JP3033565B2 - 電源短絡保護回路 - Google Patents

電源短絡保護回路

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JP3033565B2
JP3033565B2 JP10274458A JP27445898A JP3033565B2 JP 3033565 B2 JP3033565 B2 JP 3033565B2 JP 10274458 A JP10274458 A JP 10274458A JP 27445898 A JP27445898 A JP 27445898A JP 3033565 B2 JP3033565 B2 JP 3033565B2
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靖士 松尾
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源短絡保護回路
に関し、特に、三端子レギュレータを用いた電源回路に
おいて、出力側に何らかの原因による短絡事故が発生し
出力電圧が低下した際に即座に応答して制御回路を“O
FF”にする簡略化された電源短絡保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、三端子レギュレータ素子には出力
短絡事故に備えて、過電流制限ならびに過熱制限回路等
の保護機能が内蔵されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の保護回路はあくまでも突発的な短絡事故のための保護
回路であって、長時間にわたる保護回路の連続動作は三
端子レギュレータ素子自身はもとより、電源整流回路、
変圧器等にも過負荷がかかり、異常発熱を惹起してしま
うことがあった。
【0004】そのために、電源回路の各種構成部品の定
格に設計マージンを見込む必要があり、機器小型化への
障壁となること、あるいはコストアップの要因となって
いた。
【0005】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記諸欠点を解消し、簡単な構成で安定性の高い動
作を実現することを可能とした新規な電源短絡保護回路
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る電源短絡保護回路は、入力端子と出力
電圧を発生する出力端子とGND端子とを有する三端子
レギュレータと、該三端子レギュレータの前記入力端子
と電源入力ラインとの間に電流を供給または遮断するた
めのトランジスタスイッチと、該トランジスタの“O
N、OFF”を制御する制御トランジスタと、該制御ト
ランジスタを起動する起動回路と、前記トランジスタス
イッチの“ON”状態を持続させるように前記三端子レ
ギュレータの出力を帰還させる入力端子を持ち且つ出力
が前記制御トランジスタの制御端子に結合された出力短
絡検出回路とを備えて構成される。
【0007】前記起動回路は、前記電源入力ラインと前
記制御トランジスタの制御端子との間に接続されたコン
デンサと抵抗の直列回路により構成されている。
【0008】前記出力短絡検出回路は、第1の入力が前
記三端子レギュレータの出力端子に帰還回路を介して接
続され、第2の入力が前記電源入力ラインに接続され、
出力が前記制御トランジスタの制御入力に接続された論
理積回路であることを特徴としている。
【0009】前記出力短絡検出回路荷は、その第2の入
力とGNDとの間に強制シャットダウン端子が設けられ
ている。
【0010】
【作用】本発明の特徴は、図1に示すように、電源入力
ライン1と三端子レギュレータ3の電源供給端子INと
の間に電流を供給または遮断するための、主制御トラン
ジスタ4によるトランジスタスイッチを設け、三端子レ
ギュレータ3の電源出力ライン2側に何らかの短絡事故
が発生し、該電源出力ライン2の電圧が低下した時に、
これを検出して、前記主制御トランジスタ4を開放に
し、この状態を保持するようにした点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい各実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】[第1の実施の形態]図1は、本発明によ
る第1の実施の形態を示す回路ブロック構成図である。
【0013】[第1の実施の形態の構成]図1を参照す
るに、1は電源入力ライン(VIN)、2は電源出力ライ
ン(VOUT )、3は三端子レギュレータ、4は主制御ト
ランジスタ、5は主制御トランジスタ4のための制御ト
ランジスタ、6は本発明の要部である出力短絡検出IC
(ANDゲート素子)をそれぞれ示している。
【0014】
【実施の形態の動作】次に図1に示した回路構成の動作
について図面を参照して説明する。
【0015】電源入力ライン(VIN)1に入力電圧が加
えられると、制御トランジスタ5を“ON”させるため
のベース電流が、起動用コンデンサ43、および起動用
抵抗器44を介して流れるために、その結果制御トラン
ジスタ5が“ON”となり、主制御トランジスタ4のベ
ース抵抗器42を介して主制御トランジスタ4を“O
N”させるに十分なベース電流が与えられる。
【0016】この時点で初めて三端子レギュレータ3の
IN端子に、電源入力ライン(VIN)1からの電圧が、
主制御トランジスタ4を経由して供給される結果、電源
出力ライン(VOUT )2に三端子レギュレータ3からの
電圧VOUT が出力されることとなるが、この出力が得ら
れる期間は、前記制御トランジスタ5を“ON”させる
ための、起動用コンデンサ43および起動用抵抗器44
で形成される充電電流発生期間に依存する。
【0017】従って、電源出力を正常に継続させるため
には制御トランジスタ5を継続して“ON”とする必要
がある。その手段として、一旦立ち上がった電源出力ラ
イン2の電圧を抵抗器61を介して、出力短絡検出IC
(AND)素子6のA入力端子に帰還を施し、その結果
得られたY出力端子電圧(略VIN)を抵抗器63を介し
て、制御トランジスタ5のベースに供給することによ
り、電源出力を正常に継続することが可能となる。
【0018】なお、出力短絡検出IC(AND素子)6
のB入力端子は電源入力ライン(VIN)1にプルアップ
されているために、単なるバッファICとして動作して
いる。
【0019】以上の説明から、電源出力ライン(VOUT
)2に何らかの理由で短絡事故が発生した場合には、
前記出力短絡検出IC(AND素子)6のA入力端子へ
の電圧帰還が無くなる結果、本電源回路はシャットダウ
ンすることとなり、短絡事故によるトラブルを回避する
ことができる。
【0020】また、一旦シャットダウンしてしまった本
回路は、負荷短絡となった原因を取り除いたのちに、電
源を再投入し直せば、元通りに立ち上げることができ
る。
【0021】[第2の実施の形態]次に、本発明による
第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】図2は本発明による第2の実施の形態を示
す回路ブロック構成図である。
【0023】図2を参照するに、本発明による第2の実
施の形態においては、叙上の本発明による第1の実施の
形態の構成に加えて、出力短絡検出IC(AND素子)
6のB入力(プルアップ点)とGND間に強制シャット
ダウン用端子64および65が付加されている。
【0024】この端子64と65を外部より接触させる
ことにより、強制的に電源シャットダウンが可能となる
(論理積が“0”となる)。
【0025】この部分を電子スイッチ等に置き替えれ
ば、応用範囲が広がることは明らかである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最小限度の回路構成で、三端子レギュレータ素子に内蔵
されている過電流、過熱保護回路に依存することなく、
短絡保護回路が構成できるので、電源回路の信頼性を高
める効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態を示す回路ブロ
ック構成図である。
【図2】本発明による第2の実施の形態を示す回路ブロ
ック構成図である。
【符号の説明】
1…電源入力ライン(VIN) 2…電源出力ライン(VOUT ) 3…三端子レギュレータ 4…主制御トランジスタ 5…制御トランジスタ 6…出力短絡検出IC(AND素子) 31、32…コンデンサ 43…起動用コンデンサ 44…起動用抵抗器 41、42、61、62、63…抵抗器 64、65…強制シャツトダウン用端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と出力電圧を発生する出力端子
    とGND端子とを有する三端子レギュレータと、該三端
    子レギュレータの前記入力端子と電源入力ラインとの間
    に電流を供給または遮断するためのトランジスタスイッ
    チと、該トランジスタスイッチの“ON、OFF”を制
    御する制御トランジスタと、前記電源入力ラインと前記
    制御トランジスタの制御端子との間に接続された起動用
    コンデンサと起動用抵抗の直列回路により形成され前記
    制御トランジスタを起動する起動回路と、前記トランジ
    スタスイッチの“ON”状態を持続させるように前記三
    端子レギュレータの出力を帰還させる入力端子を持ち且
    つ出力が前記制御トランジスタの制御端子に結合された
    出力短絡検出回路とを具備することを特徴とした電源短
    絡保護回路。
  2. 【請求項2】 前記出力短絡検出回路は、第1の入力が
    前記三端子レギュレータの出力端子に帰還回路を介して
    接続され、第2の入力が前記電源入力ラインに接続さ
    れ、出力が前記制御トランジスタの制御入力に接続され
    た論理積回路であることを更に特徴とする請求項に記
    載の電源短絡保護回路。
  3. 【請求項3】 前記出力短絡検出回路の前記第2の入力
    とGNDとの間に強制シャットダウン端子を設けたこと
    を更に特徴とする請求項に記載の電源短絡保護回路。
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