JPS62110573A - 後輪操舵装置 - Google Patents

後輪操舵装置

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JPS62110573A
JPS62110573A JP60250493A JP25049385A JPS62110573A JP S62110573 A JPS62110573 A JP S62110573A JP 60250493 A JP60250493 A JP 60250493A JP 25049385 A JP25049385 A JP 25049385A JP S62110573 A JPS62110573 A JP S62110573A
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steering
control valve
hydraulic
chamber
pressure
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Yasuhiko Yoshida
康彦 吉田
Masahiro Honda
本田 政弘
Shozo Takizawa
滝澤 省三
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1554Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1563Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with fluid control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、前輪の操舵と連動して後輪を操舵すること
ができる車両の後輪操舵装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
車両は、前輪が操舵装置と連動するフロントサスペンシ
ョンによって懸架され、後輪がリヤサスペンションによ
って懸架されており、前輪の操舵によって車両がその操
舵方向に旋回するが、前輪を操舵したとき後輪が同方向
もしくは逆方向に操舵され、走行安定性およびコーナリ
ングを向上させた後輪操舵装置が知られている。
たとえば、特開昭58−214470号公報のものは、
方向制御バルブとして舵角検出器により検出されるステ
アリングホイールの舵角に応じて作動するNIaスプー
ルバルブを用いて後輪の操舵方向を制御するように構成
したものである。
しかしながら、このような’Imスプールバルブは高6
であるとともに、舵角検出器や増幅器を使用しなければ
ならず、構造が複雑となりコスト高となる欠点がある。
また、このような′R電磁スプールバルブ用いる場合、
たとえばステアリングホイールの小舵角時は後輪を前輪
と同相方向に、また大舵角時には後輪を前輪と逆相方向
に操舵するような、ステアリングホイールの操舵角に応
じた後輪の操舵方向あるいは操舵角の制御を実現しよう
とすると電磁スプールバルブを動作させるために、マイ
コン等の?11な制m+装置を必要とすることになり、
より高価なものになってしまうという不都合が生じる。
また、実開昭60−46376号公報に示すように、ス
テアリングホイールの操作によって作動するスプール弁
により、後輪操舵用アクチュエータに作用する油圧を制
御するものもあるが、後輪に路面からの力が入力される
と、油圧回路を介してステアリングホイールに反力が作
用して操舵フィーリングを損ねるという不都合が生じる
〔発明の目的〕
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、ステアリング装置と連動する1つ
の方向制御弁によって高速域では後輪を同相操舵、低速
域では後輪を逆相操舵させることができ、構造的に簡単
で?!雑で高価な制御装置を必要としない後輪操舵装置
を提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明は、前記目的を達成するために、ステアリング
ホイールと連動して前輪を操舵するステアリング装置と
連動して油圧回路を切換える方向制御弁を設け、この油
圧回路の油圧によって油圧アクチュエータを作動するこ
とにより車体に対して操舵変位可能に懸架された後輪を
操舵するように構成したことにある。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は第1の実施例を示すもので、第1
図は前輪が操舵される車両の後輪操舵装置の概略的構成
を示すもので、21.21は前輪、22.22は後輪で
ある。23はパワーステアリングシステムであり、24
はステアリングホイールである。このステアリングホイ
ール24はシャフト25を介してパワーシリンダ26の
パワーステアリングギヤボックス27に連動している。
パワーシリンダ26はピストンロッド28に設けたピス
トン29によって左’130aと右室30bとに区画さ
れており、ピストンロッド28の両端部はタイロッド3
1を介して前輪21を支持するナックルアーム32に連
結されている。
また、前記パワーシリンダ26は、油圧切換バルブ33
に油圧回路34を介して接続されている。
すなわち、油圧切換バルブ33はバルブ本体35とこの
バルブ本体35内に軸方向に移動自在に収納され、左右
両端に付勢ばね36.36を有したスプール37とから
構成されている。そして、バルブ本体35の左側にはバ
ルブ左室35a、右側にはバルブ右室35bが設けられ
、それぞれ面記パワーシリンダ26の左室30aと右室
30bに連通している。さらに、バルブ本体35の中間
部にはスプール37の中途部を小径に形成することによ
って第1のバルブ室38aと第2のバルブ室38bが設
けられている。そして、第1のバルブ室38aには第1
ボート39a、第2ボート39bが設けられ、第2のバ
ルブ室38bには第3ボート39C1第4ボート39d
が設けられている。そして、前記第1ボート39aおよ
び第4ボート39dはリザーバタンク40に、第2ボー
ト39bおよび第3ボート39Cはオイルポンプ41に
それぞれ連通している。
さらに、前記油圧切換えバルブ33の第1のバルブ室3
8aおよび第2のバルブ室38bは油圧経路42a、4
2bを介して方向制御弁43に連通している。この方向
制御弁43について第2図に基づき説明すると、44は
シリンダであり、このシリンダ44内には制御弁体45
が軸方向に往復運動自在に設けられている。そして、こ
のシリンダ44の両端部には左パイロット室46aが、
右パイロット室46bが設けられ、左パイロット室46
aは前記油圧切換えバルブ33の第1のバルブW38a
に、右パイロット室46bは第2のバルブ室38bにそ
れぞれ連通している。そして、左右のパイロット室46
a、46bの圧力差によって制御弁体45が左右方向に
移動するようになっており、通常はリターンスプリング
47.47によって中立状態に保持されている。さらに
、制御弁体45には中央スプール48と左スプール49
および右スプール50が互いに離間して設けられ、左側
から右側に順に第1〜第4圧力空511〜514が設け
られている。そして、前記左右スプール49.50には
第1と第2圧力空511.512および第3と第4圧力
室513.514とを連通するオリフィス49a、50
aが設けられている。さらに、前記シリンダ44の側壁
には前記左スプール49によって開閉される左ボート5
2、右スプール50によって開閉される右ボート53が
設けられている。さらに、中央スプール47によってR
Mされる第1の中央ポート54、第2の中央ボート55
および第1のバイパスポート56、第2のバイパスポー
ト57が設けられている。
このように構成された方向制御弁43は油圧回路58を
介して後述するリヤサスペンション62に設けた油圧ア
クチュエータ63に連通している。
すなわち、リヤサスペンション62はセミトレーリング
アーム型であって、64はクロスメンバである。65は
ラテラルアームのアッパアーム、66はロアアームであ
る。これら両アーム65.66の先端部には車輪支持体
67.67を介して前記後輪22.22が支持されてい
る。さらに、この車輪支持体67.67はトレーリング
アーム68.68を介して前記クロスメンバ64の外側
端部に連結されている。また、前記トレーリングアーム
68は前部アーム68aと後部アーム68bとに2分割
されており、このttJ後部アーム68a、68bは回
転軸線がほぼ鉛直方向の枢支軸69によって連結されて
いる。
また、前記油圧アクチュエータ63は、クロスメンバ6
4の上部に車幅方向に沿って固定されている。この油圧
アクチュエータ63は、油圧シリンダ70によって構成
され、この油圧シリンダ70の内部には軸方向両端にピ
ストンロッド71.71を有するピストン72が収納さ
れている。そして、このピストン72によって油圧シリ
ンダ70は左室73aと右室73bに区画されている。
そして、ピストンロンドア1.71の先端部は前記トレ
ーリングアーム68.68の枢支軸69.69に連結さ
れている。また、前記油圧シリンダ70の左室73aは
前記油圧回路58を構成する第1の油圧系統74を介し
て右ボート53および第1の中央ボート54に接続され
、右室73bは第2の油圧系統75を介して左ボート5
2および第2の中央ボート55に接続されている。さら
に、第1のバイパスポート56と第2のバイパスポート
57はバイパス路76によって連通しており、この途中
には絞り弁77が設けられている。
つぎに、前述のように構成された後輪操舵装置の作用に
ついて説明する。車両の直進走行時にはステアリングホ
イール24は中立状態にあるため、第1図の実線に示す
ように前輪21.21および後輪22.22は直進方向
に指向している。この状態から、高速走行時に車両を左
に旋回する場合にはステアリングホイール24を操舵す
ると、この回転力はシャフト25を介してパワーステア
リングギヤボックス27に伝達する。このパワーステア
リングギヤボックス27からパワーシリンダ26に動力
が伝達されて、ピストン29が右方向に移動すると、ピ
ストンロッド28からタイロッド31.31を介してナ
ックルアーム32.32が左旋回して前輪21.21が
破線で示すように左方向に操舵される。一方、前記パワ
ーシリンダ26のピストン29が右方向に移動すること
によって、パワーシリンダ26の左室30aの油圧が轟
くなり、この左室30aと連通する油圧切換バルブ33
のバルブ左室35aの圧力も高くなる。
したがって、中立状態にあった油圧切換バルブ33のス
プール37は右方向へ、移動し、第1ボート39aと第
3ボート39Cが閉塞されて第2ボート39bと第4ボ
ート39dが開口する。したがって、オイルポンプ41
からのオイルは第1のバルブ室38aは高圧、第2のバ
ルブ室38bはリザーバタンク40に連通して低圧とな
る。この結果、第1のバルブ室38aと油圧経路42a
を介して連通ずる方向制御弁43の左パイロット室46
aが高圧、右パイロット’J46bは低圧となる。そし
て、制御弁体45は右方向に僅かに移動すると、右スプ
ール50によって第4圧力室514内のオイルはオリフ
ィス50aを介して第3圧力室513に導入する。した
がって、第3圧力至513は高圧となり、この第3圧力
室514のオイルは第2の中央ボート55、第2の油圧
系統75を介して油圧アクチュエータ63の右室73b
に導入される。右室73bの圧力が高くなると、ピスト
ン72は左方向に移動し、ピストンロッド71.71に
よってトレーリングアーム68.68の枢支軸69.6
9に動力が伝達する。
つまり、車両の左側のトレーリングアーム68は外側に
突出する方向(矢印a)に回動して後輪22の内輪はト
ーアウトとなる。また、右側のトレーリングアーム68
は内方へ引き寄せられ(矢印b)後輪22の外輪はトー
インとなる。したがって、前輪21.21と後輪22.
22は同相となり、走行安定性を向上することができる
また、前記方向制御弁43の第2圧力空512と第3圧
力至513とはバイパス路76によって連通し、この途
中に絞り弁77が設けられているため、制御弁体45の
移動に伴って第2圧力室512と第3圧力室513内の
オイルは絞り弁77を有するバイパス路76を介して置
換することになり、このときの流通抵抗によってステア
リングホイール24が揺動しても制御弁体45が左右方
向に移動することはなく、後輪22.22の不用意な撮
れを防止することができる。
また、低速走行時において、ステアリングホイール24
を大きく左方向に旋回して前輪21.21の大舵角をと
った場合には、前記油圧切換えバルブ33を介して方向
制御弁43の左パイロット室46aの圧力も高くなり、
制御弁体45も大きく右方向に移動する。したがって、
右スプール5oによって閉塞されていた右ボート53は
開口して第3圧力室513に連通するとともに、第2の
中央ボート55および第2のバイパスポート57は中央
スプール48によって閉塞されている。
この結果、第3圧力至513は高圧となり、この第3圧
力室513のオイルは右ボート53から第1の油圧系統
74を介して油圧シリンダ70の左室73aに導入され
る。このとき、油圧シリンダ70の右室73bは第2の
油圧系統75を介して前記方向v制御弁43の第1の圧
力室511に連通しているため、右室73bのオイルは
第2の油圧系統75を介して第1圧力室511に導入す
る。
したがって、左室73aと右室73bとに圧力差が生じ
、ピストン72は右方向に移動する。このため、ピスト
ンロッド71.71によってトレーリングアーム68.
68の枢支軸69.69に動力が伝達する。つまり、2
点鎖線で示すように車両の右側のトレーリングアーム6
8は外側に突出する方向(矢印C)に回動して後輪22
の外輪はトーアウトとなる。また、左側のトレーリング
アーム68は内方へ引き寄せられ(矢印d)、I輸22
の内輪はトーインとなる。したがって、前輪21.21
と後輪22.22は逆相となり、車両の最小回転半径を
小さくすることができる。
このように、第1の実施例によれば、1つの方向制御弁
43によって高速時の同相操舵および低速時の逆相操舵
が可能となる、 第3図および第4図は第2の実施例を示すもので、車速
に応じて後輪の操舵および操舵ロックを可能にしたもの
である。第3図は方向制御弁43を示すもので、第2図
と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。8
1はバイパス路77の途中に設けた第1のN磁弁で、8
2は第1、第2の油圧系統、74.75の途中に設けた
第2の電磁弁である。第1のN磁弁81にはオン、オフ
によって切換えられる絞り機能を有するAボートと開放
したBボートを有している。また、第2の電磁弁82に
はオン、オフによって切換えられるCボートとDボート
を有している。そして、前記第1の電磁弁81と第2の
電磁弁82は車速センサ83からの車速信号によって制
御されるコントローラ84と接続されており、さらにこ
のコントローラ84はマニュアルスイッチ85によって
OFF、NORM、AUTO(7)3段階に切換エルこ
とができるようになっている。すなわち、OFF状態に
おいては、バイパス路76は第1のI磁弁81の8ボー
トによって連通し、第1の油圧系統74と第2の油圧系
統75とは第2の電磁弁82のDボートによって連通状
態となる。したがって、前輪21.21の操舵によって
方向制御弁43の制御弁体45が移動しても第2圧力室
512と第3圧力室513とはバイパス路76を介して
連通状態となり、両者間に圧力差が生じないとともに、
第1の油圧系統74と第2の油圧系統75とが連通状態
となる。したがって、油圧アクチュエータ63は作動せ
ず、後輪22.22は操舵ロック状態となる。また、A
UTO状態においては、第1の電磁弁81および第2の
電磁弁82が車速センサ83からの信号によってオン、
オフされて切換えられる。まず、島速時においては、バ
イパス路76がAボートを介して連通し、第1の油圧系
統74と第2の油圧系統75とが第2の電磁弁82のD
ボートによって連通する。したがって、高速域の小舵角
時においては、第1の実施例と同様に第2圧力室512
と第3圧力室513とに圧力差が生じて油圧アクチュエ
ータ63が作動して後輪22.22が同相操舵されるが
、高速域での大舵角時においては、第1中央ボート54
および第2中央ボート55が中央スプール48もしくは
左右スプール49.50によりて閉塞される。したがっ
て、第1および第2の油圧系統74.75はその途中で
遮断され、大舵角時開相方向の舵角保持を実現できる。
さらに、低速走行時においては、バイパス路76が第1
の電磁弁81によってBボートによって連通し、第1、
第2の油圧系統74.75が第2の電磁弁82のCボー
トによって分離される。したがって、小舵角時において
は、第2圧力室512と第3圧力室513とはバイパス
路76を介して連通状態となり、両者間に圧力差が生じ
ないため、油圧アクチュエータ63は作動しない。つま
り、後輪22.22の操舵角は小舵角時においてはOと
なる。しかし、低速走行時に大舵角になると、第1、第
2のバイパスポート56.57のいずれか一方は、中央
スプール48によって閉塞され、バイパス路76が遮断
された状態となり、第2、第3圧力室512.513に
圧力差が生じて油圧アクチュエータ63が作動するが、
この場合、第1の実施例の低速域での大舵角時と同様に
逆相操舵となる。
このように第1と第2の電磁弁81.82を車速に応じ
てオン、オフすることによって高速域では小舵角時同相
操舵、大舵角時開相方向の舵角保持、低速域では小舵角
特撮舵角O1大舵角時逆相操舵となり、このときの第1
、第2の1!磁弁81.82の位置は次の表に示す通り
である。
なお、前記第2の実施例によれば、バイパス路76に絞
り機能を有するAボートと開放のBボートを設けた電磁
弁を採用したが、第5図に示すように、電磁弁に代わっ
て可変絞り弁86を設けてもよい。そして、この可変絞
り弁86を車速センサ83からの信号によって絞り量を
可変し、低速域では開放することによって逆相操舵のみ
を可能にすることができる。
第6図および第7図は第3の実施例を示すもので、パワ
ーステアリング装置を備えていない車両における後輪操
舵装置である。すなわち、87はシリンダであり、この
シリンダ87には往復動ロッド88が挿入されている。
この往復動ロッド88の両端部はタイロッド89.89
に連結されているとともに、中途部はラックピニオン機
構90を介してステアリングシャフト91に連動してい
る。さらに、前記往復動ロッド88の一端は連結部材9
2を介して第1の実施例と同一の方向制御弁43の制御
弁体45に連結されている。すなわち、方向制御弁43
はステアリングgi@と機械的に連結されており、この
方向制御弁43は第1の油圧系統74、第2の油圧系統
75を介して油圧アクチュエータ63に連通している。
なお、この実施例においては、リヤサスペンションの機
構上、油圧アクチュエータ63の左室73aに第2の油
圧系統75が連通し、右室73bに第1の油圧系統74
を連通して油圧アクチュエータ63の作動方向を逆にし
ている。この油圧アクチュエータ63を構成するピスト
ンロッド71.71の一方には中立セット機構93が設
けられている。
この中立セット機構93は走行時の最大5AT(セルフ
ァライニングトルク)に耐える機械式スプリング94に
よってピストン72を中立状態に保持し、オイル漏れ時
には中央にセットされるように構成されている。したが
って、ステアリングホイール24をたとえば左方向に旋
回すると、ステアリングシャフト91からラックピニオ
ン機構90を介して往復動ロンド88が右方向に移動す
る。往復動ロッド88の右方向の移動によってタイロッ
ド89.89を介して前輪21.21は左方向に操舵さ
れる。このとき、往復動ロッド88の移動によって連結
部材92を介して方向制御弁43の制御弁体45が一体
的に右方向に移動する。
この場合、方向制御弁43はその制御弁体45の移動に
伴って第1の実施例と同様に第2、第3圧力室512.
513に圧力差が生じて油圧アクチュエータ63を作動
させることができ、高速域では後輪22.22を同相操
舵することができ、また低速域では後輪22.22を逆
相操舵することができる。また、小舵角時(前輪6°以
内)は同相操舵し、それ以上は逆相に操舵する。また、
同相操舵ゾーンはステアリングホイール24に対して微
分感応形とし、緩操舵時は破線で示すように後輪舵角を
小さくすることができる。
なお、前記第1〜第3の実施例においては、車両を左方
向に旋回する場合について説明したが、右方向に旋回す
る場合には方向制御弁のII II弁体が左方向に移動
して油圧アクチュエータに対する油圧経路が逆になるだ
けであり、その作用に相違はないため説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ステアリング
装置と連動する1つの方向11J 111弁によって油
圧アクチュエータを制御することによって高速域では後
輪を同相操舵でき、低速域では逆相操舵でき、走行安定
性を向上できるとともに、コーナリングを向上できる。
しかも、構造的に簡単で廉価に提供することができる。
さらに、方向制御弁にパワーステアリング装置により発
生する油圧をパイロット圧として導入することにより、
後輪からの操舵反力がステアリングホイールに入らず、
操舵フィーリングを向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の第1の実施例を示すも
ので、第1図は後輪操舵装置の概略的構成図、第2図は
方向制御弁の断面図、第3図および第4図はこの発明の
第2の実施例を示すもので、第5図は第2の実施例の変
形例を示す構成図、第6図および第7図はこの発明の第
3の実施例を示すもので、第6図は後輪操舵VtMの概
略的構成図、第7図は後輪操舵モードを示す説明図であ
る。 21・・・前輪、22・・・後輪、23・・・パワース
テアリング装置、24・・・ステアリングホイール、4
3・・・方向制御弁、44・・・シリンダ、45・・・
tdllll弁体、46a、46b・・・パイロット室
、58・・・油圧回路、63・・・油圧アクチュエータ
、83・・・車速センサ、84・・・コントローラ。 昭和  年   月   l  − 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示 特願昭60−250493号 2、発明の名称 後輪操舵装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 (628)  三菱自動車工業株式会社4、代理人 5、自発補正 6 補正の対象       7′ l       ・ 明細書、図面  ■゛; 補正の内容 、−7明細書全文を別紙のとおシ訂正する。 (2)図面中鎖1図および第6図を別紙のとおシ訂正す
る。 (3)図面中鎖3図の図番を第4図に、第4図の図番を
第3図にそれぞれ別紙図面に未配したように訂正する。 明    細    書 1、発明の名称 後輪操舵装置 2、特許請求の範囲 1、 ステアリングホイールと連動して前輪を操舵する
ステアリング装置と、油圧によって作動することによシ
車体に対して操舵変位可能に懸架された後輪を操舵する
よう設げられた油圧アクチュエータと、上記ステアリン
グ装置と連動して上記油圧アクチュエータへの圧油の供
給を制御する方向制御弁とを具備し、上記方向制御弁は
、ケーシングと、同ケーシングに内装され上記ステアリ
ング装置に連動して上記ケーシングどの間に上記前輪の
操舵方向及び操舵角に応じた相対変位を生じるよう設け
られた制御弁体と、上記ケーシングと上記制御弁体とに
よシ形成され上記相対変位の方向に応じ℃選択的に圧油
が供給される2系統の圧力室と、上記アクチュエータの
左右の油圧室にそれぞれ連通して上記ケーシングに設げ
られた2つの同相ポートと、上記アクチュエータの左右
の上記油圧室にそれぞれ連通して上記ケーシングに設け
られた2つの逆相ポートとを有して構成され、上記制御
弁体は、上記相対変位が所定量に達する゛までは上記2
つの逆相ポートを閉じると共に上記2つの同相ポートを
上記圧力室に開口し、また上記相対変位が所定量を超え
ると上記2つの同相ポートを閉じると共に上記2つの逆
相ポートを上記圧力室に開口するよう形成され、上記2
つの同相ポートは圧油が供給される系統の圧力室と上記
アクチュエータの上記前輪の操舵方向と同方向に後輪を
操舵させる側の油圧室とを連通ずるよう設けられ、また
上記2つの逆相ポートは圧油が供給される系統の圧力室
と上記アクチュエータの上記前輪の操舵方向と逆方向に
後輪を操舵させる側の油圧室とを連通ずるよう設けられ
ていることを特徴とする後輪操舵装置。 2、上記方向制御弁の上記2系統の圧力室は、絞シを介
して連通されていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の後輪操舵装置。 3、上記同相ポートから上記アクチュエータへの圧油の
供給を停止させるよう作動する同相操舵禁止手段と、上
記逆相ポートから上記アクチュエータへの圧油の供給を
停止させるよう作動する逆相操舵禁止手段と、車両の速
度を検出するよう設けられた車速検出手段と、同車速検
出手段の検出信号を受けて検出車速が所定車速よシ低い
場合には上記同相操舵禁止手段を動作さ、せ、検出車速
が設定車速よシ高い場合には上記逆相操舵禁止手段を動
作させるよう制御信号を出力する制御手段を備えたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の後輪操舵装置
。 4、上記ケーシングには開放可能な絞シを介して袖瓦に
連通ずる2つの連通ポートが設けられ。 上記2つの連通ポートは上記同相ポートに連携して上記
2系統の圧力室にそれぞれ開口すると共に、上記同相ポ
ートに連携して少なくとも1つが閉じるよう配置される
一方、車両の速度を検出するよう設けられ九車速検出手
段と、同車速検出手段の検出信号を受けて検出車速が所
定車速よシ低い場合には上記可変絞シを開放させるよう
作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の後輪操舵装置。 5、上記ステアリング装置はパワーステアリング装置で
あり、上記制御弁体と上記ケーシングとの間の相対変位
は上記パワーステアリング装置で発生する操舵補助油圧
力によシ制御され、上記制御弁体と上記ケーシングとの
間の相対変位を発生させる油圧を上記方向制御弁に供給
する油圧源と、同油圧源と上記方向制御弁との間に介装
され上記操舵補助油圧力をパイロット圧として導入して
作動し上記前輪の操舵方向に応じて上記油圧源と上記方
向制御弁との間の油圧回路を切夛換えるよう設けられた
油圧切換バルブとを備えたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の後輪操舵装置。 6、上記方向制御弁は上記ステアリング装置と機械的に
連結されて上記制御弁体と上記ケーシングとの間に相対
変位を発生するものであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の後輪操舵装置。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] この発明は、前輪の操舵と連動して後輪を操舵すること
ができる車両の後輪操舵装置に関する。 [発明の技術的背景とその問題点コ 車両は、前輪の操舵によってその操舵方向に旋回するが
、前輪の操舵方向と同相方向に後輪を操舵して、走行安
定性およびコーナリング性能を向上させたシ、前輪の操
舵方向と逆相方向に後輪を操舵して車両の旋回径を小さ
くしたシする後輪操舵装置が知られている。 たとえば、特開昭58−214470号公報のものは、
方向制御バルブとして舵角検出器によシ検出されるステ
アリングホイールの舵角に応じて作動する電磁スプール
パルプを用いて後輪の操舵方向を制御するように構成し
たものである。 しかしながら、このような電磁スプールバルブは高価で
あるとともに、舵角検出器や増幅器を使用しなければな
らず、構造が複雑となシコスト高となる欠点がある。ま
た、このような電磁スプールパルプを用いる場合、たと
えばステアリングホイールの小舵角時は後輪を前輪と同
相方向に、また大舵角時には後輪を前輪と逆相方向に操
舵するような、ステアリングホイールの操舵角に応じた
後輪の操舵方向あるいは操舵角の制御を実現しようとす
ると電磁スグールバルプを動作させるために、マイコン
等の複雑な制御装置を必要とすることになシ、よ〕高価
なものになってしまうという不都合が生じる。 また、実開昭60−46376号公報に示すように。 ステアリングホイールの操作によって作動するスプール
弁によシ、後輪操舵用アクチュエータに作用する油圧を
制御するものもあるが、これは単に前輪と同相方向に後
輪を操舵するものにすぎず逆相方向に後輪を操舵するこ
とはできないものでありた。また後輪に路面からの力が
入力されると、油圧回路を介してステアリングホイール
に反力が作用して操舵フィーリングを損ねるという不都
合が生じる。 [発明の目的] この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、ステアリング装置と連動する1つ
の方向制御弁によってステアリングホイールの小舵角時
には後輪を同相操舵、ステアリングホイールの大舵角時
には後輪を逆相操舵させることができ、構造的に簡単で
複雑で高価な制御装置を必要としない後輪操舵装置を提
供することにある。 [発明の概要コ この発明は、前記目的を達成するために、ステアリング
装置と連動して後輪を操舵する油圧アクチュエータへの
圧油の供給を制御する方向制御弁を設け、この方向制御
弁を、ケーシングと、同ケーシングに内装され上記ステ
アリング装置に連動して上記ケーシングとの間に上記前
輪の操舵方向及び操舵角に応じた相対変位を生じるよう
設けられた制御弁体と、上記ケーシングと上記制御弁体
とにより形成され上記相対変位の方向に応じて選釈的に
圧油が倶給亡れる2名跡の圧力室)−ト貢Pアクチュエ
ータの左右の油圧室にそれぞれ連通して上記ケーシング
に設けられた2つの同相ポートと、上記アクチュエータ
の左右の上記油圧室にそれぞれ連通して上記ケーシング
に設けられた2つの逆相ポートとを有して構成する。そ
して、上記制御弁体を、上記相対変位が所定量に達する
までは上記2つの逆相ポートを閉じると共に上記2つの
同相ポートを上記圧力室に開口し、また上記相対変位が
所定量を超えると上記2つの同相ポートを閉じると共に
上記2つの逆相ポートを上記圧力室に開口するよう形成
し、上記2つの同相ポートは圧油が供給される系統の圧
力室と上記アクチュエータの上記前輪の操舵方向と同方
向に後輪を操舵させる側の油圧室とを連通ずるよう設け
、また上記2つの逆相ポートは圧油が供給される系統の
圧力室と上記アクチーエータの上記前輪の操舵方向と逆
方向に後輪を操舵させる側の油圧室とを連通ずるよう設
け、ステアリングホイールの小舵角時は後輪を同相操舵
、大舵角時には後輪を逆相操舵させるように構成したこ
とにある。 [発明の実施例] 以下、この発明の各実施例を図面に基づいて説明する。 第1図および第2図は第1の実施例を示すもので、第1
図は前輪が操舵される車両の後輪操舵装置の概略的構成
を示すもので、21.21は前輪、22.22は後輪で
ある。23はパワーステアリングシステムでIy+)、
z4はステアリングホイールである。このステアリング
ホイール24はシャフト25を介してパワーシリンダ2
6の制御弁27及び図示しないパワーステアリングギャ
ポ。 クスに連動している。パワーシリンダ26はピストンロ
ッド28に設けた♂ストン29にようて左室30mと右
室30bとに区画されておシ、ピストンロッド2Bの両
端部はタイロッド31を介して前輪21を支持するす、
クルアーム32に連結されている。制御弁27はリデー
パタンク40、ノやワーステアリング用のボンf41t
、パフーシリンダ26の左室30a及び右室sobにそ
れぞれ連結されている。 また、前記パワーシリンダ26は、油圧切換バルブ33
に油圧配管34a及び34bを介して接続されている。 この油圧切換バルブ33はパルプケース35とこのパル
プケース35内に軸方向に移動自在に収納され、左右両
端に付勢ばね36゜36を有したスプール37とから構
成されている。 そして、バルブケース35内のスプール37の左側には
パルプ左aS S &、右側にはバルブ右室ssbが設
けられ、それぞれ前記パワーシリンダ26の左室30a
と右室30bに油圧配管34a。 34bを介して連通している。さらに、パルプケース3
5の中間部にはスプール37の中途部を小径に形成する
ことによって第1のパルプ室311aと第2のパルプ室
38bが設げられている。そしてスプール37の中立状
態において、第1のパルプ室38&には第1ポー) 3
9 &、第2ポート39bが設げられ、第2のパルプ室
38bには第3ポート39c、第4ポート39dが設げ
られている。そして、前記第1ポート39aおよび第4
ポート39dはリデーバタンク40に、第24−ト39
bおよび第3ポート39eは後輪操舵用のオイルポンプ
41rにそれぞれ連通している。 さらに、前記油圧切換えバルブ33の第1のパルプ室3
8aおよび第2のパルプ室J8bは油圧配管42m、4
2bを介して方向制御弁43に連通している。このため
/4ワーステアリングシステムで発生する操舵補助油圧
力がパワーシリンダ26から、パルプ左室35IL、パ
ルプ右室35bにパイロ、ト圧力として導入されてスプ
ール31が動作し、油圧切換バルブ33はリデープタン
ク40及びオイルポンプ41rと方向制御弁43どの間
の油圧回路を切シ換えるものとなっている。 またこの方向制御弁43について第2図に基づき説明す
ると、44はケーシングをなすシリンダであシ、このシ
リンダ44内には制御弁体45が軸方向に往復運動自在
に設けられている。そして、このシリンダ44の両端部
には、左パイロット室46m及び右パイロット室4ff
bが設けられ、左パイロ、ト室46mは前記油圧切換え
バルブ33の第1のパルプ室38hに、右パイロット室
46bは第2のパルプ室38bにそれぞれ連通している
。 そして、左右の/Jイcr y )室46g、46bの
圧力差によりて制御弁体45が左右方向に移動するよ5
になつておシ、通常はリターンスプリング47.47に
よって中立状態に保持されている。 さらに、制御弁体45は2つの小径部分を有するスプー
ル体として形成されておシ、このため中央スプール48
と左スツール49おヨヒ右スグール50が互いに離間し
て設けられている。そしてシリンダ44と制御弁体45
とによシ、図中左側から右側に順に第1〜第4圧力室5
11〜514が形成され各圧力室511〜5x4Vcは
作動油が封入されている。ここで第1及び第4圧力室5
11゜514はシリンダ44に対する制御弁体45の変
位によシ体積変化を生じ、圧力制御室をなすものとなっ
ている。そして、前記左右スプール49゜50には第1
と第2圧力室511,512および第3と第4圧力室5
13,514とを連通ずる連通路49m、50mが設け
られている。このため、シリンダ44に対する制御弁体
45の変位によシ第1及び第4圧力室511,514に
体積変化が生じると第1及び第2圧力室511,512
、あるいは第3及び第4圧力室513,514が択一的
に高圧になるものとなっておシ、換言すれば第2及び第
3圧力室には選択的に圧油が供給されるものとなってい
る。さらに、前記シリンダ44の側壁には前記左スプー
ル49によりて開閉される左ポート52、右スプール5
0によって開閉される右ポート53が設げられている。 さらに、中央スプール48及び左スプール49によって
開閉される第1の中央ポート54、中央スプール48及
び右スプール50によって開閉される第2の中央ポート
55、および中央スプール48によって開閉される第1
のパイノぐスポート56、第2のノずイi4スポート5
7が設げられている。なお、左ポート52、右ポート5
3は逆相ポートを、第1及び第2の中央ポート54.5
5は同相ポートを、第1及び第2ポート56.57は連
通ポートをそれぞれなすものである。 このように構成された方向制御弁43は油圧回路58を
介して後述するりャサスペンシ、ン62に設けた油圧ア
クチュエータ63に連通している。 すなわち、リヤサスペンション62において、64はク
ロスメンバ、65,66は内端をクロスメンバ64の央
部に枢着されたラテラルアームのアッパアーム及びロア
アームである。とれら両アーム65.66の外端部には
前記後輪22.22を支持する車輪支持体67.67が
枢着されている。さらに、この車輪支持体67.67は
トレーリングアーム6B 、6Bの後端部に固定されて
おシ、トレーリングアーム6B 、6Bの前端部は前記
クロスメンバ64の外側端部に枢着されていルOまた、
前記トレーリングアーム68は前部アーム68aと後部
アーム68bとに2分割されて構成されており、この前
後部アーム68m 、68bは回転軸線がほぼ鉛直方向
の枢支軸69によって連結されている。 また、前記油圧アクチュエータσ3は、クロスメンバ6
4の上部に車幅方向に沿って固定されている。との油圧
アクチュエータ63は、油圧シリンダ70によって構成
され、この油圧シリンダ70の内部には軸方向両端にピ
ストンロッド21゜7ノを有するピストン72が収納さ
れている。そして、このピストン72によって油圧シリ
ンダ7Qは油圧室とをる左室73aと右室73bに区画
されている。そして、ピストンロアドア1 、71の先
端部は前記トレーリングアーム68.68の枢支軸69
.69に連結されている。また、前記油圧シリンダ70
の左室73mは前記油圧回路58を構成する第1の油圧
系統74を介して右ポート53および第1の中央ポート
54に接続され、右室73bは第2の油圧系統75を介
して左ポート52および第2の中央/−ト55VC接続
されている。さらに、第1のパイノ々スポート56と第
2のパイ/ぐスポート57はパイ/9ス路76によつて
連通しておシ、この途中には絞シフ7が設けられている
。 つぎに、前述のように構成された後輪操舵装置の作用に
ついて説明する。車両の直進走行時にはステアリングホ
イール24は中立状態にあるため、第1図の実線に示す
ように前輪21.21および後輪22.22は直進方向
に指向している。この状態から、車両を左に旋回する場
合にはステアリングホイール24を操舵すると、この回
転力はシャフト25を介して制御弁27に伝達される。 この制御弁27からパワーシリンダ26の左室30aに
操舵補助油圧が作用して、ピストン29が右方向に移動
すると、ピストンロッド28からタイロッド31.31
を介してナックルアーム32 、32が左旋回して前輪
21.21が破線で示すように左方向に操舵される。一
方、パワーシリンダ25の左室30mに供給される操舵
補助油圧は油圧配管34aを介して左室302Lと連通
ずる油圧切換バルブ33のバルブ左室35hにも作用し
バルブ左室35aの圧力も高くなる。したがって、中立
状態にありた油圧切換バルブ33のスプール37は右方
向へ移動する。 前輪舵角が小さい場合には、スプール37の移動量が小
さく第1ポート39aと第3ポート39cの開口面積が
減少し第2ポート39bと第4ポート39dは完全に開
口した状態を維持する。したがって、第1のパルプ室3
8mはオイルポンプ41rからの油圧供給が増大して高
圧、第2のパルプ室38bはリザーバタンク4oへの油
圧帰還が増大して低圧となる。この結果、第1のパルプ
室38mと油圧経路42aを介して連通ずる方向制御弁
43の左パイロット室46mが高圧、第2のパルプ室s
sbと油圧経路42aを介して連通ずる右パイロット室
46bは低圧となる。このため、制御弁体45は右方向
に僅かに移動し、左スプール50の変位によシ体積が減
少する第4圧カ室514内の圧油は連通路5oaを介し
て第3圧力室513に導入される。したがって、第3圧
力室513は高圧となシ、この第3圧カ室514の圧油
は第2の中央ポート55、第2の油圧系統75を介して
油圧アクチュエータ63の右室7Jbに導入される。右
室73bの圧力が高くなると、ピストン72は左方向に
移動し、ピストンロッド71.71によってトレーリン
グアーム6B 、 6Bの枢支軸69.69に操舵力が
伝達される。っまシ、車両の左側のトレーリングアーム
68は外側に突出する方向(矢印a)に回動し、右側の
トレーリングアーム68は内方へ引き寄せられ(矢印b
)、後輪22は前輪と同様に左方向に操舵される。した
がって、前輪21.21と後輪22.22は同相となシ
、走行安定性を向上することができる。 また、前記方向制御弁43の第2圧カ室512と第3圧
力室513とはパイifス路76によって連通し、この
途中に絞シフ7が設けられているため、制御弁体45の
移動に伴って第2圧カ室512と第3圧力室513内の
オイルは絞シフ7を有するバイパス路76を介して置換
することができるものとなっている。そして絞シ27の
流通抵抗は第2の圧力室512と第3の圧力室513と
の間の圧力差が大きくなるに従って大きくなるため、ス
テアリングホイールの操舵速度(制御弁体45の移動速
度)が大きいほど該圧力差が大きくなシ、後輪21に発
生する舵角が大きくなるものとなる。 このため緩操舵時に発生する後輪舵角よシ急操舵時に発
生する後輪舵角が大きくなシ、ステアリングホイールの
操舵速度に対応した車両の操舵応答性を向上させること
ができる。また車両の直進時において、運転者がステア
リングホイール24をわずかに揺動するような操作を行
なっても、このような場合の操舵速度は極めて遅いので
絞シフ7に発生する流通抵抗が小さくなりて、後輪には
ほとんど舵角が発生せず後輪22.22の不用意な振れ
を防止することができる。 また、前輪舵角が大きい場合には油圧切換パルプ33の
スプール37の移動量が大きく、第1ポh39&と第3
ポート39cが完全に閉塞されて第2ポート39bと第
4デート39dのみが開口する。したがって第1のパル
プ室38tsは完全にオイル4ンプ41rに連通して前
述の小舵角の場合よシ高圧となり、第2のパルプ室38
bはリザーバタンク40に完全に連通して前述の小舵角
の場合よシ低圧となる。この結果筒1のパルプ室38m
に連通ずる方向制御弁43の左パイロット室46mの圧
力は前述の小舵角の場合よシも高くなシ、制御弁体45
も大きく右方向に移動する。 したがって、左スプール5oによって閉基されていた右
ポート53は開口して第3圧力室513に連通ずるとと
もに、第2の中央ポート55および第2のバイノ臂スポ
ート57は中央スプール48によって閉塞される。また
第1の中央ポート54は左スプール49によシ閉塞され
、左スプール49の移動に伴ない左ポート52は第1圧
カ室に開口する。この結果、第3圧力室513は高圧と
なシ、この第3圧力室513のオイルは右yjr−)、
5.7から第1の油圧系統74を介して油圧シリンダ7
゜の左室73hに導入される。このとき、油圧シリンダ
70の右室73bは第2の油圧系統75及び左ポート5
2を介して前記方向制御弁43の第1の圧力室51ノに
連通しているため、右室73bのオイルは第2の油圧系
統75を介して第1圧力室511に導入される。したが
って、左室73aと右室73bとに圧力差が生じ、ピス
トン72は前述の小舵角の場合とは逆に右方向に移動す
る。 このため、ピストンロッド71.71によってトレーリ
ングアーム6B 、6FJの枢支軸69 、69に操舵
力が伝達され2点鎖線で示すように車両の右側のトレー
リングアーム68は外側に突出する方向(矢印C)に回
動し、左側のトレーリングアーム68は内方へ引き寄せ
られ(矢印d)、後輪22は前輪とは逆に右方向に操舵
される。したがって、前輪21.21と後輪22,22
は逆相となシ、車両の最小回転半径を小さくすることが
できる。また、この場合第2のバイイスポート57が閉
塞されるので小舵角時のように絞シフ70作用はなく、
操舵速度とは無関係に後輪に舵角変化′が発生する。 このように、第1の実施例によれば、比較的簡単な構成
の方向制御弁43によって小舵角時の同相操舵および大
舵角時の逆相操舵が、電気的な制御を用いることなく可
能となる。 また、前輪用のパワーステリング用油圧が油圧切換パル
f33にパイロット圧として作用し、油切換パルプ33
によシ制御されるオイルポンゾ41rからの油圧が方向
制御弁43にパイロット圧として作用するものであり前
輪用パワーステアリングと油圧アクチュエータ63との
間に2段の/?イロット油圧回路が設けられているため
、後輪22.22に路面側から外力が入力されるも、ス
テアリングホイール24にはほとんど該外力による反力
は発生せず操舵フィーリングを良好に保つことができb
o 更に絞シフ70作用によシ、前輪小舵角時に同相方向に
発生する後輪の舵角をステアリングホイール24の操舵
速度に応じて大きくすることができ、車両旋回時の操舵
応答性を向上させると同時釦、車両直進時のわずかなス
テアリング操作によシネ用意に後輪が操舵されることを
防止できる。 第3図および第4図は第2の実施例を示すもので、車速
に応じて後輪の操舵および操舵ロックを可能にしたもの
である。第3図は方向制御弁43を示すもので、第2図
と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。8
1はパイa4ス路76の途中に設けた第1の電磁弁で、
82は第1.第2の油圧系統74.75の左ポート52
及び右ポート53への連通路の途中に設けた第2の電磁
弁である。lKlの電磁弁81にはオン、オフによって
切換えられる絞シ機能を有するAポートと開放したBポ
ートを有している。また、第2の電磁弁82にはオン、
オフによって切換えられるCポートとCポートを有して
いる。このCポートは油圧系統74を前述の第1実施例
と同様に保持するもので、またCポートは左ポート52
と右ポート53を連通ずるものとなっている。そして、
前記第1の電磁弁81と第2の電磁弁82は車速センサ
83からの車速信号によって制御されるコントローラ8
4と接続されておシ、さらにこのコントローラ84はマ
ニュアルスイッチ85によりてOFF 、 NORM 
、 AUTOの3段階に切換えることができるようにな
っている。すなわち、OFF状態においては、バイパス
路76は第1の電磁弁81のBポートによりて連通し、
第1の油圧系統74と第2の油圧系統75とは第2の電
磁弁82のCポートによって連通状態となる。したがっ
て、前輪21.21の操舵によって方向制御弁43の制
御弁体45が移動しても第2圧力室512と第3圧力室
513とはパイノ4ス路76を介して連通状態となシ、
両者間に圧力差が生じないとともに、第1の油圧系統7
4と第2の油圧系統75とが連通状態となる。したがっ
て、油圧アクチュエータ63は作動せず、後輪22.2
2は操舵ロック状態となシ後輪22.22は操舵されな
い。また、AUTO状態においては、第1の1!磁弁8
1および第2の電磁弁82が車速センサ83からの信号
によってオン、オフされて切換えられる。まず、車速セ
ンサ83から検出される車速が設定車速より高い高速時
においては、パイノ臂ス路76がA&=トを介して連通
し、左ポート52と右ポート53とがM2の電磁弁82
のCポートによりて連通する。したがって、高速域の小
舵角時においては、第1の実施例と同様に第2圧力室5
12と第3圧力室513とに圧力差が生じて油圧アクチ
ュエータ63が作動して後輪22.22が同相操舵され
る。また高速域での大舵角時においては、Cポートを介
して左ポート52と右ポート53との間で直接作動油の
給排が行なわれるため後輪は逆相操舵されず第1中央y
ff−ト54および第2中央ポート55は中央スプール
48もしくは左右スグール49.50によって閉塞され
る。したがって、第1および第2の油圧系統74.75
はその途中で遮断され、大舵角時開相方向の舵角保持を
実現できる。さらに、車速センサ83から検出される車
速が所定車速よシ低い低速走行時においては、バイパス
路76が第1の電磁弁81のBポートによって連通し、
第1.第2の油圧系統74.75がfJ2の電磁弁82
のCポートによって分離される。 したがって、小舵角時においては、第2圧力室512と
第3圧力室513とはバイノ臂ス路76を介して連通状
態となシ、両者間に圧力差が生じないため、油圧アクチ
ュエータ63は作動しない。 つまシ、後輪22,22の操舵角は小舵角時においては
Oとなる。しかし、低速走行時に大舵角になると、第1
.第2のバイパスポート56.57のいずれか一方は、
中央スプール48によって閉塞され、バイパス路76が
遮断された状態となシ、第2.第3圧力室512,51
3に圧力差が生じて油圧アクチュエータ63が作動する
が、この場合、第1の実施例の低速域での大舵角時と同
様に逆相操舵となる。このように第1と第2の電磁弁8
1.82を車速に応じてオン、オフすることによって第
4図に示すように高速域では小舵角時同相操舵、大舵角
時開相方向の舵角保持、低速域では小舵角時操舵角0、
大舵角時逆相操舵となり、とのときの第1.第2の電磁
弁Ill、II!の位置は次の表に示す通りである。 なお、前記第2の実施例によれば、パイノ4ス路76に
絞シ機能を有するAポートと開放のBポートを設けた電
磁弁を採用したが、第5図に示すように、電磁弁に代わ
って可変絞シ弁86を設けてもよい。そして、この可変
絞シ弁86は車速センサ83からの信号によって絞シ量
を可変とし、低速域では開放することKよりて逆相操舵
のみを可能にすることができる。 第6図および第7図は第3の実施例を示すものである。 すなわち、87はシリンダで、1)、このシリンダ87
には往復動ロッド88が挿入されている。この往復動口
、ド88の両端部はタイ口。 ド89,89に連結されているとともに、中途部はラッ
クピニオン機構90を介してステアリングシャフト91
に連動している。さらに、前記往復動ロッド88の一端
は連結部材92を介して第1の実施例と同一の方向制御
弁430制御弁体45に連結されている。すなわち、方
向制御弁43はステアリング装置と機械的に連結されて
おシ、この方向制御弁43は第1の油圧系統74、第2
の油圧系統75を介して油圧アクチュエータ63に連通
している。なお、この実施例においては、リヤサスペン
ションの機構上、油圧アクチュエータ63の左室73a
に第2の油圧系統75が連通し、右室73bに第1の油
圧系統74を連通して油圧アクチュエータ63の作動方
向を逆にしている。 この油圧アクチュエータ63を構成するピストンロッド
71,71の一方には中立セットa構93が設げられて
いる。この中立セット槓構93は走行時の最大セルファ
ライニングトルクに耐える機械式スプリング94によっ
てピストン72を中立状態に保持し、オイル漏れ時には
中央にセットされるように構成されている。したがって
、ステアリングホイール24をたとえば左方向に旋回す
ると、ステアリングシャフト91からラックピニオン機
構90を介して往復動ロッド88が右方向に移動する。 往復動ロッド88の右方向の移動によってタイロッド8
9.89を介して前輪21.21は左方向に操舵される
。このとき、往復動ロッド88の移動によって連結部材
92を介して方向制御弁43の制御弁体45が一体的に
右方向に移動する。この場合、方向制御弁43はその制
御弁体45の移動く伴って第1の実施例と同様に第2゜
第3圧力室512,513に圧力差が生じて油圧アクチ
ュエータ63を作動させることができ、前輪舵角が小さ
い場合には制御弁体45の作動量が7Fさく後輪22.
22を同相操舵することができまた前輪舵角が大きい場
合には制御弁体45の作動量が大きく後輪22.22を
逆相操舵することができる。すなわち、小舵角時(例え
ば前輪66以内程度)は同相操舵し、それ以上は逆相に
操舵する。また、第1実施例と同様に絞シフ7の作用に
よシ同相操舵ゾーンはステアリングホイール24に対し
て微分感応形とし、緩操舵時は破線で示すよう罠後輪舵
角を小さくすることができる。 また、第3実施例においては方向制御弁43がステアリ
ング装置と機械的に直結されるものであるため、パワー
ステアリングを備えていない車両においても簡単に適用
することができる。 更に方向制御弁43内に封入された作動油によシ後輪を
操舵するものであるため、オイルポンプ等の油圧源を必
要とすることがなく極めて簡略な構成で小舵角時同相操
舵、大舵角時逆相操舵を実現できるものである。 なお、前記第1〜第3の実施例においては、車両を左方
向に旋回する場合について説明したが1、 右方向に旋
回する場合には方向制御弁の制御弁体が左方向に移動し
て油圧アクチュエータに対する油圧経路が逆になるだけ
であり、その作用に相違はないため説明を省略する。 [発明の効果コ 以上説明したように、この発明によれば、ステアリング
装置と連動する1つの方向制御弁によって油圧アクチエ
ータタを制御することによって小舵角時には後輪を同相
操舵させて、走行安定性を向上できるとともに、コーナ
リングを向上でき、大舵角時は逆相操舵させて車両の旋
回半径を小さくできる。しかも、構造的に簡単で廉価に
提供することができる。さらに、方向制御弁に)々ワー
ステアリング装置によシ発生する油圧をパイロ、ト圧と
して導入することによシ、後輪からの操舵反力がステア
リングホイールに入らず、操舵フイーリ/グ?向上でき
るという効果を奏する。 4、図面の簡単な説明 第1図および第2図はこの発明の第1の実施例を示すも
ので、第1図は後輪操舵装置の概略的構成図、第2図は
方向制御弁の断面図、第3図および第4図はこの発明の
第2の実施例を示すもので。 第3図は方向制御弁および油圧系統の構成図、第4図は
高速時と低速時の操舵モードを示す説明図、第5図は第
2の実施例の変形例全示す構成図、第6図および第7図
はこの発明の第3の実施例を示すもので、第6図は後輪
操舵装置の概略的構成図、第7図は後輪操舵モードを示
す説明図である。 21・・・前輪、22・・・後輪、23・・・ノ4ワー
ステアリング装置、24・・・ステアリングホイール、
43・・・方向制御弁、44・・・7リンダ、45・・
・制御弁体、46*、46b・・・・ンイロノト室、5
8・・・油圧回路、63・・・油圧アクチュエータ、8
3・・・重速セ/す、84・・・コントローラ。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングホイールと連動して前輪を操舵する
    ステアリング装置と、このステアリング装置と連動し油
    圧回路を切換える方向制御弁と、前記油圧回路と連通し
    油圧によって作動することにより車体に対して操舵変位
    可能に懸架された後輪を操舵する油圧アクチュエータと
    を具備したことを特徴とする後輪操舵装置。
  2. (2)方向制御弁は、ステアリング装置と機械的に連結
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の後輪操舵装置。
  3. (3)方向制御弁は、シリンダとこのシリンダ内を往復
    運動自在に設けられた制御弁体およびシリンダの両端部
    に設けられたパイロット室とから構成し、ステアリング
    装置により発生する油圧をパイロット圧として前記パイ
    ロット室に導入して前記制御弁体を制御することにより
    油圧回路を切換えることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の後輪操舵装置。
  4. (4)方向制御弁は、ステアリングホイールの操舵角お
    よび車速に応じて高車速域では小舵角時同相、低車速域
    では大舵角時に逆相操舵するように車速センサおよびこ
    の車速センサからの信号によって制御するコントローラ
    を有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の後輪操舵装置。
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