JPS6211162Y2 - - Google Patents

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JPS6211162Y2
JPS6211162Y2 JP1514379U JP1514379U JPS6211162Y2 JP S6211162 Y2 JPS6211162 Y2 JP S6211162Y2 JP 1514379 U JP1514379 U JP 1514379U JP 1514379 U JP1514379 U JP 1514379U JP S6211162 Y2 JPS6211162 Y2 JP S6211162Y2
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power supply
frequency
power
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relay
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JP1514379U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は定電圧発電機等の交流電源によつて動
作する機器の保護回路に関し、特に電源周波数の
異常低下に起因する機器の損傷を未然に防ぐ保護
回路に関する。
交流電源がエンジンまたはモーター等を動力源
とする定電圧交流発電機の場合、これを電源とし
て動作する機器であつて、その内部にトランスや
モーター等の交流の励磁回路が使用されている場
合に機器の電源入力を「断」とする前に発電用動
力源の停止操作をすると、発電機の回転数の低下
とともに周波数が低下する。しかし、定電圧発電
機のため電圧低下は周波数低下より小さいため機
器内部のトランス等の励磁電流が増加し、コアな
どの磁気回路が飽和する場合がある。飽和の状態
は、インダクタンスが非常に小さく、短絡に近い
状態であり、この場合は、過大電流が流れ、電源
入力回路にヒユーズが挿入されているとヒユーズ
は溶断する。機器を再び動作させるためには、ヒ
ユーズの交換をすれば良いのは当然でも、機器を
使用している周囲の条件によつては、特に機器が
航空機にとう載されている場合などには交換が容
易でないこともある。
第1図は、交流電源によつて動作する機器の電
源接続の一例を示すものである。定電圧交流電源
1からスイツチ2及びヒユーズ3を通して内部に
トランス等を使用した機器である負荷4が接続さ
れる。
第2図は、交流電源と直流電源を使用する機器
の接続例を示すもので、電源の「接」、「断」をリ
レー50を介してスイツチ9で行うようにしたも
ので遠隔操作を行う場合に多く見られる接続であ
る。定電圧交流源1及び直流電源6の出力はスイ
ツチ2及び7、ヒユーズ3及び8、リレー50の
メーク接点である接片53、接点54及び56,
57を通して負荷4に供給される。リレー50の
両メーク接点は少なくともスイツチ7が閉じてい
れば、スイツチ9を閉じることによりコイル51
で接点53は52から54に接続され、接点56
は接点55から57へ接続される。いずれの場合
も定電圧交流電源の周波数が低下するに従つて、
第3図の曲線aのように次第に励磁電流が増加し
d点に近づくと急激に増え、ヒユーズ3の容量を
上回る過大電流となり、やがてヒユーズは溶断す
る。
本考案は、このような誤操作のために起る電源
周波数の低下から機器を保護する手段として、電
源の異常周波数低下を検知し、リレー等によつて
電源から機器を切り離くような保護回路を提供
し、電源が正常に戻つた場合は、機器を容易に再
び動作させることができるようにすることを目的
とする。
次に本考案の実施例について図面を用いて説明
する。第4図は、従来回路の一例として示した第
1図に本考案の保護回路を適用した例を示すもの
である。電源周波数が正常な場合、可飽和コイル
101は、インピーダンスが抵抗102に比して
非常に高くなつており、リレー110の駆動コイ
ルにかかる電圧が小さく接片113及び116は
図の示す位置にあり、負荷4に電源1から電力が
供給されている。電源周波数が低下してくると、
可飽和コイル101のインピーダンスが次第に小
さくなり、飽和点に近づくと急激にインピーダン
スが下がり、抵抗102の両端の電圧がリレー1
10を動作させるに十分な値となると、接片11
3及び116は、それぞれ接点114及び117
に接続される。接片113が接点112から離れ
たことにより機器への電力の供給は停止され、可
飽和コイル101への電流の供給も停止され、可
飽和コイルにさらに過大電流が流れることを防止
し接片116が接点117に接がることによりリ
レー110の駆動コイル111に電源から電流が
供給されて、リレー110は、電源1の出力電圧
が小さくなるまで保持される。
第4図では省略してあるが駆動コイル111と
並列にツエナーダイオードが接続され、抵抗10
5の値を小さくすれば電源1の出力電圧がかなり
小さくなるまでリレー110が保持されることは
明らかである。尚、ダイオード103,106は
リレー110が直流電源用である場合に交流を整
流する目的で使用されるものであり、コンデンサ
104は平滑用コンデンサで両者とも交流電源用
のリレーを用いるときには不要である。
第5図は、従来回路の他の例として示した第2
図に本考案の保護回路を適用した他の実施例であ
る。電源周波数低下によつてリレー110が動作
すると、負荷4への電力供給を停止するのに、リ
レー50を動作させて間接的に行うこととリレー
110の保持に直流電源6から直流電流を供給す
るようにした以外は、第4図の実施例と同じであ
る。但し、この場合、スイツチ7が「接」の状態
になつている間は、リレー110は保持される。
以上説明したように本考案は電源の周波数低下
を検知する手段として用いる可飽和コイルは機器
内部に使用しているトランス等の磁気回路の励磁
電流対周波数特性に近い特性をもつ磁気材料を用
いるものであり、第3図曲線bに示すごとく、機
器内部のトランス等の曲線aより少し高めの周波
数で飽和するように作られたものである。この可
飽和コイルの一方は、交流電源の一方に接続され
他方は抵抗を通して交流電源の他方に接続され、
可飽和コイルと抵抗の接続点から必要により整流
用のダイオードを通して、2回路のメイク、ブレ
ーク両接点をもつリレーの駆動コイルの一方に接
続され、駆動コイルの他方は電源の他方に接続さ
れ、必要によつて前記ダイオードが挿入された場
合は平滑用コンデンサを駆動コイルと並列に接続
する。リレーの1つのブレーク接点は、電源と負
荷である機器を接続するように使用し、メイク接
点は電源が抵抗を通して駆動コイルの一方に接続
されるように構成することによつて本考案の保護
回路が得られる。但し2回路のメイク、ブレーク
両接点のあるリレーの代わりに同じ機能をもつ他
の手段によつても良いことはもちろんである。以
上のように、可飽和コイルの飽和する周波数を機
器内部に使用しているトランスあるいはモーター
等の励磁回路が飽和する周波数より少し高く設定
し、この可飽和コイルの周波数の低下によるイン
ピーダンスの低下を電流の変化としてとらえこれ
をさらに電圧の変化に変換することによりリレー
を駆動して電源周波数の異常低下に対して機器を
保護することができ、誤操作に対処できる。実施
例における可飽和コイルの他の一方と交流電源の
他の一方間に接続される抵抗を、励磁電流による
飽和点を可飽和コイルより低い周波数に設定され
たトランス、あるいはコンデンサに置き換えても
本考案は構成できるし、電源回路を「接」、「断」
するリレーを同じ機能を持つ他のスイツチング回
路を用いても本考案を構成することができる。ま
た、定電圧交流電源の負荷となる機器内部にトラ
ンスあるいはモーター等が使われない場合であつ
ても電源周波数の異常低下によつて引き起される
かもしれない不具合から機器を保護するためにも
本考案の保護回路を適用することは有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は交流電源によつて動作する機器の電源
接続の一例を示す図、第2図は、交流電源と直流
電源を使用する機器の接続例を示す図で、電源の
「接」、「断」をリレーを介して行う場合の例であ
り、第3図は、通常のトランス等の供給電圧が一
定の場合の周波数と励磁電流の関係を示す図、第
4図は第1図の従来回路に本考案を適用した一実
施例を示す図、第5図は第2図の従来回路に本考
案を適用した一実施例を示す図である。 1……定電圧交流電源、2……スイツチ、3…
…ヒユーズ、4……交流電源によつて動作する機
器(負荷)、50,110……リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力源の回転数の変動等による出力電圧の低下
    が周波数の低下より小さい定電圧発電機のような
    交流電源の両端に接続され、印加交流電圧が一定
    のもとで対周波数インピーダンス変化特性が磁気
    飽和のため非直線部分を有する可飽和コイルと、
    この可飽和コイルに流れる電流が予め定めた値以
    上であることを検知する検知手段と、この検知手
    段の出力により動作し、前記電流の異常増加によ
    つて前記電源からこの電源を電力源として用いて
    いる機器を切り離すスイツチング手段とを具備す
    ることを特徴とする電源周波数の異常低下に対す
    る保護回路。
JP1514379U 1979-02-08 1979-02-08 Expired JPS6211162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1514379U JPS6211162Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP1514379U JPS6211162Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55115238U JPS55115238U (ja) 1980-08-14
JPS6211162Y2 true JPS6211162Y2 (ja) 1987-03-16

Family

ID=28836323

Family Applications (1)

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JP1514379U Expired JPS6211162Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08

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JPS55115238U (ja) 1980-08-14

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