8酸エチ
ル、ナフトエ酸エチル、γ−ブチロラクトン、δ−バレ
ロラクトン、クマリン、フタリド、炭酸エチレンなどの
炭J62〜18のエステル類;アセチルクロリド、ベン
ジルクロリド、トルイル酸クロリド、アニス酸クロリド
などの炭素数2〜15の酸ハライド類:メチルエーテル
、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ブチル
エーテル、アミルエーテル、テトラヒドロフラン、アニ
ソール、ジフェニルエーテル、エチレングリコールブチ
ルエーテルなどの炭素数2〜20のエーテル類;酢酸ア
ミド、安υ、香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸ア
ミド類ニトリブチルアミン、N、N’−ジメチルピペラ
ジン、トリベンジルアミン、アニリン、ピリジン、ピコ
リン、テトラメチルエチレンジアミンなどのアミン類;
アセトこトリル、ベンツニトリル、トルニトリルなどの
ニトリル類などを例示することができる。このうち好ま
しいのは、エステル類、エーテル類、ケトン類、酸無水
物類などである。とりわけ、芳香族カルボン酸のアルキ
ルエステル、たとえば安、Q香酸、p−メトキシ安忌香
酸、P−エトキシ安息香酸、トルイル酸の如J芳香族カ
ルボン酸の炭素数1〜4のアルキルエステルが好ましく
、またベンゾキノンのような芳香族ケトン、y#、水安
息香醜のような芳香族カルボン酸無水物、エチレングリ
コールブチルエーテルのようなエーテルなども好ましい
この発明の方法における触媒の成分it成として、通常
、前記固体触媒成分(A)と有機アルミニウム化合物(
B)とについてはA fL /Ti(原子比)が1〜】
000、好ましくは5〜500となるj#にであり、1
i1記電了−供与性化合物(C)については電子供与性
化合物/有機アルミニウム化合物(モル比)で0、O1
〜10、好ましくは0.02〜2となるji+Lである
この発明の方法は、前記触媒の存在下に、α−オレフィ
ンを爪台することによりオレフィン屯合体を製造する。
前記α−オレフィンとしては、一般式 1式% [式中、R4は水素または炭素数1〜20のアルキルノ
、(あるいはシクロアルキル基を示す。]で表わすごと
ができ、たとえばエチレン、プロピレン、ブテン−1、
ペンテン−1、オクテン−1などの直鎖モノオレフィン
類をはじめ、4−メチル−ペンテン−1等の分岐モノオ
レフィン、あるいはビニルシクロヘキセンなどが挙げら
れる。
重合に供するα−オレフィンは一種巾独であるに限らず
、複数種類のα−オレフィンを共重合して、ランダム共
重合体、ブロック共重合体を製造するようにしても良い
共重合に際し、共役ジエンや非共役ジエン1の不飽和化
合物を共重合することもできる。
この発明の方法における重合反応は、従来からすレフイ
ンの重合技術の分野で通常行なわれている方法および条
件を採用することができる。
その際の重合温度は20〜100℃、好ましくは40〜
90℃の範囲であり、重合圧力は通常1−100Kg/
crrr’G、好ましくは5〜50Kg/crt+’G
の範囲である。
重合反応は一般に脂肪族、脂環族、芳香族の炭化水素類
またはそれらの混合物を溶媒として使用する溶液重合法
により行なうことができ、前記溶媒としてたとえばプロ
パン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロ
ヘキサン、ベンゼンなど、およびそれらの混合物を用い
ることができる。また液状モノマー自身を溶媒として用
いる塊状重合法および気相利金法も適用できる。
この発明の方法において生成するオレフィン重合体の分
子驕は反応様式、触媒系、重合条件によって変化するが
、必要に応じて例えば水素、ハロゲン化アルキル、ジア
ルキル亜鉛などの添加によって制御することができる。
[発明の効果J この発Illによると、 (1)  触媒活性が高くて、しかもその活性持続時間
が長いので、重合反応を安定して行なうことかでさる、 (2)  生成するオレフィン重合体中に触媒残渣が殆
ど残らず、オレフィン重合体の成形加工を良好に行なう
ことができる、 (3)を体規則性が高く、無臭のオレフィン重合体を製
造することができる、 (4)  粒径分布が狭いオレフィン重合体を得ること
ができる、 (5)  生成するオレフィン重合体中には1100B
以下の重合体微粉末が殆どない、 などの数々の利点を有する有用な、オレフィン玉合体の
製造法を提供することができる。
[実施例] 次にこの発明の実施例および比較例を示してこの発明を
さらに具体的に示す。
(実施例1) 0)固体触媒成分の調製 焼成した酸化ケイ素(富士ダビソン社製、グレード95
2.比表面積350rn’/g、モ均粒径54〜65 
gm) 30.0gにジェトキシマグネシウム(150
m厳O交)、テトラ−n−ブトキシチタン(90mmo
文)を含むn−へブタン溶液150 m交を加え、室温
丁に1時間接触させた。その後インプロパツール50m
Jlを滴下し、80℃で1時間攪拌してから、n−ヘプ
タン100mflでデカンテーションを5回繰り返し、
80℃で1時間減圧乾燥して白色の触媒担体を得た。こ
の触媒担体中には3 、5 J !j:%のマグネシウ
ム原子が含まれていた。
このようにして得た触媒担体7.0gを0.Flのガラ
ス容器に入れ、ざらにn−へブタン50m1とジイソブ
チルフタレート 1.8 tsoiと四塩化チタン45
 gとを入れた。この混合物を1時間還流下に攪拌した
。その後、に澄み液をデカンテーションで除去して、得
られた固体部分を熱n−へブタンで1・分に洗浄するこ
とにより固体触媒成分を得た。この触媒中には5 、4
 屯、Fj:%のTiが含まれていた。
■プロピレンの重合 アルゴン置換したlsLのオートクレーブに、50rn
lのヘキサンで懸濁した前記固体触媒成分0゜006m
g属(′F(チタン原子換算)と、トリエチルアルミニ
ウム 1.5■■on、P−トルイル酸メチル0.45
■腸0立とを入れた。このオートクレーブ内を減圧にし
てアルゴンを除去した後、プロピレン310 gと氷J
0.7N文とを装入した。5分後に70℃になるように
)1温し、70℃で2時間重合を行なった。オートクレ
ーブを冷却後、プロピレンをパージしてから、内容物を
取り出し減圧乾燥したところ 16.8 gのボリプロ
ビレンパウダーヲ1’Jた。このパウダーの嵩密度は0
.38 g / c rn”、100gm以下の微粉は
0.3重量%であり、流動性にも優れていた。またこの
パウダーの沸111n−ヘプタン抽出残ポリマーの割合
(r、r、)は96.8%であった。
また、ケイ光X線で測定したポリマー中の塩素!I旨よ
72ppmであった。
(実施例2) ジイソブチルフタレートの代りにジプロピルフタレート
を用いた外は、前記実施例1と同様にして行なった J
flられたポリプロピレンパウダーはis、5gテあり
、その嵩密度は0.39 g / c rn’ 。
100gm以下の微粉は0.3重量%、1.1.は96
.5%であった。
また、ケイ光X線で測定したポリマー中のI′!!素j
ルは75ppmであった。
(実施例3) 酸化ケイ素の代りにアルミナ[住友アルミニウム(a)
製A−11番、平均粒PA 40〜50 g m ]を
用いた外は前記実施例1と同様にして行なった。
得られたポリプロピレンパウダーは17.2 gテアリ
、その;、l、;密度は0.27 g / c m’、
1100pL以下の微粉は1.0重;止%、1.1.は
96.2%であった。
また、ケイ光X線で測定したポリマー中の塩素量は88
pp厘であった。
(比較例1) ジイソブチルフタレート 1.8鵬10文の代りに安7
q香/ln−ブチル3.21鳳0又を用いた外は前記実
施例1と同様に行なった。得られたポリプロピレンパウ
ダーは10.2 gであり、その1.1.は85.3%
であった・ また、ケイ光X線で測定したポリマーJiffの塩素I
I4は112Pρ履であった。
(実施例4) ■l/4体触媒成分の調製 アルゴン置換した0、52のガラス容器に、焼成した酸
化ケイ素(富士ダビンン社製、グレード952、比表面
積350rrr’/g、平均粒径54〜65gm)20
gとトリメチルクロルシラン100mMを入れ、還流下
にて攪拌しながら12時間反応させた後、n−へブタン
でデカンテーションを3回訝り返し、乾炊した。
得られた固形物10.0 gを用いて、以下、実施例1
と同様に行なった。
触媒担体(固体触媒成分中の固形物)中のマグネシウム
化合物はマグネシウム原子として3.1i!、¥%であ
り、1M体触媒成分中のハロゲン化チタン化合物はチタ
ン原子として2.4−1Tj 、G:(%であった。
■プロピレンの利金 実施例1■と同様に行なった。得られたポリプロピレン
パウダーは126gであり、その嵩密度は0.40g/
crrr’、100grn以下の微粉はOj7j ;(
:%、1.1.は9G、5%であった。また、ケイ光X
線で測定したポリマー中の11!未41?:は10.1
pps+であった。
(比較例2) ジイソブチルフタレート1.8 mm o nの代りに
安、e香酸n−ブチル3.2 mmo文を用いた外は前
記実施例4と同様に行なった。得られたポリプロピレン
パウダーは82 gであり、その1.1.は95.2%
であった。また、ケイ光X線で測定したポリマー中のQ
1素駁は14.3T)P■であった。
特許出願人   出光石油化学株式会社 2,4−手続
補正書 昭和61年12月5日 特許庁長官 殿                  
4・T−718バ件の表示 特願昭60−260370号 2 発171の名称 オレフィン重合体の製造法 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所     東京都千代田区丸の白玉丁目1番1号名
称     出光石油化学株式会社 代表者    大和 丈夫 4 代理人 住所     東京都新宿区西新宿八丁目9#5号セン
トラル西新宿3階 電話03−361−2738 氏名     弁理士(8759)福村直樹5 補正命
令の日付  なし;自発 6 補正により増加する発明の数   07 補正の対
象    明細書の「発明の詳細な説明」の欄8 補正
の内容 (1)  第7ページ第5行から第6行まてに記載のr
Mg (−〇C6Ha ) 2 Jをr’Mg (−Q
Cs H,、) 2 J I、−補正する。
(2)  第12ページ第9行に記載の「4未満」を「
4以下」に補正する。
(3)  第13ページ第12行から第13行までに記
載の「0〜100℃、好ましくは10〜40°Cの温度
で、」を[0〜200℃、好ましくは10〜tSO℃の
温度で、]に補正する。
(4)  第18ページ第1口行に記載の「1〜100
0、好ましくは5〜500となる量であり、」を「1〜
2000℃、好ましくは5〜1000となる量であり、
」に補正する。
−以上一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 周期表第II〜IV族元素の中から選ばれた少なくとも一種
    の元素の酸化物および/またはこれらの酸化物の少なく
    とも一種を含む複合無機酸化物に、一般式 Mg(OR^1)l(OR^2)_2_−l(ただし、
    式中、R^1およびR^2は炭素数1〜10のアルキル
    基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキル基
    であり、R^1およびR^2は互いに相違していても同
    一であっても良く、lは0〜2の正数である。) で表わされるマグネシウム化合物が担持した固形物と、
    芳香族ジカルボン酸ジエステルおよびハロゲン化チタン
    化合物とを接触させて得られる固体触媒成分(A)、 有機アルミニウム化合物(B)および 電子供与性化合物(C)からなる触媒の存在下にα−オ
    レフィンを重合することを特徴とするオレフィン重合体
    の製造法。
JP26037085A 1985-06-17 1985-11-20 オレフイン重合体の製造法 Pending JPS62119204A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26037085A JPS62119204A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 オレフイン重合体の製造法
EP86108115A EP0206172B1 (en) 1985-06-17 1986-06-13 Method for producing polyolefins
DE8686108115T DE3680394D1 (de) 1985-06-17 1986-06-13 Verfahren zur herstellung von polyolefinen.
FI862585A FI85868C (fi) 1985-06-17 1986-06-17 Foerfarande foer framstaellning av polyolefin.
US07/515,782 US5330949A (en) 1985-06-17 1990-04-26 Method for producing polyolefin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26037085A JPS62119204A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 オレフイン重合体の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62119204A true JPS62119204A (ja) 1987-05-30

Family

ID=17346985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26037085A Pending JPS62119204A (ja) 1985-06-17 1985-11-20 オレフイン重合体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62119204A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201911A (ja) * 1986-02-28 1987-09-05 Idemitsu Petrochem Co Ltd プロピレン共重合体の製造方法
JPS62201905A (ja) * 1986-02-28 1987-09-05 Idemitsu Petrochem Co Ltd ブテン―1共重合体の製造方法
JPS63210103A (ja) * 1987-02-27 1988-08-31 Toho Titanium Co Ltd オレフイン類重合用固体触媒成分

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162607A (ja) * 1982-03-19 1983-09-27 Mitsui Toatsu Chem Inc α−オレフインの重合方法
JPS60260369A (ja) * 1984-06-08 1985-12-23 Hitachi Koki Co Ltd 連続印刷用紙の装填方法
JPS61174204A (ja) * 1985-01-28 1986-08-05 Toa Nenryo Kogyo Kk オレフイン重合用触媒成分の製造法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162607A (ja) * 1982-03-19 1983-09-27 Mitsui Toatsu Chem Inc α−オレフインの重合方法
JPS60260369A (ja) * 1984-06-08 1985-12-23 Hitachi Koki Co Ltd 連続印刷用紙の装填方法
JPS61174204A (ja) * 1985-01-28 1986-08-05 Toa Nenryo Kogyo Kk オレフイン重合用触媒成分の製造法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201911A (ja) * 1986-02-28 1987-09-05 Idemitsu Petrochem Co Ltd プロピレン共重合体の製造方法
JPS62201905A (ja) * 1986-02-28 1987-09-05 Idemitsu Petrochem Co Ltd ブテン―1共重合体の製造方法
JPS63210103A (ja) * 1987-02-27 1988-08-31 Toho Titanium Co Ltd オレフイン類重合用固体触媒成分

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4159965A (en) Catalyst useful for polymerizing olefins
KR100601257B1 (ko) 단량체 중합용 촉매 조성물
BRPI0711891A2 (pt) processo para preparação de um componente catalisador para a polimerização de propileno
JPS6348307A (ja) α−オレフインの重合法
JPS62119204A (ja) オレフイン重合体の製造法
EP0294767B1 (en) Process for producing polybutene-1
JPH08157519A (ja) オレフィン重合用触媒
US5064795A (en) Polymerization of olefins
JP3391583B2 (ja) オレフィン重合用触媒
JP3401043B2 (ja) オレフィン重合用触媒
US4267294A (en) 1-Olefin polymerization catalyst
JP3370188B2 (ja) オレフィン重合用触媒
JPH08100019A (ja) オレフィン重合用触媒
JPH02242804A (ja) オレフインの重合方法
JPS6339902A (ja) 超高分子量ポリエチレンの製造法
JPS642125B2 (ja)
JPH0386708A (ja) ポリブテン―1組成物およびその製造方法
JP2541562B2 (ja) オレフィンの立体規則性重合用触媒
JPS60106810A (ja) ポリオレフイン組成物の製造方法
US4918040A (en) Polymerization of olefins
JPS59176304A (ja) ポリα−オレフインの製造方法
JP3294111B2 (ja) オレフィン重合用触媒およびこれを用いるオレフィン重合体の製造法
JPS62119203A (ja) オレフイン重合体の製造方法
JPH01168708A (ja) ブテン−1重合体の製造方法
JPS6123605A (ja) α−オレフインの重合方法