JPH0729741Y2 - 電源回路のプロテクタ回路 - Google Patents

電源回路のプロテクタ回路

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JPH0729741Y2
JPH0729741Y2 JP1987200142U JP20014287U JPH0729741Y2 JP H0729741 Y2 JPH0729741 Y2 JP H0729741Y2 JP 1987200142 U JP1987200142 U JP 1987200142U JP 20014287 U JP20014287 U JP 20014287U JP H0729741 Y2 JPH0729741 Y2 JP H0729741Y2
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JP
Japan
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voltage
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switching
transistor
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英樹 薬師川
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、デレビジョン受信機の倍電圧整流回
路を備えた電源回路に供される電源回路のプロテクタ回
路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の電源回路としては、例えば、第2図に示すよう
に、ダイオードD1・D2・D3・D4およびコンデンサC3から
なるブリッジ型の全波整流回路と、この全波整流回路、
コンデンサC1、ダイオードD5およびシリコン制御整流器
(以下SCRと称する)1からなる倍電圧整流回路とを備
えたものが知られている。上記の電源回路は、さらに、
入力電圧検出用のダイオードD6およびコンデンサC2と、
切換え回路2とを備えている。そして、ダイオードD6
コンデンサC2との間の電圧が高いとき、即ち入力電圧が
高いときには、切換え回路2にてSCR1のゲートを制御す
ることにより、SCR1をターンオンさせて電源回路を全波
整流回路として働くように切り換える一方、入力電圧が
低いときには、SCR1をターンオフさせて倍電圧整流回路
として働くように切り換えている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来の電源回路では、ダイオードD5また
はSCR1のショート、あるいは切換え回路2の故障等を生
じた際に、入力電圧が高いにもかかわらず倍電圧整流と
なり、コンデンサC3の両端に異常に高い電圧が出力さ
れ、電源回路に接続された素子の破損と異常発熱とを起
こすことになるという問題点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の電源回路のプロテクタ回路は、上記の問題点を
解決するために、入力電圧よりも高い整流電圧を出力し
得る昇圧整流回路への交流電源給電路に設けられ、この
交流電源給電路を断接する断接手段と、発振用のスイッ
チング素子を有し、上記昇圧整流回路の出力電圧を入力
して一定電圧を出力するスイッチングレギュレータ回路
と、昇圧整流回路の出力電圧が最大許容電圧以上となっ
た異常時に、スイッチングレギュレータ回路におけるス
イッチング素子の作動を停止させる異常時停止回路と、
異常時におけるスイッチングレギュレータ回路の出力を
入力したときに、上記スイッチングレギュレータ回路の
スイッチング素子の作動停止から所定時間後に、上記断
接手段が交流電源給電路の遮断動作を行うように制御す
るスイッチング手段制御回路とを備えている構成であ
る。
〔作用〕
上記の構成によれば、昇圧整流回路への交流入力は交流
電源給電路を通じ、かつ断接手段を介して供給される。
そして、昇圧整流回路からの整流出力は、スイッチング
レギュレータ回路へ入力され、一定電圧として出力され
る。ここで、昇圧整流回路の出力電圧が、昇圧整流回路
等の故障によって、電源回路における最大許容電圧以上
となったときには、異常時停止回路にてスイッチングレ
ギュレータ回路におけるスイッチング素子の作動が停止
される。また、上記の異常時におけるスイッチングレギ
ュレータ回路の出力を入力したスイッチング手段制御回
路にて、スイッチングレギュレータ回路のスイッチング
素子の作動停止から所定時間後に、交流電源給電路の遮
断動作を行うように断接手段が制御される。これによっ
て、昇圧整流回路の作動が停止される。
すなわち、スイッチングレギュレータ回路におけるスイ
ッチング素子の作動停止後に昇圧整流回路への交流入力
が遮断され、昇圧整流回路の作動が停止される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図に基づいて以下に説明する。
電源回路は、全波整流と倍電圧整流との切り換えを行う
ことができる昇圧整流回路としての倍電圧切換え整流回
路3を有している。この倍電圧切換え整流回路3へのAC
入力の給電路12・12の一方には、断接手段であるリレー
4における接点4aが介装されている。上記倍電圧切換え
整流回路3の両出力端子には直列接続された抵抗R1・R2
の両端が接続されている。上記の抵抗R1・R2は倍電圧切
換え整流回路3の出力電圧を分割して取り出すものであ
り、両者の接続部にはツェナダイオードD9のカソードが
接続され、アノードはトランジスタQ2のベースに接続さ
れている。上記の抵抗R1・R2およびツェナダイオードD9
の関係は、倍電圧切換え整流回路3からの出力電圧が回
路の最大許容電圧以上となったときに、抵抗R2の両端の
電圧がツェナダイオードD9のツェナ電圧とほぼ等しくな
るように構成されている。トランジスタQ2のエミッタは
抵抗R2の他端に接続されている。そして、上記の抵抗R1
・R2、ツェナダイオードD9およびトランジスタQ2から異
常時停止回路5が構成されている。
上記トランジスタQ2のコレクタには、スイッチングレギ
ュレータ回路6における発振用のスイッチング素子であ
るトランジスタQ1のベースが接続されている。トランジ
スタQ1のエミッタはトランジスタQ2のエミッタと接続さ
れ、コレクタはトランス7の一次巻線7aと接続されてい
る。この一次巻線7aの他端は上記抵抗R1の他端と接続さ
れている。上記のスイッチングレギュレータ回路6にお
いては、トランジスタQ1およびトランス7以外の構成部
品の図示を省略してある。
上記トランス7の二次巻線7bにはダイオードD7およびコ
ンデンサC4からなる整流回路8が接続されており、この
整流回路の出力は図示しないテレビ受信機の回路へ供給
されている。また、他方の二次巻線7cにはダイオードD8
およびコンデンサC5からなる整流回路9が接続されてい
る。
上記整流回路9の出力側はリレー制御回路10の抵抗R3
接続されている。抵抗R3の他端はトランジスタQ5のベー
スと接続され、このベースは抵抗R4を介して接地されて
いる。トランジスタQ5のエミッタは接地され、コレクタ
はトランジスタQ4のベースに接続されると共に、並列接
続のコンデンサC6および抵抗R6を介して接地されてい
る。トランジスタQ4のエミッタは接地され、コレクタは
トランジスタQ3のベースと接続されると共に、抵抗R8
介して接地されている。トランジスタQ3のエミッタは接
地され、コレクタは前記リレー4における励磁コイル4b
の一端と接続されている。また、上記トランジスタQ4
トランジスタQ3のベースは、それぞれ抵抗R5、抵抗R7
介してスタンバイ回路11における一方の出力端子と接続
されている。そして、上記の抵抗R3〜R8、トランジスタ
Q3〜Q5およびコンデンサC6にて断接手段制御回路である
リレー制御回路10が構成されている。
一方、リレー4における励磁コイル4bの他端は、リレー
4をONするための駆動信号を出力するスタンバイ回路11
の他方の出力端子と接続されている。そして、スタンバ
イ回路11の入力側にはAC入力が供給されている。
上記の構成において、スタンバイ回路11が作動すると、
このスタンバイ回路11から駆動信号が出力される。この
駆動信号はリレー制御回路10の抵抗R7を介してトランジ
スタQ3のベースに供給され、トランジスタQ3がONされ
る。これによって、リレー4がONされ、倍電圧切換え整
流回路3にAC入力が供給される。これにより、倍電圧切
換え整流回路3の出力端子には整流出力が取り出され
る。このとき、スイッチングレギュレータ回路6におけ
る発振用のトランジスタQ1は、ベースに所定の電圧が供
給されてONされる。そして、倍電圧切換え整流回路3の
整流出力が最大許容電圧以下であれば、逆バイアスのツ
ェナダイオードD9は不導通であるため、トランジスタQ2
はOFFとなる。これにより、トランジスタQ1のON状態が
保持され、トランス7の二次巻線7bおよび二次巻線7cに
は所定の出力電圧が取り出される。そして、一方の二次
巻線7bの出力電圧は整流回路8により整流されてテレビ
ジョン受信機の各回路へ供給されると共に、他方の二次
巻線7cの出力電圧は整流回路9により整流されてリレー
制御回路10へ供給される。
リレー制御回路10では、整流回路9の整流出力が抵抗R3
を介してトランジスタQ5のベースに供給されることによ
り、トランジスタQ5がONされる。これによって、トラン
ジスタQ4はOFFされ、トランジスタQ3のON状態が保持さ
れる。
ここで、倍電圧切換え整流回路3の故障により、その出
力端子に最大許容電圧以上の電圧が現れたときには、ツ
ェナダイオードD9が導通状態となり、トランジスタQ2
ONされる。これによってトランジスタQ1がOFFされてト
ランジスタQ1の発振が停止され、トランス7の二次巻線
7bと二次巻線7cには出力電圧が取り出されなくなる。従
って、トランジスタQ5がOFFとなる。一方、抵抗R5とコ
ンデンサC6との時定数によって決定される時間内にトラ
ンジスタQ5がONしないと、コンデンサC6にはトランジス
タQ4のベース−エミッタ間電圧VBEを越える電圧が加わ
ることになるので、トランジスタQ4がONされ、さらにト
ランジスタQ3がOFFされる。トランジスタQ3がオフされ
ると、リレー4はOFFとなり、倍電圧切換え整流回路3
へはAC入力が供給されなくなり、倍電圧切換え整流回路
3の動作は停止する。
〔考案の効果〕
本考案の電源回路のプロテクタ回路は、以上のように、
入力電圧よりも高い整流電圧を出力し得る昇圧整流回路
への交流電源給電路に設けられ、この交流電源給電路を
断接する断接手段と、発振用のスイッチング素子を有
し、上記昇圧整流回路の出力電圧を入力して一定電圧を
出力するスイッチングレギュレータ回路と、昇圧整流回
路の出力電圧が最大許容電圧以上となった異常時に、ス
イッチングレギュレータ回路におけるスイッチング素子
の作動を停止させる異常時停止回路と、異常時における
スイッチングレギュレータ回路の出力を入力したとき
に、上記スイッチングレギュレータ回路のスイッチング
素子の作動停止から所定時間後に、上記断接手段が交流
電源給電路の遮断動作を行うように制御するスイッチン
グ手段制御回路とを備えている構成である。
それゆえ、昇圧整流回路の出力電圧が、昇圧整流回路等
の故障によって最大許容電圧以上となったときには、ス
イッチングレギュレータ回路の作動が停止されると共
に、昇圧整流回路への交流入力が遮断されて昇圧整流回
路の作動が停止される。これにより、昇圧整流回路から
の異常な高電圧の発生が防止されると共に、回路の二次
破壊、および異常な発熱等が回避され、回路の信頼性と
安全性とが向上される。
しかも、断接手段は、スイッチングレギュレータ回路の
作動が停止された後に交流電源給電路の遮断動作を行う
ので、大電流を遮断する必要はない。それゆえ、断接手
段の遮断容量を小さくすることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は考案の一実施例を示す回路図、第2図は従来例
を示す回路図である。 3は倍電圧切換え整流回路(昇圧整流回路)、4はリレ
ー(断接手段)、5は異常時停止回路、6はスイッチン
グレギュレータ回路、8・9は整流回路、10はリレー制
御回路(断接手段制御回路)、11はスタンバイ回路、12
は給電路(交流電源給電路)、Q1はトランジスタ(スイ
ッチング素子)、Q2〜Q5はトランジスタ、R1〜R8は抵
抗、C4〜C6はコンデンサ、D7・D8はダイオード、D9はツ
ェナダイオードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電圧よりも高い整流電圧を出力し得る
    昇圧整流回路への交流電源給電路に設けられ、この交流
    電源給電路を断接する断接手段と、 発振用のスイッチング素子を有し、上記昇圧整流回路の
    出力電圧を入力して一定電圧を出力するスイッチングレ
    ギュレータ回路と、 昇圧整流回路の出力電圧が最大許容電圧以上となった異
    常時に、スイッチングレギュレータ回路におけるスイッ
    チング素子の作動を停止させる異常時停止回路と、 異常時におけるスイッチングレギュレータ回路の出力を
    入力したときに、上記スイッチングレギュレータ回路の
    スイッチング素子の作動停止から所定時間後に、上記断
    接手段が交流電源給電路の遮断動作を行うように制御す
    るスイッチング手段制御回路とを備えていることを特徴
    とする電源回路のプロテクタ回路。
JP1987200142U 1987-12-25 1987-12-25 電源回路のプロテクタ回路 Expired - Lifetime JPH0729741Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5215784B2 (ja) * 1972-01-05 1977-05-04
JPS60108143U (ja) * 1983-12-21 1985-07-23 富士電気化学株式会社 過大入力電圧を阻止する電源装置
JPS60114530U (ja) * 1984-01-05 1985-08-02 富士電気化学株式会社 許容入力電圧範囲を有する電源装置

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