JPS62111566A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ装置、複写機等に係シ、特に、
光反応型センサーの画像出力のばらつきの改善シよびＳ
／Ｎ向上に好適な画像読取装置に関する。

〔発明の背景〕

ファクシミリ装置等の１明像読取システムにおいては、
従来、制御側の要求（例えば符号化部の二値データ転送
要求）に応じて、光反応型センサーを１ライン分スキャ
ンさせてアナログ画像信号を得て、これを二値画像信号
に変換して制御部へ転送していた。このため、光反応型
センサーのラインスキャン間隔は、制御側の都合゛によ
り、ばらつくので光反応型センサーへの１ライン分の露
光時間に長短が生じ、アナログ面像出力にばらつきが発
生し、画像の読取品質を低下させるという問題があった
。

この問題を解決するために、手段の一つとして光反応型
センサーを周期的にスキャンさせて、上記原因によるば
らつきのないアナログ画像信号を取シ出し、これを二値
化］〜た後この画信号を複数ライン分記憶できるライン
メモリに一時格納し、制御側では必要に応じて、この二
値画像データの転送要求を発生し、読取装置側ではこれ
によりラインメモリに格納された二値データを読み出し
て、制御側へ転送させると云う画像読取手段の提供があ
るが密着型画像読取センサのアナログ画像出力を、シェ
ーディング波形を閾値として、二値化データ作成し、こ
れを符号化部へ転送する従来の読取方式を持つファクシ
ミＩＪ装置では、センサスキャン間隔が定周期でないた
め、センサー、アナログ画像出力がばらつくことにより
、再生画が劣化するという問題があった。

なお、この種の装置として関連するものには、特許出願
公開昭５９−１６１１７４がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、光反応型センサーを用いた画像読取装
置において、前述の様な問題を解決する手段を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

本発明は上述した目的を達成するために、二値画像情報
を１ライン分記憶できるラインバッファを複数個設け、
該各ラインバッファに二値化した画情報を順次書込む記
憶手段と、該記憶手段内に既に書込まれたラインバッフ
ァの内容を、必要に応じて読出すデータ読出手段とを光
反応型センサを用いた画像読取装置に設けたものである
。

〔発明の実施例〕

図は本発明の一実施例である画像読取装置の概略構成図
であり、１は密着型画像読取センサ、２は該センサーの
センサアナログ信号出力処理部、３は二値化部、４はセ
ンサ駆動タイミング発生部、５はデータ転送タイミング
発生部、６は読出しメモリ切替部、７は第１のラインメ
モリ書込み可指示部、８は第２のラインメモリ書込み可
指示部、９は第１のラインメモリ書込み読出しセレクタ
、　１０は第２のラインメモリ書込み読出しセレクタ、
１】は第１のラインメモリ、１２は第２のラインメモリ
である。

密着型画像読取センサ１は、センサー駆動タイミング発
生部４からのクロック出力により１ラインを４ｍｒ周期
で原稿画像に対応したアナログ信号を出力する。このセ
ンサー出力は、アナログ信号出力処理部２においてイン
ピーダンス変換を受けた後、サンプルホールドされて二
値化部６で、二値画像データに変換され、第１のライン
メモリ書込可指示部７及び第２のラインメモリ書込可指
示部８のいずれか一方の書込み可指示の出ているライン
メモリ１】するいハ１２に対して書込みを行なう。制御
側からの二値画像データ転送要求信号入力端子１３から
の二値画像データ転送要求信号により読出メモリ切替部
９は、読出しモード切替をその時点で書込みモードにな
っていないラインメモリＩＪあるいは１２にセントする
。また、同時に前記二値画像データ転送要求信号は、デ
ータ転送タイミング発生部５をも起動して読取モードに
なっているラインメモリ１】あるいは１２に対して読取
アドレスを与える。これにより二値１償データ出力端子
１４より二値画像データが後段のモデル部へと転送され
る。

本実施例においては、センサー駆動クロックを０８５Ａ
ｆ／７ｚ　　（従来ｉ、２５．ｔｒＨｚ　　）、センサ
ースキャン間隔を４ｍｚ（従来２ｍ５）とすることで、
センサー出力のばらつきが減少し、センサー出力電圧を
大きく取ることができるので画質が向上する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、光反応型センサーのスキャンタイミン
グを一定周期とすることにより、光反応型センサーの露
光時間の違いによるアナログ画像出力のばらつきをなく
すことができるので、その分だけ、画像の読取品質を向
上させる効果がある。

また、ラインメモリを介して、二値化データの送出が行
なわれるため、ラインメモリ本数の工夫により、センサ
ーのスキャンタイミングと二値化画像情報の送出タイミ
ングを、非同期とすることができる。

さらに、センサースキャンタイミングだけを、長い周期
とし、光反応型センサーの露光時間を大とすることによ
り、アナログ画像出力を大きく取り出せるから、アナロ
グ画信号のＳｌＮ比の向上、つまりはこの意味でも、画
像の読取品質を向上させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の一実施例である画像読取装置の概略構成
図である。 １・・・密着型画像読取センサ ２・・・センサアナログ信号出力処理部６・・・二値化
部 ４・・・センサ駆動タイミング発生部 ５・・データ転送タイミング発生部 ６・・・読出しメモリ切替部 ７・・第１のラインメモリ書込み再指示部８・・第２の
ラインメモリ書込み再指示部９・・・第１のラインメモ
リ書込み読出しセレクタ１０・・・第２のラインメモリ
書込み読出しセレクタ１】・・・第１のラインメモリ １２・・・第２のラインメモリ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光反応型センサーにより原稿画像を読み取る画像読取手
   段と、該画像読取手段により出力されるアナログ画像信
   号をディジタル化して二値画像情報を得る画像処理手段
   より成る画像読取装置において、前記二値画像情報を１
   ライン分記憶できるラインメモリを複数設け、該各ライ
   ンメモリに二値化した画情報を順次書込む記憶手段と、
   該記憶手段内の既に書込まれたラインメモリの内容を必
   要に応じて読出すデータ読出手段とを設けたことを特徴
   とする画像読取装置。