JPS6189847A - 繊維強化樹脂製品 - Google Patents

繊維強化樹脂製品

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JPS6189847A
JPS6189847A JP21164284A JP21164284A JPS6189847A JP S6189847 A JPS6189847 A JP S6189847A JP 21164284 A JP21164284 A JP 21164284A JP 21164284 A JP21164284 A JP 21164284A JP S6189847 A JPS6189847 A JP S6189847A
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JP
Japan
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reinforced resin
fiber
vinyl ether
fluorine
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP21164284A
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English (en)
Inventor
信行 富橋
寺田 勉
片岡 佳明
義喜 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6189847A publication Critical patent/JPS6189847A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は繊維強化樹脂製品に関する。さらに詳しくは、
防汚性にすぐれ、m維強化樹脂に対する密着性が高く、
しかも耐汚染性、耐候性、耐食性にすぐれた保護層が設
けられてなる!IN強化樹脂製品に関する。
[従来の技術] FRPやFRTPなどのmu強化樹脂は強度とViE撃
性にすぐれ、車、飛行機などの内装材や外装材、水タン
ク、温風ダクト、ヘルメット、波板、カプセル住宅、浴
槽、カーテンウオール、ベンチ、椅子、壁パネル、屋根
パネル、ボート、ヨツト、小型船舶、家電製品などに多
用されている。
FRPなどのflint強化樹脂にはバインダーとして
は、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フェノー
ル樹脂、ポリエステル、メタクリル樹脂、メラミン樹脂
、ケイ素樹脂、フラン樹脂などが用いられており、FR
TPのバインダーとしてはたとえば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ナイロン、ポリアセリール、ポリエチレ
ン、テレフタレート、ポリスチレン、ポリカーボネート
、As樹脂、ノリルなどが用いられており、また補強材
としてガラス繊維、ボロン繊維、ウィスカ、カーボン繊
維などが用いられている。それらの組み合せによってF
RPやFRTPなどは、多種子用のものがえられるが、
いずれもそれ単独では耐候性に乏しく、耐汚染性に劣る
という欠点がある。
そこで多くのばあい、それらのll維強化樹脂にポリフ
ッ化どニル(テトラ−)フィルムを貼り合せてそれらの
耐候性を向上させている。
[発明が解決しようとする問題点]− 従来のポリフッ化ビニル(テトラ−)フィルムを貼着し
た繊維強化樹脂製品では、継目部分で当該フィルムの剥
離がおこりやすく、また加工性がわるく、前記フィルム
の貼着に特殊な接着剤が必要とされるなどの問題がある
本発明は、FRPやFRTPなどの繊維強化樹脂に対す
る密着性にすぐれ、かつ耐候性、耐汚染性、耐食性にも
すぐれた保護層を有する繊維強化樹脂製品を提供するこ
とを目的とする。
L問題点を解決するための手段〕 本発明は、 (ありロロトリフルオロエチレン(以下、CTFEとい
う)またはテトラフルオロエチレン(以下、TFEとい
う)、 (b)フルオロ低級アルキルビニルエーテルおよび(c
)ヒドロキシアルキルビニルエーテルを主成分とする共
重合体の架橋物を含む保護層が設けられてなる繊維強化
樹脂製品に関する。
[作用および実施例] 本発明における保護層は、(ω成分と+b+成分と(c
)成分とを主成分とする共重合体(以下、含フツ素共重
合体という)および架橋剤からなるフッ素樹脂塗料を塗
布し、常温で架橋硬化させることによってえられる、膜
厚5〜100ρ程度のものである。
前記含フツ素共重合体は、従来のフッ素樹脂にない特性
、すなわち常温で硬化して硬い膜を形成し、しかも形成
された塗膜はフッ素系重合体のもつ耐食性、耐候性、防
汚性などの特性をそのまま保持している。また、l[強
化樹脂への密着性も高いものである。かかる含フツ素共
重合体の各成分、組成などについては、特願昭58−6
3399号明lll1書および特願昭58−17512
3号明細書に詳細に説明されている。それらのうち(b
)成分としては、アルキル基の炭素数が1〜10個のア
ルキルビニルエーテルであって、アルキル基の水素原子
が一部または全部フッ素原子で置換されているものがと
くに好ましい。具体例としては、たとえば2,2.2−
トリフルオロエチルビニルエーテル、2,2,3.3−
テトラフルオロプロピルビニルエーテル、2,2,3,
3.3−ペンタフルオロプロピルビニルエーテル、2,
2,3,3,4,4,5.5−オクタフルオロペンチル
ビニルエーテル、2,2..3゜3、4.4.5.5.
6.6.7.7.8.8.9.9−ヘキサデ力フルオO
ノニルビニルエーテルなどがあげられる。
また(c)成分としてはアルキル基の炭素数が2〜10
個のものがとくに好ましい。具体例としては、たとえば
ヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビ
ニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニルエーテル、1
−メチル−3−ヒドロキシプロピルビニルエーテルなど
があげられる。
本発明における含フツ素共重合体は、〈ω成分単位40
〜60モル%、+b+成分単位5〜50モル%、(c)
成分単位0.5〜40モル%含むものが好ましく、とく
に(ω成分単位40〜60モル%、+b>成分単位20
〜45モル%、(c)成分単位1〜30モル%含むもの
が好ましい。なお、目的とする特性を損なわない限り、
他のエチレン性不飽和単閤体を共重合してもよい。
共重合しつるエチレン性不飽和単聞体としては、たとえ
ばエチレン、プロピレン、イソブチレン、酢酸ビニル、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸、(
メタ)アクリル酸エステルなどがあげられる。
本発明に用いる含フツ素共重合体を製造する方法として
は、たとえば(ω成分、(b)成分および(c)成分を
溶媒の存在下、重合触媒を用い一20〜150℃、好ま
しくは5〜95℃の湿度およびO〜3()に(1/Cl
l12 G 、好ましくは10にg/cm2 G以下の
圧力条件での水性媒体中における乳化重合、懸濁重合ま
たは溶液重合などの方法が採用されうる。
本発明における保護層は、通常前記のごとく含フツ素共
重合体に架橋剤を配合し、適当な溶媒に均一に混合、溶
解させてえられる塗料組成物をFRPやFRPTなどの
lllIII強化樹脂に塗布し、常温で架橋、硬化させ
て形成される。硬化は常温で速やかに進行し、通常1〜
10日間で硬い塗膜がえられるが、基材に悪影響を与え
ない程度まで温度を上げて乾燥すると、硬化に要する時
間が短縮できる。
架橋剤としては、前記含フツ素共重合体に含有されてい
るヒドロキシル基と反応することができる官能基を2以
上有する化合物があげられ、ヒドロキシル基と反応する
ことにより共重合体を硬化させる。
架橋剤の具体例としては、たとえばヘキサメチレンジイ
ソシアネート、その3面体などの誘導体、キシリレンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、水素添加
トリレンジイソシアネート、水素添加−4,4°−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、ブロック型イソシアネ
ートなどのイソシアネート類、酸無水物類、多価アミン
類、アミン樹脂類、エポキシ基を右ツる化合物などがあ
げられる。架橋剤の配合量は、含フツ素共重合体中のヒ
ドロキシル基に対して0.5〜2当量となるように調整
するのが好ましい。
溶媒としては従来の含フツ素共重合体とは異なり、通常
の溶媒が広く使用できる。具体例としては、たとえば酢
酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸セロソル
ブなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンなどのケトン類;テトラヒドロ
フランなどの環状エーテル項二N−ジメチルホルムアミ
ド、N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類;メチル
アルコール、エチルアルコール、ブチルアルコールなど
のアルコール類;1−ルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素類などの1種または2種以上があげられる。
含フツ素共重合体の濃疫は、塗装方法および塗料製造方
法などにより異なるが、通常5〜701n量%、好まし
くは20〜60重岳%が採用される。
前記含フツ素共重合体塗料組成物に、必要に応じて他の
重合体、硬化促進剤、染料、顔料、粘度調整剤、レベリ
ング剤、ゲル化防止剤、紫外線吸収剤、耐光安定剤、皮
パリ防止剤、分散剤、消泡剤などを添加してもよい。
なお野外で使用される繊維強化樹脂製品のばあい、カラ
ー化するため顔料を添加するものを別として、透明な繊
維強化樹脂製品とするばあいは、前記紫外線吸収剤の添
加が必要となる。
含フツ素共重合体は紫外線を透過するので樹脂表面が劣
化するのを防止するためである。その紫外線吸収剤とし
ては、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤が好ましく用いら
れる。
本発明の繊維強化樹脂製品は、FRPやFRTPなどの
繊維強化樹脂に、(ω成分、+b+成分、(c)成分お
よび架橋剤を含むフッ素樹脂塗料を塗布し、常温〜加温
下で架橋硬化させることによってえられる。
塗装に際しては、直接樹脂に塗布してもよいが、要すれ
ば他の層、たとえばエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、
アクリル樹脂などの下塗り塗料を1層または2層以上設
け、その上に本発明に用いる保護層を形成してもよい。
繊維強化樹脂への塗布は、スプレー法、ハケ塗り法、デ
ィピング法、ロールコート法、ナイフコート法などの通
常の方法により行なわれうる。
つぎに実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1〜25 試験片として50mX  100mX 2面の第1表に
示す1〜11の板材を作製した。
第1表に示す試験片1〜11上に、第2表(但し、硬化
剤量は含フツ素共重合体50部に対する吊である。)に
示す塗料組成物1〜4を溶媒(酢酸ブチル/トルエン(
2/1fflffi比)で30重間%に希釈したものを
ハケ塗りにて塗布し、膜厚20〜30μmの塗膜を形成
し、乾燥後25℃で7日間硬化させ、第3表に示す実施
例1〜25用の試料をえた。
実施例1〜25についてつきの試験を行なった。
[密着性] 塗膜にナイフで1 tnm角のマス目 100個を刻み
、セロハン粘着テープ剥離試験を10回繰り返した。
残存数を第3表に示す。
〔以下余白〕
第    1    表 第    2    表 なお第2表中の略号はつぎの化合物を示す。
4FVE : 2.2.3.3−7トラフルオロプロプ
ルヒニルエーテル 5FVE: 2,2,3,3.3−ペン9’))Liオ
ロ:fDヒルビニルエーテル 8FVE : 2,2,3,3,4,4,5.5−:t
 フタ7 ル;t Oヘンチルビニルエーテル HBVE :ヒドロキシブチルビニルエーテル第3表 実施例1〜13についてつぎの試験を行なった。
なお比較例として第1表の試験片1〜11を比較例1〜
11として用いた。結果を第4表に示す。
〔耐候性〕
スガ試験機■製のサンシャインウエザーオメーターを用
いて、連続照射、降雨サイクル18分/120分、湿度
60%、ブラックパネル混成63℃で4000時間促進
耐候性試験を行ない、光沢保持率を測定するとともに、
外観を観察。なお、第4表中の◎は異常なし、×はチョ
ーキングありを表わす。
〔耐汚染性〕
試験片表面の1cm2をサクラベンタッチ(赤)−■サ
クラクレバス製)で塗りつぶして24時間放置したのち
、エタノールを含浸させたティッシュペーパーでふきと
り、外観を判定。なお第4表中の◎は完全に除去できる
、△は少しあとが残る、×は赤色が残留し除去できない
ことを表わす。
[耐食性] スガ試験機@製塩水噴霧試験橢を用い5%の食塩水を2
000時間噴霧した。また10重量%の塩酸水溶液に室
温で10日間浸漬した。さらに10重量%の水酸化ナト
リウム水溶液に室温で10日間浸漬した。それぞれの試
験結果を外観により判定。なお第4表中の◎は全く異常
なしを表わす。
〔以下余白〕
第  4  表 [発明の効果] 以上のごとく、前記(ω、(b)、(c)成分を主成分
とする含フツ素共重合体は繊維強化樹脂に対する密着性
が高く、しかも耐汚染性、防食性、耐候性にすぐれた塗
膜を繊維強化樹脂の種類を問わず形成せすることができ
るので、その塗膜が保護層として設けられている本発明
の繊維強化樹脂製品はきわめてすぐれた光沢、透明性、
耐汚染性、耐候性、耐食性を有し、耐久性にもすぐれて
いる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)クロロトリフルオロエチレンまたはテトラフル
    オロエチレン、 (b)フルオロ低級アルキルビニルエーテルおよび (c)ヒドロキシアルキルビニルエーテルを主成分とす
    る共重合体の架橋物を含む保護層が設けられてなる繊維
    強化樹脂製品。
JP21164284A 1984-10-09 1984-10-09 繊維強化樹脂製品 Pending JPS6189847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21164284A JPS6189847A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 繊維強化樹脂製品

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JP21164284A JPS6189847A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 繊維強化樹脂製品

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Publication Number Publication Date
JPS6189847A true JPS6189847A (ja) 1986-05-08

Family

ID=16609155

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21164284A Pending JPS6189847A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 繊維強化樹脂製品

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JP (1) JPS6189847A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642157U (ja) * 1992-11-16 1994-06-03 株式会社ビッグ 車の外装材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642157U (ja) * 1992-11-16 1994-06-03 株式会社ビッグ 車の外装材

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