JPS6158376B2 - - Google Patents

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JPS6158376B2
JPS6158376B2 JP57185965A JP18596582A JPS6158376B2 JP S6158376 B2 JPS6158376 B2 JP S6158376B2 JP 57185965 A JP57185965 A JP 57185965A JP 18596582 A JP18596582 A JP 18596582A JP S6158376 B2 JPS6158376 B2 JP S6158376B2
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JP
Japan
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paper
sheet
shaft
roller
conveyance
Prior art date
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Application number
JP57185965A
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English (en)
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JPS5978028A (ja
Inventor
Tadashi Ishikawa
Akimitsu Hoshi
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP57185965A priority Critical patent/JPS5978028A/ja
Publication of JPS5978028A publication Critical patent/JPS5978028A/ja
Publication of JPS6158376B2 publication Critical patent/JPS6158376B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は画像形成装置等に対する給紙装置に関
する。 例えば電子又は静電写真複写機・簡易印刷機な
どの画像形成装置に於ける給紙は一般に用紙カセ
ツト挿填方式が採用されている。これは予めカツ
トシート用紙を収納した用紙カセツトを本機のカ
セツト挿填口に挿入セツトし、そのカセツト内の
用紙を1枚づつ本機側の給紙手段の作用により本
機内へ引き込んで画像形成部へ給紙するもので、
サイズ・紙質等の異なる用紙を各別に収納した幾
つかの用紙カセツトを用意することによりカセツ
ト挿脱交換操作で簡単に本機に対する用紙交換が
できる。或は本機側に複数のカセツト挿填口を具
備させそれ等にカセツトを挿填しておくことによ
り選択釦操作一つで本機に対する用紙変更ができ
る等の利点があり便利である。 然し、用紙カセツトの用紙収容容量は最大250
枚とか、500枚程度のものであり、従つて例えば
1000枚或は2000枚など多数枚のコピー等を連続し
て実行する場合は途中で何回もカセツト内への用
紙補充作業を行なわなければならず煩わしく、そ
の都度コピー等の中断がよぎなくされ、本機の高
速性が十分には生かしきれない。 そこで高級高速機などの或る種の機種には例え
ば2000枚など多数の用紙を一度に収納し給紙でき
る多数枚デツキ(或はトレー)機構を具備させた
ものもあるが、該デツキ機構はその機種に内蔵さ
せた作り付けのものであつて、その画像形成装置
の専用機構である。 本発明は上記に鑑みて、多数枚デツキ機構を内
蔵していない一般の用紙カセツト挿填方式画像形
成装置について、該画像形成装置との間にケーブ
ル(信号線)接続することなしにカセツト挿填口
にカセツトと同様に単に物理的に嵌入接続して組
合せることにより1000枚・2000枚等の多数枚連続
コピー等を最後まで中断なしに実行することを可
能とする。各種の用紙カセツト挿填方式画像形成
装置に広く組合せ使用できる汎用ユニツト型の信
頼性の高い大容量給紙装置を提供することを目的
とする。 以下図示の一実施例装置に基いて具体的に説明
する。 (1) 本例装置の大略構成、及び画像形成装置に対
する接続(主として第1〜3図) 第1図は本例の給紙装置Aを電子写真複写機等
の画像形成装置B(以下本機と略記する)に接続
した状態の一部切欠き側面図である。 本例の給紙装置Aは大きく区分して、 例えば2000枚程度の多量のカツトシート用紙
を一度に積載収容できる昇降動型用紙収納台機
構と、その積載用紙を上から1枚づつ繰り出す
給紙機構と、からなる大容量用紙収納部1と、 該収納部1の前面上部から前方へ突出してい
て本機B側の用紙カセツト挿填口101に嵌入
する用紙1枚宛搬送・待機部2と、 制御回路部と、 からなる。 Cは本機Bを載置したペデイスタル、Dは給紙
装置Aの本機Bにに対する接続・保持台座であ
る。この台座Dは第2図の分解斜面図に示すよう
に、互に溶接・ねじ止め等で結合した左右の縦枠
辺110,110と上下の横枠辺111,111
とからなる縦背枠と、下側横枠辺の左右部に形成
した後方突出水ラグ112,112に夫々先端部
をネジ止めして連結した左右一対の水平レール1
13,113と、その両レールの後端部下面に溶
接・ねじ止め等で固着した両レール共通の台脚1
14と、その台脚の下面左右部に設けたねじアジ
ヤスタ式床面接触座115,115と背枠の左右
縦枠辺110,110の略中央部に夫々設けた給
紙装置左右位置決め用後方突出ピン116,11
6とからなる。 左右一対の各水平レール113は夫々横断面略
コ字形の上向きチヤンネルレールで、長さは給紙
装置Aの大容量用紙収納部1の底板前後方向寸法
よりも長い。117,117は上向きチヤンネル
レールの左右上向き側辺の一方の辺についてその
略前半部を他方の側辺に向つて略直角に折り曲げ
て延長形成したレール溝蓋板、118,118は
各レールの底板面の略中央部に形成した突部、1
19,119はレール後端の折り曲げストツパ片
である。 而して上記の台座Dはその縦背枠の左右縦枠辺
110の上端部と下端部に夫々形成した4ケ所の
外向きラグ120を夫々本機Bのカセツト挿填口
側の外板止めビス121,121、及びその側の
ペデイスタル外側板止めビス122,122を利
用して各外板と共締めすることにより本機Bとペ
デイスタルCに対してしつかりと位置決め定着さ
れる。台脚114の床面接触座115は上記台座
Dの本機B及びペデイスタルCに対する取付け前
又は後に適当にねじり調節して床面に対して接触
させる。 給紙装置Aの大容量用紙収納部1の底板下面に
はその四隅部近傍に上記左右のチヤンネルレール
113の溝内に嵌入する4つの回転コロ123を
配設してあり、又そのコロのうち右側2つのコロ
の近傍には右側のチヤンネルレール113のレー
ル溝蓋板117を形成していない側の上向き側辺
に第3図示のように嵌まる下向きの略U型位置決
め部材124,124(例えば合成樹脂製)を配
設してある。 給紙装置Aの本機Bに対する装着は、上記本機
B及びペデイスタルCにしつかりと取付けられた
台座Dの左右一対の水平チヤンネルレール113
の溝内に給紙装置Aの底板下面の4つのコロ12
3のうち先ず前側左右のコロを嵌入させ、又右側
コロ近傍の下向きU型部材124をその側のレー
ル上向き側辺に嵌合させて給紙装置A全体を前方
へ押し動かし、途中前側左右のコロをレール底板
の突部118を乗り越えさせ、更に前方へ押し動
かす。次いで後側左右のコロを夫々左右のレール
溝内に嵌入させ、又右側コロ近傍の下向きU型部
材124をその側のレール上向き側辺に嵌合させ
て装置Aを更に前方へ押し動かし、後側左右のコ
ロもレールの突部118を乗り越えさせる。 給紙装置Aの前方への押し動かしに伴ない給紙
装置Aの前方へ突出している用紙1枚宛搬送・待
機部2が本機Bのカセツト挿填口101内に台座
Dの縦背枠上側横枠辺111越しに進入する。そ
して後側左右のコロ123がレールの突部118
を乗り越えると、給紙装置Aの大容量用紙収納部
1の前面板が台座Dの縦背枠上側横枠辺111に
当接して受止められ装置Aのそれ以上の前進動が
阻止される。この時点で台座側の給紙装置左右位
置決め用後方突出ピン116が給紙装置A側の対
応ピン進入孔116aに十分に進入した状態とな
り、給紙装置Aの用紙1枚宛搬送・待機部2が本
機Bのカセツト挿填口101内に正規の位置まで
十分に進入してカセツト挿填口101に対して嵌
合状態となる。又装置Aは後側左右のコロ123
がレールの突部118を乗り越えたことによりそ
の突部で戻り止めされて最終前進位置に安定に保
持される。この給紙装置Aの台座レール113に
対する乗架、前方スライド動かしにより装置Aの
本機Bに対する接続が完了する。 本機Bに対する給紙装置Aの位置決めは、先ず
台座Dの本機Bに対する取付けが本機B側の外板
取付けビス121,121で精度よくなされ、装
置Aの前進最終位置は台座Dの縦背枠上側横枠辺
111に対する装置Aの当接でなされ、装置Aの
左右方向(レールと直角方向)の位置決めは台座
D側の左右のピン116,116と装置A側のピ
ン進入孔116aとの係合、及びレール113と
装置A側の下向きU字型部材124,124との
係合とにより精度よくなされる。尚ピン116は
左右のどちらか1ケ所だけにしてもよい。高さ方
向は上記台座Dの本機Bに対するビス121,1
21による取付け位置決めとレール面でなされ
る。かくして給紙装置Aの台座レール113に対
する乗架、前方への十分なスライド動かしだけで
装置Aの本機カセツト挿填口101に対する嵌入
接続が精度よく支障なくなされる。 又給紙装置Aの上記本機に対する接続後は4つ
のコロ123は何れもレール113の蓋板117
の存在部に位置して装置Aのレールからの浮き動
きが阻止される。 本機Bのカセツト挿填口101内に於けるジヤ
ム処理の際は、本機Bに対して接続状態の給紙装
置Aを後側左右のコロ123をレール突部118
を乗り越えさせてそれがレール後端のストツパ片
119に当接するまでレールに沿つてスライド後
退動させる。そうすると装置Aの用紙1枚宛搬
送・待機部2が本機Bのカセツト挿填口101か
ら抜けた状態となりジヤム処理を容易に行なうこ
とができる。ジヤム処理後は装置Aをレールに沿
つて前方へ押し動かせば再び装置Aは本機Bに対
して接続状態となる。 尚図示例の本機Bは用紙カセツト挿填口を上下
2段102,101備えたタイプのもので、本例
は下側のカセツト挿填口101に対して給紙装置
Aの用紙1枚宛搬送・待機部2を嵌入接続するよ
うになつている。上段側のカセツトEは挿填した
ままでよく必要に応じて本機B側の用紙選択釦操
作で給紙を上段カセツト側に切換えそのカセツト
内の用紙を本機B内へ繰り出して使用できる。 台座縦背枠の下端側はビス122でペデイスタ
Cに掛止する代りに、フツクを形成し、そのフツ
クをペデイスタル底板裏面の横梁に引掛けて掛止
する構成にしてもよい。 (2) 昇降動型用紙収納台機構 3a・3b・3c・3d(第4〜6図)は夫々
底板・前面板・右側板・左側板の4面板の結合か
らなり後面及び上面は開放した形態の横長・縦長
のシヤシー、4・4(第7・9・11図)はシヤ
シー右側板3cと同左側板3dの各内面前辺寄り
に夫々対向させて縦に配設した横断面略コ字形の
チヤンネルレール、5は用紙収納台で、その先端
側両脇に夫々縦方向にコロ取付け板6・6を固着
してその各板6の外側に上下一対づつのコロ7・
7を軸着させてある。そしてその左右各一対づつ
のコロを上記左右の縦方向チヤンネルレール4・
4の溝内に嵌入係合させてある。従つて用紙収納
台5はレール4・4に沿つて上下動自由である。 8はシヤシー右側板3cの内側下部に取付け保
持させた用紙収納台昇降駆動用モータ(以下リフ
タモータと略記する)で、そのモータ軸の回転を
減速ギヤ箱9(第10図)で減速し、減速ギヤ箱
のフアイナル軸10を駆動軸としてシヤシー右側
板3cの内側から外側へ突出させ、その突出端に
スプロケツト11を固着させてある。 12及び13(第6・8図)は、左右のシヤシ
ー側板3d・3cの前辺側の下隅部間と同上隅部
間とに夫々軸受させて配設した並行2本の回転軸
で、その2本の回転軸12・13には夫々その両
端側にスプロケツト14・14、15・15を固
着して配設してある。スプロケツト15・15は
軸13に対して回転フリーにしてもよい。又下側
の回転軸12の右端は延長してシヤシー右側板3
cの外側に突出させてあり、その突出軸部にワン
ウエークラツチ(ばねクラツチ)16を介してス
プロケツト17を装着させてある。 18は前記の駆動軸10のスプロケツト11と
下側回転軸12の外方突出端のスプロケツト17
間に懸回したチエーン、19・19は前記上下2
本の並行回転軸13・12の左側スプロケツト1
5・14間及び右側スプロケツト15・14間に
夫々懸回した左右1対の縦方向チエーンで、この
左右一対の縦方向チエーン19・19の一部19
a(第6・8図)を、用紙収納台5の左右側板の
先端側を延長しそれをシヤシー前面板3bに形成
した左右の縦方向スリツト孔3e・3eからシヤ
シー前面板3bの外側へ露出させた腕板5aにし
つかりと係止連結させてある。 リフタモータ8が正転駆動b(第4図)される
と、その回転力がスプロケツト11→チヤーン1
8→スプロケツト17→ワンウエイクラツチ16
を介して下側回転軸12に伝達され、これにより
左右の縦方向チエーン19・19が台5を上昇す
る方向に回動して台5がレール4・4に沿つて上
昇動する。 逆に逆転駆動aされると、スプロケツト17の
回転方向はワンウエイクラツチ16が空転する方
向で軸12にはモータ8の逆転駆動による積極的
な逆転力は作用しないけれどもワンウエイクラツ
チ16の空転方向回動に伴ない台5側の自重力で
左右の縦方向チエーン19・19、スプロケツト
15・14、15・14、上下の回転軸13・1
2が逆回動して台5がレール4・4に沿つて下降
動する。 20(第9・10図)はリフタモータの回転軸
の後端に固着したモータブレーキ用の歯切り円
盤、21はその歯切り円盤に対して常時掛合方向
にばねで付勢され、電磁吸引装置22への通電に
より歯切円盤20から逃げ移動する爪板である。
而してリフタモータ8へ該モータ正転駆動又は逆
転駆動のための通電が開始される少し前時点か
ら、通電が断たれた後の少し後時点までの間電磁
吸引装置22への通電がなされ、その間爪板21
が逃げ位置に保持されてモータ8の正転・逆転動
が許容される。一方上記の期間外は爪板21の歯
切り円盤20に対する掛合によりモータ軸の空転
動が防止される。これにより縦レール4・4の途
中の持上げ位置にある台5が台及びその上に積載
した用紙Pの自重力でモータ8の回転軸を回動さ
せながら自然にずり下るのが防止され、台5は持
上げ位置に安定に保持される。 23(第7・11・12図)はシヤシー右側板
3cの前辺上隅部の内側に回動自由に軸受保持さ
せた平面略L字形の用紙検知用揺動レバーで、該
レバーの先端部に設けた下向きの第1突子23a
と、同じく下向きであるが第1突子23aよりも
突出長さの短かい第2突子23bと、レバー23
の途中に設けた上向きの第3突子23cと、レバ
ーの基部に設けた上向き突子23dを有する。 第1の下向き突子23aは台5上の積載用紙P
の最上位置上面に対して接触する。第2の突子2
3bは台5上の最後の用紙が給送されて第1突子
23aが台5側の透孔5bに落ち込んだとき途中
で台5上面に当つてレバー23のそれ以上の傾き
回動を阻止する作用をする。第3の上向き突子2
3cはシヤシー前面3bの上辺側内面に配設した
用紙上面上り過ぎ検知センサS2に対向してい
る。第4の上向き突子23dはシヤシー右側板3
cの内側でレバー23の基部の上位に配設した光
源と受光素子とからなる光電式の用紙上面レベル
センサS1の光路部に位置している。 而して台5上に積載収納用紙Pの上面位置が所
定の上面レベル範囲PH〜PL内(第12図)にあ
るときは第1の下向き突子23aの用紙上面に対
する接触でレバー23が略水平に近いある傾き角
度範囲α内の姿勢に保持され、第4の上向き突子
23dが光電センサS1の光路を遮断している。
これにより積載用紙Pの上面が所定の位置レベル
範囲PH〜PL内にあることが検知される。 台5上の積載用紙Pが後述する給紙機構の作動
で上から1枚づつ順次に送り出されると積載用紙
の上面位置が次第に下る。それに追従してレバー
23が順次に傾き回動する。そして用紙の上面位
置が下限レベルPLになるとレバー23の第4突
子23dで遮断されていたセンサS1の光路が完
全に開放状態となり積載用紙上面位置が許容下限
レベルPLまで低下したことが検知される。 この信号に基いて制御回路を介して前述のリフ
タモータ8の電磁吸引装置22への通電がなさ
れ、リフタモータ8の歯切り円盤20から爪板2
1が逃げ外れ、次いでリフタモータ8に正転6方
向の通電がなされて台5が上昇動し、積載用紙P
の全体が持上げ移動される。この持上げ移動によ
り積載用紙Pの上面が上昇する。これに伴ない傾
斜姿勢のレバー23が戻り回動してセンサS1の
光路が遮断される。この光路遮断信号から予め定
めた一定時間経過後制御回路を介してリフタモー
タ8への通電が断たれ、次いで電磁吸引装置20
への通電が断たれる。 かくして台5上の積載用紙Pが例えば20〜30枚
程度消費される毎に上記のような台5の上昇動が
間欠的に自動的に実行されて積載用紙Pの上面位
置レベルが常に所定の許容範囲レベルPH〜PLに
維持される。 積載用紙Pの消費が進行し、それに伴ない台5
も間欠上昇を繰返し、何れ台5自体の上面が積載
用紙上面レベル範囲PH〜PL内に入り、台5上の
最後の1枚の用紙が給送されると、レバー23の
第1の下向き突子23aが台5に形成した透孔5
bに落ち込み、第2の下向き突子23bが台5の
上面に当つて受止められるまでレバー23が大き
く傾き回動αLLし、レバーの第4の下向き突子
23dがセンサS1の光路から完全に抜け出た位
置となる。このときのセンサS1からの信号と、
その前に発せられる後述する台5の上昇動上限位
置センサS3からの信号とにより台5上に用紙が
なくなつたことが検知される。 S3・S4(第8図)はシヤシー前面板3bの
外面側で、前記縦方向スリツト孔3e・3eの右
側スリツト孔3eの上端部と下端部位置に配設し
た台5の上昇動上限位置センサ(例えばマイクロ
スイツチ)と下降動下限位置センサ(同)であ
る。 台5が上記のように間欠的に順次に上昇動され
て何れその台5自体の上面が前記用紙上面レベル
範囲の下限レベルPLに達した時点で台5の昇降
動用チエーン係止連結腕部5aに形成した突子5
cが上限位置センサS3に作用して台5の上限位
置到達が検知され、その信号が制御回路へ入力さ
れる。この時点では台5上には未だ用紙Pがいく
らか残つており、その後その残存用紙が全て給紙
された時点で、上記したレバー23の大きな傾き
αLLに基づくセンサS1による紙なし信号が制
御回路へ入力される。 下限位置センサS4は台5の下降動がなされ、
その下降が下限位置になると突子5cでオンさ
れ、台5の下降下限位置到達が検知され、その信
号が制御回路へ入力される。 紙上面上り過ぎ検知センサS2については後述
する。 (3) 用紙1枚宛給紙機構 24(第5・6図)はシヤシー左側板3dの内
側下部に取付け保持させた1枚給紙用モータ(以
下給紙モータと略記する)で、そのモータ軸の回
転を減速ギヤ箱で減速し、減速ギヤ箱のフアイナ
ル軸26を駆動軸としてシヤシー左側板3dの内
側から外側へ突出させ、その突出端に第1タイミ
ングプーリ27を固着させてある。 28(第5・13図)はシヤシー左側板3dの
外面上部に植設したピン軸で、このピン軸に第2
タイミングプーリ29、第1ギヤ30、エンコー
ダ用歯切り円盤31の3者を同心に一体結合した
ものを回転自由に支持させてあり、前記の第1タ
イミングプーリ27と第2タイミングプーリ29
間にタイミングベルト32を懸回させてある。従
つて給紙モータ24が回転駆動されると該3者一
体のプーリ29・第1ギヤ30・歯切円盤31が
回転駆動される。 33(第6・7・11・13図)は左右のシヤ
シー側板3d・3cの上部に両者3d・3c間に
回転自由に軸受させて配設した給紙支軸で、該支
軸の左端は延長してシヤシー左側板3dの外側に
突出させてあり、この突出軸部に1回転クラツチ
(ばねクラツチ)34と第2ギヤ35を装着して
ある。該第2ギヤ35は前記の第1ギヤ30と噛
合せてある。 1回転クラツチ34は常時は第1電磁吸引装置
36の爪アーム37がアウタリングの突起34a
を掛止していてクラツチ−オフ状態にあり、その
ため第1ギヤ30が回転しても第2ギヤ35は軸
33上を空回転するだけで軸33は回転駆動され
ない。 第1電磁吸引装置36に一瞬間通電がなされて
爪アーム37によるアウタリングの掛止が解かれ
ると、クラツチ−オンにより第2ギヤ35と軸3
3とが結合化して軸33の回転駆動がなされる。
軸33が略1回転してアウタリングの突起34a
が再び爪アーム37に掛止されるとクラツチ−オ
フとなり第2ギヤ35が軸33に回転フリーとな
り軸33の回転が停止する。即ち給紙支軸33は
第1電磁装置36に一瞬間の通電がなされる都度
1回転づつ間欠回転駆動される。 38・38(第6・7・9図)は給紙支軸33
の左右2ケ所に軸33の長手方向への移動を規制
し、基部を回転自由に支持させ先端側を前方へ向
けた横断面略下向きコ字形の給紙ローラ支持アー
ム、39は該左右一対のアーム先端部に回転自由
に軸受支持させた給紙ローラ軸、40はその軸の
数ケ所に夫々ワンウエイクラツチ41を介して装
着した給紙ローラ、40aは同じく該軸39に固
着したウエイトローラ、42aは上記給紙ローラ
支持アーム38・38の一方のアーム基部チヤン
ネル内の給紙支軸33部分に固着したタイミング
プーリ、42bは同アームの先端部チヤンネル内
の給紙ローラ軸39部分に固着したタイミングプ
ーリ、42cは上記両プーリ42a・42b間に
懸回したタイミングベルトである。45・45は
台5により持上げ支持された積載用紙Pの最上位
紙上面の先縁側左右隅角部に接する用紙1枚宛分
離爪である。この左右の分離爪45・45は後述
する積載用紙側面規制用の固定基準側板88と可
動側板86の前辺側上隅部に夫々形成してある。 而して給紙支軸33の前記1回転駆動に伴ない
該軸33が1回転する間プーリ42a→タイミン
グベルト42c→プーリ42b→給紙ローラ軸3
9→ワンウエイクラツチ41を介して給紙ローラ
40が用紙送り出し方向に回転駆動されて積載用
紙Pの最上位紙に送り出し力が作用しその用紙が
1枚だけ分離爪45・45を乗り越えて前方へ送
り出される。 ウエイトローラ40aは給紙ローラ40を積載
用紙上面に適度の力をもつて常時圧接状態にする
働きをする。 46(第5・13図)はシヤシー左側板3dの
外面に植設したピン軸に回転自由に保持させた第
3ギヤ(アイドラ)で、前記第1ギヤ30に噛合
せてある。47・50はシヤシー左側板3dと補
助側板48(第7・8図)とに回転自由に軸受さ
せた軸49に装着した第4ギヤとクラツチ(ばね
クラツチ)、51はクラツチ50のアウタリング
で外周面に細かく歯を形成してある。第4ギヤ4
7は第3ギヤ46と噛合せてある。52はその歯
切りアウタリング51に掛脱する爪アーム52a
を揺動させる第2の電磁吸引装置である。爪アー
ム52aは第2の電磁吸引装置52への非通電時
はクラツチ50の歯切りアウタリング51から逃
げた状態にばねにより保持されていて、従つてこ
の状態時はクラツチ50はオン状態にあり、第4
ギヤ47は軸49に結合されている。逆に通電時
は爪アーム52aの歯切りアウタリング掛止によ
りクラツチ50がオフに保持され第4ギヤ47は
軸49に対して回転フリーの状態に保持される。 53は上記の軸49に固着した第5ギヤ、54
は該第5ギヤに噛合せた第6ギヤ(アイドラ)、
55は該第6ギヤに噛合せた搬送ローラ軸ギヤ
(第7ギヤ)である。 56(第6・7・13図)は第1の搬送ローラ
軸で、該軸はシヤシーの左右側板3d・3cの前
辺上隅部を夫々前方へ延長突出させて形成した軸
受板3d・3c間に回転自由に軸受保持させてあ
り、前記の第7ギヤである搬送ローラ軸ギヤ55
はこの軸56の左端に固着して設けてある。 57はこの軸56に夫々ワンウエイクラツチ5
8を介して装着した第1搬送ローラ、59(第
6・14図)はその各搬送ローラ57の上面に適
度の押圧力で接触させた従動押えローラである。
該従動押えローラの軸60は前記給紙ローラ40
と搬送ローラ57間に配設した上下一対の用紙ガ
イド板61・62の上側ガイド板61上面に左右
一対形成した突起部63・63間に支持させてあ
り、従動押えローラ59はこの軸60に回転自由
に取付けてある。そして各従動押えローラ59は
上側ガイド板61に形成した切欠き孔から下側の
各搬送ローラ57の上面に常時接触している。 而して給紙モータ24の回転駆動中に於て、第
2の電磁吸引装置52の非通電時はクラツチ50
がオンであるからモータ24の回転に伴なう第1
ギヤ30の回転が第3ギヤ46→第4ギヤ47→
クラツチ50→軸49→第5ギヤ53→第6ギヤ
54→第7ギヤ55の径路で第1搬送ローラ軸5
6に伝達され、第1搬送ローラ57が用紙送り出
し方向へ回転駆動される。又該ローラ57の回転
に伴ない従動押えローラ59も従動回転する。 一方第2の電磁吸引装置52の通電時はクラツ
チ50がオフであるから第4ギヤ47が軸49上
を空転し軸49は回転駆動されない。即ち第1搬
送ローラ57の回転駆動はされない。 (4) 用紙1枚宛搬送・待機部2 65は基部を前述第1の搬送ローラ軸56に連
結し、大容量用紙収納部1のシヤシー前面板3b
上部から前方へ突出させて配設した偏平箱形の搬
送部基体である。この偏平箱形基体の幅及び厚さ
寸法は250枚収容用薄型用紙カセツトの幅及び厚
さ寸法に略一致しており、長さ寸法は本機B側の
カセツト挿填口の奥行寸法よりも少し長目の寸法
にしてある。又該偏平箱形基体は第1搬送ローラ
軸56を中心に略水平姿勢から下方へ10゜程度前
下りの姿勢範囲内で揺動自由(第4図)である。 従つて給紙装置Aを接続する本機B側のカセツ
ト挿填口が250枚収容用薄型用紙カセツト用のと
きはそのカセツト挿填口に上記偏平箱形基体65
を主体とする用紙1枚宛搬送・待機部2がカセツ
トを差し込んだと同時に合致嵌入する。又基体6
5は上記のように軸56を中心とする揺動自由度
があるので、用紙1枚宛搬送・待機部2のカセツ
ト挿填口に対する進入時多少の進入角度ズレがあ
つても進入につれてそのズレが自然に矯正され、
最終的には用紙1枚宛搬送・待機部2はカセツト
挿填口に正規の位置・姿勢状態でスムーズに嵌入
する。 66・66(第4・5図)は給紙装置Aを接続
する本機B側の挿填口101が500枚収容用厚型
用紙カセツト用であるときに(本例はこの例)、
そのカセツト挿填口101に上記薄型の用紙1枚
宛搬送待機部2を適合させるべく、上記偏平箱形
基体65の左右両側板65a・65bの先端寄り
の外面に夫々ねじ止め等して取付けて使用する着
脱自在の下向きの斜面カム形スペーサ板である。 即ち、この場合は給紙装置Aを本機Bに接続す
べくレール113・113の沿つて前方へ押し動
かすと、カセツト挿填口101の下縁の左右部に
上記左右の斜面カム形スペーサ板の前側斜面66
a・66aが当接する(第15図)。その当接後
も引続いて給紙装置Aを押し動かすと斜面66
a・66aがカセツト挿填口101の下縁を滑り
移動して偏平箱形基体65に軸56を中心とする
上方回動力が作用する。その結果給紙装置Aの押
し動かしに伴ない斜面カム板形スペーサ板66・
66による持上げ作用で基体65は自然に略水平
方向へ姿勢変化しながら先端部がカセツト挿填口
101の内方へスムーズに進入し、次いで、スペ
ーサ板66・66の下端がカセツト挿填口101
の底板面に乗り移つて基体65が略水平姿勢まで
持上げられ進入する。 而して本機B側のカセツト挿填口101が250
枚収容用薄型用紙カセツト用の場合でも500枚収
容用厚型用紙カセツト用の場合でも何れも最終的
には給紙装置Aの用紙1枚宛搬送・待機部2が本
機B側のカセツト挿填口内に、搬送・待機部2の
基体65側の後述する第2搬送ローラ68aの上
面が本機B側の給紙手段たる給紙ローラ103の
自由回転補助コロ103aの下面に押圧接触し、
又基体65の前面板から前方へ突出している後述
する使用用紙サイズ指定カム板74が本機B側の
用紙サイズ検出スイツチ群104に選択的に接触
した状態に嵌入して、本機Bと給紙装置Aとが正
しく接続した状態(第1図)となる。 67(第6・7図)は偏平箱形基体65の先端
側内部に配設した第2の搬送ローラ軸で、前記第
1の搬送ローラ軸56と並行な軸である。この軸
67はその左右両端部を夫々基体65の左右側板
65a・65bに形成した縦方向長孔65e(第
16図)に上下スライド移動自由に嵌着した軸受
67a・67aに回転自由に軸受させてあり、常
時は左右一対配設した持上げばね板67b(第7
図)により上方へ付勢されて軸受67a・67a
が長孔65eの上端に受止められるまで持上げら
れている。 68a及び68b(第7・14図)は上記第2
の搬送ローラ軸67に装着した複数個の第2搬送
ローラである。68aはワンウエイクラツチ68
c(第6図)を介して軸67に装着してあり、6
8aは軸67に対して回転フリーに装着してあ
り、又ローラ68aよりも若干径の小さいローラ
である。 上記の各第2搬送ローラ68a及び68bの上
面は基体65の上面板65cの先端側の面に形成
した透孔から外部に露出している。そして本機B
に対して給紙装置Aを接続したときそれ等の各ロ
ーラ68a・68bが本機B側(第1図)の各給
紙ローラ103(ゴム製)の自由回転コロ103
a(例えばアセタール製コロ)の下面に対応して
位置し、ローラ68aはコロ103aの下面に当
接して第2搬送ローラ軸67が持上げばね板67
bに抗して少し沈み、その沈みに伴なうばね板の
反力で両者68a・103aが押圧接触状態とな
る。ローラ68bはローラ68aよりも若干径を
小さくしてあることから対応給紙ローラ103の
自由回転コロ103aの下面に対して僅小な隙間
を存して対向する。 69(第7・17図)第2の搬送ローラ軸67
の略中間部に回転フリーに設けたタイミングプー
リ、69aはそのプーリの左側スラスト止め、6
9bは右側スラスト止めで、両スラスト止め69
a・69bの間隔はプーリ69の厚さ寸法よりも
大きくしてある。69cはプー利69の右側面側
に軸67に遊嵌させたワツシヤ、69dはそのワ
ツシヤ69cと左側スラスト止め69b間に縮設
したコイルばねである。従つてプーリ69はその
コイルばね力で常時ワツシヤ69cを介して左ス
ラスト止め69a方向に付勢されて左スラスト止
め69aとワツシヤ69cとの間に押圧挾み込み
状態となり、プーリ摩擦保持−スリツプ機構(摩
擦クラツチ機構)が構成される。 70(第7図)は上記のプーリ69に対応させ
て第1の搬送ローラ軸56の略中間位置に固着し
たタイミングプーリ、71はこのプーリ70と第
2搬送ローラ軸67間に懸回したタイミングベル
トである。 而して第1の搬送ローラ軸56が回転駆動され
ると、プーリ70→ベルト71→プーリ69→上
記摩擦クラツチ機構のプーリ摩擦保持力→第2の
搬送ローラ軸67→ワンウエイクラツチ68cの
径路で回転力が第2搬送ローラ68aに伝達され
て、該ローラ68aが用紙送り出し方向に回転駆
動される。 ただし第2搬送ローラ68aの回転負荷力があ
る設定値以上の大きなものであるときは第1の搬
送ローラ軸56が回転駆動されていても第2の搬
送ローラ軸67側のプーリ69が左スラスト止め
69b及びワツシヤ69cとの間で摩擦力に抗し
てスリツプ回転を生じて軸67上を空転し第2搬
送ローラ68aは強制回転されない。その効果に
ついては別項で説明する。 73(第7・14図)は偏平箱形基体65の左
右両側板65a・65bの基部に該側板を上方へ
延長して形成した軸受片65f・65fに基部を
軸受させて設けた、基体上面板65cに対して起
倒自由のスノコ形用紙ガイド板で、常時は倒して
おく。倒すことにより基体上面板65cと該ガイ
ド板73間に第1の搬送ローラ57から第2の搬
送ローラ68a・68bに至る用紙搬送隙間通路
が形成される。 74(第7・18図)は偏平箱形基体65の先
端側空所内に配設した使用用紙サイズ指定カム板
列で、基体65の右側板65bの外面に露出させ
て設けたサイズダイヤル75(第16図)を手で
回してダイヤル面に表示した各種サイズ目盛76
(第16図)のうち、用紙収納部1の台5上に積
載収納した用紙サイズの目盛を指標77に合せる
と、そのサイズに対応した組合せのカム突子が基
体65の前面板65dに形成した透孔から前面板
65dの前方へ突出した状態となる。このダイヤ
ル操作による使用用紙サイズ指示は給紙装置Aを
本機Bへ接続するに先立ち必ず行う、又は確認す
る。ダイヤルによる使用用紙サイズ指定に対応し
て基体前面板65dから前方へ突出したカム板突
子は給紙装置Aを前述のように本機Bへ接続化し
たとき本機B側の使用用紙サイズ検知スイツチ列
104のスイツチを選択的に押圧状態にする。こ
れにより本機B側の制御回路に使用用紙サイズ条
件が自動的に設定される。 78a〜78k(第7・18・19図)は上記
サイズダイヤル75の切換え操作に連動して第1
の搬送ローラ軸56に対して回転負荷を掛けた
り、解除したりする機構で、これについては別項
で説明する。 S5・S6(第6・7図)は夫々第1搬送ロー
ラ57と第2搬送ローラ68a・68b間の第1
搬送ローラ57寄りの位置と略中間位置の第2個
所に夫々配設した第1及び第2の用紙センサ(例
えばマイクロスイツチ)で、夫々必要に応じて第
1及び第2搬送ローラ間方向に位置移動調整・位
置決めできるようにスライド式支持部材等を介し
て基体65に支持させてある。 (5) 制御回路、その他 第20図は主制御回路のブロツク図、第21図
はリフタモータ8についての制御回路である。こ
れ等の回路はプリント回路板78・79(第4・
5図)としてシヤシー左右側板3d・3cの外面
に取付け保持させてある。変圧器などはシヤシー
底板3aなどに配設してあるが図には省略した。 80・81・82(第6・7・8図)はシヤシ
ーの前面板3b・右側板3c・左側板3dの外面
を夫々隠蔽する化粧板で、ねじ止め等で着増自在
である。83はシヤシーの上面開口を閉じる上蓋
で、先端辺側の枢軸84(第4〜6図)を中心に
開閉自由である。 85はシヤシーの後面開口側に配設した箱形の
開閉ドアーで、シヤシー左側板3dの後側縦辺部
のヒンジ85a(第5・7図)を中心に開閉自由
である。この箱形ドアー85は透明又は有色透明
の合成樹脂製にしてあり、ドアー85を閉じても
内部の台5上の用紙量が視認できるようになつて
いる。 MS(第1・8・9図)及びLEDはシヤシー右
側板3cに対する化粧板81の上面に配設したメ
インスイツチと、表示ランプである。 S7(第1・4図)は給紙装置Aが本機Bに対
して接続化されたことを検知するジヨイントスイ
ツチで、シヤシー右側板3cの前辺寄りに定置配
設してある。給紙装置Aを本機Bに対して接続し
たとき給紙装置A側の位置決め孔116aに嵌入
した給紙装置台座D側の位置決めピン116の先
端で押圧されてオンとなりその状態が保持され、
給紙装置Aが本機Bに対して接続されていること
が制御回路へ入力される。 S8(第1・4、7〜9図)はシヤシー右側板
3cの後辺寄りに、揺動レバー89を介して支持
したドアースイツチである。ドアー85を閉じ状
態にするとドアー85の突子85bで押されてオ
ン状態に保持され、ドアー85が開かれるとオフ
となり、そのドア閉じ信号又は開き信号が制御回
路へ入力される。ただしこのドアースイツチS8
ははシヤシー右側板3cの化粧板81が装着状態
にあり、且つ上蓋83が閉じられているときのみ
それ等81・83側の突子83a(化粧板81側
の突子は図に省略)で閉じたドアー85の突子8
5bが作用する位置に位置決め保持される。化粧
板81が外されていたり、上蓋83が開かれてい
るときはドアー85を閉じてもスイツチS8はド
アー突子85bから逃げた状位置に保持(第4図
2点鎖線示)されていてオンされない。 90(第6・7図)は用紙1枚宛搬送・待機部
2の偏平箱形基体65内に、本機B側のセツト挿
填口101の底板内側に配設されている紙なし検
知用受光素子CdS(第1・15図)に対応させて
配設した光源ランプである。このランプ90が点
灯するとその光が基体65の底板にあけた透孔、
カセツト挿填口101の底板にあけた透孔を通つ
て受光素子CdSに対して入射する。 86(第7〜9図)はシヤシー左側板3dの内
面側にブラケツト87を介して位置変更自由に取
付け支持させた可動側板である。台5上に積載し
て使用する用紙の幅サイズに応じて位置変えして
シヤシー右側板3cの内面側の固定基準側板88
との間距離を使用用紙幅サイズに合せる。用紙P
は上記位置調節した可動側板86と固定基準側板
88間の台5上に、積載用紙前面をシヤシー前面
板3bの内面に突き当てて積載収納する。 台5は略前半部板5dと後半部板5eの2分割
構成にしてあり(第6・7図)、後半部板5eは
前半部5dに対して着脱自由である。 (6) 作動(シーケンス) 第22図は装置作動の全体的なフローチヤー
ト、第23図は主として昇降動型用紙収納台機構
の作動フローチヤート、第24図は主として用紙
1枚宛給紙・搬送・待機機構の作動フローチヤー
ト、第25図はリフタモータの駆動タイミングチ
ヤートである。 a 本機Bに取付けた台座Dのレール113上に
前述1の要領で給紙装置Aを乗架し、用紙サイ
ズダイヤル75を回して使用用紙サイズの目盛
76を指標77に合せてから装置Aを本機Bに
対して接続する。 これによりジヨイントスイツチS7がオン状
態となる。又本機Bの制御回路に対しては使用
用紙サイズ条件がダイヤル軸のカム板74で選
択的に押された本機B側のスイツチ104によ
り入力される。 次いでメインスイツチMSをオンする。表示
ランプLEDが点滅点灯する。紙なし用ランプ
90が点灯して本機B側のCdSに光が入射す
る。 b 用紙収納のためドアー85を開くとドアース
イツチS8がオフとなり、その信号によりリフ
タモータ8の電磁吸引装置22へ通電がなされ
て該モータの爪板21による掛止が解除され
る。この解除後該モータ8へ逆転方向の通電が
なされる。 これにより用紙収納台5が下降動する。台5
の下降動で台5側の突子5cが台下降位置検知
センサS4に接すると、該センサS4がオンす
る。このオン信号によりリフタモータ8への通
電が断たれ、その後該モータが略完全停止する
に至る時間(モータ停止時間)経過後に電磁吸
引装置22への通電が断たれて爪板21がモー
タ8を掛止状態にし、台5は下降下限位置で停
止保持される。 台5上に先に使用された用紙であつて、今回
使用するものとはサイズ等の異なるものが収納
されている場合はそれを取り除き、又上蓋83
を開けて可動側板86を今回使用する用紙サイ
ズに対応した位置にセツトしなおす。次いで台
5上に例えば2000枚程度の多数枚の使用用紙P
を積載収納する。 c 用紙収納後、先ず上蓋83を閉じ、次いでド
アー85を閉じる。 これによりドアースイツチS8がオンとな
り、その信号によりリフタモータ8の電磁吸引
装置22へ通電がなされて該モータの掛止が解
除され、次いで該モータ8へ正転方向の通電が
なされ、台5が上昇動する。 d この台5上昇動により何れ積載用紙Pの上面
が用紙上面レベル範囲PL〜PHの下限レベルPL
に達する。その時点でセンサS1の光路がレバ
ー23の第4の上向き突子23dで遮断され
る。その信号時点からある所定の設定タイマ時
間(積載用紙Pの上面が引続く台5の上昇動に
より上限レベルPHまでほぼ達する時間)が経
過した時点でモータ8への通電が断たれ、次い
でモータ停止時間通過後に電磁吸引装置22へ
の通電が断たれ、台5がその上昇位置に停止保
持される。 e 次いでこの時点では用紙搬送路の第1の用紙
センサS5が用紙の存在を検知していないこと
に基づき、制御回路の給紙プログラムが開始さ
れて搬送モータ24の回転駆動が開始される。
これと同時的に第1電磁装置36へ一瞬間通電
がなされて1回転クラツチ34がオン状態とな
り、給紙支軸33が1回転駆動される。このと
き第1電磁装置36へ通電されている間、第2
電磁装置52へも通電される。 これにより給紙ローラ40が給紙支軸33の
1回転分回転駆動される。又第2の用紙センサ
S6が用紙の存在を検知していないことに基づ
き第2電磁吸引装置52への通電が断たれる。
これによりクラツチ50がオン状態となり、第
1及び第2搬送ローラ57・68aも前述の回
転力伝達径路で回転駆動状態となる。 而して給紙ローラ40の回転駆動により積載
用紙Pの最上位紙に送りがかかりその紙が先端
部側分離爪45・45を乗り越えて1枚宛送り
出され、次いで回転中の第1搬送ローラ57と
従動押えローラ59の間に喰え込まれて中継ぎ
され、用紙1枚宛搬送・待機部2の基体上面板
65cとスノコ形用紙ガイド板73の間の用紙
搬送隙間通路を通つて基体65の先端部へ向つ
て搬送される。 この搬送途中で給紙ローラ40の回転駆動は
終るが、繰り出された用紙は第1搬送ローラ5
7と押えローラ59の回転駆動で引続き搬送さ
れる。給紙ローラ40は積極駆動が断たれた後
も上記引続き搬送されている用紙の移動力でワ
ンウエイクラツチ41を介して軸39上を空転
動し、用紙の搬送抵抗を軽減する。 f 基体上面板65cとガイド板73間の隙間通
路に入つた用紙は先ず第1の用紙センサS5で
次いで第2の用紙センサS6で搬送移動が検知
される。その後その先端縁が回転中の第2搬送
ローラ68aとそれに接触している本機B側の
給紙ローラ103の自由回転はコロ103a間
に喰え込まれてそのローラ68aとコロ103
a、及び軸67に回転自由の第2搬送ローラ6
8bとそれに僅小な隙間を在して対向する給紙
ローラ側のコロ103aとの間を引掛かかるこ
となくスムーズに通過し、更に少し前進して基
体65の先端縁近傍の基準線0−0(第7・1
4図)に到達した時点で丁度搬送移動が停止す
るタイミングにて第1搬送ローラ57及びそれ
に連動する第2搬送ローラ68aの回転駆動が
停止されることにより搬送が停止される。 第1及び第2搬送ローラ57及び68aの駆
動停止は、第1搬送ローラ57と従動ローラ5
9の回転で用紙搬送間隙通路へ進入した用紙の
先端が第1の用紙センサS5で検知され、次い
で第2の用紙センサS6で検知された時点でそ
の検知信号に基づいて回転中のエンコーダ用歯
切り円盤31と光電素子31a(第13図)に
よるパルス数カウントが開始され、予め設定し
たパルス数がカウントされた時点で第2電磁装
置52へ通電がなされてクラツチ50の歯切り
アウタリング51に爪アーム52aが係合しク
ラツチ50がオフにされることによりなされ
る。 上記のパルス数は、用紙の搬送速度と、第2
の用紙センサS6から基線0−0までの距離
と、第1及び第2搬送ローラ57・68aの回
転駆動が断たれた後の両ローラ57・68aの
慣性回転に基づく用紙移動量とから算定され、
制御回路に予め設定される。その設定パルス数
は爾後必要に応じて補正自由である。 又用紙先端縁が第2の用紙センサS6位置を
通過したことが検知された後に紙なし用ランプ
90は消灯し、表示ランプLEDが点滅点灯か
ら連続点灯となる。 而して基線0−0位置に先端縁が一致した状
態で搬送の停止された上記の用紙はその後本機
B側の給紙ローラ103が本機B側のシーケン
スプログラムにより回転駆動されるまでそのま
ま待機する。この待機用紙の後縁は使用用紙サ
イズが小型のものであるときは給紙ローラ40
と第1搬送ローラ57との間に位置しており、
大型のものであるときは給紙ローラ40から未
だ抜け切つていない。従つて何れの場合上記用
紙待機時は第1及び第2の用紙センサS5・S
6共に待機用紙の存在でオン状態に保持されて
いる。 上記待機用紙がその後予め決定したタイマ時
間(少なくとも本機B側の連続コピー時の再給
紙時間以上、例えば1〜2秒程度)経過するま
での間に本機B側の給紙ローラ103による再
搬送がなされないときはタイマ時間が経過した
時点で節電等ために給紙装置A側の搬送モータ
24への通電が一旦断たれ、更に該モータが停
止した時点(2秒程度)で第2電磁装置52へ
の通電も断たれ、給紙・搬送停止状態で待機す
る。 g 本機B側の給紙ローラ103が本機B側のシ
ーケンスプログラムに基づいて回転駆動される
と待機用紙の先端部が第2搬送ローラ68a・
68bと給紙ローラ103との間に挾まれて給
紙ローラ103の回転力で給紙装置A側から本
機B側へ引き込まれて本機B内へ給紙される。 このとき給紙装置A側の給紙ローラ40、第
1及び第2搬送ローラ57・68aは何れも積
極的な回転駆動はなされないが、上記の各ロー
ラ40・57・68aは何れも各支持軸39・
56・67にワンウエイクラツチ41・58・
68Cを介して装着してあるから本機A側の給
紙ローラ103による待機用紙の搬送移動に伴
なつて何れも空転動し搬送抵抗が軽減される。 h 上記待機用紙の本機B側への引き込み移動に
伴ない用紙の後端縁が第1の用紙センサS5位
置を通過すると該センサS5がオフしその信号
に基づいて、搬送モータ24が停止していると
きは該モータへの通電がなされ、又第2電磁装
置52への通電が断たれているときは該装置5
2への通電がなされる(従つてクラツチ50は
オフに保持)。次いで第1電磁装置36へ一瞬
間電流が流されて1回転クラツチ34がオンし
給紙支軸33の1回転駆動による給紙ローラ4
0の回転駆動がなされる。 この給紙ローラ40の回転駆動により台5上
の積載用紙Pの次位の用紙が1枚宛送り出さ
れ、その先端縁が回転停止中の第1搬送ローラ
57とその従動ローラ59のニツプ部に受止め
られ給紙ローラ40の回転が終了するまでの間
第1搬送ローラ57と給紙ローラ40の間に用
紙の若干のループが形成される。 先行用紙の後端縁が次いで第2の用紙センサ
S6位置を通過すると該センサがオフし、その
信号に基づいて第2電磁装置52への通電が断
たれてクラツチ50がオンすることにより第1
及び第2搬送ローラ57・68aの回転駆動が
開始される。これにより上記次位の用紙が先位
の用紙を追いかけるように基体65の上面板6
5Cとスノコ型用紙ガイド板73との間の用紙
搬送隙間通路内へ導入される。 その用紙の先端縁が第2の用紙センサS6位
置を通過するとそのスイツチS6がオフとな
り、その信号に基づいてエンコーダ31・31
aによるパルスカウントが開始され、所定のパ
ルス数カウント後第2電磁装置52へ通電がな
されてクラツチ50がオフにされることによ
り、該次位の用紙がその先端縁が基線0−0に
一致した状態で搬送停止・待機状態となる。先
行用紙の後端縁は次位の用紙の先端縁が第2の
搬送ローラ68a・68bと本機B側の給紙ロ
ーラ103の自由回転コロ103aの間に進入
する前にすでに両ローラ間から抜け出ている。 尚、本機B側の給紙手段103による先行用
紙の本機B内への引き込み速度が比較的速く、
その先行用紙の後端が第1の用紙センサS5で
検知されてその信号に基づく給紙ローラ40の
回転で繰り出された次位の用紙の先端縁が第1
搬送ローラ57に達した時点では既に先行用紙
の後端が第2の用紙センサS6に到達している
ような場合には次位の用紙はループを作ること
なく引き続いて第1搬送ローラ57の回転駆動
で搬送される。 i 上記待機状態の次位の用紙は本機B側の給紙
ローラ103の再回転駆動により本機B内へ導
入される。 j 而して以後本機B側の給紙ローラ103が回
転駆動される毎に給紙装置A側で上記g・h・
iの待機用紙の本機内への導入、次位の用の用
紙1枚宛搬送・待機のサイクルが自動的に繰返
えされる。 k 台5上の積載用紙Pが例えば20〜30枚程度消
費されると、用紙上面位置レベルが許容範囲の
下限PLへ低下する。そうするとその低下が前
述したようにレベルセンサS1により検知され
て台5の上昇動がなされ、一定時間経過後上昇
動が停止される。このとき用紙上面は上限レベ
ルPHにほぼ到達している。この台5の上昇中
も積載用紙Pの最上位紙を1枚宛繰り出す給紙
機構は待機部2の待機用紙が本機B側の給紙ロ
ーラ103の回転により搬送される毎に働いて
待機部2へ用紙を繰り出す。 以後用紙の順次消費に伴ないレベルが許容下
限PLに低下する毎に台5の上昇動が間欠的に
自動的に実行されて積載用紙Pの上面位置レベ
ルが台5上の用紙が消費しつくされるまで常に
所定の許容範囲レベルPH−PLに維持される。 かくして台5上に積載セツトした例えば2000
枚など多量の用紙Pを画像形成装置本機Bが稼
動されているかぎり連続的に本機Bに対して給
紙することができる。 又給紙装置A内に於ける先行用紙と次位の用
紙は本機B側の給紙手段103による用紙引き
込み速度が倍率変更等により変化しても、又機
種により同速度が種々異なる場合でも、必らず
間隔を存して給紙・搬送されるので次位の用紙
の先端が先行用紙の後端部へ追いつくことに基
づく給紙ミストラブルを生じない。 l 台5上の積載用紙Pの逐時消費、台5の順次
間欠上昇が進行して台5自体の上面位置が用紙
上面位置レベルの下限PLを越えるとその時点
で台5側の突子5Cが台上限位置センサS3に
接してこのセンサがオンし、その信号が制御回
路へ入力される。その後台5上の残存用紙の給
紙が進行して最後の1枚の用紙が台5上から送
り出されるとレバー23の大きな傾き回動α
LLによりセンサS1の光路が開放され、その
信号が制御回路へ入力される。そしてその送り
出された最後の用紙が待機部2に待機し、次い
で本機B側へ導入されることにより第1センサ
S5又は第1及び第2センサS5・S6の何れ
もがオフとなつた時点で紙なしランプ90の点
灯がなされ、又表示ランプLEDが点滅点灯状
態となる。 紙なしランプ90の点灯により本機B側の受
光素子CdSに光が入射し本機B側の紙なし表
示・警告回路が作動して給紙装置A側に用紙が
なくなつたことが表示・警告される。又一般に
本機Bは表示・警告回路の作動と共に、機構作
動が自動的に停止される。 m そこで用紙補充のため給紙装置のドアー85
を開くと前記b項のように台5が自動的に下限
レベルまで下降して停止するので、台5上にあ
らためて多数枚の用紙を積載収納する。そして
ドアー85を閉じることにより前記c項〜h項
のシーケンスが再び実行されて多数枚連続給紙
が可能となる。 (7) 異常時 積載用紙Pの逐次消費に伴なう台5の間欠的逐
次上昇動に於て、台5の上昇動により用紙上面位
置レベルが許容上限PHに達した後も、紙づまり
やその他何等かの異常原因で台5の上昇動が続行
され用紙上面が上り過ぎになるとレバー23の過
回動により第3の上向き突子23cがセンサS2
に接触して用紙上面が上り過ぎであることが検知
される。 その検知信号に基づいてリフタモータ8が逆転
に転じられ台5の下降動がなされる。この下降に
伴ない積載用紙上面位置が下降しその位置が用紙
上面位置レベル範囲の下限レベルPLまで下つた
ことがセンサS1に検知されると、又はセンサS
3により台5の上面が該センサS3の検知レベル
よりも下つたことが検知されると、その信号に基
づいてリフタモータ8が正転に転じられ台5の再
上昇動が一定時間なされる。この台5の下降・再
上昇動作により異常原因が自然に消滅し、レバー
23とセンサS1の働きで積載用紙上面位置が正
常の上限レベル範囲PH〜PL内になつた状態で台
5の上昇動が停止したときは異常が消滅したもの
として制御回路に判断される。1回の台5の自動
下降・再上昇動作だけでは異常原因が自然消滅せ
ず用紙上面上り過ぎセンサS2が作動するときは
上記の台5の下降・再上昇動作が数回繰返し実行
され、予め制御回路に設定した回数までに上記の
回復がないときは制御回路に装置異常として判断
され、給紙装置Aの作動停止がなされると共に、
装置に内蔵させた警告ブザーが作動してオペレー
タに異常を知らせるようになつている。 即ち、用紙のバタ付きによる用紙上面上り過ぎ
センサS2の誤動作、その他台5をある範囲内で
1回ないしは数回下降・再上昇動作させれば自然
に除去されるような原因に基づく用紙上面上り過
ぎ異常の場合は制御回路による台5の上記自動下
降・再上昇動作シーケンス制御により異常が除去
され、警告ブザーが作動することなく自動的に正
常な給紙動作が続行される。 又台5の昇降動に関し台5の上昇動又は下降動
が開始されてから制御回路に予め設定したあるタ
イマ時間経過した後も用紙上面レベルセンサS1
又は台上昇上限レベルセンサS3、或は台下降下
限レベルセンサS4が作動しないときは制御回路
のリフタモータ異常チエツクサブルーチンに装置
異常と判断され、この場合も給紙装置Aの作動停
止がなされると共に、警告ブザーが作動する。 (8) 摩擦クラツチ機構(第7・17図) 第2搬送ローラ軸67とこれを駆動するタイミ
ングプーリ69との間に介入させた前述の摩擦ク
ラツチ機構69a〜69dは次のようなトラブル
を除去するために介入させてある。 即ち本機B側の給紙ローラ103に紙づまり
(ジヤム)発生時や誤操作等により第2搬送ロー
ラ68aに対して間に用紙の存在なしに直接に接
触して回転を停止した状態になることがある。そ
してこの場合は第2搬送ローラ軸68aは給紙ロ
ーラ103との接触により給紙ローラ103の自
由回転コロ103aと接触している場合よりも更
にばね板67bに抗して下方に押し下げられてい
てばね板67bの反力で給紙ローラ103下面に
かなり強い押圧力で接触した状態にある。このよ
うな状態時に於て第2搬送ローラ68aが給紙ロ
ーラ103に対する強い押圧力に抗して強制回転
駆動する構成であつた場合、給紙ローラ103の
ゴム周面が削り落されてしまう。本例装置では第
2搬送ローラ軸67は前述のような摩擦クラツチ
機構69a〜69dを介して回転駆動させたか
ら、上記のような状況下では第2搬送ローラ68
aの回転負荷が大であることによりプーリ68が
スリツプ回転を生じてローラ68aの強制回転が
なされず、従つて給紙ローラ103の削りトラブ
ルを生じない。摩擦クラツチ機構の摩擦クラツチ
力はばね69dの突張り力を選定或は調節するこ
とにより任意に設定できる。 (9) 負荷機構(第7・18・19図) 前述した使用用紙サイズ指示ダイヤル75の切
換え回動操作に連動して第1搬送ローラ軸56に
回転負荷をかける、或は負荷を解除する機構78
a〜78kについて詳述する。 第1及び第2の用紙搬送ローラ57・68aの
回転駆動による用紙搬送過程に於ける用紙搬送負
荷に関し、小サイズ用紙(B5・B4(横搬送))の
搬送の場合と、大サイズ用紙(B4(縦送り))の
搬送の場合とでは負荷状態が異なる。 即ち給紙ローラ40は軸39にワンウエイクラ
ツチ41を介して装着し、該給紙ローラの回転駆
動停止後は未だ該ローラの下を抜け出ていない用
紙部分の第1及び第2搬送ローラ57・68aに
よる用紙移動に伴なわせて軸39上を空転動させ
ることにより用紙の搬送抵抗を極力小さいものに
してはあるが零ではなく、給紙ローラ40の用紙
押圧力や空転抵抗が搬送負荷として用紙に作用す
る。 ところで、小サイズ用紙の搬送の場合は第1搬
送ローラ57で搬送された用紙はその搬送途中で
後端縁が給紙ローラ40の下から抜け出て、その
時点からは給紙ローラ40による上記の搬送負荷
のない状態で少し搬送が続行され、その後第1及
び第2搬送ローラ57・68aの駆動がエンコー
ダ31・31aによる所定数のパルスカウントア
ツプに伴なうクラツチ50−オフで停止するに伴
ない搬送停止に至る。 ところが大サイズ用紙の場合は後端縁が給紙ロ
ーラ40の下から抜け出ないまま、即ち給紙ロー
ラ40による搬送負荷を受け続けたまま搬送停止
に至る。 つまり小サイズ用紙の場合は搬送停止時に於け
る搬送負荷が軽く、大サイズの場合は重い。その
ため、エンコーダ31・31aの回路に設定する
所定のパルスカウント数を例えば小サイズ用紙の
搬送を基準にしてその用紙の先端縁が基線0−0
に一致して停止する関係の数に設定したとする
と、大サイズ用紙を搬送したときは上記の重い搬
送負荷の作用でその用紙の先端縁が基線0−0に
達する前に用紙が停止してしまう結果となる。逆
に大サイズ用紙の搬送を基準にして設定したとす
ると、小サイズ用紙を搬送したときは搬送停止時
の搬送負荷が軽いからその用紙の先端縁が基線0
−0を少しオーバーランした状態となつて用紙の
停止がなされる。 そして基線0−0に対して先端縁が到達しない
まま用紙が停止し、それが本機B側の給紙ローラ
103により本機B内に給紙されると、本機Bの
画像形成プロセスの進行に対して多少とも給紙遅
れを生じることになる。逆に基線0−0に対して
先端縁がオーバーランして用紙の停止がなされる
と、それが本機B内へ導入されたとき本機B側の
タイミングローラの手前で過剰な用紙ループが形
成されジヤムトラブルを起す原因ともなる。 負荷機構はこのような不都合を解消するもので
ある。第7・18・19図に於て78aは用紙サ
イズ指示ダイヤル75の軸75aに固着したカ
ム、78bは基体65の上面板裏面側にピン78
cと長孔78dとにより前後方向スライド移動自
由に配設した進退杆である。この進退杆78bは
引きばね78eにより常時前方へ移動付勢され先
端面が常に上記カム78aの面に押圧当接してい
る。ダイヤル75の回動操作に伴ないカム78a
の大径部が進退杆78bの先端面に対応すると進
退杆78bがばね78eに抗して後退動する。小
径部が対応すると前進動する。本例ではダイヤル
75のB4版目盛(大サイズ用紙)を指標77
(第16図)に合せると進退杆78bが前進位置
に保たれ、A4版又はB5版目盛(小サイズ用紙)
を合せると進退杆78bが後退位置に保たれる関
係にしてある。 78fは第1の搬送ローラ軸56に固着した左
端側に鍔座78gを有するコイルばね巻付け胴、
78hはその右側位置に軸56に遊嵌支持させ
た、右端側に鍔座78iを有するコイルばね巻付
け胴、78jは上記2つのばね巻付け胴78f・
78hの両者にわたつて適当な締付け力で巻付け
たコイルばね、78kは右側のばね巻付け胴78
hの鍔座78iの外面に形成した係止爪である。 進退杆78bが前進位置に保持されているとき
はその杆の後端部が上記の係止爪78kと干渉し
ない位置に逃げていて、こときは第1の搬送ロー
ラ軸56の回転駆動に伴ない上記の左右のコイル
ばね巻付け胴78f・78h、コイルばね78j
の全体が軸56と一体に回転状態となる。進退杆
78bが後退位置に保持されているときはその杆
の後端部が上記の係止爪78kと干渉する位置と
なり、このときは第1の搬送ローラ軸56が回転
駆動されると右側のばね巻胴78hは進退杆78
bの後端部と係止爪78kとの係合により回転が
阻止され、そのため軸56はその胴78hとコイ
ルばね78jとの間に摩擦スリツプを生じさせな
がら回転する。即ちその摩擦スリツプ力が軸56
に対して回転負荷として作用する。 今エンコーダ31・31aの回路に設定する所
定のパルスカウント数を大サイズ用紙の搬送を基
準にしてその用紙の先端縁が基線0−0に一致し
て停止する関係の数に設定してあるものであると
すると、ダイヤル75を大サイズ用紙であるB4
版に合せたときは進退杆78bの後端部は右側の
ばね巻付け胴78hから逃げていて第1の搬送ロ
ーラ軸56には上記の回転負荷が掛らない。従つ
て用紙はその先端縁が基線0−0に一致して停止
する。 一方ダイヤル75を小サイズ用紙であるA4版
又はB5版に合せたときは進退杆78bの後端部
で右側のばね巻付け胴78hが掛止されるから軸
56に上記の回転負荷が作用する。その結果その
回転負荷が大サイズ用紙の場合に給紙ローラ40
で作用する搬送停止時の搬送負荷と同様に小サイ
ズ用紙搬送停止時の搬送負荷として作用して小サ
イズ用紙のオーバランニングを押え、該小サイズ
用紙についもその先端縁が基線0−0に略一致し
て停止する。 以上説明したように第1の搬送ローラ軸56に
小サイズ紙の時は負荷をかけ、大サイズ紙の場合
にはその負荷をかけないようにする事によりサイ
ズにかかわらず紙の停止位置0−0をほぼ同じく
する事が出来る。 負荷はコイルばねの巻締め力を適当に調節する
ことにより任意に設定できる。 電気的な手段として、エンコーダ回路にパルス
カウント数を大サイズ用紙搬送用と小サイズ搬送
用の2つ設定し、ダイヤル75のサイズ指示操作
に伴なうカム78aの回動でスイツチk(第20
図)をオン・オフさせて上記の設定パルスカウン
ト数を切換えるようにしてもよい。 (10) その他 前述(2)項の昇降動型用紙収納台機構に於て、ス
プロケツト17(第4・7図)はワンウエイクラ
ツチ16を介して軸12に装着したから、サービ
スマン等による給紙装置Aの点検・修理等の際、
ジヨイントスイツチS7を人為的にオンとなし、
又ドアー85を開くことによりドアースイツチS
8がオフとなつて台5が下降動したとき不用意に
その下降中の台5とシヤシー底板3a間に手やそ
の他の物を挾んで台5が強制停止されてもスプロ
ケツト17はワンウエイクラツチ16の存在によ
りモータ8の逆転駆動力で軸12上を空転して台
5の強制下降がなされず、これにより挾んだ手や
物の防護がなされると共に、モータ8に過負荷が
作用することが防止される。 大容量用紙収納部1から前方へ突出している搬
送部2は給紙装置Aの不使用時は軸56を中心に
略垂下状態に大きく回動して収納部前面板にたた
み込んだ状態にできるようにすれば全体にコンパ
クト化して保管に便利となる。 (11) 本発明の要点 以上要するに本発明は、 カツトシート用紙を積載する用紙収納部1と、 画像形成装置の給紙部に装填可能な用紙1枚宛
搬送待機部2と、 上記用紙収納部1に積載されたカツトシート用
紙を1枚ずつ上記用紙1枚宛搬送待機部2に繰り
出す給紙手段40と、 用紙サイズが搬送手段57・59により用紙を
上記用紙1枚宛搬送待機部2の所定位置へ搬送す
る間にカツトシート用紙の後端が上記給紙手段4
0から抜け出る小サイズであるか抜け出ない大サ
イズであるかを区別する手段74・75と、 小サイズ用紙給送時、上記搬送手段57・59
のカツトシート用紙に対する負荷を印加する負荷
印加手段78a〜8kとを有することを特徴とす
る給紙装置 を要旨とする。 即ち、本発明の給紙装置は多数枚デツキ機構を
内蔵していない一般の各種の用紙カセツト装填式
画像形成装置本機に対して本機側のカセツト装填
口に給紙装置側の用紙1枚宛搬送待機部をカセツ
トを装填すると同様に嵌入して組合せ使用するこ
とにより、給紙装置側に大容量用紙収納部が存在
するから本機側に於て例えば1000枚・2000枚の多
数枚連続コピー等を最後まで中断なしに実行させ
ることが可能となる。 又、用紙搬送機構に対する負荷機構の作用で、
使用用紙が大サイズ・小サイズ何れの場合も常に
その先端を用紙1枚宛搬送待機部の所定位置(基
線0−0)に略一致させた状態で搬送・待機させ
ることができ、用紙待機位置が用紙サイズの違い
で異なることに基づく給紙トラブルが除かれるも
ので、多数枚の連続コピー等を中断なしに実行す
ることを可能とする汎用ユニツト型の高信頼性の
大容量給紙装置として有効適切である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明給紙装置の一実施例を示すもの
で、第1図は画像形成装置本機に接続した状態の
一部切欠き側面図、第2図は台座の分解斜面図、
第3図はコロを嵌入させたレールの断面図、第4
図は右側化粧板を外した状態の右側面図、第5図
は左側化粧板を外した状態の左側面図、第6図は
縦断右側面図、第7図は横断平面図、第8図は第
7図8−8線に沿う縦断正面図、第9図は同9−
9線に沿う同上図、第10図はリフタモータ部分
の拡大平面図、第11図は用紙検知用揺動レバー
部分の拡大平面図、第12図は同側面図、第13
図は用紙給紙・搬送機構部のギヤー列の拡大側面
図、第14図は用紙搬送・待機部の平面図、第1
5図は接続前の用紙搬送・待機部の状態を示す側
面図、第16図は用紙サイズ指定ダイヤル部分の
拡大側面図、第17図は摩擦クラツチ機構部分の
拡大平面図、第18図は負荷機構部分の斜面図、
第19図はその機構の摩擦胴部分の拡大縦断平面
図、第20図は主制御回路のブロツク図、第21
図はリフタモータの制御回路、第22図は装置作
動の全体的なフローチヤート、第23図は昇降動
型用紙収納台機構の作動フローチヤート、第24
図は用紙給紙・搬送・待機機構の作動フローチヤ
ート、第25図はリフタモータの駆動タイミング
チヤート。 Aは給紙装置、1は大容量用紙収納部、2は搬
送部、Bは画像形成装置本機、Cは本機のペデイ
スタル、Dは給紙装置台座。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カツトシート用紙を積載する用紙収納部1
    と、 画像形成装置の給紙部に装填可能な用紙1枚宛
    搬送待機部2と、 上記用紙収納部1に積載されたカツトシート用
    紙を1枚ずつ上記用紙1枚宛搬送待機部2に繰り
    出す給紙手段40と、 用紙サイズが搬送手段57,59により用紙を
    上記用紙1枚宛搬送待機部2の所定位置へ搬送す
    る間にカツトシート用紙の後端が上記給紙手段4
    0から抜け出る小サイズであるか抜け出ない大サ
    イズであるかを区別する手段74,75と、 小サイズ用紙給送時、上記搬送手段57,59
    のカツトシート用紙に対する負荷を印加する負荷
    印加手段78a〜78kと、 を有することを特徴とする給紙装置。 2 負荷印加手段は、搬送手段57,59に装着
    されている弾性部材78jと、カツトシート用紙
    が小サイズの時には上記弾性部材78jに作用し
    て動作を阻止する進退杆78bとを具備してい
    て、カツトシート用紙が小サイズの時には上記弾
    性部材78jの弾性力によつて上記搬送手段5
    7,59に制動力を作用させるようにした事を特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の給紙
    装置。 3 用紙1枚宛搬送待機部2に配設されていて使
    用カツトシートサイズに対応して切換え操作自由
    であり、上記用紙1枚宛搬送待機部2を給紙部に
    装填したとき画像形成装置側のカツトシート検出
    手段104に作用するカツトシートサイズ指示手
    段74を備え、 負荷手段は上記カツトシートサイズ指示手段7
    4の切換えに連動して切換えられる事を特徴とす
    る前記特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    給紙装置。
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