JPS6187064A - ク−リングタワ− - Google Patents

ク−リングタワ−

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Publication number
JPS6187064A
JPS6187064A JP20895984A JP20895984A JPS6187064A JP S6187064 A JPS6187064 A JP S6187064A JP 20895984 A JP20895984 A JP 20895984A JP 20895984 A JP20895984 A JP 20895984A JP S6187064 A JPS6187064 A JP S6187064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl ether
cooling tower
fluorine
protective layer
containing copolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP20895984A
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English (en)
Inventor
信行 富橋
寺田 勉
片岡 佳明
義喜 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクーリングタワーに関する。さらに詳しくは、
防汚性、耐候性、耐食性にすぐれ、硬くて傷がつきにく
く、しかも透明性、光沢にすぐれた保:!層が設けられ
てなるクーリングタワーに関する。
[従来の技術] 従来より、金属製、FRP製またはポリ塩化ビニル製な
どのクーリングタワーが製造され、使用されている。
一般にクーリングタワーは屋上などの屋外に設置される
ため、また冷却水を通すため、耐候性や防汚性や耐食性
が良好で耐久性のあることが必要であり、見た目にも美
しいことが好ましい。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来より使用されている金属製、FRP製またはポリ塩
化ビニル製などのクーリングタワーは、耐食性、耐候性
が充分でなく、外観的には経時的に光沢が低下し、チョ
ーキングが発生し、汚れやすくなる。また強度も低下す
るため、耐久性も充分でない。その上、金属製やFRP
製やポリ塩化ビニル製などのクーリングタワーでは、比
較的貯水部に藻類が付着しやすく、藻類が付着して成長
すると配管部に粘りが生じゃすくなリ、正常な運転に支
障をきたしやすくなる。それゆえ、配管中などの清掃を
行なう頻度が高くなり、多大な労力が必要となる。
本発明は、前記のごとき従来のクーリングタワーの耐食
性、耐候性、防汚性などが充分でなく、経時的に外観が
低下するなどという問題点を改良するためになされたも
のである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、 (ωクロロトリフルオロエチレン(以下、CTFEとい
う)またはテトラフルオロエチレン(以下、TFEとい
う)、 (b+フルオロ低級アルキルビニルエーテルおよび(c
)ヒドロキシアルキルビニルエーテルを主成分とする共
重合体の架橋物を含む保護層が設けられてなるクーリン
グタワー(以下、保護層を有するクーリングタワーとい
う)に関する。
[作用および実施例] 本発明における保護層は、(ω成分と+b+成分と(c
)成分とを主成分とする共重合体(以下、含フツ素共重
合体という)および架橋剤からなるフッ素樹脂塗料を塗
布し、常温で架橋硬化させることによってえられる、膜
厚5〜100虜程度のものである。
前記含フツ素共重合体は、従来のフッ素樹脂にない特性
、すなわち常温で硬化して硬い膜を形成し、しかも形成
された塗膜は従来のフッ素樹脂のもつ耐候性、防汚性、
光沢、耐食性などの特性をそのまま保持している。また
、プラスチックスや金属などへの接着性も良好なもので
ある。かかる含フツ素共重合体の各成分、組成などにつ
いては特願昭58−63399号明細書および特願昭5
8−175123号明細書に詳細に説明されてい、る。
それらのうち(b)成分としては、アルキル基の炭素数
が1〜10個のアルキルビニルエーテルであって、アル
キル基の水素原子が一部または全部フッ素原子で置換さ
れているものがとくに好ましい。具体例としては、たと
えば2,2.2−トリフルオロエチルビニルエーテル、
2,2,3.3−テトラフルオロプロピルビニルエーテ
ル、2,2゜3、3.3−ペンタフルオロプロピルビニ
ルエーテル、2、2.3.3.4.4.5.5−オクタ
フルオロペンチルビニルエーテル、2,2,3,3,4
,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9゜9−ヘキ
サデカフルオロノニルビニルエーテルなどがあげられる
また(c)成分としては、アルキル基の炭素数が2〜1
0個のものがとくに好ましい。具体例としては、たとえ
ばヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチル
ビニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニルエーテル、
1−メチル−3−ヒドロキシプロピルビニルエーテルな
どがあげられる。
本発明における含フツ素共重合体は、(ω成分単位40
〜60モル%、(b)成分単位5〜50モル%、(c)
成分単位0.5〜40モル%含むものが好ましく、とく
に(ω成分単位40〜60モル%、+b+成分単位20
〜45モル%、(c)成分単位1〜30モル%含むもの
が好ましい。なお、目的とする特性を損なわない限り、
他のエチレン性不飽和単量体を共重合してもよい。共重
合しうるエチレン性不飽和単量体としては、たとえばエ
チレン、プロピレン、イソブチレン、酢酸ビニル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸、(メタ
)アクリル酸エステルなどがあげられる。
本発明に用いる含フツ素共重合体を製造する方法として
は、たとえば(ω成分、(b)成分および(c)成分を
溶媒の存在下、重合触媒を用い一20〜150℃、好ま
しくは5〜95℃の温度および0〜30にg/cm2 
G 、好ましくは10にg/ca2 G以下の圧力条件
での水性媒体中における乳化重合、懸濁重合または溶液
重合などの方法が採用されつる。
本発明における保護層は、通常前記のごとく含フツ素共
重合体に架橋剤を配合し、適当な溶媒に均一に混合、溶
解させてえられる塗料組成物をクーリングタワーの内面
や外面などに塗布し、常温で架橋、硬化させて形成され
る。硬化は常温で速やかに進行し、通常1〜10日間で
硬い塗膜がえられるが、基材に悪影響を与えない程度ま
で温度を上げて乾燥すると、硬化に要する時間が短縮で
きる。
架橋剤としては前記含フツ素共重合体に含有されている
ヒドロキシル基と反応することができる官能基を2以上
有する化合物があげられ、ヒドロキシル基と反応するこ
とにより共重合体を硬化させる。
架橋剤の具体例としては、たとえばヘキサメチレンジイ
ソシアネート、その3量体などの誘導体、キシリレンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、水素添加
トリレンジイソシアネート、水素添加−4,4°−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、ブロック型イソシアネ
ートなどのイソシアネート類、酸無水物類、多価アミン
類、アミン樹脂類、エポキシ基を有する化合物などがあ
げられる。架橋剤の配合量は、含フツ素共重合体中のヒ
ドロキシル基に対して0.5〜2当mとなるように調整
するのが好ましい。
溶媒としては従来の含フツ素共重合体とは異なり、通常
の溶媒が広く使用できる。具体例としては、たとえば酢
酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸セロソル
ブなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンなどのケトン類;テトラヒドロ
フランなどの環状エーテル類;N−ジメチルホルムアミ
ド、トジメチルアセトアミドなどのアミド類;メチルア
ルコール、エチルアルコール、ブチルアルコールなどの
アルコール類;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素類などの1種または2種以上があげられる。
含フツ素共重合体の濃度は、塗装方法および塗料製造方
法などにより異なるが、通常5〜70重量%、好ましく
は20〜60重量%が採用される。
前記含フツ素共重合体塗料組成物に、必要に応じて他の
重合体、硬化促進剤、カーボンブラックまたはチタン、
亜鉛、鉛、鉄などの化合物からなる無機顔料、有機顔料
、染料、粘度調整剤、レベリング剤、ゲル化防止剤、サ
リチル酸誘導体、ベンゾフェノン系化合物、ベリシトリ
アゾール系化合物などの紫外11吸収剤、耐光安定剤、
皮パリ防止剤、分散剤、消泡剤などを添加してもよい。
また、要すれば金属製やFRP製やポリ塩化ビニル製な
どのクーリングタワーに他の層、たとえばウォッシュブ
ライマー、エポキシ樹脂塗料などの通常用いられる下塗
り塗料やその他の塗料を1層または2層以上設け、その
上に本発明に用いる保護層を形成してもよい。
クーリングタワーへの塗布は、スプレー法、へヶ塗り法
、ディッピング法、ロールコート法、ナイフコート法な
どの通常の方法により行なわれうる。
本明細書にいうクーリングタワーとは、家庭用や工場用
、事務所用などのいわゆるクーリングタワーのほかに、
野外用水冷あるいは空冷熱交換器などをも含む概念であ
る。またその材質としては、不飽和ポリエステル、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリアミド、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどと
、ガラス繊維、カーボン繊維、アスベスト、綿、麻、レ
ーヨン、ビニロン、ポリエステル、アクリルなどの繊維
などとを複合したFRP、FRTP、 SHC、BHC
などやポリ塩化ビニルなどのプラスチックスが主体であ
るが、これらに限定されるものではなく、たとえば鋼、
鉄、アルミニウムあるいはこれらの合金などの金属であ
ってもよい。また保護層の設けられる場所はクーリング
タワーの外周部、貯水部に限定されることはなく、配管
部、支柱部、支持部などの部分であってもよい。
つぎに実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 CTFE  50モル%、2,2,3.3−テトラフル
オロプロピルビニルエーテル40モル%およびヒドロキ
シブチルビニルエーテル10モル%よりなる含フツ素共
重合体50部(重量部、以下同様)を酢酸n−ブチル3
5部、キシレン10部およびメチルイソブチルケトン5
部との混合溶剤50部に加えて均一に混合し、さらに架
橋剤としてコロネートEH(日本ポリウレタン工業■製
の無黄変型塗料用ポリイソシアネート系架橋剤)を9部
(当量比で1.0)加えて均一に混合し、塗料組成物を
調製した。
一方、長さ100+a+a 、幅50aue、厚さ21
mのポリ塩化ビニル製の板(三菱樹脂■製のカビロン)
の表面をフロン系溶剤(ダイキン工業■製のダイフロン
113)で脱脂洗浄した基板を作製した。
この基板に前記塗料組成物をへヶにて塗布して膜厚40
AIITlの塗膜を形成し、25℃で7日間硬化させて
保護層を形成した。
実施例2 ポリ塩化ビニル製の板をガラス繊維強化ポリエステル樹
脂製の板(大日本インキ化学工業■製のオルソ系ポリエ
ステル)にかえたほかは実施例1と同様にして保護層を
形成した。
比較例1〜2 実施例1および実施例2で用いたポリ塩化ビニル樹脂製
の板およびガラス繊維強化ポリエステル樹脂製の板をそ
れぞれ比較例1および比較例2の試料とした。
実施例1〜2および比較例1〜2でそれぞれえられた試
料につき、つぎの試験を行なった。
結果を第1表に示す。
「接触角」 試料に水およびn−セタンをそれぞれ1滴滴下し、エル
マ光学■製のゴニオメータ−を使用して接触角を測定。
[促進耐候性] スガ試験機■製のサンシャインウエザーオメーターを用
いて、連続照射、降雨サイクル18分/120分、湿度
60%、ブラックパネル温度63℃で2000時間促進
耐候試験を行ない、外観を観察。
〔防汚性〕
試験片表面のIC12を赤色のサクラベンタッチ(■サ
クラクレパス製)で塗りつぶして24時間放置したのち
、エタノールを含浸させたティッシュペーパーでふきと
り、試験片表面の外観を観察。表中のOは完全に除去で
きたこ、と、Xは赤色が残留し、除去できなかったこと
を表わす。
第  1  表 実施例3 ガラス繊維強化ポリエステル樹脂製のクーリングタワー
の外周面の一部および貯水部の一部に、実施例1で調製
した塗料組成物を実施例1と同様にして塗布して保護層
を形成した。
6力月経過すると外周面の塗装した部分には変化がない
が、非塗装部分はすでにチョーキングが生じ、光沢が大
幅に低下していた。また貯水部の塗装部分には非塗装部
分と比較して、付着物が少なかった。
実施例4〜8 第2表に示す組成の含フツ素共重合体をメチルエチルケ
トンおよび酢酸ブチルの混合溶媒(重量比1/1)に溶
解させ、共重合体濃度が20重量%になるように調製し
た。前記溶液100部に対し架橋剤としてヘキサメチレ
ンジイソシアネート3量体であるディスモジュールTP
−にL5−2444 (住友バイエル■製)50重量%
のメチルエチルケトン溶液7部およびトリエチルアミン
1部を加え充分混合したのち、実施例2と同様のガラス
繊維強化ポリエステル樹脂板にへヶ塗りを行ない、室温
下7日間硬化させた。えられた硬化塗膜は、いずれも厚
さ約28〜33虜の光沢のある硬い塗膜であった。
各試料につき、それぞれ接触角、耐候性、防汚性の試験
を行なった。結果を第2表に示す。
なお第3表中の各略号はつぎの化合物を示す。
3FVE : 2,2.2−トリフルオロエチルビニル
エーテル 4FVE : 2,2,3.3−テトラフルオロプロプ
ルビニルエーテル 5FVE : 2,2,3,3.3−ペンタ7 /L/
 t Oプロピルビニルエーテル 8FVE : 2,2,3,3,4,4,5.5−オク
タフルオロペンチルビニルエーテル HBVE :ヒドロキシブチルビニルエーテル〔耐候性
〕 実施例3のクーリングタワーに試験片を貼りつけ、6力
月経過後外観を観察。
〔以下余白〕
[発明の効果] 以上のごとく、前記(ω、+b)、(c)成分を主成分
とする含フツ素共重合体は常温で硬化することができ、
しかも耐候性、防汚性、光沢などにすぐれた塗膜をクー
リングタワー基材の種類を問わず形成することができる
ので、その塗膜が保護層として設けられている本発明の
保″m層を有するクーリングタワーはきわめてすぐれた
耐候性、防汚性、外観、耐久性などを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)クロロトリフルオロエチレンまたはテトラフル
    オロエチレン、 (b)フルオロ低級アルキルビニルエーテルおよび (c)ヒドロキシアルキルビニルエーテルを主成分とす
    る共重合体の架橋物を含む保護層が設けられてなるクー
    リングタワー。
JP20895984A 1984-10-04 1984-10-04 ク−リングタワ− Pending JPS6187064A (ja)

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